JP2006087014A - Layer-2 switch - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、IP(Internet Protocol)ネットワークにおけるルータ・ルータ間または
ルータ・ホスト(LAN(Local Area Network)収容端末であるホストコンピュータ)間を接続するためのレイヤ2スイッチに関し、特にパケット形態のマルチキャストフレーム転送のためのQoS(Quality of Service:サービス品質)設定機能を有するレイヤ2スイッチに関する。
The present invention relates to a
レイヤ2スイッチは、IPネットワークにおいて、パケット形態のマルチキャストフレームをブロードキャストフレームと同じように入ポート以外の同一セグメント内の残りの全てのポート(出ポート)に転送する、つまりフラッディングする。このとき、マルチキャストフレームの受信を希望するルータまたはホストが接続されていないポートにこのフレームを転送すると、当該ポートでは無用なマルチキャストフレームによって帯域(伝送帯域)が無駄に消費(使用)されることを免れない。
In the IP network, the
この問題を回避するために、レイヤ2スイッチにおいては、ルータ・ルータ間で取り交わされるPIM−DM(Protocol Independent Multicast-Dense Mode)、PIM−SM
(Protocol Independent Multicast-Sparse Mode)、PIM−SSM(Protocol Independent Multicast-Source Specific Multicast)またはDVMRP(Distance Vector Multicast Routing Protocol)などのマルチキャスト制御用プロトコル(ルーティングプロトコル)の内容をスヌーピング(snooping:覗き見)することにより、またルータ・ホスト間ではIGMP(Internet Group Management Protocol)またはMLD(Multicast Listener Discovery)などのマルチキャスト制御用プロトコルの内容をスヌーピングすることにより、パケット形態のマルチキャストフレームを転送すべきポートを決定している。
In order to avoid this problem, in the
(Snooping) the contents of multicast control protocols (routing protocols) such as (Protocol Independent Multicast-Sparse Mode), PIM-SSM (Protocol Independent Multicast-Source Specific Multicast), or DVMRP (Distance Vector Multicast Routing Protocol) By snooping the contents of multicast control protocols such as IGMP (Internet Group Management Protocol) or MLD (Multicast Listener Discovery) between the router and host, the port to which the multicast frame in packet form is to be transferred is determined. is doing.
しかし、従来のレイヤ2スイッチでは、スヌーピングした結果に基づいて、マルチキャストグループのフレームをポートに転送するか否かの制御しか行っていない。このため、ポートにマルチキャストフレームが転送されてきた場合、優先度や帯域において通常のユニキャストフレームと同等に扱われる。マルチキャストフレームは特定の用途で使用されることが多いが、ポート上で優先度や帯域などのQoSを設定したい場合、ポート毎に予め手動(コマンド入力)で設定しておく必要がある。
However, the
QoSを制御する場合、転送対象のマルチキャストフレームのために固定的に専用キューを割り当てるので、マルチキャストフレームが流れていない時間もキュー予約状態が継続され、キュー数が消費される。さらに、当該キューに帯域を固定的に割り当て、他のトラフィックとは排他的に使用する場合、マルチキャストフレームが流れていない時間においては、帯域の無駄な使用を招く。
本発明の課題は、ルータまたはホストからレイヤ2スイッチにマルチキャストフレームの転送要求があり、レイヤ2スイッチにおいて転送設定がされている間のみ、転送対象のマルチキャストフレームにキューを割り当てることを可能にする手法を提供することにある。
An object of the present invention is to make it possible to assign a queue to a multicast frame to be transferred only when there is a multicast frame transfer request from the router or host to the
上記課題を解決するために、本発明のレイヤ2スイッチは、マルチキャスト制御用フレームをスヌーピングすることにより、ルータまたはホストに接続される必要なポートのみへパケット形態のマルチキャストフレームを転送するレイヤ2スイッチであって;
設定指示に従い複数のポート間のレイヤ2スイッチングを行うスイッチ部と;
このスイッチ部を流れる前記マルチキャスト制御用フレームをスヌーピングして得られるマルチキャスト制御用メッセージ内容のマルチキャストアドレス及びこのメッセージが届いた発信元ポート情報に基づき、転送対象マルチキャストフレームを転送すべき前記スイッチ部のポートを決定して前記スイッチ部に対してスイッチパスの設定を指示するとともに、前記転送対象マルチキャストフレームを一時的に格納する少なくとも1つのキュー及びそのキューのQoSを決定して設定指示する制御部と;
前記制御部からの設定指示に従い前記転送対象マルチキャストフレームを所定のキューに入力するクラシファイアと;
前記制御部からの設定指示に従い前記所定のキューのQoSを設定するスケジューラとを備え;
前記制御部は、スヌーピングした情報に基づいて前記マルチキャストフレームの転送設定の解除を認識したとき、前記スイッチ部、前記クラシファイア及び前記スケジューラに設定解除を要求する
レイヤ2スイッチ。
In order to solve the above problems, the
A switch unit that performs
Based on the multicast address of the multicast control message content obtained by snooping the multicast control frame flowing through this switch unit, and the port of the switch unit to which the multicast frame to be transferred is to be transferred based on the source port information to which this message has arrived A control unit for instructing the switch unit to set a switch path and determining and instructing to set at least one queue for temporarily storing the multicast frame to be transferred and the QoS of the queue;
A classifier that inputs the multicast frame to be transferred to a predetermined queue in accordance with a setting instruction from the control unit;
A scheduler that sets QoS of the predetermined queue in accordance with a setting instruction from the control unit;
When the control unit recognizes the cancellation of the multicast frame transfer setting based on the snooping information, the control unit requests the switch unit, the classifier, and the scheduler to cancel the setting.
この構成において、前記制御部は、操作者から予めまたは動的に設定されるマルチキャストアドレスに対する使用キュー及びこの使用キューのQoSを含む情報を第1のリストに記憶し、この第1のリストの情報に基づいて、前記転送対象マルチキャストフレームを転送するべきポート対応の前記クラシファイアに対してマルチキャストアドレスとその割り当てキューとの設定を指示し、かつ前記転送すべきポート対応の前記スケジューラに対してはキューのQoS設定を指示する。 In this configuration, the control unit stores, in the first list, information including a use queue for a multicast address set in advance or dynamically by an operator and QoS of the use queue, and information on the first list. The multicast address and its allocation queue are instructed to the classifier corresponding to the port to which the multicast frame to be forwarded is to be forwarded, and the scheduler corresponding to the port to be forwarded is queued. Instructs QoS setting.
さらに、前記制御部は、スヌーピング情報として、前記スイッチ部から前記マルチキャスト制御用メッセージとこのメッセージが届いた前記発信元ポート情報とが転送されたとき、前記マルチキャスト制御用メッセージ中のマルチキャストアドレスを読み出し、前記発信元ポート情報とともに第2のリストに書き込む。 Further, the control unit reads the multicast address in the multicast control message when the multicast control message and the source port information to which the message has arrived are transferred from the switch unit as snooping information, Write to the second list along with the source port information.
さらに、前記制御部は、前記第2のリストへの書き込み後、前記第2のリスト内のマルチキャストアドレスと前記第1のリスト内のマルチキャストアドレスとを比較し、両マルチキャストアドレスが一致した場合には、前記第1のリストから使用キューの情報とQoS設定情報とを読み出し、前記マルチキャスト制御用メッセージが届いた発信元ポート対応の前記クラシファイア及び前記スケジューラに対して設定要求を行うことが可能である。 Furthermore, after the writing to the second list, the control unit compares the multicast address in the second list with the multicast address in the first list, and if both multicast addresses match It is possible to read use queue information and QoS setting information from the first list and make a setting request to the classifier and scheduler corresponding to the source port to which the multicast control message has arrived.
本発明によれば、レイヤ2スイッチにおいて、マルチキャストフレームが流れるときのみ、当該マルチキャストフレームに対しキューを割り当てるという制御が可能となる。この制御によって、マルチキャストフレームに対して固定的に帯域を割り当て、その帯域は他のトラフィックに使用させないQoS制御を行いたい場合でも、当該マルチキャストフレームの転送がない時間においては帯域が割り当てられないため、マルチキャストフレーム未転送時の帯域を有効に使うことができる。
According to the present invention, in the
また、マルチキャストフレームは、実際の使用において放送型の動画ストリーミング等の使用が想定されるが、この場合、1チャンネルに対して1つのマルチキャストアドレスが割り当てられることになり、多くのマルチキャストアドレスがレイヤ2スイッチ上で転送または停止設定される。ここで、QoSを設定したい場合、ラウンドロビン手法により
キューに対して帯域を割り当てる場合は帯域の制限はないが、個々のアドレスに対して固定的にキューを割り当てておく手法では、有限数のキューが足りなくなる可能性が高い。また、マルチキャスアドレス全体を1つのキューに設定する構成では、複数のマルチキャストフレームが同時に転送される場合やアドレス毎に帯域を変えたい場合に対応できない。
In addition, in the actual use of the multicast frame, it is assumed that broadcast type video streaming is used. In this case, one multicast address is assigned to one channel, and many multicast addresses are
これに対し、本発明を適用すれば、少ない数のキューで多くのチャンネルを扱うことが可能になるだけでなく、チャンネル毎に帯域を設定することが可能となる。 On the other hand, when the present invention is applied, not only can a large number of channels be handled with a small number of queues, but also a band can be set for each channel.
本発明の他の目的、特徴及び利点は、図面及び併記の特許請求の範囲とともに取り上げられる際に、以下に記載される明細書を読むことにより明らかになるであろう。 Other objects, features and advantages of the present invention will become apparent upon reading the specification set forth below when taken in conjunction with the drawings and the appended claims.
以下、添付図面を参照して、本発明について更に詳細に説明する。図面には本発明の好ましい実施形態が示されている。しかし、本発明は、多くの異なる形態で実施されることが可能であり、本明細書に記載される実施形態に限定されると解釈されてはならない。むしろ、これらの実施形態は、本明細書の開示が徹底的かつ完全となり、当業者に本発明の範囲を十分に伝えるように提供される。 Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to the accompanying drawings. The drawings show preferred embodiments of the invention. However, the invention can be implemented in many different forms and should not be construed as limited to the embodiments set forth herein. Rather, these embodiments are provided so that this disclosure will be thorough and complete, and will fully convey the scope of the invention to those skilled in the art.
[構成]
(IPネットワークシステム)
本発明の一実施の形態におけるレイヤ2スイッチSWが適用されるIPネットワークシステムSYSの構成を示す図1を参照すると、このIPネットワークシステムSYSにおいては、複数のマルチキャストサーバSVのいずれかで生成されたマルチキャストパケットは、それぞれLAN収容端末である複数のホスト(ホストコンピュータ)HTに対して送信される。
[Constitution]
(IP network system)
Referring to FIG. 1 showing the configuration of an IP network system SYS to which the
レイヤ2スイッチSWは、マルチキャストパケット(マルチキャストフレーム)の配信先及び配信ルートを決定するとき、ルータRT・ルータRT間ではPIM−DM、PIM−SM、PIM−SSM、またはDVMRPなどのマルチキャスト制御用プロトコル(ルーティングプロトコル)、またルータRT・ホストHT間ではIGMPまたはMLDなどのマルチキャスト制御用プロトコルを用いることにより、マルチキャストパケットの転送対象のルータRTまたはホストHTを決定する。この一実施の形態では、これらのマルチキャスト制御用プロトコルに則って転送(伝送を含む)されるパケット形態のフレームをマルチキャスト制御用フレームと称する。
When the
ルータRT・ルータRT間またはルータRT・ホストHT間に位置するレイヤ2スイッチSWは、ルータRTまたはホストHTへの配信先及び配信ルート決定用のマルチキャスト制御フレームをスヌーピングすることにより、必要なポート(出ポートまたは送信ポート)のみへパケット形態のマルチキャストフレームを転送する。
The
(レイヤ2スイッチ)
図2は図1におけるレイヤ2スイッチSWの構成例を示す。レイヤ2スイッチSWにおいて、マルチキャストトラフィック制御部10は、内部スイッチ(スイッチ部)20を流れるマルチキャスト制御用フレームをスヌーピングして得られるマルチキャスト制御用プロトコルのメッセージ及び発信元(送信元)ポート情報に基づき、マルチキャストフレームを入力する(一時的に、格納する)キュー(#1〜#n)30及びそのキュー30のQoS設定を決定し、クラシファイア40及びスケジューラ50にそれぞれ設定指示する。
(
FIG. 2 shows a configuration example of the
クラシファイア40は、マルチキャストトラフィック制御部10からの設定情報(設定
指示)に従い、転送対象のマルチキャストフレームを所定のキュー30に入力する。スケジューラ50は、マルチキャストトラフィック制御部10からの設定情報に従い、そのキュー30の帯域及び優先度などのQoSを設定する。
The
また、マルチキャストトラフィック制御部10は、スヌーピングした情報に基づいてマルチキャストフレームの転送設定の解除を認識した場合、クラシファイア40及びスケジューラ50に設定解除を要求し、クラシファイア40及びスケジューラ50を初期状態に戻す。
When the multicast
レイヤ2スイッチSWにおいては、この機能により、ルータRTまたはホストHTがマルチキャストフレームの転送を要求し、転送設定がされている間のみ、転送対象のマルチキャストフレームにキュー30を割り当てることが可能となる。
In the
一層詳述すると、レイヤ2スイッチSWにおける内部スイッチ20は、複数のインターフェース部(#1〜#n)60に対応した複数のポート(#1〜#n)21を有し、ポート21間のレイヤ2スイッチングを行う。内部スイッチ20は、マルチキャスト制御用フレームがスイッチ内部を通った場合、そのフレームをコピーし、どのポート21で受信したかを示す情報(発信元ポート番号)と共に、マルチキャストトラフック制御部10に転送する機能を有する。
More specifically, the
さらに、内部スイッチ20は、マルチキャストトラフィック制御部10からの設定指示(マルチキャストフレームの宛先MAC(Media Access Control)アドレス及びその転送ポート)に従い、マルチキャストフレームを設定指示対応のポート21にのみ転送する機能を有する。
Further, the
マルチキャストトラフィック制御部10は、内部スイッチ20から転送されたマルチキャスト制御用フレームのメッセージ内容と受信ポートの情報(発信元ポート情報)とに基づいて、当該メッセージが指定したマルチキャストフレームを転送するべき転送ポート(出ポートまたは送信ポート)21を決定し、内部スイッチ20に対して転送ルート(スイッチパス)の設定を指示する。
Based on the message contents of the multicast control frame transferred from the
また、マルチキャストトラフィック制御部10は、操作者が予めまたは動的に設定したマルチキャストアドレスに対する使用キュー、帯域及び優先度を含む設定用リストに基づいて、当該ポート21対応のクラシファイア40に対して当該マルチキャストアドレスとその割り当てキュー30との設定を指示し、かつ当該ポート21対応のスケジューラ50に対しては当該キュー30のQoS設定(スケジューリング設定)を指示する。ここでは、操作者がパーソナルコンピータなどの操作端末から設定用リストをレイヤ2スイッチSWの専用ポート70を介してマルチキャストトラフィック制御部10に入力する場合、ネットワークの通信回線(伝送路)を通して専用ポート70に送信するか、操作端末から専用ポート70に直接送信する。
In addition, the multicast
各クラシファイア40は、内部スイッチ20の複数のポート(#1〜#n)21のそれぞれに対応して設けられ、各ポート21の送信側(出ポート)と、各クラシファイア40対応の複数のキュー30とに接続されている。各クラシファイア40は、内部保持(記憶)している定義情報(フレーム条件(マルチキャストアドレス)と、当該フレームを転送するキュー30との対応リスト)に基づき、内部スイッチ20のポート21からの送信フレームをQoSのクラスに分け、対応するキュー30に転送する。また、クラシファイア40は、マルチキャストトラフィック制御部10からの設定指示に従い、この定義情報を更新する。
Each
各クラシファイア40対応の複数のキュー(#1〜n)30はクラシファイア40とスケジューラ50とにそれぞれ接続され、転送対象のマルチキャストフレームを一時的に記憶する。
A plurality of queues (# 1 to n) 30 corresponding to each
各スケジューラ50は、内部スイッチ20の各ポート21対応に設けられ、複数のキュー30と各インターフェース部60の送信側とに接続されている。各スケジューラ50は、複数のキュー30から順番にフレームを読み出して対応のインターフェース部60に転送したり、キュー30からの読み出し順番を制御することにより、各キュー30単位での帯域制御や優先制御を行う。
Each
すなわち、例えばインターフェース部60に接続されているネットワークの通信回線の帯域が100Mbps/max.であり、第1のキュー(#1)30に帯域20Mbps(固定帯域)が設定され、かつ第2のキュー(#2)30に帯域10Mbps(固定帯域)が設定されている場合、スケジューラ50は、第1のキュー(#1)30からは読み出し周期の5回に1回、かつ第2のキュー(#2)30からは読み出し周期の10回に1回の割り当てでマルチキャストフレームを読み出すように制御する。また、各スケジューラ50は、マルチキャストトラフィック制御部10からの設定指示に従い、キュー30の帯域や優先度を変更する機能を有する。
That is, for example, the bandwidth of the communication line of the network connected to the
各インターフェース部60は、他装置(ルータRTまたはホストHT)との接続においてレイヤ1を終端する。各インターフェース部60は、他装置からの受信フレームを対応する内部スイッチ20におけるポート21の受信側(受信ポート)に転送し、対応のスケジューラ50からの送信フレームを他装置へ送信する。
Each
(マルチキャストトラフィック制御部)
図3は図2におけるマルチキャストトラフィック制御部10が保持する情報の詳細を示す。マルチキャストトラフィック制御部10は、操作者から入力された指定マルチキャストアドレスまたはマルチキャストアドレスの範囲対応のマルチキャストフレームをどのキュー30に入れるかを対応付けた設定用リスト11を保持している。
(Multicast traffic controller)
FIG. 3 shows details of information held by the multicast
マルチキャストトラフィック制御部10は、スヌーピング情報として、内部スイッチ20からマルチキャスト制御用メッセージ(設定用)を含むフレームとこのメッセージが届いたポートの情報(発信元ポート情報)とが転送されたとき、メッセージ中のマルチキャストアドレスを読み出し、発信元ポート情報と共にスヌーピング結果リスト12に書き込む。
When the frame including the multicast control message (for setting) and the information of the port (the source port information) from which this message has arrived are transferred from the
マルチキャストトラフィック制御部10は、スヌーピング結果リスト12への書き込み後、スヌーピング結果リスト12内のマルチキャストアドレスと設定用リスト11内のマルチキャストアドレスとを比較し、両者が一致した場合には、設定用リスト11から使用するキュー30の番号(#1〜#n)と帯域及び優先度のQoS設定情報とを読み出す。
After writing to the snooping
続いて、マルチキャストトラフィック制御部10は、クラシファイア40に対する設定要求メッセージ(アドレス及び使用するキュー30の情報を含む)と、スケジューラ50に対する設定要求メッセージ(キュー番号及びスケジューリング手法の情報を含む)とを作成し、マルチキャスト制御用メッセージ(設定用)が届いたポート21対応のクラシファイア40及びスケジューラ50に対して設定要求を行う。
Subsequently, the multicast
マルチキャストトラフィック制御部10は、転送解除時には、マルチキャスト制御用プロトコルの種類に応じて次の2つの手法(A),(B)を使用する。
(A)ホストからの設定解除要求による解除
マルチキャストトラフィック制御部10は、内部スイッチ20からマルチキャスト制御用メッセージ(解除用)及びこのメッセージが届いたポート情報(発信元ポート情報)が転送された場合、このメッセージ中のマルチキャストアドレスを読み出し、スヌーピング結果リスト12の内容と比較する。比較した結果、当該マルチキャストアドレスがスヌーピング結果リスト12に存在する場合は、当該マルチキャストアドレスがスヌーピング結果リスト12から削除される。
The multicast
(A) Cancellation by setting cancellation request from host When the multicast
マルチキャストトラフィック制御部10は、スヌーピング結果リスト12からマルチキャストアドレスを削除した後、当該マルチキャストアドレスを設定用リスト11の内容と比較する。マルチキャストトラフィック制御部10は、両者が一致した場合には、クラシファイア40に対する設定解除要求メッセージ(アドレス情報を含む)と、スケジューラ50に対する設定解除要求メッセージ(使用するキュー情報を含む)とを作成し、マルチキャスト制御用メッセージ(解除用)が届いたポート21対応のクラシファイア40及びスケジューラ50に対して設定解除要求を行う。
(B)ルータからのキープアライブ情報による解除
マルチキャストフレームの転送時、ルータRTは定期的にホストHTに対してマルチキャスト制御用メッセージ(キープアライブ)を送信する。ホストHTがこのメッセージに反応しなくなると、ルータRTはマルチキャストフレームの転送設定を停止する。マルチキャストトラフィック制御部10は、内部スイッチ20からマルチキャスト制御用メッセージ(キープアライブ)を受信した場合、メッセージ中のマルチキャストアドレスを読み出し、スヌーピング結果リスト12の内容と比較する。
The multicast
(B) Release by keep-alive information from the router When the multicast frame is transferred, the router RT periodically transmits a multicast control message (keep-alive) to the host HT. When the host HT stops responding to this message, the router RT stops the multicast frame transfer setting. When receiving the multicast control message (keep alive) from the
比較した結果、当該マルチキャストアドレスがスヌーピング結果リスト12に存在する場合は、タイマ13が起動される。マルチキャストトラフィック制御部10は、マルチキャスト制御用プロトコルの規定により定められた時間内にホストHTからキープアライブの応答がない場合、当該マルチキャストアドレスをスヌーピング結果リスト12から削除する。
As a result of the comparison, if the multicast address exists in the snooping
マルチキャストトラフィック制御部10は、スヌーピング結果リスト12からマルチキャストアドレスを削除した後、当該マルチキャストアドレスを設定用リスト11内のマルチキャストアドレスと比較し、両者が一致した場合には、クラシファイア40に対する設定解除要求メッセージ(アドレス情報を含む)とスケジューラ50に対する設定解除要求メッセージ(使用するキュー情報を含む)とを作成し、マルチキャスト制御用メッセージ(解除用)が届いた、つまりキープアライブの応答がないポート21対応のクラシファイア40及びスケジューラ50に対して設定解除要求を行う。
After deleting the multicast address from the snooping
[動作]
次に、図1、図2及び図3に示す本発明の一実施の形態のレイヤ2スイッチSWにおける各種動作例を説明する。
[Operation]
Next, various operation examples in the
(IGMPをスヌーピングする場合の設定動作)
図4は、図2に詳細構成を示す本発明の一実施の形態のレイヤ2スイッチSWにおいて、この設定動作説明に必要な主要部の構成だけを示している。
(Setting operation when snooping IGMP)
FIG. 4 shows only the configuration of the main part necessary for the description of the setting operation in the
ここでは、内部スイッチ20における第1のポート(#1)21に対応するインターフェース部60(図示省略)にネットワークの通信回線を介してルータRTが接続され、かつ第2のポート(#2)21に対応するインターフェース部60(図示省略)に同様にホストHTが接続されている。
Here, the router RT is connected to the interface unit 60 (not shown) corresponding to the first port (# 1) 21 in the
レイヤ2スイッチSWが通常のIGMPスヌーピング機能を実施する場合、初期状態で
はMACアドレスに基づいて識別するため、マルチキャストアドレスを含むフレームはIGMPのメッセージ以外は流れない。
When the
ホストHTはマルチキャストパケットを受信したい場合、受信したいマルチキャストアドレス情報(単に、マルチキャストアドレスと記載することもある)を含んだIGMP report(リポート)メッセージをルータRTに向けて送信する。 When the host HT wants to receive a multicast packet, the host HT transmits an IGMP report (report) message including multicast address information (which may be simply described as a multicast address) to be received to the router RT.
通常のIGMPスヌーピングを行うレイヤ2スイッチSWは、このIGMP reportメッセージ中の受信を要求するマルチキャストアドレスを記憶し、ルータRTに繋がる第1のポート(#1)21からホストHTに繋がる第2のポート(#2)21にこのマルチキャストアドレスを含むマルチキャスト制御用フレームを転送する設定を行う。
The
本発明の一実施の形態のレイヤ2スイッチSWでは、IGMP reportメッセージと受信要求元(発信元)のポート情報(ここでは、ポート番号#2)とを内部スイッチ20からマルチキャストトラフィック制御部10へ送り、マルチキャストトラフィック制御部10で保持する。その後、マルチキャストトラフィック制御部10は受信要求元ポート21対応のクラシファイア40に設定要求を行う。
In the
この設定要求は、クラシファイア40がマルチキャストフレームをクラス分けするためのマルチキャストアドレスと、クラス分けしたマルチキャストフレームを入れるためのキュー30の情報(キュー番号)とを含み、クラシファイア40はマルチキャストトラフィック制御部10からの設定要求受信後、当該マルチキャストアドレスを含むマルチキャストフレームが届いた場合に指定キュー30にこのフレームを転送する。
This setting request includes a multicast address for the
次に、マルチキャストトラフィック制御部10は受信要求元ポート対応のスケジューラ50に設定要求を行う。この設定要求は、クラシファイア40への設定要求にて指定されたキュー30の情報と、スケジューラ50が当該キュー30内のフレームをどのようにスケジューリングするかの情報(帯域及び優先度などのQoS設定情報)とを含む。スケジューラ50はマルチキャストトラフィック制御部10からの設定要求受信後、当該キュー30内のフレームを指示されたQoSでスケジューリングする状態となる。
Next, the multicast
マルチキャストトラフィック制御部10は、内部スイッチ20に対して、受信要求元ポート(#2)21に当該マルチキャストアドレスを含むマルチキャストフレームを転送するように設定要求を行う。
The multicast
(IGMPをスヌーピングする場合の解除動作)
図5は、図2に詳細構成を示す本発明の一実施の形態のレイヤ2スイッチSWにおいて、この解除動作説明に必要な主要部の構成だけを示している。
(Release operation when snooping IGMP)
FIG. 5 shows only the configuration of the main part necessary for explanation of the release operation in the
通常のIGMP(IGMPv1,v2,v3の場合)によるルータ・ホスト間のマルチキャストトラフィックの制御においては、ホストHTはマルチキャストパケットの受信を停止したい場合、ルータRTが定期的に送信しているIGMP query(クエリ)メッセージ、つまり停止したいマルチキャストストリームのマルチキャストアドレス情報を含むキープアライブメッセージに対するIGMP reportメッセージ(キープアライブ応答)を停止する。 In control of multicast traffic between a router and a host by normal IGMP (in the case of IGMPv1, v2, and v3), when the host HT wants to stop receiving multicast packets, the router RT periodically transmits an IGMP query ( Query) message, that is, the IGMP report message (keep alive response) for the keep alive message including the multicast address information of the multicast stream to be stopped is stopped.
IGMPv2,v3では、ホストHTはIGMP reportメッセージの返信停止に先立ち、停止したいマルチキャストストリームのマルチキャストアドレス情報を含んだIGMP leaveメッセージをルータRTに向けて送信する。ルータRTはマルチキャストトラフィックの送信が設定された第1のポート(ポート番号#1)21に対して、
定期的にIGMP queryメッセージを送信し、当該ポートに当該マルチキャストアドレスのトラフィックを受信しているホストHTが存在するか確認する。
In IGMPv2 and v3, the host HT transmits an IGMP leave message including the multicast address information of the multicast stream to be stopped to the router RT before stopping the reply of the IGMP report message. The router RT is connected to the first port (port number # 1) 21 in which transmission of multicast traffic is set.
An IGMP query message is periodically transmitted, and it is confirmed whether or not there is a host HT receiving the traffic of the multicast address at the port.
ルータRTは、IGMPv1,v2,v3においては、IGMP reportメッセージが返ってこない場合、当該ポートへのマルチキャストトラフィックの転送を停止する。ルータRTは、IGMPv2,v3では、先ずホストHTからIGMP leaveメッセージを受信するので、IGMP leaveメッセージを受信した場合、受信したポートに対してIGMP queryメッセージを送信し、当該マルチキャストアドレスのパケットを受信したいホストHTが他にいないか確認する。ルータRTは、IGMP reportメッセージが返ってこない場合、受信したいホストHTが他にいないと判断し、当該ポートへのマルチキャストトラフィックの転送を停止する。 In the IGMPv1, v2, and v3, the router RT stops forwarding the multicast traffic to the port when the IGMP report message is not returned. The router RT first receives an IGMP leave message from the host HT in IGMPv2 and v3. When receiving the IGMP leave message, the router RT wants to transmit an IGMP query message to the received port and receive a packet of the multicast address. Check if there is any other host HT. If the IGMP report message is not returned, the router RT determines that there is no other host HT that it wants to receive, and stops forwarding multicast traffic to the port.
この結果、IGMPスヌーピングを行うレイヤ2スイッチSWでは、IGMP queryメッセージ及びIGMP reportメッセージを監視することにより、IGMPスヌーピング設定を解除する契機として認識することが可能である。
As a result, the
続いて、マルチキャストフレーム転送設定を解除する動作について一層詳述する。ここでは、内部スイッチ20における第1のポート(#1)21に対応するインターフェース部60(図示省略)にネットワークの通信回線を介してルータRTが接続され、かつ第2及び第3のポート(#2,#3)21に対応するインターフェース部60(図示省略)に同様にホストHTがそれぞれ接続されている。また、第2及び第3のポート(#2,#3)21に対してマルチキャストアドレス「01:00:5e:aa:aa:aa:aa」(以下「aaa」と略記)のマルチキャストフレームの転送設定がされている。ルータRTからは定期的にIGMP queryメッセージが送信される。また、ホストHTからのIGMP leaveメッセージの受信を契機として、IGMP queryメッセージがルータRTから送信される。
Next, the operation for canceling the multicast frame transfer setting will be described in more detail. Here, the router RT is connected to the interface unit 60 (not shown) corresponding to the first port (# 1) 21 in the
通常のIGMPスヌーピング機能を有するレイヤ2スイッチSWでは、ルータRTから送信されたIGMP queryメッセージを内部スイッチ20の第1のポート(#1)21から他の全てのポート(ここでは、第2及び第3のポート(#2,#3))21を介して各ホストHTに転送し、それに応答するIGMP reportメッセージが各ホストHTから返送されなければ、マルチキャストトラフィックの転送設定を解除する。
In the
本発明の一実施の形態のレイヤ2スイッチSWでは、ルータRTから送信されたIGMP queryメッセージを内部スイッチ20の第1のポート(#1)21から他の全てのポート(ここでは、第2及び第3のポート(#2,#3))21を介して各ホストHTに転送すると共に、このIGMP queryメッセージを内部スイッチ20からマルチキャストトラフィック制御部10に送る。マルチキャストトラフィック制御部10は、このIGMP queryメッセージを内部スイッチ20から受け取った後、タイマ13においてマルチキャストアドレスの転送が設定されているポート(#2,#3)毎にタイマ値のカウント動作を開始する。
In the
その後(タイムアウト前に)、内部スイッチ20は、ホストHTからのIGMP reportメッセージを受信した場合、ルータRTにこのIGMP reportメッセージを転送すると共に、マルチキャストトラフィック制御部10にIGMP reportメッセージとこのIGMP reportメッセージが届いたポート21の情報(ポート番号#2)を転送する。
Thereafter (before the timeout), when the
マルチキャストトラフィック制御部10は、タイマ13がタイムアウトする前に内部スイッチ20からIGMP reportメッセージが届いた場合は、当該ポート対応のタ
イマ13のカウント動作を停止する。マルチキャストトラフィック制御部10は、タイマ13がタイムアウトしたポート21があった場合、タイムアウトしたポート21へのマルチキャストフレームの転送を停止させ、更にタイムアウトしたポート21のQoS設定を解除する。
If the IGMP report message arrives from the
図5では、内部スイッチ20の第2のポート(#2)21がホスト(#1)HTよりIGMP reportメッセージを受信し、かつ第3のポート(#3)21がタイムアウトした場合を例示している。マルチキャストトラフィック制御部10は、内部スイッチ20に対して、ポート(#3)21におけるマルチキャストアドレス「aaa」のマルチキャストフレーム転送設定を解除するように設定解除要求を行う。
FIG. 5 illustrates a case where the second port (# 2) 21 of the
次に、マルチキャストトラフィック制御部10は、ポート(#3)21対応のクラシファイア40に対して、マルチキャストアドレス「aaa」の設定解除要求を行う。この設定解除要求はマルチキャストアドレス情報(「aaa」)を含み、クラシファイア40は設定解除要求を受信後、マルチキャストアドレス「aaa」に関する設定をクリアし、このアドレス「aaa」に対して割り当てられていたキュー30を解放する。
Next, the multicast
また、マルチキャストトラフィック制御部10はポート(#3)21対応のスケジューラ50に設定解除要求を行う。この設定解除要求はマルチキャストアドレス「aaa」のために使用していたキュー30の情報(キュー番号)を含み、スケジューラ50は設定解除要求受信後、当該キュー30に対するスケジューリング設定をクリアし、マルチキャストアドレス「aaa」に対して割り当てられていたキュー30を解放する。
Further, the multicast
これにより、第3のポート(#3)21に対するマルチキャストアドレス「aaa」に関する設定が解除され、マルチキャストアドレス「aaa」が設定される以前の状態に復旧する。 As a result, the setting related to the multicast address “aaa” for the third port (# 3) 21 is canceled, and the state before the multicast address “aaa” is set is restored.
(PIM−SMをスヌーピングする場合の設定動作)
通常のPIM−SMによるルータ・ルータ間のマルチキャストトラフィックの制御において、マルチキャストトラフィックの転送設定時の動作は上述した「IGMPをスヌーピングする場合の設定動作」と同じであり、スヌーピング対象のメッセージがIGMP reportメッセージからPIM−SMのjoinメッセージに代わるだけである。
(Setting operation when snooping PIM-SM)
In the control of multicast traffic between routers and routers by normal PIM-SM, the operation at the time of setting the forwarding of multicast traffic is the same as the above-mentioned “setting operation when snooping IGMP”, and the snooping target message is IGMP report. It just replaces the message with the PIM-SM join message.
(PIM−SMをスヌーピングする場合の解除動作)
図6は、図2に詳細構成を示す本発明の一実施の形態のレイヤ2スイッチSWにおいて、この解除動作説明に必要な主要部の構成だけを示している。
(Release operation when snooping PIM-SM)
FIG. 6 shows only the configuration of the main part necessary for explanation of the release operation in the
通常のPIM−SMによるルータ・ルータ間のマルチキャストトラフィックの制御において、受信ルータRTは、マルチキャストパケットの受信を停止したい場合、送信ルータRTに対して明示的にPIM−SM leaveメッセージを送信する。 In the control of multicast traffic between routers and routers by normal PIM-SM, the receiving router RT explicitly transmits a PIM-SM leave message to the transmitting router RT when it is desired to stop receiving multicast packets.
送信ルータRTは、受信ルータRTから送信されたPIM−SM leaveメッセージを受信すると、PIM−SM leaveメッセージを送信した受信ルータRTに対するマルチキャストトラフィックの転送を停止する。 When receiving the PIM-SM leave message transmitted from the receiving router RT, the transmitting router RT stops forwarding multicast traffic to the receiving router RT that transmitted the PIM-SM leave message.
したがって、PIM−SMをスヌーピングするレイヤ2スイッチSWでは、受信ルータRTからのPIM−SM leaveメッセージを監視することにより、PIM−SMスヌーピング設定を解除するための契機を認識することが可能である。
Therefore, the
続いて、PIM−SMスヌーピングによりレイヤ2スイッチSWにマルチキャストトラ
フィック転送を設定した場合の解除動作について一層詳述する。
Next, the release operation when multicast traffic forwarding is set in the
ここでは、内部スイッチ20における第1のポート(#1)21に対応するインターフェース部60(図示省略)にネットワークの通信回線を介して送信ルータRTが接続され、かつ第2及び第3のポート(#2,#3)21に対応するインターフェース部60(図示省略)に同様に受信ルータ(#1,#2)RTがそれぞれ接続されている。また、第2及び第3のポート(#2,#3)21に対してマルチキャストアドレス「01:00:5e:aa:aa:aa:aa」(以下「aaa」と略記)のマルチキャストフレームの転送設定がされている。
Here, the transmission router RT is connected to the interface unit 60 (not shown) corresponding to the first port (# 1) 21 in the
通常のPIM−SMスヌーピング機能を有するレイヤ2スイッチSWでは、内部スイッチ20の第1のポート(#1)21に第2及び第3のポート(#2,#3)21のどちらかからのPIM−SM leaveメッセージが届いた場合、送信ルータRTにPIM−SM leaveメッセージを転送すると共に、このPIM−SM leaveメッセージが届いた第3のポート(#3)21に対するマルチキャストトラフィックの転送設定を解除する。
In the
本発明の一実施の形態のレイヤ2スイッチSWでは、受信ルータ(#2)RTから送信されたPIM−SM leaveメッセージが第3のポート(#3)21に届いた場合、内部スイッチ20は、送信ルータRTが接続されている第1のポート(#1)21にこのPIM−SM leaveメッセージを転送すると共に、マルチキャストトラフィック制御部10にPIM−SM leaveメッセージとこのPIM−SM leaveメッセージが届いたポートの情報(ポート番号#3)とを転送する。
In the
マルチキャストトラフィック制御部10は、受信ルータRTからのPIM−SM leaveメッセージを受信した第3のポート(#3)21へのマルチキャストフレームの転送を停止させ、更にタイムアウトした第2のポート(#2)21のQoS設定を解除する。
The multicast
図6では、第1のポート(#1)21が第3のポート(#3)21からのPIM−SM
leaveメッセージを受信した場合を例示している。マルチキャストトラフィック制御部10は、内部スイッチ20に対して、ポート(#3)21のマルチキャストアドレス「aaa」のマルチキャストフレーム転送設定を解除するように、設定解除要求を行う。
In FIG. 6, the first port (# 1) 21 is connected to the PIM-SM from the third port (# 3) 21.
The case where a leave message is received is illustrated. The multicast
次に、マルチキャストトラフィック制御部10は、ポート(#3)21対応のクラシファイア40に対して、マルチキャストアドレス「aaa」の設定解除要求を行う。この設定解除要求はマルチキャストアドレス情報(「aaa」)を含み、クラシファイア40は設定解除要求の受信後、マルチキャストアドレス「aaa」に関する設定をクリアし、このアドレス「aaa」に対して割り当てられていたキュー30を解放する。
Next, the multicast
また、マルチキャストトラフィック制御部10はポート(#3)21対応のスケジューラ50に設定解除要求を行う。この設定解除要求はマルチキャストアドレス「aaa」のために使用していたキュー30の情報(キュー番号)を含み、スケジューラ50は設定解除要求の受信後、当該キュー30に対するスケジューリング設定をクリアし、このアドレス「aaa」に対して割り当てられていたキュー30を解放する。
Further, the multicast
これにより、第3のポート(#3)21に対するマルチキャストアドレス「aaa」に関する設定を解除し、このマルチキャストアドレス「aaa」が設定される以前の状態に復旧する。 As a result, the setting related to the multicast address “aaa” for the third port (# 3) 21 is canceled, and the state before the multicast address “aaa” is set is restored.
[変形例]
上述した一実施の形態における各処理は、他のマルチキャスト制御用プロトコルの場合も同様に実施することができる。例えば、マルチキャストグループメンバーの散在状態などの適用ネットワークの相異に応じて、マルチキャスト制御用プロトコルを選択することになる。
[Modification]
Each process in the above-described embodiment can be similarly performed in the case of other multicast control protocols. For example, the multicast control protocol is selected according to the difference in the application network such as the scattered state of the multicast group members.
また、上述した一実施の形態における処理は、コンピュータで実行可能なプログラムとして提供され、CD−ROMやフレキシブルディスクなどの記録媒体、さらには通信回線を経て提供可能である。 The processing in the above-described embodiment is provided as a computer-executable program, and can be provided via a recording medium such as a CD-ROM or a flexible disk, and further via a communication line.
[その他]
(付記1)マルチキャスト制御用フレームをスヌーピングすることにより、ルータまたはホストに接続される必要なポートのみへパケット形態のマルチキャストフレームを転送するレイヤ2スイッチであって;
設定指示に従い複数のポート間のレイヤ2スイッチングを行うスイッチ部と;
このスイッチ部を流れる前記マルチキャスト制御用フレームをスヌーピングして得られるマルチキャスト制御用メッセージ内容のマルチキャストアドレス及びこのメッセージが届いた発信元ポート情報に基づき、転送対象マルチキャストフレームを転送すべき前記スイッチ部のポートを決定して前記スイッチ部に対してスイッチパスの設定を指示するとともに、前記転送対象マルチキャストフレームを一時的に格納する少なくとも1つのキュー及びそのキューのQoSを決定して設定指示する制御部と;
前記制御部からの設定指示に従い前記転送対象マルチキャストフレームを所定のキューに入力するクラシファイアと;
前記制御部からの設定指示に従い前記所定のキューのQoSを設定するスケジューラとを備え;
前記制御部は、スヌーピングした情報に基づいて前記マルチキャストフレームの転送設定の解除を認識したとき、前記スイッチ部、前記クラシファイア及び前記スケジューラに設定解除を要求する
レイヤ2スイッチ。(1)
(付記2)ルータ・ルータ間またはルータ・ホスト間に配置され、
前記マルチキャスト制御用メッセージのプロトコルは、前記ルータ・ルータ間ではPIM−DM、PIM−SM、PIM−SSMまたはDVMRPであり、前記ルータ・ホスト間ではIGMPまたはMLDである
付記1記載のレイヤ2スイッチ。
[Others]
(Appendix 1) A
A switch unit that performs
Based on the multicast address of the multicast control message content obtained by snooping the multicast control frame flowing through this switch unit, and the port of the switch unit to which the multicast frame to be transferred is to be transferred based on the source port information to which this message has arrived A control unit for instructing the switch unit to set a switch path and determining and instructing to set at least one queue for temporarily storing the multicast frame to be transferred and the QoS of the queue;
A classifier that inputs the multicast frame to be transferred to a predetermined queue in accordance with a setting instruction from the control unit;
A scheduler that sets QoS of the predetermined queue in accordance with a setting instruction from the control unit;
When the control unit recognizes the cancellation of the multicast frame transfer setting based on the snooping information, the control unit requests the switch unit, the classifier, and the scheduler to cancel the setting.
(Appendix 2) Located between routers and routers or between routers and hosts,
The
(付記3)前記制御部は、操作者から予めまたは動的に設定されるマルチキャストアドレスに対する使用キュー及びこの使用キューのQoSを含む情報を第1のリストに記憶し、この第1のリストの情報に基づいて、前記転送対象マルチキャストフレームを転送するべきポート対応の前記クラシファイアに対してマルチキャストアドレスとその割り当てキューとの設定を指示し、かつ前記転送すべきポート対応の前記スケジューラに対してはキューのQoS設定を指示する
付記1記載のレイヤ2スイッチ。(2)
(付記4)前記制御部は、スヌーピング情報として、前記スイッチ部から前記マルチキャスト制御用メッセージとこのメッセージが届いた前記発信元ポート情報とが転送されたとき、前記マルチキャスト制御用メッセージ中のマルチキャストアドレスを読み出し、前記発信元ポート情報とともに第2のリストに書き込む
付記3記載のレイヤ2スイッチ。(3)
(付記5)前記制御部は、前記第2のリストへの書き込み後、前記第2のリスト内のマルチキャストアドレスと前記第1のリスト内のマルチキャストアドレスとを比較し、両マルチキャストアドレスが一致した場合には、前記第1のリストから使用キューの情報とQ
oS設定情報とを読み出し、前記マルチキャスト制御用メッセージが届いた発信元ポート対応の前記クラシファイア及び前記スケジューラに対して設定要求を行う
付記4記載のレイヤ2スイッチ。(4)
(付記6)前記制御部は、前記ホストからの解除要求により、前記スイッチ部から解除のための前記マルチキャスト制御用メッセージ及びこのメッセージが届いた前記発信元ポート情報が転送された場合、前記マルチキャスト制御用メッセージ中のマルチキャストアドレスを読み出して、前記第2のリストの内容と比較し、そのマルチキャストアドレスが前記第2のリストに存在する場合は、そのマルチキャストアドレスを前記第2のリストから削除し、
前記第2のリストからマルチキャストアドレスを削除した後、そのマルチキャストアドレスを前記第1のリストの内容と比較し、両マルチキャストアドレスが一致した場合には、前記解除のためのマルチキャスト制御用メッセージが届いた発信元ポート対応の前記クラシファイア及び前記スケジューラに対して解除要求を行う
付記5記載のレイヤ2スイッチ。(5)
(付記7)前記制御部は、前記スイッチ部を通して前記ルータから送信されるキープアライブの前記マルチキャスト制御用メッセージを受信した場合、そのメッセージ中のマルチキャストアドレスを読み出して、前記第2のリストの内容と比較し、そのマルチキャストアドレスが前記第2のリストに存在する場合は、プロトコル規定による時間内に前記ホストからキープアライブの応答のためのマルチキャスト制御用メッセージがないとき、そのマルチキャストアドレスを前記第2のリストから削除し、
前記第2のリストからマルチキャストアドレスを削除した後、そのマルチキャストアドレスを前記第1のリストの内容と比較し、両マルチキャストアドレスが一致した場合には、前記キープアライブの応答のためのマルチキャスト制御用メッセージが届かないポート対応の前記クラシファイア及び前記スケジューラに対して解除要求を行う
付記5記載のレイヤ2スイッチ。
(Additional remark 3) The said control part memorize | stores the information which contains the use queue with respect to the multicast address preset or dynamically set by the operator, and QoS of this use queue in a 1st list | wrist, Information of this 1st list | wrist The multicast address and its allocation queue are instructed to the classifier corresponding to the port to which the multicast frame to be forwarded is to be forwarded, and the scheduler corresponding to the port to be forwarded is queued. The
(Supplementary Note 4) When the multicast control message and the source port information to which the message has arrived are transferred from the switch unit as snooping information, the control unit sets the multicast address in the multicast control message. The
(Additional remark 5) When the said control part compares the multicast address in the said 2nd list | wrist with the multicast address in the said 1st list | wrist after writing to the said 2nd list | wrist, both multicast addresses correspond Use queue information and Q from the first list.
The
(Supplementary Note 6) When the control unit receives the release request from the host, the multicast control message for release and the source port information to which the message has arrived are transferred from the switch unit. Read the multicast address in the message for comparison with the contents of the second list, and if the multicast address exists in the second list, delete the multicast address from the second list;
After deleting the multicast address from the second list, the multicast address is compared with the contents of the first list, and if both multicast addresses match, the multicast control message for release has arrived The
(Supplementary Note 7) When the control unit receives the keep alive multicast control message transmitted from the router through the switch unit, the control unit reads the multicast address in the message and reads the contents of the second list. In comparison, if the multicast address is present in the second list, when there is no multicast control message for a keep-alive response from the host within the time specified by the protocol, the multicast address is set to the second list. Remove from the list,
After deleting the multicast address from the second list, the multicast address is compared with the contents of the first list, and if both multicast addresses match, a multicast control message for the keep-alive response The
SW レイヤ2スイッチ
RT ルータ
HT ホスト
10 マルチキャストトラフィック制御部
11 設定用リスト
12 スヌーピング結果リスト
13 タイマ
20 内部スイッチ(スイッチ部)
21 ポート
30 キュー
40 クラシファイア
50 スケジューラ
60 インターフェース部
70 専用ポート
21
Claims (5)
設定指示に従い複数のポート間のレイヤ2スイッチングを行うスイッチ部と;
このスイッチ部を流れる前記マルチキャスト制御用フレームをスヌーピングして得られるマルチキャスト制御用メッセージ内容のマルチキャストアドレス及びこのメッセージが届いた発信元ポート情報に基づき、転送対象マルチキャストフレームを転送すべき前記スイッチ部のポートを決定して前記スイッチ部に対してスイッチパスの設定を指示するとともに、前記転送対象マルチキャストフレームを一時的に格納する少なくとも1つのキュー及びそのキューのQoSを決定して設定指示する制御部と;
前記制御部からの設定指示に従い前記転送対象マルチキャストフレームを所定のキューに入力するクラシファイアと;
前記制御部からの設定指示に従い前記所定のキューのQoSを設定するスケジューラとを備え;
前記制御部は、スヌーピングした情報に基づいて前記マルチキャストフレームの転送設定の解除を認識したとき、前記スイッチ部、前記クラシファイア及び前記スケジューラに設定解除を要求する
レイヤ2スイッチ。 A layer 2 switch that forwards a multicast frame in a packet form only to a necessary port connected to a router or a host by snooping a multicast control frame;
A switch unit that performs layer 2 switching between a plurality of ports in accordance with a setting instruction;
Based on the multicast address of the multicast control message content obtained by snooping the multicast control frame flowing through this switch unit, and the port of the switch unit to which the multicast frame to be transferred is to be transferred based on the source port information to which this message has arrived A control unit for instructing the switch unit to set a switch path and determining and instructing to set at least one queue for temporarily storing the multicast frame to be transferred and the QoS of the queue;
A classifier that inputs the multicast frame to be transferred to a predetermined queue in accordance with a setting instruction from the control unit;
A scheduler that sets QoS of the predetermined queue in accordance with a setting instruction from the control unit;
When the control unit recognizes the cancellation of the multicast frame transfer setting based on the snooping information, the control unit requests the switch unit, the classifier, and the scheduler to cancel the setting. Layer 2 switch.
請求項1記載のレイヤ2スイッチ。 The control unit stores information including a use queue for a multicast address set in advance or dynamically by an operator and QoS of the use queue in the first list, and based on the information of the first list, Instructs the classifier corresponding to the port to which the multicast frame to be transferred is to be set to set a multicast address and its allocation queue, and instructs the scheduler corresponding to the port to be transferred to set the QoS of the queue. The layer 2 switch according to claim 1.
請求項2記載のレイヤ2スイッチ。 The control unit reads the multicast address in the multicast control message when the multicast control message and the source port information to which the message has arrived are transferred from the switch unit as snooping information, and the transmission The layer 2 switch according to claim 2, wherein the layer 2 switch is written in the second list together with the original port information.
請求項3記載のレイヤ2スイッチ。 The control unit compares the multicast address in the second list with the multicast address in the first list after writing to the second list, and if both multicast addresses match, The layer 2 switch according to claim 3, wherein information on use queue and QoS setting information are read from the first list, and a setting request is made to the classifier and scheduler corresponding to the source port to which the multicast control message has arrived. .
前記第2のリストからマルチキャストアドレスを削除した後、そのマルチキャストアドレスを前記第1のリストの内容と比較し、両マルチキャストアドレスが一致した場合には、前記解除のためのマルチキャスト制御用メッセージが届いた発信元ポート対応の前記ク
ラシファイア及び前記スケジューラに対して解除要求を行う
請求項4記載のレイヤ2スイッチ。 In response to a release request from the host, the control unit transfers the multicast control message for release from the switch unit and the source port information to which the message has arrived. Read the multicast address and compare it with the contents of the second list, and if the multicast address exists in the second list, delete the multicast address from the second list;
After deleting the multicast address from the second list, the multicast address is compared with the contents of the first list, and if both multicast addresses match, the multicast control message for release has arrived The layer 2 switch according to claim 4, wherein a release request is issued to the classifier and the scheduler corresponding to the source port.
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