JP2006183945A - Oil cooler - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、オイルクーラに関し、特にオイルクーラ内を流れるオイル及び冷却水の流路の形状に関する。 The present invention relates to an oil cooler, and more particularly to the shape of a flow path of oil and cooling water flowing in the oil cooler.
特許文献1には、内部にオイル通路を構成するチューブ体を複数段積層してなる冷却エレメントをウォータジャケット内に配置し、チューブ体の内部を流れるオイルと、ウォータジャケット内を流れる冷却水との間で熱交換を行うようにした構成が開示されている。 In Patent Document 1, a cooling element formed by laminating a plurality of tube bodies constituting an oil passage therein is arranged in a water jacket, and oil flowing inside the tube body and cooling water flowing inside the water jacket are arranged. A configuration in which heat exchange is performed between the two is disclosed.
この特許文献1において、チューブ体は、多数の突起が上向きに形成された下向き皿状の上プレートと、多数の突起が下向きに形成された上向き皿状の下プレートと、両者の間に配置される多孔波状のフィンプレートと、から大略構成され、長手方向の一端部にオイルの入口が設けられ、長手方向の他端部にオイルの出口が設けられている。
ところで、この特許文献1においては、オイルの入口及びオイルの出口の大きさが、チューブ体の内部に形成されるオイル流路の幅に比べて小さくなるよう形成されているため、チューブ体の内部において、オイルは上述したオイルの入口とオイルの出口とを直線的に結んだ最短経路上で最も流れ易くなり、かつこの最短経路から離れるほど流れにくく滞留しやすくなる。つまり、チューブ体の内部のオイルの流れが、全体として不均一なものになってしまい、オイルの冷却効率が悪化してしまう虞がある。 By the way, in Patent Document 1, since the size of the oil inlet and the oil outlet is formed to be smaller than the width of the oil flow path formed inside the tube body, In this case, the oil is most likely to flow on the shortest path in which the oil inlet and the oil outlet described above are linearly connected, and the oil is less likely to flow and stay more away from the shortest path. In other words, the flow of oil inside the tube body becomes non-uniform as a whole, and the cooling efficiency of the oil may be deteriorated.
そこで、本発明の請求項1は、多数のコアプレートを積層して互いに接合し、積層されたコアプレート間の隙間によって流体が通流可能な流体流路を構成し、これらの流体流路を用いてオイル流路と冷却水流路とをコアプレートの積層方向に交互に構成するようにしたオイルクーラであって、各流体流路が、流体流路内に流体を導入する流体導入口と、流体流路内から流体を排出する流体排出口とを有するオイルクーラにおいて、流体流路を構成する上下一対のコアプレートの内の一方のコアプレートには、他方のコアプレートに向かって突出する複数の突起部が形成され、これら複数の突起部は、流体導入口から流体排出口に至る流体の流れが流体流路全体で均一となるよう、流体流路内に粗密となる分布が形成されていることを特徴としている。流体流路内において、流体の流れは、流体導入口と流体排出口とを直線的に結ぶ最短経路で最も流れ易くなり、この最短経路から離れた位置ほど流体は流れにくくなる。しかしながら、コアプレートに形成された複数の突起部の流体流路内における分布に粗密をつけることで、流体流路内における流体の流れを均一化することが可能となる。 Therefore, according to the first aspect of the present invention, a large number of core plates are stacked and joined together, and a fluid flow path is formed through which fluid can flow through the gaps between the stacked core plates. An oil cooler in which the oil flow path and the cooling water flow path are alternately configured in the stacking direction of the core plate, each fluid flow path introducing a fluid into the fluid flow path; and In an oil cooler having a fluid discharge port for discharging fluid from the fluid flow path, one core plate of a pair of upper and lower core plates constituting the fluid flow path has a plurality protruding toward the other core plate. The plurality of protrusions are formed so as to have a dense distribution in the fluid flow path so that the flow of fluid from the fluid introduction port to the fluid discharge port is uniform throughout the fluid flow path. It is characterized by There. In the fluid flow path, the fluid flow is most likely to flow in the shortest path that linearly connects the fluid introduction port and the fluid discharge port, and the fluid is less likely to flow at positions away from this shortest path. However, it is possible to make the flow of fluid in the fluid flow path uniform by making the distribution of the plurality of protrusions formed on the core plate dense in the fluid flow path.
また、請求項2のように、流体流路を構成する上下一対のコアプレートの内の一方のコアプレートには、流体導入口の近傍に、他方のコアプレートに向かって突出する少なくとも一対の細長い長突起部を形成し、一対の長突起部が、両者の間に構成される細長い長突起部間流路の一端が流体導入口を指向し、長突起部間流路の他端が流体排出口を指向しないよう設定するようにしてもよい。これによって、流体の流れにくい部分に向かって流体がより積極的に誘導されることになり、一層流体流路内における流体の流れが均一化される。
Further, as in
本発明によれば、コアプレート5間に構成される流体流路内における流体の流れを均一化することができるため、オイルクーラの熱交換効率を向上させることができる。
According to the present invention, since the fluid flow in the fluid flow path formed between the
そして、請求項2のように、流体導入口に近接させた一対の長突起部により構成された長突起部間流路により、流体流路内の冷却水が流れにくくなる部分に向けて冷却水を誘導することで、一層効果的に流体流路内における流体の流れを均一化することができる。
Further, as in
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1は本発明に係るオイルクーラの一対のコアプレート5を分離して示した斜視図であり、図2は図1におけるA−A線に沿った位置での本発明に係るオイルクーラの断面図を示し、図3は図1におけるB−B線に沿った位置での本発明に係るオイルクーラの断面図を示し、図4は図1におけるC−C線に沿った位置での本発明に係るオイルクーラの断面図を示している。
FIG. 1 is a perspective view showing a pair of
初めに、オイルクーラ全体の構成を説明する。オイルクーラは、オイルと冷却水との熱交換を行うコア部1と、このコア部1の上面に取り付けられる金属製の頂部プレート15と、コア部1の下面に取り付けられる比較的厚肉の金属板からなる底部プレート2と、から大略構成されている。
First, the overall configuration of the oil cooler will be described. The oil cooler includes a core portion 1 that performs heat exchange between oil and cooling water, a
コア部1は、基本的な形状が同一な多数の金属製のコアプレート5を積層し、積層されたコアプレート5,5間の隙間に流体が通流可能な流体流路を構成し、これらの流体流路を用いて、オイル流路6と冷却水流路7とが交互に構成されたものである。具体的には、コアプレート5は、全体として細長い略矩形を呈し、その周縁部5aは、テーパ状をなして、各コアプレート5を積層した状態では、各周縁部5aが互いに密に接するようになっている。そして、本実施形態においては、コアプレート5の長辺となる一辺側の2箇所にオイル連通孔8が開口形成されていると共に、上記一辺に平行な他辺側の2箇所に冷却水連通孔9が開口形成されている。さらに、コアプレート5には、複数の突起部40(詳細は後述)及び複数の長突起部41(詳細は後述)が、突出形成されている。
The core portion 1 is formed by laminating a large number of
コアプレート5は、上記のオイル連通孔8や冷却水連通孔9の周囲がボス部10として一段高く形成されているものと、平坦なものとを交互に組み合わされることで、各コアプレート5間に流路となる一定の間隔が保持されている。
The
そして、隣接した2枚のコアプレート5,5の間では、それぞれのオイル連通孔8は、互いに一致した位置にあり、ボス部10の周囲が、各オイル連通孔8を囲むように隣接するコアプレート5と当接されている。これにより、多数のオイル連通孔8を介して、各オイル流路6(図2を参照)同士が連通すると共に、全体としてコア部1内をオイルが上下方向に通流し得るようになっている。また、冷却水連通孔9についても、オイル連通孔8と全く同様の構成となっており、隣接した2枚のコアプレート5,5の間では、それぞれの冷却水連通孔9は、互いに一致した位置にあり、ボス部10の周囲が、各冷却水連通孔9を囲むように隣接するコアプレート5と当接されている。これにより、多数の冷却水連通孔9を介して、各冷却水流路7(図3を参照)同士が連通すると共に、全体としてコア部1内を冷却水が上下方向に通流し、かつ各冷却水流路7内を流れるようになっている。
Between the two
最下部のコアプレート5の下に積層された底部プレート2には、コア部1にオイルを導入するオイル導入貫通孔11と、コア部1からオイルを排出するオイル排出貫通孔12と、コア部1に冷却水を導入する冷却水導入貫通孔13と、コア部1から冷却水を排出する冷却水排出貫通孔14と、が形成されている。
The
上述した多数のコアプレート5、頂部プレート15、底部プレート2は、組み付け時に、ロー付によって一体化されている。
The
上記の構成においては、内燃機関の各部を潤滑して高温となったオイルが、底部プレート2のオイル導入貫通孔11を介してコア部1の各オイル流路6へ導入され、冷却水と熱交換して冷却された上で、オイル排出貫通孔12から排出される。また、冷却水は、底部プレート2の冷却水導入貫通孔13を介してコア部の各冷却水流路7へ導入され、オイルと熱交換した上で、冷却水排出貫通孔14から排出される。
In the above-described configuration, oil that has become hot due to lubrication of each part of the internal combustion engine is introduced into each
次に、本発明の要部となるコアプレート5の形状について、図1を用いて説明する。
Next, the shape of the
ここで、以下の説明では、便宜上、図1において相対的に下方に位置するコアプレート5を下コアプレート31とし、相対的に上方に位置するコアプレート5を上コアプレート32とし、両者の間に冷却水流路7が構成されるものとして説明する。さらに、2つのオイル連通孔8のうち、8aをオイル流路6にオイルを導入するオイル導入孔とし、8bをオイル流路6からオイルを排出するオイル排出孔とする。また、2つの冷却水連通孔9のうち、9aを冷却水流路7に冷却水を導入する冷却水導入孔とし、9bを冷却水流路7から冷却水を排出する冷却水排出孔とする。尚、オイル導入孔8a及び冷却水導入孔9aは、流体導入口に相当するものであり、オイル排出孔8b及び冷却水排出孔9bは、流体排出口に相当するものである。
Here, in the following description, for convenience, the
下コアプレート31は、下コアプレート31の一方の長辺側の2箇所に開口形成されたオイル導入孔8a及びオイル排出孔8bの周囲が上述したボス部10として一段高く形成され、下コアプレート31の他方の長辺側の2箇所に開口形成された冷却水導入孔9a及び冷却水排出孔9bの周囲が平坦に形成されている。
The
上コアプレート32は、上コアプレート32の一方の長辺側の2箇所に開口形成されたオイル導入孔8a及びオイル排出孔8bの周囲が平坦に形成され、上コアプレート32の他方の長辺側の2箇所に開口形成された冷却水導入孔9a及び冷却水排出孔9bの周囲が上述したボス部10として一段高く形成されている。
The
つまり、上コアプレート32は、下コアプレート31を180度回転させた状態のものであって、下コアプレート31と上コアプレート32とは、同一形状である。
That is, the
下コアプレート31には、略円錐台形状を呈した複数の突起部40が突出形成されている。これら複数の突起部40は、上述したボス部10の高さと同じとなるよう形成されており、上コアプレート32を積層した際にその先端は上コアプレート32に対して当接し、かつ組み付け時にはロー付けにより接合されている。そして、これら複数の突起部40は、冷却水導入孔9aと冷却水排出孔9bを直線的に結んだ冷却水流路7内における冷却水流れの最短経路上に相対的に多く分布(密度が高い)するよう形成されている。換言すれば、複数の突起部40は、冷却水導入孔9aから冷却水排出孔9bに至る冷却水の流れが冷却水流路7全体で均一となるよう、冷却水流路7内における分布に粗密が生じるよう形成されている。
The
さらに、下コアプレート31には、冷却水導入孔9aの近傍に、断面略台形状で細長い一対の直線上の長突起部41aが突出形成されている。この一対の長突起部41aは、互いに略平行で、両者の間に構成される直線状の細長い長突起部間流路42aが、冷却水排出孔9bを指向しないように形成されている。詳述すると、この第1実施形態においては、長突起部間流路42aの一端が冷却水導入孔9aに向かって開口し、長突起部間流路42aの他端が下コアプレート31のオイル導入孔8側の長辺の略中央に向かって開口するよう、一対の長突起部41aが形成されている。
Further, a pair of elongated
また同様に、冷却水排出孔9bの近傍にも、断面略台形状で細長い一対の直線状の一対の長突起部41bが突出形成されている。この一対の長突起部41bは、互いに略平行で、両者の間に構成される細長い直線状の長突起部間流路42bが、冷却水導入孔9aを指向しないように形成されている。詳述すると、この第1実施形態においては、長突起部間流路42bの一端が冷却水排出孔9bに向かって開口し、長突起部間流路42bの他端が下コアプレート31のオイル導入孔8側の長辺の略中央に向かって開口するよう、一対の長突起部41bが形成されている。
Similarly, in the vicinity of the cooling
尚、一対の長突起部41a及び一対の長突起部41bは、上コアプレート32を積層した際にそれらの先端は上コアプレート32に対して当接し、かつ組み付け時にはロー付けにより接合されている。
The pair of
一方、下コアプレート31を180度回転させた形状となる上コアプレート32においては、複数の突起部40が、オイル導入孔8aとオイル排出孔8bを直線的に結んだオイル流路6内におけるオイル流れの最短経路上に相対的に多く分布するようなる。また、一対の長突起部41aは、オイル排出孔8bを指向しないようになり、一対の長突起部41bは、オイル導入孔8aを指向しないようになる。
On the other hand, in the
そして、下コアプレート31及び上コアプレート32においては、両者を積層した際に、下コアプレート31の複数の突起部40と、上コアプレート32の複数の突起部40とが、積層方向(上下方向)で、互いに重なり合わないように設定されている。すなわち、コアプレート5は、隣接するコアプレート5に対して180度回転させて積層した際に、隣接するコアプレート5、5間で、両者にそれぞれ形成されている複数の突起部40同士が、積層方向で互いに重なり合わないように形成されている。上述した第1実施形態は、コアプレート5にオイル流路6と冷却水流路7とが平行に形成され、オイル流路6、冷却水流路7の流通する方向が同方向の例を示したが、その向きが逆であってもよい。
In the
図5は、上述した第1実施形態の比較例を模式的に示すものである。この比較例は、上述した第1実施形態のコアプレート5において、突起部40をコアプレート上に均等に設け、かつ長突起部41a及び41bを設けなかったものである。尚、説明の便宜上、上述した第1実施形態と同一の構成要素に対しては同一の符号を付し重複する説明を省略する。
FIG. 5 schematically shows a comparative example of the first embodiment described above. In this comparative example, in the
この比較例においては、図示するように、冷却水流路7に導入された冷却水が、冷却水導入孔9aと冷却水排出孔9bと結ぶ直線状の最短経路で流れやすくなり、この直線状の最短経路から外れた位置で流れが滞留し易くなる。すなわち、冷却水流路7内における冷却水の流れが不均一となり、冷却水流路7内における伝熱面積が有効活用されない状態となり、熱交換効率が低下してしまう。また、このことは、この比較例におけるオイル流路についても同様のことが言える。
In this comparative example, as shown in the figure, the cooling water introduced into the cooling
一方、上述した第1実施形態において、冷却水流路7は、冷却水が最も流れ易い冷却水導入孔9aと冷却水排出孔9bとを結ぶ直線状の最短経路上に相対的に多くの突起部40が分布することになるので、冷却水導入孔9aと冷却水排出孔9bとを結ぶ直線状の最短経路上で冷却水が流れにくくなるものの、そのぶん冷却水導入孔9aと冷却水排出孔9bとを結ぶ直線状の最短経路から離れたもともと冷却水が流れにくい部分に冷却水が流れ易くなる。同様に、オイル流路6についても、オイル導入孔8aとオイル排出孔8bとを結ぶ直線状の最短経路から離れたもともとオイルが流れにくい部分にオイルが流れ易くなる。
On the other hand, in the first embodiment described above, the cooling
すなわち、上述した第1実施形態においては、冷却水流路7内における冷却水の流れが相対的に均一化されると共に、オイル流路6内におけるオイルの流れが相対的に均一化される。そのため、冷却水流路7内における伝熱面積と、オイルル流路6内における伝熱面積と、がそれぞれ有効活用されることになるので、冷却水とオイル間の熱交換効率の向上を図ることができる。換言すれば、積層されたコアプレート5,5間に構成される流体流路内における流体の流れを均一化することができるため、オイルクーラの熱交換効率を向上させることができる。
That is, in the first embodiment described above, the flow of the cooling water in the cooling
また、一対の長突起部41aを設けることにより、冷却水導入孔9aから冷却水流路7に導入された冷却水に対して、冷却水導入孔9aと冷却水排出孔9bとを結ぶ直線状の最短経路から離れたもともと冷却水が流れにくい部分に向かう冷却水流れが積極的に生成されることになるので、冷却水流路7内における冷却水の流れをより一層効果的に均一化することができる。同様に、オイル流路6ついても、一対の長突起部41bにより、もともとオイルが流れにくい部分に向かうオイル流れが積極的に生成されることになるので、オイル流路6内における冷却水の流れをより一層効果的に均一化することができる。
Further, by providing the pair of
さらに、コアプレート5に形成された複数の突起部40は、複数のコアプレート5を互いに積層した際に、隣接するコアプレート5,5間で、両者にそれぞれ形成されている複数の突起部40同士が、積層方向で互いに重なり合わないように形成されているので、複数のコアプレート5を積層してなるコア部1の強度を向上させることができ、ひいてはオイルクーラの強度を向上させることができる。
Further, the plurality of
また、コア部1は、同一の形状のコアプレート5を、隣接するコアプレート5に対して180度回転させて積層することで構成されるので、部品種類を少なくすることができ、総じてオイルクーラのコストを低減することができると共に、生産工程における部品管理等も容易となる。
Moreover, since the core part 1 is comprised by rotating and laminating | stacking the
以下、本発明の他の実施形態について、順次説明していくが、上述した第1実施形態と同一構成の部位には、同一の符号を付し、重複する説明を省略するものとする。 Hereinafter, other embodiments of the present invention will be sequentially described. However, the same components as those in the first embodiment described above are denoted by the same reference numerals, and redundant description will be omitted.
図6は、本発明の第2実施形態におけるオイルクーラ内の冷却水流路を模式的に示した説明図である。この第2実施形態は、上述した第1実施形態における、長突起部41a及び41bを設けなかったものであり、それ以外の構成は上述した第1実施形態と同一である。
FIG. 6 is an explanatory view schematically showing a cooling water flow path in the oil cooler in the second embodiment of the present invention. In the second embodiment, the
このような第2実施形態においては、流体流路内における流体流れの均一化が、上述した第1実施形態に比べてやや不利となるものの、上述した第1実施形態と略同様の作用効果を得ることができる。 In the second embodiment, the fluid flow in the fluid flow path is somewhat disadvantageous compared to the first embodiment described above. However, the second embodiment has substantially the same effects as the first embodiment described above. Obtainable.
図7は、本発明の第3実施形態におけるオイルクーラ内の冷却水流路を模式的に示した説明図である。この第3実施形態は、上述した第1実施形態と比べ、一対の長突起部41a、41bを冷却水導入孔9aの近傍と冷却水排出孔9bの近傍にそれぞれ形成した点は同一であるが、コアプレート5内の複数の突起部40は、冷却水流路7内で分布に粗密が生じるように形成されていない点が異なる。
FIG. 7 is an explanatory view schematically showing a cooling water flow path in the oil cooler in the third embodiment of the present invention. The third embodiment is the same as the first embodiment described above in that a pair of
このような第3実施形態においては、流体流路内における流体流れの均一化が、上述した第1実施形態に比べてやや不利となるものの、上述した第1実施形態と略同様の作用効果を得ることができる。 In the third embodiment as described above, although the uniformization of the fluid flow in the fluid flow path is slightly disadvantageous as compared with the first embodiment described above, it has substantially the same effect as the first embodiment described above. Obtainable.
図8は、本発明の第4実施形態におけるオイルクーラ内の冷却水流路を模式的に示した説明図である。この第4実施形態は、上述した第1実施形態のオイルクーラと基本的には略同一構成となっているが、オイル連通孔8がコアプレート5の対角線上の2カ所に開口形成され、冷却水連通孔9が異なる対角線上の2カ所に開口形成されたものである。また、コアプレート5は、オイル連通孔8や冷却水連通孔9の周囲がボス部として一段高く形成されているものと、平坦なものとを交互に組み合わされることで、各コアプレート5間に流路となる一定の間隔が保持されている。
FIG. 8 is an explanatory view schematically showing a cooling water flow path in the oil cooler in the fourth embodiment of the present invention. The fourth embodiment has basically the same configuration as the oil cooler of the first embodiment described above, but the oil communication holes 8 are formed at two positions on the diagonal of the
そして、この第4実施形態においては、突起部40が、2つのオイル連通孔8が位置する対角線上、もしくは2つの冷却水連通路9が位置する対角線上において、相対的に多く形成されている。また、2種類のコアプレート5のうち、オイル連通孔8の周りにボス部10が形成され、冷却水連通孔9の周りが平坦ものには(図8に対応)、冷却水導入孔9aの近傍に上述した第1実施形態における長突起部41aと略同一形状の長突起部41cが2対形成されている。そして、2種類のコアプレート5のうち、冷却水連通孔9の周りにボス部が形成され、オイル連通孔8の周りが平坦なものには(図示せず)、オイル導入孔8aの近傍に上述した第1実施形態における長突起部41aと略同一形状の長突起部41bの対が一対の長突起部41cとして2組形成されている。
In the fourth embodiment, a relatively large number of
図8を用いて詳述すれば、一方の一対の長突起部41cは、冷却水導入孔9aからオイル導入孔8aに向かって形成され、他方の一対の長突起部41cは、冷却水導入孔9aからオイル排出孔8bに向かって形成されている。
Describing in detail with reference to FIG. 8, one pair of
このような第4実施形態においては、オイル流路6及び冷却水流路7の流路内に形成できる突起部40を第1実施形態に比べさらに相対的に多く(密度をさらに高く)形成することができるので、流体の流れをさらに均一化できる。また、この第4実施形態においては、長突起部41c2対を冷却水導入孔9aの近傍に形成したものを説明したが、冷却水排出孔9にも設けてよい。
In such a fourth embodiment, the
尚、上述第1〜第4実施形態は、コアプレート5が全体として細長い略矩形(長方形)のものについて説明したが、コアプレートの形状はこれに限定されるものではなく、略矩形(長方形以外)、略円形、あるいは略楕円形等の様々な形状に適用可能である。
In addition, although the above-mentioned 1st-4th embodiment demonstrated the thing of the substantially rectangular (rectangular)
また、流体流路の流通方向も、オイル流路6と冷却水流路7とが平行でも交叉していても良く、その流れ方向が逆向きであってもよい。
In addition, the flow direction of the fluid flow path may be such that the
6…オイル流路(流体流路)
7…冷却水流路(流体流路)
8…オイル連通孔
9…冷却水連通孔
40…突起部
41…長突起部
6 ... Oil channel (fluid channel)
7. Cooling water flow path (fluid flow path)
8 ...
Claims (2)
流体流路を構成する上下一対のコアプレートの内の一方のコアプレートには、他方のコアプレートに向かって突出する複数の突起部が形成され、
これら複数の突起部は、流体導入口から流体排出口に至る流体の流れが流体流路全体で均一となるよう、流体流路内に粗密となる分布が形成されていることを特徴とするオイルクーラ。 A large number of core plates are stacked and joined to each other, and a fluid flow path is formed through which fluid can flow through gaps between the stacked core plates, and an oil flow path and a cooling water flow path are formed using these fluid flow paths. Is an oil cooler in which the fluid plates are alternately arranged in the stacking direction of the core plates, and each fluid passage introduces a fluid into the fluid passage and fluid that discharges the fluid from the fluid passage In an oil cooler having a discharge port,
One core plate of a pair of upper and lower core plates constituting the fluid flow path is formed with a plurality of protrusions protruding toward the other core plate,
The plurality of protrusions have an oil distribution characterized in that a fluid distribution from the fluid inlet to the fluid outlet is uniform in the fluid channel so that the fluid flow is uniform throughout the fluid channel. Cooler.
一対の長突起部は、両者の間に構成される細長い長突起部間流路の一端が流体導入口を指向し、長突起部間流路の他端が流体排出口を指向しないよう設定されていることを特徴とする請求項1に記載のオイルクーラ。 One core plate of the pair of upper and lower core plates constituting the fluid flow path is formed with at least a pair of elongated long projections projecting toward the other core plate in the vicinity of the fluid introduction port,
The pair of long protrusions is set so that one end of the long inter-protrusion channel formed between them is directed to the fluid inlet, and the other end of the inter-long protrusion channel is not directed to the fluid discharge port. The oil cooler according to claim 1, wherein the oil cooler is provided.
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