JP2006036049A - センターベアリングサポート - Google Patents
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Abstract
【課題】 センターベアリングを保持するインシュレータとブラケットとの仮止めを行なうための構造を提供する。
【解決手段】 センターベアリング11を保持するインシュレータ7を、環状のばね部材8と外環9と内環10とで構成し、外環9の外周を囲繞してインシュレータ7を挟持した状態で車体に結合される分割ブラケット13a,13bとを設け、外環9の外周面に凸部9aを形成する一方、夫々の分割ブラケット13a,13bに該凸部9aが嵌合する嵌合孔12を形成し、該嵌合孔12に凸部9aを嵌合することにより、夫々の分割ブラケット13a,13bをインシュレータ7に仮止めした。
【選択図】 図2
【解決手段】 センターベアリング11を保持するインシュレータ7を、環状のばね部材8と外環9と内環10とで構成し、外環9の外周を囲繞してインシュレータ7を挟持した状態で車体に結合される分割ブラケット13a,13bとを設け、外環9の外周面に凸部9aを形成する一方、夫々の分割ブラケット13a,13bに該凸部9aが嵌合する嵌合孔12を形成し、該嵌合孔12に凸部9aを嵌合することにより、夫々の分割ブラケット13a,13bをインシュレータ7に仮止めした。
【選択図】 図2
Description
本発明はセンターベアリングサポートに関し、センターベアリングを支持する支持体と、該支持体を車体に取り付けるためのブラケットとを仮止めしたものである。
自動車のプロペラシャフトは、その全長が長い場合は、プロペラシャフトを中間部で分割し、プロペラシャフトの中間部をセンターベアリングを介して支持し、該センターベアリングはブラケットを介して車体に取り付けている。このブラケットは一対の分割ブラケットにより構成され、一対の分割ブラケットでセンターベアリングを挟み、該一対の分割ブラケットの両端をボルトを介して車体に取り付けている。自動車を組み立てる際のプロペラシャフトの取付作業を効率よく行うために、センターベアリングと一対の分割ブラケットとを仮止めした状態で納入し、作業者はセンターベアリングと一対の分割ブラケットとの組み付け作業を省略し、ボルトを回すだけでこれらを車体に取り付けることができる。
従来のセンターベアリングサポートを特許文献1に示す。センターベアリングと一対の分割ブラケットとを仮止めするために、一方の分割ブラケットの一端側に爪を形成し、他方の分割ブラケットの一端側に係合孔を形成し、一端側の爪と係合孔とを係合させた状態で双方のブラケットの他端側の相互に対応する位置に貫通孔を形成し、該貫通孔にクリップを装着してセンターベアリングとブラケットとの仮止めを行っている。
特開昭60−114327号公報
ところが、センターベアリングとブラケットとの仮止めを行なうために、分割ブラケットに爪と係合孔と貫通孔とを追加工し、クリップを追加しなければならず、構造が複雑になり、コスト高になる。
そこで本発明は、上記の課題を解決し、新たに部材を追加することなく、センターベアリングを保持する保持体とブラケットとの仮止めを可能にしたセンターベアリングサポートを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、環状の弾性部材の内周に内環を有すると共に外周に外環を有し、前記内環の内側に軸受を保持するインシュレータ(保持体)と、前記外環の外周を囲繞して前記インシュレータを挟持した状態で車体に結合される複数の分割ブラケットとを備え、前記外環の外周面に凸部を形成する一方、前記夫々の分割ブラケットに該凸部が嵌合する嵌合孔を形成し、該嵌合孔に前記凸部を嵌合することにより、前記夫々の分割ブラケットを前記インシュレータに仮止めしたことを特徴とする。
このようなセンターベアリングサポートでは、分割ブラケットの嵌合孔にインシュレータの凸部を嵌合することにより、インシュレータと分割ブラケットとを組み付けて仮止めすることができる。このため、簡単な構成により、部品点数を増やすことなくインシュレータに分割ブラケットを仮止めすることができることになる。
請求項2に係る発明は、環状の弾性部材の内周に内環を有すると共に外周に外環を有し、前記内環の内側に軸受を保持するインシュレータと、前記外環の外周を囲繞して前記インシュレータを挟持した状態で車体に結合される一対の分割ブラケットとを備え、前記外環の外周面に凸部を形成する一方、前記一方の分割ブラケットに該凸部をが嵌合する嵌合孔を形成し、該嵌合孔に前記凸部を嵌合して前記一方の分割ブラケットを前記インシュレータに仮止めし、前記他方の分割ブラケットを前記外環に半径方向から嵌合挟持することにより前記他方の分割ブラケットを前記インシュレータに仮止めしたことを特徴とする。
このようなセンターベアリングサポートでは、一方の分割ブラケットの嵌合孔にインシュレータの凸部を嵌合し、他方の分割ブラケットによりインシュレータを半径方向から嵌合挟持することにより、インシュレータに一対の分割ブラケットを組み付けて仮止めすることができる。他方の分割ブラケットの仮止めに関しては、凸部や嵌合孔を加工する必要がなく、コストダウンが図れる。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載のセンターベアリングサポートにおいて、前記凸部は前記外環と一体成形したことを特徴とする。
このようなセンターベアリングサポートでは、凸部を外環と一体成形したので、外環と凸部とが1つの部品でできることになり、部品点数が削減できる。
以下、本発明によるセンターベアリングサポートの実施の形態を説明する。
(a)実施の形態1
まず、実施の形態1を図1,図2に基づいて説明する。図1はプロペラシャフト装置の全体図であり、1はプロペラシャフト装置、2a,2bはプロペラシャフト、3a,3bは自在継手、4はトランスミッションに接続される等速ジョイント、5はデフに接続される接続フランジ、6はプロペラシャフト1の中間部を図示しない車体に回転自在に支持するためのセンターベアリングサポートである。
(a)実施の形態1
まず、実施の形態1を図1,図2に基づいて説明する。図1はプロペラシャフト装置の全体図であり、1はプロペラシャフト装置、2a,2bはプロペラシャフト、3a,3bは自在継手、4はトランスミッションに接続される等速ジョイント、5はデフに接続される接続フランジ、6はプロペラシャフト1の中間部を図示しない車体に回転自在に支持するためのセンターベアリングサポートである。
センターベアリングサポート6の構成を図2に示す。プロペラシャフト2bを回転自在に支持するセンターベアリング(以下、単に軸受という)11が設けられ、該軸受11を保持するためのインシュレータ(保持体)7が設けられている。インシュレータ7は一対の分割ブラケット13a,13bを介して図示しない車体に取り付けられる。
インシュレータ7は環状のゴム状弾性部材であるばね部材8の内周面を内環10で被う一方、外周面を外環9で被って構成されている。ばね部材8は、ベロー状を呈し、軸心を通る平面で切断したときの断面形状が略U字形となっている。内環10は、内側に軸受11を嵌め込む内環本体10aと、該内環本体10aと係合して軸受11が外れないように拘束する蓋体10bとで構成されている。一方、外環9は略円筒形に形成されている。
ブラケットは、本実施の形態では図2のように分割面を境にして上下対称な同一形状の分割ブラケット13a,13bによって構成されている。分割ブラケット13a,13bは、外環9を囲繞する半円の円弧部14と、該円弧部14の両端に一体成形された一対の結合部15とで構成されている。円弧部14の断面形状を図2(a)に示すように、円弧部14の内周面には内周溝16が形成されており、該内周溝16に外環9が内側から嵌合されている。そして、一対の結合部15には、夫々取付孔15aが形成されている。
分割ブラケット13a,13bをインシュレータ7に組み付けて仮止めするために、夫々の分割ブラケット13a,13bの円弧部14を2等分することになる位置に嵌合孔12が夫々形成され、該嵌合孔12に、外環9の外周面に形成した凸部9aが嵌合されている。凸部9aは外環9の円周方向において相互に180度をなす位置に配置され、夫々外環9と一体成形されている。凸部9aは外環9の外周面に溶接して形成してもよい。凸部9aは、図2(a)に示すように、軸方向で軸受11と対応する位置に配置されている。凸部9aの断面形状は、四角形でも円形でも良い。
図2(a)(b)に符号8bで示すように、インシュレータ7のばね部材8には円周方向で120度毎に等間隔にバランスウエイト装着用の凹部8bが3つ形成されており、そのうちの1箇所がプロペラシャフト2bの軸心の真上位置を占めるように設定されている。そして、インシュレータ7の凸部9aは外環9の外周の相互に180度をなす上下の位置に配置されており、上部の凸部9aが、前記真上位置の凹部8bと対応した位置に配置されている。従って、円周方向で凹部8bと同じ位置を占める凸部9aが上部となるように、分割ブラケット13a,13bがインシュレータ7に組みつけられて仮止めされている。
前記のように、外環9の外周に形成された夫々の凸部9aが分割ブラケット13a,13bに形成された嵌合孔12に夫々嵌合されており、インシュレータ7に分割ブラケット13a,13bを仮止めした状態で納入される。この状態では、図2のように、分割ブラケット13a,13bの両端の一対の結合部15どうしが突き合わされた状態になる。
次に、センターベアリングサポートの作用を説明する。インシュレータ7に分割ブラケット13a,13bを組み付けて仮止めした状態で納入されるので、インシュレータ7を軸受11およびプロペラシャフトと共に車体に取り付ける際に、インシュレータ7と分割ブラケット13a,13bとの組み付ける作業を省略して取り付けることができる。分割ブラケット13a,13bの内周溝16に外環9が内側から嵌合されているので、インシュレータ7に対して分割ブラケット13a,13bの夫々が凸部9aを中心として相対的に回転する虞がなく、分割ブラケット13a,13bの両端の一対の結合部15どうしの位置がずれるようなことはない。従って、仮止め状態が安定する。
凸部9aは外環9に一体成形されているので、部品点数が少なくてすみ、コストダウンとなる。前記のように、上下の凸部9aのうちの上部の凸部9aが、バランス修正機に固定するための3箇所の凹部8bのうちの真上位置の凹部8bと対応した位置に設けられているので、ブラケット13a,13bをインシュレータ7に組み付けて仮止めする際に、インシュレータ7の3箇所の凹部8bの円周方向での位置が自動的に設定され、組み立てミスが排除される。また、アンバランス測定時にバランス修正機に固定するための凹部8bの円周方向での位置合わせが容易になり、作業性が向上する。
(b)実施の形態2
次に、実施の形態2を図3に示す。この実施の形態は、実施の形態1の一部を変更したものなので、実施の形態1と同一部分の説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
(b)実施の形態2
次に、実施の形態2を図3に示す。この実施の形態は、実施の形態1の一部を変更したものなので、実施の形態1と同一部分の説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
図3(a)に示すように、外環9の凸部9aは本実施の形態ではエンボス加工により形成されており、これによってできた外環9の内周面には凹部が形成され、該凹部にばね部材8の一部が入り込んでいる。
その他の構成,作用は実施の形態1と同じなので、説明を省略する。
(c)実施の形態3
次に、実施の形態3を図4に示す。この実施の形態は、実施の形態1の一部を変更したものなので、実施の形態1と同一部分の説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
(c)実施の形態3
次に、実施の形態3を図4に示す。この実施の形態は、実施の形態1の一部を変更したものなので、実施の形態1と同一部分の説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
この実施の形態においては、前記凸部9aに代えて凸部8aとなっている。これは、以下の理由によるものである。外環9の相互に180度をなす所定の位置には、導出孔9bが夫々形成され、該導出孔9bを介して前記ばね部材8が半径方向外側へ導出されている。これにより、外環9の外側に凸部8aが形成され、凸部8aの外周部は外環9に加硫接着されている。つまり、凸部8aはばね部材8と一体成形されている。
このような構成であることから、ばね部材8と凸部8aとが1つの部品となり、部品点数が少なくなるだけでなく、凸部8aを嵌合孔12に圧入する際に、凸部8aが弾性変形しながら圧入されることになり、圧入荷重が小さくて済む。
その他の構成,作用は実施の形態1と同じなので、説明を省略する。
(d)実施の形態4
次に、実施の形態4を図5,図6に示す。この実施の形態は、実施の形態1の一部を変更したものなので、実施の形態1と同一部分の説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
(d)実施の形態4
次に、実施の形態4を図5,図6に示す。この実施の形態は、実施の形態1の一部を変更したものなので、実施の形態1と同一部分の説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
この実施の形態は、実施の形態1の仮止め構造に加えて、更に分割ブラケット13a,13bを車体に結合するためのボルト17を取付孔15aに挿通し、結合部15どうしを、仮止めしたものである。
ボルト17が抜け落ちないように仮止めするため、ボルト17と取付孔15aとの間には、リテーナ18が設けられている。リテーナ18は、樹脂またはゴム等を図6に示すように略円筒形に形成したものである。リテーナ18の内周面にはボルト17の外周面との間に締め代が設けられ、リテーナ18の外周面には取付孔15aの内周面との間に締め代が設けられている。そして、リテーナ18を予めボルト17に装着した状態で取付孔15aに挿入する際の挿入を容易にするため、リテーナ18の両端外周にはテーパ面18aが形成されている。
この実施の形態では、一対の分割ブラケット13a,13bをインシュレータ7に仮止めするだけでなく、一対の分割ブラケット13a,13bにボルト17を挿通させて仮止めしているので、インシュレータ7を車体に取り付ける際には、ボルト17を取付孔15aに挿入する作業を省略し、そのままボルト17を車体のねじ孔にねじ込むことができる。
(e)実施の形態5
次に、実施の形態5を図7,図8に示す。図7はプロペラシャフト装置の全体図であり、図7が図1と相違するのは、支持部6の構成のみである。
(e)実施の形態5
次に、実施の形態5を図7,図8に示す。図7はプロペラシャフト装置の全体図であり、図7が図1と相違するのは、支持部6の構成のみである。
図8を図2と比較すればわかるように、一対の分割ブラケット13a,13bの形状が図2とは異なる。即ち、図2では上下の分割ブラケット13a,13bはいずれもインシュレータ7の円周方向での180度の範囲を囲繞するが、図8では下部の分割ブラケット13bが180度よりも多い範囲を囲繞し、上部の分割ブラケット13aは180度よりも少ない範囲を囲繞するようになっている。即ち、上下非対称な分割ブラケット13a,13bによって構成される。
分割ブラケット13aとインシュレータ7との関係は、図2の場合と同じなので説明を省略する。
分割ブラケット13bとインシュレータ7との関係について、以下に説明する。分割ブラケット13bは、分割ブラケット13bを外環9に半径方向から嵌合挟持させることができるようになっている。即ち、分割ブラケット13bの円弧部14の両端の内径寸法が外環9の外径寸法よりも小さく設定され、一定の締め代が設けられている。このため、分割ブラケット13bの円弧部14を外環9に嵌め込むことにより、分割ブラケット13bの有する弾性力で外環9が挟持される。
分割ブラケット13aについては前記のようにして外環9に組み付けて仮止めし、分割ブラケット13bについては、分割ブラケット13bの円弧部14の部分を外環9に嵌め込んで仮止めする。分割ブラケット13bの円弧部14には締め代が設けられているので、円弧部14が外環9を挟持することになり、仮止めが行われる。分割ブラケット13bは、その弾性力で外環9を挟持するので、凸部と嵌合孔との加工が不要になる。
その他の構成,作用は実施の形態1と同じなので説明を省略する。
(f)実施の形態6
次に、実施の形態6を図9に示す。この実施の形態は、実施の形態5(図8)の支持部6において、図3の凸部9aの構成を採用したものである。
(f)実施の形態6
次に、実施の形態6を図9に示す。この実施の形態は、実施の形態5(図8)の支持部6において、図3の凸部9aの構成を採用したものである。
これらの構成,作用については既に説明したので、説明を省略する。
(g)実施の形態7
次に、実施の形態7を図10に示す。この実施の形態は、実施の形態5(図8)の支持部6において、図4の凸部8aの構成を採用したものである。
(g)実施の形態7
次に、実施の形態7を図10に示す。この実施の形態は、実施の形態5(図8)の支持部6において、図4の凸部8aの構成を採用したものである。
これらの構成,作用については既に説明したので、説明を省略する。
(h)実施の形態8
最後に、実施の形態8を図11,12に示す。この実施の形態は、上下非対称な分割ブラケット13a,13bを用いるが、実施の形態5〜7のように仮止め用の凸部と嵌合孔とを設けることなく、実施の形態4の図5,図6の前記一対のボルト17とリテーナ18のみによりインシュレータ7と分割ブラケット13a,13bとの仮止めを行うようにしたものである。ここで用いる一対のボルト17とリテーナ18についての構成,作用については既に説明したので、説明を省略する。
(h)実施の形態8
最後に、実施の形態8を図11,12に示す。この実施の形態は、上下非対称な分割ブラケット13a,13bを用いるが、実施の形態5〜7のように仮止め用の凸部と嵌合孔とを設けることなく、実施の形態4の図5,図6の前記一対のボルト17とリテーナ18のみによりインシュレータ7と分割ブラケット13a,13bとの仮止めを行うようにしたものである。ここで用いる一対のボルト17とリテーナ18についての構成,作用については既に説明したので、説明を省略する。
なお、実施の形態1〜4については、夫々の分割ブラケットが凸部と嵌合孔とにより外環に仮止めされる構成であり、いずれも2分割の構成であるが、3つ以上に分割することもできる。また、図12は上下非対称の分割ブラケットを一対のボルト17とリテーナ18のみで仮止めしたものであるが、図5の上下対称の分割ブラケットを用いる場合においても凸部9a等を省略し、上下対称の分割ブラケットを一対のボルト17とリテーナ18のみで仮止めすることもできる。
前記実施の形態から把握される前記請求項に記載した発明以外の技術的思想について、以下に説明する。
(1)請求項1〜3のいずれかに記載のセンターベアリングサポートにおいて、前記凸部は、前記外環に連通孔を形成し、該連通孔を介して前記凸部を前記弾性部材と一体成形したことを特徴とするセンターベアリングサポート。
(1)請求項1〜3のいずれかに記載のセンターベアリングサポートにおいて、前記凸部は、前記外環に連通孔を形成し、該連通孔を介して前記凸部を前記弾性部材と一体成形したことを特徴とするセンターベアリングサポート。
このようなセンターベアリングサポートでは、弾性部材と凸部とが1つの部品でできるだけでなく、凸部が弾性変形して嵌合孔に圧入されるために圧入荷重が小さくて済む。
(2)請求項1〜3のいずれか又は前記(4)に記載のセンターベアリングサポートにおいて、前記分割ブラケットの内周面に前記外環を嵌合させるための内周溝を形成し、該内周溝に前記外環を嵌合させたことを特徴とするセンターベアリングサポート。
(2)請求項1〜3のいずれか又は前記(4)に記載のセンターベアリングサポートにおいて、前記分割ブラケットの内周面に前記外環を嵌合させるための内周溝を形成し、該内周溝に前記外環を嵌合させたことを特徴とするセンターベアリングサポート。
このようなセンターベアリングサポートでは、分割ブラケットの内周溝にインシュレータの外環を勘合させたので、インシュレータの凸部を中心として分割ブラケットが相対的に回転するのが防止され、インシュレータと分割ブラケットとの仮止めがより確実に行われる。
7…インシュレータ(保持体)
8…ばね部材(弾性部材)
9…外環
9a,8a…凸部
9b…導出孔
10…内環
11…軸受
13…ブラケット
13a,13b…分割ブラケット
16…内周溝
8…ばね部材(弾性部材)
9…外環
9a,8a…凸部
9b…導出孔
10…内環
11…軸受
13…ブラケット
13a,13b…分割ブラケット
16…内周溝
Claims (3)
- 環状の弾性部材の内周に内環を有すると共に外周に外環を有し、前記内環の内側に軸受を保持する保持体と、前記外環の外周を囲繞して前記保持体を挟持した状態で車体に結合される複数の分割ブラケットとを備え、
前記外環の外周面に凸部を形成する一方、前記夫々の分割ブラケットに該凸部が嵌合する嵌合孔を形成し、該嵌合孔に前記凸部を嵌合することにより、前記夫々の分割ブラケットを前記保持体に仮止めしたことを特徴とするセンターベアリングサポート。 - 環状の弾性部材の内周に内環を有すると共に外周に外環を有し、前記内環の内側に軸受を保持する保持体と、前記外環の外周を囲繞して前記保持体を挟持した状態で車体に結合される一対の分割ブラケットとを備え、
前記外環の外周面に凸部を形成する一方、前記一方の分割ブラケットに該凸部をが嵌合する嵌合孔を形成し、該嵌合孔に前記凸部を嵌合して前記一方の分割ブラケットを前記保持体に仮止めし、
前記他方の分割ブラケットを前記外環に半径方向から嵌合挟持することにより前記他方の分割ブラケットを前記保持体に仮止めしたことを特徴とするセンターベアリングサポート。 - 請求項1または2に記載のセンターベアリングサポートにおいて、前記凸部は前記外環と一体成形したことを特徴とするセンターベアリングサポート。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004219540A JP2006036049A (ja) | 2004-07-28 | 2004-07-28 | センターベアリングサポート |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010095223A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Jtekt Corp | プロペラシャフト、プロペラシャフトの車両への取付方法および抜け止め部材 |
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2004
- 2004-07-28 JP JP2004219540A patent/JP2006036049A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010095223A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Jtekt Corp | プロペラシャフト、プロペラシャフトの車両への取付方法および抜け止め部材 |
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