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JP2006197910A - 竹炭入りペットフード - Google Patents

竹炭入りペットフード Download PDF

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JP2006197910A
JP2006197910A JP2005038344A JP2005038344A JP2006197910A JP 2006197910 A JP2006197910 A JP 2006197910A JP 2005038344 A JP2005038344 A JP 2005038344A JP 2005038344 A JP2005038344 A JP 2005038344A JP 2006197910 A JP2006197910 A JP 2006197910A
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JP
Japan
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odor
bamboo charcoal
pet food
pet
evaluation
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JP2005038344A
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English (en)
Inventor
Akira Shimizu
明 清水
Kazuko Shimizu
和子 清水
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Individual
Original Assignee
Individual
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Abstract

【課題】ペットの糞尿臭、口腔臭、手足の肉玉臭および体臭を低減または削減することができる竹炭入りペットフードを提供する。
【解決手段】本発明の竹炭入りペットフードは、ペットフードに粉末状の竹炭を0.01〜10重量%含有する。
【選択図】 なし

Description

発明の詳細な説明
本発明は、ペットの糞尿臭、口腔臭、手足の肉玉臭および体臭を低減または消滅することができる竹炭入りペットフードに関するものである。
従来、消臭作用のある食物に関する特許出願として、無機系抗菌剤が混練されているペットフード(特許文献1 参照)や竹炭を熱溶解性菓子に加工し口臭などを消すために開発された食用菓子(特許文献2 参照)などがあった。
特開2001−112420号公報 特開2004−267138号公報
発明が解決しようとする課題
近年、猫や犬等のペットの糞尿臭、口腔臭、手足の肉玉臭および体臭は、家庭内の環境に影響を与えるばかりでなく、猫や犬等が外出先で排泄した糞尿による悪臭で近隣の家庭に不快感を与えるなど居住環境に大きな影響を与えている。
ペットの糞尿臭、口腔臭、手足の肉玉臭および体臭は、糞尿臭が強いときは、腸内に存在する悪玉菌が多く、胃腸の状態が良くないと推測することができ、口腔臭が強いときは、口腔内に存在する細菌が多く、口腔の状態が良くないと推測することができる。また、猫や犬等ペットの手足の肉玉臭や体臭は主として、ペットの皮脂線から出る皮脂に付着した老廃物が原因と考えられている。これらは、ペットの健康状態が良好でない場合やペットフードに含まれている肉類や魚類などの臭いがペットの体内に蓄積して、皮脂腺から出る皮脂と一緒に分泌され体臭が強くなると推測される。
また、ペットフードに、無機糸抗菌剤が混練されているものなどが考えられているが、これらのペットフードは抗菌剤や混入物のにおいがペットの嗜好に合わないなどの欠点があった。
本発明は以上のような、ペットの糞尿臭、口腔臭、手足の肉玉臭および体臭を低減または削減するために発明された竹炭入りペットフードに関するものである。
課題を解決するための手段
本発明は、ペットフードの原料に粉末状の竹炭を0.1〜10重量%含有させた竹炭入りペットフードを提供するものである。これをペットが食する事によりペットの糞尿臭、口腔臭、手足の肉玉臭および体臭が低減または削減され上記課題を解決することができる。
また、本発明で使用する竹炭は無臭であるため粉末状の竹炭をペットフードに含有させてもペットフードの嗜好性は変わらない利点がある。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明の実施の形態の竹炭入りペットフードは、ペットフードの原料に粉末状の竹炭を0.1〜10重量%含有し提供するものである。
また、本発明の実施の形態の竹炭入りペットフードは、猫、犬、ウサギ、フェレット、モルモット、リス等、家庭で飼育可能な小動物向けの食餌で特に猫および犬用の餌に適している。猫および犬は、肉または魚を主食とするため、胃腸および口腔内に悪臭ガスを発生しやすく、糞尿臭や口腔臭などが他のペットと比較して強いため、本発明の実施の形態の竹炭入りペットフードを食することにより猫や犬の糞尿臭、口腔臭、手足の肉玉臭および体臭が低減または削減する効果が高い。また、家畜についても粉末状もしくは細かくした竹炭を餌に含有することで家畜の体臭を低減することができる。
さらに、本発明の実施の形態の竹炭入りペットフードは、前記粉末状の竹炭のほかに、飼料構成成分として、畜肉、魚介類、野菜類、穀物、豆類、小麦粉、澱粉、油脂類、食物繊維、乳製品、油粕、魚粉、ビタミン類(例えば、ビタミンA,B群,D,E,K)、ミネラル類(例えば、炭酸カルシウム,リン酸カルシウム,炭酸亜鉛,硫酸銅,硫酸鉄,硫酸マンガン)等を配合して製造される。これらの飼料構成成分は、所要の粗タンパク質、粗脂肪、粗繊維、粗配分、水分、ビタミン、ミネラル等の各成分量を調整したものである。
また、ペットフードは一般に、その水分量により、ウエットタイプ、ソフトドライタイプ、セミモイストタイプ、およびドライタイプに分類され、用途により総合栄養食、間食およびその他目的食に分類されるが、本実施の形態のペットフードは、種類、用途、形状等により限定されるものではない。
本発明の実施の形態の竹炭入りペットフードに含まれる粉末状の竹炭が、腸内で発生する悪臭ガスを吸収し排出することができるため、糞尿臭を低減または削減することができる。
また、本発明の実施の形態の竹炭入りペットフードに含まれる粉末状の竹炭が、口腔内で発生する悪臭を吸収するため、口腔臭を低減または削減することができる。
さらに、本発明の実施の形態の竹炭入りペットフードに含まれる粉末状の竹炭が体内を浄化するため、ペットの健康状態を良好にし、体臭を低減する。
また、ペットフードに含まれている肉類や魚類などの臭いがペットの体内に蓄積して、皮脂腺から出る皮脂と一緒に分泌された悪臭が低減されるため、猫や犬等の手足の肉玉臭を低減することができる。
以下、実施例を示し、本発明をより具体的に説明する。
実施例において竹炭入りペットフードの評価には、猫3匹を用い、糞尿臭、口腔内臭、手足の肉玉臭および体臭を、パネラー3名(パネラー1〜3)の官能による評価を実施した。
(基準ペットフード)
各々の猫の臭いの基準を作るため、トウモロコシ40%、魚粉30%、小麦粉20%、大豆5%、ビタミン・ミネラル類5%からなる配合試料を十分混合した後、固形状ペットフードを調製し、これを各々の猫に7日間連続同量で与え、7日目の午後3時以降に糞尿のサンプリング後、各々10gずつ密閉容器に入れて直ちに冷凍保管した(糞尿臭の基準サンプル)。
また、糞尿臭、口腔内臭気の評価を行い、手足の肉玉臭および体臭については、官能評価開始前に香料の少ないペット用シャンプーで各々のネコを洗浄し、それ以前に付着していた体臭を取り除いた状態にし、以下の評価1により評価した。(基準ペットフードでの評価)
(竹炭入りペットフード)
同様に、前記のペットフードに含まれるトウモロコシ40%のうち5%を粉末状の竹炭に置換した配合試料を、実施例の竹炭入りペットフードとして調製した。トウモロコシ35%および粉末状の竹炭5%を除く成分の配合比は、基準ペットフードと同様である。また、粉末状の竹炭は配合飼料を十分混合した後、最後に加えさらに十分混合した後、固形竹炭入りペットフードを調整し、これを各々の猫に7日間連続同量で与え、7日目の午後3時以降に糞尿のサンプリング後、各々10gずつ密閉容器に入れて直ちに冷凍保管した(糞尿臭の評価サンプル)。
また、糞尿臭、口腔内臭気の評価を行い、手足の肉玉臭および体臭については、官能評価開始前に香料の少ないペット用シャンプーで各々の猫を洗浄し、それ以前に付着していた体臭を取り除いた状態にし、以下の評価1により評価した。(竹炭入りペットフードでの評価)
評価サンプルの冷凍保管の日から3日間保管したところで、糞尿臭の基準サンプルと糞尿臭の評価サンプルを同時に解凍し、以下の評価2により比較評価した。
(評価1)
口腔内臭気、手足の肉玉臭および体臭の官能評価試験については、官能評価開始前に香料の少ないペット用シャンプーで各々の猫を洗浄し、1時間放置し乾かした後それ以前に付着していた体臭を取り除いた状態で評価した。
評価は、臭気がまったくない場合を「1」、臭気がわずかにあるが気にならない場合を「2」、臭気があるが気にならない場合を「3」、臭気があるのでどちらとも言えない場合を「4」、臭気が気なるくらいある場合を「5]、臭気がやや強い場合を「6」、臭気が強い場合を「7」、臭気がかなり強い場合を「8」とする8段階評価とした。
(評価2)
糞尿臭の官能評価試験における評価は、基準サンプル用ペットフードを給与した場合に感じられた臭気強度を基準として評価サンプルの、臭気がまったくなくなった場合を「1」、臭気がかなり弱くなった場合を「2」、臭気が弱くなった場合を「3」、臭気がやや弱くなった場合を「4」、臭気が変わらない場合を「5」、臭気がやや強くなった場合を「6」、臭気が強くなった場合を「7」、臭気がかなり強くなった場合を「8」とする8段階評価とした。
発明の効果
実施例において、各々のペットフード給餌後の官能評価試験結果を表1に示す。
表1に示す官能評価試験の結果では、竹炭を含まない基準ペットフードを給餌した場合と竹炭入りペットフードを給餌した後の臭いを比較すると、実施例の竹炭入りペットフードを給餌した結果の方が糞尿臭、口腔臭、手足の肉玉臭および体臭がいずれも減少し改善された。また、実施例の竹炭入りペットフードを給餌した場合、各々の猫の排泄物中の悪臭物質が大幅に低減されることが認められた。
また、竹炭入りペットフードへの食いつきを観察したところ、実施例の竹炭入りペットフードへの食いつきは、基準ペットフードとほぼ同じであった。これにより、実施例の竹炭入りペットフードは無臭であるため各々の猫の嗜好性を維持することができると認められた。
Figure 2006197910

Claims (1)

  1. ペットフードに粉末状の竹炭を0.1〜10重量%含有した竹炭入りペットフード。
JP2005038344A 2005-01-18 2005-01-18 竹炭入りペットフード Pending JP2006197910A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4444365B1 (ja) * 2009-07-01 2010-03-31 英生 住野 犬用のダイエット食品の製造方法
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