JP2006072007A - プロセスカートリッジ及びこれを用いる画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも潜像担持体11とクリーニング装置12とを一体にし、画像形成装置本体1に着脱可能なプロセスカートリッジであって、潜像担持体なる感光体ベルト11と当接する中間転写ベルト41を備え、前記感光体ベルト11と中間転写ベルト41の接触部には、機械停止時に、前記クリーニング手段で回収可能な潤滑剤101を介在させることを特徴とするプロセスカートリッジ、及びこれを備える画像形成装置を提供する。
【選択図】図2
Description
これらの装置においては、高品位画像を安定して得るべく、画像形成後に、像担持体又は中間転写体上に転写されずに残留した残トナーをクリーニング装置にて回収することが行われている。クリーニング装置としては、通常、ウレタンゴム等の弾性体からなるクリーニングブレードを有するものが用いられ、該ブレードを、像担持体又は中間転写体に当接させることで残トナーを掻き落とし、回収している。
しかしながら、このような構成の場合、間違って保護部材が取り付けられたままプロセスカートリッジや現像装置が画像形成装置 へ装着されてしまう場合があり、この場合、装置内に保護紙が入り込んでしまい、画像コスレ等の不具合が生じる原因となってしまう。このような不具合を解決するため、特許文献3では、感光ドラムと現像スリーブ又は現像スリーブと規制ブレードとの間に挿入する保護シートに関して、保護シートの一端を感光ドラムと現像スリーブ又は現像スリーブと規制ブレードの微少間隔に挿入し、他端に保護シート 部材を引き抜くための把手を設けている。この把手はプロセスカートリッジの外観形状から突出して凸になるように固定されているため、把手がプロセスカートリッジに取り付けられた状態で画像形成装置の挿入口に装着しようとすると、把手と挿入口の周辺部とが干渉するため、ユーザーはプロセスカートリッジを画像形成装置に装着できない機構となっており、これにより、間違って保護部材が取り付けられたままプロセスカートリッジや現像装置が画像形成装置へ装着されてしまうことを防止している。
1.本発明のプロセスカートリッジは、少なくとも潜像担持体とクリーニング手段とを一体にし、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、潜像担持体と当接する中間転写体又は転写材搬送体を備え、前記潜像担持体と中間転写体又は転写材搬送体の接触部には、機械停止時に、前記クリーニング手段で回収可能な潤滑剤を介在させる ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
2.また、本発明のプロセスカートリッジは、1.に記載のプロセスカートリッジにおいて、前記潤滑剤がトナーであることを特徴とする。
3.本発明の画像形成装置は、潜像担持体上に形成された静電潜像をトナーで可視化する画像形成装置であって、少なくとも潜像担持体とクリーニング手段を一体にし、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジを備える画像形成装置において、潜像担持体と当接する中間転写体又は転写材搬送体を備え、前記潜像担持体と中間転写体又は転写材搬送体の接触部には、機械停止時に、前記クリーニング手段で回収可能な潤滑剤を介在させるプロセスカートリッジを備えることを特徴とする。
4.また、本発明の画像形成装置は、さらに上述の3.に記載のプロセスカートリッジを備えることを特徴とする。
本発明の画像形成装置で画像形成動作(プリント動作)を実行する際は、帯電装置13に高電圧が印加されることにより、感光体ベルト11が一様に帯電される。そして、図示しない画像信号処理部では、カラー画像情報たとえば外部のコンピュータから送られてきたカラー画像信号が光書き込み信号に変換されて光書き込みユニット20に送られる。光書き込みユニット20では、上記光書き込み信号に基づいて、光源としてのレーザが制御され、ポリゴンミラー、f/Θレンズ及び反射ミラーを介して、Black(K)、Cyan(C)、Magenta(M)、Yellow(Y)の画像信号に対応した光書き込みが行われ、感光体ベルト11上に静電潜像が形成される。
上記感光体ベルト11上の静電潜像は、各色トナーをそれぞれ有する各現像装置31K、31C31M、31Yによって各色ごとに現像される。これにより、感光体ベルト11上には、各色ごとにトナー像が形成される。
なお、感光体クリーニング装置12は、感光体ベルト11に常時当接し、感光体ベルト11上の残トナーをクリーニングする。一方、中間転写体クリーニング装置42は、画像形成動作中においては中間転写ベルト41表面から離間した位置に保持され、形成像が転写紙上に転写された後に中間転写ベルト41表面に当接されて、中間転写ベルト41上の残トナーをクリーニングする。
図2は本発明を適用したプロセスカートリッジの一実施例である。このプロセスカートリッジには、潜像担持体としての感光体ベルト11、帯電装置13、感光体クリーニング装置12、中間転写体としての中間転写ベルト41、中間転写体クリーニング装置42が含まれ、一体的に構成されている。
本発明は、感光体ベルト11と、中間転写ベルト41との間に潤滑剤101を介在させることにより、画像形成装置本体1出荷の際、あるいはサプライとして供給されるプロセスカートリッジ出荷の際に、感光体ベルト11と中間転写ベルト41が当接することにより、表面が擦れて傷が発生するのを防止するものである。
なお、ここで用いた潤滑剤101は、感光体クリーニング装置12又は中間転写体クリーニング装置42で回収される。このように、従来から備えられているクリーニング装置によって回収可能なものを保護部材として用いることにより、特別な機構を設ける必要性が回避されるため、新たな機構設置することによる誤操作を防止し、またコストを抑えることができるという利点がある。
そこで本発明では、上記の潤滑剤101をトナーとすることで、出荷時のような輸送の際のみならず、装置稼働時においても、常に感光体ベルト11と中間転写ベルト41のニップ部に潤滑剤101を供給することが可能な画像形成装置又はプロセスカートリッジを提供することができる。
各色現像装置による所定の画像形成動作終了後における、感光体モータ停止前の所定のタイミングで、一つの現像装置を動作させ、感光体ベルト11へのトナー供給を実行する。
なお、ここで現像装置を作動させるタイミングに関しては、この時点で感光体ベルト11上に付着したトナーが、感光体モータ停止時に中間転写ベルトとの当接位置に来るよう
に設定することが必要である。
また、ここで動作させる現像装置は、例えば使用頻度の高いK現像装置に固定することとしても良いし、あるいはK、C、M、Y現像装置を、任意選択することとしても良い。
また、この感光体ベルト11へのトナー供給は、トナー消費を節約するため、画像形成動作後常に実行するのではなく、所定の枚数毎に実行することとしても良い。
なお、本実施形態においては、潜像担持体を一つ備え、中間転写体上に順次色重ねする画像形成装置に本発明を適用する例を示したが、これを複数の感光体と中間転写体、あるいは複数の感光体と転写材搬送体を備えた画像形成装置に適用することも可能である。
11 感光体ベルト
12 感光体クリーニング装置
13 帯電装置
20 光書き込みユニット
31Y、31M、31C、31K 現像装置
41 中間転写ベルト
42 中間転写体クリーニング装置
45 一次転写バイアスローラ
50 紙転写ローラ50
60 定着装置
80 給紙カセット
82a、82b、82c、83 搬送ローラ対
101 潤滑剤
Claims (4)
- 少なくとも潜像担持体とクリーニング手段とを一体にし、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
前記プロセスカートリッジは、
潜像担持体と当接する中間転写体又は転写材搬送体を備え、
前記像担持体と中間転写体又は転写材搬送体の接触部には、機械停止時に、前記クリーニング手段で回収可能な潤滑剤を介在させる
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1に記載のプロセスカートリッジにおいて、
前記潤滑剤がトナーである
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 潜像担持体上に形成された静電潜像をトナーで可視化する画像形成装置であって、少なくとも潜像担持体とクリーニング手段を一体にし、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジを備える画像形成装置において、
前記プロセスカートリッジは、
潜像担持体と当接する中間転写体又は転写材搬送体を備え、
前記潜像担持体と中間転写体又は転写材搬送体の接触部には、機械停止時に、前記クリーニング手段で回収可能な潤滑剤を介在させる
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3に記載の画像形成装置において、
前記画像形成装置は、請求項2に記載のプロセスカートリッジを備える
ことを特徴とする画像形成装置。
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