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JP2006043818A - ホーニング加工装置及び加工方法 - Google Patents

ホーニング加工装置及び加工方法 Download PDF

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JP2006043818A JP2004228537A JP2004228537A JP2006043818A JP 2006043818 A JP2006043818 A JP 2006043818A JP 2004228537 A JP2004228537 A JP 2004228537A JP 2004228537 A JP2004228537 A JP 2004228537A JP 2006043818 A JP2006043818 A JP 2006043818A
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Teruyuki Ito
輝之 伊藤
Yoshiaki Hayashi
義明 林
Yasuo Nagai
靖雄 永井
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Abstract

【課題】 研削砥粒部を微細でかつ高精度に拡張制御でき、しかも、主軸を回転しながら研削砥粒部を拡張することができるホーニング加工装置及び加工方法を提供する。
【解決手段】 軸方向に移動可能なテーパコーン59と、テーパコーンの軸方向移動によって径方向に拡張可能なスリット75、76を有する研削砥粒部79とを備えた工具10と、前記テーパコーンを軸方向に移動させる拡張駆動軸31を回転可能に挿通した主軸11とを備え、主軸11を回転駆動する親サーボモータ15と、拡張駆動軸31を回転駆動する子サーボモータ32を、同期かつ回転位相差を付与するように同期回転制御装置47で回転制御するようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回転駆動される工具によって工作物の下穴をホーニング加工する加工装置及び加工方法に関する。
従来から、回転するホーニング加工砥石を軸線方向に送り移動して工作物の穴内周面をホーニング加工することが行われている。係るホーニング加工砥石は、通常研削砥粒部の外径を加工すべき工作物の仕上げ径に調整できるように、あるいはまた、砥石の磨耗を補正するために、拡大縮小できる構造になっている。このために、ホーニング加工砥石には円周上複数のスリットが形成され、このスリット内にテーパコーンを軸方向に移動可能に挿入し、このテーパコーンをねじ作用によって軸方向に移動させることにより、ホーニング加工砥石を弾性的に拡張させることができるようになっている。
ところで、この種のホーニング加工において、例えば特許文献1に記載されているように、研削砥粒部を機械的に拡大縮小できるようにしたホーニング加工装置が知られており、係るホーニング加工装置によれば、研削砥粒部を自動的に拡大縮小できる利点がある。
特開2000−343327(段落0020、0043、図2,3)
しかしながら、上記した従来のホーニング加工装置では、研削砥粒部を拡大縮小させるテーパコーンを、歯車等を用いた機械的な機構により作動させるようになっているので、拡張精度が粗く、1ミクロンメータ単位での精密な拡張が難しい問題がある。しかも、上記した従来のホーニング加工装置においては、研削砥粒部の拡張時には、主軸を停止させ、その状態でモータにより回転シャフトを回転して研削砥粒部を拡張させるようになっているので、工作物を加工しながら研削砥粒部を拡張することができない難点があり、ホーニングできる加工内容が制約される問題があった。
また、工作物の下穴の口元から奥にホーニング加工砥石を送り込む止り穴のホーニング加工においては、研削砥粒部の先端部が磨耗するので、工作物の加工精度に影響を及ぼしやすく、このため、砥石寿命が短く、高精度なホーニング加工が難しい問題があった。
本発明は係る従来の不具合を解消するためになされたもので、径方向に拡張可能なスリットを有する研削砥粒部を微細でかつ高精度に拡張制御でき、しかも、主軸を回転しながら研削砥粒部を拡張することができるホーニング加工装置、並びに工作物の止り穴を高精度かつ効率的に加工できるホーニング加工方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明に係るホーニング加工装置の構成上の特徴は、本体に送り方向に摺動可能に装架された主軸ヘッドと、該主軸ヘッドを前記本体に取付けられた工作物に向かって進退移動させる送り装置と、前記主軸ヘッドに回転可能に支承され先端に前記工作物の下穴をホーニング加工する工具が取付けられる主軸とを備えたホーニング加工装置において、前記工具は、軸方向に移動可能なテーパコーンと、前記テーパコーンの軸方向移動によって径方向に拡張可能なスリットを有する研削砥粒部とを備え、前記主軸は、主軸との相対回転によって前記テーパコーンを軸方向に移動させる拡張駆動軸を回転可能に挿通してなり、さらに前記主軸を回転駆動する親サーボモータと、前記拡張駆動軸を回転駆動する子サーボモータと、前記親サーボモータ及び子サーボモータを同期してかつ回転位相差を付与するように回転制御する同期回転制御装置とを備えたことである。
請求項2に記載の発明に係るホーニング加工装置の構成上の特徴は、本体に送り方向に摺動可能に装架された主軸ヘッドと、該主軸ヘッドを前記本体に取付けられた工作物に向かって進退移動させる送り装置と、前記主軸ヘッドに回転可能に支承され先端に前記工作物の下穴をホーニング加工する工具が取付けられる主軸とを備えたホーニング加工装置において、前記工具は、前記主軸の先端に装着される工具ホルダー、及び前記工具ホルダーの先端に装着されるホーニング加工砥石とからなり、前記ホーニング加工砥石は、軸方向に移動可能なテーパコーンと、このテーパコーンの軸方向移動によって径方向に拡張可能なスリットを有する研削砥粒部とを備え、前記主軸は、拡張駆動軸を回転可能に挿通してなり、さらに前記主軸を回転駆動する親サーボモータと、前記拡張駆動軸を回転駆動する子サーボモータと、前記親サーボモータ及び子サーボモータを同期してかつ回転位相差を付与するように回転制御する同期回転制御装置とを備え、前記工具ホルダーには、前記主軸に対する拡張駆動軸の相対回転によって前記テーパコーンを軸方向に移動させる回転ナットが回転可能に支持されていることである。
請求項3に記載の発明に係るホーニング加工装置の構成上の特徴は、本体に送り方向に摺動可能に装架された主軸ヘッドと、該主軸ヘッドを前記本体に取付けられた工作物に向かって進退移動させる送り装置と、前記主軸ヘッドに回転可能に支承され先端に前記工作物の下穴をホーニング加工する工具が取付けられる主軸と、該主軸を回転駆動する主軸駆動装置とを備えたホーニング加工装置において、前記工具は、前記主軸の先端に装着される工具ホルダーと、この工具ホルダーに前記主軸の軸線と直交する面内でフローティング可能に支持されたフローティング体と、このフローティング体の先端に装着されるホーニング加工砥石とからなり、前記ホーニング加工砥石は、軸方向に移動可能なテーパコーンと、前記テーパコーンの軸方向移動によって径方向に拡張可能なスリットを有する研削砥粒部とを備え、前記主軸は、拡張駆動軸を回転可能に挿通してなり、前記拡張駆動軸の主軸に対する相対回転により前記テーパコーンを軸方向に移動させる回転ナットが前記フローティング体に回転可能に支持されていることである。
請求項4に記載の発明に係るホーニング加工装置の構成上の特徴は、請求項3において、前記回転ナットと前記拡張駆動軸とを、回転ナットのフローティングを許容して連結する拡張連結軸を備えたことである。
請求項5に記載の発明に係るホーニング加工方法の構成上の特徴は、止り穴からなる工作物の下穴をホーニング加工する工具が取付けられる主軸を主軸ヘッドに回転可能に支承し、前記主軸ヘッドを送り装置により工作物に対し相対的に移動させて前記工具により前記止り穴をホーニング加工するホーニング加工方法にして、前記工具は、テーパコーンの軸方向移動によって径方向に拡張縮小するスリットを有する研削砥粒部を備え、前記主軸は、主軸との相対回転によって前記テーパコーンを軸方向に移動させる拡張駆動軸を回転可能に挿通してなり、まず工具を縮小した状態で工作物の止り穴の奥側に位置させ、その後、前記主軸を回転駆動する親サーボモータ及び前記拡張駆動軸を回転駆動する子サーボモータを両者の間に回転位相差を付与するように回転制御して前記研削砥粒部の先端部を拡張させ、次いで、前記親サーボモータと子サーボモータを同期回転制御させ、その状態で、前記工具を工作物に対して止り穴から引き抜く方向に相対移動させて、工作物の止り穴をホーニング加工するようにしたものである。
請求項6に記載の発明に係るホーニング加工方法の構成上の特徴は、請求項5において、前記親サーボモータ及び子サーボモータ間に付与される回転位相差によって、前記研削砥粒部の先端部の円筒状仕上げ部及びその後端側の食付き角部にて工作物の止り穴の取代のほとんどをホーニング加工できるように研削砥粒部の先端部を拡張させ、工作物の止り穴をワンパスでホーニング加工するようにしたものである。
請求項1に係るホーニング加工装置によれば、主軸とこれに挿通された拡張駆動軸との相対回転によって、テーパコーンを軸方向に移動させて研削砥粒部を拡張させるようにするとともに、主軸を回転駆動する親サーボモータと、拡張駆動軸を回転駆動する子サーボモータを、同期かつ回転位相差を付与するように回転制御する構成であるので、研削砥粒部を自動的に、しかも微細に拡張制御することができ、高精度なホーニング加工を行い得る効果がある。
請求項2に係るホーニング加工装置によれば、上記の構成に加え、工具ホルダーには、主軸に対する拡張駆動軸の相対回転によってテーパコーンを軸方向に移動させる回転ナットを、工具ホルダーに回転可能に支持した構成であるので、工具ホルダーに回転ナットを無理なく収納でき、研削砥粒部の微細な拡張を容易に行い得る効果がある。
請求項3、請求項4に係るホーニング加工装置によれば、ホーニング加工砥石を装着したフローティング体を工具ホルダーにフローティングに可能に支持し、自動拡張機能を持ったホーニング加工砥石を工作物の下穴に倣ってフローティングできるようにしたので、下穴の中心とホーニング加工砥石の中心との芯ずれ等の影響を受けることなく、高精度なホーニング加工を行い得る効果がある。
請求項5に係るホーニング加工方法によれば、工具を縮小した状態で工作物の止り穴の奥側に位置させ、その状態で主軸と拡張駆動軸との間に回転位相差を付与して研削砥粒部の先端部を拡張させ、次いで、主軸と拡張駆動軸とを同期回転制御させながら、工具を止り穴から引き抜く方向に相対移動させて、工作物の止り穴をホーニング加工するようにしたので、止り穴の取代のほとんどを効率よくホーニング加工でき、しかも、研削砥粒部の先端部の磨耗がないため、工作物の止り穴の奥側まで高精度にホーニング加工できる効果がある。
請求項6に係るホーニング加工方法によれば、親サーボモータ及び子サーボモータ間に付与される回転位相差によって、前記研削砥粒部の先端部の円筒状仕上げ部及びその後端側の食付き角部にて工作物の止り穴の取代のほとんどをホーニング加工できるように研削砥粒部の先端部を拡張させるようにしたので、前記請求項5における効果に加え、工作物の止り穴をワンパスで高精度かつ高効率にホーニング加工できる効果がある。
以下、本発明に係るホーニング加工装置及び加工方法の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1において、ベッド1上にコラム2が立設され、本体3を構成している。また、ベッド1上には、ホーニング加工される下穴が穿設された工作物Wが取付けられている。コラム2には主軸ヘッド4が上下方向(送り方向)に摺動可能に装架され、ボールねじ機構5を介してサーボモータ6により往復移動される。ボールねじ機構5及びサーボモータ6により主軸ヘッド4を工作物Wに向かって進退移動させる送り装置7が構成され、数値制御装置50からの指令に基づいてサーボモータ6が回転駆動されると、主軸ヘッド4が指令された送り速度で指令された送り量だけ移動される。
主軸ヘッド4には、図2に示すように、主軸11が送り方向に摺動可能かつ回転可能に支承され、この主軸11の先端に工作物Wの下穴をホーニング加工する工具としてのホーニング加工砥石10が取付けられる。すなわち、主軸ヘッド4には、案内筒12が固定され、案内筒12内に主軸11がストロークボールベアリング13,14により下部と上部を摺動かつ回転可能に支承されている。主軸11は主軸ヘッド4上に設置された主軸駆動装置を構成する親サーボモータ15によりベルト伝動機構16を介して回転駆動されるとともに、オシレーション装置17によりオシレーションが付与される。
オシレーション装置17は、主軸ヘッド4にヒンジピン18により主軸11の軸線と直角な揺動軸線の回りに揺動可能に枢着されたリンク部材19と、前記主軸11に軸受20を介して相対回転可能に支持された連結部材21とを備え、この連結部材21に前記リンク部材19が、主軸軸線方向の相対移動を規制されて連結されている。連結部材21は回り止めピン22により、主軸ヘッド4に回り止めされている。リンク部材19の一端は、後述するスプリングのばね力により、カム機構23のローラ24に当接されている。カム機構23のローラ24は図略のサーボモータにより偏心回転され、このローラ24の偏心回転によりリンク部材19がヒンジピン18を中心にして揺動される。かかるリンク部材19の揺動により、連結部材21を介して主軸11が所定のストロークだけオシレーションされる。連結部材21の上方には、主軸11に係止されプーリ25が設けられ、このプーリ25にタイミングベルト26を介して連結されたプーリ27が前記親サーボモータ15のモータ軸28に係止されている。これらプーリ25、27及びタイミングベルト26により、前記ベルト伝動機構16を構成している。
前記主軸11内には、拡張駆動軸31が回転可能に挿通され、拡張駆動軸31の上端は主軸11の上端より突出されている。拡張駆動軸31は、主軸ヘッド4上に設置された拡張駆動軸駆動装置を構成する子サーボモータ32によりベルト伝動機構33を介して回転駆動される。すなわち、前記拡張駆動軸31の突出端にはプーリ34が係止され、このプーリ34にタイミングベルト35を介して連結されたプーリ36が子サーボモータ32のモータ軸37に係止されている。かかるプーリ34、36及びタイミングベルト35により、前記ベルト伝動機構33を構成している。
前記拡張駆動軸31に係止されたプーリ34は、主軸11にベアリング38を介して回転可能に支持されたばね受けリング39に連結され、このばね受けリング39の下端にベアリング40が装着されている。主軸ヘッド4には、ばね受けリング39を取り囲むように固定リング41が固定され、この固定リング41の上端に設けられたばね受け部42と前記ベアリング40との間に、主軸11を下方に付勢する弾機部材としての圧縮スプリング43が介挿されている。かかる圧縮スプリング43によって主軸11が下方に付勢され、これにより、連結部材21を介してリンク部材19をカム機構23のローラ24に当接させる方向に付勢している。
前記親サーボモータ15及び子サーボモータ32は、図3に示すように、サーボアンプ45、46を介して同期回転制御装置47に接続されている。同期回転制御装置47は、数値制御装置50からの同期回転指令C1及び拡張切込指令C2に基づいて制御され、親サーボモータ15及び子サーボモータ32を同期して回転制御したり、定められた位相角度だけ相対回転させるようになっている。
前記主軸11の下端には、図4に示すように、ホルダー装着穴51が形成され、このホルダー装着穴51に工具ホルダー52のシャンク部52aが着脱可能に装着されている。工具ホルダー52の下端には工具装着穴53が形成され、この工具装着穴53にホーニング加工砥石10のシャンク部10aがコレット10bを介して着脱可能に装着されている。工具ホルダー52内の回転中心部には、回転ナット55が一対のスラストベアリング56、57によって回転のみ可能に支持されている。回転ナット55は工具ホルダー52を貫通する連結軸58によって前記拡張駆動軸31の下端に結合され、拡張駆動軸31の回転が連結軸58を介して回転ナット55に伝達される。
ホーニング加工砥石10内には、先端にテーパコーン59を形成した拡張テーパコーン軸60が回り止めピン61によって軸方向摺動のみ可能に挿通され、この拡張テーパコーン軸60の上端に雄ねじ62が形成されている。雄ねじ62は前記回転ナット55に形成された雌ねじ63に螺合されている。これにより、拡張駆動軸31によって回転ナット55が回転されると、拡張テーパコーン軸60とともにテーパコーン59がねじ作用により軸方向に移動されるようになる。
次に、前記工具ホルダー52の先端に装着されるホーニング加工砥石10の具体的な構成を、図5、図6、図7に基づいて説明する。
ホーニング加工砥石10の円筒状の砥石本体71の先端部には、円筒状仕上げ部72と、この円筒状仕上げ部72の上端に接続され上方に向かって径が縮小するテーパ状の喰付き角部73が形成されている。砥石本体71の先端部外周には、複数(例えば6本)の油溝74が円周上等間隔に軸線方向に沿って刻設されている。各油溝74の底部には、切断面が半径方向を向く第1スリット75及び第2スリット76が隣接する油溝74内に交互に設けられている。第1スリット75は喰付き角部73の前端より僅かに前方に設けた繋部75aによって前方スリット75bと後方スリット75cとに分割され、第2スリット76の先端は仕上げ部72の先端となる砥石本体71の下端で繋部76aによって連結されている。隣接する油溝74間のランド部77には砥粒78が結合保持されて研削砥粒部79が形成されている。このように、第1スリット75及び第2スリット76は、円筒状仕上げ部72及び喰付き角部73が拡張できるように、隣接するスリットの軸方向位置関係が異なる千鳥状に切断されている。
砥石本体71の先端内周には、先端に向かって小径となるテーパ穴80が形成され、このテーパ穴80に前述したテーパコーン59が嵌合されている。砥石本体71の先端部はスリット75、76が形成されて弾性変形できるようになっているので、テーパコーン59が下方に移動されると、砥石本体71の先端部が外方に拡張され、一方、砥石本体71の後端部はリジット構造のため拡張されず、その結果、前述したように、砥石本体71の先端部に拡張された円筒状仕上げ部72が形成されるとともに、円筒状仕上げ部72の後端に後方に向かって先細りとなるテーパ状食付き角部73が形成される。
次に、上記した第1の実施形態における作動を、止り穴W1からなる工作物Wの下穴をホーニング加工する例について説明する。図1に示す原位置状態においては、主軸8の先端に工具ホルダー52を介して装着されたホーニング加工砥石10の円筒状仕上げ部72は、図8に示すように、工作物Wの止り穴(下穴)W1の取代に余裕代を加えた量まで縮小されている。その状態で、ベッド1上に工作物Wが取付けられ、起動ボタンが押されると、主軸ヘッド4がサーボモータ6の回転によりボールねじ機構5を介して下方に移動され、ホーニング加工砥石10が工作物Wの止り穴W1に挿入される。
主軸ヘッド4が指令された位置まで下降され、ホーニング加工砥石10が工作物Wの止り穴W1の奥まで挿入される(図8の状態)と、数値制御装置50から拡張切込指令C2が発せられ、これに基づいて、同期回転制御装置47により、主軸8が親サーボモータ15により回転駆動制御されるとともに、拡張駆動軸31が子サーボモータ32により親サーボモータ15と所定の相対回転速度でかつ所定の回転位相差をもつように回転駆動制御される。同時に、主軸8はオシレーション装置17により上下方向にオシレーションされる。
かかる親サーボモータ15と子サーボモータ32の相対回転制御により、拡張駆動軸31が主軸11に対して定められた回転位相差だけ相対回転され、テーパコーン59が回転ナット55のねじ作用により、下方向に所定の移動速度で所定量移動される。これにより、砥石本体71の先端部の円筒状仕上げ部72は、予め設定された拡張速度で設定された量(取代部分W1aに相当する量)だけ拡張され、図9に示すように、工作物Wの止り穴W1の内周面を、円筒状仕上げ部72及び食付き角部73によりプランジ加工にてホーニング加工する。
続いて、数値制御装置50からの同期回転指令C1に基づいて、親サーボモータ15と子サーボモータ32が同期回転制御装置47により同期回転制御され、その状態で、主軸ヘッド4がサーボモータ6の回転によりボールねじ機構5を介して上方に移動され、食付き角部73によって工作物Wの止り穴W1の取代部分W1aをホーニング加工しながら、円筒状仕上げ部72で仕上げる。そして、主軸ヘッド4は、円筒状仕上げ部72が工作物Wの口元から抜ける位置まで、主軸11にオシレーションを与えられながら上昇され、ワンパスで工作物Wの止り穴W1を所定の加工寸法にストレートにホーニング加工する。
この場合、ホーニング加工砥石10は、スリット長さを変化させることにより、食付き角部73の長さを最適にできる。従って、ホーニング加工時の研削砥粒部79の加工負担をある程度の長さをもつ食付き角部73で受け持つことにより、加工負荷を軽減することができる。これにより、ホーニング加工砥石10の変形を小さくできるとともに、研削砥粒部79の磨耗を少なくして、ホーニングの加工精度とホーニング加工砥石10の寿命を向上させることができる。
なお、上記したように、1回の上昇サイクルで工作物Wをワンパス加工することができる他、荒、仕上げサイクルのような複数サイクルによってホーニング加工することもでき、また、下穴の長さ方向の一部分を複数サイクル加工することにより、下穴の円筒度精度を修正したり、傾向を付けたりすることもできる。
図10は、本発明の第2の実施形態を示すもので、この実施形態は、工作物Wの下穴が通し穴W2の場合のホーニング加工に適したホーニング加工砥石81である。かかるホーニング加工砥石81は、前述した実施形態と同様に、主軸11に装着された工具ホルダー52に装着される。ホーニング加工砥石81の砥石本体82の先端部には、工作物Wの通し穴W2に円滑に入るように、先端に面取が形成されたフロントガイド83が形成されている。また、砥石本体82に形成された研削砥粒部84の軸方向中央部にはスリット85が円周上複数形成され、このスリット85の軸方向中央位置に対応して先端に向かって大径となるテーパコーン86が嵌合されている。そして、このテーパコーン86が拡張テーパコーン軸87とともに上方に移動されると、研削砥粒部84の軸方向中央部が最も拡張された円筒状仕上げ部88となり、この円筒状仕上げ部88の上下端部に上下方向に向かって先細りとなるテーパ状食付き角部89、90がそれぞれ形成される。
従って、この実施形態によれば、前記した同期回転制御装置47によって主軸11と拡張駆動軸31を同期回転制御した状態で、ホーニング加工砥石81を工作物Wの通し穴W2に向けて下方に送ると、フロントガイド83が通し穴W2に嵌合し、その状態で、喰付き角部90により通し穴W2が開口部から徐々にホーニング加工されて径が拡大され、次いで円筒状仕上げ部88が通し穴W2の内周面をストレートにホーニング加工する。
そして、円筒状仕上げ部88が通し穴W2を通過すると、ホーニング加工砥石81の送りが止められ、その状態で同期回転制御装置47によって、主軸11と拡張駆動軸31が所定の相対回転速度でかつ所定の回転位相差をもつように回転制御される。これにより、テーパコーン86が軸方向に移動され、円筒状仕上げ部88をさらに外方に拡張させる。その後、主軸11と拡張駆動軸31を再び同期回転させて、ホーニング加工砥石81を上方に送ると、喰付き角部89及び円筒状仕上げ部88によって通し穴W2の径がさらに拡大されてホーニング加工される。このようにホーニング加工砥石81の往復動によって工作物Wの通し穴W2が所定寸法にホーニング加工される。
次に本発明の第3の実施形態を図11、図12、図13、図14に基づいて説明する。
前記主軸11の下端に形成されたホルダー装着穴51に装着された工具ホルダー52の下端には、筒状のカバー91がボルト92によって固定され、このカバー91の下部開口端には調整ナット93が位置調整可能に螺着されている。カバー91内には、中間リング94と、フローティング把持部95と、テーパリング96がそれぞれ収納され、中間リング94と、フローティング把持部95は半径方向に所定量フローティング可能となっており、テーパリング96はカバー91の内周に主軸11と同心的に摺動可能に案内されている。フローティング把持部95の下端はカバー91内より突出され、その下端に形成された工具装着穴97に、図4に示したのと同様な構成のホーニング加工砥石10が着脱可能に装着されている。中間リング94は工具ホルダー52の下端とフローティング把持部95の上端との間に挟持され、フローティング把持部95とテーパリング96との間にベアリング98を介して設けた圧縮スプリング99の付勢力により、後述するガイドボール101、102を挟んで工具ホルダー52、中間リング94、及びフローティング把持部95の三者が上下方向に接合されるようになっている。
前記工具ホルダー52の下端に対向する中間リング94の上端には、図13に示すように、所定深さの二面幅上層溝103が直径方向(X方向)に形成され、また、フローティング把持部95の上端に対向する中間リング94の下端には、図14に示すように、所定深さの二面幅下層溝104が上記上層溝103と直交する直径方向(Y方向)に形成されている。一方、中間リング94の上端に対向する工具ホルダー52の下端には、前記上層溝103に対応して所定高さの二面幅突起105が直径線上の2個所に形成され、また、中間リング94の下端に対向するフローティング把持部95の上端には、前記下層溝104に対応して所定高さの二面幅突起106が直径線上の2個所に形成されている。前記二面幅突起105の両側と上層溝103との各間には、一対のガイドボール101が介挿され、これによって中間リング94は工具ホルダー52の下端にガイドボール101を介して接合されるとともに、ガイドボール101に案内されて工具ホルダー52に対しX方向にスライド可能となっている。同様に、前記二面幅突起106の両側と下層溝104との各間には、一対のガイドボール102が介挿され、これによってフローティング把持部95は中間リング94の下端にガイドボール102を介して接合されるとともに、ガイドボール102に案内されて中間リング94に対しY方向にスライド可能となっている。
これにより、フローティング把持部95は工具ホルダー52に対し、主軸11の軸線と直交する水平なXY平面内でフローティング可能となっている。また、角度方向に外力が加わると、X方向とY方向の2列のガイドボール101、102の一方が支点となって、他方が浮き上がり、フローティング把持部95は外力が加わった方向に傾き、角度方向のフローティングも可能となる。
前記フローティング把持部95にはテーパ面107が形成され、このテーパ面107に係合するテーパ面108が前記テーパリング96に形成されている。そして、前記調整ナット93の位置調整によりテーパリング96を圧縮スプリング99の付勢力に抗して上昇させると、前記両テーパ面107、108が係合してフローティング把持部95を回転中心に精度よく位置決めできるようになる。また、調整ナット93の位置調整によりテーパリング96を下方に移動させると、前記両テーパ面107、108の間にクリアランスが生じ、フローティング把持部95はこのクリアランス分だけフローティング可能となる。このとき、テーパリング96は回転中心に位置決めされているので、前記両テーパ面107、108間の僅かなクリアランスでも互いに干渉することなく、フローティング把持部95の微小な水平方向と角度方向のフローティングを達成することできる。
前記フローティング把持部95の軸心部には、回転ナット55が一対のスラストベアリング56、57によって回転のみ可能に支持されている。回転ナット55は工具ホルダー52を貫通する拡張連結軸110によって前記拡張駆動軸31の下端にフローティング把持部95のフローティングを許容して連結されている。すなわち、拡張連結軸110の両端には、断面が多角形の球面部111、112が形成され、これら球面部111、112が拡張駆動軸31の下端及び回転ナット55の上端に形成された多角形穴にそれぞれ係合されている。これにより、フローティング把持部95のフローティングを許容しながら、拡張駆動軸31の回転を回転ナット55に伝達できるようになる。
ホーニング加工砥石10内には、第1の実施形態において述べたと同様に、先端にテーパコーン59を形成した拡張テーパコーン軸60が回り止めピン61によって軸方向摺動のみ可能に挿通され、この拡張テーパコーン軸60の上端に雄ねじ62が形成されている。雄ねじ62は前記回転ナット55に形成された雌ねじ63に螺合されている。
上記の実施形態によれば、主軸ヘッド4の下降により、ホーニング加工砥石10が工作物Wの下穴を僅かに加工すると、ホーニング加工砥石10に作用する半径方向研削力が均衡しホーニング加工砥石10に偏荷重が作用しないようにホーニング加工砥石10が工作物Wに対してフローティングされ、ホーニング加工砥石10と工作物Wの下穴との中心が一致される。これにより、ホーニング加工砥石10は、下穴の位置ずれや曲り等の影響を受けることなく、下穴を高い真直度、真円度で高精度にホーニング加工する。
上記した実施形態で述べたホーニング加工砥石10、81の構成は、最適な1つの具体例を示したものであり、本発明は実施形態の構成に限定されることなく、同様な機能を有する別の構成を採り得るものであり、同様に、主軸11と拡張駆動軸31との同期回転制御、及びホーニング加工砥石10のフローティング機構についても、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内で、種々の構成を採り得ることは勿論である。
本発明の第1の実施形態に係るホーニング盤の全体を示す側面図である。 図1に示すホーニング盤の主軸ヘッド部分の拡大断面図である。 サーボモータ同期回転制御のシステム構成図である。 図1に示すホーニング盤の工具ホルダー部分の拡大断面図である。 図1に示すホーニング盤のホーニング加工砥石の正面図である。 図5に示すホーニング加工砥石の縦断面図である。 図6のA−A線断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るホーニング盤によるホーニング加工方法を示す加工開始状態図である。 本発明の第1の実施形態に係るホーニング盤によるホーニング加工方法を示す加工状態図である。 本発明の第2の実施形態に係るホーニング盤のホーニング加工砥石の縦断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るホーニング盤の工具ホルダー部分の断面図である。 図11のB−B線断面図である。 図12のC矢視図である。 図12のD矢視図である。
符号の説明
4・・・主軸ヘッド、6・・・送り用サーボモータ、7・・・送り装置、10、81・・・ホーニング加工砥石、11・・・主軸、15・・・親サーボモータ、17・・・オシレーション装置、31・・・拡張駆動軸、32・・・子サーボモータ、47・・・同期回転制御装置、50・・・数値制御装置、52・・・工具ホルダー、55・・・回転ナット、59、86・・・テーパコーン、60・・・拡張テーパコーン軸、62,63・・・ねじ、71・・・砥石本体、72、88・・・円筒状仕上げ部、73、89、90・・・食付き角部、75,76、85・・・スリット、79、84・・・研削砥粒部、80・・・テーパ穴、91・・・カバー、93・・・調整ナット、94・・・中間リング、95・・・フローティング把持部、96・・・テーパリング、99・・・圧縮スプリング、101,102・・・ガイドボール、110・・・拡張連結軸、111,112・・・球面部。

Claims (6)

  1. 本体に送り方向に摺動可能に装架された主軸ヘッドと、該主軸ヘッドを前記本体に取付けられた工作物に向かって進退移動させる送り装置と、前記主軸ヘッドに回転可能に支承され先端に前記工作物の下穴をホーニング加工する工具が取付けられる主軸とを備えたホーニング加工装置において、前記工具は、軸方向に移動可能なテーパコーンと、前記テーパコーンの軸方向移動によって径方向に拡張可能なスリットを有する研削砥粒部とを備え、前記主軸は、主軸との相対回転によって前記テーパコーンを軸方向に移動させる拡張駆動軸を回転可能に挿通してなり、さらに前記主軸を回転駆動する親サーボモータと、前記拡張駆動軸を回転駆動する子サーボモータと、前記親サーボモータ及び子サーボモータを同期してかつ回転位相差を付与するように回転制御する同期回転制御装置とを備えたことを特徴とするホーニング加工装置。
  2. 本体に送り方向に摺動可能に装架された主軸ヘッドと、該主軸ヘッドを前記本体に取付けられた工作物に向かって進退移動させる送り装置と、前記主軸ヘッドに回転可能に支承され先端に前記工作物の下穴をホーニング加工する工具が取付けられる主軸とを備えたホーニング加工装置において、前記工具は、前記主軸の先端に装着される工具ホルダー、及び前記工具ホルダーの先端に装着されるホーニング加工砥石とからなり、前記ホーニング加工砥石は、軸方向に移動可能なテーパコーンと、このテーパコーンの軸方向移動によって径方向に拡張可能なスリットを有する研削砥粒部とを備え、前記主軸は、拡張駆動軸を回転可能に挿通してなり、さらに前記主軸を回転駆動する親サーボモータと、前記拡張駆動軸を回転駆動する子サーボモータと、前記親サーボモータ及び子サーボモータを同期してかつ回転位相差を付与するように回転制御する同期回転制御装置とを備え、前記工具ホルダーには、前記主軸に対する拡張駆動軸の相対回転によって前記テーパコーンを軸方向に移動させる回転ナットが回転可能に支持されていることを特徴とするホーニング加工装置。
  3. 本体に送り方向に摺動可能に装架された主軸ヘッドと、該主軸ヘッドを前記本体に取付けられた工作物に向かって進退移動させる送り装置と、前記主軸ヘッドに回転可能に支承され先端に前記工作物の下穴をホーニング加工する工具が取付けられる主軸と、該主軸を回転駆動する主軸駆動装置とを備えたホーニング加工装置において、前記工具は、前記主軸の先端に装着される工具ホルダーと、この工具ホルダーに前記主軸の軸線と直交する面内でフローティング可能に支持されたフローティング体と、このフローティング体の先端に装着されるホーニング加工砥石とからなり、前記ホーニング加工砥石は、軸方向に移動可能なテーパコーンと、前記テーパコーンの軸方向移動によって径方向に拡張可能なスリットを有する研削砥粒部とを備え、前記主軸は、拡張駆動軸を回転可能に挿通してなり、前記拡張駆動軸の主軸に対する相対回転により前記テーパコーンを軸方向に移動させる回転ナットが前記フローティング体に回転可能に支持されていることを特徴とするホーニング加工装置。
  4. 請求項3において、前記回転ナットと前記拡張駆動軸とを、回転ナットのフローティングを許容して連結する拡張連結軸を備えたことを特徴とするホーニング加工装置。
  5. 止り穴からなる工作物の下穴をホーニング加工する工具が取付けられる主軸を主軸ヘッドに回転可能に支承し、前記主軸ヘッドを送り装置により工作物に対し相対的に移動させて前記工具により前記止り穴をホーニング加工するホーニング加工方法にして、前記工具は、テーパコーンの軸方向移動によって径方向に拡張縮小するスリットを有する研削砥粒部を備え、前記主軸は、主軸との相対回転によって前記テーパコーンを軸方向に移動させる拡張駆動軸を回転可能に挿通してなり、まず工具を縮小した状態で工作物の止り穴の奥側に位置させ、その後、前記主軸を回転駆動する親サーボモータ及び前記拡張駆動軸を回転駆動する子サーボモータを両者の間に回転位相差を付与するように回転制御して前記研削砥粒部の先端部を拡張させ、次いで、前記親サーボモータと子サーボモータを同期回転制御させ、その状態で、前記工具を工作物に対して止り穴から引き抜く方向に相対移動させて、工作物の止り穴をホーニング加工するホーニング加工方法。
  6. 請求項5において、前記親サーボモータ及び子サーボモータ間に付与される回転位相差によって、前記研削砥粒部の先端部の円筒状仕上げ部及びその後端側の食付き角部にて工作物の止り穴の取代のほとんどをホーニング加工できるように研削砥粒部の先端部を拡張させ、工作物の止り穴をワンパスでホーニング加工するようにしたホーニング加工方法。
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