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JP2005524651A - にきびの治療のための局所用ダプソン - Google Patents

にきびの治療のための局所用ダプソン Download PDF

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JP2005524651A JP2003570818A JP2003570818A JP2005524651A JP 2005524651 A JP2005524651 A JP 2005524651A JP 2003570818 A JP2003570818 A JP 2003570818A JP 2003570818 A JP2003570818 A JP 2003570818A JP 2005524651 A JP2005524651 A JP 2005524651A
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ダブリュ. オズボーン,デイビッド
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アトリックス ラボラトリーズ,インコーポレイティド
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Abstract

本発明は、ダプソンを含む皮膚用組成物を局所的に適用することによるにきびの治療方法に関する。炎症性病変に加えて、前記組成物は、非炎症性にきびをも治療する。前記組成物は、溶解ダプソンと粒子状ダプソンの両方を含むように処方される。

Description

本発明の分野
本発明は皮膚科学の分野に関する。特に、本発明は、ダプソンを局所的に投与することによる初期の非炎症性にきび又は閉鎖面皰を治療するための新規方法である。
本発明の背景
皮脂腺は、毛嚢濾胞に関係して、上記濾胞の上部に皮脂と呼ばれる油性物質を分泌する。足の裏、及び足と手のひらの背側を除いて、これらの腺は人間の皮膚のあらゆるところで見つかる。各々の腺において、一般的な排出管は、上記腺の腺房に生じるより小さい導管によって与えられる。皮脂性細胞が腺の中心の方に移動する時、細胞容量が100〜150倍に増加するまで細胞内の脂質合成が続く。そして、その細胞が破れて、脂質が前記腺の排出流の中に放出され、濾胞管を通り、そして毛嚢濾胞の上部に入る。顔の皮膚において、皮脂腺は濾胞の支配的な部位であり、皮脂性濾胞と呼ばれる。
前記濾胞管は、ケラチン物質、すなわち上記管壁からの死滅した皮膚細胞、皮脂腺からの皮脂、及び細菌、圧倒的にプロピオニバクテリウム・アクネ(Propionibacterium acne)を含む。にきびの患者の濾胞管において、これらの死滅した皮膚細胞は、共に集まってケラチン・プラグを形成する。角質化の変形パターンは、にきび(acne)病変をもたらす濾胞管の初期の構造変化である。
濾胞管がふさがれるようになると、面皰が形成される。にきびの初期の徴候は、閉鎖面皰であり、それはたいてい目に見える中心プラグをもたない、小さく、限局性の高くなった濾胞の病変である。閉鎖面皰(稗粒腫)は、非炎症性にきび病変である。開放面皰(にきび(blackheads))は、メラニン色素の酸化を原因とする中心の黒色ケラチン・プラグを有する小さな濾胞の病変から成る。開放面皰は、開口部が膨脹したときに閉鎖面皰から進行する。閉鎖面皰は、患者によって傷つけられる、すなわち、指でつまむまでは炎症性病変でない。解放又は閉鎖面皰は、非炎症性である。面皰がにきびの初期病変の間、面皰はにきびに特有ではない、なぜならそれらは、他の条件、例えば老年性面皰又はエックス線治療から起こるトロフィック・スキンに見られうるからである。
閉鎖面皰は、大きな炎症性病変の潜在的な前兆である。面皰の死滅した皮膚細胞は、脂質とP.アクネによって広げられ、そしてケラチン及び脂質の量の増加で濾胞が膨脹するので、炎症が濾胞の壁に沿って進行する。これが、より大きな炎症性応答を生じる真皮内での面皰の全ての内容物を放出する濾胞壁破裂をもたらしうる。炎症性病変は、炎症部位を取り囲むか、あるいは前記破裂部位及び範囲に依存する小丘疹であり得、吹出物又は大きな柔らかい小結節を形成する。
丘疹、吹出物及び小結節は、炎症性にきびの3つの臨床的性状である。
シュトラウス(J.S.シュトラウス(1991)、Pathophysiology of Dermatologic Diseases.Second Edition.N.A.Sotor and H.Baden eds.,McGraw−Hill,New York:pp.195−210中、第13章「皮脂腺の生物学とにきびの病態生理学」)によって要約されるように、にきび治療の4つの原理がある:1)濾胞内の変更された角質化のパターンを正す;2)皮脂腺活性を下げる;3)P.アクネ個体群を減らす及び/又は細菌の個体群による炎症性物質の賛成を減らす;そして4)非炎症性効果を引き起こす。
トレチノインのような局所用レチノイドは、角質化の変更されたパターンを直すことによって本来機能する。経口用イソトレチノイン(13−cisレチノイン酸)は、皮脂腺活性を下げることによって本来機能する。経口用ミノサイクリン又は局所用クリンダマイシンのような抗生物質療法は、P.アクネの数又は活性を減少させることによって本来機能する。さらに、抗炎症作用を引き起こすために、ステロイドをにきび病変に注入することができる。しかし、にきびへの局所的なステロイドの利用は、にきび病変の増加をもたらす。
ダプソンは、1908年に最初に合成されて、抗生物質及び抗炎症性物質として医学的に使用されてきた。ダプソンは、ビス(4-アミノフェニル)スルホン、別名4’,4’−ジアミノジフェニル・スルホン、4,4’−スルホニル・ビスベンゼンアミン、4,4’−スルホニル・ジアニリン及びジアフェニルスルホンである。ダプソンは、にきびの治療のために経口で使用され(C.M.Ross,Br.J.Dermatol.73:367,(1961))、そして1mlにつき約1μgのP.アクネに対する最少発育阻止濃度を持つことが分かった(K.L.Godowski et al.,J.Invest.Dermatol.114:862(2000年))。
ダプソン・アナログ及び関連化合物は、Seydelらに対する米国特許番号第4,829,058号及び同第4,912,112号に記載されている。‘058号特許は、細菌、マイコバクテリア及び形質胞体の成長抑制に有用な、置換されたビス(4−アミノフェニル)スルホンを開示する。同様に、これらの化合物のいくつかは、ダプソンに対して毒性及び抗炎症活性を試験された(Coleman et al.,Environmental Toxicology and Pharmacology,2:389−395(1996))。‘112号特許において、特にマイコバクテリアに対して抗菌作用がある、置換された2,4−ジアミノ−5ベンジルピリミジンが記載されている。これらの化合物のいくつかが、同様にダプソンに対して毒性(Coleman et al.,J.Pharm.Pharmacol.,48:945−950(1996))、及び抗炎症活性(Coleman et al.,J.Pharm.Pharmacol.,49:53−57(1997))について試験された。続く刊行物との組み合わせによりこれらの参考文献の教示は、これらのアナログ及び関連化合物が、ダプソンと類似した活性を持っていて、類似した治療効果を持っていることが期待されるであろうことを示した。
局所用ダプソン製剤は、Ungerらに対する米国特許番号第5,733,572号、並びにFischettiらに対する米国特許番号第6,056,954号;同第6,056,955号;同第6,254,866号;同第6,248,324号;及び同第6,277,399号に記載されている。しかし、これらの組成物は、にきび病変を治療するために使用されない。
米国特許番号第6,200,964号は、サリチル酸、そして、場合により、ダプソンのような皮膚用薬剤を含む局所用シリコンゲルを開示する。この製剤で、サリチル酸が抗にきび剤と記載されている。ダプソンは、にきびを治療するためにこの組成物に特に含まれているわけではない。
炎症性にきび病変が様々な方法で現在治療される一方で、非炎症性にきび病変の効果的な治療が欠けている。よって、非炎症性にきびの新しい治療が必要とされる。特に、ダプソンを含む局所用組成物が非炎症性にきびの治療のために必要とされる。
本発明の概要
本発明は、ダプソンを含む皮膚用組成物を局所的に適用することによって炎症性及び非炎症性にきびのようなにきび症状を治療するための方法である。好ましくは、前記皮膚用組成物は、溶解した、及び粒子状のダプソンの混合物を含む。一般に、ダプソンは、半固形水性ゲルを使ってデリバリーされるが、他の医薬担体、例えばクリーム剤、ローション剤、液剤、軟膏及びスプレーが同様に使用される。局所的に適用される皮膚用組成物は、防腐剤、酸化防止剤、香料、着色料、又は日焼け止め剤のような添加剤をも含む。にきびを治療することに加えて、ダプソンを含む皮膚用組成物は、非炎症性にきび病変が炎症性にきび病変に進行するのを防ぐために局所的に適用されもする。
本発明の詳細な説明
本発明の方法は、ダプソンを含む外皮用薬組成物の局所適用によってにきび症状、例えば炎症性又は非炎症性にきびを治療する。にきび治療のためのダプソンを含む局所用組成物は、Osborneに対する米国特許番号第5,863,560号及び同第6,060,085号に記載されており、上記文献の全体を本明細書中に援用する。前記組成物は、上部濾胞へのダプソンの最適なデリバリー、及び炎症部位への薬物の浸透を可能にする粒子状及び溶解ダプソンの組み合わせ物である。本明細書中で使用されるとき、用語「手当て(treat)」、「治療(treatment)」、又は「処置(treating)」は、個々のにきび病変の数及び/又は重さの減少、にきび病変の進行の予防、又はにきび病変の外観の全体的な改善を表す。
本明細書中で使用されるとき、用語「局所用」は、治療されるべき身体部分、例えば皮膚への直接的な適用を伴う皮膚用組成物の投与経路を表す。局所適用の例は、擦り付けるためのゲル若しくは他の半固形、スプレーのための溶液、又はアプリケーターによって適用される液体の皮膚への適用を含む。洗浄剤、クレンザー又はシャンプーによる洗い流し適用が局所適用の例でもある。一般に、皮膚用組成物の適用に好適な体の領域は、顔、咽喉、首、頭皮、胸、背中、耳の皮膚及びにきび病変が生じる他の皮膚部位を含む。
P.アクネは、丘疹、吹出物及び小結節の形成、すなわちにきびの炎症性病変の主な要因である。ダプソンの抗微生物性及び抗炎症性の性質は、炎症性にきびの治療の好ましい薬物候補としてダプソンが関係した、その薬物のほぼ100年の使用を通じて十分に説明されてきた。完全に理解されないが、P.アクネの役割は、非炎症性病変の進行の主な要因と考えられていない。よって、局所用ダプソンが顕著に非炎症性病変の数を減少させることは意外なことである。しかし、我々の実験データは、局所用ダプソンによる治療の結果として非炎症性にきび病変の数が減ることを証明する。
局所用ダプソン組成物
用語「ダプソン」の使用によって、化学式C121222Sを有する化合物ダプソン、並びにビス(4−アミノフェニル)スルホン、4’,4’−ジアミノジフェニル・スルホン及びその水和物、4,4’−スルホニル・ビスベンゼンアミン、4,4’−スルホニル・ジアニリン、ジアフェニルスルホン、ダプソン・アナログ、そしてダプソン関連化合物を意味する。「ダプソン・アナログ」は、類似する化学的構造をもち、それによりダプソンに、例えば置換されたビス(4−アミノフェニル)スルホンに類似する治療能力がある化合物を表す。「ダプソン関連化合物」は、類似する治療能力があるが、しかしダプソン、例えば置換された2,4−ジアミノ−5−ベンジルピリミジンに化学的構造によって酷似しているとは関連付けられない化合物を表す。
1の態様において、非炎症性にきびは、ダプソンを含む皮膚用組成物の局所的な適用によって治療される。好ましくは、前記皮膚用組成物は、半固形水性ゲルである新規薬剤輸送システムの一部であり、前記組成物は、全身的に利用可能になるように角質層を横切るために利用可能である溶解ダプソンと、
そしてリザーバとしての役割を果たすか又は上角質層域にダプソンを提供するために角質層において又はその上で保持される粒子状ダプソンの間の最適なバランスを示す。前記粒子状ダプソンは、結晶性沈殿又はアモルファス沈殿を含む。
ダプソン局所用ゲル
最適なバランスは、溶解ダプソンに関して再現性のある比で粒子状ダプソン沈殿が形成される、半固形ゲル輸送システムを持つことによって達成される。広範囲の利用可能性を有する前記組成物のために、好ましくは粒子状ダプソン対溶解ダプソンの比は、適用された活性ダプソンの治療レベルで、5より大きいべきではない。
2未満の粒子状ダプソン対溶解ダプソンの比をもつ組成物が、角質層の外と、生きた表皮の中に即座に分配するための最大量の入手可能な薬剤を提供する。これは、最小限のリザーバ容量を提供するはずであるが、徐放デリバリーを維持したり、又は上角質層域に最大活性を提供するかもしれない。2以上の粒子状ダプソン対溶解ダプソンの比をもつ組成物は、角質層の外と、生きた表皮の中との即座の分配に入手可能な減少した量の薬物を有する。これは最大のリザーバ容量を提供し、そして上角質層域に最大活性を提供する徐放デリバリーを維持する。本願発明の方法の皮膚用組成の例において、溶解ダプソン対粒子状ダプソンの比が、50超、より好ましくは10超、最も好ましくは5超であるべきではない。粒子状/溶解ダプソン製剤からのドラッグデリバリーは、皮膚に適用された薬剤量の10倍の増加にもかかわらず、角質層の外と、生きた表皮の中に分配した薬物のレベルを維持したままで、上角質層域により高いレベルの薬物を提供するように最適化される。
1つの態様において、適用される皮膚用組成物は、重合体増粘剤、水、防腐剤、活性界面活性剤又は乳化剤、酸化防止剤、日焼け止め剤、及び溶媒又は混合溶媒系を含む半固形、あるいはゲル様担体を含む。前記の溶媒又は混合溶媒系は、粒子状ダプソン対溶解ダプソンの比の形成にとって重要である。しかし、粒子状の形成は、それらの機能を実施する重合体増粘剤又は防腐剤系の能力を妨げるべきではない。
使用される重合体増粘剤は、当業者に知られたもの、例えば、しばしば化粧品及び製薬工業で使用される親水性及び水アルコール・ゲル化剤を含む。好ましくは、前記の親水性又は水アルコールゲル化剤は、「CARBOPOL(登録商標)」(B.F.Goodrich,Cleveland,OH)、「HYPAN(登録商標)」(Kingston Technologies,Dayton,NJ)、「NATROSOL(登録商標)」(Aqualon,Wilmington,DE)、「KLUCEL(登録商標)」(Aqualon,Wilmington,DE)、又は「STABILEZE(登録商標)」(ISP Technologies,Wayne,NJ)を含む。好ましくは、前記ゲル化剤は、前記組成物の約0.2重量%〜4重量%含まれる。より特に、「CARBOPOL(登録商標)」好ましい組成上の重量パーセントの範囲は、約0.5%〜約2%あり、一方、「NATROSOL(登録商標)」及び「KLUCEL(登録商標)」の好ましい重量パーセントの範囲は、約0.5%〜約4%である。「HYPAN(登録商標)」及び「STABILEZE(登録商標)」両者の好ましい組成上の重量パーセント範囲は、約0.5%〜約4%である。
「CARBOPOL(登録商標)」は、汎用名カルボマーを与えられる多数の架橋アクリル酸重合体の1つである。これらの重合体は水中に溶け、そして水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミン又は他のアミン塩基のような苛性物質を用いた中和によって透明又はわずかに濁ったゲルを形成する。「KLUCEL(登録商標)」は、水中に分散されて、完璧な水和によって均一なゲルを形成するセルロース重合体である。他の好ましいゲル化重合体は、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、セルロースガム、MVA/MAコポリマー、MVE/MAデカジエン・交差重合体、PVM/MAコポリマー、又はその組み合わせ物を含む。同様に、この皮膚用組成物において防腐剤が使用され、そして好ましくは組成物全体の約0.05重量%〜0.5重量%含まれる。製品が細菌汚染されている場合、防腐剤の使用は、製剤が微生物の成長を防ぐか又は減少させると保証する。本願本発明に有用ないくつかの防腐剤は、メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、クロロキシレノール、安息香酸ナトリウム、DMDMヒダントイン、3−ヨード−2−プロピルブチルカルバメート、ソルビン酸カリウム、ジグルコン酸クロルヘキシジン、又はその組み合わせ物を含む。
酸化チタンが、光感作に対する予防法の役割を果たすために日焼け止め剤として使用される。代わりの日焼け止め剤は、メチルケイ皮酸エステルを含む。さらに、BHAが、酸化防止剤、並びに酸化による変色からエトキシジグリコール及び/又はダプソンを保護するために使用される。代わりの酸化防止剤はBHTである。
1の態様において、適用される皮膚用組成物は、0.5%〜4.0%のカルボマーと、溶解させた状態及び粒子状態のいずれでも存在する約0.5%〜10%のダプソンを含む。他の態様において、皮膚用組成物は、約1%のカルボマー、約80〜90%の水、約10%のエトキシジグリコール、約0.2%のメチルパラベン、並びに粒子状ダプソン及び溶解ダプソンの両方を含む約0.3%〜3.0%のダプソン、そして約2%の苛性物質を含む。より特に、前記カルボマーは、「CARBOPOL(登録商標)980」を含み、そして苛性物質は、水酸化ナトリウム溶液を含む。
好ましい態様において、前記組成物は、溶解させた薬物対粒子状薬物の最適化した比率をもたらすダプソンとエトキシジグリコールを含む。この比率が、上角質層領域において機能するために角質層内又はその上で保持される薬物の量と比較して、デリバリーされる薬物の量を決定する。ダプソンとエトキシジグリコールの系は、「CARBOPOL(登録商標)」ゲル化重合体、メチルパラベン、プロピルパラベン、酸化チタン、BHA、及び「CARBOPOL(登録商標)」を中和するための苛性物質と混ぜ合わせた浄水を含む。
ダプソン局所用クリーム又はローション
他の態様において、ダプソンを溶解させたか又は分散させた、あるいは部分的に溶解させた又は部分的に分散させた局所用クリーム又はローションとしてダプソンが適用される。局所用クリーム又はローションは、水中油型エマルジョンか油中水型エマルジョンである。オイル相は、これだけに制限されることなく、脂肪アルコール、酸又はパルミチン酸セチル、セチル・アルコール、ステアリル・アルコール、ステアリン酸、イソプロピル・ステアラート、グリセロール・ステアラート、鉱油、白色ワセリン又は他のオイル単体若しくは組み合わせ物のようなエステルを含むかもしれない。
前記組成物に加えられうる乳化剤は、これだけに制限されることなく、steareth20、ceteth20、セスキオレイン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、プロピレン・グリコール・ステアラート、ドシウム・ラウロイル・サルコシナート(dosium lauroyl sarcosinate)、polysorbate60、組み合わせ物を含む。薬剤又は化粧品に許容される又は好ましい製品に達成するように、防腐剤、酸化防止剤、香料、着色料、日焼け止め剤、増粘剤、及び必要とされる他の添加剤が含まれもする。しかし、当業者は局所用クリームとローションの製剤に有用な追加成分を知っているので、局所用クリームとローションはこれらの成分に限定されない。
ダプソン局所用溶液又は懸濁液
他の態様において、ダプソンが溶液又は懸濁液として適用されうる。これらは、これだけに制限されることなく、水、エタノール、プロピレン・グリコール、グリセロール、ポリエチレン・グリコール、酢酸エチル、プロピレン・カーボネート、n−メチルピロリドン、トリエタノールアミン、1,4−ブタンジオール、トリアセチン、ジアセチン、ジメチル・イソソルビドを単独で又は組み合わせ物で含む液体溶媒か又は混合溶媒系である。薬剤又は化粧品に許容される又は好ましい製品に達成するように、防腐剤、酸化防止剤、香料、着色料、日焼け止め剤、増粘剤、懸濁化剤、エンハンサー及び必要とされる他の添加剤が含まれもする。同様に、当業者は局所用溶液又は懸濁液の製剤に有用な追加成分を知っているので、局所用溶液又は懸濁液はこれらの成分に限定されない。
他のダプソン局所用製剤
ダプソンは、軟膏、ロールオン式若しくは棒スティック製品、マイクロエマルジョン、シェイク・パウダー、エアゾール化スプレー若しくはムース、ポンプ・スプレー若しくはムース、又は風呂への添加剤のような薬剤又は化粧品の担体形態を使って同様に適用されうる。軟膏の例は、水素化されたか又はそれ以外に化学的に修飾されているかのいずれかの、ワセリン、ラノリン、ポリエチレン・グリコール、植物性又は動物性オイルの本質的に非水性混合物を含む。軟膏は、ダプソンが完全に又は部分的に溶かされる溶媒をも含む。追加の医薬担体は、当業者に知られているので、この目録は制限するために考慮されるべきでない。
ダプソン皮膚用組成物の製造方法
同様に、本発明は前述の皮膚用組成物の製造方法を提供する。一般的な形態において、溶解ダプソンと粒子状ダプソン沈澱を含む皮膚用ゲル組成物の製造方法は、以下のステップ:溶媒又は溶媒混合物中にダプソンを完全に溶解させ;水中に重合体増粘剤を加えて、十分に分散させ;そして上記溶解ダプソンを、分散させた重合体増粘剤と混ぜ合わせる、を含む。あるいは、重合体増粘剤の添加に続いて、溶解ダプソンに水がゆっくり加えられる。エトキシジグリコール及び1−メチル−2−ピロリドンは、局所的に適用された皮膚用組成物における使用のための好ましい溶媒である。
1の好ましい態様において、溶解ダプソン及び粒子状ダプソンを含む局所的に適用される皮膚用組成物の製造方法は、以下のステップ:渦を作る位に激しく純水を撹拌し、そして撹拌し続けながら、ゲル重合体をふるいにかけて上記水中に形成された渦の中に混ぜることによって均一なの分散液を形成し;溶液を形成するまで混ぜることで、エトキシジグリコール中にメチル・パラベン及びプロピルパラベンを溶かすことによって医薬成分を形成し、そして薬剤が溶けるまでダプソンを上記溶液と混合し;上記医薬成分を、上記均一な分散液と混合して、粒子状ダプソン分散液を形成し;そして苛性物質を加える、を含む。
目標の混合物に必要な特定の試薬によって、試薬が混ぜ合わされる順序が重要である。例えば、ダプソンのような医薬がエトキシジグリコールのような溶媒中に溶かされた後、上記エトキシジグリコール溶液中のダプソンに水がゆっくり加えられるか、又は上記エトキシジグリコール溶液中のダプソンが、混合している水に加えられる。水へのエトキシジグリコール溶液中のダプソンの添加は、水をエトキシジグリコール溶液中のダプソンに加えるよりも、粒子サイズの多分散性の減少をもたらす。カルボマーは、一般に製剤の水要素中に分散するが、一方、残りの成分は、2つの要素が上記成分を溶かすか又は分散させるのに最も適しているもののいずれにも溶解されるか又は分散される。例えば、エトキシジグリコール中へのメチルパラベン、プロピルパラベン及びBHAの溶かすことが示唆される。エトキシジグリコール要素と水要素が混ぜ合わされた後に、中和剤が添加され、ゲル製剤に添加された。
局所用ダプソンの特定の適用
本発明の1の好ましい態様において、にきびを治療するための方法がダプソンを局所的に適用することによって利用される。特に、本発明は、ダプソンを含む皮膚用組成物を局所的に適用することによって、非炎症性にきび病変の数を減少させるための方法を含む。さらに、他の態様において、前記方法は、閉鎖面皰(非炎症性にきび)が炎症性の丘疹、吹出物又は小結節になるのを防ぐためにダプソンを含む皮膚用組成物を局所的に適用するために提供される。しかし、濾胞管が破れた場合、同様にダプソンは、結果的に生じる炎症を減少させる助けとなるであろう。一般に、ダプソンを含む皮膚用組成物は1日につき1回適用されるが、所望であればより頻繁に適用される。
以下の実施例は、局所的に適用されたダプソンが非炎症性にきび病変の治療において思いがけない治療上の利益を有することを示すために提供される。ダプソンが炎症の程度を軽減し、及び炎症性病変の数を減少させることが期待された。ダプソン活性の既知の機構は、非炎症性病変の数の改善を期待しなかった。
実施例1
20歳の白人男性に、薬物動態学的臨床研究の一部として1%のダプソンの局所用ゲルを非盲検で1日1回適用した。この患者には、ベースラインで115個の非炎症性病変(閉鎖面皰)があった。非炎症性病変の数は、1%のダプソン局所用ゲルを1日1回適用した治療の7日後に103個に、24日後に31個の非炎症性病変に、そして治療の21日後に13個の非炎症性病変に減少した。
実施例2
4週間の非盲検で、用量範囲の研究を、軽い〜中程度のにきびをもつ18〜39歳の患者によって完成させた。吹出物、丘疹、面皰及び小結節の数を、各々の患者について、ベースライン及び局所用ダプソン治療の28日後に数えた。炎症性病変の総数を得るために、丘疹、吹出物及び小結節の数を合わせ、一方で、面皰の数は、全体の非炎症性病変カウントを提供した。4人の男性と7人の女性が1日1回の1%のダプソン局所用ゲルを用い;5人の男性と7人の女性が1日2回の%のダプソンの局所用ゲルを用い;7人の男性と6人の女性が1日1回の5%のダプソン局所用ゲルを用い;そして4人の男性と8人の女性が1日2回の5%のダプソン局所用ゲルを用いた。治療の28日後の4つの用量群の各々についての病変減少の平均パーセントを、表1に示す。これらの結果を0.1%のトレチノイン・クリームと比較することができる。(FOI Services,Inc.,Gaithersburg,MD、ANDA 75−213についての公開可能な資料)。この最大強度の局所用レチノイドは、治療の4週間後の非炎症性病変の26%(試験項目)〜27%(参考文献項目)の減少をもたらした。
Figure 2005524651
実施例3
表2は、12週間1日1回の3%のダプソン局所用ゲルか、5%のダプソン局所用ゲルか、又は溶媒対照のいずれかを受けるように患者を無作為化して、多施設、二重盲検法での、無作為化された、並列デザインの研究の結果を示す。炎症性病変のカウントは、5%のダプソン、3%のダプソン、及び溶媒対照群についてそれぞれ被検者が20人、15人、及び18人である、ポートランド、チェリー・クリーク、オレンジ・カウンティー、及びデンバー・センターの臨床施設からのデータを含む。被検者は、13歳以上の男性又は女性だった。これは、溶媒投与が使用された最初の研究だった。このように、約13%を越える非炎症性病変のいくらかの減少は、局所用ダプソンの効果に起因するものである。
Figure 2005524651
当業者は、特定の実施例が説明及び記載される一方で、本発明の本質及び範囲から逸脱することなく様々な修飾及び変更がなされることを認識しているであろう。

Claims (26)

  1. にきびの治療方法であって、ダプソンを含む皮膚用組成物を上記にきびに局所的に適用することを含む前記方法。
  2. 前記皮膚用組成物が非炎症性にきびを治療する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記皮膚用組成物が炎症性にきびを治療する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記皮膚用組成物が溶解ダプソン及び粒子状ダプソンを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記皮膚用組成物が非炎症性にきびを治療する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記皮膚用組成物が炎症性にきびを治療する、請求項4に記載の方法。
  7. 前記皮膚用組成物が半固形水性ゲルである、請求項4に記載の方法。
  8. 前記皮膚用組成物がクリームである、請求項4に記載の方法。
  9. 前記皮膚用組成物がローションである、請求項4に記載の方法。
  10. 前記皮膚用組成物が懸濁液である、請求項4に記載の方法。
  11. 前記皮膚用組成物が軟膏である、請求項4に記載の方法。
  12. 前記皮膚用組成物がスプレーである、請求項4に記載の方法。
  13. 前記皮膚用組成物が、防腐剤、酸化防止剤、香料、着色料、及び日焼け止め剤から成る群から選ばれる添加剤をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  14. 前記皮膚用組成物が半固形水性ゲルである、請求項1に記載の方法。
  15. 前記皮膚用組成物がクリームである、請求項1に記載の方法。
  16. 前記皮膚用組成物がローションである、請求項1に記載の方法。
  17. 前記皮膚用組成物が溶液である、請求項1に記載の方法。
  18. 前記皮膚用組成物が軟膏である、請求項1に記載の方法。
  19. 前記皮膚用組成物がスプレーである、請求項1に記載の方法。
  20. 前記皮膚用組成物が、防腐剤、酸化防止剤、香料、着色料、及び日焼け止め剤から成る群から選ばれる添加剤をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  21. 前記皮膚用組成物が、3%のダプソンを含む、請求項1に記載の方法。
  22. 前記皮膚用組成物が、5%のダプソンを含む、請求項1に記載の方法。
  23. 皮膚用組成物の製造方法であって、以下のステップ:
    溶媒中にメチルパラベン及びプロピルパラベンを溶解させて、溶液を形成させ;
    上記溶液中にダプソンを溶解させて、医薬要素を形成させ;
    水と重合体とを接触させて、均一な分散液を形成させ;
    上記医薬要素と、均一な分散液とを接触させて、医薬分散液を形成させ;そして
    上記医薬分散液と、苛性物質とを接触させて、皮膚用組成物を形成する、
    を含み、ここで、上記溶媒がエトキシジグリコール又は1−メチル−2−ピロリドンであり、かつ、上記皮膚用組成物が溶解ダプソン及び粒子状ダプソンを含む前記方法。
  24. 非炎症性にきび病変が炎症性にきび病変になるのを予防する方法であって、ダプソンを含む皮膚用組成物を局所的に適用することを含む前記方法。
  25. 非炎症性にきびの治療方法であって、ダプソンを含む皮膚用組成物を局所的に適用することを含む前記方法。
  26. 非炎症性にきび及び炎症性にきびの治療方法であって、ダプソンを含む皮膚用組成物を局所的に適用することを含む前記方法。
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