JP2006039231A - Method for manufacturing photoelectric wiring consolidated board - Google Patents
Method for manufacturing photoelectric wiring consolidated board Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006039231A JP2006039231A JP2004219320A JP2004219320A JP2006039231A JP 2006039231 A JP2006039231 A JP 2006039231A JP 2004219320 A JP2004219320 A JP 2004219320A JP 2004219320 A JP2004219320 A JP 2004219320A JP 2006039231 A JP2006039231 A JP 2006039231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- metal layer
- support material
- transparent resin
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
- Optical Integrated Circuits (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
Description
本発明は、光配線と電気配線を同一基板に混在して設けた光配線・電気配線混載基板(光電気配線混載基板)の製造方法に関するものである。 The present invention relates to a method of manufacturing an optical wiring / electrical wiring mixed board (optical electric wiring mixed mounting board) in which optical wiring and electric wiring are mixedly provided on the same substrate.
光配線と電気配線を多層に積層して形成される光電気配線混載基板を製造するにあたって、従来は主として次の二種類の方法で行われている。 Conventionally, the following two kinds of methods are mainly used in manufacturing an opto-electric wiring mixed substrate formed by laminating optical wiring and electric wiring in multiple layers.
すなわち一つの方法は、電気配線を施した基板の上に、光配線層の光導波路を構成するクラッド層とコア層とクラッド層を順次積層し、さらにこの上に電気配線層をメッキなどで積み上げて形成する方法である。 That is, in one method, a clad layer, a core layer, and a clad layer constituting an optical waveguide of an optical wiring layer are sequentially laminated on a substrate on which electric wiring is provided, and the electric wiring layer is further stacked thereon by plating or the like. It is a method of forming.
また他の一つの方法は、仮基板の上に光配線層の光導波路を構成するクラッド層とコア層とクラッド層を順次積層し、次に電気配線板にこの光配線層を接着して仮基板を剥離し、さらにこの光配線層の上に電気配線層をメッキなどで積み上げて形成する方法である。 In another method, a clad layer, a core layer, and a clad layer constituting an optical waveguide of an optical wiring layer are sequentially laminated on a temporary substrate, and then this optical wiring layer is bonded to an electric wiring board. In this method, the substrate is peeled off and an electric wiring layer is stacked on the optical wiring layer by plating or the like.
しかし、上記の方法では、光配線層と電気配線層を順次形成して積み上げていくために、工程数が多くなり、また電気配線層はメッキで形成されるために配線の精度が悪く、高品質な光電気配線混載基板を安定して工業生産することは難しいという問題があった。 However, in the above method, since the optical wiring layer and the electrical wiring layer are sequentially formed and stacked, the number of processes is increased, and since the electrical wiring layer is formed by plating, the wiring accuracy is low, and the high There has been a problem that it is difficult to stably industrially produce high quality opto-electric wiring mixed boards.
そこで、予め電気配線に必要な金属層、並びに光配線に必要なクラッド層及びコア層を形成しうる感光性の樹脂層などを適切な順に積層した材料を準備することが提案されている(特許文献1参照)。このような積層材料を用いると、従来の電気配線板製造プロセスをほとんど変更することなく、簡易な方法で高品質な、光電気配線混載基板を製造することが可能となった。
しかし、上記の積層材料は厚みの薄い金属層と樹脂層とから構成されていることから、強度に乏しく、そのままでは取り扱いが難しいという問題があった。 However, since the above-mentioned laminated material is composed of a thin metal layer and a resin layer, there is a problem that it has poor strength and is difficult to handle as it is.
このような積層材料の取扱性を向上するために、積層材に適宜の支持材を積層することにより積層材に剛性を付与することも提案されているが、光電気配線混載基板の製造工程において支持材を除去する必要があり、その除去性が問題となる。 In order to improve the handling of such a laminated material, it has also been proposed to give rigidity to the laminated material by laminating an appropriate support material on the laminated material. It is necessary to remove the support material, and its removability becomes a problem.
すなわち、支持材と金属層とを積層成形するにあたっては、例えば支持材に対して金属箔等を粘着剤などで接着したり、支持材に対して金属層をめっき法により形成したりすることが挙げられるが、このようにして積層した金属層と支持材とを剥離する際には、基板の変形や破壊が生じてしまうおそれがあり、歩留まりが悪くなってしまう。またこのような変形や破壊が生じないようにするために金属層と支持材との界面の剥離強度を低減すると、光配線成形プロセスなどにおいて金属層と支持材とが不用意に剥離してしまうおそれがある。 That is, in laminating the support material and the metal layer, for example, a metal foil or the like may be bonded to the support material with an adhesive or the metal layer may be formed on the support material by a plating method. Although the metal layer laminated | stacked in this way and a support material are peeled, there exists a possibility that a deformation | transformation and destruction of a board | substrate may arise, and a yield will worsen. Moreover, if the peel strength at the interface between the metal layer and the support material is reduced to prevent such deformation and destruction, the metal layer and the support material will be inadvertently peeled off in an optical wiring molding process or the like. There is a fear.
また、金属箔からなる金属層と支持材とを接着する場合には、金属箔に皺が生じやすく、且つこのように皺が生じた状態で支持材に対して接着されることとなり、このため金属層の成形不良により電気配線を形成することが困難となるものであった。 In addition, when the metal layer made of metal foil and the support material are bonded, the metal foil is likely to be wrinkled, and is thus bonded to the support material in a state where wrinkles are generated. It was difficult to form the electrical wiring due to the molding failure of the metal layer.
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、支持材、電気配線形成用の金属層及び光配線形成用の樹脂層を積層した積層材を用いて光電気配線混載基板を製造するにあたり、製造プロセスにおいて支持材が不用意に剥離することを防止すると共に金属層から支持材を剥離する際には容易に剥離することができ、且つ金属層の成形不良を防止して電気配線の成形性を向上することができる、光電気配線混載基板の製造方法を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in view of the above points, and in manufacturing an opto-electric wiring mixed board using a laminated material in which a supporting material, a metal layer for forming an electric wiring, and a resin layer for forming an optical wiring are stacked. In addition, it is possible to prevent the support material from being inadvertently peeled off during the manufacturing process, and to easily peel off the support material from the metal layer, and to prevent the metal layer from being formed poorly. It is an object of the present invention to provide a method for manufacturing an opto-electric wiring mixed substrate that can improve the performance.
本発明に係る光電気配線混載基板13の製造方法は、支持材1の少なくとも一面側に電気配線形成用の金属層3を積層すると共にその界面の周縁部にのみ設けた接着剤2によって前記支持材1と金属層3とを接着し、前記金属層3の支持材1とは反対側の面に活性エネルギー線の照射によって溶剤溶解度が変化するか或いは屈折率が変化する感光性樹脂にて感光性透明樹脂層12を形成した積層材6を用い、前記積層材6の感光性透明樹脂層12に活性エネルギー線を照射することによりコア層8を形成することで光配線を形成した後、前記金属層3から支持材1を剥離し、次いで前記金属層3に配線加工を施すことを特徴とするものである。このようにして光電気配線混載基板13を製造すると、積層材6に支持材1を設けることで取り扱いが良好となって、光電気配線混載基板13の製造を容易に行うことができ、且つ、金属層3と支持材1とを接着する際には、その接着は界面の周縁部においてのみなされるために金属層3に皺が発生しにくく、金属層3にて電気配線9を形成する際の成形性が良好なものである。また、金属層3から支持材1を剥離する際には、金属層3と支持材1との界面の接着された領域は前記界面の周縁部のみであるから、支持材1を剥離する際に成形体に過度の応力がかかりにくく、変形や破損等の不良の発生を抑制することができ、或いは成形体の金属層3と支持材1との間に介在する接着剤2を含む周縁部分のみを切断することで、成形体に応力をかけることなく支持材1を容易に剥離することができるものである。
The manufacturing method of the opto-electrical wiring mixed
上記光電気配線混載基板13の製造方法においては、上記金属層3と支持材1とを接着する接着剤2として、熱可塑性樹脂からなるものを用いることができる。この場合、金属層3から支持材1を剥離する際には、接着剤2を加熱することにより軟化・溶融させることで、支持材1を剥離する際の成形体にかけられる応力を更に低減することができるものである。
In the method for manufacturing the opto-electric wiring mixed
また、上記光電気配線混載基板13の製造方法においては、上記金属層3と支持材1とを接着する接着剤2として、剥離可能なものを用いることもできる。この場合、支持材1を剥離する際の成形体にかけられる応力を更に低減することができるものである。
Moreover, in the manufacturing method of the said opto-electrical wiring mixed board |
上記のような光電気配線混載基板13の製造方法においては、上記金属層3と支持材1とを接着する接着剤2を、前記金属層3と支持材1との界面の全周に亘る周縁部に連続的に設けることが好ましい。この場合、この光電気配線混載基板13の製造工程において薬液処理を施す場合に薬液が金属層3と支持材1の界面の隙間に浸入することを防止することができて接着強度の低下や金属層3の表面の汚染を防止することができる。
In the method of manufacturing the opto-electric wiring mixed
本発明によれば、支持材、電気配線形成用の金属層及び光配線形成用の樹脂層を積層した積層材を用いて光電気配線混載基板を製造するにあたり、製造プロセスにおいて支持材が不用意に剥離することを防止すると共に金属層から支持材を剥離する際には容易に剥離することができ、且つ金属層の成形不良を防止して電気配線の成形性を向上することができるものである。 According to the present invention, when manufacturing an opto-electric wiring mixed substrate using a laminated material in which a supporting material, a metal layer for forming an electric wiring, and a resin layer for forming an optical wiring are stacked, the supporting material is not prepared in the manufacturing process. Can be easily peeled off when the support material is peeled off from the metal layer, and the moldability of the metal layer can be prevented and the moldability of the electrical wiring can be improved. is there.
以下、本発明の実施の形態を説明する。 Embodiments of the present invention will be described below.
本発明では、光電気配線混載基板13を製造するにあたり、まず支持材1、電気配線9形成用の金属層3及び光配線形成用の樹脂層をこの順に積層成形した積層材6を作製する。
In the present invention, when manufacturing the opto-electrical wiring mixed
図1に示す積層材6は、支持材1の一面に電気配線9形成用の金属層3と、光配線形成用の樹脂層とがこの順に積層成形されている。
A laminated
支持材1は、適宜の材質にて形成することができるが、例えば金属板、樹脂板、ガラス板、セラミック板等にて形成することができる。この支持材1の金属層3と接する面は、剥離性を高く得るために鏡面に形成することが好ましい。
The
また金属層3は特に材質は制限されないが、銅、アルミニウム、ニッケル等の金属箔を用いて形成することができ、なかでも銅箔が好ましい。金属層3の厚みは特に制限されるものではないが、例えば9〜70μmの範囲に形成することができる。
The material of the
上記支持材1と金属層3とは、接着剤2を用いて接着される。尚、図1を除く図面では、接着剤2の図示を省略している。この接着剤2としては、積層材6に施される各種の処理に耐え得るものであれば適宜のものを使用可能である。
The
例えば、接着剤2としてはエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂や、アクリル樹脂等の光硬化性樹脂などを用いることができる。これらの接着剤2は、液状の状態で接着部位に塗布し、加熱、光照射等により硬化させて接着力を発揮させることができる。
For example, as the
また、接着剤2として、ナイロン系、ポリエステル系等の熱可塑性樹脂からなるものを用いることもできる。このような熱可塑性樹脂からなる接着剤2を用いる場合には、例えば接着剤2をシート状に成形し、このシート材を接着部位に配置し、加熱により軟化させた後に、冷却固化することで接着力を発揮させることができる。
Further, as the
また、接着剤2として感圧接着剤(粘着剤)を用いることもできる。このような感圧接着剤としては、アクリル系、ウレタン系等の粘着剤で永久型のもの、すなわち剥離不能なものを用いることができ、また、加熱、UV照射等により粘着力を失う剥離可能なものを用いることもできる。
In addition, a pressure-sensitive adhesive (pressure-sensitive adhesive) can be used as the
支持材1と金属層3との界面における接着領域14、すなわち接着剤2や粘着剤等が介在することにより接着力が発揮される領域は、前記界面の周縁部にのみ形成される(図1(b)参照)。接着領域14の幅や面積は、使用される接着剤2や粘着剤の種類、或いは前記界面に必要とされる接着強度や界面の剥離方法等に応じて適宜調整されるが、例えば接着領域14の幅wが1〜5mmの範囲となるようにすることが好ましい。
The
このようにして支持材1と金属層3とを接着すると、上記のように接着領域14は支持材1と金属層3との界面における周縁部のみであることから、接着時における金属層3の皺の発生が抑制されて、後述するように金属層3にて形成される電気配線9の成形不良を防止できる。
When the
上記接着領域14は、金属層3と支持材1の界面の周縁の全周に亘り連続的に形成されることが好ましく、すなわち接着剤2や粘着剤が金属層3と支持材1の界面の周縁の全周に亘り連続的に介在していることが好ましい。この場合、光電気配線混載基板13の製造工程において薬液処理を施す場合に薬液が金属層3と支持材1の界面の隙間に浸入することを防止することができて接着強度の低下や金属層3の表面の汚染を防止することができるものである。
The
また光配線形成のための樹脂層は、感光性透明樹脂層5にて形成されるものであるが、透明樹脂層4と感光性透明樹脂層5とで構成することもできる。
In addition, the resin layer for forming the optical wiring is formed of the photosensitive
感光性透明樹脂層5は、活性エネルギー線の照射によって溶剤溶解度が変化する感光性透明樹脂よりなるものである。このような感光性透明樹脂としては、UV等の活性エネルギー線の照射によって溶剤溶解度が低下するものとして、光硬化性のアクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、珪素系樹脂や、電子線硬化性樹脂等を挙げることができ、また活性エネルギー線の照射によって溶剤溶解度が高くなるものとして、光分解性のナフトキノン系樹脂等を例示することができる。これらのなかでも、透明性が高く、耐熱性が高いものを用いることが好ましい。
The photosensitive
また、透明樹脂層4は、屈折率が上記の感光性透明樹脂層5よりも低くなるように形成される。また、難燃性が高い樹脂にて形成することが好ましく、また更には上記感光性透明樹脂層5に溶剤溶解度を変化させるために照射される活性エネルギー線を吸収する樹脂にて形成されていれば、より好ましい。このような性質を単一の樹脂にて達成することが困難な場合には、例えば図2(a)に示すように、感光性透明樹脂層5よりも低屈折率の透明樹脂層4と金属層3との間に、難燃性が高い樹脂からなる接着樹脂層11を設けるようにすることもできる。
The
この透明樹脂層4を形成するための樹脂としては、光硬化性のアクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、珪素系樹脂等の光硬化性樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシアクリレート樹脂等の熱硬化性樹脂などを用いることができる。また、この樹脂には、難燃性付与や活性エネルギー線吸収のため、添加型或いは反応型のハロゲン系、リン系、シリコン系等の難燃剤や紫外線吸収剤を含有させても良い。
Examples of the resin for forming the
このような積層材6の製造方法の一例を挙げる。まず支持材1と金属層3とを積層接着する。このとき、金属層3を、一面がシャイニー面(光沢面)、他面がマット面(粗面)として形成された金属箔にて形成する場合には、この金属箔の光沢面と支持材1とを重ねて積層接着することが好ましい。
An example of the manufacturing method of such a
例えばまず支持材1と金属層3のうち少なくとも一方の片面の周縁部に、接着剤2を配置する。このとき例えば塗布、印刷、シート材にあっては貼り合わせ等により接着剤2を配置することができる。また、接着剤2として加熱、UV照射等により粘着力を失う剥離可能な粘着剤(感圧接着剤)を用いる場合は、例えばシート状の基体の少なくとも一面に粘着剤を塗布したもの、例えば熱剥離性の粘着剤を塗布した熱剥離シートや、紫外線剥離性の粘着剤を塗布した半導体ウエハのダイシング等に用いられるUVテープ等を用い、これを粘着剤が外面に露出するように支持材1に接着することができる。次いで支持材1と金属層3とを重ね合わせ、必要に応じて熱、紫外線、圧力等を加えて接着する。
For example, the adhesive 2 is first disposed on the peripheral edge of at least one of the
次いで、金属層3として金属箔を用いる場合にはそのマット面に透明樹脂層4を形成する樹脂をコーティングする。コーティングの方法は、コンマコーター、カーテンコーター、ダイコーター、スクリーン印刷、オフセット印刷などを例示することができる。次いで、透明樹脂層4を形成する樹脂が溶剤を含む場合には、これを乾燥除去した後、必要に応じてこの樹脂を硬化させ、或いは半硬化させる。硬化方法や条件は樹脂の種類に応じて適宜選択される。
Next, when a metal foil is used as the
次いで、この透明樹脂層4の上に感光性透明樹脂層5を形成する樹脂を同様のコーティング方法でコーティングすることによって、積層材6を得ることができる。
Subsequently, the
更にこの感光性透明樹脂層5には、図2(b)に示すようにカバーフィルム10をラミネートしても良い。これらの製造工程は連続的に行っても良い。カバーフィルム10としては、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリアセテートフィルム等が例示されるが、これらに限られるものではない。このカバーフィルム10の厚みは特に制限されるものではないが、5〜100μmの範囲のものが好適に用いられる。また必要に応じてカバーフィルム10の表面に離型処理を施しても良い。
Further, a
また、感光性透明樹脂層5を形成するためにカバーフィルム10を用いても良い。すなわち、例えば予めカバーフィルム10の一面に感光性透明樹脂層5を形成しておき、この感光性透明樹脂層5を、金属層3に積層して設けられた透明樹脂層4と重ね合わせて積層一体化するものである。
Further, the
上記のカバーフィルム10は光配線形成用の樹脂層を保護するために設けられ、光電気配線混載基板13の製造時には剥離する。
The
また、積層材6には、図2(c)に示すように、上記の感光性透明樹脂層5に対して、更に透明樹脂層12を積層して形成しても良い。この透明樹脂層12は、上記透明樹脂層4と同様の樹脂にて形成することができる。
Further, as shown in FIG. 2C, the
また、積層材6は、図2(d)に示すように、支持材1の両面に金属層3及び樹脂層を積層して形成しても良い。すなわち、支持材1の一面に上記の各実施形態と同様にして金属層3及び樹脂層を積層成形すると共に、他面にも同様の手法にて金属層3及び樹脂層を形成するものである。
Moreover, the
次に、このようにして得た積層材6を用いて光電気配線混載基板13を製造する方法について説明する。
Next, a method for manufacturing the opto-electric wiring mixed
まず図3(a)に示すように、感光性透明樹脂層5に金属層3と反対側から活性エネルギー線Eを照射して露光する。活性エネルギー線の照射は光配線の配線パターンに応じたパターンで行われるものであり、例えば紫外線のマスク露光、レーザーの描画露光などで活性エネルギー線のパターン照射を行うことができる。次に、感光性透明樹脂層5に溶剤を作用させて現像することによって、感光性透明樹脂層5を溶剤に部分的に溶解させる。このとき、感光性透明樹脂層5が、光硬化性樹脂など活性エネルギー線が照射された部分の溶解度が低くなるように変化する樹脂で形成されているときには、活性エネルギー線が照射された部分以外の樹脂が溶剤に溶解され、活性エネルギー線が照射された部分の樹脂が残る。また感光性透明樹脂層5が、光分解性樹脂など活性エネルギー線が照射された部分の溶解度が高くなるように変化する樹脂で形成されているときには、活性エネルギー線が照射された部分の樹脂が溶剤に溶解され、活性エネルギー線が照射された部分以外の樹脂が残り、この残存部分にてコア層8が形成される。
First, as shown in FIG. 3A, the photosensitive
このようにして図3(b)のようにコア層8を光配線パターンに形成した後、透明樹脂層4のコア層8を設けた側の面に透明樹脂層12をコーティングして設け、図3(c)に示すようにコア層8を透明樹脂層12で被覆する。この透明樹脂層12としては感光性透明樹脂層5(コア層8)より屈折率が低い透光性樹脂を用いるものであり、例えば上記透明樹脂層4と同じ樹脂を用いることができる。そして例えば絶縁性基板、電気配線を設けて作製されたプリント配線板、金属箔等の基材7を用い、このような基材7の表面に透明樹脂層12を接着剤15で接着することによって、図3(d)のように基材7の上に積層する。このとき、透明樹脂層12を形成するための樹脂として接着剤15を兼ねるものを用いる場合には、この樹脂を透明樹脂層4のコア層8を設けた側の面にコーティングして設け、この樹脂が未硬化又は半硬化状態のままで、更にこの樹脂に基材7を重ねて設け、前記樹脂を硬化させることにより透明樹脂層12を形成すると共に透明樹脂層12と基材7とを接着することができる。
In this way, after forming the
この後、図3(e)のように支持材1を金属層3から剥離した後、表面の金属層3をエッチング処理等によりプリント配線加工して図3(f)のように電気配線9を形成する。
Thereafter, the
図3(f)のものにあって、光配線パターンのコア層8の屈折率は、感光性透明樹脂層5と直接接する透明樹脂層4や透明樹脂層12の屈折率よりも大きいので、透明樹脂層4や透明樹脂層12がクラッド層16となり、光導波路が構成され、コア層8によって光配線が形成されるものであり、コア層8による光配線と電気配線9が積層された光電気配線混載基板13として用いることができるものである。
In FIG. 3F, the refractive index of the
また、上記の実施形態において、積層材6を作製するにあたっては、感光性透明樹脂層5は、上記実施形態に示すものに代えて、活性エネルギー線の照射によって照射領域の屈折率が変化する感光性透明樹脂にて形成することもできる。それ以外は上記の場合と同様にして積層材6を作製することができる。
In the above-described embodiment, when the
このような感光性透明樹脂のうち、活性エネルギー線が照射されることによって屈折率が高くなるものとしては、例えば紫外線照射によって屈折率が高くなる、デュポン社製「ポリガイド(Polyguide)」など、アクリル樹脂中に光重合性モノマーを含有させたものを用いることができる。このとき、感光性透明樹脂層5の活性エネルギー線の照射された部分が、活性エネルギー線の照射されていない部分及び透明樹脂層4より屈折率が高くなることが必要とされる。
Among such photosensitive transparent resins, those having a refractive index that is increased by irradiation with active energy rays include, for example, “Polyguide” manufactured by DuPont, whose refractive index is increased by ultraviolet irradiation, and the like. An acrylic resin containing a photopolymerizable monomer can be used. At this time, it is necessary that the portion of the photosensitive
一方、感光性透明樹脂のうち、活性エネルギー線が照射されることによって屈折率が低くなるものとしては、例えば紫外線照射によって屈折率が低くなる、ポリメチルフェニルシランなどのポリシランや、ポリカーボネート樹脂を溶剤に溶解させた中に光重合性のアクリル系モノマーを加えてフィルム化し、露光後にアクリル系モノマーを真空留去するようにした複合樹脂などを用いることができる。このとき、感光性透明樹脂層5の活性エネルギー線の照射されていない部分が、活性エネルギー線の照射された部分及び透明樹脂層4より屈折率が高くなることが必要とされる。
On the other hand, among the photosensitive transparent resins, those whose refractive index is lowered by irradiation with active energy rays include, for example, polysilane such as polymethylphenylsilane, polycarbonate resin, etc. whose refractive index is lowered by ultraviolet irradiation. It is possible to use a composite resin or the like in which a photopolymerizable acrylic monomer is added to form a film while being dissolved in the resin, and the acrylic monomer is distilled off in vacuum after exposure. At this time, it is necessary that the portion of the photosensitive
次に、このようにして得た積層材6を用いて光電気配線混載基板13を製造する方法について説明する。まず図4(a)に示すように、感光性透明樹脂層5に金属層3と反対側から活性エネルギー線Eを照射する。
Next, a method for manufacturing the opto-electric wiring mixed
このとき、感光性透明樹脂層5として活性エネルギー線が照射されることによって屈折率が高くなるものを形成している場合には、活性エネルギー線の照射は光配線の配線パターンに応じたパターンで行われるものであり、例えば紫外線のマスク露光、レーザーの描画露光などで活性エネルギー線のパターン照射を行うことができる。このとき、感光性透明樹脂層5のうち、活性エネルギー線が照射されていない部分の屈折率は変化しないが、活性エネルギー線が照射された部分は屈折率が高くなり、この照射部分がコア層8として形成され、またこのコア層8の屈折率は透明樹脂層4の屈折率よりも高くなっている。
At this time, when the photosensitive
また、感光性透明樹脂層5として活性エネルギー線が照射されることによって屈折率が低くなるものを形成している場合には、活性エネルギー線の照射は光配線の配線パターンと逆のパターンで行われるものであり、例えば紫外線のマスク露光、レーザーの描画露光などで活性エネルギー線のパターン照射を行うことができる。このとき、感光性透明樹脂層5のうち、活性エネルギー線が照射されていない部分の屈折率は変化しないが、活性エネルギー線が照射された部分は屈折率が低くなり、すなわち、感光性透明樹脂層5の非照射部分にてコア層8が形成され、またこのコア層8の屈折率は透明樹脂層4の屈折率よりも高くなっている。
Further, when the photosensitive
このようにして図4(b)のように感光性透明樹脂層5に光配線パターン形状でコア層8を形成した後、透明樹脂層4の感光性透明樹脂層5を設けた側の面(コア層8を設けた側の面)に透明樹脂層12をコーティングして設け、図4(c)に示すように感光性透明樹脂層5を透明樹脂層12で被覆する。この透明樹脂層12としては感光性透明樹脂層5のコア層8より屈折率が低い透光性樹脂を用いるものであり、例えば上記透明樹脂層4と同じ樹脂を用いることができる。そして例えば絶縁性基板、電気配線を設けて作製されたプリント配線板、金属箔等の基材7を用い、このような基材7の表面に透明樹脂層12を接着剤15で接着することによって、図4(d)のように基材7の上に積層する。このとき、透明樹脂層12を形成するための樹脂として接着剤15を兼ねるものを用いる場合には、この樹脂を透明樹脂層4の感光性透明樹脂層5を設けた側の面にコーティングして設け、この樹脂が未硬化又は半硬化状態のままで、更にこの樹脂に基材7を重ねて設け、前記樹脂を硬化させることにより透明樹脂層12を形成すると共に透明樹脂層12と基材7とを接着することができる。
Thus, after forming the
この後、図4(e)に示すように支持材1を金属層3から剥離した後、表面の金属層3をプリント配線加工して図4(f)のように電気配線9を形成する。
Thereafter, as shown in FIG. 4E, the
図4(f)のものにあって、光配線パターンの感光性透明樹脂層5のコア層8の屈折率は、感光性透明樹脂層5のコア層8以外の部分や、感光性透明樹脂層5と直接接する透明樹脂層4や透明樹脂層12の屈折率よりも大きいので、感光性透明樹脂層5のコア層8以外の部分や透明樹脂層4や透明樹脂層12がクラッド層16となった光導波路が構成され、感光性透明樹脂層5のコア層8によって光配線が形成されるものであり、感光性透明樹脂層5のコア層8による光配線と電気配線9が積層された光電気配線混載基板13として用いることができるものである。
4 (f), the refractive index of the
また、上記のようにして光電気配線混載基板13を作製するにあたり、上記基材7としてプリント配線板を用いている場合には、光配線の両側に電気配線が形成される。また、上記基材7として金属箔を用いている場合にはこの金属箔をプリント配線加工して電気配線を形成し、これにより光配線の両側に電気配線を形成することもできる。また、さらにレーザービア加工やメッキ加工して、両側の電気配線を接続することもできる。
When the printed wiring board is used as the
上記のような光電気配線混載基板13の製造工程において、金属層3には既述のように支持材1との接着時に皺が発生しにくいことから、この金属層3をプリント配線加工して電気配線9を形成するにあたり、成形不良の発生を抑制することができる。
In the manufacturing process of the opto-electric wiring mixed
また金属層3から支持材1を剥離する際には、金属層3と支持材1とはその界面の周縁部においてのみ接着されているため、成形体から前記周縁部を含む僅かな部位を切断除去するだけで支持材1を容易に剥離することが可能となる。
Further, when the
また、成形体を切断せずに支持材1を金属層3から剥離する場合であっても、支持材1と金属層3とは界面の全面が接着されているものではなく、その界面の周縁部においてのみ接着されているため、接着剤2により高い接着強度にて金属層3と支持材1とを接着していても、剥離の際に成形体に過度の応力がかかりにくくなり、成形体の撓みや破損の発生が抑制されるものである。
Further, even when the
特に、金属層3と支持材1とを接着する接着剤2が、熱可塑性の接着剤である場合には、支持材1と金属層3との界面のうち、接着剤2が介在している領域を加熱することによりこの接着剤2を軟化させ、この状態で、成形体を切断することなく、また成形体に過度の応力がかけられることなく、支持材1を金属層3から容易に剥離することができるものである。
In particular, when the adhesive 2 that bonds the
また、金属層3と支持材1とを接着する接着剤2が、加熱、UV照射等により粘着力を失う剥離可能(ピーラブル)な感圧接着剤(粘着剤)である場合には、支持材1と金属層3との界面のうち、接着剤2が介在している領域に、この接着剤2の種類に応じて加熱、UV照射等をすることで接着剤2の粘着力を失わせ、この状態で、製造途中の光電気配線混載基板13を切断することなく、且つまた成形体に応力をほとんどかけることなく、支持材1と金属層3とを容易に剥離することができる。
Further, when the adhesive 2 that bonds the
このようにして支持材1を剥離すると、剥離時に成形体に過剰な荷重をかけることがなく、そのため成形体の撓みや破損が生じることなくなり、支持材1を容易に剥離することが可能となる。
When the
上記のように光電気配線混載基板13を作製するにあたっては、コア層8を導波する光をコア層8外部に出射し、或いはコア層8外部の光をコア層8内に導波させる光路変換手段を設けることができる。この光路変換手段としては、光を回折させるグレーティングをコア層8に描画したり、マイクロミラーやプリズムなどの光学素子をコア層8に設けたりして形成することができるものであり、コア層8内を伝送される光を回折、反射、屈折等させることにより、コア層8を導波する光の光路を外部、例えばコア層8の厚み方向に向けて変換させ、或いは外部からコア層8に向けて入射する光の光路を変換させてこの光をコア層8内に導波させることができるものである。
In producing the opto-electric wiring mixed
例えば、積層材6を形成する際に感光性透明樹脂層12におけるコア層8が形成される箇所の所定位置に予めプリズムやミラー等の光学素子を埋設しておくことで、上記のように光電気配線混載基板13を作製することにより、同時に光路変換手段を設けることができる。また、透明樹脂層4、コア層8、透明樹脂層12を順次形成した後、エネルギー照射によるコア層8とクラッド層16を形成し、次いでエネルギー照射によるコア層8とクラッド層16との間の変質の差を利用してコア層8にグレーティングを形成する方法も挙げることができる。後者の方法において、エネルギー照射としては、例えばフェムト秒パルスレーザを用いることができる。
For example, when the
このような光路変換手段を設けると、例えば電気配線9に対して発光素子を搭載することで、電気配線9にて伝送される電気信号を発光素子にて光信号に変換し、この光信号を発光素子から光路変換手段に向けて出射し、光路変換手段により光信号の光路を変換することでコア層8からなる光配線に伝送させることができ、また電気配線9に対して受光素子を搭載すると、コア層8からなる光配線にて伝送される光信号の光路を光路変換手段により変換して受光素子に受光させ、受光素子はこの光信号を電気信号に変換して電気配線9に伝達することができるものであり、すなわち、電気配線9と光配線とを結合することができるものである。
When such an optical path changing means is provided, for example, by mounting a light emitting element on the
上記の工程は、図1(a)、図2(a)、図2(b)のように支持材1に金属層3、透明樹脂層4,感光性透明樹脂層5を形成した積層材6を用いた場合の例を示しているが、少なくとも樹脂層として感光性透明樹脂層5を有する積層材6を用いる場合には、他の構成を有する積層材6を用いる場合であっても適宜工程の細部を変更して光電気配線混載基板を作製することができる。例えば図2(c)に示す構成の積層材を用いる場合には、既に透明樹脂層12が形成された状態でコア層8を形成しなければならないが、感光性透明樹脂層5を活性エネルギー線の照射によって屈折率が変化する感光性樹脂にて形成すれば、透明樹脂層12が形成された状態であっても感光性透明樹脂層5の所定位置に活性エネルギー線を照射することで、図4(c)に示す状態と同様にコア層8を形成することができ、以後は図4(d)〜(f)と同様の工程により光電気配線混載基板を作製することができる。また、図2(d)に示すように支持材1の両面に金属層3や光配線形成用の樹脂層を形成する場合には、支持材1の両面側において上記図3や図4に示す工程と同様の処理を施すことにより、光電気配線混載基板を作製することができる。
In the above process, a
各実施例及び比較例について用いた材料を下記に示す。 The material used about each Example and the comparative example is shown below.
・金属箔:厚み18μmの銅箔(古河電工株式会社製、品名「MPGT」)を用いた。 Metal foil: A copper foil having a thickness of 18 μm (product name “MPGT” manufactured by Furukawa Electric Co., Ltd.) was used.
・透明樹脂A:ダイセル化学工業株式会社製の「セロキサイド2021P」(液状脂環式エポキシ樹脂)を90質量部、ダイセル化学工業株式会社製の「EHPE−3150」(固形脂環式エポキシ樹脂)を5質量部、大日本インキ化学工業株式会社製の「エピクロン1050」(固形ビスフェノールA型エポキシ樹脂)を5部、旭電化工業株式会社製の「オプトマーSP170」(光カチオン開始剤)を0.5質量部配合してなる、硬化物の屈折率が1.52の紫外線硬化性エポキシ樹脂
・感光性樹脂A:ダイセル化学工業株式会社製の「EHPE−3150」(固形脂環式エポキシ樹脂)を75質量部、東都化成株式会社製の「YDF8170」(ビスフェノールF型エポキシ樹脂)を25質量部、トルエン20質量部、メチルエチルケトン10質量部、旭電化工業株式会社製の「オプトマーSP170」を1質量部配合してなる樹脂ワニスを使用した。この樹脂ワニスを乾燥して溶媒を除去し、高圧水銀ランプにて紫外線を5J/cm2照射して硬化した後、150℃で1時間アフターキュアして得られる硬化物の屈折率は、1.54であった。
Transparent resin A: 90 parts by mass of “Celoxide 2021P” (liquid alicyclic epoxy resin) manufactured by Daicel Chemical Industries, Ltd. and “EHPE-3150” (solid alicyclic epoxy resin) manufactured by Daicel Chemical Industries, Ltd. 5 parts by mass, 5 parts of “Epicron 1050” (solid bisphenol A type epoxy resin) manufactured by Dainippon Ink and Chemicals, Ltd., 0.5 of “Optomer SP170” (photocation initiator) manufactured by Asahi Denka Kogyo Co., Ltd. Ultraviolet curable epoxy resin having a refractive index of 1.52 which is obtained by blending parts by mass. Photosensitive resin A: 75 “EHPE-3150” (solid alicyclic epoxy resin) manufactured by Daicel Chemical Industries, Ltd. Parts by mass, 25 parts by mass of “YDF8170” (bisphenol F type epoxy resin) manufactured by Tohto Kasei Co., Ltd., 20 parts by mass of toluene, methyl ethyl ketone A resin varnish comprising 10 parts by mass of Ton and 1 part by mass of “Optomer SP170” manufactured by Asahi Denka Kogyo Co., Ltd. was used. The resin varnish is dried to remove the solvent, cured by irradiation with ultraviolet rays at 5 J / cm 2 with a high-pressure mercury lamp, and then cured at 150 ° C. for 1 hour. The refractive index of the cured product is 1. 54.
・感光樹脂B:日本ペイント株式会社製の「グラシアPS−SR103」(ポリシラン樹脂ワニス)。 Photosensitive resin B: “Gracia PS-SR103” (polysilane resin varnish) manufactured by Nippon Paint Co., Ltd.
・カバーフィルム10:厚み25μmのポリエチレンテレフタレート製フィルム
・接着剤2A:東都化成株式会社製の「YDB500」(臭素化エポキシ樹脂)を90質量部、東都化成株式会社製の「YDCN−1211」(クレゾールノボラック型エポキシ樹脂)を10部、ジシアンジアミドを3質量部、四国化成株式会社製の「2E4MZ」(2−エチル−4−メチルイミダゾール)を30質量部、DMS(ジメチルホルミアミド)を8質量部配合したワニス。
Cover film 10: Polyethylene terephthalate film having a thickness of 25 μm Adhesive 2A: 90 parts by mass of “YDB500” (brominated epoxy resin) manufactured by Toto Kasei Co., Ltd., “YDCN-1211” manufactured by Toto Kasei Co., Ltd. (cresol) 10 parts of novolac type epoxy resin, 3 parts by weight of dicyandiamide, 30 parts by weight of “2E4MZ” (2-ethyl-4-methylimidazole) manufactured by Shikoku Kasei Co., Ltd., and 8 parts by weight of DMS (dimethylformamide) Formulated varnish.
(実施例1)
支持材1として110mm×110mm×0.4mmのアルミニウム板を用い、この支持材1の全周に亘る周縁部の幅5mmの領域に、ホットメルト接着シート(ダイセルファインケム株式会社製の「ダイアミドフィルム3102」)を短冊状に切断したものを仮固定し、この支持材1と同一の平面視寸法に切断した銅箔の光沢面を前記ホットメルト接着シートが仮接着されている支持材1の一面と重ね合わせ、この状態で140℃に加熱したロールラミネータを用いて接着した。
Example 1
A 110 mm × 110 mm × 0.4 mm aluminum plate was used as the
次に、上記銅箔の粗面に透明樹脂Aをロール転写法にて厚み20μmとなるように塗布し、高圧水銀ランプにて2.5J/cm2で紫外線光を照射した後、100℃で30分間アフターキュアすることで硬化させ、これにより透明樹脂層4を形成した。
Next, the transparent resin A is applied to the rough surface of the copper foil by a roll transfer method so as to have a thickness of 20 μm, irradiated with ultraviolet light at 2.5 J / cm 2 with a high-pressure mercury lamp, and then at 100 ° C. After curing for 30 minutes, the resin was cured, whereby the
次いで、上記透明樹脂層4の表面に感光性樹脂Aを塗布し、加熱乾燥することで厚み40±8μmの感光性透明樹脂層12を形成し、これにより積層材6を得た。
Subsequently, the photosensitive resin A was apply | coated to the surface of the said
この積層材6の感光性透明樹脂層12に対して、ネガマスクを介して高圧水銀ランプにて5J/cm2で条件で紫外線露光し、100℃で30分間熱処理した後、花王株式会社製の「クリーンスルー」(フレオン代替の水系洗浄剤)を用いて現像することにより、幅40μm、長さ80mmの直線状のコア層8を、10mm間隔で9本、並列に形成した。
The photosensitive
次に、上記コア層8を埋めるように透明樹脂Aを厚み60μmとなるように塗布し、高圧水銀ランプにて2.5J/cm2で紫外線光を照射して硬化させ、透明樹脂層4を形成した。
Next, the transparent resin A is applied so as to fill the
一方、基材7として厚み1mmのガラス基材エポキシ樹脂積層板を用い、その一面に接着剤2Aを塗布して130℃で予備硬化させて厚み40μmの乾燥被膜を形成した。
On the other hand, a glass substrate epoxy resin laminate having a thickness of 1 mm was used as the
そして、この基材7における接着剤2の乾燥被膜を上記の透明樹脂層4と重ね、170℃で真空プレスすることで接着剤2を硬化させた。
And the adhesive 2 was hardened by putting the dry film of the adhesive 2 in this
このようにして得られた成形体を100℃で10分間加熱することで支持材1と金属層3との間のホットメルト接着シートを軟化溶融させ、支持材1を剥離した。このとき、成形体に変形や破損を生じることなく容易に剥離することができた。
The molded body thus obtained was heated at 100 ° C. for 10 minutes to soften and melt the hot melt adhesive sheet between the
次いで、コア層8の両端部が露出するように成形体を切断・研磨し、このコア層8の一端から波長850μmの近赤外光を、コア径50μmのマルチモード光ファイバを通じて入射し、コア層8の他端からの出射光をCCDカメラで観測したところ、コア層8における光の導波が確認された。
Next, the molded body is cut and polished so that both ends of the
また金属層3の剥離強度は6.9N/cm(0.7kg/cm)であり、またこの金属層3にはエッチング処理により電気配線9の形成が可能であった。
The peel strength of the
(比較例1)
支持材1と金属箔との接着にあたり、ホットメルト接着シートを支持材1の一面の全面に亘って配置して、この支持材1と同一の平面視寸法に切断した銅箔の光沢面を前記ホットメルト接着シートが仮接着されている支持材1の一面と重ね合わせ、この状態で140℃に加熱したロールラミネータを用いて接着した。それ以外は実施例1と同様にして成形体を作製した。
(Comparative Example 1)
In bonding the
このとき、金属層3から支持材1を剥離する際には、剥離時の応力により成形体に大きな撓みが生じた。
At this time, when the
また、この成形体において、実施例1と同様にしてコア層8における出射光を観測したところ、出射光は観測されたがその強度は実施例1の場合よりも弱いものであった。
Further, in this molded body, when the emitted light in the
(実施例2)
支持材1として110mm×110mm×0.4mmのアルミニウム板を用い、この支持材1の全周に亘る周縁部の幅5mmの領域に、一液性接着剤2(セメダイン株式会社製、「セメダインスーパーX2」)を塗布し、この支持材1と同一の平面視寸法に切断した銅箔の光沢面を前記一液性接着剤2が塗布されている支持材1の一面と重ね合わせ、この状態でロールラミネータを用いて密着させた後、室温にて半日間放置して硬化させた。
(Example 2)
A 110 mm × 110 mm × 0.4 mm aluminum plate is used as the
以降は、実施例1と同様にして成形体を作製した。 Thereafter, a molded body was produced in the same manner as in Example 1.
金属層3からの支持材1の剥離にあたっては、まず成形体の四辺の幅10mmの領域を切断することで、容易に支持材1の剥離が可能であった。また、実施例1と同様にコア層8における良好な光の導波が確認され、また金属層3は充分な剥離強度を有し、且つこの金属層3にはエッチング処理により電気配線9の形成が可能であった。
When the
(比較例2)
支持材1と金属箔との接着にあたり、一液性接着剤2を支持材1の一面の全面に亘って塗布して、この支持材1と同一の平面視寸法に切断した銅箔の光沢面を前記一液性接着剤2が塗布されている支持材1の一面と重ね合わせ、この状態でロールラミネータを用いて密着させた後、室温にて半日間放置して硬化させた。それ以外は実施例2と同様にして成形体を作製した。
(Comparative Example 2)
When bonding the
この成形体については、コア層8における光の導波や、金属層3の剥離強度には問題はなかったが、金属層3からの支持材1の剥離は不可能であった。
With respect to this molded body, there was no problem in the light guiding in the
(実施例3)
支持材1として110mm×110mm×0.4mmのアルミニウム板を用い、この支持材1の全周に亘る周縁部の幅5mmの領域に、熱剥離シート(日東電工株式会社製の「リバアルファ」)を短冊状に切断したものを、粘着剤が露出するようにして接着し、この支持材1と同一の平面視寸法に切断した銅箔の光沢面を前記熱剥離シートが接着されている支持材1の一面と重ね合わせ、この状態でロールラミネータを用いて密着させて接着した。
(Example 3)
An aluminum plate of 110 mm × 110 mm × 0.4 mm is used as the
以降は、実施例1と同様にして成形体を作製した。 Thereafter, a molded body was produced in the same manner as in Example 1.
金属層3からの支持材1の剥離にあたっては、成形体を150℃で10分間加熱することで支持材1と金属層3との間の熱剥離シートの粘着性を失わせることで、支持材1を剥離した。このとき、成形体に変形や破損を生じることなく容易に剥離することができた。
When peeling the
次いで、コア層8の両端部が露出するように成形体を切断・研磨し、このコア層8の一端から波長850μmの近赤外光を、コア径50μmのマルチモード光ファイバを通じて入射し、コア層8の他端からの出射光をCCDカメラで観測したところ、コア層8における光の良好な導波が確認された。
Next, the molded body is cut and polished so that both ends of the
また金属層3の剥離強度は6.9N/cm(0.7kg/cm)であり、またこの金属層3にはエッチング処理により電気配線9の形成が可能であった。
The peel strength of the
(比較例3)
支持材1と金属箔との接着にあたり、熱剥離シート(保護シート付き)を支持材1の一面の全面に亘って接着し、保護シートを剥がした後、この支持材1と同一の平面視寸法に切断した銅箔の光沢面を前記熱剥離シートが接着されている支持材1の一面と重ね合わせ、この状態でロールラミネータを用いて密着させて接着した。このとき、銅箔には皺が発生してしまった。それ以外は実施例3と同様にして成形体を作製した。
(Comparative Example 3)
In bonding the
得られた成形体については、コア層8における光の導波性は良好であり、また金属層3から支持材1を剥離する際には、実施例3の場合と同様に容易に剥離することができたが、金属層3には、上記のように皺が発生してしまっており、エッチング処理による電気配線9の形成は困難であった。
About the obtained molded object, the light guide property in the
(実施例4)
支持材1として110mm×110mm×2.0mmのガラス板を用い、この支持材1の全周に亘る周縁部の幅5mmの領域に、ダイシング用UVテープ(古河電工株式会社製、両面タイプ)を短冊状に切断したものを接着した後、この支持材1と同一の平面視寸法に切断した銅箔の光沢面を前記ダイシング用UVテープが接着されている支持材1の一面と重ね合わせ、この状態でロールラミネータを用いて密着させて接着した。
Example 4
A glass plate of 110 mm × 110 mm × 2.0 mm is used as the
以降は、実施例1と同様にして成形体を作製したが、基材7の接着条件は、150℃の真空ラミネート及び170℃でのオープンキュアとした。
Thereafter, a molded body was produced in the same manner as in Example 1. However, the bonding conditions of the
金属層3からの支持材1の剥離にあたっては、支持材1であるガラス板を介してUVテープに1.0J/cm2の紫外線を照射することによりUVテープの粘着剤の粘着性を失わせることで、支持材1を剥離した。このとき、成形体に変形や破損を生じることなく容易に剥離することができた。
When the
次いで、コア層8の両端部が露出するように成形体を切断・研磨し、このコア層8の一端から波長850μmの近赤外光を、コア径50μmのマルチモード光ファイバを通じて入射し、コア層8の他端からの出射光をCCDカメラで観測したところ、コア層8における光の良好な導波が確認された。
Next, the molded body is cut and polished so that both ends of the
また金属層3の剥離強度は6.9N/cm(0.7kg/cm)であり、またこの金属層3にはエッチング処理により電気配線9の形成が可能であった。
The peel strength of the
(比較例4)
支持材1と金属箔との接着にあたり、UVテープを支持材1の一面の全面に亘って接着し、この支持材1と同一の平面視寸法に切断した銅箔の光沢面を前記UVテープが接着されている支持材1の一面と重ね合わせ、この状態でロールラミネータを用いて密着させて接着した。このとき、銅箔には皺が発生してしまった。それ以外は実施例4と同様にして成形体を作製した。
(Comparative Example 4)
In bonding the
得られた成形体については、コア層8における光の導波性は良好であり、また金属層3から支持材1を剥離する際には、実施例4の場合と同様に容易に剥離することができたが、金属層3には、上記のように皺が発生してしまっており、エッチング処理による電気配線9の形成は困難であった。
About the obtained molded object, the waveguide property of the light in the
(実施例5)
実施例2において、支持材1と銅箔との接着の際に、真空ラミネータを用い、150℃、15分間の条件で加熱加圧接着するようにした。それ以外は実施例2と同様にして成形体を得た。
(Example 5)
In Example 2, when the
得られた成形体のコア層8の厚みを接触式段差計にて測定したところ、コア層8の厚みのばらつき(測定点36箇所)は、3σ(標準偏差の三倍)で±4.7μmであった。
When the thickness of the
一方、実施例2についても同様にコア層8の厚みのばらつきを測定したところ、3σで±7.2μmであった。この差は、実施例5においては真空雰囲気において支持材1と銅箔とを接着したことから、支持材1と銅箔との間の空気の介在が低減されて支持材1に対する銅箔の浮きが抑制され、このためコア層8形成の際の樹脂の塗布精度が向上したからであると考えられる。
On the other hand, when the variation in thickness of the
(実施例6)
実施例1において、感光性樹脂Aに代えて感光性樹脂Bを用いて、積層材6を得た。
(Example 6)
In Example 1, the
この積層材6の感光性透明樹脂層12に対して、ポジマスクを介して高圧水銀ランプにて10J/cm2で条件で紫外線露光することで、露光部分の屈折率を低下させ、幅40μm、長さ80mmの直線状のコア層8を、10mm間隔で9本、並列に形成した。
The photosensitive
次に、感光性透明樹脂層12に対して透明樹脂Aを厚み60μmとなるように塗布し、高圧水銀ランプにて2.5J/cm2で紫外線光を照射して硬化させ、透明樹脂層4を形成した。
Next, the transparent resin A is applied to the photosensitive
以降は、実施例1と同様にして、成形体を得た。 Thereafter, a molded body was obtained in the same manner as in Example 1.
このようにして得られた成形体を100℃で10分間加熱することで支持材1と金属層3との間のホットメルト接着シートを軟化溶融させ、支持材1を剥離した。このとき、成形体に変形や破損を生じることなく容易に剥離することができた。
The molded body thus obtained was heated at 100 ° C. for 10 minutes to soften and melt the hot melt adhesive sheet between the
次いで、コア層8の両端部が露出するように成形体を切断・研磨し、このコア層8の一端から波長850μmの近赤外光を、コア径50μmのマルチモード光ファイバを通じて入射し、コア層8の他端からの出射光をCCDカメラで観測したところ、コア層8における光の導波が確認された。
Next, the molded body is cut and polished so that both ends of the
また金属層3の剥離強度は6.9N/cm(0.7kg/cm)であり、またこの金属層3にはエッチング処理により電気配線9の形成が可能であった。
The peel strength of the
1 支持材
2 接着剤
3 金属層
4 透明樹脂層
5 感光性透明樹脂層
6 積層材
8 コア層
9 電気配線
12 透明樹脂層
13 光電気配線混載基板
DESCRIPTION OF
Claims (4)
The adhesive for adhering the metal layer and the support material is continuously provided on the peripheral edge of the entire circumference of the interface between the metal layer and the support material. Manufacturing method for opto-electrical wiring mixed board.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004219320A JP2006039231A (en) | 2004-07-27 | 2004-07-27 | Method for manufacturing photoelectric wiring consolidated board |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004219320A JP2006039231A (en) | 2004-07-27 | 2004-07-27 | Method for manufacturing photoelectric wiring consolidated board |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006039231A true JP2006039231A (en) | 2006-02-09 |
Family
ID=35904286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004219320A Withdrawn JP2006039231A (en) | 2004-07-27 | 2004-07-27 | Method for manufacturing photoelectric wiring consolidated board |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006039231A (en) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008053714A (en) * | 2006-08-21 | 2008-03-06 | Samsung Electro Mech Co Ltd | Printed circuit board, and method of manufacturing the same |
JP2008158221A (en) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacturing method of photoelectric composite substrate |
JP2010156801A (en) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Fuji Xerox Co Ltd | Method for manufacturing polymer optical waveguide |
JP2010164656A (en) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Hitachi Chem Co Ltd | Method of manufacturing light guide with mirror, and light guide with mirror |
JP2010164655A (en) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Hitachi Chem Co Ltd | Method of manufacturing photoelectric composite member |
JP2013541856A (en) * | 2010-11-05 | 2013-11-14 | ドゥサン コーポレーション | Novel printed circuit board and manufacturing method thereof |
WO2013176135A1 (en) * | 2012-05-22 | 2013-11-28 | 日本電気株式会社 | Optical path converter, and method of manufacturing same |
JP5374799B1 (en) * | 2013-02-28 | 2013-12-25 | 東海神栄電子工業株式会社 | Circuit board manufacturing method that eliminates the need to print characters and symbols by screen printing |
CN111527450A (en) * | 2018-01-18 | 2020-08-11 | 旭化成株式会社 | Photosensitive resin laminate and method for producing same |
WO2023127257A1 (en) * | 2021-12-27 | 2023-07-06 | 住友ベークライト株式会社 | Optical waveguide manufacturing method |
-
2004
- 2004-07-27 JP JP2004219320A patent/JP2006039231A/en not_active Withdrawn
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008053714A (en) * | 2006-08-21 | 2008-03-06 | Samsung Electro Mech Co Ltd | Printed circuit board, and method of manufacturing the same |
JP2008158221A (en) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacturing method of photoelectric composite substrate |
JP2010156801A (en) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Fuji Xerox Co Ltd | Method for manufacturing polymer optical waveguide |
JP2010164656A (en) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Hitachi Chem Co Ltd | Method of manufacturing light guide with mirror, and light guide with mirror |
JP2010164655A (en) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Hitachi Chem Co Ltd | Method of manufacturing photoelectric composite member |
JP2013541856A (en) * | 2010-11-05 | 2013-11-14 | ドゥサン コーポレーション | Novel printed circuit board and manufacturing method thereof |
WO2013176135A1 (en) * | 2012-05-22 | 2013-11-28 | 日本電気株式会社 | Optical path converter, and method of manufacturing same |
JP5374799B1 (en) * | 2013-02-28 | 2013-12-25 | 東海神栄電子工業株式会社 | Circuit board manufacturing method that eliminates the need to print characters and symbols by screen printing |
CN111527450A (en) * | 2018-01-18 | 2020-08-11 | 旭化成株式会社 | Photosensitive resin laminate and method for producing same |
CN111527450B (en) * | 2018-01-18 | 2023-08-08 | 旭化成株式会社 | Photosensitive resin laminate and method for producing same |
WO2023127257A1 (en) * | 2021-12-27 | 2023-07-06 | 住友ベークライト株式会社 | Optical waveguide manufacturing method |
JP7311066B1 (en) * | 2021-12-27 | 2023-07-19 | 住友ベークライト株式会社 | Optical waveguide manufacturing method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9535216B2 (en) | Optical waveguide dry film, and optical waveguide manufacturing method and optical waveguide using optical waveguide dry film | |
JP5498219B2 (en) | Manufacturing method of optical waveguide having mirror surface and photoelectric composite wiring board | |
US7330612B2 (en) | Material for substrate mounting optical circuit-electric circuit mixedly and substrate mounting optical circuit-electric circuit mixedly | |
TWI574066B (en) | Optical waveguide with optical reflector, optical fiber connector and manufacturing method thereof | |
JP5475428B2 (en) | Mirror reflection film forming method for optical wiring board and optical wiring board | |
JP2010256877A (en) | Method of manufacturing optical waveguide core, method of manufacturing optical waveguide, optical waveguide, and optoelectric composite wiring board | |
WO2016181741A1 (en) | Surface protective film | |
JP2006039231A (en) | Method for manufacturing photoelectric wiring consolidated board | |
JP5728655B2 (en) | Manufacturing method of optical waveguide | |
KR20190122649A (en) | Photosensitive epoxy resin composition for optical waveguide core formation, photosensitive film for optical waveguide core formation, optical waveguide, opto-electric hybrid substrate and manufacturing method of optical waveguide | |
JP3615691B2 (en) | Laser processing method of resin film | |
JP2003344684A (en) | Material for optoelectric hybrid substrate | |
JP6070214B2 (en) | Lens member, optical waveguide with lens member, and manufacturing method thereof | |
JP6048033B2 (en) | Optical waveguide and method for manufacturing the same | |
JP2010060821A (en) | Flexible optical and electrical wiring and manufacturing method thereof | |
US20240079259A1 (en) | Dual sided glass carriers for making package substrates | |
JP2009103860A (en) | Optical waveguide, and method for manufacturing the same | |
JPWO2015046069A1 (en) | Dicing-die bonding tape and method for manufacturing semiconductor chip with adhesive layer | |
JP6857835B2 (en) | Optical waveguide coupling | |
JP5378172B2 (en) | Optical waveguide core manufacturing method, optical waveguide manufacturing method, optical waveguide, and photoelectric composite wiring board | |
JP2007094436A (en) | Manufacturing method of optical-electrical consolidated substrate | |
JP5378173B2 (en) | Optical waveguide manufacturing method, optical waveguide, and photoelectric composite wiring board | |
JP6717001B2 (en) | Method for manufacturing member with functional layer | |
JP5631697B2 (en) | MANUFACTURING METHOD FOR OPTICAL WAVEGUIDE WITH MICRO MIRROR, INTERMEDIATE STRUCTURE USABLE FOR MANUFACTURING METHOD | |
JP2005062443A (en) | Retardation plate |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071002 |