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JP2006083583A - 横型ブラインドのスラット駆動装置及び日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置 - Google Patents

横型ブラインドのスラット駆動装置及び日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置 Download PDF

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JP2006083583A JP2004268734A JP2004268734A JP2006083583A JP 2006083583 A JP2006083583 A JP 2006083583A JP 2004268734 A JP2004268734 A JP 2004268734A JP 2004268734 A JP2004268734 A JP 2004268734A JP 2006083583 A JP2006083583 A JP 2006083583A
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Abstract

【課題】 スラットの下降速度を上昇速度に比して高速化し、かつスラットの下降開始時には、スラットが最大傾斜角度に回動されるまで、下降速度を高速化しない横型ブラインドのスラット駆動装置を提供する。
【解決手段】 入力軸8と、入力軸8の回転に基づいて正逆回転される駆動軸14と、駆動軸14の回転に基づいて動作するスラット昇降装置及びスラット角度調節装置をヘッドボックス内に備え、入力軸8のスラット下降方向の回転を、スラット引き上げ方向の回転より増速して駆動軸14に伝達する伝達手段28,48,51,38と、入力軸8のスラット引き上げ方向の回転に続くスラット下降方向の回転開始時に、スラットが最大傾斜角度となるまでは、伝達手段の動作の開始を遅延させて、入力軸と駆動軸とを等速で回転させる増速遅延手段23,24,34,36とを備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、横型ブラインドのスラットを昇降し、かつ角度調節するスラット駆動装置に関するものである。
従来、横型ブラインドの一種類として、操作手段の操作により巻取軸を回転駆動して、スラットを昇降及び角度調節可能としたものがある。すなわち、巻取軸に昇降コードを巻き取ることによりスラットが引き上げられ、巻取軸から昇降コードを巻き戻すことによりスラットが下降される。
また、スラットの昇降動作と並行して、スラットが回動され、各スラットがほぼ垂直方向まで回動された後は、同方向へのそれ以上の回動が阻止された状態で昇降される。
このような横型ブラインドでは、スラットを引き上げる際に、スラット及びボトムレールの重量に抗して、昇降コードを巻取軸に巻き取る必要があるため、スラットの引き上げ操作時の操作力が大きくなるという問題点がある。
そこで、操作装置に減速ギヤを組み込むことにより、引き上げ操作時の操作力を軽減するようにした構成も提案されているが、このような構成ではスラットの引き上げ操作及び下降操作の速度がともに低下する。
特許文献1には、横型ブラインドの操作装置にクラッチ装置を介在させ、スラットの下降操作時には、クラッチ装置の接続を解除してスラットを自重降下させることにより、スラットの下降速度を高速化する構成が開示されている。
特許文献2には、バランススプリングによりシャッターカーテンの引き上げ操作に要する操作力を軽減し、かつ変速機構によりシャッターカーテンの引き上げ速度を下降速度より高速化する構成が開示されている。
特許文献3には、シャッターカーテンの引き上げ操作用の従動スプロケットと、下降操作用の従動スプロケットとを備え、シャッターカーテンの引き上げ速度を下降速度より高速化する構成が開示されている。
特許文献4には、操作コードの操作により、昇降軸をスラット下降方向への回転を付与すると、クラッチの係合が解除され、スラットを自重により下降させる横型ブラインドが開示されている。
特許3140295号公報 特開平5−59878号公報 特開平2000−136686号公報 特許3442670号公報
特許文献1に記載された横型ブラインドでは、スラットを自重により下降させる構成であるため、下降速度が必要以上に速く、スラットを所望の位置で正確に停止させることが困難である。また、下降速度を制限するガバナー装置を付加すると、コストが上昇するとともに、ブラインドのサイズに合致したガバナー装置を複数種類用意する必要がある。
特許文献2には、下降速度を高速化する構成は開示されていない。特許文献2に記載されたバランススプリングをシャッターカーテンの下降方向に作用させるようにすれば、下降速度を高速化することができる。
しかし、引き上げ操作と下降操作との切り換え時に、従動ギヤとアイドルギヤとの噛み合いがはずれると、バランススプリングの付勢力及びシャッターカーテンの自重により、下降操作を行わない状態でもシャッターカーテンが下降してしまうという問題点がある。
また、従動ギヤと、2つのアイドルギヤと、原動ギヤをそれぞれ支持する4本の回転軸を平行に配設する必要があるため、操作装置が大型化するという問題点がある。
特許文献3においても、下降速度を高速化する構成は開示されていない。
従って、操作手段によりスラットの下降速度を制御可能としながら、スラットの下降速度を引き上げ速度より高速化する構成は開示されていない。また、スラットの下降速度を高速化すると、スラットの回動も高速化されて、スラット角度の微調整が難しくなったり、あるいはスラットの高速な回動により騒音が発生することがあるので、スラットがほぼ垂直方向に回動されるまでは、スラットの下降速度を高速化しないようにする必要がある。
特許文献4では、特許文献1と同様に、スラットを自重により下降させる構成であるため、下降速度を調整するためにガバナー装置が必要となる。また、クラッチの解除後は、昇降軸にスラット下降方向の回転力を付与することができない。このため、スラットが下限近傍まで下降されたとき、スラット角度調節装置で発生する摩擦力がスラットの自重に比して相対的に大きくなり、スラットが最下限まで確実に下降しないおそれがある。
このような不具合を解決するためには、スラットを角度調節する角度調節軸を昇降軸と別体に設け、スラットが垂直方向まで回動された後は、昇降軸とスラット角度調節軸との連結を解除するクラッチ装置を設ける必要があるが、部品点数の増大及びヘッドボックスを大型化を招くという問題点がある。
この発明の目的は、スラットの引き上げ速度及び下降速度を操作手段で制御可能としながら、スラットの下降速度を引き上げ速度に比して高速化し、かつスラットの下降開始時には、スラットが最大傾斜角度に回動されるまで、下降速度を高速化しない横型ブラインドのスラット駆動装置を提供することにある。
請求項1では、操作手段の操作に基づいて正逆回転される入力軸と、前記入力軸の回転に基づいて正逆回転される駆動軸と、前記駆動軸の回転に基づいて、スラットを昇降するスラット昇降装置と、前記駆動軸の回転に基づいて、スラットを回動させるスラット角度調節装置とをヘッドボックス内に備えた横型ブラインドにおいて、前記入力軸のスラット下降方向の回転を、スラット引き上げ方向の回転より増速して前記駆動軸に伝達する伝達手段と、前記入力軸のスラット引き上げ方向の回転に続くスラット下降方向の回転開始時に、前記スラットが最大傾斜角度となるまでは、前記伝達手段の動作の開始を遅延させて、前記入力軸と駆動軸とを等速で回転させる増速遅延手段とを備えた。
請求項2では、前記伝達手段は、前記入力軸がスラット引き上げ方向に回転されたとき、該入力軸と前記駆動軸とを直結し、前記入力軸がスラット下降方向に回転されたとき、該入力軸と前記駆動軸との直結状態を解除する第一の伝達手段と、前記入力軸がスラット下降方向に回転されたとき、前記入力軸と前記駆動軸との直結状態の解除後に、前記入力軸の回転を増速して前記駆動軸に伝達する第二の伝達手段とを備え、前記増速遅延手段は、前記入力軸のスラット下降方向の回転開始からほぼ180度回転した後に、前記第一及び第二の伝達手段を作動させる。
請求項3では、前記第一の伝達手段は、前記入力軸と駆動軸との間で軸方向に相対移動可能に支持された第一及び第二のラチェット部材と、前記入力軸のスラット引き上げ方向の回転に基づいて、前記第一及び第二のラチェット部材を噛み合わせ、前記入力軸のスラット下降方向の回転に基づいて前記第一及び第二のラチェット部材の噛み合いを解除するカム機構とを備え、前記入力軸のスラット下降方向の回転開始からほぼ180度回転した後に前記カム機構を作動させるクラッチ装置を前記増速遅延手段として備えた。
請求項4では、前記第二の伝達手段は、前記入力軸の回転にともなって回転する第一伝達歯車と、前記第一伝達歯車に噛み合う第二伝達歯車と、前記第二伝達歯車の回転にともなって回転する回動軸と、前記回動軸とともに回転する第三伝達歯車と、前記駆動軸とともに回転するとともに、前記第三伝達歯車に噛み合う第四伝達歯車とで前記入力軸の逆回転を増速し、前記入力軸と第一伝達歯車との間に、前記入力軸のスラット下降方向の回転開始からほぼ180度回転した後に、該入力軸の回転を第一伝達歯車に伝達するカム孔を前記増速遅延手段として備えた。
請求項5では、操作手段の操作に基づいて正逆回転される入力軸と、前記入力軸の回転に基づいて正逆回転される駆動軸と、前記駆動軸の回転に基づいて、遮蔽材を昇降する巻取装置とを備えた日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置において、前記入力軸が正回転されたとき、該入力軸と前記駆動軸とを連結し、前記入力軸が逆回転されたとき、該入力軸と駆動軸との連結を解除する第一の伝達手段と、前記入力軸と駆動軸との連結が解除されたとき、前記入力軸の逆回転を増速して前記駆動軸に伝達する第二の伝達手段とを備え、前記第一の伝達手段は、前記入力軸と駆動軸との間で軸方向に相対移動可能に支持された第一及び第二のラチェット部材と、前記入力軸の正回転に基づいて、前記第一及び第二のラチェット部材を噛み合わせ、前記入力軸の逆回転に基づいて前記第一及び第二のラチェット部材の噛み合いを解除するカム機構と、前記入力軸の逆回転開始から所定角度回転した後に前記カム機構を作動させるクラッチ装置とを備えた。
請求項6では、操作手段の操作に基づいて正逆回転される入力軸と、前記入力軸の回転に基づいて正逆回転される駆動軸と、前記駆動軸の回転に基づいて、遮蔽材を昇降する巻取装置とを備えた日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置において、前記入力軸が正回転されたとき、該入力軸と前記駆動軸とを連結し、前記入力軸が逆回転されたとき、該入力軸と駆動軸との連結を解除する第一の伝達手段と、前記入力軸と駆動軸との連結が解除されたとき、前記入力軸の逆回転を増速して前記駆動軸に伝達する第二の伝達手段と、前記入力軸側の正回転を前記駆動軸に伝達し、駆動軸の正回転に続く逆回転開始から所定角度回転した後に、前記駆動軸から前記入力軸への逆回転の伝達を阻止する伝達阻止手段とを備え、前記第二の伝達手段は、前記入力軸と前記駆動軸との間に常時介在し、前記第一の伝達手段により前記入力軸と前記駆動軸が連結されているときの回転差を吸収するワンウェイクラッチを備えた。
請求項7では、操作手段の操作に基づいて正逆回転される入力軸と、前記入力軸の回転に基づいて正逆回転される駆動軸と、前記駆動軸の回転に基づいて、遮蔽材を昇降する巻取装置とを備えた日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置において、前記入力軸が正回転されたとき、該入力軸と前記駆動軸とを連結し、前記入力軸が逆回転されたとき、該入力軸と駆動軸との連結を解除する第一の伝達手段と、前記入力軸と駆動軸との連結が解除されたとき、前記入力軸の逆回転を増速して前記駆動軸に伝達する第二の伝達手段と、前記入力軸側の正回転を前記駆動軸に伝達し、駆動軸の正回転に続く逆回転開始から所定角度回転した後に、前記駆動軸から前記入力軸への逆回転の伝達を阻止する伝達阻止手段とを備え、前記第一の伝達手段は、前記入力軸と駆動軸との間で軸方向に相対移動可能に支持された第一及び第二のラチェット部材と、前記入力軸の正回転に基づいて、前記第一及び第二のラチェット部材を噛み合わせ、前記入力軸の逆回転に基づいて前記第一及び第二のラチェット部材の噛み合いを解除するカム機構と、前記入力軸の逆回転開始から所定角度回転した後に前記カム機構を作動させるクラッチ装置とを備え、前記第二の伝達手段は、前記入力軸と前記駆動軸との間に常時介在し、前記第一の伝達手段により前記入力軸と前記駆動軸が連結されているときの回転差を吸収するワンウェイクラッチを備えた。
請求項8では、前記第二の伝達手段は、前記入力軸の回転を増速する第一〜第四の伝達歯車と、前記入力軸と前記第一伝達歯車との間に設けられ、前記入力軸の逆回転の開始から所定角度回転した後に、前記入力軸の回転を前記第一伝達歯車に伝達するカム孔及び該カム孔に係合する係止ピンとを備えた。
請求項9では、前記クラッチ装置には、前記第一のラチェット部材に対し軸方向に相対移動可能に、かつ一体に回転するクラッチドラムと、前記クラッチドラムが所定角度回転した後に係合して前記クラッチドラムを回転不能に保持する捩りコイルスプリングとを備えた。
本発明によれば、スラットの引き上げ速度及び下降速度を操作手段で制御可能としながら、スラットの下降速度を引き上げ速度に比して高速化し、かつスラットの下降開始時には、スラットが最大傾斜角度に回動されるまで、下降速度を高速化しない横型ブラインドのスラット駆動装置を提供することができる。
図1(a)(b)に示す横型ブラインドは、ヘッドボックス1から垂下される複数本のラダーコード2を介して多数段のスラット3が日射遮蔽材として吊下支持される。前記各ラダーコード2の上端部は、前記ヘッドボックス1内に配設されるスラット角度調節装置(図示しない)に支持され、下端はボトムレール4に接続される。
前記ラダーコード2の近傍において、前記スラット3にはヘッドボックス1から垂下される複数本の昇降コード5が挿通され、各昇降コード5はその上端部がヘッドボックス1内で回転可能に支持される巻取軸11に巻着され、下端部が前記ボトムレール4に接続されている。このような巻取軸11、昇降コード5によりスラット昇降装置が構成される。
ヘッドボックス1の一端にはプーリーケース6が設けられ、該プーリーケース6から無端状の操作コード7が垂下されている。プーリーケース6内にはプーリーが回転可能に支持され、操作コード7の操作によりプーリーが正逆回転される。
前記ヘッドボックス1の一端内部には、ギヤボックス12が配設され、そのギヤボックス12に隣接して駆動力伝達装置9が配設されている。そして、前記プーリーが回転されると、ギヤボックス12を介して駆動力伝達装置9の入力軸8が正逆回転される。
前記駆動力伝達装置9は、入力軸8の正逆回転に基づいてスラット駆動軸14を正逆回転させる。スラット駆動軸14は前記巻取軸11に嵌挿されている。そして、スラット駆動軸14が正方向に回転されると、巻取軸11が昇降コード5の巻取り方向に回転されて昇降コード5が巻取軸11に巻き取られ、前記スラット3及びボトムレール4が引き上げられる。また、スラット駆動軸14が逆方向に回転されると、巻取軸11が昇降コード5の巻き戻し方向に回転され、前記スラット3及びボトムレール4が下降される。
前記巻取軸11の正逆回転に基づいて、スラット3の昇降動作と並行してスラット角度調節装置が動作して、ラダーコード2を介して各スラット3が同位相で回動される。なお、各スラット3がほぼ垂直方向まで回動された後は、同方向へのそれ以上の回動が阻止された状態でスラット3が昇降される。
前記ヘッドボックス1は、少なくともその両端部に取着される取付ブラケット10を介して、窓上部等の取付面に固定される。
次に、前記駆動力伝達装置9の具体的構成を説明する。図2に示すように、駆動力伝達装置9は支持枠13が前記ヘッドボックス1内に固定され、その支持枠13に支持される伝達手段により、前記入力軸8の回転がスラット駆動軸14に伝達される。
前記支持枠13の一側部には筒状部13aが形成され、その筒状部13aに第一回動軸20が回転可能に支持されている。また、筒状部13aには円筒状の固定部材19が回動不能に嵌着され、その固定部材19の外周面に第一の捩りコイルスプリング17が嵌着されている。前記第一の捩りコイルスプリング17の両端部17a,17bは径方向外側に向かって突出するように折り曲げられている。
前記第一回動軸20の一端部は、第二連結部材18の一側に嵌合され、その第二連結部材18の外周面から第一回動軸20に第二係止ピン22が嵌合されている。従って、第二連結部材18は第一回動軸20と一体に回転する。
前記第二連結部材18の他側には、前記入力軸8が回動可能に嵌挿されるとともに、その入力軸8は入力軸側連結部材である第一連結部材16に嵌挿されている。そして、第一連結部材16の外周部から入力軸8内に第一係止ピン15が嵌着されて、第一連結部材16が入力軸8と一体に回転するようになっている。
前記第一連結部材16の端部は、前記第一の捩りコイルスプリング17の両端部17a,17b間の一方まで延設され、前記第二連結部材18の端部も両端部17a,17b間の他方まで延設されている。
そして、第一連結部材16が回転して両端部17a,17bに当接すると、第一の捩りコイルスプリング17が拡径されて固定部材19に対し空回りし、第二連結部材18の回転力が両端部17a,17bに伝達されると、第一の捩りコイルスプリング17が縮径されて固定部材19との摩擦力が増大するようになっている。
従って、第一連結部材16が回転されると、第一の捩りコイルスプリング17及び第二連結部材18が第一連結部材16と一体に回転され、第一連結部材16が回転されないとき、第二連結部材18の回転は阻止されて、第二連結部材18の回転が第一連結部材16に伝達されることはない。
前記第一回動軸20の他端部は中軸21の一端部に嵌合されている。前記中軸21の中間部は、前記支持枠13に固定された固定ドラム25に挿通されて回転可能に支持され、その固定ドラム25より第一回動軸20側において、中軸21の外周面には第一伝達歯車28が回動可能に嵌合されている。
前記第一伝達歯車28は筒状部の一側に歯車部28aが形成され、その筒状部には、周方向に長孔状の第一カム孔24が形成されている。その第一カム孔24は、図3に示すように、中心に対し180度の範囲で形成される。
そして、第一伝達歯車28の外周側から中軸21の貫通孔27を貫通して第一回動軸20に嵌着される第三係止ピン23により、第一回動軸20と中軸21とは一体に回転し、第一伝達歯車28は第三係止ピン23が第一カム孔24の両端部24a,24bのいずれかに当接するまでの範囲で、第一回動軸20及び中軸21に対し相対回動可能である。
前記中軸21の他端部には、支持枠13に回転可能に支持された第二回動軸26の基端部が相対回動可能に嵌挿されている。
前記中軸21の他端部外周面には、図4に示す案内溝29が形成されている。この案内溝29は、中軸21の外周面上を180度間隔で蛇行する周回溝29aと、その周回溝29aから中軸21の他端側に分岐する係止部29bとから構成される。前記係止部29bは、中心に対し180度間隔で2箇所形成され、周回溝29aから斜め45度方向に分岐している。
前記中軸21には、前記案内溝29の周囲において、第一のラチェット部材30が相対回動可能に、かつ軸方向に移動可能に支持され、その第一のラチェット部材30には前記案内溝29内に突出するガイドピン31が形成され、中軸21と第一のラチェット部材30とが相対回転すると、ガイドピン31が案内溝29内を移動するようになっている。従って、案内溝29とガイドピン31とでカム機構が構成される。
そして、ガイドピン31が案内溝29内を図4に示す矢印H方向に相対移動すると、ガイドピン31は周回溝29a内を周回し、矢印I方向に相対移動すると、ガイドピン31は周回溝29aから係止部29b内に案内されるようになっている。
ガイドピン31が係止部29b内に案内されるとき、第一のラチェット部材30は中軸21の他端側に向かって軸方向に移動される。
前記第一のラチェット部材30には、前記中軸21の他端側の側面にラチェット歯33が形成されている。このラチェット歯33は、図5(a)(b)に示すように、第一のラチェット部材30の中心に対し45度間隔で放射状に8個形成されている。
図2及び図6に示すように、前記第一のラチェット部材30には、前記中軸21の他端側の側面に3本の連結軸32が嵌着され、その連結軸32の先端部は、環状のクラッチドラム35に緩く嵌挿されている。そして、第一のラチェット部材30は、クラッチドラム35と一体に回転するとともに、軸方向に相対移動可能である。
前記クラッチドラム35は、前記固定ドラム25の周囲に位置し、クラッチドラム35と固定ドラム25との間において、同固定ドラム25には第二の捩りコイルスプリング34が嵌着されている。前記第二の捩りコイルスプリング34はその一端が径方向外側へ屈曲されて、係合部34aが形成されている。
前記クラッチドラム35の内周面には、前記第二の捩りコイルスプリング34の係合部34aを相対移動可能とするためのクラッチ溝36が中心に対し180度の範囲で形成されている。そのクラッチ溝36の両端部には、係合部34aに係合する係合端36a,36bが形成されている。
そして、クラッチドラム35が図6に示す矢印J方向に回転されて、係合端36bが係合部34aに当接すると、第二の捩りコイルスプリング34が拡径されて固定ドラムとの摩擦力が軽減されるため、クラッチドラム35は第二の捩りコイルスプリング34とともに回転可能となる。
また、クラッチドラム35が矢印K方向へ回転されて、係合端36aが係合部34aに当接すると、第二の捩りコイルスプリング34が縮径されて固定ドラムとの摩擦力が増大するため、クラッチドラム35の回転が阻止される。従って、クラッチドラム35の矢印K方向への回転は、係合部34aがクラッチ溝36内を移動する180度を最大限としてそれ以上の回転が阻止される。
前記第一のラチェット部材30に対向する位置において、前記第二回動軸26には第二のラチェット部材38が嵌合され、第四係止ピン37により相対回転不能にかつ軸方向に移動不能となるように固定されている。
前記第二のラチェット部材38には、前記第一のラチェット部材30のラチェット歯33と同様なラチェット歯39が形成され、両ラチェット歯33,39は互いに対向している。そして、第一のラチェット部材30が第二のラチェット部材38に向かって移動すると、両ラチェット歯33,39が噛み合い、第一のラチェット部材と第二のラチェット部材38とが一体に回転するようになっている。
前記第二のラチェット部材38には、前記ラチェット歯39の背面側に歯車部(第四伝達歯車)38aが形成される。
前記第二回動軸26を回転可能に支持する支持枠13には筒状部13bが形成され、その筒状部13bには支持ドラム44が回動可能に嵌合されている。そして、支持ドラム44の外周側から筒状部13bの第二カム孔46に第五係止ピン45が嵌挿されている。
前記第二カム孔46は、図8に示すように、筒状部13bの中心に対し180度の範囲で形成されている。従って、支持ドラム44は第五係止ピン45が第二カム孔46の端部46a,46bのいずれかに当接するまでのほぼ180度の範囲で筒状部13bに対し相対回動可能である。
前記第二回動軸26は、前記支持ドラム44を貫通し、その先端部には第三連結部材41が嵌合されている。そして、第二回動軸26と第三連結部材41とは、第三連結部材41の外周側から第二回動軸26内に嵌合される第六係止ピン40により一体に回転される。
前記第三連結部材41には、駆動軸側連結部材である第四連結部材42を嵌挿した前記スラット駆動軸14の基端が嵌挿され、第四連結部材42の外周側からスラット駆動軸14に嵌合される第七係止ピン47により、第四連結部材42とスラット駆動軸14とが一体に回転される。
前記支持ドラム44の外周面には第三の捩りコイルスプリング43が嵌着され、図7に示すように、その両端部43a,43bは径方向外側に向かって屈曲されている。
前記第三連結部材41の一端部は、前記第三の捩りコイルスプリング43の端部43a,43b間の一方に位置し、前記第四連結部材42の一端部は、第三の捩りコイルスプリング43の端部43a,43b間の他方に位置している。そして、第三連結部材41が端部43a,43bのいずれかを押圧すると、第三の捩りコイルスプリング43が拡径されて支持ドラム44との摩擦が軽減される。また、第四連結部材42が端部43a,43bのいずれかを押圧すると、第三の捩りコイルスプリング43が縮径されて支持ドラム44との摩擦が増大するようになっている。従って、第二回動軸26が回転されて、第三連結部材41が回転されると、第四連結部材42及びスラット駆動軸14が一体に回転される。
また、スラット駆動軸14の回転力により第四連結部材42が回転しようとすると、第三の捩りコイルスプリング43と支持ドラム44との間の摩擦力が増大して、第四連結部材42が支持ドラム44と一体に回転しようとする。すると、支持ドラム44が筒状部13bに対し相対回転が許容される180度の範囲でスラット駆動軸14及び第四連結部材42が回転された後は、スラット駆動軸14及び第四連結部材42の回転が阻止される。このような構成により、スラット3の重量によるスラット駆動軸14の回転を阻止する伝達阻止手段が構成される。
前記第一回動軸20及び第二回動軸26の下方において、前記支持枠13には第三回動軸49が回転可能に支持されている。その第三回動軸49の一方には第二伝達歯車48がワンウェイクラッチ50を介して支持され、第二伝達歯車48には前記第一伝達歯車28の歯車部28aに噛み合う歯車部48aが形成されている。
前記歯車部48aの歯数は、歯車部28aの歯数より少なく形成されている。従って、第一伝達歯車28の回転数が増速されて第二伝達歯車48に伝達される。
前記ワンウェイクラッチ50は、第二伝達歯車48の一方向の回転のみを前記第三回動軸49に伝達する。すなわち、前記入力軸8がスラット下降方向に回転操作されたときに限り、第二伝達歯車48の回転が第三回動軸49に伝達される。
前記第三回動軸49の他方には、前記第二のラチェット部材38に設けられた歯車部38aに噛み合う歯車部51aを備えた第三伝達歯車51が取着されている。第三伝達歯車51は、その軸部の外周から第三回動軸49に嵌合された第八係止ピン52により第三回動軸49と一体に回転する。歯車部51aの歯数は、歯車部38aの歯数より多く形成されている。
従って、第三回動軸49の回転は第三伝達歯車51を介して第二のラチェット部材38に増速して伝達される。
次に、このように構成された駆動力伝達装置9の動作を説明する。
まず、ボトムレール4及びスラット3の引き上げ操作時について説明すると、操作コード7の操作により、入力軸8が昇降コード5の巻き取り方向に回転されると、第一連結部材16が入力軸8と一体に回転される。第一連結部材16の回転に基づいて第一の捩りコイルスプリング17は拡径されて固定部材19との摩擦が軽減されるため、第一の捩りコイルスプリング17及び第二連結部材18が第一連結部材16と一体に回転される。
第二連結部材18の回転にともなって、第一回動軸20が回転され、第一回動軸20の回転にともなって中軸21が回転される。また、第一伝達歯車28は第三係止ピン23が第一カム孔24の端部24aに当接した後に、第一回動軸20と一体に回転される。
従って、入力軸8が昇降コード5の巻取り方向に回転されると、中軸21及び第一伝達歯車28が同方向に同速度で回転される。このとき、第一伝達歯車28に噛み合う第二伝達歯車48が回転されるが、この方向の回転はワンウェイクラッチ50により第三回動軸49には伝達されない。
中軸21の回転にともなって案内溝29が回転され、ガイドピン31が案内溝29に沿って移動される。具体的には、昇降コード5の巻き取り時には、案内溝29が図4において矢印H方向に向かって移動され、ガイドピン31は案内溝29内を矢印I方向に相対的に移動する。そして、ガイドピン31は周回溝29aから係止部29b内に案内され、第一のラチェット部材30は第二のラチェット部材38に向かって移動する。
このとき、ガイドピン31が案内溝29の分岐部29cに当接してから約180度の間は第一のラチェット部材30とクラッチドラム35とが中軸21と共に一体回転する。その後、クラッチドラム35に第二の捩りコイルスプリング34を介して多少の摩擦力が作用し、クラッチドラム35が固定ドラム25に対し相対回転せずに保持される。
そのため、ガイドピン31が分岐部29cから係止部29bの先端に到達するまでの間、該第一のラチェット部材30は回転せずに連結軸32に沿って第二のラチェット部材38に向かって移動され、ラチェット歯33,39が互いに噛み合う。そして、ガイドピン31が係止部29bの先端まで移動した後は、該係止部29bの先端にて中軸21の回転方向に向かって押圧され、中軸21の回転が第一のラチェット部材30を介して第二のラチェット部材38に伝達される状態となる。
また、第一のラチェット部材30が回転されると、該第一のラチェット部材30とクラッチドラム35とが図6に示す矢印J方向に一体で回転される。そして、クラッチ溝36の係合端36bが第二の捩りコイルスプリング34の係合部34aに当接すると、第二の捩りコイルスプリング34は拡径状態となる。そのため、クラッチドラム35は該第二の捩りコイルスプリング34にて回動が妨げられることなく第一のラチェット部材30と一体に回動可能となる。
第二のラチェット部材38が回転されると、第二回動軸26を介して第三連結部材41が回転される。そして、第三連結部材41の回転にともなって第四連結部材42が回転され、スラット駆動軸14が昇降コード5の巻取り方向に回転される。
このとき、第三の捩りコイルスプリング43はその端部43aに第三連結部材41の端面41aが当接して拡径されるので、第三連結部材41及び第四連結部材42と一体に回転する。また、第三の捩りコイルスプリング43の内周面と支持ドラム44の外周面との間の若干の摩擦力により第五係止ピン45は第二カム孔46(図8参照)の端部46aに当接する状態となる。
このようにして、入力軸8の回転はスラット駆動軸14まで同一軸線上で伝達され、スラット駆動軸14には入力軸8と同一方向の回転が同速度で伝達される。そして、スラット駆動軸14の回転に基づいて、各スラット3が同位相で回動され、かつボトムレール4及びスラット3が引き上げられる。
このようなスラットの引き上げ操作時において、第二伝達歯車48の歯車部48aの歯数を第一伝達歯車28の歯車部28aの歯数の1/2とすれば、第二伝達歯車48の回転数は、第一回動軸20の2倍となる。
また、第二のラチェット部材38の歯車部38aの歯数を、第三伝達歯車51の歯数の1/2とすれば、第三伝達歯車51の回転数は第二のラチェット部材38すなわち第一回同軸20の1/2となる。
従って、第二伝達歯車48と第三回動軸49との回転数は4:1となり、回転方向は同一方向である。そして、この回転差がワンウェイクラッチ50で吸収される。
操作コード7の不操作時は、スラット駆動軸14にボトムレール4及びスラット3の重量に基づいて、昇降コード5の巻き戻し方向の回転力が作用している。
スラット駆動軸14に作用する回転力に基づいて、第四連結部材42に図7に示す矢印L方向の回転力が作用し、第四連結部材42の端面42aが第三の捩りコイルスプリング43の端部43aに当接する。すると、第三の捩りコイルスプリング43が縮径され、支持ドラム44との摩擦が増大し、第四連結部材42は支持ドラム44と一体に回転しようとする。
スラット3の引き上げ操作の終了時、第五係止ピン45は第二カム孔46の端部46aに当接しているので、支持ドラム44は矢印O方向に回転する。従って、第四連結部材42に作用する回転力は第三連結部材41に伝達される。
第三連結部材41に作用する回転力は第二回動軸26を介して第二のラチェット部材38に伝達され、第二のラチェット部材38に噛み合う第一のラチェット部材30に伝達される。
すると、案内溝29の係止部29b内に位置するガイドピン31に対し図4に示す矢印I方向の回転力が作用するため、第一のラチェット部材30に作用する回転力は中軸21に伝達される。
中軸21に作用する回転力は、第一回動軸20を介して第二連結部材18に伝達される。すると、第二連結部材18が第一の捩りコイルスプリング17の端部17bに当接して、第一の捩りコイルスプリング17が縮径され、固定部材19との摩擦力が増大する。従って、中軸21の巻き戻し方向の回転は阻止され、スラット駆動軸14の巻き戻し方向の回動が阻止される。この結果、スラット3及びボトムレール4の自重降下が防止される。
次に、ボトムレール4及びスラット3の下降操作時の動作について説明する。
操作コード7の操作に基づいて入力軸8が昇降コード5の巻き戻し方向に回転されると、第一連結部材16及び第二連結部材18を介して第一回動軸20が回転される。このとき、第一の捩りコイルスプリング17は第一連結部材16及び第二連結部材18とともに固定部材19の周囲を回転する。
第一回動軸20の回転に基づいて中軸21が回転される。スラット3の引き上げ操作の後にスラット3の下降操作を行うとき、第三係止ピン23は第一カム孔24の端部24aに当接した状態から端部24bに向かって回動する。従って、第一回動軸20の回転は、回転開始から180度回転して、第三係止ピン23が第一カム孔24の端部24bに当接した後に第一伝達歯車28に伝達される。
スラット3の引き上げ操作が終了した時点では、ガイドピン31は係止部29bの先端にあり、ラチェット歯33とラチェット歯39とが係合した状態にある。その状態から中軸21が巻き戻し方向に回転するとき、ガイドピン31は図4に示す下方向に荷重が掛かった状態にあるためガイドピン31は係止部29bの先端に当接したまま中軸21に対して相対移動しないのでラチェット歯39とラチェット歯33との係合は外れない。
第一のラチェット部材30がガイドピン31を介して巻き戻し方向に回転されると、クラッチドラム35が連結軸32を介して一体に回転しようとする。そのとき、クラッチ溝36の係合端36bが係合部34aに当接した状態にあるが、クラッチドラム35がK方向に約180度回転して係合端36aが係合部34aに当接すると、第二の捩りコイルスプリング34は縮径状態となり、固定ドラム25に対し一体化される。
すると、クラッチドラム35はそれ以上巻き戻し方向に回転不能となり、第一のラチェット部材30も回転不能となるので、ガイドピン31も回転不能となる。そして、ガイドピン31は案内溝29に沿って相対移動を始める。
一方、スラット駆動軸14から第四連結部材42には昇降コード5の巻き戻し方向の回転力が作用している。第四連結部材42は、その端面42aが第三の捩りコイルスプリング43の端部43aに当接して、第三の捩りコイルスプリング43が縮径され、支持ドラム44に巻き戻し方向の回転力が作用している。
巻き戻し開始時に、第一のラチェット部材30と第二のラチェット部材38とが噛み合って一体に回転しているとき、図7において、端面42aが端部43aに当接し、端部43aが端面41aに当接した状態でL方向に回転している。すなわち、第三連結部材41のL方向の回転に追随して第四連結部材42及び第三の捩りコイルスプリング43がL方向へ回転している。
そのとき、第三の捩りコイルスプリング43は縮径されているので、第三の捩りコイルスプリング43は支持ドラム44とともに回転される。そして、第五係止ピン45が該第二カム孔46の端部46aに当接されている状態(巻き取り動作終了時の状態)から、支持ドラム44は第三連結部材41及び第四連結部材42とともに巻き戻し方向に約180度の範囲に亘って回転される(図8参照)。
このとき、第二のラチェット部材38が巻き戻し方向に回転され、歯車部38a,51aを介して第三回動軸49が回転されるが、この回転はワンウェイクラッチ50の作用により第二伝達歯車48には伝達されない。
このように、入力軸8が昇降コード5の巻き戻し方向に回転を開始してから約180度の間は、スラット駆動軸14が入力軸8の回転運動に追随して、入力軸8と同速度で昇降コード5の巻き戻し方向に回転される。
そして、入力軸8が昇降コード5の巻き戻し方向に回転を開始してから約180度の間に、スラット角度調節装置により、スラット3がほぼ180度の範囲で角度調節される。
入力軸8の巻き戻し方向への回転が約180度を超えると、前述のとおり第一のラチェット部材30の回転が停止するので、図4に示す案内溝29がI方向に向かって移動され、該案内溝29に差し込まれたガイドピン31は案内溝29に対して相対的にH方向に移動される。案内溝29内をH方向に移動するガイドピン31は、係止部29bから周回溝29a内に移動される。この結果、第一のラチェット部材30が第二のラチェット部材38から離間する。
その後、第一回動軸20の回転は第一伝達歯車28に伝達され、歯車部28a及び歯車部48aで回転が増速されて第二伝達歯車48に伝達される。
第二伝達歯車48に伝達された回転は、昇降コード5を巻き戻す方向の回転であるため、ワンウェイクラッチ50を介して第三回動軸49に伝達され、該第三回動軸49の回転は第三伝達歯車51に伝達される。
第三伝達歯車51の回転は、歯車部51a,38aを介することで回転が増速され、第二のラチェット部材38に伝達される。第二のラチェット部材38に伝達された回転は、第二回動軸26に伝達され、該第二回動軸26の回転は第三連結部材41に伝達される。
また、入力軸8の巻き戻し方向への回転が180度を超えると第五係止ピン45が第二カム孔46の端部46bに当接し、支持ドラム44はそれ以上O方向に回転不能となるが、第三連結部材41の端面41bが第三の捩りコイルスプリング43の端部43bに当接して第三の捩りコイルスプリング43が拡径される。
すると、第三の捩りコイルスプリング43は支持ドラム44に対し相対回転可能となり、第四連結部材42とともにL方向に回転される。そして、第四連結部材42の回転に基づいてスラット駆動軸14が回転され、昇降コード5が巻き戻される。
このようにして、入力軸8の回転が第一伝達歯車28と第二伝達歯車48及び第三伝達歯車51と第二のラチェット部材38とでそれぞれ増速して伝達されるため、スラット駆動軸14の回転速度を入力軸8の回転速度より増速することができる。
前述したように、第一伝達歯車28の歯車部28aと第二伝達歯車48の歯車部48aの歯数の比を2:1とし、第二のラチェット部材38の歯車部38aと第三伝達歯車51の歯車部51aの歯数の比を1:2とすれば、スラット駆動軸14の回転速度は、入力軸8の回転速度の4倍に増速される。
また、入力軸8と同一方向に回転される第一伝達歯車28と、第二伝達歯車48とは逆回転となる。そして、第二伝達歯車48と同方向に回転される第三伝達歯車51と、第二のラチェット部材38とは逆回転となる。従って、第二のラチェット部材38には入力軸8と同方向の回転が伝達され、スラット駆動軸14は入力軸8と同方向に回転される。
また、操作コード7による巻き戻し操作が停止された際には、入力軸8の巻き戻し方向の回転が停止され、ボトムレール4及びスラット3の下降が停止される。
スラット駆動軸14には、ボトムレール4及びスラット3の自重により、該スラット駆動軸14を巻き戻し方向に回転させようとする回転力が作用し、その回転力は第四連結部材42に伝達されている。
しかし、図7に示すように、第四連結部材42に矢印L方向の回転力が作用すると、第三の捩りコイルスプリング43が縮径状態となり、支持ドラム44と一体化される。従って、ボトムレール4及びスラット3が引き下げ方向に180度以上回転されて、第五係止ピン45が第二カム孔46の端部46bに当接し、支持ドラム44のそれ以上の巻き戻しが阻止されているため、巻き戻し方向の回転が第四連結部材42から第三連結部材41に伝達されることはない。
以上のようにして、ボトムレール4及びスラット3の引き下げ操作時においても該操作を停止した後は、ボトムレール4及びスラット3が所望の位置に吊下支持される。
また、スラット駆動軸14に対し、昇降コード5の巻き戻し方向に過大な回転力が作用した場合には、第三の捩りコイルスプリング43と支持ドラム44との間の摩擦力が不足して、第三の捩りコイルスプリング43が巻き戻し方向に回転されてしまうおそれがある。
このような場合には、第四連結部材42から第三連結部材41に伝達された回転は、第二回動軸26、第二のラチェット部材38、第三伝達歯車51を介して第三回動軸49に伝達される。しかし、第三回動軸49と第二伝達歯車48とはワンウェイクラッチ50を介して連結されているため、第三回動軸49は第二伝達歯車48に対し空回りする。従って、スラット駆動軸14側から入力軸8への回転の伝達が防止され、駆動力伝達装置9の破損が防止される。
上記のように構成された駆動力伝達装置9では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)駆動力伝達装置9は、スラット3の引き上げ操作時には入力軸8と同速度でスラット駆動軸14を回転させることができるとともに、スラット3の下降操作時には、入力軸8の回転速度よりも速い回転速度でスラット駆動軸14を回転させることができる。従って、スラット3の引き上げ速度に比して、スラット3の下降速度を高速化することができる。
(2)スラット3の下降操作は、操作コード7を操作して駆動力伝達装置9を介してスラット駆動軸14をスラット下降方向に回転駆動することにより、スラット3及びボトムレール4の重量を利用することなく行うことができる。従って、操作コード7の操作によりスラット3を任意の下降速度で下降させることができる。
(3)ボトムレール4及びスラット3の引き上げ操作時には、ボトムレール4及びスラット3の下降操作時に比べてスラット駆動軸14の回転が遅くなるように駆動力伝達装置9が構成されている。そのため、駆動力伝達装置9は、ボトムレール4及びスラット3の引き上げ動作時には、ボトムレール4及びスラット3の引き下げ操作時に比べて強いトルクでスラット駆動軸14を回転させることができる。従って、操作者は小さな操作力でボトムレール4及びスラット3を引き上げることができる。
(4)第一伝達歯車28に形成された第一カム孔24により、入力軸8の昇降コード5巻き戻し方向の回転は第三係止ピン23が第一カム孔24の端部24bに当接するまで第一伝達歯車28に伝達されない。また、クラッチドラム35に形成されたクラッチ溝36により、クラッチドラム35はクラッチ溝36の係合端36aが第二の捩りコイルスプリング34の係合部34aに当接するまで巻き戻し方向への回転が妨げられない。また、筒状部13bには第二カム孔46が形成されているため、第五係止ピン45が第二カム孔46の端部46bに当接するまで第四連結部材42の巻き戻し方向の回転は妨げられない。従って、第一のラチェット部材30と第二のラチェット部材38とが係合した状態で180度の間、昇降コード5からの荷重によって巻き戻される。
このような構成から、スラット3の引き上げ操作の後にスラット駆動軸14を昇降コード5の巻き戻し方向に回転させるとき、スラット駆動軸14が180度回転されるまでは、スラット駆動軸14の回転を増速しない。
従って、スラット3の引き上げ操作の後に、スラット駆動軸14を昇降コード5の巻き戻し方向に回転させてスラット3の角度調節を行うとき、スラット3の角度の調整が容易となる。また、スラット3の下降操作の開始時にスラット3の角度の急激な変化による騒音の発生を防止することができる。
(5)第一のラチェット部材30及び第二のラチェット部材38は、入力軸8及びスラット駆動軸14と同一軸線上に配設されている。従って、駆動力伝達装置9の径方向の寸法の増大を抑制することができる。
(6)入力軸8とスラット駆動軸14の回転方向を常に同方向とすることができるので、上記のような横型ブラインド以外のプリーツスクリーンあるいはたくし上げカーテン等の日射遮蔽装置の遮蔽材駆動軸に上記駆動力伝達装置9を介在させることにより、遮蔽材の下降速度を増速可能とした遮蔽材昇降装置を容易に実現することができる。この場合には、駆動軸の回転に基づいて遮蔽材を巻取り、あるいは巻き戻す巻取装置を備えることにより、下降操作の開始時に遮蔽材をゆっくり下降させ、次いで高速で下降させることができるとともに、遮蔽材の下降位置を操作コードの操作により自在に調節可能である。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・第一の実施の形態においては、第一カム孔24、クラッチ溝36及び第二カム孔46は、スラット3を最大限まで回動し得る角度範囲であれば、180度に限定されるものではない。
(a)は横型ブラインドの正面図、(b)は平面図である。 第一の実施の形態の駆動力伝達装置の断面図である。 駆動力伝達装置のA−A線断面図である。 案内溝の説明図である。 (a)は駆動力伝達装置のC−C線断面図、(b)はラチェット歯の展開図である。 駆動力伝達装置のB−B線断面図である。 駆動力伝達装置のE−E線断面図である。 駆動力伝達装置のD−D線断面図である。
符号の説明
1 ヘッドボックス
3 スラット
7 操作手段(操作コード)
8 入力軸
11 巻取軸
14 駆動軸(スラット駆動軸)
21 中軸
30,38 第一の伝達手段(第一及び第二のラチェット部材)
28,48,51,38 第二の伝達手段(第一〜第三伝達歯車、第二のラチェット部材)
23 増速遅延手段(第三係止ピン)
24 増速遅延手段(第一カム孔)
34 増速遅延手段(捩りコイルスプリング)
36 増速遅延手段(クラッチ溝)

Claims (9)

  1. 操作手段の操作に基づいて正逆回転される入力軸と、
    前記入力軸の回転に基づいて正逆回転される駆動軸と、
    前記駆動軸の回転に基づいて、スラットを昇降するスラット昇降装置と、
    前記駆動軸の回転に基づいて、スラットを回動させるスラット角度調節装置と
    をヘッドボックス内に備えた横型ブラインドにおいて、
    前記入力軸のスラット下降方向の回転を、スラット引き上げ方向の回転より増速して前記駆動軸に伝達する伝達手段と、
    前記入力軸のスラット引き上げ方向の回転に続くスラット下降方向の回転開始時に、前記スラットが最大傾斜角度となるまでは、前記伝達手段の動作の開始を遅延させて、前記入力軸と駆動軸とを等速で回転させる増速遅延手段と
    を備えたことを特徴とする横型ブラインドのスラット駆動装置。
  2. 前記伝達手段は、
    前記入力軸がスラット引き上げ方向に回転されたとき、該入力軸と前記駆動軸とを直結し、前記入力軸がスラット下降方向に回転されたとき、該入力軸と前記駆動軸との直結状態を解除する第一の伝達手段と、
    前記入力軸がスラット下降方向に回転されたとき、前記入力軸と前記駆動軸との直結状態の解除後に、前記入力軸の回転を増速して前記駆動軸に伝達する第二の伝達手段と
    を備え、
    前記増速遅延手段は、
    前記入力軸のスラット下降方向の回転開始からほぼ180度回転した後に、前記第一及び第二の伝達手段を作動させることを特徴とする請求項1記載の横型ブラインドのスラット駆動装置。
  3. 前記第一の伝達手段は、
    前記入力軸と駆動軸との間で軸方向に相対移動可能に支持された第一及び第二のラチェット部材と、
    前記入力軸のスラット引き上げ方向の回転に基づいて、前記第一及び第二のラチェット部材を噛み合わせ、前記入力軸のスラット下降方向の回転に基づいて前記第一及び第二のラチェット部材の噛み合いを解除するカム機構と
    を備え、
    前記入力軸のスラット下降方向の回転開始からほぼ180度回転した後に前記カム機構を作動させるクラッチ装置を前記増速遅延手段として備えたことを特徴とする請求項2記載の横型ブラインドのスラット駆動装置。
  4. 前記第二の伝達手段は、
    前記入力軸の回転にともなって回転する第一伝達歯車と、
    前記第一伝達歯車に噛み合う第二伝達歯車と、
    前記第二伝達歯車の回転にともなって回転する回動軸と、
    前記回動軸とともに回転する第三伝達歯車と、
    前記駆動軸とともに回転するとともに、前記第三伝達歯車に噛み合う第四伝達歯車とで前記入力軸の逆回転を増速し、
    前記入力軸と第一伝達歯車との間に、前記入力軸のスラット下降方向の回転開始からほぼ180度回転した後に、該入力軸の回転を第一伝達歯車に伝達するカム孔を前記増速遅延手段として備えたことを特徴とする請求項2記載の横型ブラインドのスラット駆動装置。
  5. 操作手段の操作に基づいて正逆回転される入力軸と、
    前記入力軸の回転に基づいて正逆回転される駆動軸と、
    前記駆動軸の回転に基づいて、遮蔽材を昇降する巻取装置と
    を備えた日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置において、
    前記入力軸が正回転されたとき、該入力軸と前記駆動軸とを連結し、前記入力軸が逆回転されたとき、該入力軸と駆動軸との連結を解除する第一の伝達手段と、
    前記入力軸と駆動軸との連結が解除されたとき、前記入力軸の逆回転を増速して前記駆動軸に伝達する第二の伝達手段と
    を備え、
    前記第一の伝達手段は、
    前記入力軸と駆動軸との間で軸方向に相対移動可能に支持された第一及び第二のラチェット部材と、
    前記入力軸の正回転に基づいて、前記第一及び第二のラチェット部材を噛み合わせ、前記入力軸の逆回転に基づいて前記第一及び第二のラチェット部材の噛み合いを解除するカム機構と、
    前記入力軸の逆回転開始から所定角度回転した後に前記カム機構を作動させるクラッチ装置と
    を備えたことを特徴とする日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置。
  6. 操作手段の操作に基づいて正逆回転される入力軸と、
    前記入力軸の回転に基づいて正逆回転される駆動軸と、
    前記駆動軸の回転に基づいて、遮蔽材を昇降する巻取装置と
    を備えた日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置において、
    前記入力軸が正回転されたとき、該入力軸と前記駆動軸とを連結し、前記入力軸が逆回転されたとき、該入力軸と駆動軸との連結を解除する第一の伝達手段と、
    前記入力軸と駆動軸との連結が解除されたとき、前記入力軸の逆回転を増速して前記駆動軸に伝達する第二の伝達手段と、
    前記入力軸側の正回転を前記駆動軸に伝達し、駆動軸の正回転に続く逆回転開始から所定角度回転した後に、前記駆動軸から前記入力軸への逆回転の伝達を阻止する伝達阻止手段と
    を備え、
    前記第二の伝達手段は、前記入力軸と前記駆動軸との間に常時介在し、前記第一の伝達手段により前記入力軸と前記駆動軸が連結されているときの回転差を吸収するワンウェイクラッチを備えたことを特徴とする日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置。
  7. 操作手段の操作に基づいて正逆回転される入力軸と、
    前記入力軸の回転に基づいて正逆回転される駆動軸と、
    前記駆動軸の回転に基づいて、遮蔽材を昇降する巻取装置と
    を備えた日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置において、
    前記入力軸が正回転されたとき、該入力軸と前記駆動軸とを連結し、前記入力軸が逆回転されたとき、該入力軸と駆動軸との連結を解除する第一の伝達手段と、
    前記入力軸と駆動軸との連結が解除されたとき、前記入力軸の逆回転を増速して前記駆動軸に伝達する第二の伝達手段と、
    前記入力軸側の正回転を前記駆動軸に伝達し、駆動軸の正回転に続く逆回転開始から所定角度回転した後に、前記駆動軸から前記入力軸への逆回転の伝達を阻止する伝達阻止手段と
    を備え、
    前記第一の伝達手段は、
    前記入力軸と駆動軸との間で軸方向に相対移動可能に支持された第一及び第二のラチェット部材と、
    前記入力軸の正回転に基づいて、前記第一及び第二のラチェット部材を噛み合わせ、前記入力軸の逆回転に基づいて前記第一及び第二のラチェット部材の噛み合いを解除するカム機構と、
    前記入力軸の逆回転開始から所定角度回転した後に前記カム機構を作動させるクラッチ装置と
    を備え、
    前記第二の伝達手段は、前記入力軸と前記駆動軸との間に常時介在し、前記第一の伝達手段により前記入力軸と前記駆動軸が連結されているときの回転差を吸収するワンウェイクラッチを備えたことを特徴とする日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置。
  8. 前記第二の伝達手段は、
    前記入力軸の回転を増速する第一〜第四の伝達歯車と、
    前記入力軸と前記第一伝達歯車との間に設けられ、前記入力軸の逆回転の開始から所定角度回転した後に、前記入力軸の回転を前記第一伝達歯車に伝達するカム孔及び該カム孔に係合する係止ピンと
    を備えたことを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置。
  9. 前記クラッチ装置には、
    前記第一のラチェット部材に対し軸方向に相対移動可能に、かつ一体に回転するクラッチドラムと、
    前記クラッチドラムが所定角度回転した後に係合して前記クラッチドラムを回転不能に保持する捩りコイルスプリングと
    を備えたことを特徴とする請求項5、7又は8のいずれかに記載の日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置。
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