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JP2006068977A - シート体 - Google Patents

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JP2006068977A
JP2006068977A JP2004253693A JP2004253693A JP2006068977A JP 2006068977 A JP2006068977 A JP 2006068977A JP 2004253693 A JP2004253693 A JP 2004253693A JP 2004253693 A JP2004253693 A JP 2004253693A JP 2006068977 A JP2006068977 A JP 2006068977A
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JP2004253693A
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Ogirou Shibata
雄義郎 柴田
Akinori Okitsu
彰規 興津
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SHIBATA KOGYO KK
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
SHIBATA KOGYO KK
Kokuyo Co Ltd
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Abstract

【課題】 シート体において、付箋を指で摘むことなく、台紙から剥離するための捲り代を生じさせること。
【解決手段】 本シート1は、台紙2の表面上に複数の付箋3L,3Rが所定間隔を開けた状態で左右に対をなすように台紙2の長手方向に沿って貼着されている。上記間隔を挟んで左右に対をなす付箋3L,3R各々の左側及び右側の両内縁部に対応する台紙2の領域に、それぞれ、付箋3L,3Rの配列方向である上記長手方向に沿って平行に延びるミシン目4L,4Rを入れる。左側のミシン目4L及び右側のミシン目4Rに沿って台紙2を裏面側に向かって折り曲げると、左側の各付箋3Lの右端部及び右側の各付箋3Rの左端部が台紙2の表面から立ち上がるように離間する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、台紙の表面上に複数の付箋が貼着されたシート体に関する。
この種のシート体の典型的な例として、特許文献1及び特許文献2にて提案されているものを挙げることができる。
特許文献1にて開示されているシート体では、離型紙のうち、付箋が貼着される部位において、当該離型紙に相互に平行な第1のスリットが形成されると共に、これら第1のスリットの端部同士を結ぶ第2のスリットが形成され、更に第1のスリットの中間にミシン目が形成されることによって、上記離型紙から付箋を離脱させると、当該付箋と共に第1のスリット及び第2のスリットで囲まれた離型紙の小片が離脱するように構成されている。
他方、特許文献2にて開示されているシート体では、剥離可能な接着剤層を有する一葉の付箋に所望の間隔でスリットが設けられ、更に上記接着層の表面に一部欠如して積層される離型剤を塗工して、当該一部欠如した部位に台紙が仮着されることによって、付箋を1枚ずつ容易に台紙から剥離できるように構成されている。
実開平6−23787号公報
特開平8−305291号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に係るシート体では、依然として、付箋を台紙から剥離する際に、付箋の端部を指で摘んで台紙から剥離して捲り代を形成しなければならず、その作業は煩雑なものとなっている。
本発明は、上記技術的課題に鑑みなされたもので、付箋を指で摘むことなく、付箋を台紙から剥離するための捲り代を生じさせることができるシート体を提供することを目的とする。
第1の観点に係る発明は、台紙、及び裏面の一側部側に台紙の表面に対して接着剥離自在な接着部が形成される一方、他側部側に台紙の表面に対する非接着部とされた付箋を備え、台紙の表面上に付箋が貼着されたシート体であって、上記付箋の他側の内縁部であって上記非接着部の下方に対応する上記台紙の領域には折り目が形成され、この折り目に沿って上記台紙をその裏面側に向かって折り曲げると、上記付箋の一側端部が当該台紙の表面から離間する。
第2の観点に係る発明は、台紙、及び裏面の一側部側に台紙の表面に対して接着剥離自在な接着部が形成される一方、他側部側に台紙の表面に対する非接着部とされた複数の付箋を備え、台紙の表面上に複数の付箋が所定方向に沿って貼着されたシート体であって、上記各付箋の一側の内縁部であって上記非接着部の下方に対応する上記台紙の領域及び他側の内縁部であって上記非接着部の下方に対応する上記台紙の領域には、それぞれ、上記付箋の配列方向である上記所定方向に沿って平行に延びる折り目が形成され、一側の折り目に沿って上記台紙をその裏面側に向かって折り曲げると、上記各付箋の一側端部が当該台紙の表面から立ち上がって剥離する一方、他側の折り目に沿って上記台紙をその裏面方向に向かって折り曲げると、上記各付箋の他側端部が当該台紙の表面から離間する。
第3の観点に係る発明は、台紙、及び裏面に台紙の表面に対して接着剥離自在な接着層が形成された複数の付箋を備え、台紙の表面上に複数の付箋が所定間隔を開けた状態で対をなすように所定方向に沿って貼着されたシート体であって、上記間隔を挟んで対をなす付箋各々の一側及び他側の両内縁部に対応する上記台紙の領域には、それぞれ、上記付箋の配列方向である上記所定方向に沿って平行に延びる折り目が形成され、一方の折り目及び他方の折り目に沿って上記台紙をその裏面側に向かって折り曲げると、上記一方の各付箋の一側端部及び上記他方の各付箋の他側端部が当該台紙の表面から離間する。
上記第3の観点に係る発明において、上記間隔における上記台紙の領域に上記折り目と平行するように更なる折り目を形成してもよい。
第4の観点に係る発明は、帯状の台紙、及び裏面の一側部側に台紙の表面に対して接着剥離自在な接着部が形成される一方、他側部側に台紙の表面に対する非接着部とされた複数の付箋を備え、台紙の表面上に複数の付箋が当該台紙の帯状長手方向に沿って貼着されたシート体であって、上記各付箋の他側の内縁部であって上記非接着部の下方に対応する上記台紙の領域には、上記付箋の配列方向である上記長手方向と直交する方向に沿って延びる折り目が形成され、この折り目に沿って上記台紙をその裏面側に折り曲げると、上記各付箋の一側端部が当該台紙の表面から離間する。
第5の観点に係る発明は、帯状の台紙、及び裏面の一側部側に台紙の表面に対して接着剥離自在な接着部が形成される一方、他側部側に台紙の表面に対する非接着部とされた複数の付箋を備え、台紙の表面上に複数の付箋が当該台紙の帯状長手方向に沿って貼着されたシート体であって、上記各付箋の一側の内縁部であって上記非接着部の下方に対応する上記台紙の領域及び他側の内縁部であって上記非接着部の下方に対応する上記台紙の領域には、それぞれ、上記付箋の配列方向である上記長手方向と直交する方向に沿って延びる折り目が形成され、一側の折り目に沿って上記台紙をその裏面側に向かって折り曲げると、上記各付箋の一側端部が当該台紙の表面から離間する一方、他側の折り目に沿って上記台紙をその裏面方向に向かって折り曲げると、上記各付箋の他側端部が当該台紙の表面から離間する。
第6の観点に係る発明は、帯状の台紙、及び裏面に台紙に対して接着剥離自在な接着層が形成された複数の付箋を備え、台紙の表面上に複数の付箋が当該台紙の帯状長手方向に沿って貼着されたシート体であって、上記付箋の配列方向としての上記長手方向に沿って互いに隣接する付箋同士の間に生じた隙間間隔に対応する上記台紙の領域には、当該長手方向と直交する方向に沿って延びる第1の折り目が形成され、この第1の折り目を挟んで対をなす1組の付箋のうちの一方の付箋の第1の折り目側の内縁部に対応する上記台紙の領域には、当該第1の折り目に対して平行に延びる第2の折り目が形成され、上記第1の折り目を支点として、上記対をなす1組の付箋のうちの一方の付箋の第1の折り目側端部が他方の付箋の第1の折り目側端部に近接するように、上記第1の折り目及び第2の折り目の両者に沿って上記台紙を折り曲げると、当該一方の付箋の第1の折り目側端部が当該台紙の表面から離間する。
第7の観点に係る発明は、帯状の台紙、及び裏面に台紙に対して接着剥離自在な接着層が形成された複数の付箋を備え、台紙の表面上に複数の付箋が当該台紙の帯状長手方向に沿って貼着されたシート体であって、上記付箋の配列方向としての上記長手方向に沿って互いに隣接する付箋同士の間に生じた隙間間隔に対応する上記台紙の領域には、当該長手方向と直交する方向に沿って延びる第1の折り目が形成され、この第1の折り目を挟んで対をなす1組の付箋のうち、一方の付箋の第1の折り目側の内縁部に対応する上記台紙の領域には、当該第1の折り目に対して平行に延びる第2の折り目が形成される一方、他方の付箋の第1の折り目側の内縁部に対応する上記台紙の領域には、当該第1の折り目に対して平行に延びる第3の折り目が形成され、上記第1の折り目を支点として、上記対をなす1組の付箋のうち、一方の付箋の第1の折り目側端部が他方の付箋の第1の折り目側端部に近接するように、上記第1の折り目及び第2の折り目の両者に沿って上記台紙を折り曲げると、当該一方の付箋の第1の折り目側端部が当該台紙の表面から離間する一方、他方の付箋の第1の折り目側端部が一方の付箋の第1の折り目側端部に近接するように、上記第1の折り目及び第3の折り目の両者に沿って上記台紙を折り曲げると、当該他方の付箋の第1の折り目側端部が当該台紙の表面から離間する。
第8の観点に係る発明は、台紙、及び裏面に台紙に対して接着剥離自在な接着層が形成された複数の付箋を備え、台紙の表面上に複数の付箋が行方向及びこの行方向と直交する列方向に沿ってマトリクス状に貼着されたシート体であって、上記行方向及び列方向のうちの一方の付箋配列方向に沿って互いに隣接する付箋同士の間に生じた隙間間隔に対応する上記台紙の領域には、当該一方の付箋配列方向と直交する方向に沿って延びる第1の折り目が形成され、この第1の折り目を挟んで対をなす1組の付箋のうちの一方の付箋の第1の折り目側の内縁部に対応する上記台紙の領域には、当該第1の折り目に対して平行に延びる第2の折り目が形成され、上記第1の折り目を支点として、上記対をなす1組の付箋のうちの一方の付箋の第1の折り目側端部が他方の付箋の第1の折り目側端部に近接するように、上記第1の折り目及び第2の折り目の両者に沿って上記台紙を折り曲げると、当該一方の付箋の第1の折り目側端部が当該台紙の表面から離間する。
第9の観点に係る発明は、台紙、及び裏面に台紙に対して接着剥離自在な接着層が形成された複数の付箋を備え、台紙の表面上に複数の付箋が行方向及びこの行方向と直交する列方向に沿ってマトリクス状に貼着されたシート体であって、上記行方向及び列方向のうちの一方の付箋配列方向に沿って互いに隣接する付箋同士の間に生じた隙間間隔に対応する上記台紙の領域には、当該一方の付箋配列方向と直交する方向に沿って延びる第1の折り目が形成され、この第1の折り目を挟んで対をなす1組の付箋のうち、一方の付箋の第1の折り目側の内縁部に対応する上記台紙の領域には、当該第1の折り目に対して平行に延びる第2の折り目が形成される一方、他方の付箋の第1の折り目側の内縁部に対応する上記台紙の領域には、当該第1の折り目に対して平行に延びる第3の折り目が形成され、上記第1の折り目を支点として、上記対をなす1組の付箋のうち、一方の付箋の第1の折り目側端部が他方の付箋の第1の折り目側端部に近接するように、上記第1の折り目及び第2の折り目の両者に沿って上記台紙を折り曲げると、当該一方の付箋の第1の折り目側端部が当該台紙の表面から離間する一方、他方の付箋の第1の折り目側端部が一方の付箋の第1の折り目側端部に近接するように、上記第1の折り目及び第3の折り目に沿って上記台紙を折り曲げると、当該他方の付箋の第1の折り目側端部が当該台紙の表面から離間する。
本発明では、折り目に沿って台紙を折り曲げることにより、付箋の端部を台紙の表面から容易に離間できるので、従来のように、付箋の端部を指で起こして摘むことなく、台紙から付箋を剥離するための捲り代を生じさせることが可能となる。
特に、第1、第2、第4及び第5の観点に係る発明では、付箋の非接着部の下部の台紙に折り目を形成するようにしているので、この折り目をミシン目など切り離し容易に形成しておけば、使用時に上記折り目で台紙を切り離すことにより付箋の非接着部を台紙縁から突出させた状態として、台紙から付箋を剥離する作業能率を向上できる。
また、第2及び第5の観点に係る発明では、一側の折り目に沿って台紙を裏面側に向かって折り曲げると、各付箋の一側端部が台紙の表面から離間し、一方、他側の折り目に沿って台紙を裏面側に向かって折り曲げると、各付箋の他側端部が台紙の表面から離間する。それゆえ、利用者は、付箋を剥離する際に、自身の利き手に応じて、一側の折り目及び他側の折り目のうちから任意に折り目を選択して台紙を折り曲げることができる。同様に、第7及び第9の観点に係る発明でも、利用者自身の利き手に応じて、第1の折り目及び第2の折り目の両者又は第1の折り目及び第3の折り目の両者のうちから使用する折り目を任意に選択して台紙を折り曲げることができる。
さらに、第3の観点に係る発明では、一方の折り目及び他方の折り目に沿って台紙を裏面側に向かって折り曲げると、一方の各付箋の一側端部及び他方の各付箋の他側端部が台紙の表面から立ち上がるように離間するので、1回の台紙の折り曲げ作業で対をなす付箋の捲り代を同時に確保することができる。
加えて、第6乃至第9の観点に係る発明では、隣り合う付箋間の台紙の領域に第1の折り目を形成するようにしているので、付箋として裏面の全体を接着部としたものを用いる場合に、当該第1の折り目と第2又は第3の折り目とに沿って台紙を折り曲げることにより、付箋の端部を台紙からより一層上手に離間して立ち上げることができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面に基づき詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1を参照して説明する。本実施の形態1に係るシート体1は、長方形形状の台紙2と、裏面に台紙2の表面に対して接着剥離自在な接着層が形成された複数の付箋3L,3Rとを備えており、台紙2の表面上に複数の付箋3L,3Rが所定間隔を開けた状態で左右に対をなすように台紙2の長手方向に沿って貼着されている。
各付箋3L,3Rは、書物や書類などの紙面を含む貼り付け対象面が透けて視える透明又は半透明のフィルムを素材として製作されており、短冊形状を有している。これら各付箋3L,3Rは、左端部側裏面に上記接着層を有する接着部31と、この接着部31の右端に配置され、上記接着層を有しない見出し部(非接着部)32とから構成されている。左側の付箋3L及び右側の付箋3R同士は、見出し部32が互いに対向するように配置されている。
上記の接着層形成領域は、接着部31の他端縁から一端縁(接着部31と見出し部32との境界)に亘って形成されている。この接着層の幅は、例えば、接着部31の幅寸法と略同寸に設定されている。
見出し部32の表面は、印刷により種々の色に彩色されており、文字、数字及び記号などから構成される見出し情報が記入できる。
上記間隔を挟んで左右に対をなす付箋3L,3Rのうち、左側の付箋3L各々の右側の内縁部(見出し部32の下部)に対応する上記台紙2の領域には、当該付箋3Lの配列方向である上記長手方向に沿って平行に延びるようにミシン目4Lが入れられており、他方右側の付箋3R各々の左側の内縁部(見出し部32の下部)に対応する上記台紙2の領域には、当該付箋3Rの配列方向である上記長手方向に沿って平行に延びるようにミシン目4Rが入れられている。これら左側のミシン目4L及び右側のミシン目4Rの両者は、付箋3L,3Rを台紙2から剥離する際に折り目又は切り目として利用される。
上記構成において、付箋3L,3Rを台紙2から剥離するときには、台紙2が平らな状態(図2(A)参照)から、左側のミシン目4L及び右側のミシン目4Rの両者を折り目として当該ミシン目4L,4Rに沿って台紙2をその裏面側に向かって折り曲げる。そうすると、左側の付箋3Lの各右端部(各見出し部32の先端部)及び右側の付箋3Rの各左端部(各見出し部32の先端部)が台紙2の表面から立ち上がるように離間する(図2(B)参照)。その後、これら立ち上がった上記付箋3L,3Rの端部を指で摘みながら捲って、当該付箋3L,3Rを台紙2から剥離する。
上記のように、ミシン目4L,4Rに沿って台紙2をその裏面側に向かって折り曲げるだけで、付箋3L,3Rの端部が台紙2の表面から離間し、この台紙2から離間した端部が捲り代となるので、従来のように、付箋3L,3Rを指で摘むことなく、台紙2から付箋3L,3Rを剥離するための捲り代を生じさせることができる。特に、本実施の形態1では、上記ミシン目4L,4Rに沿って台紙2を裏面側に向かって折り曲げると、上記左右の付箋3L,3Rの端部が同時に台紙2の表面から立ち上がるように離間するので、1回の台紙2の折り曲げ作業で対をなす付箋3L,3Rの捲り代を同時に確保することができる。
また、上記ミシン目4L,4Rを切り目として利用して、付箋3L,3Rを台紙2から剥離するための捲り代を生じさせることもできる。具体的には、左右に対をなす付箋3L,3R間に生じた間隔に対応する台紙2の領域から左側のミシン目4L及び/又は右側のミシン目4Rに沿って左側の付箋3Lが貼着されている台紙2の領域及び/又は右側の付箋3Rが貼着されている台紙2の領域を切り離すと、当該切り離された方の台紙2の領域上の付箋は、その端部(見出し部32の先端)が当該台紙2の領域の側辺から突出した状態となり、常時、上記捲り代が存在することになる。したがって、一度に多くの付箋3L,3Rを上記貼り付け対象面に貼り付ける場合には非常に便利となる。
<実施の形態2>
図3を参照して説明する。本実施の形態2に係るシート体1の特徴は、長方形形状の台紙2の表面上に上記複数の付箋3L,3Rが所定間隔を開け且つ見出し部32を対向させた状態で左右に対をなすように当該台紙2の長手方向に沿って2列貼着されている点にあり、その他の構成及び作用・効果は上記実施の形態1と同様である。
<実施の形態3>
図4を参照して説明する。本実施の形態3に係るシート体1では、付箋3L,3Rとして、裏面全体に接着層が形成されて接着部とされるとともに、中央のミシン目34を挟んで左右方向に配置された見出し用紙片33L,33Rから成り、且つ、ミシン目34を挟んで線対称形状を有すると共にミシン目34に沿って左紙片33L及び右紙片33R同士を折り合わせ可能なものが採用されており、これら紙片33L,33Rを有する複数の付箋3L,3Rが、台紙2の表面に対して所定間隔を開けた状態で左右に対をなすように当該台紙2の長手方向に沿って貼着されている。
上記間隔を挟んで左右に対をなす付箋3L,3Rのうち、左側の付箋3Lの右紙片33Rの右側の内縁部に対応する上記台紙2の領域には、当該左側の付箋3Lの配列方向である上記長手方向に沿って平行に延びるようにミシン目4Lが入れられており、他方右側の付箋3Rの左紙片33Lの右側の内縁部に対応する上記台紙2の領域には、当該右側の付箋3Rの配列方向である上記長手方向に沿って平行に延びるようにミシン目4Rが入れられている。また、これらミシン目4L,4R間であって、上記対をなす付箋3L,3R間の上記間隔に対応する上記台紙2の領域には、上記ミシン目4L及び4Rと平行に延びるミシン目4Cが入れられている。これら左側のミシン目4L、中央のミシン目4C及び右側のミシン目4Rも、上記実施の形態1と同様、付箋3L,3Rを台紙2から剥離する際に折り目又は切り目として利用される。
上記付箋3L,3Rの曲げ剛性は、そのミシン目34に沿って曲げるときに比べて当該ミシン目34と直交する方向に沿って曲げるときの方が強い。そこで、本実施の形態3では、左側の付箋3Lは、その左右の紙片33L,33Rを区画するミシン目4Lが上記左側のミシン目34に対して平行になるように配置されており、他方右側の付箋3Rは、その左右の紙片33L,33Rを区画するミシン目34が上記右側のミシン目4Rに対して平行になるように配置されている。
上記構成において、左側のミシン目4L及び中央のミシン目4C、又は中央のミシン目4C及び右側のミシン目4Rを近接するようにそれぞれのミシン目に沿って台紙2を折り曲げると、左側の付箋3Lの各右端部(各右紙片33Rの右端部)、又は右側の付箋3Rの各左端部(各左紙片33Lの左端部)が当該台紙2の表面から立ち上がるように離間する。このとき、付箋3L,3Rのミシン目34及び台紙2のミシン目の両者は互いに平行であるので、上記台紙2の曲げ作業を円滑に行い得る。また、中央のミシン目4Cを設けたことにより、付箋3L、3Rの端部を円滑に台紙から立ち上がるように離間し得る。
なお、その他の作用・効果は後述する実施の形態10と同様である。
<実施の形態4>
図5を参照して説明する。本実施の形態4に係るシート体1は、上記長方形形状の台紙2の表面上に上記透明又は不透明のフィルムを基材とした複数の付箋3がその見出し部(非接着部)32を同一方向(本実施の形態4では右方向)に向け且つ所定間隔を開けた状態で当該台紙2の長手方向に沿って複数列貼着されている。
各付箋3の右側の内縁部(見出し部32の下部)に対応する上記台紙2の領域には、上記付箋3L,3Rの配列方向である上記長手方向に沿って平行に延びるようにミシン目4が入れられている。このミシン目4は、付箋3を台紙2から剥離する際に折り目又は切り目として利用される。
上記構成において、付箋3を台紙2から剥離する際に、台紙2が平らな状態(図6(A)参照)から、ミシン目4に沿って台紙2を裏面側に向かって折り曲げると、付箋3の右端部(見出し部32の先端部)が台紙2の表面から離間する(図6(B)参照)。このように、ミシン目4に沿って台紙2を折り曲げるだけで、付箋3を指で摘むことなく、上記ミシン目4に沿う各付箋3の台紙2からの捲り代を同時に生じさせることができる。
また、一度に多くの付箋3を上記貼り付け対象面に貼り付ける際には、上記ミシン目4に沿って台紙2を切り離すことによって、常時、付箋3の捲り代が存在することとなり、上記の貼り付け態様に容易に対処できる。
<実施の形態5>
図7を参照して説明する。本実施の形態5に係るシート体1の特徴は、上記フィルムを基材とした各付箋3のうち、左側の内縁部(接着部31の下部)に対応する上記台紙2の領域に、当該付箋3の配列方向である台紙2の長手方向に沿って平行に延びるようにミシン目4Lが入れられており、他方右側の内縁部(見出し部(非接着部)32の下部)に対応する上記台紙2の領域に、当該付箋3の配列方向である台紙2の長手方向に沿って平行に延びるようにミシン目4Rが入れられている点にあり、その他の構成は実施の形態4と同様である。
図8(A)〜図8(C)を参照して、左側のミシン目4L又は右側のミシン目4Rに沿って台紙2を裏面側に向かって折り曲げると、付箋3の左側の内縁部(接着部31の先端部)又は右側の内縁部(見出し部32の先端部)が台紙2の表面から離間するので、付箋3を指で摘むことなく、上記ミシン目4L又は4Rに沿って各付箋3の台紙2からの捲り代が同時に生じることになる。
また、ミシン目4L,4Rに沿って台紙2を切り離せば、常時、上記付箋3の捲り代を確保できる。
加えて、利用者は、付箋3を剥離する際に、自身の左右の利き手に応じて、左側のミシン目4L及び右側のミシン目4Rのうちから任意に折り目又は切り目とするミシン目を選択して台紙2を折り曲げたり又は切り離したりすることができる。
<実施の形態6>
図9を参照して説明する。本実施の形態6に係るシート体1の特徴は、(1)巻胴(図示せず)に巻き付けられる帯状に長い台紙2の表面上に、上記フィルム基材から成る長方形形状の複数の付箋3が所定間隔を開けた状態で当該台紙2の長手方向に沿って貼着されている点、及び(2)これら各付箋3の左側の内縁部(見出し部32(非接着部)の下部)に対応する上記台紙2の領域に、上記付箋3の配列方向である上記台紙2の長手方向と直交する方向に沿って延びるようにミシン目4が入れられている点にあり、その他の構成は上記実施の形態4と同様である。
本実施の形態6では、ミシン目4に沿って台紙2を裏面側に向かって折り曲げると、付箋3の左端部(見出し部32の先端部)が当該台紙2の表面から離間し、その結果、当該付箋3の捲り代が自動的に生じる。
<実施の形態7>
図10を参照して説明する。本実施の形態7に係るシート体1の特徴は、(1)上記巻胴に巻き付けられる帯状に長い台紙2の表面上に、上記フィルム基材から成る長方形形状の複数の付箋3が所定間隔を開けた状態で当該台紙2の長手方向に沿って貼着されている点、及び(2)これら各付箋3のうち、左側の内縁部(接着部31の下部)に対応する上記台紙2の領域に、上記付箋3の配列方向である上記長手方向と直交する方向に沿って延びるようにミシン目4Lが入れられており、他方右側の内縁部(見出し部(非接着部)32の下部)に対応する上記台紙2の領域に、上記付箋3の配列方向である上記長手方向と直交する方向に沿って延びるようにミシン目4Rが入れられている点にあり、その他の構成は上記実施の形態5と同様である。
本実施の形態7では、左側のミシン目4L又は右側のミシン目4Rに沿って台紙2を折り曲げると、付箋3の右端部(見出し部32の先端部)又は左端部(接着部31の先端部)が当該台紙2の表面から離間し、それによって当該付箋3の捲り代が自動的に生じる。
<実施の形態8>
図11を参照して説明する。本実施の形態8に係るシート体1の特徴は、上記実施の形態1に係るシート体1の台紙2に形成された左側のミシン目4L及び右側のミシン目4Rの間であって、左側の付箋3L及び右側の付箋3R間の隙間間隔に、これらミシン目4L,4Rと平行に延びるミシン目4Cを追加的に形成した点にある。したがって、上記中央のミシン目4Cを形成した以外は、上記実施の形態1と同様の構成とされる。
上記のように、中央のミシン目4Cを挟んで左右に対をなす付箋3L,3Rの対向する端部同士が近接するように、中央のミシン目4C及び左側のミシン目4L、若しくは中央のミシン目4C及び左側のミシン目4Rの両者に沿って台紙2を折り曲げるだけで、付箋3L又は3Rのミシン目4L又は4R側の側端部が台紙の表面から離間し、この台紙から離間した端部が捲り代となるので、従来のように、付箋端部を指で起こすことなく、台紙2から付箋3L,3Rを剥離するための捲り代を生じさせることができる。
<実施の形態9>
図12を参照して説明する。本発明の実施の形態9に係るシート体1は、図外の巻胴に巻き付けられる帯状に長い台紙2と、裏面全領域に台紙2に対して接着剥離自在な接着層が形成された複数の付箋3とを備えており、台紙2の表面上に複数の付箋3が当該台紙2の長手方向に沿って貼着されている。
付箋3の配列方向としての上記長手方向に沿って互いに隣接する付箋同士3,3の間に生じた隙間間隔に対する上記台紙2の領域には、当該長手方向と直交する方向に沿って延びるように第1のミシン目41が入れられている。加えて、第1のミシン目41を挟んで左右に対をなす1組の付箋3,3のうちの左側の付箋3の第1のミシン目側の内縁部に対応する上記台紙2の領域には、当該第1のミシン目41に対して平行に延びるように第2のミシン目42が入れられている。これら第1のミシン目41及び第2のミシン目42の両者は、付箋3を台紙2から剥離する際に折り目として利用される。
付箋3は、中央のミシン目31を挟んで左右に対をなす見出し用紙片32L,32Rから成り、このミシン目31を中心線とした線対称形状を有している。この付箋3は、書物や書類などの紙面を含む貼り付け対象面に貼り付けられる際には、ミシン目31に沿って左紙片32L及び右紙片32R同士が折り合わされる。
上記付箋3の曲げ剛性は、そのミシン目31に沿って曲げる場合に比べて当該ミシン目31と直交する方向に沿って曲げる場合の方が大である。そこで、付箋3は、左右の紙片32L,32Rを区画するミシン目31が上記第1のミシン目41及び第2のミシン目42の両者に対して平行になるように台紙2上に配置されている。これにより、付箋3を台紙2から剥離する際の当該台紙2の折り曲げ作業が容易となる。
上記構成において、付箋3を台紙2から剥離するときには、図13(A)に示す台紙2が平らな状態から、図13(B)に示すように、第1のミシン目41を支点として、上記左右に対をなす1組の付箋3,3のうち左側の付箋3の第1のミシン目側端部(右紙片32Rの自由端部)が右側の付箋3の第1の折り目側端部(左紙片32Lの自由端部)に近接して重なるように、第1のミシン目41及び第2のミシン目42の両者を折り目として当該ミシン目41,42に沿って折り曲げる。そうすると、左側の付箋3の第1のミシン目側端部が台紙2の表面から離間する。このとき、第1のミシン目41を設けたことにより、付箋3の端部を円滑に台紙から立ち上がるように離間し得る。その後、上記台紙2の表面から離間した左側の付箋3の端部を指で摘みながら捲って、当該付箋3を台紙2から剥離する。
上記のように、第1のミシン目41を挟んで左右に対をなす付箋3,3の端部同士が近接するように、第1のミシン目41及び第2のミシン目42の両者に沿って台紙2を折り曲げるだけで、付箋3の第1のミシン目側端部が台紙の表面から離間し、この台紙から離間した端部が捲り代となるので、従来のように、付箋3を指で摘むことなく、台紙2から付箋3を剥離するための捲り代を生じさせることができる。
<実施の形態10>
図14を参照して説明する。本実施の形態10に係るシート体1の特徴は、(1)上記第1のミシン目41を挟んで左右に対をなす1組の付箋3,3のうち、左側の付箋3の第1のミシン目側の内縁部(右紙片32Rの自由端側の内縁部)に対応する上記台紙2の領域には、当該第1のミシン目41に対して平行に延びるように第2のミシン目42が入れられている一方、右側の付箋3の第1のミシン目側の内縁部(左紙片32Lの自由端側の内縁部)に対応する上記台紙2の領域には、当該第1のミシン目41に対して平行に延びるように第3のミシン目43が入れられている点、及び(2)これら第1のミシン目41及び第2のミシン目42並びに第3のミシン目43が折り目として利用される点にあり、その他の構成は上記実施の形態9と同様である。
図15(A)及び図15(B)を参照して、本シート体1では、台紙2が平らな状態から、第1のミシン目41を支点として、上記左右に対をなす1組の付箋3,3のうち、左側の付箋3の第1のミシン目側端部(右紙片32Rの自由端部)が右側の付箋3の第1のミシン目側端部(左紙片32Lの自由端部)に近接して重なるように、第1のミシン目41及び第2のミシン目42の両者に沿って台紙2を折り曲げると、当該左側の付箋3の端部が当該台紙2から離間する。他方、図15(A)及び図15(C)を参照して、台紙2が平らな状態から、第1のミシン目41を支点として、上記左右に対をなす1組の付箋3,3のうち、右側の付箋3の第1のミシン目側端部(左紙片32Lの自由端部)が左側の付箋3の第1のミシン目側端部(右紙片32Rの自由端部)に近接して重なるように、第1のミシン目41及び第3のミシン目43の両者に沿って台紙2を折り曲げると、当該右側の付箋3の端部が当該台紙2の表面から離間する。このとき、第1のミシン目41を設けたことにより、付箋3の端部を円滑に台紙から立ち上がるように離間し得る。
上記のように、第1のミシン目41及び第2のミシン目42の両者又は第1のミシン目41及び第3のミシン目43の両者に沿って台紙2を折り曲げるだけで、付箋3を台紙2から剥離するための捲り代が生じるので、利用者は、自身の左右の利き手に応じて、上記第1のミシン目41及び第2のミシン目42の両者又は上記第1のミシン目及び第3のミシン目の両者のうちから折り目として利用するミシン目を任意に選択して台紙2を折り曲げることができる。
<実施の形態11>
図16を参照して説明する。本実施の形態11に係るシート体1は、長方形形状の台紙2の表面上に上記左右の見出し用紙片32L,32Rを有する複数の付箋3が行方向及びこの行方向と直交する列方向に沿ってマトリクス状に貼着されている。
上記行方向に沿って互いに隣接する付箋3,3同士の間に生じた隙間間隔に対応する上記台紙2の領域には、上記列方向に沿って延びるように第1のミシン目41が入れられている。加えて、第1のミシン目41を挟んで左右に対をなす1組の付箋3,3のうちの左側の付箋3の第1のミシン目側の内縁部(右紙片32Rの自由端側の内縁部)に対応する上記台紙2の領域には、当該第1のミシン目41に対して平行に延びるように第2のミシン目42が入れられている。これら第1のミシン目41及び第2のミシン目42の両者も、上記実施の形態9と同様に、付箋3を台紙2から剥離する際に折り目として利用される。
上記構成において、台紙2が平らな状態から、第1のミシン目41を支点として、上記左右に対をなす1組の付箋3,3のうちの左側の付箋3の第1のミシン目側端部(右紙片32Rの自由端部)が右側の付箋3の第1のミシン目側端部(左紙片32Lの自由端部)に近接して重なるように、第1のミシン目41及び第2のミシン目42の両者に沿って台紙2を折り曲げると、当該左側の付箋3の端部が当該台紙2の表面から離間する。このとき、第1のミシン目41を設けたことにより、付箋3の端部を円滑に台紙から立ち上がるように離間し得る。このように、付箋3を指で摘むことなく、上記第2のミシン目42に沿った各付箋3の台紙2からの捲り代が同時に生じることになる。
<実施の形態12>
図17を参照して説明する。本実施の形態12に係るシート体1の特徴は、(1)上記第1のミシン目41を挟んで左右に対をなす1組の付箋3,3のうち、左側の付箋3の第1のミシン目側の内縁部(右紙片32Rの自由端側の内縁部)に対応する上記台紙2の領域には、当該第1のミシン目41に対して平行に延びるように第2のミシン目42が入れられている一方、右側の付箋3の第1のミシン目側の内縁部(左紙片32Lの自由端側の内縁部)に対応する領域には、当該第1のミシン目41に対して平行に延びるように第3のミシン目43が入れられている点、及び(2)これら第1のミシン目41及び第2のミシン目42並びに第3のミシン目43が折り目として利用される点にあり、その他の構成は上記実施の形態11と同様である。
本シート体1では、第1のミシン目41を支点として、上記左右に対をなす1組の付箋3,3のうち、左側の付箋3の第1のミシン目側端部(右紙片32Rの自由端部)が右側の付箋3の第1のミシン目側端部(左紙片32Lの自由端部)に近接して重なるように、第1のミシン目41及び第2のミシン目42の両者に沿って台紙2を折り曲げると、当該右側の付箋3の端部が当該台紙2の表面から離間し、他方右側の付箋3の第1のミシン目側端部(左紙片32Lの自由端部)が左側の付箋3の第1のミシン目側端部(右紙片32Rの自由端部)に近接して重なるように台紙2を折り曲げると、当該右側の付箋3の端部が当該台紙2の表面から離間するので、上記第1のミシン目41及び第2のミシン目の両者又は上記第1のミシン目41及び第3のミシン目43の両者に沿って台紙2を折り曲げるだけで、上記第2のミシン目42又は第3のミシン目43に沿った各付箋3の台紙2からの捲り代が同時に生じるので、両者は、自身の左右の利き手に応じて、上記第1のミシン目41及び第2のミシン目42の両者又は上記第1のミシン目41及び第3のミシン目43の両者のうちから折り目として利用するミシン目を任意に選択して台紙2を折り曲げることができる。
なお、本発明は上記実施の形態1〜実施の形態12に限定されるものではない。
(1)上記実施の形態1〜実施の形態12において、付箋として、例えば、円形のものを採用しても、本発明の目的は十分に達成し得る。これは、本発明が付箋の形状や形態に制約を受けないことを意味する。
(2)上記実施の形態6及び実施の形態7において、複数の付箋を、帯状に長い台紙の表面上において、所定間隔を開けた状態で上下に対をなすように当該台紙の長手方向に沿って貼着しても構わない。
(3)実施の形態9〜実施の形態12において、付箋として、上記貼り付け対象面が透けて視える透明又は半透明のフィルム基材からなるものなどを採用しても、本発明の目的は十分に達成し得る。これもまた、本発明が付箋の形状や形態に制約を受けないことを意味する。
(4)実施の形態11及び実施の形態12において、上記列方向に沿って隣接する付箋同士間に生じた隙間間隔に対応する上記台紙の領域に、上記行方向に沿って延びるように第1のミシン目を入れるようにしても構わない。
その他、本明細書に添付した特許請求の範囲内での種々の設計変更及び修正を加え得ることは勿論である。
本発明は、付箋を指で摘むことなく、付箋を台紙から剥離するための捲り代を生じさせることができるゆえ、台紙の表面上に複数の付箋が貼着されたシート体として有用である。
本発明の実施の形態1に係るシート体の平面図 同シート体の台紙を折り曲げて付箋の捲り代が生じるメカニズムを図解的に説明するための図 本発明の実施の形態2に係るシート体の平面図 本発明の実施の形態3に係るシート体の平面図 本発明の実施の形態4に係るシート体の平面図 同シート体の台紙を折り曲げて付箋の捲り代が生じるメカニズムを図解的に説明するための図 本発明の実施の形態5に係るシート体の平面図 同シート体の台紙を折り曲げて付箋の捲り代が生じるメカニズムを図解的に説明するための図 本発明の実施の形態6に係るシート体の一部拡大平面図 本発明の実施の形態7に係るシート体の一部拡大平面図 本発明の実施の形態8に係るシート体の平面図 本発明の実施の形態9に係るシート体の一部拡大平面図 同シート体の台紙を折り曲げて付箋の捲り代が生じるメカニズムを図解的に説明するための図 本発明の実施の形態10に係るシート体の一部拡大平面図 同シート体の台紙を折り曲げて付箋の捲り代が生じるメカニズムを図解的に説明するための図 本発明の実施の形態11に係るシート体の平面図 本発明の実施の形態12に係るシート体の平面図
符号の説明
1 シート体
2 台紙
3,3L,3R 付箋
4,4L,4R,4C,41,42,43 ミシン目

Claims (9)

  1. 台紙、及び裏面の一側部側に台紙の表面に対して接着剥離自在な接着部が形成される一方、他側部側に台紙の表面に対する非接着部とされた付箋を備え、台紙の表面上に付箋が貼着されたシート体であって、
    上記付箋の他側の内縁部であって上記非接着部の下方に対応する上記台紙の領域には、折り目が形成され、
    この折り目に沿って上記台紙をその裏面側に向かって折り曲げると、上記付箋の他側端部が当該台紙の表面から離間することを特徴とするシート体。
  2. 台紙、及び裏面の一側部側に台紙の表面に対して接着剥離自在な接着部が形成される一方、他側部側に台紙の表面に対する非接着部とされた複数の付箋を備え、台紙の表面上に複数の付箋が所定方向に沿って貼着されたシート体であって、
    上記各付箋の一側の内縁部であって上記非接着部の下方に対応する上記台紙の領域及び他側の内縁部であって上記非接着部の下方に対応する上記台紙の領域には、それぞれ、上記付箋の配列方向である上記所定方向に沿って平行に延びる折り目が形成され、
    一側の折り目に沿って上記台紙をその裏面側に向かって折り曲げると、上記各付箋の一側端部が当該台紙の表面から離間する一方、他側の折り目に沿って上記台紙をその裏面方向に向かって折り曲げると、上記各付箋の他側端部が当該台紙の表面から離間することを特徴とするシート体。
  3. 台紙、及び裏面に台紙の表面に対して接着剥離自在な接着層が形成された複数の付箋を備え、台紙の表面上に複数の付箋が所定間隔を開けた状態で対をなすように所定方向に沿って貼着されたシート体であって、
    上記間隔を挟んで対をなす付箋各々の一側及び他側の両内縁部に対応する上記台紙の領域には、それぞれ、上記付箋の配列方向である上記所定方向に沿って平行に延びる折り目が形成され、
    一方の折り目及び他方の折り目に沿って上記台紙をその裏面側に向かって折り曲げると、上記一方の各付箋の一側端部及び上記他方の各付箋の他側端部が当該台紙の表面から離間することを特徴とするシート体。
  4. 帯状の台紙、及び裏面の一側部側に台紙の表面に対して接着剥離自在な接着部が形成される一方、他側部側に台紙の表面に対する非接着部とされた複数の付箋を備え、台紙の表面上に複数の付箋が当該台紙の帯状長手方向に沿って貼着されたシート体であって、
    上記各付箋の他側の内縁部であって上記非接着部の下方に対応する上記台紙の領域には、上記付箋の配列方向である上記長手方向と直交する方向に沿って延びる折り目が形成され、
    この折り目に沿って上記台紙をその裏面側に折り曲げると、上記各付箋の一側端部が当該台紙の表面から離間することを特徴とするシート体。
  5. 帯状の台紙、及び裏面の一側部側に台紙の表面に対して接着剥離自在な接着部が形成される一方、他側部側に台紙の表面に対する非接着部とされた複数の付箋を備え、台紙の表面上に複数の付箋が当該台紙の帯状長手方向に沿って貼着されたシート体であって、
    上記各付箋の一側の内縁部であって上記非接着部の下方に対応する上記台紙の領域及び他側の内縁部であって上記非接着部の下方に対応する上記台紙の領域には、それぞれ、上記付箋の配列方向である上記長手方向と直交する方向に沿って延びる折り目が形成され、
    一側の折り目に沿って上記台紙をその裏面側に向かって折り曲げると、上記各付箋の一側端部が当該台紙の表面から離間する一方、他側の折り目に沿って上記台紙をその裏面方向に向かって折り曲げると、上記各付箋の他側端部が当該台紙の表面から離間することを特徴とするシート体。
  6. 帯状の台紙、及び裏面に台紙に対して接着剥離自在な接着層が形成された複数の付箋を備え、台紙の表面上に複数の付箋が当該台紙の帯状長手方向に沿って貼着されたシート体であって、
    上記付箋の配列方向としての上記長手方向に沿って互いに隣接する付箋同士の間に生じた隙間間隔に対応する上記台紙の領域には、当該長手方向と直交する方向に沿って延びる第1の折り目が形成され、
    この第1の折り目を挟んで対をなす1組の付箋のうちの一方の付箋の第1の折り目側の内縁部に対応する上記台紙の領域には、当該第1の折り目に対して平行に延びる第2の折り目が形成され、
    上記第1の折り目を支点として、上記対をなす1組の付箋のうちの一方の付箋の第1の折り目側端部が他方の付箋の第1の折り目側端部に近接するように、上記第1の折り目及び第2の折り目の両者に沿って上記台紙を折り曲げると、当該一方の付箋の第1の折り目側端部が当該台紙の表面から離間することを特徴とするシート。
  7. 帯状の台紙、及び裏面に台紙に対して接着剥離自在な接着層が形成された複数の付箋を備え、台紙の表面上に複数の付箋が当該台紙の帯状長手方向に沿って貼着されたシート体であって、
    上記付箋の配列方向としての上記長手方向に沿って互いに隣接する付箋同士の間に生じた隙間間隔に対応する上記台紙の領域には、当該長手方向と直交する方向に沿って延びる第1の折り目が形成され、
    この第1の折り目を挟んで対をなす1組の付箋のうち、一方の付箋の第1の折り目側の内縁部に対応する上記台紙の領域には、当該第1の折り目に対して平行に延びる第2の折り目が形成される一方、他方の付箋の第1の折り目側の内縁部に対応する上記台紙の領域には、当該第1の折り目に対して平行に延びる第3の折り目が形成され、
    上記第1の折り目を支点として、上記対をなす1組の付箋のうち、一方の付箋の第1の折り目側端部が他方の付箋の第1の折り目側端部に近接するように、上記第1の折り目及び第2の折り目の両者に沿って上記台紙を折り曲げると、当該一方の付箋の第1の折り目側端部が当該台紙の表面から離間する一方、他方の付箋の第1の折り目側端部が一方の付箋の第1の折り目側端部に近接するように、上記第1の折り目及び第3の折り目の両者に沿って上記台紙を折り曲げると、当該他方の付箋の第1の折り目側端部が当該台紙の表面から離間することを特徴とするシート体。
  8. 台紙、及び裏面に台紙に対して接着剥離自在な接着層が形成された複数の付箋を備え、台紙の表面上に複数の付箋が行方向及びこの行方向と直交する列方向に沿ってマトリクス状に貼着されたシート体であって、
    上記行方向及び列方向のうちの一方の付箋配列方向に沿って互いに隣接する付箋同士の間に生じた隙間間隔に対応する上記台紙の領域には、当該一方の付箋配列方向と直交する方向に沿って延びる第1の折り目が形成され、
    この第1の折り目を挟んで対をなす1組の付箋のうちの一方の付箋の第1の折り目側の内縁部に対応する上記台紙の領域には、当該第1の折り目に対して平行に延びる第2の折り目が形成され、
    上記第1の折り目を支点として、上記対をなす1組の付箋のうちの一方の付箋の第1の折り目側端部が他方の付箋の第1の折り目側端部に近接するように、上記第1の折り目及び第2の折り目の両者に沿って上記台紙を折り曲げると、当該一方の付箋の第1の折り目側端部が当該台紙の表面から離間することを特徴とするシート体。
  9. 台紙、及び裏面に台紙に対して接着剥離自在な接着層が形成された複数の付箋を備え、台紙の表面上に複数の付箋が行方向及びこの行方向と直交する列方向に沿ってマトリクス状に貼着されたシート体であって、
    上記行方向及び列方向のうちの一方の付箋配列方向に沿って互いに隣接する付箋同士の間に生じた隙間間隔に対応する上記台紙の領域には、当該一方の付箋配列方向と直交する方向に沿って延びる第1の折り目が形成され、
    この第1の折り目を挟んで対をなす1組の付箋のうち、一方の付箋の第1の折り目側の内縁部に対応する上記台紙の領域には、当該第1の折り目に対して平行に延びる第2の折り目が形成される一方、他方の付箋の第1の折り目側の内縁部に対応する上記台紙の領域には、当該第1の折り目に対して平行に延びる第3の折り目が形成され、
    上記第1の折り目を支点として、上記対をなす1組の付箋のうち、一方の付箋の第1の折り目側端部が他方の付箋の第1の折り目側端部に近接するように、上記第1の折り目及び第2の折り目の両者に沿って上記台紙を折り曲げると、当該一方の付箋の第1の折り目側端部が当該台紙の表面から離間する一方、他方の付箋の第1の折り目側端部が一方の付箋の第1の折り目側端部に近接するように、上記第1の折り目及び第3の折り目に沿って上記台紙を折り曲げると、当該他方の付箋の第1の折り目側端部が当該台紙の表面から離間することを特徴とするシート体。
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