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JP2005539307A - メディア・システムの関心プロファイルの適合化 - Google Patents

メディア・システムの関心プロファイルの適合化 Download PDF

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JP2005539307A JP2004535738A JP2004535738A JP2005539307A JP 2005539307 A JP2005539307 A JP 2005539307A JP 2004535738 A JP2004535738 A JP 2004535738A JP 2004535738 A JP2004535738 A JP 2004535738A JP 2005539307 A JP2005539307 A JP 2005539307A
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Abstract

【課題】 過去の情報を考察することなく、当該情報が関心プロファイルを保持するために、後に、用いられる前に、関連性情報と関連性情報の信頼性との両方を考慮すること。
【解決手段】 本発明は、フィードバック行動に関するプロファイル(301)に基づく関心プロファイル(104)を適合化させる、方法、および、メディア・システム(102)に関する。当該方法は、メディア・コンテンツ(101)に関する情報を検索するステップと、当該暗示的な情報がメディア・コンテンツに関する当該情報にも関係があるメディア・システムとのユーザの対話に関するフィードバック情報を示す暗示的な情報(201)を検索するステップと、当該明示的な情報がメディア・コンテンツに関する当該情報にも関係があるメディア・コンテンツのユーザの評価に関するフィードバック情報を示す明示的な情報(202)を検索するステップと、フィードバック分析(203)によって、暗示的な情報および明示的な情報の少なくとも一つに応じて、フィードバック行動に関するプロファイルを更新するステップと、フィードバック行動に関するプロファイルと、暗示的な情報および明示的な情報の少なくとも一つに基づいて、メディア・コンテンツの関連性を示す第1のスコアを推定するステップと、フィードバック行動に関するプロファイル、および、第1のスコアに基づいて、第1のスコアの信頼性を示す第2のスコアを推定するステップと、関心プロファイル・メンテナンス(204)によって、当該第1および第2のスコアに基づく関心プロファイルを更新するステップとを備える。当該方法は、さらに、当該第1および第2のスコアに基づいて、フィードバック行動に関するプロファイルを更新するステップを備える。

Description

本発明は、フィードバック行動に関するプロファイルに基づいて、メディア・システムの関心プロファイルを適合化する方法に関する。
また、本発明は、前記方法を実行するコンピュータシステムに関する。
さらに、本発明は、前記方法を実行するためのコンピュータ・プログラム製品に関する。
さらに、この発明は、フィードバック行動に関するプロファイルに基づいて、関心プロファイルを適合化するためのメディア・システムに関する。
特許文献1には、個々のエンドユーザに、電子情報を、動的にカスタマイズするための、方法および装置が開示されている。それは、当該クライアントシステムの個々のエンドユーザに対応する消費者情報を格納する、個人プロファイル・データベースを含むクライアントシステムを有する。また、このクライアントシステムは、電子情報を消費するときに個々のエンドユーザが採るアクションをモニタし、かつ、これらのアクションに基づいて、当該個人プロファイル・データベースを更新するクライアント活動モニタを含む。
しかしながら、上記の従来技術の方法は、たとえ、過去の個々のエンドユーザに対応する消費者情報を考慮したとしても、所定の消費者情報の関連性を考察しないし、ましてや当該関連性の信頼性を考察することもないという問題を伴う。関連性に関する当該信頼性が不足し、かつ、消費者情報の関連性の認識のみの場合、個人プロファイル・データベースは、ある程度、信頼できない消費者情報を含むはずである。
したがって、本発明の目的は、過去の情報を考察することなく、当該情報が関心プロファイルを保持するために次いで用いられる前に、関連性情報と関連性情報の信頼性との両方を考慮することである。
米国特許5,717,923号
上記のおよび他の問題は、冒頭のパラグラフに記述されている方法によって解決され、当該方法は、
- メディア・コンテンツに関する情報を検索するステップと、
-メディア・システムとのユーザの対話に関するフィードバック情報を示す、前記メディア・コンテンツに関する当該情報にも関係がある、暗示的な情報を検索するステップと、
- 前記メディア・コンテンツのユーザの評価に関するフィードバック情報を示す、メディア・コンテンツに関する当該情報にも関係がある、明示的な情報を検索するステップと、
-前記暗示的な情報および前記明示的な情報の少なくとも一つに応じ、フィードバック分析によって、前記フィードバック行動に関するプロファイルを更新するステップと、
-前記フィードバック行動に関するプロファイルと、前記暗示的な情報および前記明示的な情報の少なくとも一つに基づいて、前記メディア・コンテンツの関連性を示す第1のスコアを推定するステップと、
- 前記フィードバック行動に関するプロファイルおよび前記第1のスコアに基づいて、前記第1のスコアの信頼性を示す第2のスコアを推定するステップと、
- 当該第1および第2のスコアに基づき、前記関心プロファイルを、関心プロファイル・メンテナンスによって、更新するステップとを備える。
第1のステップでは、前記メディア・システムは、利用可能なメディア・コンテンツに関する情報を検索する。メディア・コンテンツに関する前記情報は、利用可能なメディア・コンテンツの、ジャンル、タイプ、継続時間、トピック、カテゴリ、タイトル、開始および終了など、に関する情報を含むことができる。さらに、当該情報は、メディア・プロバイダを識別するIDに関係することもある。
第2のステップでは、前記メディア・システムは、前記メディア・システムとのユーザの対話に関する、暗示的な情報を検索することができる。
第3のステップでは、前記メディア・システムは、メディア・コンテンツのユーザの評価に関する、明示的な情報を検索することができる。
当該暗示的な情報および明示的な情報は、メディア・コンテンツに関する、当該情報に関係することもある。ここで、当該情報は、メディア・コンテンツに関する情報に関係している。
第4のステップでは、フィードバック分析は、当該暗示的な情報および当該明示的な情報の少なくとも一つを有するフィードバック行動に関するプロファイルを更新することができる。ここで、当該プロファイルが、ユーザの属する当該暗示的な情報および当該明示的な情報によって更新されるので、当該行動に関するプロファイルは、過去のアクションおよび/または過去のアクションを追い続けることができる。したがって、フィードバック行動に関するプロファイルは、暗示的および/または明示的なフィードバックに関する、メディア・システムのメディア・コンテンツを有する、過去(内側)のアクションからのユーザ個人化情報を備えることができる。
しかしながら、当該第3および第4のステップは、スキップすることができる。それは、暗示的なフィードバックのみが、利用可能な明示的なフィードバックであるときに、すなわち、ユーザのフィードバックが与えられない、または、この方法がそれを考慮しないことを決定した場合に、なすことができる。したがって、その結果として、フィードバック行動に関するプロファイルの更新を、ここでスキップすることができる。
第5のステップでは、前記メディア・システムは、前記フィードバック行動に関するプロファイルと、暗示的な情報および明示的な情報の少なくとも一つとに基づいて、メディア・コンテンツの関連性を推定することができる。
行動に関するプロファイルを用いて、適合化のプロセスを個人化することは好ましく、これにより、個別化された関連性のスコアが生じる。
第6のステップでは、前記メディア・システムは、当該関連性のスコアの信頼性を示す第2のスコアを推定することができる。第2のスコアの前記決定では、信頼性に対する基準として、相関が、用いられる。
第7のステップでは、関心プロファイル・メンテナンスは、当該関連性および第2のスコアに基づき、関心プロファイルを更新することができる。第2のスコアが当該関連性の信頼性であるので、このことにより、関心プロファイルは、改良される。
改良された関心プロファイル(すなわち、保持される当該関心プロファイル)の結果として、当該メディア・システムのメディア・コンテンツを推薦するために続けて用いられる場合に、当該関心プロファイルは、メディア・システムのメディア・コンテンツの、より重要で、かつ、より信頼性が高い推薦を、その後に、提供するであろう。
この方法の好ましい実施例では、当該方法が、更に、
- 当該第1および第2のスコアに基づいて、フィードバック行動に関するプロファイルを更に更新するステップを備える。
その結果として、フィードバック行動に関するプロファイルは、ユーザへ品質(関連性および関連性の信頼性)に関して、適合化され、かつ、適応可能とされる。
本発明の好ましい実施例では、メディア・コンテンツに関する前記情報は、チャネルIDまたはプログラムIDと、メタデータ、トピック、スタイル、ジャンル、カテゴリ、タイプ、継続時間、タイトル、開始および終了の少なくとも一つとを備える。
本発明の他の好ましい例では、暗示的な情報の前記検索は、前記メディア・システムの使用の間に、前記メディア・システムによるユーザの動作の管理を備える。
本発明のさらに別の好ましい実施例では、明示的な情報の前記検索は、キーボード、マウス、リモートコントロール、双方向メニュー、マイクロホン、ジェスチャ認識、および、ジョイスティックのうち少なくとも1つを用いるメディア・システムへの入力を備える。
本発明の好ましい実施例では、前記メディア・システムは、セットトップボックス、テレビジョン、パーソナルコンピュータ、DVDプレーヤ、ラジオ、または、ビデオ・カセット・レコーダーである。ここでは、当該メディア・システムは、フィードバック行動に関するプロファイルの使用によって関心プロファイルの適合化を実行する能力があり、かつ、当該メディア・システムは、さらに、当該メディア・システムは、暗示的および明示的なフィードバック情報を検索する能力がある。
当該問題は、さらに、冒頭のパラグラフに記述されているメディア・システムによって、解決される。当該メディア・システムは、
- メディア・コンテンツに関する情報を検索する手段と、
- 前記メディア・システムとのユーザの対話に関するフィードバック情報を示す、前記メディア・コンテンツに関する当該情報にも関係がある、暗示的な情報を検索する手段と、
- 前記フィードバック行動に関するプロファイルと、暗示的な情報および明示的な情報の少なくとも一つに基づいて、前記メディア・コンテンツの関連性を示す第1のスコアを推定する手段と、
- 前記フィードバック行動に関するプロファイルおよび前記第1のスコアに基づいて、前記第1のスコアの信頼性を示す第2のスコアを推定する手段と、
- 当該第1および第2のスコアに基づき、前記関心プロファイルを更新する手段とを備える。
本発明の好ましい実施例では、当該メディア・システムは、更に、
- 当該明示的な情報が前記メディア・コンテンツに関する当該情報にも関係がある、前記メディア・コンテンツのユーザの評価に関するフィードバック情報を示す明示的な情報を検索する手段と、
- 暗示的な情報および明示的な情報の少なくとも一つに応じ、前記フィードバック行動に関するプロファイルを更新する手段とを備える。
さらに、本発明の別の好ましい実施例では、当該メディア・システムは、当該第1および第2のスコアに基づいて、前記フィードバック行動に関するプロファイルを更新する手段を備える。
メディア・システムは、前記方法について、すでに記述されているように、同じ理由により同じ利点を与える。
本発明は、好ましい実施例、および、図面に関連して、以下に、より完全に、説明されるであろう。
図面の全体にわたって、同じ参照符号は、類似または対応する、特性、機能などを示す。
図1は、関心プロファイルを適合化させるために用いられるメディア・システムを示している。参照符号101は、利用可能なメディア・コンテンツを提供するメディア・プロバイダとすることができる。参照符号101は、複数のメディア・プロバイダを備えることもできる。参照符号101は、参照符号108(参照符号101からの信号)に組み込まれるメディア・コンテンツに関する情報を含むこともできる。
メディア・コンテンツは、テレビジョン番組、オンデマンドで見られるビデオ、インターネット上の双方向生放送テレビジョン、インターネット・テレビジョン、たとえば、特定のイベントが生じたときのみ利用可能なインターネット・サイト、映画、ラジオ放送、または、放送中に見ることが可能ないかなる他のメディア・コンテンツのような生放送のメディア・コンテンツとすることができ、または、当該メディア・コンテンツは、後に再生および提示するための、メディア・システムに、すなわち、パーソナルコンピュータまたはビデオ・カセット・レコーダーに格納することができる。
メディア・コンテンツに関する情報は、様々な方法で、関心プロファイルに適合化させるために、関心プロファイルと組み合わせて用いられる。関心プロファイルの適合化については、図4に示されている。
参照符号102は、メディア・システム、または、メディア・システムの一部とすることができる。参照符号105は、参照符号102のCPUまたは処理能力とすることができる。参照符号105は、参照符号104(後の検索および変更のためのユーザの関心プロファイル)を更新することができ、その上、当該関心プロファイルを、データベースに格納することができる。
参照符号105は、参照符号111(フィードバック・システム)から、暗示的および/または明示的なフィードバック情報を検索する。
参照符号107は、関心プロファイルおよび利用可能なメディア・コンテンツに基づき、メディアの推薦を行うことができる。
参照符号108は、メディア・プロバイダからの信号であり、オンデマンドで見られるダウンロード可能なビデオ用、インターネットデータ伝送用、テレビジョン・プログラム用、映画の要求用、ラジオ放送用、または、メディア・システム102に格納または提示することができる、その他のメディア・コンテンツ用の信号である。メディア・コンテンツに関する情報は、参照符号108に組み込むこともできる。
参照符号102は、メディア・システムであり、インターネット・パーソナルコンピュータ、セットトップボックス、テレビジョン、ビデオ・カセット・レコーダー、DVDプレーヤ、ラジオなどとすることができる。一般に、参照符号102は、生放送でまたはメディア・コンテンツの記録のいずれかから、メディア・コンテンツを提示することが可能で、かつ、関心プロファイルおよび利用可能なメディア・コンテンツに基づいてメディアを推薦することが可能な、システムとしてもよい。
メディア・システム102は、メディア・コンテンツのユーザの評価の検索と、そのメディア・コンテンツのユーザの評価の信頼性を示すスコアの推定とを実行することができるので、更なるCPU、または、他の処理能力を備えることもできる。メディア・コンテンツのユーザの評価は、入力手段によって実現することができる。この入力手段は、ユーザ110によって評価が与えられる、キーボード、マウス、リモートコントロール、スクリーン上のメニューのクリックによる双方向メニュー、および/または、ジョイスティックとすることができる。入力手段は、更に、マイクロホンによる音声の入力、および/または、カメラを用いてジェスチャを認識する入力を備えることもできる。
参照符号110は、メディア・システム102の一人以上のユーザである。ユーザまたはユーザ達は、通常、当該関心プロファイルを用いて、推薦に基づいて、提示および/または選択されたメディア・コンテンツを、見るまたは聞くことができる。
参照符号111は、ユーザがメディア・システム102と対話する方法が管理される、メディア・システムに内蔵されているフィードバック・システムである。ユーザ達は、ボリュームを切り替える、調整する、トーンおよびトーンのバランスを変更する、テキスト・テレビジョン情報を調べるなどの形態で、メディア・システムと対話することができる。切り替えとは、ユーザが異なるメディア・コンテンツ間で、頻繁に、スイッチングできることを意味する。切り替えは、オンデマンドの、ラジオ放送の提示、または、ビデオの提示中に、同じ方法で、実行することができる。それは、更に、ユーザが、ラジオまたはテレビジョンのチャンネル、プログラム、および、ラジオまたはテレビジョンのチャンネルまたはプログラムのいずれかに、スイッチするときに、フィードバック・システム111によって、管理することができる。それは、メディア・システムが、インターネットへアクセスできるPCであるときに、ユーザ110が、どのように、および、いずれの、インターネット・サイトにサーフィンするかを、管理することができる。それは、更に、ユーザが異なるインターネット・サイト間またはホームページ間をスイッチする方法を管理することができ、同様に、どのように、および/または、いつ、ユーザが実際にインターネットと対話したか、および/または、いずれのメディア/コンテンツを、提示のために実際にインターネットから検索したかという参照記録を備えるために、これらのサイトのURLが管理され、これらのサイトのURLが関心プロファイルまたは当該関心プロファイルを備えるデータベース104に、参照符号105によって格納される。
参照符号112は、メディア・プロバイダ101へのユーザ接続ポイントである。それは、TVまたはラジオのアンテナ・アウトレット、モデムまたはADSL接続、インターネットへの類似の接続、衛星受信器からのアンテナ・アウトレット、テレビジョンおよび/またはビデオ・カセット・レコーダーへのスカート接続などとすることができる。
図2は、関心プロファイルに基づく関心プロファイルの適合化を有するメディア・システムを示している。図1から、符号105は、参照符号111(フィードバック・システム)からのフィードバックの検索であった。ここで、フィードバックの検索は、暗示的なフィードバック(参照符号201)と、明示的なフィードバック(参照符号202)とに、分離されている。
暗示的なフィードバック201は、一般的に、メディア・システムのユーザがメディア・システムの使用および/または動作の間、管理されるため、検索される。前述のように、暗示的なフィードバック201は、たとえば、ボリュームを切り替える、調整する、トーンおよびトーンのバランスを変更する、テキスト・テレビジョン情報を調べるなどの形態で、ユーザがメディア・システムと対話する様々な方法によって、導出することができる。切り替えとは、ユーザが異なるメディア・コンテンツ間で、頻繁に、スイッチングできることを意味する。切り替えは、オンデマンドの、ラジオ放送の提示、または、ビデオの提示中に、同じ要用で、実行することができる。
当該暗示的なフィードバック201に対して、明示的なフィードバック202は、より直接的な、主として導出されない情報(たとえば、ユーザが、提示されるメディア・コンテンツを、好むか(高いスコア)、好まないか(より低いスコア)を示すスコア)である。明示的なフィードバック202は、メディア・コンテンツのユーザの評価の、メディア・システムによる検索とすることができる。
参照符号203は、「フィードバック分析」であり、この分析では、与えられる当該暗示的なフィードバック201、および/または、導出される当該明示的なフィードバック202が、考察され、かつ、メディア・コンテンツに関する以前に言及された情報に関連する。
本発明の好ましい実施例では、チャネルIDまたはプログラムIDと、以下の特性項目(たとえば、メタデータ、トピック、スタイル、ジャンル、カテゴリ、タイプ、継続時間、タイトル、開始および終了)のうちの少なくとも1つとが、フィードバックに関係がある。両方のタイプ(暗示的、明示的)のフィードバックは、チャネルIDまたはプログラムIDのいずれか、および/または、これらの両方、および、当該特性項目の少なくとも一つの当該フィードバック分析によってリンクされている。
参照符号204(「関心プロファイル・メンテナンス」)は、ユーザ関心プロファイル(参照符号104)を更新するために、フィードバック分析(参照符号203)からの情報を用いることができる。
ユーザ関心プロファイルは、参照符号206(「組み合わせおよび分析」)によって、メディア・コンテンツを推薦するために、その後または次に、用いることができる。メディア・コンテンツの当該推薦では、利用可能なメディア・コンテンツを提供するメディア・プロバイダ(参照符号101)からの信号および信号のコンテンツと、当該ユーザ関心プロファイルとが、組み合わせられる。一例として、ユーザ関心プロファイルが同じチャネルID、および、既述の上記利用可能なメディア・コンテンツと類似したような一つ以上の同じ特性項目を備える場合には、このチャネルを、ユーザに推薦することができる。この推薦は、その後、参照符号107(メディアの推薦)に追加することができる。
これに代えて、ユーザ関心プロファイルからの情報を考察していない、参照符号205「即座の更新」(推薦リストに載せること)を、決定することもできる。
いずれの場合でも、参照番号207(「分類およびランク付け」)は、メディア・コンテンツのより多くの推薦を考察でき、かつ、その後、参照番号107で示されたような、メディアの当該推薦のいかなる提示の前であっても、それらを分類することができる。
図3は、関心プロファイルおよびフィードバック行動に関するプロファイルに基づく関心プロファイルの適合化を有するメディア・システムを示している。上記の図に対して、この図では、適合化には、関心プロファイルおよびフィードバック行動に関するプロファイルが用いられる。
参照符号301は、図2へ追加される「フィードバック行動に関するプロファイル」である。ここで、参照符号303は、フィードバック行動に関するプロファイルに送信されるデータまたは情報であり、一方、参照符号302は、当該行動に関するプロファイルから検索されるデータである。
前述したように、参照符号203は、メディア・コンテンツに関する情報に関連する、明示的および/または暗示的なフィードバックに対するフィードバック分析である。
チャネルIDまたはプログラムIDと、特性項目(たとえば、メタデータ、トピック、スタイル、ジャンル、カテゴリ、タイプ、継続時間、タイトル、開始および終了)のうちの少なくとも1つとが、「フィードバック分析」によるフィードバックに関係がある場合であって、かつ、更に、当該情報が当該フィードバック行動に関するプロファイルに格納される場合に、このプロファイルは、過去に格納された情報を検索するために、将来的に、用いることができる。当該フィードバック行動に関するプロファイルは、(明示的、暗示的な)アクション、すなわち、過去のユーザ個人化情報またはユーザ関連情報を、追い続けるために用いることができる。
換言すれば、上記の図に対して、この図では、フィードバック分析は、当該フィードバック行動に関するプロファイルからのデータも、考慮することができる。ここでは、一般的に、過去のユーザに関する情報は、参照番号104に示されているような、ユーザの関心プロファイルの(関心プロファイルのメンテナンスによる)その後の更新で用いることができる。
図4は、フィードバック行動に関するプロファイルに基づいてメディア・システムに関心プロファイルを適合化する方法を示している。
ステップ90では、この方法がスタートする。第1および第2のスコアを追い続ける、変数、フラグ、バッファ等、当該メディア・システムの、関心プロファイル、フィードバック行動に関するプロファイル、信頼性、関連性等は、デフォルト値にセットされている。この方法が二回目としてスタートする場合には、転化される変数、フラグ、バッファ、タイプ等のみが、デフォルト値にリセットされる。
ステップ100では、利用可能なメディア・コンテンツに関する情報を、検索することができる。メディア・システムに提示可能なメディア・コンテンツから離れて、利用可能なメディア・コンテンツは、更に、メディア・プロバイダからの信号内のメタデータから導出することができる、スタイル、タイプ、継続時間、トピック、カテゴリ等に関する情報を有することができる。メディア・プロバイダは、一般的に、メディア・システムにメディア・コンテンツを提供する。メタデータは、メディア・コンテンツに関する、原文および体系化された情報を含む。テレビジョンの世界では、標準化されたDVBサービス情報は、メディア・コンテンツに関する情報として、電子プログラム・ガイドに関する情報を含む。メディア・コンテンツに関する情報は、テレビジョン番組の放送の間に送信されるテキスト・テレビジョン情報から導出することもできる。メディア・コンテンツに関する情報は、利用可能なメディア・コンテンツの、ジャンル、タイプ、継続時間、トピック、カテゴリ、タイトル、開始および/または終了等に関する情報を含むことができる。当該情報は、発生しようとしているまたは現在行われているプログラム放送のIDにも関係がある。すなわち、メディア・コンテンツに関する当該情報は、さらに、チャネルIDまたはプログラムIDも備え、これにより、メディア・プロバイダを識別することができる。他のメディア・プロバイダを識別する、すなわち、当該IDと比較される、対応する情報は、メディア信号がインターネットから受信されるときに、備えることができる。当該情報については、このステップでのメディア・システムは、関心プロファイルとその後にマッチする準備が整っている情報を備えることができる。この場合、マッチされたコンテンツのメディア・コンテンツが、提案または推薦されなければならないかもしれない。
ステップ200では、暗示的な情報を、検索することができる。これにより、暗示的な情報が、メディア・システムとのユーザの対話に関するフィードバック情報を示すことができる。当該暗示的な情報は、メディア・コンテンツに関する当該情報にも関係することもある。当該暗示的な情報は、メディア・システムの使用の間、メディア・システムに関するユーザの動作の管理の間、導出することができる。暗示的なフィードバックは、一般的に、メディア・システムのユーザが、メディア・システムの使用および/または動作の間、管理されるため、検索される。暗示的な情報は、ボリュームを切り替える、調節する、トーンおよびトーンのバランスを変更する、テキスト・テレビジョン情報を調べるなど、メディア・システムと対話する様々な方法によって、導出することができる。
ステップ300では、明示的な情報を、検索することができる。明示的な情報は、メディア・コンテンツのユーザの評価に関するフィードバック情報を示すことができる。当該明示的な情報は、メディア・コンテンツに関する当該情報にも関係することもある。一般的に、ステップ200および300の場合、当該暗示的な情報および明示的な情報は、メディア・プロバイダを識別するID、たとえば、チャネルID、プログラムID、または、メディア・コンテンツのインターネット・プロバイダからのIDに関係することもある。さらに、当該暗示的な情報および明示的な情報は、(当該IDに属する)特性情報、たとえば、トピック、スタイル、ジャンル、カテゴリ、タイプ、継続時間、タイトル、開始時間、または、終了時間によって、検索することもできる。
ステップ400では、フィードバック分析は、暗示的な情報および明示的な情報の少なくとも一つに応じて、フィードバック行動に関するプロファイルを更新することができる。一般的に、当該プロファイルが、ユーザが属する暗示的な情報および明示的な情報によって更新されるので、当該フィードバック行動に関するプロファイルは、過去および/または過去のアクションを、追い続ける。したがって、フィードバック行動に関するプロファイルは、当該ID(メディア・プロバイダを識別するID)と当該特性情報との両方に関係がある、導出されたフィードバック(暗示的)、および/または、直接のフィードバック(明示的)の形式で、メディア・システムのメディア・コンテンツを有する、過去(内側)のアクションからのユーザ個人化情報を備えることができる。
フィードバック分析による、当該フィードバック行動に関するプロファイルの単純な更新では、それは、明示的な情報、すなわち、特定のメディア・コンテンツに対して与えられるスコアによってのみ更新される。ここで、このスコアは、当該メディア・コンテンツに関する当該明示的な情報に備えられている。
しかしながら、当該メディア・コンテンツに関する暗示的な情報しか利用可能でない場合には、当該フィードバック行動に関するプロファイルのフィードバック分析による更新は、明示的な情報を手段として推定することができない。さらに、メディア・システムは、当該フィードバック行動に関するプロファイルを正確に更新するために、ユーザの行動を判断しなければならないかもしれない。この場合、この更新がユーザの判断された行動から導出されるので、この更新は、100パーセント信頼できるものではないであろう。
上記の可能性に関して、当該ステップ300および400は、スキップすることができる。それにより、暗示的なフィードバックのみが、利用可能な明示的なフィードバックであり、すなわち、ユーザのフィードバックが、与えられない、または、考慮される必要がないという場合に、なすことができる。その結果として、ステップ400の、フィードバック行動に関するプロファイルの更新は、スキップすることもできる。
これは、ステップ300および400をスキップして、ステップ200からステップ500までを、代替の矢印によって図示される。
それは、更に、明示的な情報および暗示的な情報が両方とも利用可能である場合になすことができ、このような場合には、明示的な情報は、信頼性が高い暗示的な情報よりも劣る、低い信用度をサポートするために用いることができる。暗示的な情報および明示的な情報は、ここでは、フィードバック行動に関するプロファイルを更新するために、フィードバック分析によって、一般的に、考察することができる。
ステップ500では、第1のスコアを、推定することができる。第1のスコアは、フィードバック行動に関するプロファイルと、暗示的な情報および明示的な情報の少なくとも一つとに基づいて、メディア・コンテンツの関連性を示すことができる。
ステップ400で検討したように、3つの場合を、考えることができる。すなわち、第1に、明示的な情報が用いられ、第2に、暗示的な情報が用いられ、そして、最後に、明示的および暗示的な情報が用いられる。しかしながら、前述のステップに対し、これらの3つの場合の全てにおいて、当該第1のスコアが推定される場合に、フィードバック行動に関するプロファイルからの情報が、更に考察される。
第1に、第1のスコアの単純な推定では、それは、明示的な情報、すなわち、特定のメディア・コンテンツに対するスコアと同等視することができる。ここで、当該メディア・コンテンツに関する当該明示的な情報が、このスコアを、備える。このような場合、スコアがユーザによって直接与えられるので、それは、ほぼ100パーセント信頼できるものであろう。特に、対応するメディア・コンテンツ(たとえば、同じタイプ、ジャンルなど)に対する、フィードバック行動に関するプロファイルからの明示的な情報が、同じまたは類似のレベルのスコアを有するので、これは、第1のスコアを、より高信頼な推定をサポートすることができるであろう。
しかしながら、第2に、当該メディア・コンテンツに関する暗示的な情報しか利用可能でない場合、すなわち、第1のスコアを明示的な情報を手段として推定できない場合には、メディア・システムは、第1のスコアを推定するために、フィードバック行動に関するプロファイルから、情報と共にユーザの行動を判断しなければならないかもしれない。この場合、スコアが推定されるので、上記ステップに反するが、それは、100パーセント信頼ができるわけではなく、それは、過去の情報、すなわち、フィードバック行動に関するプロファイルは、その推定も考察されるので、より信頼できるはずである。
最後に、それは、更に、明示的な情報および暗示的な情報が、両方とも、検討されるメディア・コンテンツで利用可能である場合に、なすことができる。このような場合には、明示的な情報は、信頼できない暗示的な情報よりも劣る、低い信用性をサポートするために用いることができる。暗示的な情報および明示的な情報は、ここでは、第1のスコアを決定するために、過去の情報、すなわち、フィードバック行動に関するプロファイルからの情報と共に、考察することができる。
いずれの場合でも、このステップでは、第1のスコアは、ユーザに対する(検討されるメディア・コンテンツの)関連性を決定する。
行動に関するプロファイルを用いて、判断プロセスを個人化することは、利点があり、この結果、個人化された関連性スコア、すなわち、当該第1のスコアとなる。
ステップ600では、フィードバック行動に関するプロファイルおよび第1のスコアに基づいて、第1のスコアの信頼性を示す第2のスコアを推定することができる。
場合によっては、前述のステップにおいて検討されるように、第1のスコアは、信頼できない、すなわち、推薦されるメディア・コンテンツが用いられる場合には、その後の使用に対する信用性がない。
全ての場合において、上記ステップでまさに検討されたように、フィードバック情報(明示的または暗示的)は、第1のスコア、すなわち、メディア・コンテンツの関連性に変換された。
これは、明示的なフィードバックに対して、相対的に単純であった。ここで、明示的な情報は、100パーセントの信頼性に近い関連性のスコアに、直接的に変換することができる。
しかしながら、暗示的なスコアの場合、メディア・システムは、与えられる暗示的なフィードバックの形式で、ユーザの行動を判断しなければならないかもしれない。これは、明示的な情報と比較すると、明示的なフィードバックが関連性のスコアに直接的に変換されないかもしれないし、さらに、当該関連性のスコアがメディア・システムの動作中のユーザの行動を判断する方法のような、不確実性に起因する低信頼性を有するかもしれないので、より複雑である。
ステップ400と比較して、信頼性を改良するために、すなわち、このステップのより高い信頼性を獲得するために、フィードバック行動に関するプロファイルに備えられている情報は、更に、当該第2のスコアの決定で、考慮される。
当該スコアの当該決定では、いわゆる相関(係数)が、用いられる。この相関は、2つの変数がいずれかの段階に関係があるかを、決定するために用いる。この相関は、マイナス1とプラス1との間の値とすることができる。この合図(プラスまたはマイナス)は、関係がある範囲を規定する。正の相関は、一方の変数の値が増加する場合に、他方の変数の値も増加し、かつ、一方の変数の値が減少する場合に、他方の変数の値も減少することを、意味する。負の相関は、一方の変数が増加する場合に、他方の変数は減少し、かつ、一方の変数が減少する場合に、他方の変数が増加することを、示す。
同様に、行動に関するプロファイルでは、明示的な関連性のスコア、すなわち、明示的なフィードバックからの関連性のスコア(この場合、第2のスコア)を、暗示的な行動に関するパターン、すなわち暗示的なフィードバックからの情報と関連付けることができる。
さらに、行動に関するプロファイルでは、暗示的な関連性のスコア、すなわち、暗示的なフィードバックからの関連性のスコア(この場合、代わりに示される第2のスコア)を、この行動に関するパターンと共に、(行動に関するプロファイルから検索される)より早く観察されていた明示的な関連性のスコアから生成することができる。
一般的に、当該相関は、信頼性の基準である。
要約すると、暗示的および明示的なフィードバックに関するユーザからのアクションと、関心プロファイルおよび行動に関するプロファイルのその後の更新との間の、以下の関連性は、表1に示すことができる。
Figure 2005539307
行動に関するプロファイルでは、上記で定まったアクションは、次のステップにおいて検討される。
一例として、ユーザによって与えられる暗示的なフィードバックは、2つの非常に異なる方法、すなわち、(メディア・コンテンツを)好むまたは嫌うかで判断することができる。適切な判断は、特定のユーザに依存する。したがって、そのユーザの処理を参照することによる暗示的なフィードバック情報に関するメディア・コンテンツ、または、フィードバック行動に関するプロファイルに既に格納されている明示的および/または暗示的なフィードバックに既に与えられている類似のメディア・コンテンツの、ユーザの関心または嫌いなことを指定することは可能である。2つの非常に異なる方法で判断することができる暗示的なフィードバックの例は、以下のいずれかにより、判断することができる動作を切り替えることができる。すなわち、
1) ユーザが、他のより普及しているメディア・コンテンツ(たとえば、他のテレビジョン番組)を予想し、かつ、待ち望む、または、
2) ユーザが、同時に、いくつかの普及しているメディア・コンテンツ(テレビジョン番組)を見ている。
もちろん、1)は、嫌いなことを意味する。一方、2)は、(それよりも)、メディア・コンテンツが好き、かつ、そのように見ることができることを意味し、適切な判断は、特定のユーザに、非常に依存している。
換言すると、過去のデータを用いることにより、当該フィードバック行動に関するプロファイル、行動に関するパターンの判断の個人間の曖昧さ(暗示的および明示的なフィードバック)が、除去される。
したがって、行動に関するプロファイルを用いることによって、個人化された信頼性、すなわち当該第2のスコアが生じる判断プロセスを個人化することは、好適である。
ステップ700では、「関心プロファイル・メンテナンス」を、関心プロファイルを更新することができる。この更新は、当該第1および第2のスコアに基づくだろう。重要と高信頼性との両方を備えるデータに関する関心プロファイルを改良するために、当該関心プロファイルは、当該スコアによって更新することができる。
この場合、関心プロファイルは、つぎに、品質(第1および第2のスコア)に関して、過去のデータの品質、すなわち、フィードバック行動に関するプロファイルが、増強される(改良される(すなわち、適応可能とされる))ことが好適である。そして、この場合、ユーザ関心プロファイルは、保持され、かつ、本発明によりユーザに適合化される。
改良された関心プロファイルの結果として、当該メディア・システムのメディア・コンテンツを推薦するために続いて用いられる場合、すなわち、それがメディア・システムのメディア・コンテンツの、より重要、かつ、より高信頼性の推薦を提供するであろう。
ステップ800では、フィードバック行動に関するプロファイルは、当該第1および第2のスコアに基づいて、更に、更新することができる。暗示的な情報および明示的な情報のうちの1つを有する、フィードバック行動に関するプロファイルを更新するステップに対して、この更新は、ここでは、当該第1および第2のスコアに基づいてもよい。過去の対話により格納されている履歴データを改良するために、当該フィードバック行動に関するプロファイルは、更に、重要なデータ(当該第1のスコア)と高信頼性のデータ(当該第2のスコア)との両方に関して、更新することができる。
この場合、フィードバック行動に関するプロファイルが、次に、品質(第1および第2のスコア)に関して、適合化し、かつ、適応可能となることは、好適である。そして、この場合、当該フィードバック行動に関するプロファイルは、保持され、かつ、ユーザに適合化される。
おそらくスキップされる当該ステップ300および400について、すなわちオプションのステップとしての論議は、(この方法内で)2つの異なるプロセスの識別化をもたらす。
行動に関するプロファイルのトレーニングに関するプロセス1、および、逆に言えば、行動に関するプロファイルの使用に関するプロセス2、
換言すれば、プロセス1(行動に関するプロファイルのトレーニング)は、その後、
- 暗示的な情報イベントを検索し、かつ、明示的な情報イベント(すなわち、ユーザの評価によって)を検索するステップと、
- この観察と、行動に関するプロファイルに格納されている、および、その後、行動に関するプロファイルに格納される以前の観察に関する情報とに基づいて、これらの2つのタイプの情報イベント間の相関を計算するステップと、
- 明示的なフィードバックから、ユーザ評価で関心プロファイルを更新するステップと、を備えることができる。
それによって、高信頼性が、関心プロファイルの後の使用に対して、達成され、かつ、確保される。
プロセス2(行動に関するプロファイルの使用)は、その後、
- 暗示的な情報イベントを検索するステップ(すなわち、明示的な情報イベントなく)と、
- (プロセス1の前、すなわち、トレーニングされた観察からの)この暗示的な情報と明示的な情報との間の高い相関に対する行動に関するプロファイルを検索するステップと、
- この暗示的な情報イベントと最も高い相関で、以前の明示的な情報イベントに基づくユーザのスコアおよび信頼性を推定するステップと、
- この推定されたユーザのスコアおよび信頼性で、関心プロファイルを更新するステップと、を備えることができる。
両方のプロセスは、通常の使用の間、混合することができ、かつ、混合されるはずである。使用される2つのプロセスのいずれかは、ユーザのフィードバックによって決定することができる。明示的と暗示的との両方のフィードバックが存在する場合、プロセス1を行うことができる。暗示的なフィードバックのみ存在する場合、プロセス2がランされる。
通常、メディア・システムに電力が供給されている限り、この方法は、最初からもう一度始まるであろう。そうでない場合には、この方法は、ステップ900で終了する。しかしながら、メディア・システムに再び電力が供給されるなどの場合には、この方法は、ステップ100から進むことができる。
当該メディア・システムは、フィードバック行動に関するプロファイル、検索された暗示的および明示的なフィードバック情報を用いて、関心プロファイルの適合化を実行することができる、セットトップボックス、テレビジョン、パーソナルコンピュータ、DVDプレーヤ、ラジオ、または、VCRとすることができる。
コンピュータが読み取り可能な媒体は、磁気テープ、光ディスク、デジタル・ビデオ・ディスク(DVD)、コンパクトディスク(記録可能なCD、または、書き込み可能なCD)、ミニディスク、ハードディスク、フロッピーディスク(登録商標)、スマートカード、PCMCIAカードなどとすることができる。
関心プロファイルを適合化するために用いられるメディア・システムを示している。 関心プロファイルに基づく関心プロファイルの適合化に関するメディア・システムを示している。 関心プロファイルおよびフィードバック行動に関するプロファイルに基づく関心プロファイルの適合化に関するメディア・システムを示している。 フィードバック行動に関するプロファイルに基づいて、メディア・システムに関心プロファイルを適合化する方法を示している。
符号の説明
101 メディア・プロバイダと
102 メディア・システム
104 関心プロファイル
105 CPU
107 メディアの推薦
108 メディア・プロバイダからの信号
110 ユーザ
111 フィードバック・システム
112 ユーザ接続ポイント
201 暗示的なフィードバック
202 明示的なフィードバック
203 フィードバック分析
204 関心プロファイル・メンテナンス
205 即座の更新
206 組み合わせおよび分析
207 分類およびランク付け
301 フィードバック行動に関するプロファイル
302 当該行動に関するプロファイルから検索されるデータ
303 データまたは情報

Claims (12)

  1. フィードバック行動に関するプロファイルに基づいて、メディア・システムの関心プロファイルの適合化方法であって、
    メディア・コンテンツに関する情報を検索するステップと、
    前記メディア・システムとのユーザの対話に関するフィードバック情報を示す、前記メディア・コンテンツに関する当該情報にも関係がある、暗示的な情報を検索するステップと、
    前記フィードバック行動に関するプロファイルと、暗示的な情報および明示的な情報の少なくとも一つに基づいて、前記メディア・コンテンツの関連性を示す第1のスコアを推定するステップと、
    前記フィードバック行動に関するプロファイルおよび前記第1のスコアに基づいて、前記第1のスコアの信頼性を示す第2のスコアを推定するステップと、
    当該第1および第2のスコアに基づき、前記関心プロファイルを、関心プロファイル・メンテナンスによって、更新するステップとを備える、関心プロファイルの適合化方法。
  2. さらに、前記メディア・コンテンツのユーザの評価に関するフィードバック情報を示す、メディア・コンテンツに関する当該情報にも関係がある、明示的な情報を検索するステップと、
    暗示的な情報および明示的な情報の少なくとも一つに応じ、フィードバック分析によって、前記フィードバック行動に関するプロファイルを更新するステップとを備えることを特徴とする、請求項1に記載の関心プロファイルの適合化方法。
  3. さらに、当該第1および第2のスコアに基づいて、前記フィードバック行動に関するプロファイルを更新するステップを備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の関心プロファイルの適合化方法。
  4. メディア・コンテンツに関する前記情報は、チャネルIDまたはプログラムIDと、メタデータ、トピック、スタイル、ジャンル、カテゴリ、タイプ、継続時間、タイトル、開始および終了の少なくとも一つとを備えることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1つに記載の関心プロファイルの適合化方法。
  5. 暗示的な情報の前記検索は、前記メディア・システムの使用の間に、前記メディア・システムによるユーザの動作の管理を備えることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1つに記載の関心プロファイルの適合化方法。
  6. 明示的な情報の前記検索は、キーボード、マウス、リモートコントロール、双方向メニュー、マイクロホン、ジェスチャ認識、および、ジョイスティックのうち少なくとも1つを用いることによる、メディア・システムへの入力を備えることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1つに記載の関心プロファイルの適合化方法。
  7. 前記メディア・システムは、セットトップボックス、テレビジョン、パーソナルコンピュータ、DVDプレーヤ、ラジオ、または、ビデオ・カセット・レコーダーであることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1つに記載の関心プロファイルの適合化方法。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載の関心プロファイルの適合化方法を実行するためのコンピュータシステム。
  9. コンピュータ・プログラムがコンピュータでランされるときに、請求項1から7のいずれか1つに記載の関心プロファイルの適合化方法を実行するコンピュータが読取り可能な媒体に格納される、プログラムコード手段を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  10. フィードバック行動に関するプロファイルに基づいて関心プロファイルを適合化するメディア・システムであって、
    メディア・コンテンツに関する情報を検索する手段と、
    前記メディア・システムとのユーザの対話に関するフィードバック情報を示す、前記メディア・コンテンツに関する当該情報にも関係がある、暗示的な情報を検索する手段と、
    前記フィードバック行動に関するプロファイルと、暗示的な情報および明示的な情報の少なくとも一つに基づいて、前記メディア・コンテンツの関連性を示す第1のスコアを推定する手段と、
    前記フィードバック行動に関するプロファイルおよび前記第1のスコアに基づいて、前記第1のスコアの信頼性を示す第2のスコアを推定する手段と、
    当該第1および第2のスコアに基づき、前記関心プロファイルを更新する手段とを備える、メディア・システム。
  11. さらに、当該明示的な情報がメディア・コンテンツに関する当該情報にも関係がある、前記メディア・コンテンツのユーザの評価に関するフィードバック情報を示す明示的な情報を検索する手段と、
    暗示的な情報および明示的な情報の少なくとも一つに応じ、前記フィードバック行動に関するプロファイルを更新する手段とを備える、請求項10に記載のメディア・システム。
  12. さらに、当該第1および第2のスコアに基づいて、前記フィードバック行動に関するプロファイルを更新する手段を備える、請求項10または11に記載のメディア・システム。
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