JP2006142776A - 画像印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 取得した撮影画像に装飾性の高い装飾画像を用いて編集を施し、編集を施した撮影画像を印刷することができる画像印刷装置を提供する。
【解決手段】 画像印刷装置に適切にメディアが挿入されている場合、取得した撮影画像の中から、編集対象とする画像を選択する処理を行なう(S25)。画像の選択処理が終了すると、利用者からタッチペンによる画像に対する編集入力を受け付ける処理を行なう(S30)。ここで入力される装飾画像は普通色と特殊色とで構成される。特殊色としては、金・銀・ラメ・パールなどが用いられる。印刷媒体にプリントするレイアウトを選択するレイアウト選択処理を行ない(S35)、それぞれの画像のプリント枚数を設定させる(S40)。設定したプリント枚数分の印刷が実行される(S45)。
【選択図】 図6
【解決手段】 画像印刷装置に適切にメディアが挿入されている場合、取得した撮影画像の中から、編集対象とする画像を選択する処理を行なう(S25)。画像の選択処理が終了すると、利用者からタッチペンによる画像に対する編集入力を受け付ける処理を行なう(S30)。ここで入力される装飾画像は普通色と特殊色とで構成される。特殊色としては、金・銀・ラメ・パールなどが用いられる。印刷媒体にプリントするレイアウトを選択するレイアウト選択処理を行ない(S35)、それぞれの画像のプリント枚数を設定させる(S40)。設定したプリント枚数分の印刷が実行される(S45)。
【選択図】 図6
Description
この発明は画像印刷装置に関し、特に宴会、パーティー、結婚式場等に移動可能に、または固定的に設置され、簡易な操作で撮影画像を取得し、該取得した撮影画像に装飾性の高い装飾画像で編集を施し、編集を施した撮影画像を印刷することができる画像印刷装置に関する。
宴会やパーティや結婚式の披露宴においては、催しの様子や出席者や新郎新婦などを出席した各個人が所有しているデジタルカメラなどで撮影することがよく行なわれる。そして、撮影した撮影画像は、上述の宴会やパーティや結婚式の披露宴が終了した後に、カメラを所持している個人がカメラ店などで写真としてプリント出力を行なったり、最近では自宅のパソコンやプリンタを用いて写真としてプリント出力を行なったりすることが一般的である。このような場合、他の出席者で写真を所望している人に対しては、郵送で送ったり、電子メールで送ったりする。
また、以下の特許文献1には、撮像手段により撮像された写真画像を受付手段により受け付け、受け付けられた写真画像の少なくとも1枚を表示手段の画面上に表示して、表示された写真画像に文字や図形の書き込み画像情報を書き込み操作をして合成画像を生成することを特徴とする記念写真編集装置が開示されている。
また、以下の特許文献2には、デジタルカメラ用の記録媒体に記録された写真画像のデータを読み出す読出し装置と、画像データを表示する表示装置と、操作者により入力を行うための入力装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを印刷する印刷装置と、所定のデータを記憶する記憶装置と、記録媒体に所定のデータを書き込む書込み装置と、該読出し装置により読み出された写真画像のデータを該表示装置に表示させるとともに、該表示装置に表示された写真画像の中から印刷対象の写真画像が該入力装置により選択された場合に、該選択された写真画像のデータを印刷するように印刷装置を制御する制御装置とを有する写真画像印刷装置が開示されている。
特開2004−166016号公報
特開2004−130771号公報
しかしながら、上記のように、カメラを所持している個人が事後にプリント出力し、希望者に郵送するという作業は大変な労力を伴うことになり、カメラを所持している個人に対して負担になるという問題があった。
また、単にデジタルカメラ等で撮影しただけでは、それがどのような状況で撮影した写真か、写真に写っている人は誰なのかがわからないという問題があった。
また、特許文献1および特許文献2に開示されているような記念写真編集装置や写真画像印刷装置では、文字や図形などの書き込みが写真に行なえるようになっているが、結婚式のような華やかで特別なイベントにおいて装飾的に優れた編集が行なえ、利用者が満足できる装飾性のある画像を提供できるものではないという問題があった。
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、移動可能にまたは固定的に設置され、簡易な操作で撮影画像を取得し、該取得した撮影画像に装飾性の高い装飾画像を用いて編集を施し、編集を施した撮影画像を印刷することができる画像印刷装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、画像印刷装置は、画像を取得する画像取得部と、前記画像に対する、普通色と特殊色とからなる装飾画像の入力を受付ける装飾画像受付部と、前記画像のレイアウト選択を受付けるレイアウト受付部と、前記レイアウトが行なわれた画像のプリント枚数を入力するプリント枚数入力部と、前記受付けられたレイアウト選択、および前記入力されたプリント枚数に従って、印刷媒体に、前記画像と前記装飾画像のうちの普通色の部分とのプリントを行なうカラー印刷部と、前記受付けられたレイアウト選択、および前記入力されたプリント枚数に従って、前記印刷媒体に、前記装飾画像のうちの特殊色の部分のプリントを行なう特殊色印刷部とを備え、前記カラー印刷部と前記特殊色印刷部とを動作させることにより、前記印刷媒体に、前記取得された画像と、前記入力された普通色と特殊色とからなる装飾画像の合成画像をプリントする。
好ましくは前記レイアウト受付部は、レイアウト表示領域と画像選択領域とを表示する表示部と、前記画像選択領域からの画像選択を受付ける第1受付部と、1つの印刷媒体に印刷する画像のレイアウトを受付ける第2受付部とを備え、前記第1受付部で受付けた画像選択の順番、および前記第2受付部で受付けたレイアウトに基づいて、前記レイアウト表示領域に選択された画像を表示し、前記レイアウト表示領域に表示された画像をプリントする画像とする。
好ましくは画像印刷装置は、前記画像に写っている人の数を判定する判定手段をさらに備え、前記プリント枚数入力手段は、前記判定手段の判定結果に基づいてプリント枚数を決定し、それを入力とする。
好ましくは画像印刷装置は、前記判定手段の判定結果に基づいて決定されたプリント枚数を、ユーザ入力に基づいて変更する変更手段をさらに備える。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける画像印刷装置の外観の斜視図である。
画像印刷装置の本体部(画像印刷装置の上部分)は、外部に画像取得部107、操作モニタ101(表示部)、操作モニタ101に積層されたタッチパネル103、およびタッチペン105を備える。また、画像印刷装置は、内部にプリンタ109a,109b、制御装置115などの各種機器類を収める(図3参照)。
画像取得部107は、デジタルカメラや、カメラ付携帯電話等から出力された撮影画像データを取得するためのインターフェイスである。利用者の所持するデジタルカメラに対応できるように、各種のインターフェイスを備える。もちろん単独のインターフェイスを備えてもよい。
より具体的には、スマートメディア(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリスティック、セキュアデジタルカード、マルチメディアカード、およびフロッピー(登録商標)ディスクなど多種多様な記憶媒体を取り込み可能なインターフェイスである。また、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したUSBインターフェイスやIEEE1394規格に準拠したIEEE1394インターフェイスを備えることが望ましい。
また、無線でも画像を取得できるようにしておく。IrDA方式やブルートゥース方式やその他の近接無線通信方式を使用することができるようにしておくことが好ましく、無線で信号を受信するための通信ポートを備えるなど、各種の受信装置を備える。
上述のように、各種のインターフェイスに対応することによって、不特定多数の利用者が所持するデジタルカメラ等の記憶媒体や仕様に対応できるようにしておくことが好ましい。
なお、本体部に画像取得部107としてのカメラを備えて、該カメラで撮影した画像を直接取得するようにしてもよい。
上述のように様々なインターフェイスで構成する画像取得部107によって、様々な媒体から撮影画像データを取得することができる。
操作モニタ101と、タッチパネル103と、タッチペン105とは一体的に構成されている。操作モニタ101には透明なタッチパネル103が積層されており、タッチパネル103は、タッチペン105でタッチされることによって行なわれる入力を検出する。なお、操作モニタ101の操作面のある面を便宜上本体部の正面と呼ぶ。
操作モニタ101は、撮影画像や撮影画像の編集画面や入力の案内画面などを表示する表示手段として機能し、タッチパネル103は、タッチペン105の入力を受け付ける受付手段として機能する。このようにして、操作モニタ101に表示された撮影画像を見ながら、撮影画像上にタッチペン105でフレーム画像やスタンプ画像などの装飾画像を入力する編集操作を行なうことができる。
なお、ここではタッチペン105を用いた画像入力を行なうこととしているが、指により入力を行なうタッチパネルを用いることとしてもよい。
図2は、図1の画像印刷装置の外観の側面図である。
画像印刷装置の側面は、内部のプリンタ109a,109bや制御装置115などのメンテナンスを行なうためにメンテナンスドア113で開閉可能とされている。
メンテナンスドア113には、プリント取出口111a,111bが備えられる。プリント取出口111a,111bは、内部に配備されるプリンタ109a,109bによって撮影画像等が印刷された写真シートを利用者が取り出すための取出口である。
本実施の形態において、プリント取出口111a,111bは2箇所設置されている。本実施の形態において、プリンタ109a,109bは2台で構成されているため、夫々のプリンタ109a,109bから排出された印刷媒体M1,M2(ここではシールシート)が、夫々のプリント取出口111a,111bから排出される。また、プリント取出口111a,111bは1箇所に配置してもよい。
また、プリンタ109a,109bは1台で構成されてもよい。
また、図示してはいないが本体部には、本体部の内部の熱を逃がすためのファンや、外部装置への画像の配信、リモートメンテナンスなどの、外部装置との通信を行なうときにケーブルを差込むためのLAN(Local Area Network)ケーブル差込口などが備えられている。
図3は、本発明を適用した画像印刷装置を用いたシステムの構成を示すブロック図である。
図3を参照して、本実施の形態にかかる画像印刷装置は、各機能や処理動作のための演算、制御の中心部となる制御装置115を備える。制御装置115はパーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置などが用いられる。
制御装置115は、制御手段として演算処理を行なう演算装置であるCPU(Central Processing Unit)201と、各種データの一時記憶並びに演算領域等として利用される揮発性記憶手段としてのメモリ203と、演算に必要なデータやプログラム並びにプログラムで必要なグラフィックデータ、音声データ、撮影された画像や撮影画像に対して入力した編集画像その他の各種画像などを格納している不揮発性記憶手段としての記憶部205と、カメラ、各種モニタ、プリンタなどの周辺機器を制御するためのソフトウェアであるドライバ207と、LANケーブルを介して外部機器と接続された場合に通信を行なう通信部209とを含む。
また、制御装置115は、上述のように画像取得部107を備え、磁気ディスクや光ディスクや光磁気ディスク、または半導体メモリが装着可能なインターフェイスとして機能する。画像取得部107は、各種記録媒体に記録されている撮影画像Pなどを取得する。
制御装置115は、電源の投入及び切断を制御する電源スイッチ(図示せず)が押され、本装置に電源プラグより電源が投入されると、プログラムが起動されて動作を開始する。制御装置115は、操作モニタ101での表示や、プリンタ109a,109bでの出力を制御する。
また、制御装置115は、上記プログラムの実行や、タッチパネル103から受信した、タッチペン105による入力操作にしたがった指示信号を受信すると、操作モニタ101にその操作に従った制御信号を送信する。
プリンタ109a,109bは、撮影画像を紙やシールや金属やプラスチックなどの印刷媒体M1,M2に印刷するためのプリンタである。なお、画像印刷装置は、プリンタ109a,109bでシールを印刷するものとして説明を行なうが、印刷媒体はシールに限定されず、他の印刷媒体であっても同様の処理が実行される。
ここで、上記プリンタ109a,109bについて詳しく説明する。
図4は、プリンタ109a,109bのうちの1台の内部の構成を示す図である。
プリンタの内部には、印刷媒体(ここではシールシート)を供給するシート供給部301、印刷媒体をイエロー、マゼンタ、シアン、またはブラックなどの色のインクを用いてカラー印刷を行なうカラー印刷ユニット303、金・銀のメタリック色などの特殊色の顔料インク等を用いて印刷を行なう特殊色印刷ユニット305、上述のカラー印刷ユニット303および特殊色印刷ユニット305で印刷された印刷媒体をカッター307で所定の大きさに切断し、排出するシート排出部309、および上述の各部の動作を制御するプリンタ(印刷)制御部213が備えられる。
カラー印刷ユニット303は、発熱素子である第1サーマルヘッド303aを備える。第1サーマルヘッド303aは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の3色の昇華性の染料インクが展着された染料インクフィルム303cの染料インクを熱により昇華させて印刷媒体に転写する昇華型の印字ヘッドである。また、上記染料インクフィルム303cには、染料インク以外に透明樹脂によって染料インクをコーティングするオーバーコートも設けられており、第1サーマルヘッドにおいて、上記オーバーコートも施される。
したがって、この例において、上記印刷媒体としては表面に受容層として適当な樹脂がコーティングされた受容紙を用いることが望ましい。染料インクフィルム303cは、ローラ303bに収容されている。
特殊色印刷ユニット305は、発熱素子である第2サーマルヘッド305aを備える。第2サーマルヘッド305aは、金・銀のメタリック色などの特殊色の顔料インクが展着された顔料インクフィルム305bの顔料インクを熱により軟化させて印刷媒体に転写して吸着させる溶融型の印字ヘッドである。
本実施の形態では特殊色印刷ユニット305では特に、ブロンズ粉やアルミニウム粉等を用いた金色、銀色等のメタリック顔料インクが、キラキラ光る装飾的な効果が高く、好適に用いられる。上記メタリック色の印刷にあたっては、アルミニウム等の金属が蒸着されたフィルムをインクリボンとして用いることもできる。また、本発明の顔料インクはプラチナ色、パール色、ラメ色、蓄光顔料を含むインク、蛍光色のインク、隆起印刷用インク、液晶インク、示温インク、香料を含んだインク等も装飾的に優れているため、用いられてもよい。
このような装飾効果に優れたプリンタを採用することにより、結婚式などの特別な行事において好適な装飾的な画像を付加することができる画像印刷装置を提供することができる。
図5(A)は、カラー印刷ユニット303と特殊色印刷ユニット305による印刷の具体例を示す図である。
図を参照して、カラー印刷ユニット303によるカラー(普通色)印刷(第1の印刷)の後に、特殊色印刷ユニットによる特殊色印刷(第2の印刷)を重ねることで、普通色の上に特殊色を重ねる印刷が実現される。
なお、ここではカラー印刷ユニット303での印刷の後に、印刷を重ねるなどして特殊色印刷ユニット305での印刷を行なうこととしているが、逆に、特殊色印刷ユニット305での印刷の後に、カラー印刷ユニット303での印刷を行なうこととしてもよい。
プリンタ制御部213は、CPU201から送信される印刷データに基づいて、カラー印刷ユニット303、特殊色印刷ユニット305に信号を送出し上述の各部の制御を行なう。
より具体的に、図5(B)に示されるように、上記プリンタ制御部213は、被写体の撮影画像A1と入力された装飾画像のうち普通色の画像B2に係る画像データを、第1サーマルヘッド制御部311に送信し、第1サーマルヘッド303aによる染料インクの印刷を制御する。また、入力された装飾画像のうち特殊色の画像B1に係る画像データを、第2サーマルヘッド制御部313に送信し、第2サーマルヘッド305aによる顔料インクの印刷を制御する。
上記プリンタ109a,109bにより、撮影画像と装飾画像とが印刷されて写真プリントが生成される。すなわち、まず、上記第1サーマルヘッド303aによって、被写体の撮影画像A1と装飾画像のうち普通色の画像B2との印刷が行なわれ、オーバーコートされた印刷媒体に、上記第2サーマルヘッド305aによってさらに装飾画像のうち特殊色の画像B1の印刷が行なわれる。
上記形態により、撮影画像A1、および装飾画像のうち普通色の画像B2の印画位置と、装飾画像のうち特殊色の画像B1の印画位置とが、微妙にずれてしまうことも想定される。このようなずれを補正するために、本画像印刷装置は、印刷ずれ修正を行なうことができる。印刷ずれ修正の処理は後に詳細を説明する。
なお、言うまでもなく、画像印刷装置の形態は図1〜図4に示される具体例に限定されるものではない。すなわち、図1〜図4に記載されない他の機能が備えられていてもよいし、図1〜図4に記載されている機能の必ずしも全てが備えられていなくても構わない。
次に、本実施の形態にかかる画像印刷装置での処理について図6のフローチャートを用いて説明する。
このような画像印刷装置の処理は、制御装置115のCPU201が、記憶部205に記憶されたプログラムをメモリ203に読出して実行することによって実現される。
まず、画像印刷装置に備わる電源スイッチ(図示せず)が投入されると、各種装置に電源が供給される。電源が供給されると、制御装置115の記憶部205に格納された動作プログラムが起動し、CPU201は、初期化を行なった後、画像印刷装置の使用を促すトップ画面を操作モニタ101に表示する(S1)。
図7は、トップ画面の具体例を示す図である。
トップ画面では、「設定」ボタンと「START」ボタンとが表示され、本画像印刷装置の利用を促す。また画面中の下部にはメッセージ領域が表示され、本画像印刷装置の利用に関する説明や情報を表示する。CPU201は、「設定」ボタンがタッチされたか(S5)と、「START」ボタンがタッチされたか(S10)を判定する。「設定」ボタンがタッチされず(S5でNO)、「START」ボタンがタッチされない場合(S10でNO)、引き続きCPU201は、ボタンがタッチされたかどうかを監視する。
「設定」ボタンがタッチされると(S5でYES)、CPU201は、各種の設定処理を行なう設定メニュー画面を表示し各種設定処理を行なう(S15)。この各種の設定に関しては後に詳細を説明する。
「設定」ボタンがタッチされず(S5でNO)、「START」ボタンがタッチされると(S10でYES)、CPU201は、図8に示するようにメディアの挿入方法を説明する画面と「OK」ボタンと「トップ画面に戻る」ボタンとを操作モニタ101に表示し、画像取得処理を行なう(S20)。ここでは、わかりやすく図柄やアニメーションなどでメディアの挿入方法を利用者に提示案内することが望ましい。
なお、複数種類の取得手段がある場合は、どのような記録媒体や手法によって、撮影画像を取得するかを選択する処理を説明画面を表示する前に行ない、取得手段に応じた取得方法を説明する画面を操作モニタに表示する。
利用者によって「トップ画面に戻る」ボタンがタッチされた場合は、再びステップS1に戻りメニュー画面を表示する。
一方、「トップ画面に戻る」ボタンがタッチされず、利用者によって「OK」ボタンがタッチされた場合、CPU201は、適切にメディアが挿入されているかどうか判定し、適切にメディアが挿入されていない場合、適切にメディアが挿入されていない旨の案内画面を表示し、再度メディアの挿入を促す。
適切にメディアが挿入されている場合、CPU201は、取得した撮影画像の中から、編集対象とする編集対象画像を選択する編集対象画像選択処理を行なう(S25)。
図9は、編集対象とする撮影画像を選択する画像選択画面を示す図である。
編集対象画像選択画面には、メディアに記録されている撮影画像の一覧と一括選択ボタンと一括選択クリアボタンとが表示され、「一括選択」ボタンをタッチすることで、取得したい撮影画像を一括で全て選択したり、「一括選択クリア」ボタンをタッチすることで、選択されている撮影画像の選択を一括で解除したりすることができる。
編集対象画像の選択処理が終了すると、利用者からタッチペンによる編集対象画像に対する編集入力を受け付ける画像編集処理を行なう(S30)。
図10は、編集画面を示す図である。
図10の編集入力領域401は、利用者が編集対象画像に対して装飾画像を編集入力するための作業領域である。編集入力領域401の上に配置される「前の画像」、「次の画像」ボタンは、タッチすることによって編集対象画像を切り替えることができる。また、編集入力領域401の下に配置される「回転」ボタンは、編集対象画像を回転させ画像を正しい位置で表示させることができる。装飾画像選択領域402,403は、編集を行なう機能を選択するための「メッセージ」、「フレーム」等の装飾画像を選択するための選択領域である。
「メッセージ」は、結婚式やその他の行事等に好適なメッセージやスタンプ画像などである。「フレーム」は、画像の周囲全てまたは一部を装飾的に飾る画像である。
また、図示はしていないが、装飾画像の入力を最初からやり直すための「はじめから」ボタンや、入力した装飾画像を消すための「けしごむ」、入力操作を一つ前の状態に戻すための「もどる」などの様々な機能ボタンも配置されていてもよい。また、手書きで文字が入力可能なようにペン機能が付されていてもよい。
「一括フレーム入力」ボタンがタッチされると、選択された全ての編集対象画像に同じ装飾画像が入力される。「クリア」ボタンがタッチされると、撮影画像に入力された装飾画像が全てクリアされる。
装飾画像は普通色と特殊色とで構成される。もちろん普通色のみで構成されている装飾画像があってもよいし、特殊色のみで構成されている装飾画像があってもよい。
特殊色としては、金・銀・ラメ・パールなど結婚式などのきらびやかな式典や行事に対して装飾的に好適な色が使用されるため、撮影画像をより豪華にすることができるとともに、記念となるような画像にすることができる。
利用者は、これらのボタンをタッチペンでタッチすることで使用する装飾画像を選択し、編集操作を行なう。装飾画像選択領域402,403に装飾画像が複数種類表示され、複数種類の装飾画像の中から利用者所望のいずれかの装飾画像を選択した後、編集入力領域401に表示された編集対象画像の上で編集入力(装飾画像の入力)を行なうことができる。
上述のような編集画面を用いて編集入力処理を行なった後、該編集入力を行なった撮影画像と装飾画像とは合成され記憶部205に記憶される。
「画像選択画面へ」ボタンがタッチされると、画像選択画面に戻り、画像選択処理を行なう。「レイアウト選択画面へ」ボタンがタッチされると、印刷媒体にプリントするレイアウトを選択するレイアウト選択処理へ移行する(S35)。
図11は、レイアウト選択画面を示す図である。
レイアウト選択画面では、「分割なし」「2分割」「4分割」などのボタンをタッチすることで、印刷媒体にプリントする画像のレイアウトを選択することができるようになっている。
「画像編集画面へ」ボタンがタッチされると、画像編集画面へ戻り、画像編集処理を行なう。「プリント選択画面へ」ボタンがタッチされると、それぞれの画像のプリント枚数を設定するプリント枚数選択処理へ移行する(S40)。
図12は、プリント設定画面を示す図である。
ここでは、それぞれレイアウトが決定されたプリントサンプルの画像が複数表示される。プリントサンプルの画像各々の横にある枚数設定ボタンで、各々の画像に対するプリント枚数を設定するようになっている。
「レイアウト選択画面へ」ボタンがタッチされると、レイアウト選択画面へ戻り、レイアウト選択処理を行なう。「プリント実行」ボタンがタッチされると、CPU201の指示信号によって、プリンタ109a,109bは、設定したプリント枚数分の印刷を実行する(S45)。そして、印刷媒体にプリントが行なわれ、プリント取出口111a,111bに排出される。
こうして、画像がプリントされた印刷媒体が利用者に提供される。
次に、前述の図6のステップS15の各種処理の設定について説明する。
図13は、設定メニューの画面を示す図である。
設定メニューでは各種の設定機能が表示され、利用に関する情報や装置の設定処理を行なう。
「メッセージ、氏名の入力」では、メッセージ、氏名などを入力する画面を表示し、利用者に氏名などを入力させる。例えば結婚式などで使用する場合に、「Taro&Hanako」のように新郎新婦の名前を入力したり。特別なメッセージを入力できるようになっている。ここで設定された情報は、記憶部201に記憶され、画像の編集時に適宜呼び出され使用される。
「機器のテスト」では、画像印刷装置を構成するタッチパネル、操作モニタ、プリンタなどの各種機器の動作テストや調整を行なう。
「印刷ズレ調整」では、プリンタの普通色と特殊色のずれを調整する。これは、後に詳細を説明する。
「プリント枚数確認」では、出力したプリント枚数を確認することができる。例えば出力したプリント枚数に応じて課金する場合などに必要である。
「初期設定に戻す」では、設定情報が全て初期化される。「メッセージ、氏名の入力」などの情報も初期化される。
「トップメニューに戻る」では、図7が図示するトップ画面に戻る。
次に、印刷ずれ調整について説明する。まず、印刷ずれ調整のプログラムを起動する。これは、図13の画面から起動するようにしてもよいし、テストボタンなどを画像印刷装置に配備し、該テストボタンが操作者によって押下されることによって起動してもよいし、一定の規則に従って入力装置などを操作することによって起動してもよい。ここで言う操作者とは、画像印刷装置のメンテナンスを行なう者である。
印刷ずれ調整のプログラムが起動すると、図14が図示する印刷ずれ調整画面を操作モニタ101に表示する。
印刷ずれ調整では、まず、図15が図示するチェックシートを印刷する。操作者によって、図14の「チェックシートをプリント」ボタンがタッチされると、CPU201は、チェックシートを印刷する。
図15を参照して、チェックシートには、印刷方向と幅方向(印刷方向に垂直な方向)にそれぞれ「−7」から「+7」の計15本の、普通色の線(図中黒い線)と特殊色の線(図中白い線)とが印画される。チェックシートを印刷した結果、上下と左右とも「0」の中心に普通色と特殊色とがきれいに重なっている状態であると、普通色と特殊色の印画にずれが生じていないということになる。
そして、「0」の位置の中心に普通色と特殊色とがきれいに重なっていない場合は、印刷ずれ修正画面(図14)にて修正を行なう。より具体的にはチェックシートの上下の「+1」の位置の中心に普通色と特殊色とがきれいに重なっている場合は、印刷ずれ修正画面の上下の目盛を上下の矢印ボタンをタッチすることによって「+1」にする。また、チェックシートの左右の「−2」の位置の中心に普通色と特殊色とがきれいに重なっている場合は、印刷ずれ修正画面の左右の目盛を左右の矢印ボタンをタッチすることによって「−2」にする。
ここで、再度「チェックシートをプリント」ボタンが操作者によってタッチされると、オフセットに画面に表示されているずれ分を足しこんで修正を適用して印刷を行なう。印刷されたチェックシートの「0」の位置の中心に普通色と特殊色がきれいに重なっていれば、修正完了である。ずれているようであれば、再度修正を行なう。
そして、印刷ずれ修正画面(図14)の「修正を適用して戻る」ボタンをタッチすると、保存していたオフセットに画面に表示されているずれ分を足しこんで修正を適用し、メインメニューに戻る。一方「修正を適用せずに戻る」ボタンをタッチすると、保存されていたオフセットを再セットして終了する。
このようにして、チェックシートで普通色と特殊色とがきれいに重なって印画される位置に修正することによって、普通色と特殊色とのずれがなくなり、きれいに印刷することができる。
<レイアウト選択処理の詳細>
次に、レイアウト選択処理(図6のS35)の詳細な説明を図16のフローチャートを用いて説明する。
次に、レイアウト選択処理(図6のS35)の詳細な説明を図16のフローチャートを用いて説明する。
結婚式の披露宴などは時間が限られている。従って、このような結婚式などで利用する画像印刷装置は、限られた時間内に効率よく操作できるようになっている必要がある。そのため、以下のような処理を行なう。
まず、レイアウト選択画面の初期画面を操作モニタ101に表示する(S100)。図17は、レイアウト選択画面の初期画面を示す図である。レイアウト選択画面には、レイアウト表示領域501と画像選択領域503とが表示される。初期画面ではレイアウト表示領域501には画像は表示されない。ステップS25で選択した画像が画像選択領域503に一覧で表示され、その中から所望の画像を利用者は選択していくことによって、レイアウト表示領域501に画像が表示されていく。また、「分割なし」「2分割」「4分割」などのボタンをタッチすることで、1枚の印刷媒体にプリントする画像のレイアウト、枚数を選択することができるようになっている。
レイアウト選択処理では、CPU201は画像がタッチされたか否かと(S105)、分割ボタンのいずれがタッチされたか否かを判定し(S110)、画像や、タッチされたボタンによって画像をレイアウト表示領域501に所定の規則で配置する(S115)。
所定の規則で配置したら再び、ステップS105とステップS110の監視を行なう。
上述の所定の規則について説明する。画像はタッチされた順番にタッチされた順番情報をそのタッチされた画像と関連付けてメモリ203に保持し、この順番情報に基づいて画像が配置される。
より具体的に説明すると、図18(A)が図示するように、画像選択領域の画像Aがタッチ(選択)されると、レイアウト表示領域の領域1にタッチされた画像Aが表示される(符号「A1」で示す)。ここで「2分割」ボタンがタッチされると、図18(B)が図示するように、レイアウト表示領域が2分割され、過去にタッチされた画像Aが領域1と領域2とにそれぞれ表示さる。「4分割」ボタンがタッチされると、図18(C)が図示するように、レイアウト表示領域が4分割され、過去にタッチされた画像Aが領域1〜領域4にそれぞれ表示される。つまり、2分割では同じ画像が2枚、4分割では同じ画像が4枚配置され表示される。なお、領域や順序の違いを表わすため、便宜上画像Aに1〜4の数値を付しているが、同じアルファベット(例えばA〜J)が付された画像(例えばA1、A2、A3、A4)は全て同一内容の画像である。
図18(A)〜(C)のそれぞれの状態から、次に画像Fがタッチされると、図19(A)〜(C)が図示するように、レイアウト表示領域の領域1に画像Fを表示し、画像Fの前に選択した画像Aの配置をそれぞれずらして配置する。図19(A)は分割なし、図19(B)は2分割、図19(C)は4分割の場合の具体例である。すなわち、図18(A)〜(C)のそれぞれの状態から画像Fが選択された状態が、図19(A)〜(C)に示される状態である。
例えば4分割の場合、領域1に直近で選択した画像F1を表示し、領域2にその前に選択した画像A1を表示し、領域3に画像A2を表示し、領域4に画像A3を表示する。画像A4は、ずらされた結果、レイアウトからはみ出た画像A4は、図19(C)では表示されない。
さらに、図19(A)〜(C)のそれぞれの状態から、次に画像Hがタッチされると、図20(A)〜(C)が図示するように、レイアウト表示領域の領域1に画像Hを表示し、画像Hの前に選択した画像F、その前に選択した画像Aの配置をそれぞれずらして配置する。図20(A)は分割なし、図20(B)は2分割、図20(C)は4分割の場合の具体例である。例えば4分割の場合、領域1に直近で選択した画像H1を表示し、領域2にその前に選択した画像F1を表示し、領域3にさらにその前に選択した画像A1を表示し、領域4に画像A2を表示する。
またさらに、図20(A)〜(C)のそれぞれの状態から、次に画像Hがタッチされると、図21(A)〜(C)が図示するように、レイアウト表示領域の領域1に画像Hを表示し、画像Hの前に選択した画像H、その前に選択した画像F、その前に選択した画像Aの配置をそれぞれずらして配置する。図21(A)は分割なし、図21(B)は2分割、図21(C)は4分割の場合の具体例である。例えば4分割の場合、領域1に直近で選択した画像H2を表示し、領域2にその前に選択した画像H1を表示し、領域3にさらにその前に選択した画像F1を表示し、領域4にさらにその前に選択した画像A1を表示する。
上述の処理中、画像が選択される毎に、上記順番情報が画像に関連付けて追加され、メモリに保持される。つまり上述の具体例では画像A、画像F、画像H、画像Hの順に順番付けされる。
上述のように順番情報がそれぞれの画像に保持されているため、図21の状態の時に「分割なし」の状態から「2分割」を選択すると、領域1に直近に選択したH2が配置され、領域2に1つ前に選択したH1が配置される。同様に「分割なし」の状態から「4分割」を選択すると領域1に直近に選択したH2が配置され、領域2に1つ前に選択したH1が配置され、領域3にさらに前に選択したF1が配置され、領域4にそのさらに前に選択したA1が配置される。
また、例えば「4分割」の状態から「分割なし」を選択すると領域1に直近に選択したH2が配置される。このように、分割数が変更されたときは、順番情報に従って画像が再配置される。
このようにして、画像はタッチされた順番と分割数に対応して所定の配置がなされる。もちろん上述のような規則に限定されるものではなく、複数種類の画像が自由に1つの印刷媒体上に印刷できるようにレイアウト可能であればよい。
図16のフローに戻って、CPU201は「OK」ボタンがタッチされたか否かを監視する(S120)。「OK」ボタンがタッチされた場合(S120でYES)、画像が選択され配置されているか否かを判定する(S125)。
画像が配置されていない場合、すなわちレイアウト選択処理に移行してから、1枚も画像を選択していない状態で「OK」ボタンをタッチした場合は(S125でNO)、印刷用データの作成処理をしないで、ステップS105に戻り、初期画面を表示したまま画像の選択や分割数の選択を監視する一連の処理を繰返し行なう。
画像が配置されている場合は(S125でYES)、現在画面上に表示されている配置(画像と分割数の組み合わせのレイアウト)を確定し、印刷用データを作成し、メモリ203に保存する(S130)。そして、ステップS105に戻り、一連の処理を繰返し行なう。
上述のようにして、「OK」ボタンがタッチされた枚数分の印刷用データを作成することができる。
「OK」ボタンがタッチされていない場合(S120でNO)、CPU201は、「プリント選択画面へ」ボタンがタッチされたか否かを監視する(S135)。
「プリント選択画面へ」ボタンがタッチされた場合(S135でYES)、ステップS130で作成された印刷用データそれぞれのプリント枚数を設定するプリント枚数選択処理(S40)へ移行する。「プリント選択画面へ」ボタンがタッチされていない場合(S135でNO)、「画像編集画面へ」ボタンがタッチされたか否かを判定する(S140)。
「画像編集画面へ」ボタンがタッチされた場合(S140でYES)、レイアウト選択処理を終了し、画像編集処理へ戻る。「画像編集画面へ」ボタンがタッチされていない場合(S140でNO)、再びステップS105に戻り、一連の処理を行なう。
このようなレイアウト選択処理によって、効率よく1枚の印刷媒体に印刷する画像の種類や枚数を選択することができる。利用者にとっても、所望の画像を1枚の印刷媒体に印刷できるので経済的であるとともに満足感が増す。
<変形例1>
なお、図10および図12に示される装飾画像の入力とプリント枚数の入力は時間を要する処理であり、披露宴などの時間が限られた状況においては、装置の利用を希望する全ての人の要求が満たされない場合がある。
なお、図10および図12に示される装飾画像の入力とプリント枚数の入力は時間を要する処理であり、披露宴などの時間が限られた状況においては、装置の利用を希望する全ての人の要求が満たされない場合がある。
そこで、図22に示されるように、例えば撮影により得られた複数の画像や、図9で選択された複数の画像を、インデックスプリントとして1枚の紙にサイズを小さくして印刷し、図23のマークシートにより、利用者からプリントを行なう画像の番号と、それを装飾する装飾画像の番号と、プリント枚数と、利用者自身の座席番号とを入力することで、プリントを行なうこととしてもよい。
この場合、図1の画像取得部107などに、マークシートを読取る機能を備え、制御装置115にマークシートの内容を分析し、それに基づいた画像合成処理と、プリント処理とを実行させることとなる。
この場合、印刷媒体には画像と共に、図23で入力された利用者の座席番号などをプリントすることが望ましい。
さらに、装飾画像のサンプルは、図22のようにインデックス画像として利用者に配布し、どの装飾画像を利用するかを選択させるようにしてもよい。また、このとき装飾画像のインデックス画像をプリントするシートを透明なものとすることで(あるいは、装飾画像がなく、下の撮影画像が見える部分を刳り貫いたシートとすることで)、利用者は、撮影画像のインデックス画像に、装飾画像のインデックス画像を重ね合わせ、合成画像の仕上がりを確認しながら装飾画像を選ぶことができる。
また、利用者が直接マークシートを装置に読取らせるのではなく、会場の担当者が複数の利用者からマークシートを回収し、読取らせるようにしてもよい。
このような処理をすることで、迅速にプリント処理を行なうことができる。
<変形例2>
また、図12でプリント枚数の入力を受付ける代わりに、写真画像から写っている人の人数を解析し、それに基づいてプリント枚数を決定するようにしてもよい。
また、図12でプリント枚数の入力を受付ける代わりに、写真画像から写っている人の人数を解析し、それに基づいてプリント枚数を決定するようにしてもよい。
図24は、そのような処理をする場合のCPUが実行するプログラムの処理を示すフローチャートである。
図を参照して、ステップS201で画像を解析することにより、写っている人数を判定する。ステップS203で、処理の対象となる画像を全て解析したかを判断し、全ての画像の解析を行なう。
ステップS205で、各画像のプリント枚数を各画像に写っている人の人数とした上で、図12のプリント枚数選択画面を表示する。すなわち、当該画面においては予めプリント枚数として、画像に写っている人の人数が設定されている。
ステップS207において、枚数設定ボタン(図12の三角形のボタン)の操作を受付けたならば、ステップS211で枚数変更処理を実行する。これにより、枚数の変更を受付ける。
また、ステップS209でプリントを実行する場合には、メインルーチンへ戻る。
なお、写っている人数が所定値以上であれば、上限値をプリント枚数として設定するようにしてもよい。
また、2分割、4分割などで複数種類の画像をレイアウトしてプリントする場合は、それぞれの画像において、最も写っている人の多い人数に合わせてプリント枚数を設定するようにしてもよいし、全ての画像の人数を足し合わせたものをプリント枚数としてもよい。
<その他>
なお、図9などに示される画像選択の画面を表示する時は、小さな画像を表示すればよいので、その分のデータのみを読込むようにすると、処理の高速化が図れる。
なお、図9などに示される画像選択の画面を表示する時は、小さな画像を表示すればよいので、その分のデータのみを読込むようにすると、処理の高速化が図れる。
また、撮影画像のサイズは、撮影装置や撮影モードに応じて異なるため、画像を入力する際に統一するようにしてもよい。また、サイズの変更、トリミング、画像移動、明るさ調整、コントラスト調整などのユーザからの入力を受付けるようにしてもよい。
さらに、画像が縦方向であるか横方向であるかを判定し、それに応じて選択できる装飾画像を変えてもよいし、同じ画像データを縦方向用、横方向用に加工しなおしてもよい。
また、図12の画面の左下に「16/50」などと示されるように、プリント可能な最大枚数(ここでは50枚)を決めておくことで、プリント時間が長くなったり、消耗品がすぐになくなることを防ぐことができる。
さらに、設定メニューから共通メッセージ(例えば、イベントの名称、主役の名前、日付けなど)を入力させ、それを全ての画像に写しこむことも可能である。さらに、ユーザの選択によって、共通メッセージを消すことを受付けてもよい。
また、画像取得部107により、複数の媒体からの画像入力を受付け、それを装置内にストックし、図9の選択画面で選択させるようにしてもよい。また、このとき画像を撮影時間順に並べてもよいし、媒体ごとにまとめて並べてもよい。
また、同じ画像を複数枚プリントする場合においても、同一のプリンタを用いるのではなく、2台のプリンタを切り替えてプリントする(ビジー信号を出力していないプリンタに画像を送る)ことで、迅速なプリントを行なうことができる。
また、上述の画像印刷装置の制御装置115が実行する制御方法(フローチャートで示される処理)を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、制御装置に付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどの制御装置で読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、制御装置に内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、電気通信回線や衛星通信回線などのネットワークを通じて、プログラムを提供することもできる。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
101 操作モニタ(表示部)、103 タッチパネル、105 タッチペン、107 画像取得部、109a,109b プリンタ、115 制御装置、303 カラー印刷ユニット、305 特殊色印刷ユニット。
Claims (4)
- 画像を取得する画像取得部と、
前記画像に対する、普通色と特殊色とからなる装飾画像の入力を受付ける装飾画像受付部と、
前記画像のレイアウト選択を受付けるレイアウト受付部と、
前記レイアウトが行なわれた画像のプリント枚数を入力するプリント枚数入力部と、
前記受付けられたレイアウト選択、および前記入力されたプリント枚数に従って、印刷媒体に、前記画像と前記装飾画像のうちの普通色の部分とのプリントを行なうカラー印刷部と、
前記受付けられたレイアウト選択、および前記入力されたプリント枚数に従って、前記印刷媒体に、前記装飾画像のうちの特殊色の部分のプリントを行なう特殊色印刷部とを備え、
前記カラー印刷部と前記特殊色印刷部とを動作させることにより、前記印刷媒体に、前記取得された画像と、前記入力された普通色と特殊色とからなる装飾画像の合成画像をプリントする、画像印刷装置。 - 前記レイアウト受付部は、
レイアウト表示領域と画像選択領域とを表示する表示部と、
前記画像選択領域からの画像選択を受付ける第1受付部と、
1つの印刷媒体に印刷する画像のレイアウトを受付ける第2受付部とを備え、
前記第1受付部で受付けた画像選択の順番、および前記第2受付部で受付けたレイアウトに基づいて、前記レイアウト表示領域に選択された画像を表示し、
前記レイアウト表示領域に表示された画像をプリントする画像とする、請求項1に記載の画像印刷装置。 - 前記画像に写っている人の数を判定する判定手段をさらに備え、
前記プリント枚数入力手段は、前記判定手段の判定結果に基づいてプリント枚数を決定し、それを入力とする、請求項1または2に記載の画像印刷装置。 - 前記判定手段の判定結果に基づいて決定されたプリント枚数を、ユーザ入力に基づいて変更する変更手段をさらに備えた、請求項3に記載の画像印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004339386A JP2006142776A (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | 画像印刷装置 |
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