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JP2006035941A - 車両用の電源装置 - Google Patents

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JP2006035941A
JP2006035941A JP2004215966A JP2004215966A JP2006035941A JP 2006035941 A JP2006035941 A JP 2006035941A JP 2004215966 A JP2004215966 A JP 2004215966A JP 2004215966 A JP2004215966 A JP 2004215966A JP 2006035941 A JP2006035941 A JP 2006035941A
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JP2004215966A
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Tatsuto Horiuchi
達人 堀内
Takashi Oda
貴史 小田
Wataru Okada
渉 岡田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
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Abstract

【課題】止ネジを十分なトルクで締め付けて、カバープレートをしっかりとケース本体に連結しながら、止ネジの連結部を確実に防水する。
【解決手段】車両用の電源装置は、ケース本体1Aの開口部を閉塞するカバープレート4を止ネジ23で固定している。止ネジ23は、ワッシャ26とクッション材27とカバープレート4を貫通してケース本体1Aにねじ込んでいる。ワッシャ26は、円盤部26Aの外周に沿ってカバープレート4の表面に向かって突出する周壁26Bを有する。クッション材27は、非圧縮状態の厚さ(d)を周壁26Bの高さ(h)より厚くして、ワッシャ26の周壁内に配設している。止ネジ23がケース本体1Aに締め止めされるまでねじ込まれて、ワッシャ26の周壁先端縁がカバープレート4の表面に押圧し、クッション材27をワッシャ26の円盤部26Aとカバープレート4で圧縮して防水構造としている。
【選択図】図6

Description

本発明は、主として、ハイブリッド自動車や電気自動車等の自動車を駆動するモーターの電源用に使用される大電流用の電源装置に関し、とくに電池を収納するケースを防水構造とする電源装置に関する。
モーターで走行する電気自動車、あるいはモーターとエンジンの両方で走行するハイブリッドカー等の自動車は、電池をケースに収納している電源装置を搭載している。この電源装置は、モーターで自動車を走行させるので出力を大きくするために、多数の電池を直列に接続して出力電圧を高くしている。たとえば、自動車に搭載される電装用のバッテリの電圧は、ほとんど例外なく12Vであるが、走行用のモーターを駆動する電源装置の出力電圧は、一般的には200V以上と極めて高電圧である。
この電源装置は、電池を収納しているケースを防水構造として電池を保護できる。ケースに侵入する水が、電池や内部の金属部品を腐食させたり錆させるからである。また、ケース内に侵入する水は、漏電や感電等の原因ともなる。電源装置は、たとえばフロアパネルの下に搭載されるので、室内の水が侵入しない防水構造が要求される。
また、電源装置は、収納している多数の電池をメンテナンスするために、上方開口のケース本体に収納して、ケース本体の上方開口部を、脱着できるカバープレートで閉塞している。この構造のケースは、カバープレートを防水構造でケース本体に固定する必要がある。カバープレートは、脱着できるように、これを貫通する止ネジでケース本体に固定される。したがって、止ネジが防水構造でカバープレートをケース本体に固定する必要がある。止ネジの防水構造は、止ネジのネジ頭とカバープレートとの間にパッキンを挟着して実現できる。しかしながら、この構造は、止ネジを十分なトルクで締め付けできない。それは、止ネジを強く締め付けるとパッキンが押しつぶされて変形して破損されるからである。また、止ネジをねじ込むときにネジ頭が回転してパッキンを擦って破損する欠点もある。パッキンが回転するネジ頭で破損される欠点は、止ネジとカバープレートとの間にワッシャを入れ、ワッシャとカバープレートとの間にパッキンを挟着して解消できる。しかしながら、この構造は、ワッシャとカバープレートとの間は防水できるが、ワッシャとネジ頭との間を防水できず、完全な防水構造にできない欠点がある。
ところで、ワッシャとカバープレートとの間を防水構造とする独特の防水構造は開発されている(特許文献1参照)。
特開平11−303293号公報
この公報に記載される防水ワッシャ40は、図1に示すように、外周に沿って下向きの保持溝41を設けている。保持溝41は、開口部の幅が狭くなるように、下端縁を対向する方向に直角に折曲して折曲片42を設けている。保持溝41には、抜けないように断面をエ字状とするパッキン43を入れている。この防水ワッシャ40は、止ネジ44が締めつけられると、折曲片42がカバープレート45の表面に押圧される。しかしながら、この防水ワッシャも、止ネジを強いトルクで締め付けできない欠点がある。それは、止ネジを強いトルクで締め付けると、止ネジの締め付け力が直接にパッキンに作用して、パッキンを破損するからである。このため、止ネジのトルクが制限され、カバープレートをしっかりとケース本体に固定できない欠点がある。また、無理に締め付けられたパッキンは劣化して破損しやすく、十分な耐久性を持たせることも難しい。
本発明は、この欠点を解決することを目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、止ネジを十分なトルクで締め付けて、カバープレートをしっかりとケース本体に連結しながら、止ネジの連結部を確実に防水できる車両用の電源装置を提供することにある。
本発明の車両用の電源装置は、電池を収納しているケース1が、上方の開口部しているケース本体1Aと、このケース本体1Aの開口部を閉塞するカバープレート4と、カバープレート4をケース本体1Aに固定する止ネジ23と、止ネジ23とカバープレート4との間に配設しているワッシャ26と、さらにワッシャ26とカバープレート4との間に配設している非通水性のクッション材27とを備える。カバープレート4は、ケース本体1Aに固定する止ネジ23を貫通させる固定孔25を開口している。止ネジ23は、ワッシャ26とクッション材27とカバープレート4を貫通して、ネジ部23Bをケース本体1Aにねじ込んで、カバープレート4をケース本体1Aに固定している。ワッシャ26は、円盤部26Aの外周に沿ってカバープレート4の表面に向かって突出する周壁26Bを有する。クッション材27は、非圧縮状態の厚さ(d)を周壁26Bの高さ(h)より厚くして、非圧縮状態から圧縮状態に変形される状態で、外周面を周壁26Bの内面に沿って移動させて圧縮されるようにワッシャ26の周壁内に配設されている。ワッシャ26とクッション材27とカバープレート4を貫通して止ネジ23がケース本体1Aに締め止めされるまでねじ込まれて、ワッシャ26が周壁26Bの先端縁をカバープレート4の表面に押圧し、クッション材27がワッシャ26の円盤部26Aとカバープレート4で圧縮されて、ワッシャ26の円盤部26Aの内面とカバープレート4の表面の間を防水構造とする。
本発明の車両用の電源装置は、非通水性のクッション材27を、軟質の合成樹脂発泡体とすることができる。
本発明の車両用の電源装置は、カバープレート4の上面に凹部24を設けると共に、凹部24に止ネジ23の固定孔25を設けて、止ネジ23のネジ頭23Aを凹部24に配設して、止ネジ23でカバープレート4をケース本体1Aに固定することができる。
本発明の車両用の電源装置は、カバープレート4とワッシャ26を金属製とすることができる。
本発明の車両用の電源装置は、ワッシャ26の周壁先端縁がカバープレート4の表面に当接する位置まで止ネジ23をねじ込む状態で、クッション材27の中心孔27Aの内面を止ネジ23のネジ部23Bに水密に密着させることができる。
本発明の車両用の電源装置は、止ネジを十分なトルクで締め付けて、カバープレートをしっかりとケース本体に連結でき、この状態で、止ネジの連結部を確実に防水できる特長がある。本発明の電源装置が、止ネジを十分なトルクで締め付けてカバープレートをケース本体に固定できるのは、ワッシャに設けた周壁を直接にカバープレートに押し付けて、ワッシャの円盤部の内面とカバープレートの表面をクッション材で防水できるからである。すなわち、本発明の電源装置は、従来の防水構造のように、止ネジを締め付けて、ワッシャとカバープレートの間にクッション材を挟着して防水するのではない。止ネジの締め止め状態において、ワッシャは、周壁の周壁下端縁を直接にカバープレートの表面に当接する。ワッシャとカバープレートを金属板とする構造においては、ワッシャの金属板と、カバープレートの金属板は直接に接触する。金属板であるワッシャとカバープレートを直接に接触させるので、止ネジは十分なトルクで締め付けできる。この防水構造は、ワッシャの周壁下端縁とカバープレートとの間ではなく、ワッシャの円盤部内面とカバープレート表面とに押圧されるクッション材で実現する。周壁の高さよりも厚いクッション材を、周壁下端縁がカバープレートに接触するまで締め付けているので、クッション材は締め止め状態で薄く圧縮される。圧縮されたクッション材は、ワッシャの円盤部の内面とカバープレートの表面とに面接触する状態で弾性的に押圧されて、ワッシャとカバープレートの間を防水する。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための電源装置を例示するものであって、本発明は電源装置を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2と図3の電源装置は、上方を開口しているケース本体1Aの開口部をカバープレート4で水密に閉塞している。ケース本体1Aは、上方を開口する箱形として、内部に電池と送風機構8と制御回路を内蔵している。ケース本体1Aは周囲に立上壁1aを設けて、この立上壁1aの上縁をカバープレート4の下面にパッキン(図示せず)を介して防水構造で連結している。
以上の図に示す電源装置は、ケース1の上面を車両のフロアの耐荷重床として使用できるように、強靭な金属板としている。この電源装置は、図4の実線で示すように後部座席の後方に設けている荷台32のフロア31に、あるいは鎖線で示すように後部座席と前部座席との間のフロア31に搭載できる。この電源装置は、ケース上面のカバープレート4を車両のフロアパネル31と同一平面となるように搭載して、カバープレート4を車両のフロアパネル31の一部に使用できる。車両の荷台に搭載される電源装置は、カバープレート4の上面に直接に荷物が載せられる。このため、カバープレート4を荷台の積載量に相当する耐荷重に耐える金属板としている。この電源装置は、カバープレート4の上に、フロアパネル31に匹敵する強度の耐荷重床を設ける必要がない。この電源装置は、フロアパネル31に凹部24や開口部を設け、凹部24や開口部に電源装置を搭載して、その上面をフロアパネル31に匹敵する耐荷重床にできる。
図4に示すように、車両のフロアパネル31の一部にカバープレート4を使用する電源装置は、車内でこぼされる水や、ドアを開いたときに車内に侵入し、あるいは雨具と一緒に侵入する雨水が上面に供給されることになる。この水がケース1の内部に侵入すると前述した種々の弊害を発生させる。とくに、カバープレート4をフロアパネル31の一部に使用する電源装置は、カバープレート4の止ネジ23をカバープレート4から突出させないことが大切である。止ネジ23のネジ頭23Aがカバープレート4から突出すると、カバープレート4の上面をフラットにできないからである。
ネジ頭23Aがカバープレート4から突出しないように、カバープレート4には凹部24を設けている。この凹部24に固定孔25を設け、この固定孔25に止ネジ23を挿通して、ネジ頭23Aを凹部24に配設している。この構造は、凹部24の深さをネジ頭23Aの高さ以上にして、ネジ頭23Aをカバープレート4から突出しないようにできる。ただ、この構造のカバープレート4は、侵入する水が凹部24に流れ込んで溜りやすくなる。このため、凹部24の水がカバープレート4を透過しないように、すなわちカバープレート4を防水構造でケース本体1Aに固定している。
防水構造でカバープレート4を固定する構造を図5の断面図と図6の拡大断面図に示す。これ等の図において、止ネジ23は、カバープレート4の上面に積層しているワッシャ26とカバープレート4を貫通して、ケース本体1Aにねじ込んで固定される。
ワッシャ26は、金属板をプレス加工して製作される。このワッシャ26は、円盤部26Aの外周に沿ってカバープレート4の表面に向かって突出する周壁26Bを有する形状としている。周壁26Bは、全体の高さを等しくして、円盤部26Aの中心に貫通孔26Cを設けている。このワッシャ26は、止ネジ23でカバープレート4に押し付けられて、周壁全周の下端縁をカバープレート4の上面に密着させる。また、この形状のワッシャ26は、周壁26Bで円盤部26Aを補強する。周壁26Bで補強された円盤部26Aが、貫通孔26Cに挿通される止ネジ23のネジ頭23Aで押圧されて、周壁下端縁をカバープレート4に密着させる。周壁下端縁はカバープレート4の表面に密着されるが、この隙間を水が通過しないように、防水構造で密着させる必要はない。ワッシャ26とカバープレート4を防水構造とするために、ワッシャ26とカバープレート4との間の非通水性のクッション材27を配設する。
クッション材27は、止ネジ23の締め止め状態において、ワッシャ26の円盤部26Aの内面とカバープレート4の表面とに弾性的に挟着される。弾性的に挟着されたクッション材27は、それ自体の復元性で、ワッシャ26の円盤部26Aの内面とカバープレート4の表面とに弾性的に押圧して密着して、ワッシャ26とカバープレート4との間を防水構造とする。この構造でワッシャ26とカバープレート4を防水するので、ワッシャ26の周壁下端縁とカバープレート4の表面との間をクッション材27で必ずしも防水する必要はない。
非通水性のクッション材27は、軟質の合成樹脂発泡体である。合成樹脂発泡体のクッション材27は、独立気泡に発泡するものを使用して、優れた非通水性にできる。ただ、表面に非発泡層のある合成樹脂発泡体、あるいは独立気泡と連続気泡を有する合成樹脂発泡体も使用できる。さらに、連続気泡の合成樹脂発泡体のクッション材は、ワッシャで薄く押しつぶして、水を透過させない状態にできる。合成樹脂発泡体のクッション材27として、ポリエチレン発泡体、又は軟質のポリウレタン発泡体を使用する。ポリエチレン発泡体は、独立気泡を有する状態に発泡して、水に侵されず、水を吸収、透過しない。軟質のウレタン発泡体は発泡倍率を高くして柔軟にできるので、止ネジ23を締め付ける状態で、ワッシャ26で薄く押し潰される。このため、ポリウレタン発泡体のクッション材27は、止ネジ23をスムーズにねじ込んで、防水構造にできる。
クッション材27の厚さ(d)、正確には圧縮しない非圧縮状態の厚さ(d)は、図7に示すように、周壁26Bの高さ(h)よりも大きい。周壁26Bの高さ(h)とは、円盤部26Aの内面から周壁下端縁までの長さである。ワッシャ26を締め付ける状態、正確には、ワッシャ26の周壁下端縁をカバープレート4の表面に密着させる状態において、クッション材27は、上下の両面をワッシャ26の内面とカバープレート4の表面に弾性的に押圧して、防水構造を実現するためである。クッション材27の非圧縮状態の厚さ(d)は、周壁26Bの高さ(h)の3〜10倍、好ましくは3〜6倍とする。周壁26Bの高さ(h)に対するクッション材27の非圧縮状態の厚さ(d)の倍率(d/h)は、クッション材27の柔軟性で最適値とする。たとえば、合成樹脂発泡体の発泡倍率の高いクッション材27は、周壁26Bの高さ(h)に対する非圧縮状態の厚さ(d)の倍率(d/h)を大きくする。発泡倍率の高いクッション材27は、より薄く圧縮されるからである。クッション材27は、必ずしも合成樹脂発泡体を使用する必要はない。合成樹脂発泡体でないクッション材も、柔軟で変形しやすい材質とするほど、周壁26Bの高さ(h)に対する非圧縮状態の厚さ(d)の倍率を大きくして、完全な防水構造とする。
このクッション材27は、ワッシャ26の周壁26Bの内側に配設されて、ワッシャ26の円盤部26Aの内面とカバープレート4の表面との間を防水するので、その外形を、好ましくはワッシャ26の周壁26Bの内形にほぼ等しくする。ただ、クッション材の外形をワッシャの周壁の内形よりも大きくすることもできる。外形が周壁26Bの内形に等しく、あるいはこれより大きいクッション材27は、止ネジ23の締め止め状態で、周壁26Bの内面に弾性的に押圧して密着される。外形を周壁26Bで制限しながら圧縮されるクッション材27は、外周から内側に押圧されて、中心孔27Aが小さくなる。小さくなる中心孔27Aは、その内面を止ネジ23のネジ部23Bの表面に密着させる。この状態で締め止めされるクッション材27は、円盤部26Aの内面と、カバープレート4の表面と、周壁26Bの内面と、止ネジ23のネジ部23Bの表面に押圧して密着されて、理想的な状態で防水する。
クッション材27は、図7に示す非圧縮状態から、図6に示す圧縮状態に変形される状態で、外周面を周壁26Bの内面に沿って移動して圧縮される。クッション材27の外形がワッシャ26の周壁26Bの内形に比較して大きすぎると、圧縮するときに外周面を周壁26Bの内面にスムーズに摺動できなくなる。したがって、クッション材27の外形は、好ましくは周壁26Bの外形と等しくする。また、クッション材の外形は、周壁の内形よりも小さくすることもできる。それは、圧縮されて外形が大きくなって、周壁の内面に密着されるからである。さらにクッション材は、圧縮される状態で、外面を周壁の内面に密着させないように小さくすることもできる。このクッション材は、外周面と周壁との間を防水しないが、円盤部の内面とカバープレートの表面とを防水するので、締め止め状態ではワッシャとカバープレートを防水構造にできる。
クッション材27の中心孔27Aは、止ネジ23のネジ部23Bの外径に等しくする。このクッション材27は、締め止め状態で止ネジ23のネジ部23Bに密着して、クッション材27とネジ部23Bとの間を防水する。ただ、クッション材の中心孔はネジ部の外径よりもわずかに大きくすることができる。圧縮されると中心孔が小さくなって、ネジ部の表面に密着されるからである。とくに、外形を周壁26Bの内形に等しく、あるいは周壁26Bの内形よりも大きいクッション材27は、締め止め状態で外周が周壁26Bで内側に押されて、中心孔27Aが小さくなる。このため、このクッション材27は、中心孔27Aの内径をネジ部23Bの外径よりも大きくして、締め止め状態では、中心孔27Aの内面をネジ部23Bの表面に押圧し密着できる。
以上の防水構造は、止ネジ23が締め止め状態までねじ込まれると、ワッシャ26の周壁26Bの先端縁がカバープレート4の表面に押圧される。この状態で、クッション材27は、ワッシャ26の円盤部26Aとカバープレート4に圧縮される。圧縮されたクッション材27は、ワッシャ26の円盤部26Aの内面とカバープレート4の表面に弾性的に押圧して密着されて、ワッシャ26の円盤部26Aの内面とカバープレート4の間を防水構造とする。
電源装置のケース1を図8に示す。この図のケース1は、車両の前後方向に切断した断面を示す。この図のケース1は、ケース本体1Aの上方開口部をカバープレート4で閉塞している。ケース本体1Aは、車両のシャーシーやフロアパネルに固定される金属製のベースプレート2と、このベースプレート2の上に固定している上方開口のプラスチックケース3を備える。このケース本体1Aは、電池を収納するホルダーケース5を内部に固定している。
図に示すケース1は、電池収納部6と送風機収納部7とを内部に設けている。電源装置は、ケース1の電池収納部6が送風機収納部7よりも車両の前方に位置する姿勢で車両に搭載される。ケース1の前方に位置する電池収納部6は、ホルダーケース5を介して複数本の電池モジュールを収納する。複数の電池モジュールは、ホルダーケース5に収納され、このホルダーケース5が電池収納部6に配設される。ケース1の後方に位置する送風機収納部7は、ホルダーケース5の電池モジュールを強制冷却する送風機構8を収納する。送風機構8は、ホルダーケース5に連結されて、ホルダーケース5に冷却空気を強制送風して電池モジュールを冷却する。
さらに電源装置のケース1は、ベースプレート2とプラスチックケース3とカバープレート4を、電池収納部6と送風機収納部7の境界部分で前後に分割して連結している。ケース1を前後に分割している電源装置は、追突事故のときに、電池収納部6の下に送風機収納部7が押し込まれて安全にクラッシュできる。
ベースプレート2を図9に示す。このベースプレート2は、境界部分より前方の前ベースプレート2Aと後方にある後ベースプレート2Bに分割している。前ベースプレート2Aと後ベースプレート2Bは、境界部分を、衝突の衝撃で破断される切断ピン9で連結している。さらに、前ベースプレート2Aは、後端部に後ろに向かって上り勾配の傾斜面を設けており、後ベースプレート2Bは、この傾斜面の下面に沿う傾斜面を設けている。前ベースプレート2Aと後ベースプレート2Bは、傾斜面を積層して切断ピン9で連結している。この構造のベースプレート2は、追突されて切断ピン9が切れると、傾斜面で摺動しながら、後ベースプレート2Bが前方に押される。後ベースプレート2Bが前進すると、傾斜面が摺動して前ベースプレート2Aの下に滑り込んで、前ベースプレート2Aの後端を押し上げる。このため、前ベースプレート2Aは垂直な方向に傾動して、この下に後ベースプレート2Bが滑り込んで、安全にクラッシュする。
プラスチックケース3を図10に示す。このプラスチックケース3は、境界部分より前方の前プラスチックケース3Aと後方にある後プラスチックケース3Bに分割している。前プラスチックケース3Aと後プラスチックケース3Bに分離するプラスチックケース3は、衝突の衝撃で前後に分離される。分離された後プラスチックケース3Bは後ベースプレート2Bと一緒に前方に移動し、前プラスチックケース3Aは前ベースプレート2Aと一緒に傾動する。ただし、ベースプレートの上に固定しているプラスチックケースは、必ずしも前プラスチックケースと後プラスチックケースに分離してプラスチックで成形する必要はない。クラッシュして、ベースプレート2とカバープレート4が前後に分離されるときに破壊して分離されるからである。
カバープレート4を図11と図12に示す。カバープレート4は、境界部分より前方にあって電池収納部6の上面をカバーする前カバープレート4Aと、後方にあって送風機収納部7の上面をカバーする後カバープレート4Bに分割している。前カバープレート4Aと後カバープレート4Bは、耐荷重の優れた金属板で製作される。カバープレート4は、好ましくはアルミニウム合金で製作される。アルミニウム合金のカバープレート4は、軽くて強靭にできる。とくに、焼き入れできるアルミニウム合金が適している。このカバープレート4は、アルミニウム板をプレス成形した後、焼き入れしてさらに強度を向上する。
前カバープレート4Aは1枚の金属板で、後カバープレート4Bは複数枚の金属板を積層して固定している積層金属板である。後カバープレート4Bは、積層金属板として前カバープレート4Aよりも曲げ強度を強くしている。曲げ強度の強い後カバープレート4Bは、下面からの支持を少なくして、優れた耐荷重床にできる。このため、後カバープレート4Bでカバーする送風機収納部7に設ける支持部を少なくできる。
後カバープレート4Bは、2枚アルミニウム合金板を積層して固定している積層金属板である。後カバープレートは、3枚以上の金属板を積層、固定して製作することもできる。積層金属板からなる後カバープレート4Bは、積層した金属板を全面ないし一部で接着し、さらに局部的にスポット溶接して製作される。一部を接着材で接着する積層金属板は、十分な強度とするために、接着面積を全積層面積の50%以上とする。この積層金属板は、金属板の全面あるいは部分的に、金属板を強固に接着できるエポキシ系等の接着材を塗布して重ね、接着材を未硬化とする状態で、両面から溶接の電極で挟着して金属板を互いに接触させる状態でスポット溶接して固定する。この構造は、スポット溶接して固定する状態で、接着材を硬化できるので、接着材の硬化を待つ必要がなく、積層した金属板を能率よく固定できる。この構造の積層金属板からなる後カバープレート4Bは、極めて強靭な構造にできる。とくに、アルミニウム合金を2枚に重ねて製作される積層金属板は、軽くて耐荷重を大きくできる。また、この構造の積層金属板は、厚い金属板をプレス成形しないで、各々の金属板を別々に成形して積層するので、簡単かつ容易に、しかも理想的な形状に能率よくプレス成形して固定できる特徴がある。さらに、この構造の積層金属板は、金属板の間に接着材をサンドイッチする3層構造となる。接着材をエポキシ系の接着剤のように硬化状態で硬くなるものを使用すると、強度のある接着層を両面の金属板でサンドイッチする構造となる。接着層は金属板に比較して比重が小さくて軽い。このため、サンドイッチ構造は、軽くて硬い層の両面を金属板で挟着する構造となる。この構造の積層金属板は、全体を厚くして曲げ強度を大きくしながら軽くできる。曲げ強度に影響の大きい両面を強靭な金属板として、厚くするための中間層を軽い接着層とするからである。
ただし、後カバープレートの積層金属板は、積層している金属板を接着し、あるいはスポット溶接し、あるいはまたネジ止して固定し、あるいはこれ等を組み合わせて結合して製作することもできる。
カバープレート4を下面から支持して、耐荷重床とする構造を図13に示す。この図の電源装置は、プラスチックケース3とカバープレート4との間に、カバープレート4の下面を支持するサポートボス10を配設している。サポートボス10はプラスチックケース3とは別部品で、下端をプラスチックケース3に連結して、上端をカバープレート4の下面に配置して、カバープレート4を下面から支持する。サポートボス10は、プラスチックケース3とカバープレート4との間に垂直な姿勢で配置される。サポートボス10は、下端をプラスチックケース3に設けた垂直穴に嵌入して垂直な姿勢で連結され、あるいは下端に雄ネジを設けて、これをプラスチックケース3に設けた雌ネジにねじ込んで垂直に固定される。サポートボス10は、下端部に鍔を設け、この鍔から嵌入部を突出させ、あるいは雄ネジを突出させて、鍔をプラスチックケース3に設けた台座に当接させる構造でカバープレート4の耐荷重を大きくできる。サポートボス10は、カバープレート4の下面に当接して、カバープレート4の耐荷重を大きくし、あるいは上端をカバープレート4に防水構造でねじ止して、カバープレート4の耐荷重を大きくする。上端をカバープレート4にねじ止するサポートボス10は、下端もプラスチックケース3をねじ止して、カバープレート4とプラスチックケース3を連結する。
さらに図13の電源装置は、カバープレート4を下面から支持するために、プラスチックケース3に支柱11を一体的に成形して設けている。支柱11は、その上端をカバープレート4の下面に当接する高さに成形されて、カバープレート4を下面から支持する。
支柱11とサポートボス10は、送風機収納部7に配設されて、後カバープレート4Bを下面から支持する。さらに、図13の電源装置は、電池収納部6の側方に部品収納部13を設けて、部品収納部13にもサポートボス10を配設している。この図において、電池収納部6の左側の部品収納部13にサポートボス10を配設している。サポートボス10は、下端をプラスチックケース3に連結しており、支柱11は下端をプラスチックケース3に一体的に成形して連結している。カバープレート4の荷重は、サポートボス10や支柱11で支持され、サポートボス10や支柱11の荷重はプラスチックケース3を介してベースプレート2で支持される。すなわち、カバープレート4の荷重はサポートボス10と支柱11とプラスチックケース3を介してベースプレート2で支持される。ベースプレート2がサポートボス10と支柱11を介してカバープレート4を支持できるように、プラスチックケース3のサポートボス10や支柱11の下端を連結しているプラスチックケース3の耐荷重部分は、その下面にベースプレート2を配設する。プラスチックケース3の下面をベースプレート2に当接して、ベースプレート2はプラスチックケース3と支柱11とサポートボス10を介してカバープレート4を十分な強度で支持する。
さらに、図3、図8及び図13に示す電源装置は、プラスチックケース3とカバープレート4との間に、電池モジュールを収納するホルダーケース5を収納している。このホルダーケース5は、カバープレート4の下面を支持するホルダーボス12を設けている。ホルダーケース5は、多数の電池モジュールを水平に並べて収納しており、プラスチックケース3に収納される。図8の電源装置は、電池モジュール21を2段に並べて収納しているが、電池モジュール21は1段に、あるいは3段以上に収納することもできる。図のホルダーケース5は、これを貫通する止ネジ14を介してベースプレート2に固定される。
このホルダーケース5は、カバープレート4を下面から支持するホルダーボス12を上方に突出して一体的に成形して設けている。ホルダーボス12の下方に位置して、プラスチックケース3の連結凸部15を嵌入する連結凹部16を設けている。ホルダーケース5は、連結凸部15を連結凹部16に入れて、プラスチックケース3の定位置に配置される。連結凸部15を連結凹部16に入れる状態で、連結凸部15の上端面と連結凹部16の下面は互いに接触する水平面で、ホルダーケース5に作用する荷重をプラスチックケース3で支持する。この構造は、カバープレート4に作用する荷重をホルダーボス12で受け、ホルダーボス12の荷重をプラスチックケース3で支持し、プラスチックケース3の荷重をベースプレート2で支持するので、ホルダーボス12がカバープレート4を支持する耐荷重を大きくできる。とくに、ホルダーケース5の荷重をプラスチックケース3でしっかりと受け止めることができる。
ホルダーケース5は、プラスチックを成形して内部を中空状にしているが、この中空部には電池モジュール21を収納している。すなわち、内部の中空部に電池モジュール21を収納して、上下方向の耐荷重を大きくしている。
ホルダーケース5が電池モジュール21を収納する状態を図14と図15に示す。図の電源装置は、ホルダーケース5を上下2段に重ねて、電池モジュール21を2段に収納している。下段のホルダーケース5は、上段のホルダーケース5を上下反転している。各段のホルダーケース5は、図示しないが、内部に複数本の電池モジュールを平行な姿勢で水平に配設している。ただ、本発明の電源装置は、図示しないが、ホルダーケースを1段として、電池モジュールを1段に収納することもできる。
ホルダーケース5は、電池モジュール21を定位置にセットして簡単に組み立てできるように、主ケース5Bと蓋ケース5Aに分割している。ホルダーケース5は、主ケース5Bと蓋ケース5Aとを互いの当接面で連結して、内部に電池モジュール21を収納する独立室17を設けている。ホルダーケース5は、主ケース5Bと蓋ケース5Aとで電池モジュール21を挟着して定位置に保持する。蓋ケース5Aと主ケース5Bは、全体をプラスチックで成形している。
上下2段に積層するホルダーケース5は、上段のホルダーケース5を、主ケース5Bの上に蓋ケース5Aを配置した構造とし、下段のホルダーケース5を、主ケース5Bの下に蓋ケース5Aを配置した構造として、2つの主ケース5Bを上下の中間で連結している。上下の主ケース5Bは周壁18で連結しており、互いに連結される主ケース5Bの間に、各々の電池モジュール21に冷却空気を送風する通風ダクト19を設けている。通風ダクト19は、その一端に通風口(図示せず)を開口しており、この通風口に送風機構8の送風ファン8Aを連結している。送風ファン8Aは、通風ダクト19に冷却空気を強制的に送風して、電池モジュール21を冷却する。ホルダーケース5は、送風ファン8Aで送風される冷却空気を各々の電池モジュール21に強制的に送風するために、主ケース5Bと蓋ケース5Aとに通気口20を開口している。通気口20は、強制的に送風される冷却空気を通過させて、電池モジュール21に送風して冷却する。この通気口は、図示しないが、各々の電池モジュールの上下に位置して、電池モジュールの軸方向に延長されたスリット状に開口される。この形状のホルダーケース5は、電池モジュール21の表面に沿って、冷却空気を速やかに流動させて、効率よく冷却できる特長がある。
電池モジュール21は、ホルダーケース5の内部に形成される独立室17に配設される。電池モジュール21を独立室17の定位置に配設するために、図15に示すように、電池モジュール21は電池の連結部をエラストマ筒22でカバーして、電池の外径よりも太くしている。エラストマ筒22は、独立室17の内面に挟着されて、独立室17の内面と電池表面との間に、空気を通過できる隙間を設けている。この構造は、独立室17の内面と電池モジュール21の表面との間に一定の隙間を設けて、冷却空気をスムーズに流動できる。
電池モジュール21は、複数の二次電池を直列接続して直線状に連結している。電池モジュール21は、4〜8本の、たとえば5又は6本の二次電池を、直列接続して直線状に連結している。ただし、電池モジュール21は、1本の二次電池で構成することもできる。電池モジュール21は、円筒型あるいは角型の二次電池を、金属板の接続体を介して、あるいは接続体を介することなく電池端面を直接に直列接続して直線状に連結している。電池モジュール21の両端には、正極端子と負極端子からなる電極端子を連結している。電極端子は、金属板のバスバー(図示せず)をネジ止して、隣接する電池モジュール21を直列に、あるいは並列に連結する。
電池モジュール21の二次電池は、ニッケル−水素電池である。ただ、電池モジュールの二次電池は、ニッケル−カドミウム電池やリチウムイオン二次電池等を使用することもできる。
従来のワッシャとカバープレートの防水構造を示す断面図である。 本発明の一実施例にかかる車両用の電源装置の斜視図である。 図2に示す電源装置の分解斜視図である。 図2に示す電源装置を車両に搭載する状態を示す概略図である。 カバープレートを防水構造で固定する構造を示す断面図である。 図5に示す防水構造の拡大断面図である。 図6に示す止ネジであって、クッション材の非圧縮状態を示す拡大断面図である。 図2に示す電源装置の横端面図である。 ベースプレートの斜視図である。 プラスチックケースの斜視図である。 カバープレートの斜視図である。 後カバープレートの斜視図である。 図3に示す電源装置の分解斜視図である。 図2に示す電源装置の縦端面図である。 図14に示す電源装置のホルダーケースの拡大断面図である。
符号の説明
1…ケース 1A…ケース本体
1a…立上壁
2…ベースプレート 2A…前ベースプレート
2B…後ベースプレート
3…プラスチックケース 3A…前プラスチックケース
3B…後プラスチックケース
4…カバープレート 4A…前カバープレート
4B…後カバープレート
5…ホルダーケース 5A…蓋ケース
5B…主ケース
6…電池収納部
7…送風機収納部
8…送風機構 8A…送風ファン
9…切断ピン
10…サポートボス
11…支柱
12…ホルダーボス
13…部品収納部
14…止ネジ
15…連結凸部
16…連結凹部
17…独立室
18…周壁
19…通風ダクト
20…通気口
21…電池モジュール
22…エラストマ筒
23…止ネジ 23A…ネジ頭
23B…ネジ部
24…凹部
25…固定孔
26…ワッシャ 26A…円盤部
26B…周壁
26C…貫通孔
27…クッション材 27A…中心孔
30…フロア
31…フロアパネル
32…荷台
40…防水ワッシャ
41…保持溝
42…折曲片
43…パッキン
44…止ネジ
45…カバープレート

Claims (5)

  1. 電池を収納しているケース(1)が、上方の開口部しているケース本体(1A)と、このケース本体(1A)の開口部を閉塞するカバープレート(4)と、カバープレート(4)をケース本体(1A)に固定する止ネジ(23)と、止ネジ(23)とカバープレート(4)との間に配設しているワッシャ(26)と、さらにワッシャ(26)とカバープレート(4)との間に配設している非通水性のクッション材(27)とを備え、
    カバープレート(4)は、ケース本体(1A)に固定する止ネジ(23)を貫通させる固定孔(25)を開口しており、
    止ネジ(23)は、ワッシャ(26)とクッション材(27)とカバープレート(4)を貫通して、ネジ部(23B)をケース本体(1A)にねじ込んで、カバープレート(4)をケース本体(1A)に固定しており、
    ワッシャ(26)は、円盤部(26A)の外周に沿ってカバープレート(4)の表面に向かって突出する周壁(26B)を有し、
    クッション材(27)は、非圧縮状態の厚さ(d)を周壁(26B)の高さ(h)より厚くして、非圧縮状態から圧縮状態に変形される状態で、外周面を周壁(26B)の内面に沿って移動させて圧縮されるようにワッシャ(26)の周壁内に配設され、
    ワッシャ(26)とクッション材(27)とカバープレート(4)を貫通して止ネジ(23)がケース本体(1A)に締め止めするまでねじ込まれて、ワッシャ(26)が周壁(26B)の先端縁をカバープレート(4)の表面に押圧し、クッション材(27)がワッシャ(26)の円盤部(26A)とカバープレート(4)で圧縮されて、ワッシャ(26)の円盤部(26A)の内面とカバープレート(4)の表面の間を防水構造としてなる車両用の電源装置。
  2. 非通水性のクッション材(27)が軟質の合成樹脂発泡体である請求項1に記載される車両用の電源装置。
  3. カバープレート(4)が上面に凹部(24)を設けて、凹部(24)に止ネジ(23)の固定孔(25)を設けており、止ネジ(23)のネジ頭(23A)を凹部(24)に配設して、止ネジ(23)がカバープレート(4)をケース本体(1A)に固定している請求項1に記載される車両用の電源装置。
  4. カバープレート(4)とワッシャ(26)が金属製である請求項1に記載される車両用の電源装置。
  5. 止ネジ(23)が、ワッシャ(26)の周壁先端縁をカバープレート(4)の表面に当接する位置までねじ込まれる状態で、クッション材(27)の中心孔(27A)の内面が止ネジ(23)のネジ部(23B)に水密に密着する請求項1に記載される車両用の電源装置。
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