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JP2006157199A - スライド型携帯端末 - Google Patents

スライド型携帯端末 Download PDF

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JP2006157199A
JP2006157199A JP2004341565A JP2004341565A JP2006157199A JP 2006157199 A JP2006157199 A JP 2006157199A JP 2004341565 A JP2004341565 A JP 2004341565A JP 2004341565 A JP2004341565 A JP 2004341565A JP 2006157199 A JP2006157199 A JP 2006157199A
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JP
Japan
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sound
slide
housing
hole
speaker
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JP2004341565A
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English (en)
Inventor
Yasushi Nakano
寧 中野
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NEC Platforms Ltd
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NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】 スライド部の状態に関わらず放音性を高めることができ、かつ設計の自由度の向上を実現できるスライド型携帯端末を提供する。
【解決手段】 所定の位置に放音手段を備える第1の筐体と、第1の筐体に対してスライドする第2の筐体と、を有するスライド型携帯端末であって、第1の筐体又は第2の筐体のいずれか一方に設けられ、放音手段の音を外部へ放音するための放音孔を有し、第2の筐体の収納時は、放音孔を介してスライド時と別の方向に放音する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放音手段及び放音孔を有するスライド型携帯端末に関する。
従来のスライド型携帯端末は、第1の筐体である本体1と、第2の筐体であるスライド部2と、を有しており、スライド部2が上方向又は下方向にスライドする構成となっている。このような従来のスライド型携帯端末は、例えば図6に示すように、本体1の裏側にスピーカ4を実装する場合が多く、使用者側にスピーカ穴9が向いていないため、使用者は音を聞きにくいという問題があった。
その他の従来のスライド型携帯端末として、図7及び図8に示すように、スライド部2の表面に、スピーカ4及び発音するためのスピーカ穴11(又はスピーカ穴12)を実装するものもあるが、これらの端末は、スライド部2の長さが長くなってしまったり、スライド部2が厚くなってしまったりするので、装置のサイズが大きくなってしまうという問題がある。また、スライド部2と本体1の電気的接続の部品本数が増えるためコストアップしてしまうという問題点もある。また、図7に示すようにスライド部2の上側にスピーカ4を実装した場合はレシーバ穴11との距離が近く、使用者がレシーバ穴11に耳を当てている時にスピーカ4が鳴音すると大音響により耳に悪影響を及ぼす可能性もあった。また、図8に示すようにスライド部2の下側にスピーカ4を実装した場合はマイク穴13との距離が近く、ハンズフリーを実現する場合にマイクとの音響的干渉が問題となる。
従来技術例として、二つ折りタイプの携帯電話のスピーカ近傍に放音孔を設けることにより、電話機を畳んだ状態でも放音性を高めることができる「携帯電話機」がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−219005号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の発明は、折りたたみ式携帯電話においてスピーカ穴(放音孔)を設けた構成であるので、スピーカ及びスピーカ穴の設置位置は通話時における使用者の耳の位置、すなわち筐体の端部に限定されてしまい、設計の自由度がない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、スライド部の状態に左右されることなく、使用者がスピーカからの発音を聞き取ることができるとともに、設計の自由度があるスライド型携帯端末を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、所定の位置に放音手段を備える第1の筐体と、第1の筐体に対してスライドする第2の筐体と、を有するスライド型携帯端末であって、第1の筐体又は第2の筐体のいずれか一方に設けられ、放音手段の音を外部へ放音するための放音孔を有し、第2の筐体の収納時は、放音孔を介してスライド時と別の方向に放音することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、所定の位置に放音手段を備える第1の筐体と、第1の筐体に対してスライドする第2の筐体と、を有するスライド型携帯端末であって、第1の筐体又は第2の筐体のいずれか一方に設けられ、放音手段の音を外部へ放音するための第1の放音孔と、第2の筐体に設けられ、放音手段の音を外部へ放音するための第2の放音孔と、を有し、第2の筐体の収納時は第1の放音孔を介して放音し、かつ、第2の筐体のスライド時は第2の放音孔を介して放音することにより、第2の筐体の収納時とスライド時とで別の方向に放音することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、第2の筐体は、少なくとも上下左右のいずれか1方向にスライドすることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の発明において、第1の放音孔は、第1の筐体又は第2の筐体の側面における所定の位置に少なくとも1つ設けられることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2から4のいずれか1項に記載の発明において、第2の放音孔は、第2の筐体の正面又は側面における所定の位置に少なくとも1つ設けられることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項2から5のいずれか1項に記載の発明において、第2の放音孔は、第2の筐体のスライド時に放音手段と直結することを特徴とする。
本発明によれば、スライド型携帯端末において、スライド状態に関わらず放音性を高めることができるとともに、スピーカの設置位置を本体の任意の位置に備えることができ、また、スピーカに対応するスピーカ穴を、本体又はスライド部の任意の位置に備えることが可能となるので、設計の自由度の向上が実現できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施例1であるスライド型携帯端末について図1及び図2を参照して説明する。本実施例のスライド型携帯端末は、図1の正面図及び側面図に示すように、第1の筐体である本体1と、表示部3を備えた第2の筐体であるスライド部と、を有する。本体1の上方には、発音部(放音手段)であるスピーカ4と、スピーカ4からの発音を外部へ通すためのスピーカ5(放音孔)が設けられ、スライド部2には、スピーカ穴5に対向する側にスピーカ穴6が設けられている。
図1は、本実施例のスライド型携帯端末において、スライド部2が収納された状態を示しており、スライド部2が本体1に対して重なる配置になっている。そして、本実施例のスライド型携帯端末は、例えばテレビ電話時には、図2の正面図及び側面図に示すようにスライド部2が下方向にスライドし(矢印方向)、例えば音声通話や各種操作時には、図3の正面図及び側面図に示すようにスライド部2が上方向にスライドするといった、上下両方向にスライドする構造になっている。
以上のような構成である本実施例のスライド型携帯端末は、図1に示すようにスライド部2を収納した状態では、スピーカ4から発した音はスピーカ穴5を経由して、端末上部に開口したスピーカ穴6から発音する。また、図2に示すようにスライド部2を下方向にスライドした状態では、スピーカ4から発した音は表示部3側前面すなわち使用者側を向いたスピーカ穴5から発音する。なお、図1ではスライド部2に窪みを設けてスピーカ穴6を構成しているが、図5の側面図に示すように本体1に窪みを設けてスピーカ穴6を構成してもよい。
本発明の実施例2であるスライド型携帯端末について図3を参照して説明する。本実施例のスライド型携帯端末は、図3の正面図及び側面図に示すように、横方向に開口したスピーカ穴7をスライド部2に設ける。よって、スライド部2を上方向にスライドした状態でも、端末の側面から発音するので使用者は音を聞きやすい。なお、本実施例では、上方向へのスライドをとしたが、スピーカの設置位置を変えることによって下方向のスライドにも適用できる。
本発明の実施例3であるスライド型携帯端末について図4を参照して説明する。本実施例のスライド型携帯端末は、図4の正面図及び側面図に示すように、スライド部2の正面にスピーカ穴8を設ける。よって、スライド部2を上方向にスライドした状態でも、端末の正面から発音するので使用者は音を聞きやすい。なお、本実施例では、上方向へのスライドをとしたが、スピーカの設置位置を変えることによって下方向のスライドにも適用できる。
なお、上記各実施例では、モノラルスピーカの場合を記載したが、ステレオスピーカでも同様である。ステレオスピーカの場合は、スライド部収納状態でのスピーカ穴は、ステレオスピーカそれぞれが端末左右に開口したスピーカ穴でもよい。
また、上記各実施例では、上下両方向のスライド構造としたが、上下いずれか一方向のスライド構造でもよい。
以上、本発明の各実施例によれば、スライド型無線端末におけるスピーカの発音方向を、スライド部を収納した状態では発音方向を上方向とし、スライド部をスライドした場合には表示側前面又は表示側側面の方向にするので、スライド部が収納状態及びスライド状態のどちらであっても、使用者にとってスピーカの音が聞きやすくなり、放音性の向上を実現できる。例えば、図1のようにスライド部2を収納した状態では、端末上部に開口したスピーカ穴6から発音するため、ポケットに無線端末を収納した状態では使用者は音を聞きやすい。また、図2のようにスライド部2を下方向にスライドした状態では、表示側前面すなわち使用者側を向いたスピーカ穴5から発音するため、端末正面で使用する使用者は音を聞きやすい。
また、本発明の各実施例によれば、スピーカを本体内部の任意の位置に備えることが可能となるので、設計の自由度が向上する。また、スピーカに対応するスピーカ穴を、本体又はスライド部の任意の位置に備えることが可能となるので、設計の自由度の向上が実現できる。
また、本発明の各実施例によれば、スライド部にスピーカを実装する必要がないため、スライド部の長さや厚みを短縮でき、端末装置の小型化を実現できる。
また、本発明の各実施例によれば、スピーカを本体に実装できるため、スライド部に実装した場合と比較して、本体とスライド部の電気的接続本数を低減でき、コスト低減が実現できる。
以上、本発明の実施例について説明したが、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。
本発明は、例えば携帯電話やPDA等、スライド型の移動体無線通信端末全般に適用できる。
本発明の実施例1に係る構成例を示す正面図及び側断面図である。 本発明の実施例1に係る構成例を示す正面図及び側断面図である。 本発明の実施例2に係る構成例を示す正面図及び側断面図である。 本発明の実施例3に係る構成例を示す正面図及び側断面図である。 本発明の実施例1に係る構成例を示す正面図及び側断面図である。 従来技術に係る構成例を示す正面図及び側断面図である。 従来技術に係る構成例を示す正面図及び側断面図である。 従来技術に係る構成例を示す正面図及び側断面図である。
符号の説明
1 本体(第1の筐体)
2 スライド部(第2の筐体)
3 表示部
4 スピーカ(放音手段)
5、9、10、12 スピーカ穴
6 スピーカ穴(第1の放音孔)
7、8 スピーカ穴(第2の放音孔)
11 レシーバ穴
13 マイク穴

Claims (6)

  1. 所定の位置に放音手段を備える第1の筐体と、
    前記第1の筐体に対してスライドする第2の筐体と、を有するスライド型携帯端末であって、
    前記第1の筐体又は第2の筐体のいずれか一方に設けられ、前記放音手段の音を外部へ放音するための放音孔を有し、
    前記第2の筐体の収納時は、前記放音孔を介してスライド時と別の方向に放音することを特徴とするスライド型携帯端末。
  2. 所定の位置に放音手段を備える第1の筐体と、
    前記第1の筐体に対してスライドする第2の筐体と、を有するスライド型携帯端末であって、
    前記第1の筐体又は第2の筐体のいずれか一方に設けられ、前記放音手段の音を外部へ放音するための第1の放音孔と、
    前記第2の筐体に設けられ、前記放音手段の音を外部へ放音するための第2の放音孔と、を有し、
    前記第2の筐体の収納時は前記第1の放音孔を介して放音し、かつ、前記第2の筐体のスライド時は前記第2の放音孔を介して放音することにより、前記第2の筐体の収納時とスライド時とで別の方向に放音することを特徴とするスライド型携帯端末。
  3. 前記第2の筐体は、少なくとも上下左右のいずれか1方向にスライドすることを特徴とする請求項1又は2記載のスライド型携帯端末。
  4. 前記第1の放音孔は、前記第1の筐体又は前記第2の筐体の側面における所定の位置に少なくとも1つ設けられることを特徴とする請求項2又は3記載のスライド型携帯端末。
  5. 前記第2の放音孔は、前記第2の筐体の正面又は側面における所定の位置に少なくとも1つ設けられることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のスライド型携帯端末。
  6. 前記第2の放音孔は、前記第2の筐体のスライド時に前記放音手段と直結することを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載のスライド型携帯端末。
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