JP2006197452A - 無線通信端末装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】無線通信技術を利用し音声信号の送受信を行ない、携帯端末に対しマスターモードおよびスレーブモードのいずれかの動作モードを切換えることができ、複数のスレーブとなりうる機器と無線通信を行なうことができる無線通信端末装置およびその制御方法を提供する。
【解決手段】無線通信技術を利用し音声信号の送受信を行ない、携帯端末4に対しマスターモードおよびスレーブモードのいずれかの動作モードで無線通信を行なう親機2と子機3からなる無線通信端末装置1であって、子機3および携帯端末4と双方向の音声通信を行なう無線通信部6と、携帯端末4のマスター/スレーブ切換え機能の有無に応じてマスターモードとスレーブモードのいずれかの動作モードを切換えるマスター/スレーブ切換え部14と、子機3や携帯端末4の登録情報を記憶する登録情報記憶部11とを有すことで、複数のスレーブとなる無線通信端末と無線通信をすることができる。
【選択図】図1
【解決手段】無線通信技術を利用し音声信号の送受信を行ない、携帯端末4に対しマスターモードおよびスレーブモードのいずれかの動作モードで無線通信を行なう親機2と子機3からなる無線通信端末装置1であって、子機3および携帯端末4と双方向の音声通信を行なう無線通信部6と、携帯端末4のマスター/スレーブ切換え機能の有無に応じてマスターモードとスレーブモードのいずれかの動作モードを切換えるマスター/スレーブ切換え部14と、子機3や携帯端末4の登録情報を記憶する登録情報記憶部11とを有すことで、複数のスレーブとなる無線通信端末と無線通信をすることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、無線通信技術を利用し音声信号の送受信を行なうと共に、携帯端末に対しマスターモードおよびスレーブモードのいずれかの動作モードを切換えを行なうことができ、複数のスレーブとなりうる機器と無線通信を行なうことができる無線通信端末装置およびその制御方法に関するものである。
従来、ブルートゥースの通信規格に準拠した無線通信端末装置は、所定のキー操作によってマスターモードとスレーブモードの切換えを行ない通信を行なうことができるものであった。
図5は従来の無線通信端末装置のブロック図である。
図5で、携帯電話機51において、CPU57(制御手段)には、電話通信に係る通信処理を行なう電話通信部58と、マイクロホン52が入力した送話音声およびスピーカ53が出力する受話音声の音声処理(符号化処理、復号化処理など)を行なう音声処理部56と、通話を開始するための「通話開始」キーと通話を終了するための「通話終了」キーと電話番号を入力するための「0」〜「9」の「数字」キーなどの多数のキーを配設しているキーパッド54(操作手段)と、発信者電話番号などを表示するディスプレイ55(報知手段)およびメモリダイヤル情報などを記憶するメモリ60を接続している。
また、CPU57には後述するハンズフリー装置61との間のブルートゥースの通信規格に準拠した通信に係る通信処理を行なうブルートゥース通信部59(通信手段)をも接続している。
なお、携帯電話機51は、例えばリチウム電池などの二次電池(図示せず)から供給される電力を駆動電力とする。
ハンズフリー装置61は、自動車の車室内に搭載されるもので、ハンズフリー装置61において、CPU63(制御手段)には、マイクロホン65が入力した送話音声およびスピーカ66が出力する受話音声の音声処理(符号化処理、復号化処理など)を行なう音声処理部64と、通話を開始するための「通話開始」キーと通話を終了するための「通話終了」キーと通話を保留するための「保留」キーなどのキーを配設してなる操作スイッチ67を接続している。
また、CPU63には、上記した携帯電話機51との間のブルートゥースの通信規格に準拠した通信に係る通信処理を行なうブルートゥース通信部62(通信手段)をも接続している。
なお、ハンズフリー装置61は、自動車に搭載されているバッテリー(図示せず)から供給される電力を駆動電力とする(例えば特許文献1参照)。
次に動作について説明すると、ブルートゥースの通信規格に準拠した通信では、マスターおよびスレーブという概念が存在するという事情から、携帯電話機51におけるブルートゥース通信部59およびハンズフリー装置61におけるブルートゥース通信部62は、他の通信機器に対してマスター機器として作用するマスターモードおよび他の通信機器に対してスレーブ機器として作用するスレーブモードのうちのいずれかの通信モードを動作モードとして他の通信機器との間で通信を行なうことが可能であり、その場合、他のブルートゥース通信部に接続(通信回線の確立)を試みれば、マスターモードを動作モードとして通信を行ない、一方、他のブルートゥース通信部から接続を試みられれば、スレーブモードを動作モードとして通信を行なう。
したがって、このような場合であれば、通常の使用形態を想定すると、ユーザは、携帯電話機51を車室内に持込み、キーパッド54の所定のキー操作をすることによって、ハンズフリー装置61との間の接続を試みることから、ハンズフリー装置61に接続を試みた携帯電話機51がマスター機器として作用し、一方、携帯電話機51から接続を試みられたハンズフリー装置61がスレーブ機器として作用することになる。
そして、携帯電話機51において、CPU57は切換え指令をブルートゥース通信部59に出力することによって、ブルートゥース通信部59の動作モードを切換えることが可能であり、つまりマスターモードを動作モードとしている状況では、切換え指令をブルートゥース通信部59に出力することによって、動作モードをマスターモードからスレーブモードに切換えることが可能であり、一方スレーブモードを動作モードとしている状況では、切換え指令をブルートゥース通信部59に出力することによって、動作モードをスレーブモードからマスターモードに切換えることが可能である。
また、これと同様にして、ハンズフリー装置61において、CPU63は切換え指令をブルートゥース通信部62に出力することによってブルートゥース通信部62の動作モードを切換えることが可能であり、つまりマスターモードを動作モードとしている状況では、切換え指令をブルートゥース通信部62出力することによって、動作モードをマスターモードからスレーブモードに切換えることが可能であり、一方、スレーブモードを動作モードとしている状況では、切換え指令をブルートゥース通信部62に出力することによって、動作モードをスレーブモードからマスターモードに切換えることが可能である。
以上は、携帯電話機51で所定のキーを操作することを条件として、動作モードの切換えを行なうように構成したものであるが、ハンズフリー装置61で所定のキーを操作することを条件として動作モードの切換えを行なうように構成することも可能であり、また例えば計時機能を利用することによって、所定時刻や所定時間を計時したことを条件として動作モードの切換えを自動的に行なうように構成することも可能である。
特開2002−101166号公報
しかしながら、上記従来の無線通信端末装置では、無線通信端末装置のユーザーの所定のキー操作によってマスターモードとスレーブモードの切換えが行なわれ、また計時機能の利用で自動的に切換えも可能であるが、ユーザーのキー操作が必要であるという面倒さや、自動的な切換えであっても所定時刻や所定時間の計時をした条件でしか切換えができず所定時刻や所定時間を計時するまでは切換えができないという問題点を有していた。
本発明は上記問題点を解決するものであり、無線通信端末装置にマスター/スレーブ切換え部を搭載したことにより、携帯端末のマスター/スレーブ切換え機能の有無に関わらず自動的にマスター/スレーブ切換えが可能であり、親機が子機や携帯端末に対しマスターモードで動作可能となり複数のスレーブとなる無線通信端末と無線通信をすることができる無線通信端末装置およびその制御方法を提供することを目的とするものである。
本発明は上記目的を達成するために、無線通信技術を利用し音声信号の送受信を行なうと共に、携帯端末に対しマスターモードおよびスレーブモードのいずれかの動作モードで無線通信を行なう親機と子機からなる無線通信端末装置であって、マスター/スレーブ切換え部を搭載し携帯端末のマスター/スレーブ切換え機能の有無に関わらず自動的にマスター/スレーブ切換が行えることを提供する構成を備えている。
この構成により、親機が子機や携帯端末に対しマスターモードで動作可能となり複数のスレーブとなる無線通信端末と無線通信をすることができるという作用を達成することができる。
以上のように本発明によれば、無線通信技術を利用し音声信号の送受信を行なうと共に、携帯端末に対しマスターモードおよびスレーブモードのいずれかの動作モードで無線通信を行なう親機と子機からなる無線通信端末装置であって、子機および携帯端末と双方向の音声通信を行なう無線通信部と、携帯端末のマスター/スレーブ切換え機能の有無に応じて携帯端末との無線通信においてマスターモードとスレーブモードのいずれかの動作モードを切換えるマスター/スレーブ切換え部と、子機や携帯端末の登録情報を記憶する登録情報記憶部とを親機に備えた構成にしたことにより、携帯端末のマスター/スレーブ切換え機能の有無に関わらず自動的にマスター/スレーブ切換えが可能であり、親機が子機や携帯端末に対しマスターモードで動作可能となり複数のスレーブとなる無線通信端末と無線通信をすることができるという効果が得られる。
本発明の無線通信端末装置は、無線通信技術を利用し音声信号の送受信を行なうと共に、携帯端末に対しマスターモードおよびスレーブモードのいずれかの動作モードで無線通信を行なう親機と子機からなる無線通信端末装置であって、子機および携帯端末と双方向の音声通信を行なう無線通信部と、携帯端末のマスター/スレーブ切換え機能の有無に応じて携帯端末との無線通信においてマスターモードとスレーブモードのいずれかの動作モードを切換えるマスター/スレーブ切換え部と、子機や携帯端末の登録情報を記憶する登録情報記憶部とを親機に備えた構成を有する。
これにより、携帯端末のマスター/スレーブ切換え機能の有無に関わらず自動的にマスター/スレーブ切換えが可能であり、親機が子機や携帯端末に対しマスターモードで動作可能となり複数のスレーブとなる無線通信端末と無線通信をすることができるという効果が得られる。
また、前記無線通信端末装置の子機を複数備えた構成を有する。
これにより、親機が複数の子機や携帯端末に対しマスターモードで動作可能となり複数のスレーブとなる無線通信端末と無線通信をすることができるという効果が得られる。
本発明の無線通信端末装置制御方法は、無線通信技術を利用し音声信号の送受信を行なうと共に、携帯端末に対しマスターモードおよびスレーブモードのいずれかの動作モードで無線通信を行なう親機と子機からなる無線通信端末装置において、子機および携帯端末と双方向の音声通信を行なう無線通信ステップと、携帯端末のマスター/スレーブ切換え機能の有無に応じて携帯端末との無線通信においてマスターモードとスレーブモードのいずれかの動作モードを切換えるマスター/スレーブ切換えステップと、子機や携帯端末の登録情報を記憶する登録情報記憶ステップとを親機で行なう方法である。
これにより、携帯端末のマスター/スレーブ切換え機能の有無に関わらず自動的にマスター/スレーブ切換えが可能であり、親機が子機や携帯端末に対しマスターモードで動作可能となり複数のスレーブとなる無線通信端末と無線通信をすることができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施例における無線通信端末装置およびその制御方法について、図面を参照しながら説明する。
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の無線通信端末装置のブロック図である。
図1は本発明の実施例1の無線通信端末装置のブロック図である。
図1において、本発明の無線通信端末装置1は、回線31に接続された親機2と、この親機2に登録され双方向に音声通信可能な子機3とで構成され、携帯端末4とも双方向に音声通信可能な構成である。
親機2は、子機3および携帯端末4と双方向に音声通信を行なう無線通信部6と、回線31を通じて外部と通話(外線通話)を行なう通話回路部13と、スピーカーホン通話をするためスピーカー/マイク15を含むスピーカーホン通話部12と、外部と通話するためのダイヤル等の操作をするための操作部8と、LCD等で構成されダイヤルした電話番号や相手の名前や同じく着信時の相手電話番号や名前を表示したりする表示部9と、予め電話番号や名前等を登録する電子電話帳10と、子機3や携帯端末4が親機2に登録されたときの情報を保存しておく登録情報記憶部11と、携帯端末4との無線通信においてマスターモードとスレーブモードのいずれかの動作モードを切換えるマスター/スレーブ切換え部14と、このマスター/スレーブ切換え部14は親機2が携帯端末4に無線通信の接続要求をする接続部16と、携帯端末4が親機2に登録されている場合は無条件に接続要求を携帯端末4に許可応答し、登録されていない場合は携帯端末4からの接続要求がマスター/スレーブ切換え要求の有無により許可応答する接続応答部17と、携帯端末4に対してマスター/スレーブの切換え指示を制御するマスター/スレーブ切換え制御部18とを持ち、CPUやRAMやROM等で構成され親機2の全体制御をする制御部5と、通話するための受話器7により構成される。
子機3は、親機2と双方向に音声通信を行なう無線通信部19と、親機2との内線通話や親機2を介して外部と通話するための通話部23と、通話するためのダイヤル等の操作をするための操作部20と、LCD等で構成されダイヤルした電話番号や相手の名前や同じく着信時の相手電話番号や名前を表示したりする表示部21と、親機2から送られてくる着信音や保留音等の音声出力をするスピーカー24と、CPUやRAMやROM等で構成され子機3の全体制御をする制御部22により構成される。
携帯端末4は、親機2と双方向に音声通信を行なう無線通信部25と、外部の携帯ネットワークと接続でき通話(外線通話)を行なう通話部29と、通話するためのダイヤル等の操作をするための操作部26と、LCD等で構成されダイヤルした電話番号や相手の名前や同じく着信時の相手電話番号や名前を表示したりする表示部27と、通話をするためスピーカー/マイク30と、CPUやRAMやROM等で構成され携帯端末4の全体制御をする制御部28により構成される。
以上のように構成された無線通信端末装置の動作について説明する。
複数の無線通信端末が無線通信を行なう場合マスターおよびスレーブという概念が存在するものがあり、例えば、ある無線通信端末に接続(無線通信のリンクを張る)を試みた無線通信端末がマスターとして作用し、一方接続を試みられた無線通信端末がスレーブとして作用するように規定され、その一つとしてブルートゥースの通信規格があり本発明はブルートゥースの通信規格にも適応する。
図2は、本発明の実施例1の無線通信端末装置の登録動作およびマスター/スレーブ切換え動作を示すフローチャートある。
まず、親機2と携帯端末4が無線通信を行なうには登録動作が必要となり、この登録動作が完了していればその後の接続はPINコード入力等の操作は不必要となる。
その登録動作は、親機2のマスター/スレーブ切換え制御部18がスレーブ機能をオンし(ステップS21)、親機2が携帯端末4から接続要求を受けると(ステップS22)、親機2の接続応答部17が携帯端末4に対して接続応答し、ブルートゥースの通信規格にしたがって携帯端末4はマスターモード、親機2はスレーブモードで接続状態を継続し(ステップS23)、親機2と携帯端末4の間でお互いの認証をするためにPINコード等を入力し無線通信部6が認証動作を実施してリンクキーが生成され、制御部5は登録情報記憶部11にリンクキーなどの登録情報を保存する(ステップS24)。
そして、親機2の登録情報記憶部11に登録が完了すると、親機2はマスター/スレーブ切換えを行なうために携帯端末4との無線通信のリンクを一旦切断し(ステップS25)、今度は親機2から携帯端末4に対して接続を要求する(ステップS26)。
携帯端末4は、親機2からの接続要求に対して接続応答し(ステップS27)、親機2がマスターモード、携帯端末4がスレーブモードとして無線通信のリンクを張り(ステップS28)、音声通信ができる状態となる。
次に、親機2に携帯端末4は既に登録が完了している状態で、携帯端末4がマスター/スレーブ切換え機能を有する場合と有しない場合の接続動作について説明する。
図3は本発明の実施例1の無線通信端末装置のマスター/スレーブ切換え機能を有する携帯端末からの接続動作を示すフローチャートである。
まず、親機2のマスター/スレーブ切換え制御部18がスレーブ機能をオフし(ステップS31)、親機2がマスター/スレーブ切換え機能を有する携帯端末4からマスター/スレーブ切換可の指示が付いた接続要求を無線通信部6が受けると(ステップS32)、親機2の接続応答部17は携帯端末4に対し既に登録状態であるので無条件に接続要求を受け、親機2のマスター/スレーブ切換え制御部18は携帯端末4がマスター/スレーブ切換え機能を有するのでマスター/スレーブ切換要求の指示を制御し、親機2はその指示を付けて許可応答する(ステップS33)。
携帯端末4は、このマスター/スレーブ切換え要求の指示を受け付けて、親機2がマスターモード、携帯端末4はスレーブモードとして無線通信のリンクを張る(ステップS34)。
ステップS34で無線通信のリンクが張れると、親機2と携帯端末4の間でお互いの認証をするために無線通信部6が自動的にリンクキーを交換する認証動作を実施し(ステップS35)、例えば携帯端末4とカーキットが接続されている場合は、ハンズフリープロファイル規定にしたがってハンズフリー機能の確立を開始して(ステップS36)、音声通信の準備が完了する(ステップS37)。
なお、ステップS36では携帯端末4とカーキットとの接続を想定しハンズフリー機能の確立としているが、ブルートゥースの通信規格を搭載した携帯端末4においてはヘッドセット端末との接続も想定され、ヘッドセット端末とはヘッドセットプロファイル規定にしたがって接続する。
図4は本発明の実施例1の無線通信端末装置のマスター/スレーブ切換え機能を有しない携帯端末からの接続動作を示すフローチャートである。
まず、親機2のマスター/スレーブ切換え制御部18がスレーブ機能をオフし(ステップS41)、親機2がマスター/スレーブ切換え機能を有しない携帯端末4からマスター/スレーブ切換不可の指示が付いた接続要求を無線通信部6が受けると(ステップS42)、親機2の接続応答部17は携帯端末4がマスター/スレーブ切換え機能を有しないため接続を拒否する(ステップS43)。
ステップS43で親機2の接続応答部17が接続を拒否すると、親機2のマスター/スレーブ切換え制御部18はマスター/スレーブ切換えの制御を不可にし、親機2から携帯端末4に対して接続を要求し(ステップS44)、この接続要求に対して携帯端末4は親機2に接続応答し(ステップS45)、親機2がマスターモード、携帯端末4はスレーブモードとして無線通信のリンクを張る(ステップS46)。
ステップS46で無線通信のリンクが張れると、親機2と携帯端末4の間でお互いの認証をするために無線通信部6が自動的にリンクキーを交換する認証動作を実施し(ステップS47)、例えば携帯端末4とカーキットが接続されている場合は、ハンズフリープロファイル規定にしたがってハンズフリー機能の確立を開始して(ステップS48)、音声通話の準備が完了する(ステップS49)。
ここで、前記ステップにおいて、登録情報記憶ステップは親機2と携帯端末4の間でお互いの認証をするために無線通信部6が自動的にリンクキーを交換する認証動作を実施して、制御部5が登録情報記憶部11に登録情報を保存するステップS24で、マスター/スレーブ切換えステップは、親機2はマスター/スレーブ切換えを行なうために携帯端末4との無線通信のリンクを一旦切断するステップS25と、今度は親機2から携帯端末4に対して接続を要求するステップS26と、親機2のマスター/スレーブ切換え制御部18がスレーブ機能をオフするステップS31と、親機2の接続応答部17は携帯端末4に対し既に登録状態であるので無条件に接続要求を受け、親機2のマスター/スレーブ切換え制御部18は携帯端末4がマスター/スレーブ切換え機能を有するのでマスター/スレーブ切換要求を指示を制御し、親機2はその指示を付けて許可するステップS33と、親機2のマスター/スレーブ切換え制御部18がスレーブ機能をオフするステップS41と、親機2の接続応答部17は携帯端末4がマスター/スレーブ切換え機能を有しないため接続を拒否するステップS43と、このステップS43で親機2の接続応答部17が接続を拒否すると、親機2のマスター/スレーブ切換え制御部18はマスター/スレーブ切換えの制御を不可にするステップS44で、無線通信ステップは、親機2が携帯端末4から接続要求を受けるステップS22と、ブルートゥースの通信規格にしたがって携帯端末4はマスターモード、親機2はスレーブモードで接続状態を継続するステップS23と、親機2から携帯端末4に対して接続を要求するステップS26と、携帯端末4は、親機2からの接続要求に対して接続応答するステップS27、S45と、親機2がマスターモード、携帯端末4がスレーブモードとして無線通信のリンクを張るステップS28、S34、S46と、親機2がマスター/スレーブ切換え機能を有する携帯端末4からマスター/スレーブ切換の指示が付いた接続要求を無線通信部6が受けるステップS32、S42と、親機2と携帯端末4の間でお互いの認証をするために無線通信部6が自動的にリンクキーを交換する認証動作を実施するステップS35、S47である。
以上のように本実施例1によれば、無線通信技術を利用し音声信号の送受信を行なうと共に、携帯端末4に対しマスターモードおよびスレーブモードのいずれかの動作モードで無線通信を行なう親機2と子機3からなる無線通信端末装置1であって、子機3および携帯端末4と双方向の音声通信を行なう無線通信部6と、携帯端末4のマスター/スレーブ切換え機能の有無に応じて携帯端末との無線通信においてマスターモードとスレーブモードのいずれかの動作モードを切換えるマスター/スレーブ切換え部14と、子機3や携帯端末4の登録情報を記憶する登録情報記憶部11とを親機2に有することにより、携帯端末4のマスター/スレーブ切換え機能の有無に関わらず自動的にマスター/スレーブ切換えが可能であり、親機2が子機3や携帯端末4に対しマスターモードで動作可能となり複数のスレーブとなる無線通信端末と無線通信をすることができる。
なお、無線通信端末装置1に複数の子機3が登録された構成でもよい。
また上述の通り、無線通信端末装置としてハードウェア的に実現できることは勿論のこと、「ステップ」として把握しコードレス電話装置の制御方法としてソフトウェア的に実現することもできることは明らかである。
以上のように本発明の無線通信端末装置およびその制御方法は、無線通信技術を利用し音声信号の送受信を行なうと共に、携帯端末に対しマスターモードおよびスレーブモードのいずれかの動作モードで無線通信を行なう親機と子機からなる無線通信端末装置であって、携帯端末のマスター/スレーブ切換え機能の有無に関わらず自動的にマスター/スレーブ切換えが可能であり、親機が子機や携帯端末に対しマスターモードで動作可能となり複数のスレーブとなる無線通信端末と無線通信をすることができるという効果を有し、様々な携帯端末と連携する無線通信端末装置の利用方法として有用である。
1 無線通信端末装置
2 親機
3 子機
4 携帯端末
5,22,28 制御部
6,19,25 無線通信部
7 受話器
8,20,26 操作部
9,21,27 表示部
10 電子電話帳
11 登録情報記憶部
12 スピーカーホン通話部
13 通話回路部
14 マスター/スレーブ切換え部
15,30 スピーカー/マイク
16 接続部
17 接続応答部
18 マスター/スレーブ切換え制御部
23,29 通話部
24 スピーカー
31 回線
2 親機
3 子機
4 携帯端末
5,22,28 制御部
6,19,25 無線通信部
7 受話器
8,20,26 操作部
9,21,27 表示部
10 電子電話帳
11 登録情報記憶部
12 スピーカーホン通話部
13 通話回路部
14 マスター/スレーブ切換え部
15,30 スピーカー/マイク
16 接続部
17 接続応答部
18 マスター/スレーブ切換え制御部
23,29 通話部
24 スピーカー
31 回線
Claims (3)
- 無線通信技術を利用し音声信号の送受信を行なうと共に、携帯端末に対しマスターモードおよびスレーブモードのいずれかの動作モードで無線通信を行なう親機と子機からなる無線通信端末装置であって、子機および携帯端末と双方向の音声通信を行なう無線通信部と、携帯端末のマスター/スレーブ切換え機能の有無に応じて携帯端末との無線通信においてマスターモードとスレーブモードのいずれかの動作モードを切換えるマスター/スレーブ切換え部と、子機や携帯端末の登録情報を記憶する登録情報記憶部とを親機に備えた無線通信端末装置。
- 前記子機を複数備えた請求項1に記載の無線通信端末装置。
- 無線通信技術を利用し音声信号の送受信を行なうと共に、携帯端末に対しマスターモードおよびスレーブモードのいずれかの動作モードで無線通信を行なう親機と子機からなる無線通信端末装置において、子機および携帯端末と双方向の音声通信を行なう無線通信ステップと、携帯端末のマスター/スレーブ切換え機能の有無に応じて携帯端末との無線通信においてマスターモードとスレーブモードのいずれかの動作モードを切換えるマスター/スレーブ切換えステップと、子機や携帯端末の登録情報を記憶する登録情報記憶ステップとを親機で行なう無線通信端末装置制御方法。
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