JP2006069421A - Low lift - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば、工場や倉庫等での運搬物の運搬作業に使用されるローリフトに関する。 The present invention relates to a low lift used for transporting a transported object in, for example, a factory or a warehouse.
ローリフトの従来例を図6〜図8に基づいて説明する。このローリフトは、特許文献1に記載されたものであるから概要を述べるにとどめる。なお、図6はローリフトをフォークの下降状態で示す側面図、図7はローリフトをフォークの上昇状態で示す側面図、図8はローリフトのフォーク昇降装置を示す斜視図である。また、ローリフトの左右は、そのローリフトの作業者(運転者)から見た左右とする。
図6に示すように、ローリフトLは、車体2と、運搬物(いわゆる荷物)を積載可能な左右平行状をなす左右一対のフォーク4と、車体2に対して各フォーク4を昇降させる左右一対のフォーク昇降装置6とを備えている。
車体2の下端部には、ドライブホイール1及び補助車輪12が設けられている。ドライブホイール1は、車体2内に設置された走行用電動モーター(図示省略)の回転駆動により、ローリフトLを走行(前進及び後退)させる。また、ドライブホイール1は、車体2の後側(図6において左側)を覆うカバー部材11上に突出された操作ハンドル10により操舵可能になっている。
A conventional example of low lift will be described with reference to FIGS. Since this low lift is described in
As shown in FIG. 6, the low lift L is composed of a pair of left and
A
図8に示すように、前記車体2内には、前記各フォーク昇降装置6が左右対称状に組込まれている。各フォーク昇降装置6は、同一構造であるから、その一方(右方)について重点的に説明し、その他方(左方)についての説明は省略する。フォーク昇降装置6は、駆動源である昇降用電動モーター61と、該昇降用電動モーター61により軸回りに回転するねじ軸62と、該ねじ軸62に螺合されかつねじ軸62の回転によりねじ軸62に沿って軸方向に移動するナット部材63とを備えている。
昇降用電動モーター61には、ベース部材64が取付けられている。
また、ねじ軸62は、前記ベース部材64と一体をなす軸受65に回転可能に軸支されている。このねじ軸62は、前記ベース部材64に内設された歯車機構(図示省略)を介して、昇降用電動モーター61の出力軸(図示省略)と連動可能に連結されている。したがって、昇降用電動モーター61を正方向または逆方向に回転駆動することにより、ねじ軸62が軸回りに正回転または逆回転されるようになっている。
As shown in FIG. 8, the fork
A
The
前記軸受65は、前記車体2の背壁(後壁)の中央部に設けられた支持ブラケット21に対して、支軸22を介して回動可能に軸支されている。
また、前記車体2内には、バッテリーB及びコントロールボックスCが設置されている。バッテリーBは、前記ドライブホイール1の駆動用電動モーターや前記昇降用電動モーター61等に電力を供給する。また、コントロールボックスC内には、ドライブホイール1の駆動用電動モーターや昇降用電動モーター61等を制御する各種制御回路(図示省略)、及び、バッテリーBの充電回路(図示省略)等が組込まれている。
The
A battery B and a control box C are installed in the
前記フォーク4の基端部(後端部)には、軸受プレート41が固着されている。両フォーク4の軸受プレート41間には、丸棒からなる横軸42が架設されている。この横軸42の両端部は、両軸受プレート41に相対回転可能に支持されている。
また、前記車体2の下部には、左右一対のリフトアーム3の基端部(後端部)が支軸31により回動可能に軸支されている。両リフトアーム3の先端部(前端部)には、前記横軸42が挿通された状態で固着されている。したがって、横軸42は、リフトアーム3の回動により昇降されるとともに両フォーク4を上下動させる。
A
A base end portion (rear end portion) of a pair of left and
前記横軸42の中央部には、左右一対をなす第1の連結アーム43の基端部が嵌合された状態で固着されている。両第1の連結アーム43の先端部は、前記ナット部材63に支軸44により回動可能に連結されている。また、横軸42には、前記各リフトアーム3と前記各第1の連結アーム43との間にそれぞれ位置する左右一対の第2の連結アーム45の基端部が嵌合された状態で固着されている。両第2の連結アーム45の先端部には、プッシュロッド54の基端部(後端部)が回動可能に連結される。
At the center of the
前記フォーク4の基端部(後端部)上には、前記車体2の前面側を覆う縦壁状の背板46が立設されている。背板46の上部には、前記リフトアーム3と平行をなす左右一対のリンクアーム7の一端部(前端部)がそれぞれ支軸72により回動可能に軸支されている。また、両リンクアーム7の他端部(後端部)は、前記車体2に支軸71により回動可能に軸支されている。
On the base end portion (rear end portion) of the
前記フォーク4の先端部に設けられた軸受47には、支持アーム51の基端部寄りの部分が支軸53により回動可能に軸支されている。支持アーム51は、支軸53回りに回動することにより、フォーク4の先端部に対して起立及び倒伏可能になっている。支持アーム51の先端部には、ロードホイール5が車軸52により回転可能に軸支されている。なお、ロードホイール5は、フォーク4の昇降位置にかかわらず、路面あるいはフロア面等の地面R(図6及び図7参照)上を転動可能である。
さらに、支持アーム51の基端部(反ロードホイール5側の端部)には、各フォーク4に沿って延びるプッシュロッド54の前端部が支軸55により回動可能に連結されている。また、プッシュロッド54の後端部は、前記第2の連結アーム45の先端部に支軸48(図6及び図7参照)により回動可能に連結されている。
A
Further, a front end portion of a
前記したローリフトLにおいて、フォーク4を下降位置(図6参照)から上昇させる場合には、昇降用電動モーター61の正転駆動によりねじ軸62を正回転させることにより、ナット部材63がねじ軸62に沿って上方へ移動する(図7参照)。そのナット部材63は、第1の連結アーム43を介して横軸42を持ち上げる。その横軸42は、リフトアーム3の支軸31回りに上方へ移動されるとともに両フォーク4を上昇させる。このとき、車体2とリフトアーム3とリンクアーム7と背板46とにより平行リンク機構が構成されているため、フォーク4の上昇とともに背板46が起立姿勢を保持したまま上昇する。また、フォーク4の上昇時に、軸受プレート41に対して横軸42が図6において左回り方向に回動するにともない、該横軸42上の第2の連結アーム45がプッシュロッド54を前方へ押し出す。これにより、プッシュロッド54の前端部の支軸55が前方に押されるにともない、支持アーム51が支軸53回りに回動されて起立されることにより、フォーク4の先端部が水平姿勢を保ちながら上昇される。なお、このとき、ロードホイール5が地面R上を転動する。また、リフトアーム3が車体2に設けられた上限ストッパ8aに当接し、該上限ストッパ8aに付設されたリミットスイッチ(図示省略)の作動により昇降用電動モーター61が停止されることによって、フォーク4の上昇が上昇位置で停止される(図7参照)。
In the above-described low lift L, when the
また、前記フォーク4を上昇位置(図7参照)から下降させる場合には、昇降用電動モーター61の逆転駆動によりねじ軸62を逆回転させることによって、上記と逆作動により両フォーク4が下降されるとともに背板46が起立姿勢を保持したまま下降される。また、フォーク4の下降時には、第2の連結アーム45によりプッシュロッド54が後方へ引き戻され、支持アーム51が倒伏されることにより、フォーク4の先端部が水平姿勢を保ちながら下降される。なお、このとき、ロードホイール5が地面R上を転動する。また、リフトアーム3が車体2に設けられた下限ストッパ8bに当接し、該下限ストッパ8bに付設されたリミットスイッチ(図示省略)の作動により昇降用電動モーター61が停止されることによって、フォーク4の下降が下降位置で停止される(図6参照)。
前記した従来のローリフトL(図6〜図8参照)が、例えばピアノ製造工場内でのグランドピアノの運搬に使用されることがある。なお、図9はグランドピアノ運搬用のアタッチメントが追加設定されたローリフトをフォークの下降状態で示す右側面図、図10は図9のローリフトをフォークの上昇状態で示す右側面図である。また、従来の技術で例示したローリフトL(図6〜図8参照)と同一もしくは実質的に同一構成及び均等構成と考えられる部分には同一符号が付されており、車体2内のフォーク昇降装置6にかかる大部分の構成部品は省略されている。
The above-described conventional low lift L (see FIGS. 6 to 8) may be used for transporting a grand piano in a piano manufacturing factory, for example. FIG. 9 is a right side view showing the low lift to which the attachment for carrying the grand piano is additionally set in the lowered state of the fork, and FIG. 10 is a right side view showing the low lift in FIG. 9 in the raised state of the fork. In addition, parts that are considered to be the same or substantially the same configuration and equivalent configuration as the low lift L illustrated in the prior art (see FIGS. 6 to 8) are denoted by the same reference numerals, and the fork lifting device in the
図9に示すように、フォーク4の基端部(図9において左端部)上には、グランドピアノPのピアノ本体P1の鍵盤側下面Pbを受けるための根元受け部材である後受台74が追加設定されている。また、フォーク4の先端部上には、グランドピアノPのピアノ本体P1の本体側下面Paを受けるための先端受け部材である前受台76が追加設定されている。なお、一般的に、グランドピアノPのピアノ本体P1の下面は、鍵盤側下面Pbと、反鍵盤側で鍵盤側下面Pbより上段側に位置する本体側下面Paとを有する段差面になっている。
As shown in FIG. 9, on the base end portion (left end portion in FIG. 9) of the
そして、前記グランドピアノPの運搬に際しては、図9に示すように、グランドピアノPのピアノ本体P1の下方空間Sに対して、下降位置にあるフォーク4の前受台76が鍵盤側(図9において左側)から挿入される。このため、前受台76は、グランドピアノPのピアノ本体P1の鍵盤側下面Pbを通過可能な高さ76hに設定せざるを得ない。
また、グランドピアノPのピアノ本体P1の下方空間Sにおいて、グランドピアノPを持上げるためには、図10に示すように、前受台76を、グランドピアノPのピアノ本体P1の本体側下面Paに対応する高さ76Hに調整する必要が生じる。このため、従来では、前受台76上に高さ調整用のスペーサー77を載せていた。
When the grand piano P is transported, as shown in FIG. 9, the
In order to lift the grand piano P in the lower space S of the piano main body P1 of the grand piano P, as shown in FIG. It is necessary to adjust the height to 76H corresponding to. For this reason, conventionally, a
ちなみに、ローリフトLの場合、フォーク4の昇降ストロークが小さいために、フォーク4の下降位置(図9参照)において、グランドピアノPのピアノ本体P1の鍵盤側下面Pbと後受台74の受止面74aとの間の距離d2、及び、そのピアノ本体P1の本体側下面Paと前受台76のスペーサー77上の受止面77aとの間の距離d1を、フォーク4の昇降ストロークよりも小さく設定する必要がある。また、図10に示すように、グランドピアノPをピアノ本体P1の水平状態で持上げるためには、前記距離d1,d2(図9参照)をほぼ同じ値に設定する必要がある。
Incidentally, in the case of the low lift L, the lift stroke of the
また、グランドピアノPを所定場所へ運搬した後で、グランドピアノPのピアノ本体P1の下方空間Sからフォーク4を抜き出すときに、フォーク4を下降した状態としても、前受台76上にスペーサー77が載せられたまま(図9中、二点鎖線77参照)では、そのスペーサー77がピアノ本体P1の本体側下面Paと鍵盤側下面Pbとの間の段付縦面Pcに干渉するため、前受台76上からスペーサー77を取外さなければならなかった。
上記したように、従来のローリフトLでは、グランドピアノPの運搬に際して、一々、前受台76上にスペーサー77を載せたり、前受台76上から取り外したりする必要があることから、作業者の負担が大きいという問題があった。また、一般的には、スペーサー77が木製で約8kgと重いことから、作業者の負担が一層増大することになっていた。
In addition, when the
As described above, in the conventional low lift L, when the grand piano P is transported, it is necessary to place the
本発明が解決しようとする課題は、前受台の高さ調整にかかる作業者の負担を軽減することのできるローリフトを提供することにある。 The problem to be solved by the present invention is to provide a low lift capable of reducing the burden on the operator for adjusting the height of the front cradle.
前記課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とするローリフトにより解決することができる。
すなわち、特許請求の範囲の請求項1に係るローリフトによると、運搬物の下方空間へのフォークの挿入及び抜き出しに際しては、前受台の受台部材を受台昇降装置により待機位置へ下降させることにより、運搬物に対する受台部材の干渉を回避することができる。また、フォークを運搬物の下方空間へ挿入した状態で、前受台の受台部材を受台昇降装置により使用位置へ上昇させることにより、運搬物の前部を受けることが可能となる。したがって、前受台の高さ調整にかかる作業者の負担を軽減することができる。
The above-mentioned problem can be solved by a low lift having the gist of the configuration described in the claims.
That is, according to the low lift according to
また、特許請求の範囲の請求項2に係るローリフトによると、受台昇降装置の主体をなす平行リンク機構の起立及び倒伏動作により、受台部材をほぼ水平状態を保ちながら昇降させることができる。このため、受台部材を運搬物と干渉させることなく昇降させることができる。
また、平行リンク機構をフォーク上に倒伏可能に設けたことにより、受台部材の待機状態において平行リンク機構をフォーク上にコンパクトに格納することができる。
Moreover, according to the low lift which concerns on
Further, by providing the parallel link mechanism on the fork so as to be able to fall down, the parallel link mechanism can be compactly stored on the fork in the standby state of the receiving member.
また、特許請求の範囲の請求項3に係るローリフトによると、フォーク昇降装置の昇降に連動する連動部材によって、フォークの上昇時には平行リンク機構が起立されまた該フォークの下降時に平行リンク機構が倒伏される。したがって、平行リンク機構を作動させるための専用の駆動源を必要とすることなく、該平行リンク機構を自動的に起立及び倒伏させることができる。
Further, according to the low lift according to
また、特許請求の範囲の請求項4に係るローリフトによると、前受台の受台昇降装置により受台部材を待機位置に下降させることにより、該受台部材の本体側受止面をグランドピアノのピアノ本体の鍵盤側受止面とほぼ同じかその受止面よりも低くすることができる。このため、ピアノ本体の本体側下面が鍵盤側下面より上段側に位置するグランドピアノのピアノ本体の下方空間に対して、フォーク上の前受台をピアノ本体の鍵盤側から鍵盤側下面に干渉することになく挿入したり、逆に引き出したりすることができる。
また、前受台の受台昇降装置により受台部材を使用位置に上昇させることにより、該受台部材の本体側受止面をグランドピアノのピアノ本体の本体側下面に対応する高さとすることができる。
したがって、グランドピアノの運搬に際して、従来必要とされたスペーサの着脱作業を省略することができるので、前受台の高さ調整にかかる作業者の負担を軽減し、グランドピアノの運搬作業の効率を向上することができる。
Further, according to the low lift according to
Moreover, the main body side receiving surface of the receiving member is raised to a height corresponding to the lower surface of the main body side of the piano body of the grand piano by raising the receiving member to the use position by the receiving base lifting device of the front receiving base. Can do.
Therefore, when carrying the grand piano, it is possible to omit the spacer attaching / detaching work that has been required in the past, reducing the burden on the operator for adjusting the height of the front cradle and improving the efficiency of carrying the grand piano. Can be improved.
本発明のローリフトによれば、フォーク上に設けられた受台昇降装置と、該受台昇降装置により使用位置へ上昇可能にかつ待機位置へ下降可能に設けられた受台部材とにより、前受台を構成したことにより、前受台の高さ調整にかかる作業者の負担を軽減することができる。 According to the low lift of the present invention, the front lift is provided by the cradle lifting device provided on the fork and the cradle member provided by the cradle lifting device so that it can be raised to the use position and lowered to the standby position. By configuring the base, it is possible to reduce the burden on the operator for adjusting the height of the front base.
以下、本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例を参照して説明する。 Hereinafter, the best mode for carrying out the present invention will be described with reference to the following examples.
本発明の実施例を説明する。本実施例では、ピアノ製造工場内でのグランドピアノ(図1参照)の運搬に使用されるローリフトについて説明する。なお、図1はローリフトをフォークの下降状態で示す右側面図、図2はローリフトをフォークの上昇状態で示す右側面図、図3は前受台を待機状態で示す右側面図、図4は前受台を使用状態で示す右側面図、図5はローリフトのフォーク昇降装置を示す斜視図である。また、本実施例のローリフトの基本的構成については、前記従来の技術で例示したローリフトL(図6〜図8、及び、図9、図10参照)とほとんど同様の構成であるから、従来の技術と同一もしくは実質的に同一構成及び均等構成と考えられる部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。なお、図1及び図2及び図5において、車体2内のフォーク昇降装置6にかかる大部分の構成部品は図9及び図10と同様に省略されている。
Examples of the present invention will be described. A present Example demonstrates the low lift used for conveyance of the grand piano (refer FIG. 1) in a piano manufacturing factory. 1 is a right side view showing the low lift when the fork is lowered, FIG. 2 is a right side view showing the low lift when the fork is raised, FIG. 3 is a right side view showing the front stand in the standby state, and FIG. FIG. 5 is a perspective view showing the low lifter fork lifting device. FIG. In addition, the basic configuration of the low lift of the present embodiment is almost the same as the low lift L (see FIGS. 6 to 8, 9, and 10) exemplified in the above-described conventional technology. Parts that are considered to be the same or substantially the same configuration and equivalent configuration as the technology are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted. 1, 2, and 5, most of the components related to the
図5に示すように、本実施例にかかるローリフトLのフォーク昇降装置6は、1つの昇降用電動モーター61により両フォーク4を昇降させる構成となっており、部品点数の削減及び組付工数の削減によりコストの低減が図られている。すなわち、昇降用電動モーター61により軸回りに回転されるねじ軸62に螺合されたナット部材63の両側に対して、両第1の連結アーム43の先端部が支軸44により回動可能に連結されている。その他の構成は、前記従来の技術で例示したローリフトL(図6〜図8参照)と同様の構成である。なお、昇降用電動モーター61に取付けられたベース部材64と前記ナット部材63との間には、前記ねじ軸62を覆いかつナット部材63の上下動に追従して伸縮変形可能に形成された蛇腹状のブーツ67が装着されている。
As shown in FIG. 5, the
また、グランドピアノPは、図1に二点鎖線Pで示すように、ピアノ本体P1と、該ピアノ本体P1を水平に支持する左右2本(図1では1本のみを示す。)の鍵盤側支脚P2及び1本の反鍵盤側支脚P3とを備えている。また、グランドピアノPのピアノ本体P1の下面は、そのピアノ本体P1の鍵盤側下面Pbと、ピアノ本体P1の反鍵盤側(図1において右側)で鍵盤側下面Pbより上段側に位置する本体側下面Paとを有する段差面になっている。また、本体側下面Paと鍵盤側下面Pbとの間には段付縦面Pcが形成されている。
なお、本明細書では、説明の都合上、ローリフトLのフォーク4の基部(後部)で受けるピアノ本体P1の鍵盤側(図1において左側)を後側と称し、その鍵盤側部分を後部と称する。また、フォーク4の先端部(前部)で受けるピアノ本体P1の反鍵盤側(図1において右側)を前側と称し、その鍵盤側部分を前部と称する。これにともない、鍵盤側支脚P2を「後脚」と称し、反鍵盤側支脚P3を「前脚」と称する。
Further, as shown by a two-dot chain line P in FIG. 1, the grand piano P has a piano body P1 and two left and right keyboard sides (only one is shown in FIG. 1) that horizontally supports the piano body P1. A support leg P2 and one anti-keyboard side support leg P3 are provided. Further, the lower surface of the piano main body P1 of the grand piano P has a keyboard side lower surface Pb of the piano main body P1 and a main body side positioned on the upper side of the keyboard side lower surface Pb on the counter keyboard side (right side in FIG. 1) of the piano main body P1. The step surface has a lower surface Pa. A stepped vertical surface Pc is formed between the main body side lower surface Pa and the keyboard side lower surface Pb.
In the present specification, for convenience of explanation, the keyboard side (left side in FIG. 1) of the piano body P1 received at the base (rear) of the
前記グランドピアノPを運搬するローリフトLの左右のフォーク4(図1では片側のみを示す。)に付設される構成部品は、左右対称状に設けられるものであるから、その右側の構成について説明し、左側の構成についての説明は省略する。
図1に示すように、フォーク4の基端部上には、グランドピアノPの後部(図1において左側(鍵盤側)部分)を受けるための後受台74が、従来の技術(図9及び図10参照)と同様に追加設定されている。この後受台74は、ほぼ四角形状をなしており、その下面がフォーク4上に結合され、かつその後側面が背板46に結合されている。後受台74の上面は、グランドピアノPのピアノ本体P1の鍵盤側下面Pbを受止可能な鍵盤側受止面74aとなっている。
Since the components attached to the left and right forks 4 (only one side is shown in FIG. 1) of the low lift L that carries the grand piano P are provided symmetrically, the configuration on the right side will be described. The description of the configuration on the left side is omitted.
As shown in FIG. 1, on the base end portion of the
また、前記フォーク4の先端部上には、グランドピアノPの前部(図1において右側(反鍵盤側)部分)を支持するための前受台80が追加設定されている。前受台80は、前記フォーク4上に設けられた受台昇降装置83と、該受台昇降装置83により図2に示す使用位置へ上昇可能にかつ図1に示す待機位置へ下降可能に設けられた受台部材81とにより構成されている。その受台部材81は、例えば木製で、直方体状をなしており、その上面が本体側受止面81aとなっている。
Further, on the front end portion of the
前記受台昇降装置83は、図2に示すように、前記フォーク4の先端部上に起立可能でかつ図1に示すように該フォーク4上に倒伏可能に設けられた平行リンク機構84を主体として構成されている。
図3に示すように、平行リンク機構84は、支持プレート85と第1のリンクアーム86と第2のリンクアーム87と昇降プレート88とにより構成されている。
支持プレート85は、ローリフトLの側面から見てほぼ台形板状をなしており、前記フォーク4の先端部上に立設されている。
また、第1のリンクアーム86の下端部は、支持プレート85の中央部に第1の支軸91により前後方向に回動可能に連結されている。この第1のリンクアーム86の上端部は、昇降プレート88の後部(図3において左部)に第2の支軸92により前後方向に回動可能に連結されている。
As shown in FIG. 2, the
As shown in FIG. 3, the
The
Further, the lower end portion of the
前記第2のリンクアーム87の下端部は、支持プレート85に第3の支軸93により前後方向に回動可能に連結されている。この第2のリンクアーム87の上端部は、昇降プレート88の前部(図3において右部)に第4の支軸94により前後方向に回動可能に連結されている。なお、第3の支軸93は第1の支軸91の前上方(図2において右上方)付近に位置し、第4の支軸94は第2の支軸92の前方(図2において右方)付近に位置している。また、第1のリンクアーム86は広幅状に形成されており、第2のリンクアーム87は細幅状で第1のリンクアーム86の一側(図3では紙面裏側)に重なる状態で配置されている。
The lower end portion of the
また、前記昇降プレート88は、前に述べたように、第1のリンクアーム86及び第2のリンクアーム87の上端部に第2の支軸92及び第4の支軸94により回動可能に連結されている。昇降プレート88上には、チャンネル状をなしかつほぼ水平姿勢の台枠89が結合されている。台枠89内には、台座90が嵌め込まれた状態で結合されている。この台座90上には、前記受台部材81がほぼ水平状態で結合されている。
Further, as described above, the elevating
前記平行リンク機構84は、その起立及び倒伏により前記受台部材81をほぼ水平姿勢を保ちながら昇降させることができるもので、図3に示すようにフォーク4上に倒伏することにより受台部材81を下降位置である待機位置に保持し、また、図4に示すようにフォーク4の先端部上に起立することにより受台部材81を上昇位置である使用位置に保持する。
詳しくは、平行リンク機構84を倒伏状態から起立するときは、第1のリンクアーム86が第1の支軸91回り(詳しくは、図3において右回り方向)に回動し、第2のリンクアーム87が第3の支軸93回り(詳しくは、図3において右回り方向)に回動する。これとともに、昇降プレート88が第2の支軸92回り(詳しくは、図3において左回り方向)に回動しかつ第4の支軸94回り(詳しくは、図3において左回り方向)に回動する。これにより、昇降プレート88、台枠89、台座90及び受台部材81が、ほぼ水平姿勢を保ちながら、前方へ移動しつつ上昇される(図4参照)。
また、平行リンク機構84を起立状態から倒伏するときは、第1のリンクアーム86が第1の支軸91回り(詳しくは、図4において左回り方向)に回動し、第2のリンクアーム87が第3の支軸93回り(詳しくは、図4において左回り方向)に回動する。
これとともに、昇降プレート88が第2の支軸92回り(詳しくは、図4において右回り方向)に回動しかつ第4の支軸94回り(詳しくは、図4において右回り方向)に回動する。これにより、昇降プレート88、台枠89、台座90及び受台部材81が、ほぼ水平姿勢を保ちながら、後方へ移動しつつ下降される(図3参照)。
The
Specifically, when the
Further, when the
At the same time, the elevating
また、前記平行リンク機構84は、図2に示すように前記受台部材81が使用位置にあるときは前記本体側受止面81aを前記鍵盤側受止面74aよりも高くし、また図1に示すように該受台部材81が待機位置にあるときは本体側受止面81aを鍵盤側受止面74aとほぼ同じか、その受止面74aよりも低くするように、受台部材81を昇降させる。なお、図1に示すように、待機位置にある受台部材81の本体側受止面81aは、ローリフトLの前進又は後退により、グランドピアノPのピアノ本体P1の鍵盤側下面Pbを潜り抜けるように通過可能な高さに設定されていればよい。
Further, the
さらに、前記平行リンク機構84は、前記フォーク昇降装置6(図5参照)の昇降に連動するプッシュロッド54に対して、次に述べる作動ロッド98を介して連動可能に連繋されており、該プッシュロッド54の前方への押し出しにより図2に示すように前記フォーク4の上昇時に起立されまた該プッシュロッド54の後方への引き戻しにより図1に示すように倒伏される構成となっている。なお、プッシュロッド54は、本明細書でいう「連動部材」に相当する。
すなわち、作動ロッド98の後端部(図3において下端部)は、前記プッシュロッド54の前端部に、前記支軸55を利用して回動可能に連結されている。また、作動ロッド98の前端部(図3において上端部)は、前記第1のリンクアーム86に第5の支軸95により回動可能に連結されている。なお、図2に示すように、平行リンク機構84の起立状態において、第1のリンクアーム86及び第2のリンクアーム87がほぼ鉛直状をなすことにより、グランドピアノPのピアノ本体P1に対する支持剛性の向上が図られている。
Further, the
That is, the rear end portion (lower end portion in FIG. 3) of the operating
次に、上記のように構成されたローリフトLによりグランドピアノPを運搬する手順について説明する。いま、図1に示すように、フォーク4が下降位置にあるときは、支持アーム51が倒伏状態にあると共に平行リンク機構84が倒伏状態にあり、前受台80の受台部材81が待機位置にある。この状態では、前受台80の受台部材81の本体側受止面81aが、後受台74の鍵盤側受止面74aとほぼ同じかその受止面74aよりも低い位置にある。したがって、グランドピアノPの運搬に際して、ローリフトLを走行させ、グランドピアノPのピアノ本体P1の下方空間Sに対して、下降位置にあるフォーク4の前受台80を鍵盤側から両鍵盤側支脚(後脚)P2の間に挿入するときに、前受台80がグランドピアノPのピアノ本体P1の鍵盤側下面Pbの下側を潜り抜けるように通過することができ、前受台80がグランドピアノPに干渉することを回避することができる。
Next, a procedure for transporting the grand piano P by the low lift L configured as described above will be described. As shown in FIG. 1, when the
そして、ローリフトLの前進によって、フォーク4と共に前受台80及び後受台74を、グランドピアノPのピアノ本体P1の下方空間Sに挿入し、背板46をグランドピアノPの鍵盤側に近付けた状態において、ローリフトLを停車する(図1参照)。なお、この状態では、後受台74の鍵盤側受止面74aがグランドピアノPのピアノ本体P1の鍵盤側下面Pbに対向し、前受台80の受台部材81の本体側受止面81aがグランドピアノPのピアノ本体P1の本体側下面Paに対向する。
As the low lift L advances, the
この状態において、フォーク昇降装置6によりフォーク4を下降位置(図1参照)から上昇させると、プッシュロッド54が前方へ押し出されることにより、支持アーム51が支軸53回りに回動されて起立される。これにより、後受台74の鍵盤側受止面74aがグランドピアノPのピアノ本体P1の鍵盤側下面Pbに当接して、該グランドピアノPの後部を持上げる。
また、前記フォーク4の上昇にともない、プッシュロッド54により支軸55を介して作動ロッド98が前方へ押し出されることにより、第5の支軸95を介して連繋された平行リンク機構84が起立される。これにより、受台部材81がほぼ水平状態を保ちながら使用位置へ上昇される結果、受台部材81の本体側受止面81aがグランドピアノPのピアノ本体P1の本体側下面Paに当接し、該グランドピアノPの前部を持上げる。
In this state, when the
Further, as the
このようにして、ローリフトLのフォーク4上に持上げられたグランドピアノP(図2参照)は、後脚P2及び前脚P3が地面R上に浮上した状態となって、ローリフトLの走行により所定の場所まで運搬される。
In this way, the grand piano P (see FIG. 2) lifted on the
そして、所定の場所で、ローリフトLを停車した状態において、フォーク昇降装置6によりフォーク4を上昇位置(図2参照)から下降させると、プッシュロッド54が後方へ引き戻されることにより、支持アーム51が支軸53回りに回動されて倒伏される。
これにより、図1に示すように、グランドピアノPの鍵盤側においては、フォーク4の下降にともない、グランドピアノPの後部が下降されていき、後脚P2が地面R上に接地した後、後受台74の鍵盤側受止面74aがグランドピアノPのピアノ本体P1の鍵盤側下面Pbから離れる。
また、グランドピアノPの反鍵盤側においては、前記フォーク4の下降にともない、プッシュロッド54により支軸55を介して作動ロッド98が後方へ引き寄せられることにより、第5の支軸95を介して連繋された平行リンク機構84が倒伏される。これにより、受台部材81がほぼ水平状態を保ちながら待機位置へ下降される結果、グランドピアノPの前部が下降されていき、前脚P3が地面R上に接地した後、後受台74の鍵盤側受止面74aがグランドピアノPのピアノ本体P1の鍵盤側下面Pbから離れる。
Then, in a state where the low lift L is stopped at a predetermined location, when the
As a result, as shown in FIG. 1, on the keyboard side of the grand piano P, as the
Further, on the side opposite to the keyboard of the grand piano P, as the
このようにして、グランドピアノPを所定の場所に降ろしたならば、ローリフトLを後退させることにより、フォーク4と共に前受台80及び後受台74を、グランドピアノPのピアノ本体P1の下方空間Sから引き出せばよい。このときも、前受台80の受台部材81の本体側受止面81aが、後受台74の鍵盤側受止面74aとほぼ同じかその受止面74aよりも低い位置にある。このため、前受台80がグランドピアノPのピアノ本体P1の鍵盤側下面Pbの下側を潜り抜けるように通過することができ、前受台80がグランドピアノPに干渉することを回避することができる。
In this way, when the grand piano P is lowered to a predetermined place, the
上記したローリフトLによると、運搬物の下方空間へのフォーク4の挿入及び抜き出しに際しては、図1に示すように、前受台80の受台部材81を受台昇降装置83により待機位置へ下降させることにより、グランドピアノPに対する前受台80の受台部材81の干渉を回避することができる。また、フォーク4をグランドピアノPのピアノ本体P1の下方空間Sへ挿入した状態で、図2に示すように、前受台80の受台部材81を受台昇降装置83により使用位置へ上昇させることにより、グランドピアノPの前部を受けることが可能となる。したがって、前受台80の高さ調整にかかる作業者の負担を軽減することができる。
According to the low lift L described above, when the
また、受台昇降装置83の主体をなす平行リンク機構84の起立及び倒伏動作により、受台部材81をほぼ水平状態を保ちながら昇降させることができる。このため、受台部材81をグランドピアノPと干渉させることなく昇降させることができる。
また、平行リンク機構84をフォーク4上に倒伏可能に設けたことにより、受台部材81の待機状態において平行リンク機構84をフォーク4上にコンパクトに格納することができる(図1及び図3参照)。
Further, the
Further, by providing the
また、フォーク昇降装置6の昇降に連動するプッシュロッド54によって、フォーク4の上昇時には平行リンク機構84が起立されまた該フォーク4の下降時に平行リンク機構84が倒伏される。したがって、平行リンク機構84を作動させるための専用の駆動源を必要とすることなく、該平行リンク機構84を自動的に起立及び倒伏させることができる。
Further, the
また、前受台80の受台昇降装置83により受台部材81を待機位置に下降させることにより、該受台部材81の本体側受止面81aをグランドピアノPのピアノ本体P1の鍵盤側受止面74aとほぼ同じかその受止面74aよりも低くすることができる。このため、ピアノ本体P1の本体側下面Paが鍵盤側下面Pbより上段側に位置するグランドピアノPのピアノ本体P1の下方空間Sに対して、フォーク4上の前受台80の受台部材81をピアノ本体P1の鍵盤側から鍵盤側下面Pbに干渉することになく挿入したり、逆に引き出したりすることができる。
また、前受台80の受台昇降装置83により受台部材81を使用位置に上昇させることにより、該受台部材81の本体側受止面81aをグランドピアノPのピアノ本体P1の本体側下面Paに対応する高さとすることができる。
したがって、グランドピアノPの運搬に際して、従来必要とされたスペーサー77(図9及び図10参照)の着脱作業を省略することができるので、前受台80の高さ調整にかかる作業者の負担を軽減し、グランドピアノPの運搬作業の効率を向上することができる。
Further, by lowering the receiving
Further, the
Therefore, when carrying the grand piano P, it is possible to omit the attaching / detaching work of the spacer 77 (see FIGS. 9 and 10), which has been conventionally required, so that the burden on the operator for adjusting the height of the
本発明は前記した一実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明のローリフトLは、グランドピアノPの運搬用に限定されるものではなく、フォーク4を挿入可能な下方空間を形成する物品(運搬物)の運搬に幅広く適用することができる。また、上記実施例では、フォーク昇降装置6の昇降に連動するプッシュロッド54に平行リンク機構84を連繋したが、平行リンク機構84を作動させるための専用の駆動手段(例えば、電動モーター、電動シリンダー等)を設けることも考えられる。また、上記実施例では、平行リンク機構84を用いたが、パンタグラフ式リンク機構を用いることも考えられる。また、受台昇降装置83としては、平行リンク機構84に代えて、歯車機構、ねじ機構、カム機構等を採用することも考えられる。また、平行リンク機構84の起立時及び倒伏時における受台部材81の本体側受止面81aの高さは、運搬物の下面の高さに応じて適宜変更することができる。
The present invention is not limited to the above-described embodiment, but can be modified without departing from the gist of the present invention. For example, the low lift L of the present invention is not limited to the transportation of the grand piano P, and can be widely applied to the transportation of articles (conveyed objects) forming a lower space into which the
1 ドライブホイール
2 車体
4 フォーク
5 ロードホイール
6 フォーク昇降装置
51 支持アーム
54 プッシュロッド(連動部材)
74 後受台
74a 鍵盤側受止面
80 前受台
81 受台部材
81a 本体側受止面
83 受台昇降装置
84 平行リンク機構
L ローリフト
P グランドピアノ(運搬物)
Pa 本体側下面
Pb 鍵盤側下面
DESCRIPTION OF
74
Pa Body side lower surface Pb Keyboard side lower surface
Claims (4)
前記車体の前面側に昇降可能に設けられかつ運搬物の前部を受ける前受台及び該運搬物の後部を受ける後受台が設けられたフォークと、
前記フォークを昇降させるフォーク昇降装置と、
前記フォークの先端部に起伏可能に設けられかつ前記フォーク昇降装置の昇降に連動する連動部材により前記フォークの上昇時に起立されまたフォークの下降時に倒伏される支持アームと、
前記支持アームに設けられたロードホイールと
を備えるローリフトであって、
前記前受台を、前記フォーク上に設けられた受台昇降装置と、該受台昇降装置により使用位置へ上昇可能にかつ待機位置へ下降可能に設けられた受台部材とにより構成したことを特徴とするローリフト。 A car body with a drive wheel,
A fork provided on the front side of the vehicle body so as to be movable up and down and receiving a front part of a transported object and a rear base receiving a rear part of the transported object;
A fork lifting device for lifting and lowering the fork;
A support arm that is provided at the tip of the fork so as to be raised and lowered and interlocked with the raising and lowering of the fork lifting device, and is raised when the fork is raised and is lowered when the fork is lowered;
A low lift comprising a load wheel provided on the support arm,
The front cradle is configured by a cradle lifting device provided on the fork, and a cradle member provided by the cradle lifting device so that it can be raised to a use position and lowered to a standby position. Features a low lift.
前記受台昇降装置は、前記フォークの先端部上に起立可能でかつ該フォーク上に倒伏可能に設けられた平行リンク機構を主体として構成されていることを特徴とするローリフト。 The low lift according to claim 1,
The pedestal lifting device is mainly composed of a parallel link mechanism that can stand on the tip of the fork and that can fall on the fork.
前記平行リンク機構は、前記連動部材に連動可能に連繋されており、該連動部材により前記フォークの上昇時に起立されまたフォークの下降時に倒伏される構成としたことを特徴とするローリフト。 The low lift according to claim 2,
The parallel lift mechanism is linked to the interlocking member so as to be interlocked, and is configured to be raised by the interlocking member when the fork is raised and fallen when the fork is lowered.
前記後受台は、前記運搬物であるグランドピアノのピアノ本体の鍵盤側下面を受止可能な鍵盤側受止面を有し、
前記前受台の受台部材は、前記グランドピアノのピアノ本体の反鍵盤側で前記鍵盤側下面より上段側に位置する本体側下面を受止可能な本体側受止面を有し、
前記受台昇降装置は、前記受台部材が使用位置にあるときは前記本体側受止面を前記鍵盤側受止面よりも高くしまた該受台部材が待機位置にあるときは前記本体側受止面を前記鍵盤側受止面とほぼ同じかその受止面よりも低くするように、前記受台部材を昇降させる構成とした
ことを特徴とするローリフト。
The low lift according to any one of claims 1 to 3,
The rear cradle has a keyboard-side receiving surface capable of receiving the keyboard-side lower surface of the piano body of the grand piano that is the transported item,
The cradle member of the front cradle has a main body side receiving surface capable of receiving a lower surface on the main body side positioned on the upper side of the lower surface on the keyboard side on the opposite side of the piano main body of the grand piano,
The cradle lifting device is configured such that when the cradle member is in the use position, the main body side receiving surface is made higher than the keyboard side receiving surface, and when the cradle member is in the standby position, the main body side A low lift, characterized in that the receiving member is raised and lowered so that the receiving surface is substantially the same as or lower than the keyboard-side receiving surface.
Priority Applications (1)
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JP2004256886A JP2006069421A (en) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | Low lift |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107757684A (en) * | 2017-11-16 | 2018-03-06 | 国家电网公司 | A kind of Turnover Box handling device |
-
2004
- 2004-09-03 JP JP2004256886A patent/JP2006069421A/en active Pending
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