JP2006014217A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プレゼンテーションへの使用に好適な撮像装置を提供する。
【解決手段】電源/モードスイッチによってカメラのモードをプレゼンテーションモードに設定すると、記憶メディアの記憶領域に作成されているプレゼンテーション用フォルダに格納されている画像ファイルのみが再生される。これにより、プレゼンテーションに関係のない画像ファイルが再生されるのを防止することができる。
【選択図】 図14
【解決手段】電源/モードスイッチによってカメラのモードをプレゼンテーションモードに設定すると、記憶メディアの記憶領域に作成されているプレゼンテーション用フォルダに格納されている画像ファイルのみが再生される。これにより、プレゼンテーションに関係のない画像ファイルが再生されるのを防止することができる。
【選択図】 図14
Description
本発明は、撮像装置に係り、特にプロジェクタ等に接続してプレゼンテーションに使用することができる撮像装置に関する。
デジタルカメラに備えられた映像出力端子を利用して、デジタルカメラをテレビモニタやプロジェクタなどに接続し、プレゼンテーションに使用することが以前から行われていた。
特許文献1では、デジタルカメラを使用したプレゼンテーションに好適な画像表示システムとして、デジタルカメラをタッチパネル付きLCD表示装置に接続し、そのLCD表示装置に備えられたタッチパネルでデジタルカメラをコントロールできるようにすることが提案されている。
また、特許文献2では、デジタルカメラのLCDにタッチタブレットを設け、プレゼンテーション用の再生画像に手書きで文字情報を入力できるようにすることが提案されている。
また、特許文献3では、自動的に再生されるスライドショーの編集、実行を簡単に修正できるようにしたデジタルカメラが提案されている。
特開2000−22994号公報
特開平9−311926号公報
特開平11−331739号公報
ところで、従来のデジタルカメラは、画像再生を行う際、記憶メディアに記録されている全ての画像ファイルを対象に画像再生を行うようにされているが、プレゼンテーションに使用するためには、機密保持やプレゼンテーションの効果の面から指定された画像だけを指定された順序で再生する必要がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、プレゼンテーションへの使用に好適な撮像装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、撮影モードに設定されると、撮影指示に応じて撮像素子から得られる画像データを所定フォーマットの画像ファイルとして記憶メディアに記録し、再生モードに設定されると、再生指示に応じて前記記憶メディアに記録されている画像ファイルが表す画像を表示手段及び電気的に接続された外部表示装置に出力する撮像装置において、前記撮影モード又は前記再生モードからプレゼンテーションモードに設定するモード切替手段と、前記プレゼンテーションモードに設定されると、再生指示に応じて前記記憶メディアに格納されているプレゼンテーション用の画像ファイルを抽出し、該画像ファイルが表す画像を前記表示手段及び前記外部表示装置に出力する再生制御手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置を提供する。
本発明によれば、モード切替手段によってプレゼンテーションモードに設定し、再生指示を出力すると、記憶メディアに格納されているプレゼンテーション用の画像ファイルのみが再生される。これにより、プレゼンテーションに関係のない画像ファイルが再生されるのを防止することができる。
請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、前記再生制御手段は、前記外部表示装置に対して前記プレゼンテーション用の画像ファイルが表す画像のみを出力する一方、前記表示手段に対して前記プレゼンテーション用の画像ファイルが表す画像に所定の文字情報を重ねて出力することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置を提供する。
本発明によれば、外部表示装置に対しては、プレゼンテーション用の画像ファイルが表す画像のみが表示され、表示手段に対しては、プレゼンテーション用の画像ファイルが表す画像に所定の文字情報(再生時間やコメントなど)が重ねて表示される。
請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、前記モード切替手段は、機械的スイッチで構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置を提供する。
本発明によれば、モード切替手段が機械的スイッチで構成される。これにより、他のモードとの区別が明確になり、誤操作を防止することができる。
請求項4に係る発明は、前記目的を達成するために、前記再生制御手段は、前記再生モード時と同一の再生指示に従って前記プレゼンテーション用の画像ファイルを再生処理することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の撮像装置を提供する。
本発明によれば、再生モード時と同一の再生指示に従ってプレゼンテーション用の画像ファイルが再生処理される。たとえば、画像の順送り、逆送り、拡大、縮小等を再生モードと同じ操作で行うことができる。これにより、操作方法の混乱を防止して、誤操作を防止することができる。
請求項5に係る発明は、前記目的を達成するために、基地局と無線で接続されて他の端末と無線で交信する無線電話機能を備えたことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の撮像装置を提供する。
本発明によれば、無線電話機能が備えられており、他の端末と無線で更新することができる。
請求項6に係る発明は、前記目的を達成するために、前記プレゼンテーションモード中の着信に対して留守番応答する留守番応答手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置を提供する。
本発明によれば、プレゼンテーションモード中の着信があると、自動的に留守番応答される。
請求項7に係る発明は、前記目的を達成するために、前記プレゼンテーションモード中に着信があると、前記表示手段に着信がある旨のメッセージを表示する着信メッセージ表示手段を備えたことを特徴とする請求項5又は6に記載の撮像装置を提供する。
本発明によれば、プレゼンテーションモード中に着信があると、表示手段に着信がある旨のメッセージが表示される。
請求項8に係る発明は、前記目的を達成するために、前記プレゼンテーションモード中に着信があると、振動で着信を通知する振動手段を備えたことを特徴とする請求項5、6又は7に記載の撮像装置を提供する
本発明によれば、プレゼンテーションモード中に着信があると、振動で着信が通知される。
本発明によれば、プレゼンテーションモード中に着信があると、振動で着信が通知される。
請求項9に係る発明は、前記目的を達成するために、前記再生制御手段は、他の機器で生成された画像ファイルを前記プレゼンテーション用の画像ファイルとして抽出し、該画像ファイルが表す画像を前記表示手段及び前記外部表示装置に出力することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8に記載の撮像装置を提供する。
本発明によれば、他の機器で生成された画像ファイルが、プレゼンテーション用の画像ファイルと判別されて、プレゼンテーションモード時に再生対象とされる。
請求項10に係る発明は、前記目的を達成するために、前記再生制御手段は、前記記憶媒体の記憶領域に作成された特定のプレゼンテーション用フォルダに格納されている画像ファイルを前記プレゼンテーション用の画像ファイルとして抽出し、該画像ファイルが表す画像を前記表示手段及び前記外部表示装置に出力することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8に記載の撮像装置を提供する。
本発明によれば、記憶メディアの記憶領域に作成された特定のプレゼンテーション用フォルダに格納されている画像ファイルが、プレゼンテーション用の画像ファイルと判別されて、プレゼンテーションモード時に再生対象とされる。
請求項11に係る発明は、前記目的を達成するために、前記記憶媒体に記憶されている画像ファイルを前記プレゼンテーション用フォルダにコピーするコピー手段を備えたことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置を提供する。
本発明によれば、記憶媒体に記憶されている画像ファイルをプレゼンテーション用フォルダにコピーして、プレゼンテーション用の画像ファイルとすることができる。
請求項12に係る発明は、前記目的を達成するために、前記コピー手段は、前記記憶媒体に記憶されている画像ファイルのショートカットファイルを前記プレゼンテーション用フォルダに作成することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置を提供する。
本発明によれば、記憶媒体に記憶されている画像ファイルのショートカットファイルがプレゼンテーション用フォルダに作成される。これにより、プレゼンテーション用の画像ファイルが、記憶メディアの容量を圧迫するのを防止することができる。
請求項13に係る発明は、前記目的を達成するために、前記プレゼンテーション用の画像ファイルが、プレゼンテーション単位で前記プレゼンテーション用フォルダの下位層に形成されたフォルダに格納され、前記プレゼンテーションモードに設定されると、再生リスト表示指示に応じて前記プレゼンテーション用フォルダの下位層に形成されているフォルダを前記表示装置にサムネイル表示させる再生リスト表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置を提供する。
本発明によれば、再生リストの表示を指示すると、プレゼンテーション用フォルダの下位層に形成されているフォルダが、表示装置にサムネイル表示される。これにより、プレゼンテーション用の画像ファイルの管理が容易になる。
本発明に係る撮像装置によれば、プレゼンテーションの使用に好適な撮像装置を提供することができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る撮像装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1、図2は、それぞれ本発明が適用されたデジタルカメラの正面斜視図と背面斜視図である。
このデジタルカメラ10は、デジタルカメラやパーソナルコンピュータ、ホームサーバと接続して、画像ファイルを転送する機能を備えており、そのカメラボディ12の正面には、図1に示すように、撮影レンズ14、ファインダ窓16、ストロボ18、マイクロフォン20等が設けられており、上面には、シャッターボタン22、電源/モードスイッチ24、モードダイヤル26等が設けられている。
また、カメラボディ12の背面には、図2に示すように、ファインダ接眼部28、液晶モニタ30、ズームボタン32、十字ボタン34、MENU/OKボタン36、DISPボタン38、BACKボタン40、スピーカ42等が設けられており、片側の側面には、USB端子44、電源端子46、映像出力端子48が設けられている。
また、図示しないカメラボディ12の底面には、開閉自在なカバーを介してバッテリーを収納するためのバッテリー収納室と、メモリカード(記憶メディア)を装填するためのメモリカードスロットとが設けられている。
シャッターボタン22は、いわゆる「半押し」と「全押し」とからなる2段ストローク式のスイッチで構成されている。デジタルカメラ10は、このシャッターボタン20を半押しすると、AE(Automatic Exposure:自動露出)、AF(Auto Focus:自動合焦)、AWB(Automatic White Balance :自動ホワイトバランス)が機能し、全押しすると、画像記録の処理を実行する(静止画撮影時)。
電源/モードスイッチ24は、デジタルカメラ10の電源をON/OFFする電源スイッチとしての機能と、デジタルカメラ10のモードを設定するモードスイッチとしての機能を有しており、図2に示すように、「プレゼン位置」、「再生位置」、「OFF位置」、「撮影位置」の間をスライド自在に設けられている。デジタルカメラ10は、この電源/モードスイッチ24を「再生位置」、「撮影位置」又は「プレゼン位置」に合わせることにより、電源がONになり、「OFF位置」に合わせることにより、電源がOFFになる。そして、電源/モードスイッチ24を「再生位置」に合わせることにより、「再生モード」に設定されて、記録済み画像の再生が可能になり、「撮影位置」に合わせることにより、「撮影モード」に設定されて、画像記録が可能になる。また、「プレゼン位置」に合わせることにより、「プレゼンテーションモード」に設定され、所定のプレゼンテーション用の画像ファイルのみが再生可能になる。
モードダイヤル26は、デジタルカメラ10の撮影モードを設定する撮影モード設定手段として機能し、このモードダイヤルの設定位置により、デジタルカメラ10の撮影モードが、「オート撮影モード」、「動画撮影モード」、「人物撮影モード」、「スポーツ撮影モード」、「風景撮影モード」、「夜景撮影モード」、「プログラム撮影モード」、「絞り優先撮影モード」、「シャッタースピード優先撮影モード」、「マニュアル撮影モード」に設定される。
液晶モニタ30は、カラー表示が可能な液晶ディスプレイで構成されている。この液晶モニタ30は、再生モード及びプレゼンテーションモード時にメモリカード(記憶メディア)に記録されている画像を表示するための画像表示パネルとして利用されるとともに、各種設定時にユーザインターフェース表示パネルとして利用される。また、撮影時には必要に応じてスルー画像が表示されて、画角確認用の電子ファインダとして利用される。
ズームボタン32は、望遠側へのズームを指示するズームテレボタン32Tと、広角側へのズームを指示するズームワイドボタン32Wとで構成され、このズームボタン32が操作されることにより、撮影画角が変化する。
十字ボタン34は、上下左右4方向に押圧操作することができるようにされており、各方向の指示を入力するボタンとして機能する。
MENU/OKボタン36は、各モードの通常画面からメニュー画面への遷移を指示するボタン(MENUボタン)として機能するとともに、選択内容の確定、処理の実行等を指示するボタン(OKボタン)として機能する。
DISPボタン38は、背面表示パネルの表示内容の切り替えを指示するボタンとして機能し、BACKボタン40は、入力操作のキャンセル等を指示するボタンとして機能する。
図3は、デジタルカメラ10の電気的構成を示すブロック図である。同図に示すように、デジタルカメラ10は、CPU110、操作部(シャッターボタン22、電源/モードスイッチ24、モードダイヤル26、ズームボタン32、十字ボタン34、MENU/OKボタン36、DISPボタン38、BACKボタン40等)112、ROM116、EEPROM118、メモリ(SDRAM)120、VRAM122、光学ユニット126、フォーカスモータドライバ128、ズームモータドライバ130、アイリスモータドライバ132、撮像素子134、タイミングジェネレータ(TG)136、アナログ処理回路138、A/D変換器140、画像入力コントローラ142、画像信号処理回路144、圧縮・伸張処理回路146、メディアコントローラ148、記憶メディア(メモリカード)150、LCD/ビデオエンコーダ154、OSD回路156、AE/AWB検出回路158、AF検出回路160、音声信号処理回路164、D/A変換器166、アンプ(AMP)168、アンプ(AMP)170、自動レベルコントローラ(ALC)172、A/D変換器174、USBコントローラ180、タイマ184等で構成されている。
CPU110は、デジタルカメラ10の全体の動作を制御する制御部として機能するとともに、各種の演算処理を行う演算手段として機能し、操作部112からの入力に基づき所定の制御プログラムに従って各回路を制御する。
バス114を介して接続されたROM116には、CPU110が実行する制御プログラム及び制御に必要な各種データ等が格納されており、EEPROM118には、ユーザ設定情報等のデジタルカメラ10の動作に関する各種設定情報等が格納されている。
メモリ(SDRAM)120は、CPU110の演算作業用領域として利用されるとともに、画像データの一時記憶領域として利用され、VRAM122は、表示用の画像データ専用の一時記憶領域として利用される。
光学ユニット126は、撮影レンズ14と絞り50とで構成されている。撮影レンズ14は、図示しないフォーカスモータに駆動されて光軸に沿って前後移動するフォーカスレンズ14Fと、図示しないズームモータに駆動されて光軸に沿って前後移動するズームレンズ14Zとを備えている。CPU110は、フォーカスモータドライバ128を介してフォーカスモータの駆動を制御することにより、撮影レンズ14のフォーカスを制御し、ズームモータドライバ130を介してズームモータの駆動を制御することにより、撮影レンズ14のズームを制御する。絞り50は、図示しないアイリスモータに駆動されることにより、開口量(絞り値)が変化する。CPU110は、アイリスモータドライバ132を介してアイリスモータの駆動を制御することにより、絞り50の絞り値を制御する。
撮像素子134は、カラーCCDで構成されており、その受光面には多数のフォトダイオード(受光素子)が配列されている。光学ユニット126を介して撮像素子134の受光面に入射した光は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。
タイミングジェネレータ(TG)136は、CPU110からの指令に従って主として撮像素子134を駆動するためのタイミング信号を生成する。撮像素子134は、このタイミングジェネレータ136から加えられるタイミング信号に従って各フォトダイオードに蓄積された信号電荷を電圧信号(画像信号)として出力する。
アナログ処理回路138は、撮像素子134から順次出力される画像信号を相関二重サンプリング処理(撮像素子の出力信号に含まれるノイズ(特に熱雑音)等を軽減することを目的として、撮像素子の1画素毎の出力信号に含まれるフィードスルー成分レベルと画素信号成分レベルとの差をとることにより正確な画素データを得る処理)するとともに、増幅する。
A/D変換器140は、アナログ処理回路138から出力されたR、G、Bのアナログの画像信号をそれぞれ12ビットのデジタルの画像信号に変換する。
画像入力コントローラ142は、所定容量のラインバッファを内蔵し、A/D変換器140から出力された1画像分の画像信号を蓄積して、メモリ120に格納する。
画像信号処理回路144は、同時化回路(単板CCDのカラーフィルタ配列に伴う色信号の空間的なズレを補間して色信号を同時式に変換する処理回路)、ホワイトバランス補正回路、ガンマ補正回路、輪郭補正回路、輝度・色差信号生成回路等を含み、CPU110からの指令に従って入力されたデジタル画像信号に所要の信号処理を施して、画像データを生成する。
圧縮・伸張処理回路146は、CPU110からの指令に従って入力された画像データに圧縮処理を施し、所定フォーマットの圧縮画像データを生成する。また、入力された圧縮画像データに伸張処理を施し、非圧縮のデジタル画像データを生成する。
メディアコントローラ148は、CPU110からの指令に従ってメディアスロットに装填された記憶メディア150に対してデータの読み出し及び書き込みを制御する。
LCD/ビデオエンコーダ154は、CPU110からの指令に従って画像データが示す画像を液晶モニタ30に表示するための信号を生成して、液晶モニタ30に出力する。また、画像データが示す画像をテレビに表示するための信号(たとえば、NTSC信号やPAL信号、SCAM信号)を生成して、映像出力端子48に出力する。
OSD(On Screen Display )回路156は、CPU110からの指令に従って液晶モニタ等の画面上に表示する文字や図形を示す信号をLCD/ビデオエンコーダ154に出力する。
AE/AWB検出回路158は、CPU110からの指令に従って、入力された画像信号からAE制御及びAWB制御に必要な物理量を算出する。たとえば、AE制御に必要な物理量として、1画面を複数のエリア(たとえば16×16)に分割し、分割した各エリアごとにR、G、Bの画像信号の積算値を算出する。CPU110は、このAE/AWB検出回路158から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出して、撮影に適した露出値(撮影EV値)を算出し、算出した撮影EV値と所定のプログラム線図から絞り値とシャッタースピードを決定する。また、AWB制御に必要な物理量として、1画面を複数のエリア(例えば、16×16)に分割し、分割した各エリアごとにR、G、Bの画像信号の色別の平均積算値を算出する。CPU110は、得られたRの積算値、Bの積算値、Gの積算値から各分割エリアごとにR/G及びB/Gの比を求め、求めたR/G、B/Gの値のR/G、B/Gの色空間における分布等に基づいて光源種判別を行う。そして、判別された光源種に適したホワイトバランス調整値に従って、たとえば各比の値がおよそ1(つまり、1画面においてRGBの積算比率がR:G:B≒1:1:1)になるように、ホワイトバランス調整回路のR、G、B信号に対するゲイン値(ホワイトバランス補正値)を決定する。
AF検出回路160は、CPU110からの指令に従って、入力された画像信号からAF制御に必要な物理量を算出する。本実施の形態のデジタルカメラ10では、画像のコントラストによりAF制御を行うものとし、AF検出回路160は、入力された画像信号から画像の鮮鋭度を示す焦点評価値を算出する。CPU110は、このAF検出回路160で算出される焦点評価値が極大となるように、フォーカスモータドライバ128の駆動を制御し、フォーカスレンズ14Fの移動を制御する。
音声信号処理回路164は、CPU110からの指令に従ってスピーカ42から出力する音声信号を処理するとともに、マイクロフォン20から取り込まれた音声信号を処理する。
音声信号処理回路164で所要の信号処理が施されたスピーカ出力用の音声信号は、音声信号処理回路164からD/A変換器166に加えられ、アナログの音声信号に変換されたのち、アンプ168で増幅されて、スピーカ42に出力される。
音声を記録する場合は、外部音声がマイクロフォン20で電気信号(音声信号)に変換され、そのマイクロフォン20から出力された音声信号がアンプ170で増幅される。そして、自動レベルコントローラ(ALC)172でレベル調整が行われたのち、A/D変換器174でデジタルの音声信号に変換され、音声信号処理回路164に入力されて、所要の信号処理が施される。
USBコントローラ180は、CPU110からの指令に従ってUSBケーブルを介してUSB端子44に接続された外部機器(他のデジタルカメラやホームサーバ、パソコン、プリンタ等)との間でUSB規格に従った通信の制御を行う。
タイマ184は、CPU110からの指令に応じて現在日時を計時し、計時した日時情報をCPU110に出力する。
次に、上記のごとく構成された本実施の形態のデジタルカメラ10の作用について説明する。
まず、撮影モード時におけるデジタルカメラ10の処理動作について説明する。
上記のように、デジタルカメラ10は、電源/モードスイッチ24を撮影位置に合わせることにより、撮影モードに設定される。撮影モードに設定されると、デジタルカメラ10は、シャッターボタン22の半押しでAE、AF、AWBが機能し、全押しで画像記録が行われる。
シャッターボタン22が半押しされると、CPU110にS1ON信号が入力され、このS1ON信号に応動して、CPU110はAE、AF、AWBの処理を実行する。
まず、S1ON信号に応動して撮像素子134から出力された画像信号が、アナログ処理回路138、A/D変換器140を介して画像入力コントローラ142に取り込まれ、メモリ120に格納される。メモリ120に格納された画像信号は、AE/AWB検出回路158並びにAF検出回路160に加えられる。
AE/AWB検出回路158は、入力された画像信号からAE制御及びAWB制御に必要な物理量を算出し、CPU110に出力する。CPU110は、このAE/AWB検出回路158からの出力に基づき、絞り値とシャッタースピードを決定するとともに、ホワイトバランス補正値を決定する。
また、AF検出回路160は、入力された画像信号からAF制御に必要な物理量を算出し、CPU110に出力する。CPU110は、このAF検出回路160からの出力に基づきフォーカスモータドライバ128の駆動を制御し、フォーカスレンズ14Fの移動を制御して、撮影レンズ14のピントを主要被写体に合わせる。
この後、シャッターボタン22が全押しされると、CPU110にS2ON信号が入力され、このS2ON信号に応動して、CPU110は画像の記録処理を実行する。
まず、上記のAE処理で求めた絞り値、シャッタースピードで撮像素子134を露光し、記録用の画像信号の取り込みを行う。
撮像素子134から出力された画像信号は、アナログ処理回路138、A/D変換器140を介して画像入力コントローラ142に取り込まれ、メモリ120に格納される。メモリ120に格納された画像信号は、CPU110の制御の下、画像信号処理回路144に加えられ、輝度データと色差データとからなる画像データ(YCデータ)に変換される。生成された画像データは、一旦、メモリ120に格納され、圧縮・伸張処理回路146に加えられる。圧縮・伸張処理回路146は、画像データを所定の圧縮フォーマット(ここでは、JPEGとする)に従って圧縮し、圧縮された画像データは、再度、メモリ120に格納される。
CPU110は、このメモリ120に格納された圧縮画像データを所定の画像フォーマット(ここでは、Exifとする)の静止画像ファイルとして、メディアコントローラ148を介して記憶メディア150に記録する。
なお、Exif形式の画像ファイルは、図4に示すように、付属情報を画像ファイルヘッダ部にタグ形式で記録することができるようにされており、その付属情報タグには、図5に示すように、バージョンに関する情報や画像データの特性に関する情報、構造に関する情報、ユーザ情報、関連ファイル情報、日時に関する情報、撮影条件に関する情報、IFDへのポインタに関する情報等の撮影した画像に関する撮影データがタグ形式で記録できるようにされている。
ここで、ユーザ情報に関するタグであるメーカノートには、メーカが個別の情報を記入することができるようにされており、また、ユーザコメントには、ユーザがキーワードやコメントを書き込むことができるようにされている。
また、撮影条件に関するタグには、図5に別表で示すように、撮影時の露出時間やFナンバー、露出プログラム、スペクトル感度、ISOスピードレート、光電変換関数、シャッタスピード、絞り値、輝度値、露出補正値、レンズ最小F値、被写体距離、測光方式、光源、フラッシュ、レンズ焦点距離、フラッシュ強度、空間周波数応答、焦点面の幅の解像度、焦点面の高さの解像度、焦点面解像度単位、被写体位置、露出インデックス、センサー方式、ファイルソース、シーンタイプ、CFAパターン等が記録できるようにされている。
撮影された画像データは、これらの付属情報が付されたEixf形式の画像ファイルとして記憶メディア150に記録される。
また、画像ファイルは、記憶メディア150に記録する際、所定の記録フォーマット(ここでは、DCF形式)に従って記憶メディア150に記録される。すなわち、図6に示すように、記憶メディア150の記憶領域に階層的に作成されたフォルダの中のDCFフォルダに格納される。この画像ファイルを格納するDCFフォルダは、DCFイメージルートフォルダの直下に作成されており、DCFイメージルートフォルダは、ルートフォルダの直下に作成されている。また、このDCFフォルダには、9999枚の画像ファイルを格納することができるようにされており、最大900のDCFフォルダを作成することができるようにされている。
本実施の形態のデジタルカメラ10では、図6に示すように、「DCIM」というフォルダ名のDCFイメージルートフォルダの下位層に「***_FUJI」(***は、3桁の数字からなるフォルダ番号であり、100から順に連続番号が付与される。)というフォルダ名のDCFフォルダを作成し、このDCFフォルダに自機で撮影した画像ファイルを格納するようにされている。したがって、「100_XXXX」というように、「***_FUJI」というフォルダ名以外のフォルダは、他の機器で生成された画像ファイルが格納されていることになる。
また、各DCFフォルダに格納される画像ファイルには、「DSCF****」というように、アルファベット4文字(ここでは「DSCF」)と4桁のファイル番号とを組み合わせたファイル名が付与される。ファイル番号は0001から撮影順に連続番号として付与される。
次に、再生モード時におけるデジタルカメラ10の処理動作について説明する。
上記のように、デジタルカメラ10は、電源/モードスイッチ24を再生位置に合わせることにより、再生モードに設定される。
電源/モードスイッチ24が再生位置に合わされて、カメラのモードが再生モードに設定されると、CPU110は、メディアコントローラ148にコマンドを出力し、記憶メディア150に最後に記録された画像ファイルを読み出させる。
最後に記録された画像ファイルが、静止画の画像ファイルの場合、読み出された画像ファイルの圧縮画像データは、圧縮・伸張処理回路146に加えられ、伸張処理が施されて非圧縮の画像データにされたのち、LCD/ビデオエンコーダ154を介してモニタ30に出力される。これにより、記憶メディア150に記録されている画像がモニタ30に再生表示される。
画像のコマ送りは、十字ボタン34の左右のキー操作で行なわれる。すなわち、十字ボタン34の右キーが操作されると、次の画像ファイルが記憶メディア150から読み出されて、液晶モニタ30に再生表示され、左キーが操作されると、一つ前の画像ファイルが記憶メディア150から読み出されて、液晶モニタ30に再生表示される。
また、画像表示中にズームテレボタン32Tが押されると、表示中の画像が所定の倍率で段階的に拡大表示され、ズームワイドボタン32Wが押されると、所定の倍率で段階的に縮小表示される。そして、画像の拡大表示中に十字ボタン34が操作されると、その十字ボタン34を操作した方向に画像がスクロール表示される。
また、この再生モードの下、DISPボタン38が押されると、図7(a)に示すように、マルチ再生が行われ、最大9枚の画像ファイルのサムネイル画像が一度に液晶モニタ30に表示(サムネイル表示)される。
なお、このマルチ再生を行うと、サムネイル画像とともにカーソルが表示され、このカーソルで任意のサムネイル画像を選択し(カーソルを十字ボタン38の操作で移動させて選択する。)、DISPボタン38を押すと、図7(b)に示すように、そのカーソルで選択された画像が液晶モニタ30に拡大表示される。
また、この再生モードの下、再生メニューからスライドショーを実行すると、記憶メディア150に記録されている画像ファイルが一定間隔で順次自動再生されて、スライドショーが行われる。
次に、プレゼンテーションモード時におけるデジタルカメラ10の処理動作について説明する。
上記のように、デジタルカメラ10は、電源/モードスイッチ24をプレゼン位置に合わせることにより、プレゼンテーションモードに設定される。
プレゼンテーションモードでは、記憶メディア150に記録されている画像ファイルの中から他の機器で生成された画像ファイルが再生される。
このプレゼンテーションモードでは、デジタルカメラ10をプロジェクタやテレビモニタ等の外部表示装置に接続し、これらの外部表示装置に画像を出力して使用する。ここでは、図8に示すように、デジタルカメラ10をプロジェクタ200に接続し、このプロジェクタ200からスクリーン202にデジタルカメラ10の画像を映し出して使用することとする。
電源/モードスイッチ24がプレゼン位置に合わされて、カメラのモードがプレゼンテーションモードに設定されると、CPU110は、メディアコントローラ148にコマンドを出力し、記憶メディア150に記録されているプレゼンテーション用の画像ファイルを読み出させる。
ここで、プレゼンテーション用の画像ファイルとは、本例では他の機器で生成された画像ファイルを意味し、次のように判別して抽出する。すなわち、上記のように、本実施の形態のデジタルカメラ10では、撮影した画像ファイルを所定の記録フォーマット(DCF形式)に従って記録メディア150に記録しており、この記録フォーマットに従わずに記録されている画像ファイルは、他の機器で生成した画像ファイルと認識することができるので、この所定の記録フォーマットに従わずに記録されている画像ファイルを他の機器で生成した画像ファイル、すなわちプレゼンテーション用の画像ファイルと判定して抽出する。
本実施の形態のデジタルカメラ10では、DCFイメージルートフォルダ(フォルダ名:DCIM)の下位層に作成されたDCFフォルダ(フォルダ名:***_FUJI)に撮影した画像ファイルが格納されるので、このDCFフォルダ以外のフォルダに格納されている画像ファイルをプレゼンテーション用の画像ファイルと判定して抽出する。したがって、図6に示す例では、「100_XXXX」というフォルダ名のフォルダに格納されている画像ファイルがプレゼンテーション用の画像ファイルと判定されて、記憶メディア150から抽出される。
なお、プレゼンテーション用の画像ファイルは、まず最初にファイル名順で先頭の画像ファイルが読み出され、以後、コマ送りの指示に従ってファイル名の順に次の画像ファイルが読み出される。したがって、図6に示す例では、フォルダ名「100_XXXX」というフォルダに格納されている「DSCF0001」というファイル名の画像ファイルが最初に読み出される。
また、プレゼンテーション用の画像ファイルがない場合は、表示する画像がない旨のメッセージを液晶モニタ30に出力表示する。
読み出された画像ファイルの圧縮画像データは、圧縮・伸張処理回路146に加えられ、非圧縮の画像データにされたのち、LCD/ビデオエンコーダ154に加えられる。LCD/ビデオエンコーダ154は、CPU110からの指令に従って、その画像データが示す画像を液晶モニタ30に表示するための信号を生成し、液晶モニタ30に出力する。また、その画像データが示す画像をプロジェクタ200に表示するための信号(ここでは、NTSC信号とするが、ハイビジョンの映像信号やパーソナルコンピュータとモニタとを接続する高解像の信号でもよい)を生成して、映像出力端子48に出力する。
これにより、記憶メディア150に記録されているプレゼンテーション用の画像ファイルが表す画像が液晶モニタ30に表示されるとともに、プロジェクタ200に出力され、プロジェクタ200からスクリーン202に映し出される。
なお、画像のコマ送り、拡大・縮小等の操作は、すべて再生モード時と同じ操作で行われる。そのため、ユーザは、プレゼンテーションモードにおいても操作に戸惑うことがない。
すなわち、画像のコマ送りは、十字ボタン34で行われ、画像の拡大・縮小は、ズームボタン32で行われる。また、画像の拡大表示中に十字ボタン34が操作されると、その十字ボタン34を操作した方向に画像がスクロールされて表示される。
また、画像再生中にDISPボタン38が押されると、マルチ再生が行われ、最大9枚のプレゼンテーション用の画像ファイルのサムネイル画像が一度に液晶モニタ30及びプロジェクタに表示される。そして、この中の任意のサムネイル画像をカーソルで選択し、DISPボタン38を押すと、そのカーソルで選択された画像が液晶モニタ30及びプロジェクタ200に拡大表示される。
また、このプレゼンテーションモードの下、再生メニューからスライドショーを実行すると、記憶メディア150に記録されているプレゼンテーション用の画像ファイルが一定間隔で順次自動再生されて、スライドショーが行われる。
このように、本実施の形態のデジタルカメラ10では、プレゼンテーションモードに設定すると、プレゼンテーション用の画像ファイル(ここでは、他の機器で生成された画像ファイル)のみを再生する。これにより、プレゼンテーション中に誤って関係のない画像ファイルを表示してしまうようなミスを未然に防止することができる。
なお、本実施の形態では、他の機器で生成された画像ファイルをプレゼンテーション用の画像ファイルとし、所定の記録フォーマットに従わずに記録されている画像ファイルを他の機器で生成した画像ファイルとして判別しているが、他の機器で生成した画像ファイルを判別する方法は、これに限定されるものではない。
たとえば、自機で撮影した画像ファイルには、自機で撮影した画像ファイルであることを示す情報を付属情報に記録し(たとえば、メーカノートにカメラID(自他識別情報)を記録)、この情報を読み取って他の機器で生成した画像ファイルと識別するようにしてもよい。
あるいは、自機で撮影した画像ファイルには、特定の文字列を含むファイル名を付与して記録し、この文字列を含まないファイル名の画像ファイルを他の機器で生成した画像ファイルと判定するようにしてもよい。
なお、本明細書でいう画像ファイルには、デジタルカメラで生成したものに限らず、特定のアプリケーションソフトを用いてパーソナルコンピュータで作成したもの(たとえばマイクロソフト社製のパワーポイントなどで作成したプレゼンテーションファイルやマイクロソフト社製のワードなどで作成した文書ファイル、HTMLファイル等)も含まれるものとする。デジタルカメラ10は、これらのファイルも再生できるようにされているものとし、図9に示すように、これらのファイルが記憶メディア150に記録されている場合には、これらのファイルもプレゼンテーション用の画像ファイルと認定して、プレゼンテーションモード時における再生処理の対象とする。
また、本実施の形態では、プレゼンテーションモード時に液晶モニタ30とプロジェクタ200(外部表示装置)とに同じ画像を出力しているが、図10に示すように、液晶モニタ側にのみアシスト情報を表示させることができるようにしてもよい。このアシスト情報とは、残り時間や発表コメントなどの情報であり、文字情報として再生画像に重ねて表示する。
この場合において、残り時間は、たとえば、あらかじめプレゼンテーション時間をセットすると、プレゼンテーション用の画像ファイルの再生開始とともに、そのセットされたプレゼンテーション時間がタイマー184でカウントダウンして計時され、そのタイマー184で計時された残り時間を液晶モニタ30にのみ表示させるようにする。
また、発表コメントに関しては、あらかじめ各プレゼンテーション用の画像ファイルに画像データとともに発表コメントを記録しておき(たとえば、Exif形式の画像ファイルであれば、付属情報のユーザコメントに記録する)、その画像ファイルの再生時に画像データとともに読み出して、液晶モニタ30にのみ表示させるようにする。
このように、液晶モニタ側にのみアシスト情報を表示することにより、ユーザは、この液晶モニタ30に表示されるアシスト情報を参照して効率よくプレゼンテーションを行うことができる。
また、本実施の形態では、カメラのモードをプレゼンテーションモードに設定する手段として、スライド式の電源/モードスイッチ24を用いているが、カメラのモードをプレゼンテーションモードに設定する手段は、これに限定されるものではない。たとえば、図11に示すように、スライド式の電源/モードスイッチ24に代えてダイヤル式の電源モードスイッチ24Aを用いてもよい。
なお、再生モードの下、再生メニューからプレゼンテーションモードに移行するようにしてもよいが、本実施の形態のデジタルカメラ10のように、機械式のスイッチでプレゼンテーションモードの設定を行うようにすることにより、プレゼンテーションモードの設定を確実に行うことができ、誤操作を防止することができる。
次に、本発明に係る撮像装置の第2の実施の形態について説明する。
上述した第1の実施の形態のデジタルカメラでは、他の機器で生成された画像ファイルをプレゼンテーション用の画像ファイルとしているが、本実施の形態のデジタルカメラでは、記憶メディアの記憶領域に作成された特定のフォルダに格納されている画像ファイルをプレゼンテーション用の画像ファイルとする。
なお、デジタルカメラの構成自体は上述した第1の実施の形態のデジタルカメラと同じなので、ここではプレゼンテーションモード時におけるデジタルカメラの動作処理についてのみ説明する。
上記のように本実施の形態のデジタルカメラでは、プレゼンテーション用の画像ファイルが特定のフォルダに格納される。図12は、本実施の形態のデジタルカメラの記憶メディアの記憶領域に作成されるフォルダ構造の一例を示している。
上記同様にデジタルカメラで撮影された画像ファイルは、所定の記録フォーマット(ここでは、DCF形式)に従って記憶メディア150に記録される。すなわち、DCFイメージルートフォルダ(フォルダ名:DCIM)の下位層に作成されたDCFフォルダ(フォルダ名:***_FUJI(***はフォルダ番号))に格納される。
一方、プレゼンテーション用の画像ファイルは、ルートフォルダの直下に作成されたプレゼンテーション用ルートフォルダ(フォルダ名:PLIM)に格納される。
次に、本実施の形態のデジタルカメラにおけるプレゼンテーションモード時におけるプレゼンテーション用の画像ファイルの再生処理動作について説明する。
電源/モードスイッチ24がプレゼン位置に合わされて、カメラのモードがプレゼンテーションモードに設定されると、CPU110は、メディアコントローラ148を介してプレゼンテーション用ルートフォルダに格納されているプレゼンテーション用の画像ファイルの中からファイル名順で先頭の画像ファイルを読み出させる。
読み出された画像ファイルの圧縮画像データは、圧縮・伸張処理回路146に加えられ、非圧縮の画像データにされたのち、LCD/ビデオエンコーダ154に加えられる。LCD/ビデオエンコーダ154は、CPU110からの指令に従って、その画像データが示す画像を液晶モニタ30に表示するための信号を生成し、液晶モニタ30に出力する。また、その画像データが示す画像をプロジェクタ200に表示するための信号を生成して、映像出力端子48に出力する。
これにより、図13( a)に示すように、記憶メディア150に記録されているプレゼンテーション用の画像ファイルが表す画像が、液晶モニタ30に表示されるとともに、プロジェクタ200に出力され、プロジェクタ200からスクリーン202に映し出される。
なお、プレゼンテーション用ルートフォルダにプレゼンテーション用の画像ファイルが格納されていない場合は、図13( b) に示すように、再生する画像がない旨のメッセージが液晶モニタ30に表示される。
画像のコマ送り、拡大・縮小等の操作は、上述した第1の実施の形態のデジタルカメラと同様に、すべて再生モード時と同じ操作で行われる。すなわち、画像のコマ送りは、十字ボタン34で行われ、画像の拡大・縮小は、ズームボタン32で行われる。また、画像の拡大表示中に十字ボタン34が操作されると、その十字ボタン34を操作した方向に画像がスクロールする。
また、画像再生中にDISPボタン38が押されると、マルチ再生が行われ、図13( c) に示すように、最大9枚のプレゼンテーション用の画像ファイルのサムネイル画像が一度に液晶モニタ30及びプロジェクタに表示される。そして、この中の任意のサムネイル画像をカーソルで選択し、DISPボタン38を押すと、そのカーソルで選択された画像が液晶モニタ30及びプロジェクタ200に拡大表示される。
また、再生メニューからスライドショーを実行すると、プレゼンテーション用ルートフォルダに格納されているプレゼンテーション用の画像ファイルが一定間隔で順次自動再生されて、スライドショーが行われる。
このように、本実施の形態のデジタルカメラにおいても、プレゼンテーションモードに設定すると、プレゼンテーション用の画像ファイル(ここでは、プレゼンテーション用ルートフォルダに格納された画像ファイル)のみを再生する。これにより、プレゼンテーション中に誤って関係のない画像ファイルを表示してしまうようなミスを未然に防止することができる。
なお、本実施の形態では、プレゼンテーション用ルートフォルダの中に直接プレゼンテーション用の画像ファイルを格納するようにしているが、図14に示すように、プレゼンテーション用ルートフォルダの下位層に更にフォルダ(プレゼンテーション用フォルダ)を作成し、このプレゼンテーション用フォルダの中にプレゼンテーション用の画像ファイルを格納するようにしてもよい。
以下、プレゼンテーション用ルートフォルダの下位層にプレゼンテーション用フォルダを作成してプレゼンテーション用の画像ファイルを格納した場合におけるデジタルカメラの処理動作について説明する。
図14に示すように、デジタルカメラで撮影された画像ファイルは、所定の記録フォーマット(ここでは、DCF形式)に従って記憶メディア150に記録される。すなわち、DCFイメージルートフォルダ(フォルダ名:DCIM)の下位層に作成されたDCFフォルダ(フォルダ名:***_FUJI(***はフォルダ番号))に格納される。
一方、プレゼンテーション用の画像ファイルは、ルートフォルダの直下にプレゼンテーション用ルートフォルダ(フォルダ名:PLIM)を作成し、そのプレゼンテーション用ルートフォルダの下位層に作成されたプレゼンテーション用フォルダ(フォルダ名:PL_***(***はフォルダ番号))に格納される。このプレゼンテーション用フォルダは、プレゼンテーション単位で作成される。
電源/モードスイッチ24をプレゼン位置に合わさて、カメラのモードをプレゼンテーションモードに設定すると、CPU110は、メディアコントローラ148を介してプレゼンテーション用ルートフォルダ(フォルダ名:PLIM)に作成されているプレゼンテーション用フォルダ(フォルダ名:PL_***)の一覧を取得する。
そして、図15( a) に示すように、再生リストとして、プレゼンテーション用ルートフォルダに作成されているプレゼンテーション用フォルダの一覧を液晶モニタ30に表示させる。この再生リストには、プレゼンテーション用フォルダとともにカーソルが表示される。ユーザは、このカーソルで再生対象とするプレゼンテーション用フォルダを選択し(カーソルを十字ボタン38の操作で移動させて選択する。)、MENU/OKボタン36を押す。
再生対象とするプレゼンテーション用フォルダが選択されると、CPU110は、メディアコントローラ148を介して選択されたプレゼンテーション用フォルダに格納されているプレゼンテーション用の画像ファイルの中からファイル名順で先頭の画像ファイルを読み出させる。
読み出された画像ファイルの圧縮画像データは、圧縮・伸張処理回路146に加えられ、非圧縮の画像データにされたのち、LCD/ビデオエンコーダ154に加えられる。LCD/ビデオエンコーダ154は、CPU110からの指令に従って、その画像データが示す画像を液晶モニタ30に表示するための信号を生成し、液晶モニタ30に出力する。また、その画像データが示す画像をプロジェクタ200に表示するための信号を生成して、映像出力端子48に出力する。
これにより、図15( b)に示すように、選択されたプレゼンテーション用フォルダに格納されているプレゼンテーション用の画像ファイルが表す画像が、液晶モニタ30に表示されるとともに、プロジェクタ200に出力され、プロジェクタ200からスクリーン202に映し出される。
なお、プレゼンテーション用フォルダにプレゼンテーション用の画像ファイルが格納されていない場合は、再生する画像がない旨のメッセージが液晶モニタ30に表示される(図13(b)参照)。
また、プロジェクタ200への出力は、プレゼンテーション用の画像ファイルの再生時のみ行い、再生対象とするフォルダの選択画面等は液晶モニタ30にのみ表示されるようにしてもよい。
画像のコマ送り、拡大・縮小等の操作は、上記同様、すべて再生モード時と同じ操作で行われる。すなわち、画像のコマ送りは、十字ボタン34で行われ、画像の拡大・縮小は、ズームボタン32で行われる。また、画像の拡大表示中に十字ボタン34が操作されると、その十字ボタン34を操作した方向に画像がスクロールする。
また、画像再生中にDISPボタン38が押されると、マルチ再生が行われ、図15( c) に示すように、最大9枚のプレゼンテーション用の画像ファイルのサムネイル画像が一度に液晶モニタ30及びプロジェクタに表示される。そして、この中の任意のサムネイル画像をカーソルで選択し、DISPボタン38を押すと、そのカーソルで選択された画像が液晶モニタ30及びプロジェクタ200に拡大表示される。
また、再生メニューからスライドショーを実行すると、選択されたプレゼンテーション用フォルダに格納されているプレゼンテーション用の画像ファイルが一定間隔で順次自動再生されて、スライドショーが行われる。
このようにプレゼンテーションごとにプレゼンテーション用フォルダを作成してプレゼンテーション用の画像ファイルを格納することにより、プレゼンテーションごとの画像ファイルの管理が容易になり、誤って関係のないプレゼンテーション用の画像ファイルが再生されるのを有効に防止することができる。
なお、プレゼンテーション用ルートフォルダ及びプレゼンテーション用フォルダのフォルダ名については、上記実施の形態に示したものに限らず、他のフォルダ名を付けてもよい。また、プレゼンテーション用フォルダのフォルダ名に関しては、ユーザが自由に付与できるようにしてもよい。これにより、プレゼンテーション用フォルダの管理が更に容易になる。
また、上記例では、プレゼンテーション用ルートフォルダの下位層にプレゼンテーション用フォルダを作成し、そのプレゼンテーション用フォルダにプレゼンテーション用の画像ファイルを格納するようにしているが、プレゼンテーション用フォルダの下位層に更にフォルダを作成し、そのフォルダにプレゼンテーション用の画像ファイルを格納できるようにしてもよい。
なお、プレゼンテーション用の画像ファイルに関しては、たとえば、デジタルカメラをパーソナルコンピュータ等の外部機器に接続し、その接続先の機器から取り込むようにしてもよいし、また、記憶メディア150をデジタルカメラから取り外し、パーソナルコンピュータ等の他の機器で記録するようにしてもよい。あるいは、デジタルカメラ内で記録済みの画像ファイルをプレゼンテーション用フォルダ(又はプレゼンテーション用ルートフォルダ)にコピーして格納してもよい。以下、記録済みの画像ファイルをプレゼンテーション用フォルダ(又はプレゼンテーション用ルートフォルダ)にコピーする場合の処理について説明する。
まず、カメラのモードを再生モードに設定し、図16(a)に示すように、コピー対象とする画像を液晶モニタ30に表示させる。
ユーザは、この状態でMENU/OKボタン36を押す。MENU/OKボタン36が押されると、CPU110は、図16(b)に示すように、液晶モニタ30に再生メニューを表示させる。ユーザは、この再生メニューの中からカーソルで「コピー」の項目を選択する。
コピーの項目が選択されると、CPU110は、図16(c)に示すように、複写先となるプレゼンテーション用フォルダ(又はプレゼンテーション用ルートフォルダ)の一覧を液晶モニタ30に表示させる。ユーザは、この一覧表示されたフォルダの中から複写先とするフォルダをカーソルで選択し、MENU/ OKボタン36を押す。
なお、「新規作成」を選択すると、指定した階層にフォルダを新規作成できるものとする。
MENU/OKボタン36が押されると、CPU110は、再生中の画像ファイルを指定されたフォルダにコピーする。
このように、デジタルカメラ内で記録済みの画像ファイルをプレゼンテーション用フォルダ(又はプレゼンテーション用ルートフォルダ)にコピーしてプレゼンテーション用の画像ファイルを生成してもよい。
なお、上記例では、選択した画像ファイルを指定されたフォルダにコピーするようにしているが、指定されたフォルダに実体をコピーするのではなく、ショートカットファイルを作成するようにしてもよい。これにより、記憶メディアの容量が不要に圧迫されるのを防止することができる。なお、この場合、実体のコピーあるいはショートカットファイルの作成をユーザが選択できるようにしてもよい。
また、上述した一連の実施の形態では、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例に説明したが、本発明の適用は、これに限定されるものではない。たとえば、デジタルカメラの他、ビデオカメラやカメラ付携帯電話等にも適用することができる。
なお、カメラ付き携帯電話に適用する場合には、次のように構成することが好ましい。すなわち、そのカメラ付き携帯電話に留守番応答機能が備えられている場合には、プレゼンテーションモードに設定すると、プレゼンテーションモード中の着信に対して自動的に留守番応答されるように構成する。
また、そのカメラ付き携帯電話にマナーモード機能(着信に対して振動又はLEDの発光で着信を通知する機能)が備えられている場合には、プレゼンテーションモードに設定すると、プレゼンテーションモード中の着信に対して自動的にマナーモードに設定され、振動又はLEDの発光で着信を通知するように構成する。
あるいは、プレゼンテーションモード中に着信があると、カメラ付き携帯電話機に備えられた液晶モニタにのみ着信がある旨のメッセージが表示されるように構成する(カメラ付き携帯電話機に接続したプロジェクタやテレビモニタ等の外部表示装置には表示させないようにする。)。
なお、プレゼンテーションモード中の着信に対して自動的に留守番応答するとともに、自動的にマナーモードに設定するようにしてもよいし、また、自動的に留守番応答するとともに、着信メッセージを表示させるようにしてもよい。上記の機能を複数組み合わせて作動させてもよい。
10…デジタルカメラ、12…カメラボディ、14…撮影レンズ、16…ファインダ窓、18…ストロボ、20…マイク、22…シャッターボタン、24…電源/モードスイッチ、24A…電源/モードスイッチ、26…モードダイヤル、28…ファインダ接眼部、30…液晶モニタ、32…ズームボタン、34…十字ボタン、36…MENU/OKボタン、38…DISPボタン、40…BACKボタン、42…スピーカ、44…USB端子、46…電源端子、48…映像出力端子、50…絞り、110…CPU、112…操作部、114…バス、116…ROM、118…EEPROM、120…メモリ(SDRAM)、122…VRAM、126…光学ユニット、128…フォーカスモータドライバ、130…ズームモータドライバ、132…アイリスモータドライバ、134…撮像素子、136…タイミングジェネレータ(TG)、138…アナログ処理回路、140…A/D変換器、142…画像入力コントローラ、144…画像信号処理回路、146…圧縮・伸張処理回路、148…メディアコントローラ、150…記憶メディア(メモリカード)、152…USBインターフェース、154…LCD/ビデオエンコーダ、156…OSD回路、158…AE/AWB検出回路、160…AF検出回路、164…音声信号処理回路、166…D/A変換器、168…アンプ(AMP)、170…アンプ(AMP)、172……自動レベルコントローラ(ALC)、176…A/D変換器、、184…タイマ、200…プロジェクタ、202…スクリーン
Claims (13)
- 撮影モードに設定されると、撮影指示に応じて撮像素子から得られる画像データを所定フォーマットの画像ファイルとして記憶メディアに記録し、再生モードに設定されると、再生指示に応じて前記記憶メディアに記録されている画像ファイルが表す画像を表示手段及び電気的に接続された外部表示装置に出力する撮像装置において、
前記撮影モード又は前記再生モードからプレゼンテーションモードに設定するモード切替手段と、
前記プレゼンテーションモードに設定されると、再生指示に応じて前記記憶メディアに格納されているプレゼンテーション用の画像ファイルを抽出し、該画像ファイルが表す画像を前記表示手段及び前記外部表示装置に出力する再生制御手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 前記再生制御手段は、前記外部表示装置に対して前記プレゼンテーション用の画像ファイルが表す画像のみを出力する一方、前記表示手段に対して前記プレゼンテーション用の画像ファイルが表す画像に所定の文字情報を重ねて出力することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記モード切替手段は、機械的スイッチで構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
- 前記再生制御手段は、前記再生モード時と同一の再生指示に従って前記プレゼンテーション用の画像ファイルを再生処理することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の撮像装置。
- 基地局と無線で接続されて他の端末と無線で交信する無線電話機能を備えたことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の撮像装置。
- 前記プレゼンテーションモード中の着信に対して留守番応答する留守番応答手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 前記プレゼンテーションモード中に着信があると、前記表示手段に着信がある旨のメッセージを表示する着信メッセージ表示手段を備えたことを特徴とする請求項5又は6に記載の撮像装置。
- 前記プレゼンテーションモード中に着信があると、振動で着信を通知する振動手段を備えたことを特徴とする請求項5、6又は7に記載の撮像装置。
- 前記再生制御手段は、他の機器で生成された画像ファイルを前記プレゼンテーション用の画像ファイルとして抽出し、該画像ファイルが表す画像を前記表示手段及び前記外部表示装置に出力することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8に記載の撮像装置。
- 前記再生制御手段は、前記記憶媒体の記憶領域に作成された特定のプレゼンテーション用フォルダに格納されている画像ファイルを前記プレゼンテーション用の画像ファイルとして抽出し、該画像ファイルが表す画像を前記表示手段及び前記外部表示装置に出力することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8に記載の撮像装置。
- 前記記憶媒体に記憶されている画像ファイルを前記プレゼンテーション用フォルダにコピーするコピー手段を備えたことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
- 前記コピー手段は、前記記憶媒体に記憶されている画像ファイルのショートカットファイルを前記プレゼンテーション用フォルダに作成することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
- 前記プレゼンテーション用の画像ファイルが、プレゼンテーション単位で前記プレゼンテーション用フォルダの下位層に形成されたフォルダに格納され、前記プレゼンテーションモードに設定されると、再生リスト表示指示に応じて前記プレゼンテーション用フォルダの下位層に形成されているフォルダを前記表示装置にサムネイル表示させる再生リスト表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
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2004
- 2004-06-29 JP JP2004191945A patent/JP2006014217A/ja active Pending
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