[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2006156182A - 電気コネクタハウジング、電気コネクタ、およびコネクタ組立体 - Google Patents

電気コネクタハウジング、電気コネクタ、およびコネクタ組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP2006156182A
JP2006156182A JP2004346273A JP2004346273A JP2006156182A JP 2006156182 A JP2006156182 A JP 2006156182A JP 2004346273 A JP2004346273 A JP 2004346273A JP 2004346273 A JP2004346273 A JP 2004346273A JP 2006156182 A JP2006156182 A JP 2006156182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
connector
protrusion
predetermined position
electrical connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004346273A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Hayashi
利秋 林
Atsushi Nishida
篤史 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Tyco Electronics Japan GK
Original Assignee
Tyco Electronics AMP KK
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tyco Electronics AMP KK, Toyota Motor Corp filed Critical Tyco Electronics AMP KK
Priority to JP2004346273A priority Critical patent/JP2006156182A/ja
Priority to DE602005004246T priority patent/DE602005004246T2/de
Priority to US11/289,718 priority patent/US7172459B2/en
Priority to EP05111466A priority patent/EP1662618B1/en
Publication of JP2006156182A publication Critical patent/JP2006156182A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
    • H01R13/641Means for preventing incorrect coupling by indicating incorrect coupling; by indicating correct or full engagement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/502Bases; Cases composed of different pieces
    • H01R13/506Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/533Bases, cases made for use in extreme conditions, e.g. high temperature, radiation, vibration, corrosive environment, pressure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2201/00Connectors or connections adapted for particular applications
    • H01R2201/26Connectors or connections adapted for particular applications for vehicles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S439/00Electrical connectors
    • Y10S439/901Connector hood or shell
    • Y10S439/903Special latch for insert

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】コンタクト収容室を有する第1ハウジングと、その第1ハウジングを収容する第2ハウジングとを備えた、いわゆる分割コネクタのハウジング等に関し、第1ハウジングが第2ハウジングに中途半端に収容されていることを簡単な構成で検知することができる。
【解決手段】第1ハウジング110が、外周面110aに突起112を有するものであり、第2ハウジング120は、第1ハウジング110が挿入された後所定位置に到達する前に、突起112によって持ち上げられ、第1ハウジング110が所定位置に収容された際の第2ハウジング120の外形に突出した部分を生じさせ、第1ハウジング110が所定位置に到達すると突起112による持ち上げが解除される弾性アーム124を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンタクトを収容するコンタクト収容室を有する第1ハウジングと、その第1ハウジングを収容する第2ハウジングとを備えた、いわゆる分割コネクタのハウジング、そのハウジングを有する電気コネクタ、およびその電気コネクタと相手コネクタとが嵌合したコネクタ組立体に関する。
従来より、上述の分割コネクタと称される別個独立の2つのハウジングを組み合わせた電気コネクタが知られている。この分割ハウジングは、自動車等に配備されるワイヤーハーネスの電気コネクタを相手コネクタと接続するため等に使用されている。昨今の自動車では、配備されるセンサ数が増えており、これに伴ってワイヤーハーネスのコネクタ数も増えている。そのため、自動車の組み立てラインでは、ワイヤーハーネスの多数の電気コネクタを相手コネクタと接続しなければならず生産性が低下してしまう。そこで、最終組み立てラインにおける見かけ上の電気コネクタの数を減らすため、別ラインにおいて予め、ワイヤーハーネスの複数の電気コネクタを一つのハウジングに収容しておき、組み立てラインでは、複数の電気コネクタが収容されたハウジングを一つの電気コネクタとして取り扱う。すなわち、ワイヤーハーネスの電気コネクタのハウジングが上記第1ハウジングに相当し、複数のワイヤーハーネスの電気コネクタを収容するハウジングが上記第2ハウジングに相当する。
分割コネクタについての提案には様々なものがあり、例えば、形状が合致した第1ハウジングをそれぞれ有する電気コネクタの他に、形状が不一致の第1ハウジングを有する電気コネクタも存在する場合、形状が不一致の第1ハウジングをそれぞれ有する電気コネクタが誤って接続されることを防止する提案(例えば、特許文献1参照)や、第1ハウジングの形状が変更されたとしても、第2ハウジングの形状を変更することなく対応することができるようにした提案(例えば、特許文献2参照)がなされている。
ところで、別ラインにおいて、ワイヤーハーネスの複数の電気コネクタを一つのハウジング(第2ハウジング)に収容する際に、電気コネクタの収容が中途半端であっても導通試験をパスしてしまうことがあり、ワイヤーハーネスの電気コネクタの収容が中途半端なまま分割コネクタが自動車に配備されてしまうことがある。こうなると、自動車の走行による振動によって、ワイヤーハーネスの電気コネクタは第2ハウジングからやがて抜け落ち、電気的接続が断たれてしまう。
なお、分割コネクタではないが、電気コネクタどうしの半嵌合を検知する技術も種々提案されており(例えば、特許文献3等参照)、特許文献3には、半嵌合では未接続の1対の電気接点それぞれを各コネクタのハウジングに設けておき、両コネクタが完全に嵌合すると、それら1対の電気接点が接続し検知用電気回路を作動させて両コネクタが完全に嵌合したことを検知する技術が提案されている。この特許文献3において提案された技術を、分割コネクタを構成する第1ハウジングと第2ハウジングに適用することは可能であるが、検知用電気回路が必要になり、半嵌合を検知する構成が大掛かりなものになってしまう。
特開2003−331989号公報 特開2002−231372号公報 特開平9−251876号公報
本発明は上記事情に鑑み、第1ハウジングが第2ハウジングに中途半端に収容されていることを簡単な構成で検知することができる電気コネクタハウジング、その電気コネクタハウジングを有する電気コネクタ、およびその電気コネクタと相手コネクタとが嵌合したコネクタ組立体を提供することを目的とするものである。
上記目的を解決する本発明の電気コネクタハウジングは、コンタクト収容室を有する第1ハウジングと、挿入されるその第1ハウジングを収容する第2ハウジングとを備えた電気コネクタハウジングにおいて、
上記第1ハウジングが、その外周面に突起を有するものであり、
上記第2ハウジングは、上記第1ハウジングが挿入された後であって所定位置に到達する前に、上記突起によって持ち上げられ、その第1ハウジングが上記所定位置に収容された際のこの第2ハウジングの外形に突出した部分を生じさせ、その第1ハウジングがその所定位置に到達するとその突起による持ち上げが解除される弾性アームを有するものであることを特徴とする。
ここにいう弾性アームは、弾性を有するものであれば、上記第2ハウジングの外周面を構成する一部分であっても、その外周面とは別個に設けられたものであってもよい。また、ここにいう第2ハウジングの外形とは、第2ハウジングの外から見たときの輪郭をいう。
本発明の電気コネクタハウジングによれば、上記第2ハウジングの上記外形を、この電気コネクタハウジングを有する電気コネクタと嵌合する相手コネクタの嵌合面の形状、すなわち上記第2ハウジングを挿入することで第2ハウジングと嵌合する相手コネクタであれば、上記第2ハウジングを挿入する開口の形状に合致させておくことで、第1ハウジングが第2ハウジングに中途半端に収容された状態では、相手コネクタへの、この電気コネクタハウジングを有する電気コネクタの挿入が、持ち上げられた弾性アームによって阻止され、第1ハウジングが第2ハウジングに中途半端に収容されていることを作業者に気付かせることができる。しかも、このことを作業者に気付かせる構成は、上記突起と上記弾性アームの組合せといった簡単な構成である。
また、本発明の電気コネクタハウジングにおいて、上記弾性アームは、上記第1ハウジングが上記所定位置に到達した後は上記突起に係合するものであることが好ましい。
こうすることで、第1ハウジングが第2ハウジングに中途半端に収容されていることを作業者に気付かせる構成である上記突起と上記弾性アームの組合せは、上記第2ハウジングと上記第1ハウジングのロック手段としても機能する。
上記目的を解決する本発明の電気コネクタは、電線端部に接続したコンタクトを収容したコンタクト収容室を有する第1ハウジングと、挿入されるその第1ハウジングを収容する第2ハウジングとを備えた電気コネクタにおいて、
上記第1ハウジングが、その外周面に突起を有するものであり、
上記第2ハウジングは、上記第1ハウジングが挿入された後であって所定位置に到達する前に、上記突起によって持ち上げられ、その第1ハウジングが上記所定位置に収容された際のこの第2ハウジングの外形に突出した部分を生じさせ、その第1ハウジングがその所定位置に到達するとその突起による持ち上げが解除される弾性アームを有するものであることを特徴とする。
上記目的を解決する本発明のコネクタ組立体は、電線端部に接続したコンタクトを収容したコンタクト収容室を有する第1ハウジング、ならびに挿入される第1ハウジングを収容する第2ハウジングを備えた電気コネクタと、その電気コネクタとの嵌合面を有する相手コネクタとが嵌合したコネクタ組立体において、
上記電気コネクタは、
上記第1ハウジングが、その外周面に突起を有するものであり、
上記第2ハウジングは、上記第1ハウジングが所定位置に収容された際のこの第2ハウジングの外形が、上記相手コネクタの嵌合面の形状に合致した形状であり、その第1ハウジングが挿入された後その所定位置に到達する前に、上記突起によって持ち上げられその外形に突出した部分を生じさせ、その第1ハウジングがその所定位置に到達するとその突起による持ち上げが解除される弾性アームを有するものであることを特徴とする。
本発明によれば、第1ハウジングが第2ハウジングに中途半端に収容されていることを簡単な構成で検知することができる電気コネクタハウジング、その電気コネクタハウジングを有する電気コネクタ、およびその電気コネクタと相手コネクタとが嵌合したコネクタ組立体を提供することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の電気コネクタの一実施形態である分割コネクタと、その分割コネクタの相手コネクタとを示す斜視図である。
図1に示す分割コネクタ10も相手コネクタ50もコンタクトを有するものであるが、この図1ではいずれのコンタクトも図示省略し、分割コネクタ10が有する、本発明の電気コネクタハウジングの一実施形態に相当する分割コネクタハウジング100(以下、単にハウジング100と称する)と、相手コネクタ50が有する相手コネクタハウジング500とを示している。
図1に示すハウジング100は、別個独立の第1ハウジング110と第2ハウジング120とからなるものである。第1ハウジング110は、ワイヤーハーネス側の電気コネクタのハウジングに相当するものであり、この図1では不図示の6つのコンタクトを収容する6つのコンタクト収容室111を外周面110aの内側に有する。また、図1に示す第2ハウジング120も左側にコンタクト収容室121を有するが、第2ハウジング120のコンタクト収容室121は、8つのコンタクトを収容するものである。なお、第2ハウジング120は、コンタクト収容室121を省略したものであってもよい。この第2ハウジング120には、第1ハウジング110が収容されるが、図1には、第1ハウジング110が第2ハウジング120に途中まで収容された様子が示されている。
また、図1に示す相手コネクタハウジング500には、2つのコネクタ嵌合部510が左右に並んで設けられており、右側のコネクタ嵌合部510には分割コネクタ10が嵌合するようにされているが、この図1には、相手コネクタハウジング500への分割コネクタ10の挿入が阻止されている様子が示されている。
ここで、図1とともに図2から図6までも用いて説明を続ける。
図2は図1に示す分割コネクタと相手コネクタとの嵌合が阻止されている様子を嵌合方向から見た図である。また、図3はその様子を上方から示した図であり、図4はその様子を下方から示した図であり、図5はその様子を側方から示した図である。さらに、図6は、図3のA−A断面図である。
図2および図6に示すように、第1ハウジング110は、その外周面110aから外側に向かって突出した突起112を有するものである。また、図6に示すように、第2ハウジング120は、外周面120aの内側に設けられた空洞122とその空洞122に繋がる開口123とを有する。また、図4を除いた各図に示すように、第2ハウジング120の外周面120aには、その外周面120aに切り込み線を設けることで弾性アーム124が配備されている。弾性アーム124の先端は、開口123とは反対側を向いており、その先端には内側に向かって突出した突部1241が設けられている。この弾性アーム124は弾性を有するものである。
第1ハウジング110は、第2ハウジング120の開口123から挿入され空洞122内の所定位置に到達するまで押し込まれる。すなわち、図6においては、第1ハウジング110は、図の左側から右側に向かって第2ハウジングに押し込まれる。したがって、この図6では、第1ハウジング110の押し込み方向上流側が図の左側になり、押し込み方向下流側が図の右側になる。第1ハウジング110が、開口123から挿入された後所定位置に到達する前に、第1ハウジング110に設けられた突起112は、第2ハウジングの弾性アーム124の突部1241に衝突する。第1ハウジング110がさらに押し込まれると、第1ハウジング110が所定位置に到達する前に、弾性アーム124の突部1241が第1ハウジング110の突起112によって外側に向かって持ち上げられる。第1ハウジング110の突起112の、押し込み方向下流側の壁112aは、弾性アーム124の突部1241を持ち上げやすいように、上流側に傾斜したものである。また、弾性アーム124の突部1241の、押し込み方向上流側の壁、すなわち開口123側を向いた壁1241aは、突起112の上流側に傾斜した壁112aよりもさらに上流側(開口123側)に傾斜したものである。第1ハウジング110がまたさらに押し込まれると、第1ハウジング110の突起112によって外側に向かって持ち上げられた第2ハウジングの弾性アーム124の突部1241は、突起112の先端面112b上を摺動する。この突起112の先端面112bは、押し込み方向上流側に向かうにつれて下方(内側)へ傾斜したものであり、第1ハウジング110が所定位置に近づくにつれて、持ち上がった弾性アーム124は自身の弾性によって徐々に下降する。
これまで用いた各図に示すハウジング100は、第1ハウジング110が第2ハウジング120の空洞122内の所定位置に到達する前に、第1ハウジング110がその所定位置に到達したと勘違いして、第1ハウジング110の押し込みを途中で止めてしまい、第2ハウジング120の弾性アーム124が、第1ハウジング110の突起112によって外側に向かって持ち上げられているものである。分割コネクタ10を相手コネクタハウジング500に設けられたコネクタ嵌合部510に嵌合させようとしても、弾性アーム124が突起112によって持ち上げられたハウジング100では、持ち上げられた弾性アーム124が相手コネクタハウジング500のコネクタ嵌合部510につながる開口510aの縁520に引っかかり、分割コネクタ10と相手コネクタ50の嵌合が阻止され、作業者に、第1ハウジング110が第2ハウジング120に中途半端に収容されていることを気付かせることができる。
図7は、第1ハウジングが第2ハウジングの所定位置までしっかりと収容された分割コネクタを相手コネクタに挿入する途中の様子を示した断面図である。
この図7においては、第1ハウジング110の突起112が、弾性アーム124の突部1241を通過し終わり弾性アーム124の突部1241よりも押し込み方向下流側に位置し、弾性アーム124は、第1ハウジング110の突起112によって持ち上げられる前の状態に自身の弾性によって戻っている。すなわち、弾性アーム124の先端部分(図7では右端の部分)は、第2ハウジングの外周面120aの、この先端部分を取り囲む部分よりも内側に入り込んでいる。このため、ハウジング100と相手コネクタハウジング500とを嵌合するにあたり、弾性アーム124が相手コネクタハウジング500の開口510aの縁520に干渉することなく、ハウジング100の挿入が許容される。こうして第1ハウジング110が第2ハウジング120に設けられた空洞122の所定位置に収容された分割コネクタ10では、第1ハウジング110を第2ハウジング120から無理に引き抜こうとすると、弾性アーム124の突部1241と第1ハウジング110の突起112とが係合し第2ハウジング120の引き抜きを阻止するロック機能を果たす。
ここで、図6に示す分割コネクタ10と図7に示す分割コネクタ10とを比較すると、第1ハウジング110が第2ハウジング120の開口123から挿入された後所定位置に到達する前の図6に示す第2ハウジング120の外形は、第1ハウジング110が所定位置に到達した後の図7に示す第2ハウジング120の外形に比べて、弾性アーム124が持ち上げられたことにより外側に向かって突出した部分を有する。本実施形態における分割コネクタ10では、第1ハウジング110の、所定位置への収容状態に応じて第2ハウジング120の外形が変化する。
図8は、本発明のコネクタ組立体の一実施形態を示す断面図である。
図8には、第1ハウジング110が第2ハウジング120の所定位置までしっかりと収容された分割コネクタ10と相手コネクタ50との嵌合が終了した様子が示されているが、この図8には、各コネクタ10,50に配備されたコンタクトはいずれも図示省略されている。
図9は、図8に示す分割コネクタに配備されるコンタクトを示す斜視図である。
図9に示すコンタクト200は、電線300の端部に接続した雌コンタクトの一例であり、図8に示すコンタクト収容室111に収容される。
なお、相手コネクタ50に配備されるコンタクトは、回路基板に接続される雄コンタクトである。
図8に示すコネクタ組立体1では、分割コネクタ10の第1ハウジング110が所定位置に収容された際の第2ハウジング120の外形が、相手コネクタ50の嵌合面の形状、すなわち相手コネクタのコネクタ嵌合部510につながる開口510aの形状に合致した形状であり、第1ハウジング110が第2ハウジング120の開口123から挿入された後所定位置に到達する前の図6に示す第2ハウジング120の外形は、相手コネクタ50の開口510aの形状に合致した第2ハウジング120の外形に比べて、弾性アーム124が外側に向かって持ち上げられたことにより外側に向かって突出した部分を有する。
以上説明したように、本実施形態の分割コネクタ10によれば、第1ハウジング110の突起112と第2ハウジング120の弾性アーム124の組合せといった簡単な構成で、第1ハウジングが第2ハウジングに中途半端に収容されていることを作業者に気付かせることができる。
なお、第2ハウジング120に設ける弾性アームは、第2ハウジング120の外周面120aを構成する一部分であっても、その外周面120aとは別個に設けられたものであってもよい。また、第1ハウジングは、ワイヤーハーネスの電気コネクタのハウジングに限られるものではない。
本発明の電気コネクタの一実施形態である分割コネクタと、その分割コネクタの相手コネクタとを示す斜視図である。 図1に示す分割コネクタと相手コネクタとの嵌合が阻止されている様子を嵌合方向から見た図である。 図1に示す分割コネクタと相手コネクタとの嵌合が阻止されている様子を上方から示した図である。 図1に示す分割コネクタと相手コネクタとの嵌合が阻止されている様子を下方から示した図である。 図1に示す分割コネクタと相手コネクタとの嵌合が阻止されている様子を側方から示した図である。 図3のA−A断面図である。 第1ハウジングが第2ハウジングの所定位置までしっかりと収容された分割コネクタを相手コネクタに挿入する途中の様子を示した断面図である。 本発明のコネクタ組立体の一実施形態を示す断面図である。 図8に示す分割コネクタに配備されるコンタクトを示す斜視図である。
符号の説明
1 コネクタ組立体
10 分割コネクタ
100 分割コネクタハウジング
110 第1ハウジング
111 コンタクト収容室
112 突起
120 第2ハウジング
122 空洞
123 開口
124 弾性アーム
1241 突部
200 コンタクト
300 電線
50 相手コネクタ
510a 嵌合面

Claims (4)

  1. コンタクト収容室を有する第1ハウジングと、挿入される該第1ハウジングを収容する第2ハウジングとを備えた電気コネクタハウジングにおいて、
    前記第1ハウジングが、その外周面に突起を有するものであり、
    前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングが挿入された後であって所定位置に到達する前に、前記突起によって持ち上げられ、該第1ハウジングが前記所定位置に収容された際のこの第2ハウジングの外形に突出した部分を生じさせ、該第1ハウジングが該所定位置に到達すると該突起による持ち上げが解除される弾性アームを有するものであることを特徴とする電気コネクタハウジング。
  2. 前記弾性アームは、前記第1ハウジングが前記所定位置に到達した後は前記突起に係合するものであることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタハウジング。
  3. 電線端部に接続したコンタクトを収容した第1ハウジングと、挿入される該第1ハウジングを収容する第2ハウジングとを備えた電気コネクタにおいて、
    前記第1ハウジングが、その外周面に突起を有するものであり、
    前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングが挿入された後であって所定位置に到達する前に、前記突起によって持ち上げられ、該第1ハウジングが前記所定位置に収容された際のこの第2ハウジングの外形に突出した部分を生じさせ、該第1ハウジングが該所定位置に到達すると該突起による持ち上げが解除される弾性アームを有するものであることを特徴とする電気コネクタ。
  4. 電線端部に接続したコンタクトを収容した第1ハウジング、ならびに挿入される第1ハウジングを収容する第2ハウジングを備えた電気コネクタと、該電気コネクタとの嵌合面を有する相手コネクタとが嵌合したコネクタ組立体において、
    前記電気コネクタは、
    前記第1ハウジングが、その外周面に突起を有するものであり、
    前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングが所定位置に収容された際のこの第2ハウジングの外形が、前記相手コネクタの嵌合面の形状に合致した形状であり、該第1ハウジングが挿入された後該所定位置に到達する前に、前記突起によって持ち上げられ該外形に突出した部分を生じさせ、該第1ハウジングが該所定位置に到達すると該突起による持ち上げが解除される弾性アームを有するものであることを特徴とするコネクタ組立体。
JP2004346273A 2004-11-30 2004-11-30 電気コネクタハウジング、電気コネクタ、およびコネクタ組立体 Pending JP2006156182A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004346273A JP2006156182A (ja) 2004-11-30 2004-11-30 電気コネクタハウジング、電気コネクタ、およびコネクタ組立体
DE602005004246T DE602005004246T2 (de) 2004-11-30 2005-11-29 Gehäuse eines elektrischen Verbinder, ein elektrischer Verbinder und eine Verbinderanordnung
US11/289,718 US7172459B2 (en) 2004-11-30 2005-11-29 Electrical connector housing, electrical connector, and connector assembly
EP05111466A EP1662618B1 (en) 2004-11-30 2005-11-29 An electrical connector housing, an electrical connector, and a connector assembly.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004346273A JP2006156182A (ja) 2004-11-30 2004-11-30 電気コネクタハウジング、電気コネクタ、およびコネクタ組立体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006156182A true JP2006156182A (ja) 2006-06-15

Family

ID=35899034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004346273A Pending JP2006156182A (ja) 2004-11-30 2004-11-30 電気コネクタハウジング、電気コネクタ、およびコネクタ組立体

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7172459B2 (ja)
EP (1) EP1662618B1 (ja)
JP (1) JP2006156182A (ja)
DE (1) DE602005004246T2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1927575A2 (en) 2006-11-30 2008-06-04 Hitachi, Ltd. Semiconductor device carrying a micro electro mechanical system
JP2009190638A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2013137921A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Tyco Electronics Japan Kk 電気コネクタ
JP2014165029A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2047569A1 (en) 2006-07-13 2009-04-15 Fci Connector assembly
JP5647016B2 (ja) 2011-01-19 2014-12-24 矢崎総業株式会社 多連装コネクタ
US9183104B2 (en) 2013-12-20 2015-11-10 International Business Machines Corporation Validating connection, structural characteristics and positioning of cable connectors
CN108400068B (zh) * 2018-03-23 2023-10-03 宁波城市职业技术学院 一种接线预警式低压断路器及其控制方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3285305B2 (ja) * 1995-12-22 2002-05-27 矢崎総業株式会社 半嵌合防止コネクタ
JP3296961B2 (ja) 1996-03-15 2002-07-02 矢崎総業株式会社 半嵌合検知コネクタ
TW383916U (en) * 1998-09-04 2000-03-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Combination of electrical connector
DE19959024A1 (de) * 1999-12-08 2001-06-13 Bosch Gmbh Robert Kabelbaumstecker mit Rastarm
DE10036449C2 (de) * 2000-07-26 2003-03-27 Grote & Hartmann Elektrische Steckverbinderanordnung
JP3746202B2 (ja) * 2001-02-06 2006-02-15 住友電装株式会社 分割コネクタ
JP2003331989A (ja) 2002-05-08 2003-11-21 Sumitomo Wiring Syst Ltd 分割コネクタ
JP4031374B2 (ja) * 2003-01-16 2008-01-09 矢崎総業株式会社 半嵌合防止コネクタ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1927575A2 (en) 2006-11-30 2008-06-04 Hitachi, Ltd. Semiconductor device carrying a micro electro mechanical system
US8581354B2 (en) 2006-11-30 2013-11-12 Hitachi, Ltd. Semiconductor device carrying micro electro mechanical system
JP2009190638A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2013137921A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Tyco Electronics Japan Kk 電気コネクタ
JP2014165029A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
US7172459B2 (en) 2007-02-06
DE602005004246T2 (de) 2008-12-24
EP1662618A1 (en) 2006-05-31
EP1662618B1 (en) 2008-01-09
US20060116017A1 (en) 2006-06-01
DE602005004246D1 (de) 2008-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6865725B2 (ja) コネクタ
EP2866309B1 (en) Connector structure
US8469751B2 (en) Electrical connector and harness
JP2009038010A (ja) 電気コネクタ
JP2011048945A (ja) コネクタ
JP5729350B2 (ja) 防水コネクタ
WO2018012182A1 (ja) コネクタ
US6171124B1 (en) Connector
EP1701414B1 (en) Electrical connector
US10116084B2 (en) Connector
JP2013247053A (ja) コネクタ
US9065198B2 (en) Connector with foreign substance entrance preventing portion
JP2006156182A (ja) 電気コネクタハウジング、電気コネクタ、およびコネクタ組立体
US20220013946A1 (en) Connector housing
JP2013140821A (ja) コネクタ
JP2004063135A (ja) コネクタ構造
US6533602B2 (en) Divided connector
WO2019123843A1 (ja) コネクタハウジング
JP2009259553A (ja) コネクタ
JP2009301775A (ja) 電気コネクタ
JP2007059153A (ja) コネクタ
JP2009048890A (ja) 分割式コネクタ
JP2007287612A (ja) コネクタ
WO2024080111A1 (ja) コネクタ
JPH09289059A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080728

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080909