JP2006147333A - Led実装用プリント基板 - Google Patents
Led実装用プリント基板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006147333A JP2006147333A JP2004335496A JP2004335496A JP2006147333A JP 2006147333 A JP2006147333 A JP 2006147333A JP 2004335496 A JP2004335496 A JP 2004335496A JP 2004335496 A JP2004335496 A JP 2004335496A JP 2006147333 A JP2006147333 A JP 2006147333A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- circuit board
- printed circuit
- led
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
Abstract
【解決手段】 LEDが実装される第1領域と、前記LEDの制御回路を構成する要素のうちの発熱要素が実装される第2領域と、前記第2領域で発生した熱の伝導を制限するために前記第1領域と前記第2領域との間に形成されるスリット状貫通孔と、を備えるプリント基板。
【選択図】 図1
Description
そこで、本発明は製造コストの低減を図れるとともに、部品実装上の制約も少なく、さらにサイズ面でも有利なLED実装用のプリント基板を提供することを目的とする。
LEDが実装される第1領域と、
前記LEDの制御回路を構成する要素のうちの発熱要素が実装される第2領域と、
前記第2領域で発生した熱の伝導を制限するために前記第1領域と前記第2領域との間に形成されるスリット状貫通孔と、
を備えるプリント基板である。
以上のように、スリット状貫通孔を設けるという簡易な構造によって、実装されたLEDへの熱的影響を格段に減少させることができるプリント基板となる。したがって、コストが低減され、部品実装上の制約が少なくなり、さらにサイズ面でも有利なプリント基板を実現できる。
プリント基板はLED及びその制御回路を実装するために用いられる。材質は特に限定されないが、例えば、フェノール系樹脂、エポキシ系樹脂等が使用される。
プリント基板は第1領域と第2領域とを備える。第1領域にはLED等の発光素子が実装される。第2領域には発光素子の制御回路を構成する要素のうち少なくとも発熱要素(抵抗、トランジスタ、ダイオード等)が実装される。制御回路の全構成要素を第2領域に実装してもよい。また、発熱要素であっても制御回路の特性上、発光素子の近傍に配置せざるを得ないものは第1領域に実装される。
第2領域で発生した熱がプリント基板を介して、直接第1領域へ伝導しLEDに影響を与えることを回避するため、第1領域と第2領域との境界にスリット状貫通孔を設ける。これにより、第2領域で発生した熱の第1領域に対する伝導が制限される。すなわち、LEDが熱による影響を受けることを低減できる。一方、スリット状貫通孔を形成した場合、第2領域で発生した熱の一部は第1領域と第2領域との連続した部分より伝導されることが予想される。しかし、第2領域から第1領域への経路長が長くなるため、経路長の長さに比例して放熱量も増加し、最終的に第1領域に到達する熱量は少なくなる。よって、LEDは熱の影響を受けにくい。
LEDは照明用光源として用いられる。LEDの種類は特に限定されないが、例えば、レンズ形状の封止部材を有する砲弾タイプやSMDタイプ(表面実装型)の素子を用いる。LEDの発光色も特に限定されず、例えば、白色LEDを使用することができる。
制御回路はLEDの動作状態を制御するために用いられる。具体的には例えば、LEDに流れる電流を一定に制御するために制御回路が用いられる。制御回路を構成する素子としては例えば、抵抗、トランジスタ等が使用される。それらの素子は、電流量を増加させた場合の発熱量が大きく、その熱はプリント基板内を伝導してLEDを損傷する恐れがある。そこで、本発明では、上記の通りプリント基板に形成されたスリット状貫通孔を利用して、制御回路を構成する素子(発熱要素)からの熱の伝導を積極的に抑制する。
カバーはプリント基板とともに使用されて照明装置を構成する。また、外部との接触を防止する役割も有する。カバーは、プリント基板を覆うようにLEDの外表面側に取付られる。カバーの材質は特に限定されず、例えば、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂等を使用することができる。
カバーの外表面の一部を凸レンズ状にし、カバーにレンズ効果を付与することもできる。この構成により、LEDの光がカバーを通過する際に収れんされる。このようなカバーに形成されるレンズに加えて、又はこれとは別にレンズを使用してLEDの光を制御してもよい。
なお、遮へい板の材質は、特に限定されない。カバーと遮へい板は一体成型した場合は、遮へい板の材質はカバーと同じとなる。
プリント基板1は第1領域10と第2領域20とを備える。第1領域10と第2領域20との境界にスリット状貫通孔2が形成されている。LEDは第1領域10のA−A上に実装される。プリント基板1は両面銅張りの積層板である。
この実施例では第1領域10の面積は第2領域20の面積の4倍である。これにより、第1領域10で発生した熱及び第2領域20から第1領域10へ伝導される熱は、第1領域10の表面より効率的に放熱される。
さらに、第1領域10には放熱パターン3を形成することで効率的に放熱させることができる。特にLEDを含む領域に放熱パターン3を形成することにより、LEDへの熱の影響を低減できる。裏面側にも同様な放熱パターン3を形成し、より効率的に放熱させることができる。この実施例ではLED実装面及び裏面のパターン3の面積は第1領域10の面積の60%である。
なお、プリント基板36は上記実施例と同様であるためその説明を省略する。
カバー31の外表面にはプリント基板10のLED実装部の直上領域が凸レンズ状に形成されている。この構成によりLED38の光がカバーを通過する際に収れんされ、所望の範囲を照射する光が生成される。
プリント基板36はカバー31により覆われるため、第2領域200で発生した熱がプリント基板36の上方の空間を介して第1領域100へと伝導する恐れがある。そこで、カバー31において、第1領域100と第2領域200の境界又は境界近傍の上方に、先端がプリント基板36に接する遮へい板34を形成する。これにより、空間を介して第1領域100へ伝導する熱を制限することができるため、LED38は熱的影響を受けにくくなる。なお、遮へい板34の材質はカバーと同じ材質のポリカーボネート樹脂である。
プリント基板36をカバー31で覆って、第1領域100と第2領域200の境界又は境界近傍に、先端がプリント基板36に接する遮へい板34を形成すると、第1領域100の上方の空間と第2領域200の上方の空間とがともに密封状態が高くなる。この空間にプリント基板36の表面から放出された熱が充満され、LED38に熱的影響を及ぼす恐れがある。そのため、プリント基板36の第1領域100と第2領域200にそれぞれ通気孔39を設けている。
カバー31の外表面が凸レンズ状に形成されているため、所望の距離にLEDの光が収れんされる。従って、車両内照明におけるマップランプ等として好適に利用できる。
2 37 スリット状貫通孔
3 放熱用パターン
10 100 第1領域
20 200 第2領域
30 LED照明装置
31 カバー
34 遮へい板
Claims (10)
- LEDが実装される第1領域と、
前記LEDの制御回路を構成する要素のうちの発熱要素が実装される第2領域と、
前記第2領域で発生した熱の伝導を制限するために前記第1領域と前記第2領域との間に形成されるスリット状貫通孔と、
を備えるプリント基板。 - 前記LEDと前記発熱要素とを結ぶ仮想直線が、前記スリット状貫通孔上を通過する、ことを特徴とする請求項1に記載のプリント基板。
- 前記スリット状貫通孔の長辺の長さが、前記第1領域と前記第2領域との境界の長さの70%以上である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプリント基板。
- 前記第1領域の表面積が前記第2領域の表面積の2倍以上である、ことを特徴とする請求項1〜3に記載のプリント基板。
- 前記第1領域のLED実装面側及び/又は裏面側にそれぞれ放熱用パターンが形成されている、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプリント基板。
- 請求項1〜5のいずれかに記載のプリント基板と、
前記プリント基板に実装されたLED及び制御回路と、
前記プリント基板のLED実装面側を覆うように取付られるカバーと、
を備えるLED照明装置。 - 前記カバーの前記プリント基板側に遮へい板が形成されており、該遮へい板の先端が前記プリント基板の前記第1領域と前記第2領域との境界又は境界近傍に接し、前記第1領域の上方の空間と前記第2領域の上方の空間とを分離する、ことを特徴とする請求項6に記載のLED照明装置。
- 前記カバーの外表面において、前記プリント基板に実装されたLEDの直上領域が凸レンズ状に形成されている、ことを特徴とする請求項6又は7に記載のLED照明装置。
- 前記プリント基板が少なくとも一つの貫通孔を有し、該貫通孔とスリット状貫通孔の一部を利用して前記カバーが前記プリント基板に固定される、ことを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のLED照明装置。
- 前記カバーと前記プリント基板とで囲まれた空間に生じる熱を排出するために、前記プリント基板に放熱用の通気孔が形成される、ことを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載のLED照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004335496A JP2006147333A (ja) | 2004-11-19 | 2004-11-19 | Led実装用プリント基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004335496A JP2006147333A (ja) | 2004-11-19 | 2004-11-19 | Led実装用プリント基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006147333A true JP2006147333A (ja) | 2006-06-08 |
JP2006147333A5 JP2006147333A5 (ja) | 2007-02-15 |
Family
ID=36626774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004335496A Withdrawn JP2006147333A (ja) | 2004-11-19 | 2004-11-19 | Led実装用プリント基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006147333A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1881362A1 (en) * | 2006-07-21 | 2008-01-23 | Sony Corporation | Light source module, light source apparatus and liquid crystal display |
JP2008180633A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Alps Electric Co Ltd | センサ素子用基板 |
JP2013188243A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Kpe Inc | 遊技機 |
JP2014086241A (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-12 | Stanley Electric Co Ltd | Ledランプ |
CN104488077A (zh) * | 2014-06-23 | 2015-04-01 | 华为技术有限公司 | 一种芯片散热结构和终端设备 |
WO2015098383A1 (ja) | 2013-12-26 | 2015-07-02 | 岩崎電気株式会社 | Ledランプ |
US9750133B2 (en) | 2015-03-12 | 2017-08-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Printed circuit board |
JP2018046058A (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-22 | 矢崎総業株式会社 | 電子回路基板 |
JP2022540189A (ja) * | 2019-07-09 | 2022-09-14 | ヴァレオ ビジョン | 自動車用のライトモジュールの電気接続アセンブリ、および方法 |
WO2023203750A1 (ja) * | 2022-04-22 | 2023-10-26 | 日立Astemo株式会社 | 電子制御装置 |
-
2004
- 2004-11-19 JP JP2004335496A patent/JP2006147333A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1881362A1 (en) * | 2006-07-21 | 2008-01-23 | Sony Corporation | Light source module, light source apparatus and liquid crystal display |
US7878680B2 (en) | 2006-07-21 | 2011-02-01 | Sony Corporation | Light source module, light source apparatus and liquid crystal display |
JP2008180633A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Alps Electric Co Ltd | センサ素子用基板 |
JP2013188243A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Kpe Inc | 遊技機 |
JP2014086241A (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-12 | Stanley Electric Co Ltd | Ledランプ |
WO2015098383A1 (ja) | 2013-12-26 | 2015-07-02 | 岩崎電気株式会社 | Ledランプ |
CN104488077A (zh) * | 2014-06-23 | 2015-04-01 | 华为技术有限公司 | 一种芯片散热结构和终端设备 |
US9750133B2 (en) | 2015-03-12 | 2017-08-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Printed circuit board |
JP2018046058A (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-22 | 矢崎総業株式会社 | 電子回路基板 |
JP2022540189A (ja) * | 2019-07-09 | 2022-09-14 | ヴァレオ ビジョン | 自動車用のライトモジュールの電気接続アセンブリ、および方法 |
WO2023203750A1 (ja) * | 2022-04-22 | 2023-10-26 | 日立Astemo株式会社 | 電子制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2723153A2 (en) | Electronic unit | |
JP2008098020A (ja) | Led照明装置 | |
JP4337310B2 (ja) | Led点灯装置 | |
JP2010153044A (ja) | 光源ユニット及び照明器具 | |
JP2009301810A (ja) | 照明装置 | |
KR100898817B1 (ko) | 열 방출이 가능한 발광 다이오드 전구 | |
JP2009004129A (ja) | 基板及び照明装置 | |
JP2006147333A (ja) | Led実装用プリント基板 | |
JP2010153048A (ja) | 光源ユニット及び照明器具 | |
JP2007012856A (ja) | Led装置及びled装置用筐体 | |
JP5278656B2 (ja) | 表示装置 | |
JP2017168274A (ja) | 車両用照明装置および車両用灯具 | |
JP2009176925A (ja) | 電球型発光ダイオード照明装置 | |
KR100791594B1 (ko) | 방열부를 갖는 조명장치 | |
KR101479635B1 (ko) | 고출력 led 조명등 장치 | |
US20150201486A1 (en) | Stacked Heatsink Assembly | |
JP6593587B2 (ja) | 車両用照明装置、および車両用灯具 | |
JP2006331858A (ja) | 照明装置 | |
JP2017174675A (ja) | 照明器具 | |
JP2017224466A (ja) | 車両用照明装置、および車両用灯具 | |
JP2010251191A (ja) | 投光器 | |
JP6569866B2 (ja) | 照明器具 | |
WO2023276620A1 (ja) | 灯具ユニット | |
JP2011108471A (ja) | 光源装置および機器 | |
JP6098457B2 (ja) | 点灯装置及び点灯装置を備えた灯具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061226 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090217 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090331 |