JP2006142872A - Occupant crash protection system for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、衝突時等にエアバッグを展開させることによって乗員を保護する車両用乗員保護システムに関する。 The present invention relates to a vehicle occupant protection system that protects an occupant by deploying an airbag at the time of a collision or the like.
従来より、車両衝突時等の衝撃から乗員を保護するためのシステムとして、エアバッグ装置を用いた乗員保護システムが広く普及している。ところで、この種のエアバッグ装置は、一般に、乗員が正しい姿勢で着座していることを前提として各種設定等がなされているため、衝突時にエアバッグを乗員に対して適正に作用させるためには、乗員を正しい姿勢で着座させる必要がある。 2. Description of the Related Art Conventionally, an occupant protection system using an airbag device has been widely used as a system for protecting an occupant from an impact such as a vehicle collision. By the way, this type of air bag device is generally configured on the assumption that the occupant is seated in a correct posture, and in order to cause the air bag to properly act on the occupant during a collision. , It is necessary to seat the occupant in the correct posture.
そこで、例えば特許文献1には、乗員等のエアバッグ展開領域(警報領域)への侵入を測距センサによって検出し、乗員等が警報領域に設定時間以上侵入している場合に、警報を発し、乗員に着座姿勢を正すよう促す技術が開示されている。
しかしながら、上述の特許文献1に開示された技術は、単に、警報領域に乗員等が侵入したか否かに基づいて警報を行う構成にすぎず、この警報で、体型や着座姿勢が千差万別に異なる乗員を、常に正しい着座姿勢で着座させることは困難である。従って、エアバッグを適正に作用させるためには、上述の警報よりもさらに一歩踏み込んだ具体的な情報を乗員に伝達する必要がある。
However, the technique disclosed in
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、エアバッグを適正に作用させるための情報として衝突時のエアバッグの作用状況を乗員に伝達することのできる車両用乗員保護システムを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a vehicle occupant protection system capable of transmitting to a vehicle occupant the operating status of an airbag at the time of a collision as information for appropriately operating the airbag. Objective.
本発明は、乗員情報を検出する乗員情報検出手段と、上記乗員情報検出手段で検出した乗員情報に基づいて、車両衝突時のエアバッグ及び乗員の挙動を推定する衝突シミュレーション手段と、上記衝突シミュレーション手段での推定結果に基づいて、車両衝突時の上記エアバッグ及び乗員の挙動を示すイメージ画像データを生成する画像データ生成手段と、上記画像データ生成手段で生成したイメージ画像データを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。 The present invention includes an occupant information detection unit that detects occupant information, a collision simulation unit that estimates the behavior of an airbag and an occupant at the time of a vehicle collision based on the occupant information detected by the occupant information detection unit, and the collision simulation. Image data generating means for generating image data indicating the behavior of the airbag and the occupant at the time of a vehicle collision, and display means for displaying the image data generated by the image data generating means It is characterized by comprising.
本発明の車両用乗員保護システムによれば、エアバッグを適正に作用させるための情報として衝突時のエアバッグの作用状況を乗員に伝達することができる。 According to the vehicle occupant protection system of the present invention, the operation state of the airbag at the time of collision can be transmitted to the occupant as information for appropriately operating the airbag.
以下、図面を参照して本発明の形態を説明する。図面は本発明の一形態に係わり、図1は車両用乗員保護システムの概略構成図、図2は各種センサ類の説明図、図3は警報画像表示制御ルーチンのフローチャート、図4は衝突シミュレーションルーチンのフローチャート、図5はディスプレイ表示される警報画像の一例を示す説明図である。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The drawings relate to an embodiment of the present invention, FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a vehicle occupant protection system, FIG. 2 is an explanatory diagram of various sensors, FIG. 3 is a flowchart of a warning image display control routine, and FIG. FIG. 5 is an explanatory diagram showing an example of an alarm image displayed on the display.
図1において符号10は、自動車等の車両1に搭載されたエアバッグ3の作動制御(展開制御)等を行うエアバッグ制御ユニットを示す。このエアバッグ制御ユニット10には、車両1の車速を検出するためのセンサとして車速センサ15が接続され、さらに、エアバッグ3の作用対象となる乗員100についての各種情報を検出する乗員情報検出手段として、例えば、車内監視カメラ16、着座センサ17、及び、シートベルト着用センサ18が接続されている。
In FIG. 1,
図2に示すように、車内監視カメラ16は、例えば、例えば電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を用いたCCDカメラで構成され、乗員100を車室内前方から撮像する。また、着座センサ17は、例えば、シート19内にマトリクス状に埋設された複数の圧電素子17aで構成され、シート19に着座した乗員100の荷重及びその分布を検出する。また、シートベルト着用センサ18は、バックル20に対するタングプレート21の接続の有無を検知するスイッチにより構成され、乗員100のシートベルト着用・非着用を検出する。
As shown in FIG. 2, the in-
ここで、図1に示すように、エアバッグ制御ユニット10は、車内ネットワークを通じて車載装置30に接続されている。この車載装置30は、各種制御ユニットを統括して管理するためのもので、車載装置30には、例えば、ボディ制御系のユニットとして、エアバッグ制御ユニット10の他に、エアコン制御ユニット、及びパワーウインド制御ユニット(何れも図示せず)等が接続されている。その他、車載装置30には、例えば、パワートレイン制御系の各種ユニットとして、ステアリング制御ユニット、ブレーキ制御ユニット、ミッション制御ユニット、及びエンジン制御ユニット等(何れも図示せず)が接続されている。さらに、車載装置30には、例えば、情報通信系のユニットとして、ナビゲーションユニット25、及びオーディオユニット(図示せず)等が接続されており、エアバッグ制御ユニット10は、例えば、ナビゲーションユニット25に接続するディスプレイ装置26を通じて、各種情報を表示可能となっている。
Here, as shown in FIG. 1, the
また、車載装置30には、広域通信網35を介して車外のデータセンタ50との間でデータ通信を行う広域通信モジュール31が接続されている。ここで、広域通信網35には、例えば、周知の移動体通信網が採用され、また、この移動体通信網との間で無線通信を行う広域通信モジュール31には、例えば、携帯電話モジュールが採用されている。
The in-vehicle device 30 is connected to a wide area communication module 31 that performs data communication with a
データセンタ50にはセンタ内LANが構築されており、このセンタ内LANには、当該センタ内LANを実行するWEBサーバ51、センタ内LANと広域通信網35を接続するルータ52、及び、広域通信網35を利用したデータ通信を管理・実行する通信サーバ53が接続されている。そして、これらにより、データセンタ50は、車両1との間で、広域通信モジュール31を通じた通信が可能となっている。
An intra-center LAN is constructed in the
また、センタ内LANには、広域通信モジュール31等を通じて送信された各種車両データ等の分析を行うデータ分析用サーバ54と、車両データや顧客データ等の各種データを収集して一括管理するデータベースサーバ(DBサーバ)55とが接続されている。
Also, in the center LAN, a
このようなシステム構成において、エアバッグ制御ユニット10は、収集した乗員情報、車速情報を、車両1のIDナンバーとともに、広域通信モジュール31を通じてデータセンタ50に送信する。ここで、エアバッグ制御ユニット10は、各センサ類16〜18の信号に基づく乗員情報として、例えば、各種センサ類16〜18からの情報に基づいて検出した乗員の体型、着座位置、着座姿勢、及びシートベルト着用の有無等の情報を収集し、データセンタ50に送信する。データセンタ50で車両1からデータを受信すると、データ分析用サーバ54は、例えば、有限要素法を用いたCAE解析(Computer Aided Engineering:コンピュータ支援エンジニアリング)等によって、各センサ類16〜18によって収集された乗員情報に基づいて所定の構造物に対する衝突シミュレーションを行い、車両衝突時のエアバッグ3及び乗員100の挙動を推定する。さらに、データ分析用サーバ54は、上述の推定結果に基づいて車両衝突時のエアバッグ3及び乗員100の挙動を示す画像データを生成し、当該画像データを、ルータ52を通じて車両1に送信する。画像データを受信すると、エアバッグ制御ユニット10は、画像データをディスプレイ装置26に出力し、車両衝突時に予測されるエアバッグ3及び乗員100の挙動を警報画像として動画表示させる。すなわち、本形態において、データ分析用サーバ54は、衝突シミュレーション手段、及び画像データ生成手段としての機能を有し、ディスプレイ装置26は表示手段としての機能を有する。
In such a system configuration, the
また、分析用サーバ54は、乗員が正しい着座姿勢にある場合について、衝突シミュレーションを行い、衝突時のエアバッグ3及び乗員の挙動を推定するようになっている。そして、この推定結果を基に、正しい着座姿勢にて衝突した時の乗員とエアバッグ3の挙動を示す画像データを生成し、当該画像データを、乗員情報に基づいて生成された画像データと共にルータ52を通じて車両1に送信する。そして、エアバッグ制御ユニット10は、正しい着座姿勢にて衝突した時の乗員とエアバッグ3の挙動を示す画像データを、乗員情報に基づいて生成された警報画像と対比して表示させる対比画像として、警報画像の表示に続いてディスプレイ装置26に動画表示させるようになっている。
Further, the
次に、車両1のエアバッグ制御ユニット10で実行される警報画像の表示制御について、図3に示す警報画像表示制御ルーチンのフローチャートに従って説明する。このルーチンがスタートすると、エアバッグ制御ユニット10は、先ず、ステップS101において、各センサ類16〜18からの信号を用い、乗員情報についての各種演算を行う。すなわち、エアバッグ制御ユニット10は、例えば、車内監視カメラ16で撮像した画像から得られる情報(例えば、撮像画像にエッジ検出等を行うことにより得られる乗員100の輪郭情報等)と、着座センサ17で検出した乗員100の荷重及び荷重分布とに基づいて、乗員の体型、着座位置、及び、着座姿勢等を演算する。さらに、エアバッグ制御ユニット10は、シートベルト着用センサ18からの信号に基づき、シートベルト着用の有無を判定する。
Next, alarm image display control executed by the
そして、続くステップS102において、エアバッグ制御ユニット10は、ステップS101で演算した乗員情報、車速情報及び自車両1のIDナンバーを、広域通信モジュール31を通じてデータセンタ50に送信する。
In step S102, the
ステップS102からステップS103に進むと、エアバッグ制御ユニット10は、ステップS102で送信したデータに対する応答があったか否か(すなわち、送信データに対応するデータをデータセンタ50から受信したか否か)を調べ、未だ、送信データに対する応答がない場合には、そのまま待機する。
When the process proceeds from step S102 to step S103, the
そして、データセンタ50からのデータを受信してステップS103からステップS104に進むと、エアバッグ制御ユニット10は、データセンタ50から受信したデータの中に、警報画像、警報画像に対比して表示させる対比画像に関する画像データ(後述する)が含まれているか否かを調べ、画像データが含まれていないと判定した場合には、そのままルーチンを抜ける。
When the data from the
一方、ステップS104において、データセンタ50からの受信データの中に、画像データが含まれていると判定すると、エアバッグ制御ユニット10は、ステップS105に進み、受信した画像データに基づく警報画像をディスプレイ装置26上に動画表示させる。これにより、ディスプレイ装置26の表示画面26aには、衝突時に推定されるエアバッグ3と乗員との関係が、警報画像として動画表示される(例えば図5参照)。なお、図5は、乗員100が前傾姿勢で運転している場合において、自車両1が衝突した際に推定されるエアバッグ3と乗員100との関係を示す警報画像の一例である。
On the other hand, if it is determined in step S104 that the image data is included in the data received from the
そして、続くステップS106において、受信した画像データに基づく対比画像をディスプレイ装置26上に動画表示させた後、ルーチンを抜ける。これにより、衝突時に乗員が正しい着座姿勢をしている場合のエアバッグ3と乗員との関係が、警報画像の表示に続いて表示される。
In step S106, the comparison image based on the received image data is displayed as a moving image on the display device 26, and the routine is exited. Thereby, the relationship between the
次に、データセンタ50のデータ分析用サーバ54で実行される衝突シミュレーションについて、図4に示す衝突シミュレーションルーチンのフローチャートに従って説明する。このルーチンは、設定時間毎に繰り返し実行されるもので、ルーチンがスタートすると、データ分析用サーバ54は、先ず、ステップS201において、車速情報、乗員情報及び車両IDに係るデータを車両1から受信したか否かを調べる。そして、ステップS201において、未だ車両1からデータを受信していないと判定すると、データ分析用サーバ54は、そのままルーチンを抜ける。
Next, the collision simulation executed by the
一方、車両1からデータを受信してステップS202に進むと、データ分析用サーバ54は、今回受信したデータと一致するデータを入力条件として過去に演算された情報が、DBサーバ55内に格納されているか否かを調べる。すなわち、本形態において、データ分析用サーバ54は、車体IDに基づいて判定される車両情報(例えば、車両1の車種、グレード、オプションの搭載状況等)、車速情報及び乗員情報を入力条件として行った衝突シミュレーション等に関する各種演算結果を当該入力条件と関連づけてDBサーバ55内に格納するようになっており(後述のステップS210参照)、データ分析用サーバ54は、ステップS202で、DBサーバ55内に、入力条件が一致する演算情報が格納されているか否かを調べる。
On the other hand, when data is received from the
そして、入力条件が一致する演算情報がDBサーバ55内に格納されていると判定すると、データ分析用サーバ54は、ステップS211に進み、当該演算情報をDBサーバ55から読み出した後、ステップS212に進む。
If it is determined that calculation information that matches the input conditions is stored in the
一方、ステップS202において、入力条件が一致する演算情報がDBサーバ55内に格納されていないと判定すると、データ分析用サーバ54は、ステップS203に進み、受信した車両IDに適合する車両モデル及び受信した乗員情報に適合する乗員モデルをDBサーバ55から読み出す。すなわち、DBサーバ55内には各種車両情報に応じて予め設定された複数パターンの車両モデルが格納されており、データ分析用サーバ54は、DBサーバ55内から、受信した車両IDに適合する車両モデルを読み出す。同様に、DBサーバ55内には各種乗員情報に応じて予め設定された複数パターンの乗員モデルが格納されており、データ分析用サーバ54は、DBサーバ55内から、受信した乗員情報に適合する乗員モデルを読み出す。
On the other hand, if it is determined in step S202 that the operation information that matches the input conditions is not stored in the
そして、ステップS204において、データ分析用サーバ54は、ステップS203で読み出した車両モデル、乗員モデル、及び受信した車速情報を用いて車両1が車速情報における車速にて所定の構造物に対して衝突した際に推定されるエアバッグと乗員の挙動をCAE解析によりシミュレーションする。
In step S204, the
続くステップS205において、エアバッグ3が乗員100に適正に作用するか否かを調べる。
In subsequent step S205, it is examined whether or not the
そして、ステップS205において、エアバッグ3が乗員100に対して適正に作用すると判定すると、データ分析用サーバ54は、そのまま、ステップS210にジャンプする。ここで、エアバッグ3が乗員100に対して適正に作用する場合とは、例えば、車両1が衝突し、エアバッグ3が展開制御された際に、展開動作後のエアバッグ3が乗員100の頭部を拘束保護する場合等である。
If it is determined in step S205 that the
一方、ステップS205において、エアバッグ3が乗員100に対して適正に作用しないと判定すると、データ分析用サーバ54は、ステップS206に進み、ステップS204の推定結果に基づいて、車両衝突時のエアバッグ3及び乗員100の挙動を示す画像データを警報画像として生成する。ここで、エアバッグ3が乗員100に対して適正に作用しない場合とは、例えば、エアバッグ3が展開制御された際に、展開動作途中のエアバッグ3に乗員100の頭部が衝突する場合(例えば、図5参照)や、乗員100の頭部が展開したエアバッグ3から逸れてインストルメントパネル等に直接衝突する場合等である。
On the other hand, if it is determined in step S205 that the
そして、ステップS206からステップS207に進むと、データ分析用サーバ54は、受信した乗員情報に含まれる乗員の体型に適合する正しい着座姿勢にある乗員モデルをDBサーバ55から読み出す。すなわち、データベース55内には、正しい着座姿勢にある複数の乗員モデルが乗員の体型に応じて予め記憶されている。ここで、乗員の正しい着座姿勢とは、エアバッグ3に対して乗員の頭部位置が正面に位置し且つ所定の距離を有した姿勢のことをいう。尚、正しい着座姿勢にある乗員モデルはシートベルトを着用した状態で記憶されている。
When the process proceeds from step S206 to step S207, the
続くステップS208において、データ分析用サーバ54は、ステップS203で読み出した車両モデル、ステップ207で読み出した乗員モデル、受信した車速情報を用いて車両1が衝突した際に推定されるエアバッグと乗員の挙動をCAE解析によりシミュレーションする。すなわち、S208におけるシミュレーションは、S204のシミュレーションに対して、使用される乗員モデルのみが異なる。
In subsequent step S208, the
続くステップ209において、データ分析用サーバ54は、ステップS208の推定結果に基づいて車両衝突時のエアバッグ3及び乗員100の挙動を示す画像データを、警報画像の対比画像として生成する。
In
そして、ステップS205或いはステップS209からステップS210に進むと、データ分析用サーバ54は、上述の各演算処理で得られた情報を、入力条件と関連づけてDBサーバ55に記憶させた後、ステップS211に進む。すなわち、上述のS205においてエアバッグが適正に作用すると判断した場合には、該判断結果を入力条件と関連付けて記憶し、エアバッグが適正に作用しないと判断された場合には、該判断結果を上述のS206及びS209で生成された両画像データとともに入力条件に関連付けて記憶させる。
Then, when the process proceeds from step S205 or step S209 to step S210, the
そして、ステップS210或いはステップS211からステップS212に進むと、データ分析用サーバ54は、入力条件に対応する演算情報(すなわち、ステップS210で記憶された各種情報、或いは、ステップS210でDBサーバ55から読み出した各種情報)を車両1に送信した後、ルーチンを抜ける。
Then, when the process proceeds from step S210 or step S211 to step S212, the
このような形態によれば、車内監視カメラ16、着座センサ17、及びシートベルト着用センサ18等の各種センサ類を用いて検出した乗員情報に基づいて車両衝突時のエアバッグ3及び乗員100の挙動を推定し、当該推定結果に基づいてエアバッグ3及び乗員100の挙動を示す画像データを生成し、生成した画像データを動画表示することにより、エアバッグ3を適正に作用させるための情報として衝突時のエアバッグの作用状況を、乗員100に伝達することができる。
According to such a form, the behavior of the
また、乗員が正しい着座姿勢にて衝突した際のエアバッグ3と乗員の挙動を推定し、この挙動を示す画像を、各種センサ類を用いて検出された乗員情報に基づいて生成された警報画像に対比させるように動画表示することで、正しい着座姿勢における衝突と現在の着座姿勢における衝突時のエアバッグ3の作用の違いを具体的に伝達することができる。
Further, the behavior of the
ここで、車両衝突時のエアバッグ3及び乗員100の挙動についてのシミュレーション等はCAE解析等のような演算負荷の高いコンピュータ解析を用いて行われるが、このような複雑な解析処理を、車両1との間で無線通信可能な車外のデータセンタ50に分担させることにより、エアバッグ制御ユニット10等に負荷をかけることなく、詳細なシミュレーション等を容易に実現することができる。
Here, the simulation of the behavior of the
また、複数パターンの車両モデル及び乗員モデルを予め用意し、これらを車両情報や乗員情報に応じて適宜選択的に使い分けることにより、CAE解析等を簡単且つ精度良く行うことができる。 Further, by preparing a plurality of patterns of vehicle models and occupant models in advance and appropriately selectively using them according to vehicle information and occupant information, CAE analysis and the like can be performed easily and accurately.
また、衝突シミュレーション等の演算結果をデータセンタ50に格納することにより、同一の入力条件に対する処理を簡素化することができる。
Further, by storing calculation results such as a collision simulation in the
なお、上述の形態では、衝突シミュレーション等の処理をデータセンタ50に分担させる構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、エアバッグ制御ユニット10の処理能力等が高い場合には、全ての処理を車両1側で行っても良いことは勿論である。
In the above-described embodiment, the configuration in which processing such as collision simulation is shared by the
また、上述の形態においては、各種センサ類を用いて検出された乗員情報に基づいて推定されたエアバッグ3と乗員の挙動を示し画像データと、乗員が正しい姿勢で着座した際の衝突時のエアバッグ3と乗員の挙動を示す画像データとを表示する一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各種センサ類を用いて検出された乗員情報に基づいて推定されたエアバッグ3と乗員の挙動を示す画像データのみを表示するようにしても良い。この場合であっても、エアバッグ3を適正に作用させるための情報として衝突時のエアバッグ3の作用状況が乗員100に伝達されることは言うまでもない。
Further, in the above-described embodiment, the
更に、上述の形態では、車速センサ15によって検出された車速を用いて衝突シミュレーションを行う構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、予め定められた走行車速または衝突荷重を入力条件として衝突シミュレーションを行っても良い。
Further, in the above-described embodiment, the configuration in which the collision simulation is performed using the vehicle speed detected by the
また、乗員情報に基づいた衝突シミュレーションによって生成された警報画像を表示したあとに、正しい着座姿勢にて衝突した時の乗員とエアバッグ3の挙動を示す対比画像を表示する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、これら警報画像と対比画像とを一枚の画像に合成させてディスプレイ26に並べて表示するようにしても良い。
Moreover, although the warning image produced | generated by the collision simulation based on passenger | crew information was displayed, it demonstrated the example which displays the contrast image which shows the passenger | crew and the behavior of the
1 … 車両
3 … エアバッグ
10 … エアバッグ制御ユニット
16 … 車内監視カメラ(乗員情報検出手段)
17 … 着座センサ(乗員情報検出手段)
18 … シートベルト着用センサ(乗員情報検出手段)
26 … ディスプレイ装置(表示手段)
50 … データセンタ
54 … データ分析用サーバ(衝突シミュレーション手段、画像データ生成手段)
100 … 乗員
代理人 弁理士 伊 藤 進
DESCRIPTION OF
17 ... Seating sensor (occupant information detection means)
18 ... Seat belt wearing sensor (occupant information detecting means)
26 ... Display device (display means)
50 ...
100… Crew
Agent Patent Attorney Susumu Ito
Claims (3)
上記乗員情報検出手段で検出した乗員情報に基づいて、車両衝突時のエアバッグ及び乗員の挙動を推定する衝突シミュレーション手段と、
上記衝突シミュレーション手段での推定結果に基づいて、車両衝突時の上記エアバッグ及び乗員の挙動を示す画像データを生成する画像データ生成手段と、
上記画像データ生成手段で生成した画像データを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする車両用乗員保護システム。 Occupant information detecting means for detecting occupant information;
Collision simulation means for estimating the behavior of the airbag and the occupant at the time of a vehicle collision based on the occupant information detected by the occupant information detection means,
Image data generating means for generating image data indicating the behavior of the airbag and the occupant at the time of a vehicle collision based on the estimation result in the collision simulation means;
A vehicle occupant protection system comprising: display means for displaying image data generated by the image data generation means.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004332185A JP2006142872A (en) | 2004-11-16 | 2004-11-16 | Occupant crash protection system for vehicle |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8751112B2 (en) | 2011-09-06 | 2014-06-10 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Danger sensing apparatus of vehicle and control method thereof |
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2004
- 2004-11-16 JP JP2004332185A patent/JP2006142872A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8751112B2 (en) | 2011-09-06 | 2014-06-10 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Danger sensing apparatus of vehicle and control method thereof |
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