JP2006182813A - 導電性シームレスベルト、導電性シームレスベルトの製造方法、及び該導電性シームレスベルトを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の硬度を有する第1ポリエステル系熱可塑性エラストマーと、それよりも低硬度の第2ポリエステル系熱可塑性エラストマーとを少なくとも含むブレンドを主成分とするポリマー成分を100重量部と、所定の陰イオンを備えた塩を0.01重量部〜3重量部含み、ポリマー成分全体に占める第2ポリエステル系熱可塑性エラストマーの含有量が第1ポリエステル系熱可塑性エラストマーより少なく、かつ30重量%以下であり、体積抵抗率が1.0×106〜1.0×1010Ω・cmである熱可塑性組成物を成形した導電性シームレスベルト。
【選択図】図1
Description
このような導電性シームレスベルトには、適度の安定した体積抵抗率を持たせる必要がある。シームレスベルトに導電性を付与する方法としては、ポリマー材料に電子導電性材料、例えば金属酸化物やカーボンブラックを配合して電子導電性を付与する方法と、ポリマー材料にイオン導電性材料を配合してイオン導電性を付与する方法とがある。
一方、ポリフッ化ビニリデンなどのフッ素含有ポリマーを使用する場合には、押出成形時に腐食性のガスを発生することがあるため、特殊な加工を施した成形機が必要となり、製造コスト的に不利となる。
さらに、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィン系材料を成形して得られるシームレスベルトは、クリープ特性が劣り、永久伸びが生じるため、連続使用に耐え得るものではない。
しかし、長さ方向に伸びにくくするために、シームレスベルトに一定の剛性を付与すると、体積抵抗率の低減に限界が生じ、一定値以下の体積抵抗率を達成することが困難となる。その結果、シームレスベルトの用途も制限される。
具体的には、ポリエステル系熱可塑性エラストマーを主成分とするポリマー成分に、イオン導電性の塩を配合して、所望の抵抗値を有する転写ベルトを得ようとした場合には、以下のような懸念が生じる。
D2240に準拠して測定されるDタイプ硬度が65以上のポリエステル系熱可塑性エラストマーを用いる必要がある。この場合、イオン導電性の塩を過剰に配合しても、ベルトの体積抵抗率を1.0×1010Ω・cm以下に低減することはできない。また、過剰の塩を配合すると材料の加工性がわるくなり、ベルトから塩の染みだしが起こることもある。
よって、Dタイプ硬度が65以上のポリエステル系熱可塑性エラストマーに、イオン導電性の塩を配合するだけでは、通常1.0×1010Ω・cm以下の体積抵抗率を有するシームレスベルトを得ることはできない。これは、硬度の高いポリエステル系熱可塑性エラストマーは、ハードセグメントの構成比が多いため、イオン導電性材料による導電機構が十分に発現しないためである。
しかし、中間転写ベルトの場合、1.0×1010Ω・cm以下に体積抵抗率を下げなければ、帯電トナーを感光体から写し取るのに必要な転写電圧が高くなってしまい、転写効率が低化する。
しかし、転写電圧の低減や転写効率を向上させる観点から、1.0×106〜1.0×108Ω・cmの体積抵抗率が要求されることがある。例えば、トナーを感光体から中間転写ベルトへ転写する一次転写と中間転写ベルトから紙等の記録媒体へ転写する二次転写を通じて転写性を向上させるためには、更に1〜2桁ほど低い体積抵抗率が要求される。このような場合には、イオン導電性の塩を過剰に配合した材料でも対応できない。
前記ポリマー成分は、複数のポリエステル系熱可塑性エラストマーのブレンドを含み、前記ブレンドは、少なくとも、所定の硬度を有する第1ポリエステル系熱可塑性エラストマーと、前記第1ポリエステル系熱可塑性エラストマーよりも低硬度の第2ポリエステル系熱可塑性エラストマーとを含み、
前記ポリマー成分全体に占める前記第2ポリエステル系熱可塑性エラストマーの含有量は、前記第1ポリエステル系熱可塑性エラストマーより少なく、かつ、30重量%以下であり、体積抵抗率が1.0×106Ω・cm〜1.0×1010Ω・cmであることを特徴とする導電性シームレスベルトを提供している。
化学式1に記載の陰イオンを備えた塩として、例えばリチウム−ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドを挙げることができる。
化学式1に記載の陰イオンを備えた塩は、分子量1万以下の低分子量ポリエーテル化合物や低分子量極性化合物からなる媒体を介さずに、熱可塑性組成物に配合されていることが望ましい。
本発明の導電性シームレスベルトの外周面側には、少なくとも1層のコーティング層を設けることができる。
例えば、中間転写ベルトとして用いた場合には、転写ズレや転写不良を発生することなく、良好な転写性能を長期に亘って得ることができる。また、搬送ベルト、現像ベルト、定着ベルト、ベルト状感光体の基体ベルト等にも使用することができ、各々従来よりも良好な性能を得ることができる。
また、ポリエステル系熱可塑性エラストマーは、耐油性も良好であることから、トナー等との接触により変質しにくく、感光体を汚染性する可能性も少ない。
さらに、ポリエステル系熱可塑性エラストマーは、フッ素含有ポリマーを使用する場合のような、成形時における腐食性ガスの発生等の問題も生じない。
ポリエステル系熱可塑性エラストマーは、着色性も良好であるため、メラミンシアヌレートのような難燃剤を配合して白色ベルトを得る場合や、他の色に着色したベルトを得る場合にも適している。
一方、ブレンドにおける第1ポリエステル系熱可塑性エラストマーの含有量は、50重量%以上であることが望ましく、60重量%以上であることが更に望ましい。
前記のように硬度を65以上とした場合、ベルトの厚さを50〜200μmとしているのは、200μmを越えると剛性が高すぎて駆動性が悪くなる。一方、ベルト厚さが50μm未満と薄くすると、成形性が悪くなると共にベルト駆動時に伸びが起こりやすく、各色のトナーを積層する際にズレが生じることとなり、カラー画像が乱れやすくなることによる。
前記のように硬度を40以上65未満とした場合、硬度が低くなることでベルトの厚みを200μm以上としなければベルトの伸びによる各色トナーの色ズレでカラー画像の乱れが起こりやすくなる。一方、低硬度であるため、厚さ500μmまでは駆動性は良好であるが、500μmを越えると駆動軸付近での曲げ剛性が高くなり駆動性が悪くなる。よって、ベルトの厚みを200〜500μmの範囲とすることが好ましい。
また、ベルトの肉厚が厚くなるほど、体積抵抗率を低くする必要があり、ベルトの肉厚が500μm程度と厚くなると共に体積抵抗率が1.0×108Ω・cmを越えると大きな転写電圧が必要となり、トナーの一次転写率が悪くなる。よって、前記のように、体積抵抗率が1.0×108Ω・cm以下としている。
3成分以上のポリエステル系熱可塑性エラストマーのブレンドを用いる場合、最も含有量の高い成分が第1ポリエステル系熱可塑性エラストマーとなり、最も硬度の低い成分が第2ポリエステル系熱可塑性エラストマーとなる。ただし、ブレンドにおける最も硬度の低い成分の含有量は、5重量%以上であることが望ましい。
なお、第1ポリエステル系熱可塑性エラストマーとして、同一硬度の複数成分のブレンドを用いてもよい。また、第2ポリエステル系熱可塑性エラストマーとして、同一硬度の複数成分のブレンドを用いてもよい。
ポリエステル系熱可塑性エラストマーは、芳香環を有するポリエステルからなるハードセグメントとポリエーテルおよび/またはポリエステルからなる低融点ソフトセグメントからなる共重合体であることが望ましい。特に、ポリエーテルポリエステル系は、ソフトセグメントの弾性率が安定しており、低温低湿状態と高温高湿状態との間で弾性率の変化が小さいため、抵抗値の環境依存性が小さくなる。
式中、R1〜R6は、各々炭素数1〜20のアルキル基またはその誘導体であり、R1〜R4、及びR5とR6は同じものでも別々のものでも良い。これらの中でも、R1〜R4の内の3つがメチル基、その他の1つが炭素数7〜20のアルキル基またはその誘導体からなる、トリメチルタイプの第4級アンモニウム陽イオンからなる塩は、電子供与性の強い3つのメチル基により窒素原子上の正電荷を安定化でき、他のアルキル基またはその誘導体によりポリマーとの相容性を向上できることから特に好ましい。
また、化学式2の形式の陽イオンにおいては、R5あるいはR6は電子供与性を有する方が、同じく窒素原子上の正電荷を安定化させることにより、陽イオンとしての安定度を高め、より解離度が高く、よって導電性付与性能に優れた塩にすることができる。
化学式1に記載の陰イオンを備えた塩の配合量が、前記範囲より少ないと、抵抗値の調整等が困難である。一方、前記範囲より多くの塩を配合しても、体積抵抗率を低減する効果がほぼ飽和状態となり、さらなる電気抵抗の低減は難しい。また、塩の配合量が過多になると、ベルト使用時に電界が印加されたり、感光体(OPC)と接触したりすることで、塩が染み出しを起こすことがある。
化学式1に記載の陰イオンを備えた塩は、熱可塑性組成物中、すなわちベルト中に均一に分散していることが望ましい。
前記範囲より体積抵抗率が小さいと、電流が流れやすくなるため、電荷の保持が困難となる等、画像形成装置の部材として機能しなくなることがある。トナーの静電画像を保持できる程度の体積抵抗率とするには、1.0×106Ω・cm以上とする必要がある。一方、前記範囲より体積抵抗率が大きいと、転写や帯電、トナー供給等のプロセスに高電圧が必要となったり、転写効率が低下したりすることがある。
前記した媒体を介さずに化学式1に記載の陰イオンを備えた塩を配合する方法は、公知の手法を用いることができる。例えば、ヘンシェルミキサー、タンブラー等で、化学式1に記載の陰イオンを備えた塩とポリマー成分とのドライブレンドを行った後、ブレンド物を単軸または二軸押出機、バンバリーミキサー、ニーダー等で溶融混合を行う等の方法を用いることができる。
この他、ポリエステル系熱可塑性エラストマーに化学式1に記載の陰イオンを備えた塩を高温で配合する場合、ポリマーの劣化を防ぐ目的で、必要に応じて窒素等の不活性ガス雰囲気下で配合(混合)を行うこともできる。
難燃性が付与されたシームレスベルトは、画像形成装置において、高電圧、高温条件下でも、使用状態に制限を受けることなく使用することができ、高画質化を達成することができる。
メラミンシアヌレートは分解温度300℃以上であるため、この温度領域までは粉末状で存在する。このため、画像形成装置等の使用環境程度の温度であれば、ベルト表面からのブリードやブルーミングを生じることはなく、感光体を汚染することもない。さらには、メラミンシアヌレートは窒素系の難燃剤であり、燃焼熱で熱分解し、窒素系のガスで酸素を置換し燃焼を妨げる働きをするものであるため、ハロゲンに起因する有毒ガス等の発生の心配もなく、環境にも良いベルトを得ることができる。
また、メラミンシアヌレートは、白色であり、体質顔料としても作用するため、ベルトを着色しやすくすることができる。メラミンシアヌレートを含有させることにより白色のベルトを得ることができる。白色のベルトとすると、特に中間転写ベルトとして用いる場合には、トナーの付着が簡単に目視可能となるため、クリーニング性能の評価に好ましい。
なお、本発明のシームレスベルトは、前記押出成形による製法以外にも、インジェクション成形等により成形することが可能である。
図1は、本発明の導電性シームレスベルトを中間転写ベルト2として備えたタンデム方式カラープリンタの主要構造の一例である。タンデム方式は、BMCYの各色ごとに独立した現像ユニット1a〜1dを有し、4色分の印刷をほぼ同時に行えるため、4サイクル方式に比べて高速の印字が可能である。
中間転写ベルト2は、駆動軸4a、4bにより、矢印方向に駆動され、所定の位置に各色のトナーを重ねて、その上にカラー画像を形成する。中間転写ベルト2に形成されたカラー画像は、2次転写ロール5に印加された二次転写電圧により、紙などの記録媒体6へと転写される。記録媒体6上のトナー像は、定着ユニット7で記録媒体6に溶融定着される。
1ドラム方式では、CMYKの4色が一体となった印刷ユニットを利用し、印刷ユニットを回転させてカラー印刷が行われる。
なお、両面印刷を行う場合には、定着ローラ34を通過した被転写体38が、プリンタ内部で反転され、上記画像形成工程を繰り返し、再度裏面に画像が形成される。
以下の要領で、表1記載の材料を表1記載の割合で配合し、熱可塑性組成物を調製し、導電性シームレスベルトの成形を行い、得られたベルトの評価を行った。材料の種類を以下に示す。なお、表1記載の数値の単位は重量部である。
東洋紡績(株)製のペルプレンシリーズにおいて、以下のグレード名のものを用いた。各グレードのポリエステル系熱可塑性エラストマーのASTM
D2240に準拠して測定されるDタイプ硬度と融点を以下に示す。
E450BD:Dタイプ硬度78、融点222℃。
P90BD:Dタイプ硬度57、融点203℃
P47D−01K:Dタイプ硬度48、融点203℃
P40B:Dタイプ硬度31、融点180℃
P30B:Dタイプ硬度29、融点160℃
上述した化学式1に記載の陰イオンを備えた塩であるリチウム−ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド、化学式:(CF3SO2)2NLi
〈酸化防止剤〉
チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製のIRGANOX HP2215(ラクトン系加工熱安定薬剤)
〈難燃剤〉
日産化学工業(株)製のMC640(メラミンシアヌレート)
(i)熱可塑性組成物の調製
ポリエステル系熱可塑性エラストマーであるP47D−01K(Dタイプ硬度48、融点203℃)のペレット20重量部に対して、導電塩であるリチウム−ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドを2重量部(即ち、10重量%の割合)となるようにドライブレンドし、これを2軸押出機のホッパーに投入し、温度を208℃に設定して混練りすることで導電性マスターバッチを得た。
得られた導電性マスターバッチと、ポリエステル系熱可塑性エラストマーであるE450BD(Dタイプ硬度78、融点222℃)のペレットと、酸化防止剤とを、表1記載の割合になるようにドライブレンドし、これを2軸押出機のホッパーに投入し、温度を227℃に設定して混練りし、溶融状態でストランドを引き、水冷したものをペレタイザーでペレット化し、乾燥させたものをベルト形成用材料とした。
作製したベルト形成用の材料を、上述した図3に示すベルト製造装置の押出機のホッパーへ投入し、押出機を運転して溶融し、ダイ温度235℃で内径200mm、間隙0.5mmの環状ダイスより溶融物を鉛直方向へ押し出した。その後、外径188mmのインサイドサイジングに沿わせることで80℃で冷却し、固化成形し、引き取り速度1m/minで鉛直下向きに引っ張り、自動カット機で400mm幅にカットすることで連続的に導電性シームレスベルトを得た。
ベルト内径=185mm、平均肉厚=150μm、ベルト幅=220mmとした。
実施例1のベルトの性能を下記に示す。各性能は後述する方法により測定した。
体積抵抗率:10の9.5乗(Ω・cm)
面内バラツキ:0.4
環境依存性:1.5
画像出し:○
各ベルトの面内30点の体積抵抗率(Ω・cm)を、(株)ダイアインスツルメンツ製のハイレスタUP MCP−HT450型、URSプローブを用いて、電圧印加時間10秒、印加電圧250Vの条件で測定し、30点の測定値の平均をとった。測定環境は、温度23℃、相対湿度55%とした。
上記30点の体積抵抗率の測定値において、最大値の常用対数値−最小値の常用対数値を、面内バラツキとした。この面内バラツキの値は0.5以下が好ましい。
測定環境をLL条件(温度10℃、相対湿度15%)およびHH条件(温度32.5℃、相対湿度90%)に変更したこと以外、上記と同様に各ベルトの体積抵抗率を測定した。LL条件での体積抵抗率(Ω・cm)の常用対数値と、HH条件での体積抵抗率(Ω・cm)の常用対数値との差を、環境依存性とした。環境依存性の値は2.5以下が好ましい。
各ベルトをパナソニックコミュニケーションズ(株)製のカラーレーザープリンタ(WORKIO KX−CL500)の中間転写ベルトとして装着し、画像形成を行い、転写性能を目視で評価した。
難燃性試験:VTM2
UL−94:プラスチック材料の燃焼性試験に準ずる。
薄膜サンプルを対照とした「薄手材料垂直燃焼試験:VTM−0、VTM−1、VTM−2」の方法により試験を行った。VTM−2のレベルに達しているものを「○」、達していないものを「×」とした。
ポリエステル系熱可塑性エラストマーであるP30B(Dタイプ硬度29、融点160℃)のペレット10重量部に対し、導電塩であるリチウム−ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドを2重量部の割合となるようにドライブレンドし、これを2軸押出機のホッパーに投入し、温度を165℃に設定して混練りすることで導電性マスターバッチを得た。
得られた導電性マスターバッチと、ポリエステル系熱可塑性エラストマーであるP47D−01K(Dタイプ硬度48、融点203℃)のペレットと、酸化防止剤とを、表1記載の割合になるようにドライブレンドし、これを2軸押出機のホッパーに投入し、温度を208℃に設定して混練りし、溶融状態でストランドを引き、水冷したものをペレタイザーでペレット化し、乾燥させたものをベルト形成用材料とした。
ベルト内径=185mm、平均肉厚=250μm、ベルト幅=220mm
体積抵抗率:10の7.4乗(Ω・cm)
面内バラツキ:0.2
環境依存性:1.1
画像出し:○
ポリエステル系熱可塑性エラストマーであるP47D−01K(Dタイプ硬度48、融点203℃)のペレットに、難燃剤であるメラミンシアヌレートを50重量%の割合になるようにドライブレンドし、これを2軸押出機のホッパーに投入し、温度を227℃に設定して混練りすることで難燃性マスターバッチを得た。
また、導電性マスターバッチを、実施例2と同様に調製した。
得られた難燃性マスターバッチと、導電性マスターバッチと、P47D−01Kのペレットと、酸化防止剤とを、表1記載の割合になるようにドライブレンドし、これを2軸押出機のホッパーに投入し、温度を208℃に設定して混練りし、溶融状態でストランドを引き、水冷したものをペレタイザーでペレット化し、乾燥させたものをベルト形成用材料とした。
ベルト内径=185mm、平均肉厚=250μm、ベルト幅=220mm
体積抵抗率:10の7.4乗(Ω・cm)
面内バラツキ:0.2
環境依存性:1.1
画像出し:○
難燃性:○
ポリエステル系熱可塑性エラストマーであるP40B(Dタイプ硬度31、融点180℃)のペレット20重量部に対し、導電塩であるリチウム−ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドを2重量部の割合となるようにドライブレンドし、これを2軸押出機のホッパーに投入し、温度を185℃に設定して混練りすることで導電性マスターバッチを得た。
得られた導電性マスターバッチと、ポリエステル系熱可塑性エラストマーであるP47D−01K(Dタイプ硬度48、融点203℃)のペレットと、酸化防止剤とを、表1記載の割合になるようにドライブレンドし、これを2軸押出機のホッパーに投入し、温度を208℃に設定して混練りし、溶融状態でストランドを引き、水冷したものをペレタイザーでペレット化し、乾燥させたものをベルト形成用材料とした。
ベルト内径=185mm、平均肉厚=250μm、ベルト幅=220mm
体積抵抗率:10の7.1乗(Ω・cm)
面内バラツキ:0.1
環境依存性:1.2
画像出し:○
ポリエステル系熱可塑性エラストマーであるE450BD(Dタイプ硬度78、融点222℃)のペレットに、導電塩であるリチウム−ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドを5重量%の割合となるようにドライブレンドし、これを2軸押出機のホッパーに投入し、温度を227℃に設定して混練りすることで導電性マスターバッチを得た。
得られた導電性マスターバッチと、E450BDのペレットと、酸化防止剤とを、表1記載の割合になるようにドライブレンドし、これを2軸押出機のホッパーに投入し、温度を227℃に設定して混練りし、溶融状態でストランドを引き、水冷したものをペレタイザーでペレット化し、乾燥させたものをベルト形成用材料とした。
ベルト内径=185mm、平均肉厚=150μm、ベルト幅=220mm
体積抵抗率:10の10.6乗(Ω・cm)
面内バラツキ:0.5
環境依存性:2.1
画像出し:×(転写性が悪かった)
ポリエステル系熱可塑性エラストマーであるP47D−01K(Dタイプ硬度48、融点203℃)のペレットに、導電塩であるリチウム−ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドを10重量%の割合となるようにドライブレンドし、これを2軸押出機のホッパーに投入し、温度を208℃に設定して混練りすることで導電性マスターバッチを得た。
得られた導電性マスターバッチと、P47D−01Kのペレットと、酸化防止剤とを、表1記載の割合になるようにドライブレンドし、これを2軸押出機のホッパーに投入し、温度を208℃に設定して混練りし、溶融状態でストランドを引き、水冷したものをペレタイザーでペレット化し、乾燥させたものをベルト形成用材料とした。
ベルト内径=185mm、平均肉厚=250μm、ベルト幅=220mm
体積抵抗率:10の8.2乗(Ω・cm)
面内バラツキ:0.3
環境依存性:1.2
画像出し:△
ポリエステル系熱可塑性エラストマーであるP40B(Dタイプ硬度31、融点180℃)のペレット100重量部に対し、導電塩であるリチウム−ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドを10重量部の割合となるようにドライブレンドし、これを2軸押出機のホッパーに投入し、温度を185℃に設定して混練りすることで導電性マスターバッチを得た。
得られた導電性マスターバッチと、P40Bのペレットと、P47D−01K(Dタイプ硬度48、融点203℃)のペレットと、酸化防止剤とを、表1記載の割合になるようにドライブレンドし、これを2軸押出機のホッパーに投入し、温度を208℃に設定して混練りし、溶融状態でストランドを引き、水冷したものをペレタイザーでペレット化し、乾燥させたものをベルト形成用材料とした。
ベルト内径=185mm、平均肉厚=250μm、ベルト幅=220mm
体積抵抗率:10の7.0乗(Ω・cm)
面内バラツキ:0.2
環境依存性:1.1
画像出し:×(画像に伸びが見られた)
ベルト寸法と性能評価の結果を表2にまとめて示す。
実施例2も、比較例2に比べて体積抵抗率を下げることができた。
実施例3、4とも体積抵抗率が107.4、107.1と下げることが出来た。
これに対して、比較例2は、組成物として低硬度48のP47D−01Kを用いているため、ベルトの厚みを250μmと比較的厚くして色ズレを抑制したが、体積抵抗率が108.3と108.0を越えるため、大きな一次転写電圧が必要となり、トナーの転写率が悪くなった。よって、画像出しは△の評価であった。
比較例3の体積抵抗率は実施例3、4と同程度に下げることができたが、ベルトの剛性が実施例4よりも劣っていたため、一次転写時に画像に伸びが生じた。
また、化学式1に記載の陰イオンを備えた塩には、上記実施例で用いたもの以外に、様々な塩を用いることができる。例えば陽イオンの種類を変更してもよい。
また、上記実施例では、押出成形によりベルトを製造したが、インジェクション成形等により成形することも可能であり、また、マスターバッチを用いずに成形することもできる。
2 中間転写ベルト
3a〜3d 一次転写ロール
4a、4b 駆動ロール
5 二次転写ロール
6 記録媒体
7 定着ユニット
8a〜8d 感光体
9a〜9d 帯電ロール
10 ベルト製造装置
11 ホッパー
12 押出機
13 クロスヘッドダイ
13a ダイリップ
14 ギヤポンプ
15 インサイドサイジング
16 引取機
17 自動カット機
30a〜b 転写ローラ
31 帯電ローラ
32 感光体
33 中間転写ベルト
34 定着ローラ
35a〜d トナー
36 鏡
37 レーザー
38 被転写体
Claims (14)
- 熱可塑性組成物を成形してなる導電性シームレスベルトであって、
前記熱可塑性組成物は、ポリマー成分を100重量部と、下記化学式1に記載の陰イオンを備えた塩を0.01重量部〜3重量部含み、
前記ポリマー成分は、複数のポリエステル系熱可塑性エラストマーのブレンドを含み、
前記ブレンドは、少なくとも、所定の硬度を有する第1ポリエステル系熱可塑性エラストマーと、前記第1ポリエステル系熱可塑性エラストマーよりも低硬度の第2ポリエステル系熱可塑性エラストマーとを含み、
前記ポリマー成分全体に占める前記第2ポリエステル系熱可塑性エラストマーの含有量は、前記第1ポリエステル系熱可塑性エラストマーより少なく、かつ、30重量%以下であり、
体積抵抗率が1.0×106Ω・cm〜1.0×1010Ω・cmであることを特徴とする導電性シームレスベルト。
- ASTM D2240に準拠して測定される前記第1ポリエステル系熱可塑性エラストマーのDタイプ硬度が、同様に測定される前記第2ポリエステル系熱可塑性エラストマーのDタイプ硬度よりも10以上高い請求項1に記載の導電性シームレスベルト。
- ASTM D2240に準拠して測定される前記第1ポリエステル系熱可塑性エラストマーのDタイプ硬度が、45以上である請求項2に記載の導電性シームレスベルト。
- 前記化学式1中のX1−がCn1Hm1F(2n1−m1+1)−SO2−であり、X2−がCn2Hm2F(2n2−m2+1)−SO2−であり、n1およびn2はそれぞれが1以上の整数であり、m1およびm2はそれぞれが0以上の整数である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の導電性シームレスベルト。
- 前記化学式1に記載の陰イオンと対になる塩を構成する陽イオンが、アルカリ金属、2A族金属、遷移金属および両性金属から選ばれるいずれかの陽イオンである、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の導電性シームレスベルト。
- 前記陽イオンを構成する金属がリチウムである、請求項5に記載の導電性シームレスベルト。
- 前記化学式1に記載の陰イオンを備えた塩が、リチウム−ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドである請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の導電性シームレスベルト。
- 前記化学式1に記載の陰イオンを備えた塩は、分子量1万以下の低分子量ポリエーテル化合物や低分子量極性化合物からなる媒体を介さずに配合されている請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の導電性シームレスベルト。
- 低温低湿環境(10℃、相対湿度15%)における体積抵抗率RLLと、高温高湿環境(32.5℃、相対湿度90%)における体積抵抗率RHHが、log10RLL−log10RHH≦2.5の関係を満たしている請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の導電性シームレスベルト。
- 前記熱可塑性組成物の全重量に対して、難燃剤であるメラミンシアヌレートを15重量%〜40重量%の割合で含有している、請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の導電性シームレスベルト。
- 外周面側に少なくとも1層のコーティング層を有している請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の導電性シームレスベルト。
- 前記難燃剤と前記第1ポリエステル系熱可塑性エラストマーを主成分とする熱可塑性組成物とを予め混練して難燃性マスターバッチとし、前記難燃性マスターバッチを前記押出機に投入すると共に、前記材料を前記環状ダイスから鉛直方向に押し出す、請求項12に記載の導電性シームレスベルトの製造方法。
- 請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の導電性シームレスベルトを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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