JP2005335901A - Hanging hook - Google Patents
Hanging hook Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005335901A JP2005335901A JP2004158257A JP2004158257A JP2005335901A JP 2005335901 A JP2005335901 A JP 2005335901A JP 2004158257 A JP2004158257 A JP 2004158257A JP 2004158257 A JP2004158257 A JP 2004158257A JP 2005335901 A JP2005335901 A JP 2005335901A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- hook member
- locking
- rotation
- open position
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
Description
本発明は、荷物の吊り上げなどにおいて、好適に使用することのできる吊りフックに関する。 The present invention relates to a hanging hook that can be suitably used for lifting a luggage.
荷物の吊り上げ作業において荷物を吊るす吊りフックとしては、図8に示すものが知られている。すなわち、図8において、この吊りフック1は、フック部材2、抜出防止爪3およびアイ4を備えている。フック部材2は、略鉤状をなし、その基端部に、ワイヤーなどの吊り下げ部材を連結するための環状のアイ4が回転可能に取り付けられている。
この吊りフック1を用いて荷物5を吊るす際には、たとえば、2本の荷役用ロープ6を荷物5に所定の間隔を隔てて並行して掛け回し、これらの2本の荷役用ロープ6の各端部に形成された挿通孔7にフック部材2を先端部から挿入することにより、2本の荷役用ロープ6の各端部をフック部材2に引っ掛ける。
As a hanging hook for suspending a load in a load lifting operation, the one shown in FIG. 8 is known. That is, in FIG. 8, the
When hanging the
抜出防止爪3は、フック部材2の開口部を閉鎖するように、その先端部がフック部材2の先端部に当接可能な状態で、その基端部が回動軸8を介してフック部材2の基端部に揺動自在に設けられており、常には、ばね(図示せず)によって、その先端部がフック部材2の先端部に当接する押し上げ方向(閉鎖方向)に付勢されている。これによって、抜出防止爪3は、常には、ばねの付勢力によってフック部材2の開口部を閉鎖し、ばねの付勢力に抗して押し下げた場合のみ、フック部材2の開口部を開放する。そのため、この吊りフック1に荷役用ロープ6の各端部を引っ掛ける場合には、抜出防止爪3を、ばねの付勢力に抗して押し下げてフック部材2の開口部を開放し、荷役用ロープ6の各端部をフック部材2の開口部から受け入れればよい。そうすると、その後、常には、ばねの付勢力によってフック部材2の開口部が抜出防止爪3によって閉鎖されるので、たとえ、荷役用ロープ6の端部が抜出防止爪3に当接しても、その抜出防止爪3を開放することはできず、フック部材2から荷役用ロープ6の端部が抜け出ることを良好に防止した状態で、安全に荷物5を吊るすことができる。
The pull-
しかしながら、上記のような吊りフック1を用いて荷物5を吊るす場合、2本の荷役用ロープ6の各端部をフック部材2に引っ掛けるためには、荷役用ロープ6の1つの端部をフック部材2に引っ掛けようとする度に抜出防止爪3を押し下げるか、もしくは、抜出防止爪3を押し下げた状態を維持して、2本の荷役用ロープ6の各端部を続けてフック部材2に引っ掛ける必要がある。上述の通り、抜出防止爪3は閉鎖方向に付勢されているので、抜出防止爪3を付勢力に抗して何度も押し下げたり、2本の荷役用ロープ6の各端部をフック部材2に引っ掛け終わるまで抜出防止爪3を付勢力に抗して押し下げた状態で維持するのは、作業者にとって労力を要する作業である。
However, when the
そこで、たとえば、特許文献1に開示された吊りフックに備えられているようなロック機構を用いて、抜出防止爪を構成するフック支持部材に対してフック部材を回動可能に取り付けるとともに、抜出防止爪の一端部とフック部材の先端部との間が閉鎖されるように近接する閉鎖位置と、抜出防止爪の一端部とフック部材の先端部との間が開放されるように離間する開放位置とにおいて、フック部材の回動を規制できるような構成とすることが考えられる。すなわち、フック部材に案内溝を形成し、この案内溝に、フック支持部材とフック部材とを回動可能に連結する回動軸とは別個に設けられた支持軸を挿通して、案内溝の一端部に形成された閉鎖側凹部に支持軸が受け入れられた状態でフック部材を閉鎖位置において規制するとともに、案内溝の他端部に形成された開放側凹部に支持軸が受け入れられた状態でフック部材を開放位置において規制する。このような構成によると、フック部材を開放位置において規制した状態で、荷役用ロープの各端部をフック部材に容易に引っ掛けることができるとともに、その後にフック部材を回動させて閉鎖位置において規制することにより、フック部材から荷役用ロープの端部が抜け出ることを防止できる。
特許文献1に開示された吊りフックは、敷鉄板の敷設作業などに用いられるものであって、敷鉄板に対するフック部材の挿入および引き抜きを円滑かつ確実に行うことができるように、フック部材の回動範囲をより広くするために、上記のようなロック機構を採用している。
しかしながら、一般的な荷物の吊り上げ作業に用いられるような吊りフックは、敷鉄板の敷設作業に用いられるような吊りフックよりも小型であり、構造がより簡素化された構成が望まれるところ、上記のように案内溝およびこれに挿通する支持軸を設けるような構成を採用すると、構造が複雑になり、製造コストが高くなるという問題がある。
The suspension hook disclosed in
However, a hanging hook used for a general luggage lifting work is smaller than a hanging hook used for a laying work of a laid iron plate, and a structure with a simplified structure is desired. If a configuration in which a guide groove and a support shaft inserted therethrough are provided as described above, there is a problem that the structure becomes complicated and the manufacturing cost increases.
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、安全かつ容易に荷物を吊り下げることができるとともに、構造が簡素化された、吊りフックを提供することにある。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a hanging hook that can safely and easily hang a load and that has a simplified structure. is there.
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、その基端部に、吊り下げ部材と連結するための連結部を備えるフック支持部材と、前記フック支持部材に回動軸を介して回動可能に支持されるフック部材とを備える、吊りフックにおいて、前記フック部材は、前記回動軸を中心にして、前記フック支持部材の先端部と前記フック部材の先端部との間が、閉鎖されるように近接する閉鎖位置と、前記フック支持部材の先端部と前記フック部材の先端部との間が、開放されるように離間する開放位置とに回動可能に構成されており、前記フック部材の基端部は、前記回動軸が挿通される挿通部が形成されている回動支点部を備え、前記回動支点部に係脱自在に係合して、前記閉鎖位置および前記開放位置において、前記フック部材の前記フック支持部材に対する回動を規制するためのロック部材を備えていることを特徴としている。
In order to achieve the above-mentioned object, the invention according to
このような構成によると、閉鎖位置および開放位置において、ロック部材をフック部材の回動支点部に係合させることにより、フック部材のフック支持部材に対する回動を規制することができる。したがって、回動支点部をロック部材に係合可能な形状にするだけで、フック部材を閉鎖位置および開放位置において規制可能な構成を達成できるので、案内溝やこれに挿通する支持軸を設けるような構成と比較して、構造を簡素化できる。 According to such a configuration, the rotation of the hook member relative to the hook support member can be restricted by engaging the lock member with the rotation fulcrum portion of the hook member in the closed position and the open position. Therefore, a configuration in which the hook member can be regulated in the closed position and the open position only by making the rotation fulcrum portion engageable with the lock member can be achieved, so that a guide groove and a support shaft inserted through the guide groove are provided. Compared with a simple configuration, the structure can be simplified.
また、ロック部材によって、閉鎖位置および開放位置において、フック部材のフック支持部材に対する回動を規制することができるので、フック部材を開放位置において規制した状態で、荷役用ロープの端部をフック部材に容易に引っ掛けたり、外したりすることができるとともに、その後にフック部材を回動させて閉鎖位置において規制することにより、フック部材から荷役用ロープの端部が抜け出ることを防止できる。 Further, since the lock member can restrict the rotation of the hook member with respect to the hook support member in the closed position and the open position, the end of the cargo handling rope can be connected to the hook member while the hook member is restricted in the open position. Can be easily hooked and removed, and the end of the cargo handling rope can be prevented from slipping out of the hook member by subsequently rotating the hook member and restricting it in the closed position.
したがって、安全かつ容易に荷物を吊り下げることができるとともに、構造が簡素化された、吊りフックを提供することができる。
請求項2に記載の発明は、前記ロック部材は、前記回動支点部に係止される係止部を備え、前記回動支点部の外周面には、前記閉鎖位置と前記開放位置とに対応して、前記係止部を係止する係止溝がそれぞれ形成されていることを特徴としている。
Therefore, it is possible to provide a suspension hook that can safely and easily suspend a load and that has a simplified structure.
According to a second aspect of the present invention, the locking member includes a locking portion that is locked to the rotating fulcrum portion, and the outer peripheral surface of the rotating fulcrum portion is provided with the closed position and the open position. Correspondingly, a locking groove for locking the locking portion is formed.
このような構成によると、回動支点部の外周面に、閉鎖位置と開放位置とに対応する係止溝を形成するだけで、フック部材を閉鎖位置および開放位置において規制可能な構成を達成できるので、案内溝やこれに挿通する支持軸を設けるような構成と比較して、構造をより簡素化できる。
請求項3に記載の発明は、前記ロック部材は、前記回動支点部の外周面に対して、前記フック部材の回動方向に直交する方向に沿って、進退自在に設けられており、前記ロック部材は、前記閉鎖位置および前記開放位置においては、退避により、前記係止部が各前記係止溝に係合され、前記閉鎖位置と前記開放位置との間においては、進出により、前記係止部の各前記係止溝に対する係止が解除されることを特徴としている。
According to such a configuration, it is possible to achieve a configuration in which the hook member can be regulated at the closed position and the open position only by forming locking grooves corresponding to the closed position and the open position on the outer peripheral surface of the rotation fulcrum portion. Therefore, the structure can be further simplified as compared with a configuration in which a guide groove and a support shaft inserted therethrough are provided.
According to a third aspect of the present invention, the lock member is provided to be movable forward and backward along a direction orthogonal to the rotation direction of the hook member with respect to the outer peripheral surface of the rotation fulcrum portion. In the closed position and the open position, the lock member is retracted to engage the lock portion with each lock groove, and the lock member is advanced between the closed position and the open position to advance the lock. It is characterized in that the locking of the locking portion with respect to each locking groove is released.
このような構成によると、閉鎖位置および開放位置においては、ロック部材の退避により、係止部を係止溝に係止させて、フック支持部材に対するフック部材の回動を規制することができるとともに、この状態からロック部材を進出させるだけで、係止溝に対する係止部の係止を解除して、フック部材を回動させることができる。したがって、より容易に荷物を吊り下げることができる。 According to such a configuration, in the closed position and the open position, the locking member can be locked in the locking groove by retreating the locking member, thereby restricting the rotation of the hook member with respect to the hook support member. By simply advancing the lock member from this state, it is possible to release the locking of the locking portion with respect to the locking groove and rotate the hook member. Therefore, the load can be suspended more easily.
請求項4に記載の発明は、前記ロック部材を前記回動支点部に対して退避させる方向に付勢する付勢手段を備え、前記閉鎖位置および前記開放位置においては、前記ロック部材が前記付勢手段の付勢力によって前記回動支点部に対して退避されることを特徴としている。
このような構成によると、ロック部材を付勢手段の付勢力に抗して進出させるだけで、係止溝に対する係止部の係止を解除して、フック部材を回動させることができるとともに、閉鎖位置および開放位置においては、ロック部材を付勢手段の付勢力によって退避させ、フック支持部材に対するフック部材の回動を自動的に規制することができる。したがって、さらに容易に荷物を吊り下げることができる。
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided urging means for urging the lock member in a direction in which the lock member is retracted with respect to the rotation fulcrum, and the lock member is attached to the attachment portion in the closed position and the open position. The rotating fulcrum portion is retracted by the urging force of the urging means.
According to such a configuration, the lock member can be released against the urging force of the urging means, and the hook member can be unlocked and the hook member can be rotated only by advancing against the urging force of the urging means. In the closed position and the open position, the lock member can be retracted by the urging force of the urging means, and the rotation of the hook member with respect to the hook support member can be automatically restricted. Therefore, the load can be suspended more easily.
請求項5に記載の発明は、前記フック部材の先端部には、前記閉鎖位置において、前記フック部材および前記フック支持部材によって区画される内側空間側に向かって突出する第1突部と、前記フック部材の回動方向に直交する方向の両端面からそれぞれ突出する2つの第2突部とが備えられていることを特徴としている。
このような構成によると、フック部材の先端部に備えられた第1突部および2つの第2突部によって、開放位置において、フック部材に引っ掛けられた荷役ロープの端部が抜け出ることを効果的に防止できる。
According to a fifth aspect of the present invention, a first protrusion projecting toward an inner space defined by the hook member and the hook support member at the closed position is provided at a distal end portion of the hook member; Two second protrusions protruding from both end faces in a direction orthogonal to the rotation direction of the hook member are provided.
According to such a configuration, it is effective that the end of the cargo handling rope hooked on the hook member is pulled out at the open position by the first protrusion and the two second protrusions provided at the tip of the hook member. Can be prevented.
以上述べたように、請求項1に記載の発明によれば、回動支点部をロック部材に係合可能な形状にするだけで、フック部材を閉鎖位置および開放位置において規制可能な構成を達成できるので、案内溝やこれに挿通する支持軸を設けるような構成と比較して、構造を簡素化できる。また、フック部材を開放位置において規制した状態で、荷役用ロープの端部をフック部材に容易に引っ掛けたり、外したりすることができるとともに、その後にフック部材を回動させて閉鎖位置において規制することにより、フック部材から荷役用ロープの端部が抜け出ることを防止できる。したがって、安全かつ容易に荷物を吊り下げることができるとともに、構造が簡素化された、吊りフックを提供することができる。 As described above, according to the first aspect of the present invention, the hook member can be regulated in the closed position and the open position only by making the rotation fulcrum portion engageable with the lock member. Therefore, the structure can be simplified as compared with a configuration in which a guide groove and a support shaft inserted through the guide groove are provided. In addition, the end of the cargo handling rope can be easily hooked or removed from the hook member while the hook member is regulated at the open position, and then the hook member is rotated and regulated at the closed position. Thereby, it can prevent that the edge part of the rope for cargo handling slips out from a hook member. Therefore, it is possible to provide a suspension hook that can safely and easily suspend a load and that has a simplified structure.
請求項2に記載の発明によれば、回動支点部の外周面に、閉鎖位置と開放位置とに対応する係止溝を形成するだけで、フック部材を閉鎖位置および開放位置において規制可能な構成を達成できるので、案内溝やこれに挿通する支持軸を設けるような構成と比較して、構造をより簡素化できる。
請求項3に記載の発明によれば、閉鎖位置および開放位置においては、ロック部材の退避により、係止部を係止溝に係止させて、フック支持部材に対するフック部材の回動を規制することができるとともに、この状態からロック部材を進出させるだけで、係止溝に対する係止部の係止を解除して、フック部材を回動させることができる。したがって、より容易に荷物を吊り下げることができる。
According to the second aspect of the present invention, the hook member can be regulated at the closed position and the open position only by forming the locking grooves corresponding to the closed position and the open position on the outer peripheral surface of the rotation fulcrum portion. Since the configuration can be achieved, the structure can be further simplified as compared with a configuration in which a guide groove and a support shaft inserted through the guide groove are provided.
According to the third aspect of the present invention, in the closed position and the open position, the lock member is retracted to lock the lock portion in the lock groove, thereby restricting the rotation of the hook member with respect to the hook support member. In addition, by simply advancing the lock member from this state, it is possible to release the engagement of the engagement portion with the engagement groove and rotate the hook member. Therefore, the load can be suspended more easily.
請求項4に記載の発明によれば、ロック部材を付勢手段の付勢力に抗して進出させるだけで、係止溝に対する係止部の係止を解除して、フック部材を回動させることができるとともに、閉鎖位置および開放位置においては、ロック部材を付勢手段の付勢力によって退避させ、フック支持部材に対するフック部材の回動を自動的に規制することができる。したがって、さらに容易に荷物を吊り下げることができる。 According to the fourth aspect of the present invention, the locking member is released only against the urging force of the urging means, and the locking portion is released from the locking groove and the hook member is rotated. In addition, in the closed position and the open position, the lock member can be retracted by the urging force of the urging means, and the rotation of the hook member relative to the hook support member can be automatically restricted. Therefore, the load can be suspended more easily.
請求項5に記載の発明によれば、フック部材の先端部に備えられた第1突部および2つの第2突部によって、開放位置において、フック部材に引っ掛けられた荷役ロープの端部が抜け出ることを効果的に防止できる。 According to the fifth aspect of the present invention, the end of the cargo handling rope hooked on the hook member is pulled out in the open position by the first protrusion and the two second protrusions provided at the tip of the hook member. Can be effectively prevented.
図1は、本発明の吊りフック11の一実施形態を示す、フック部材12が閉鎖位置にある状態の右側面図、図2は、フック部材12が開放位置にある状態の右側面図、図3は、フック部材12の右側面図、図4は、フック部材12を図3に示す矢印Aに沿って見た図、図5は、フック支持部材13の右側面図、図6は、フック支持部材の背面図である。なお、図1および図2においては、吊りフック11の一部を断面図で示している。これら図1ないし図6を参照して、本実施形態の吊りフック11について説明する。
FIG. 1 is a right side view of a state in which a
図1において、この吊りフック11は、たとえば、荷物に掛け回された荷役用ロープの端部を引っ掛けて荷物を吊り上げるために用いられるものであって、荷役用ロープの端部を引っ掛けるためのフック部材12と、このフック部材12を回動軸14を介して回動可能に支持するフック支持部材13とを備えている。図1に示すように、フック部材12が閉鎖位置にある状態では、フック部材12およびフック支持部材13によって閉鎖された、フック部材12の内側面間の長さが7cm程度の略雫状の内側空間15が形成される。
In FIG. 1, this hanging
フック部材12は、図1ないし図4に示すように、側面視略鉤状をなし、その先端部16は、断面略円形状または断面略楕円形状に形成されている。フック部材12の先端部16に連続する中央部17は、その左右側面の外方側(内側空間15と反対側)に滑らかな窪み18が形成されることにより、断面略T字形状に形成されている。
フック部材12の先端部16の先端面19と外面20(内側空間15と反対側の面)との結合部には、側面視略矩形状の段部21が形成されている。フック部材12の先端部16の左右両側面22には、それぞれ、段部21よりも内方側(内側空間15側)に、左右方向(フック部材12の回動方向に直交する方向)に突出する略円柱形状の第2突部としての突起23が形成されている。先端部16の先端面19と内面24(内側空間15側の面)との結合部は、傾斜面25が形成されることにより、先細り形状とされている。この傾斜面25の基端側には、内側空間15に向かって突出する側面視略楔形状の第1突部としての突起26が、左右方向にわたって延設されている。
As shown in FIGS. 1 to 4, the
A
フック部材12の中央部17に連続する基端部27には、回動軸14が挿通される厚さ方向を貫通する貫通孔からなる挿通部28が形成された回動支点部29が形成されている。この回動支点部29は、側面視略円形の板状に形成され、その外周面の一部には、後述するロック機構52に含まれるロック軸30の係止部を受け入れて、フック部材12のフック支持部材13に対する回動を許容する受入溝31が形成されている。受入溝31は、図3に示すように、挿通部28と同一の軸線を中心にして略円弧状に延びる底面32と、底面32の右側端部から立設する区画壁33により区画形成された右内側面34(図7参照)とを備えている。
The
区画壁33の周方向両端部には、それぞれフック部材12の閉鎖位置と開放位置とに対応して、ロック軸30の係止部を係止する係止溝35が形成されている。各係止溝35は、略円弧状であって、それらの底面が受入溝31の底面32と左右方向に連続するように、受入溝31と同一の深さを有している。
フック支持部材13は、図1、図2、図5および図6に示すように、略くの字状をなし、その基端部(上端部)に、クレーンからのワイヤーやリンクチェーンなどの吊り下げ部材を連結するための環状のアイ36が回転可能に取り付けられている。アイ36は、フック支持部材13に連結される連結部37と、略半円弧状に湾曲し、その両端部が連結部37の上端部に回動軸38を介して回動可能に取り付けられた回動部39とを備えている。フック支持部材13の基端部は、略円柱形状をなし、その外周面に周方向に沿って環状凹部40が形成されている。フック支持部材13の基端部にアイ36の連結部37を被せて、環状凹部40内に複数のボール41を配置することにより、アイ36をフック支持部材13に対して水平方向に回転可能に取り付け、このアイ36に取り付けられるワイヤーやリンクチェーンの縒り戻しを可能としている。
Locking
As shown in FIGS. 1, 2, 5, and 6, the
フック支持部材13の略くの字状とされた先端部側(下部側)は、その左右方向幅が先細りした形状となっていて、フック部材12の先端部16と基端部27との間で形成される開口部42を閉鎖するためのストッパ部43とされている。また、フック支持部材13の幅方向(左右方向)中央部には、図6に示すように、フック部材12を挿通させるための挿通部44が、長手方向に沿ってスリット状(略矩形状)に開口形成されている。フック支持部材13は、挿通部44の右内側面を規定する右側板部45と、挿通部44の左内側面を規定する左側板部46とを有している。
The front end side (lower side) of the
フック支持部材13の右側板部45および左側板部46には、それぞれ、上部に回動軸14を挿通するための回動軸挿通孔47,48が形成され、下部にロック軸30を挿通するためのロック軸挿通孔49,50が形成されている。フック支持部材13の右側板部45および左側板部46に形成された回動軸挿通孔47,48は、それぞれ、回動軸14の外径に対応する同一の内径を有している。一方、フック支持部材13の左側板部46に形成されたロック軸挿通孔50は、右側板部45に形成されたロック軸挿通孔49よりも大径とされている。
In the right
そして、フック部材12の回動支点部29を、フック支持部材13の挿通部44に挿通して、フック部材12の挿通部28とフック支持部材13の回動軸挿通孔47,48とを位置合わせした状態で、挿通部28および回動軸挿通孔47,48に回動軸14を挿通し、回動軸14をフック支持部材13に固定することにより、フック部材12がフック支持部材13に対して回動軸14を中心に回動可能に支持される。なお、回動軸14をフック支持部材13において固定する方法としては、図示しないが、スナップリングやピンなどを用いた公知の固定方法を採用できる。
Then, the
フック部材12は、フック支持部材13に対して、図1に示すように、フック支持部材13のストッパ部43の先端部がフック部材12の先端部16に最も近接し、フック部材12の開口部42が閉鎖されることにより、フック部材12およびフック支持部材13によって内側空間15が形成される閉鎖位置と、図2に示すように、フック支持部材13のストッパ部43の先端部が、フック部材12の先端部16と最も離間し、フック部材12の開口部42が開放される開放位置との間で回動可能となっている。
As shown in FIG. 1, the
フック支持部材13のストッパ部43の先端部の内面(内側空間15側の面)には、フック部材12の先端部16に対応する形状の凹部51が形成されていて、フック部材12が閉鎖位置にある状態では、フック部材12の先端がフック支持部材13の凹部51内に入り込むとともに、フック支持部材13の先端の外方側(内側空間15と反対側)の部分がフック部材12の段部21に入り込む。閉鎖位置では、フック部材12の先端部16の左右両側面22に形成された突起23が、フック支持部材13の凹部51の開口縁部に当接することにより、フック部材12の先端とフック支持部材13の先端とが、それぞれ対向する凹部51,21の内面に当接しないようになっている。
A
図7は、ロック機構52の近傍における吊りフック11の正面断面図である。
図7に示すように、この吊りフック11には、閉鎖位置および開放位置において、フック部材12のフック支持部材13に対する回動を規制するためのロック機構52が備えられている。このロック機構52には、ロック部材としてのロック軸30と、付勢手段としてのばね53とが含まれる。ロック軸30は、フック支持部材12のロック軸挿通孔49,50に挿通され、その軸方向(フック部材12の回動方向に直交する方向)に進退自在とされている。
FIG. 7 is a front sectional view of the hanging
As shown in FIG. 7, the
ロック軸30は、その軸方向に沿って、フック支持部材13の右側板部45のロック軸挿通孔49と嵌り合う小径軸部54と、その小径軸部54よりも大径の中径軸部55と、その中径軸部55よりも大径であってフック支持部材13の左側板部46のロック軸挿通孔50と嵌り合う係止部としての大径軸部56とが軸方向において順次に形成されている。大径軸部56は、左側板部46の左側面から受入溝31の右内側面34までの距離よりも若干短い長さを有しており、中径軸部55は、係止溝35の左右方向幅の半分程度の長さを有しており、小径軸部54は、右側板部45の右側面から係止溝35の左右方向中央までの距離よりも長い長さを有している。また、大径軸部56の左端面(中径軸部55と反対側の端面)には、その軸方向に沿って、ばね53を受け入れる略円筒状の凹部57が開口形成されている。
The
そして、このロック機構52は、ロック軸30の小径軸部54を、右側板部45のロック軸挿通孔49に、左側板部46側から右側板部45側に向けて挿入するとともに、ロック軸30の凹部57にばね53を挿入し、左側板部46のロック軸挿通孔50の左端部を覆うように押さえ板58を嵌め合わせることにより、ばね53が押さえ板58によって圧縮されるような状態で、組み付けられている。これにより、ロック軸30は、ばね53によって、退避する方向(右方向)に向かって付勢されている。
The
フック部材12が図1に示すような閉鎖位置にある状態においては、係止溝35が左側板部46のロック軸挿通孔50とほぼ一致するようになり、図7(a)に示すように、ばね53の付勢力によってロック軸30が退避し、大径軸部56の右端部が係止溝35内に入り込むとともに、中径軸部55と小径軸部54との段差部が、右側板部45のロック軸挿通孔49の左端縁部に当接した状態となる。この状態では、ロック軸30の大径軸部56が係止溝35に引っ掛かり、フック支持部材13に対するフック部材12の回動が規制される。
In the state where the
そして、このような規制を解除して、フック支持部材13に対してフック部材12を回動させるには、小径軸部54をばね53の付勢力に抗して左方向に押圧することによりロック軸30を進出させるとともに、フック部材12を回動させればよい。すなわち、小径軸部54をばね53の付勢力に抗して押圧すると、図7(b)に示すように、大径軸部56の右端部が係止溝35から退避して受入溝31内に受け入れられる。これにより、フック支持部材13に対するフック部材12の回動が許容され、そのまま、フック支持部材13に対してフック部材12を回動させれば、受入溝31の底面32がロック軸30(大径軸部56)に沿って移動されることとなる。
In order to release such restriction and rotate the
フック部材12が閉鎖位置と開放位置との間にあるときは、ロック軸30に対する押圧を解除したとしても、図7(b)に示すように、大径軸部56と中径軸部55との段差部が、受入溝31の右内側面34(区画壁33の左側面)に当接した状態となり、ロック軸30が進出した状態で維持される。そして、フック部材12を図2に示すような開放位置まで回動させれば、再び、係止溝35が左側板部46のロック軸挿通孔50とほぼ一致するので、図7(a)に示すと同様に、ばね53の付勢力によってロック軸30が退避し、大径軸部56の右端部が係止溝35内に入り込むとともに、中径軸部55と小径軸部54との段差部が、右側板部45のロック軸挿通孔49の左端縁部に当接した状態となる。この状態では、ロック軸30の大径軸部56が係止溝35に引っ掛かり、フック支持部材13に対するフック部材12の回動が規制される。
When the
この吊りフック11を用いて荷物を吊るす際には、図2に示すように、フック部材12を開放位置において規制した状態で開口部42を開放し、荷物に掛け回された荷役用ロープ59の端部に形成された挿通孔にフック部材12を先端部から挿入することにより、荷役用ロープ59の端部をフック部材12に引っ掛ける。荷役用ロープ59の端部をフック部材12に引っ掛けた後、上記したと同様に、ロック軸30をばね53の付勢力に抗して押圧するとともに、フック部材12を回動させれば、閉鎖位置と開放位置との間において、図7(b)に示すように、大径軸部56と中径軸部55との段差部が受入溝31の右内側面34に当接した状態となる。この状態では、ロック軸30が進出した状態で維持されるので、大径軸部56と中径軸部55との段差部を受入溝31の右内側面34に摺接させつつ、フック支持部材13に対してフック部材12を回動させることができる。その後、閉鎖位置において、ロック軸30がばね53の付勢力によって退避し、大径軸部56の右端部が係止溝35内に入り込むことにより、フック支持部材13に対するフック部材12の回動が自動的に規制され、フック部材12から荷役用ロープ59の端部が抜け出ることを防止できる。
When suspending a load using the
このような吊りフック11では、閉鎖位置および開放位置において、ロック軸30をフック部材12の回動支点部29に係合させることにより、フック部材12のフック支持部材13に対する回動を規制することができる。したがって、回動支点部29をロック軸30に係合可能な形状にするだけで、フック部材12を閉鎖位置および開放位置において規制可能な構成を達成できるので、案内溝やこれに挿通する支持軸を設けるような構成と比較して、構造を簡素化できる。
In such a
また、ロック軸30によって、閉鎖位置および開放位置において、フック部材12のフック支持部材13に対する回動を規制することができるので、フック部材12を開放位置において規制した状態で、荷役用ロープ59の端部をフック部材12に容易に引っ掛けたり、外したりすることができるとともに、その後にフック部材12を回動させて閉鎖位置において規制することにより、フック部材12から荷役用ロープ59の端部が抜け出ることを防止できる。
Further, since the
したがって、安全かつ容易に荷物を吊り下げることができるとともに、構造が簡素化された、吊りフック11を提供することができる。
特に、回動支点部29の外周面に、閉鎖位置と開放位置とに対応する係止溝35を形成するだけで、フック部材12を閉鎖位置および開放位置において規制可能な構成を達成できるので、案内溝やこれに挿通する支持軸を設けるような構成と比較して、構造をより簡素化できる。
Therefore, it is possible to provide the
In particular, since the
また、閉鎖位置および開放位置においては、ロック軸30の退避により、ロック軸30を係止溝35に係止させて、フック支持部材13に対するフック部材12の回動を規制することができるとともに、この状態からロック軸30を進出させるだけで、係止溝35に対するロック軸30の係止を解除して、フック部材12を回動させることができる。したがって、より容易に荷物を吊り下げることができる。
In the closed position and the open position, by retracting the
しかも、ロック軸30をばね53の付勢力に抗して進出させるだけで、係止溝35に対するロック軸30の係止を解除して、フック部材12を回動させることができるとともに、閉鎖位置および開放位置においては、ロック軸30をばね53の付勢力によって退避させ、フック支持部材13に対するフック部材12の回動を自動的に規制することができるので、さらに容易に荷物を吊り下げることができる。そのため、たとえば、複数の荷役用ロープ59の挿通孔をフック部材12の先端部に順次挿入するときには、フック部材12をフック支持部材13に対して開放位置に位置させるのみで、その開放位置において、フック部材12のフック支持部材13に対する回動が規制されるので、荷役用ロープ59をフック部材12の先端部に引っ掛けようとする度に、開口部42を確保するために、フック部材12をフック支持部材13に対して回動させて、開放位置に位置させるなどの必要がなく、フック部材12に対する引っ掛け作業の効率化を図ることができる。また、この引っ掛け作業において、この吊りフック11では、フック部材12の先端部16の傾斜面25に形成された突起26と、フック部材12の先端部16の左右両側面22にそれぞれ形成された2つの突起23とによって、開放位置において、フック部材12に引っ掛けられた荷役用ロープ59の端部が抜け出ることを効果的に防止できる。
In addition, the
一方、荷役用ロープ59を引っ掛けた後には、上記したように、フック部材12をフック支持部材13に対して回動させ、閉鎖位置に位置させれば、その閉鎖位置において、フック部材12にフック支持部材13に対する回動が規制されるので、荷役用ロープ59がフック部材12の先端部から抜け出すことを確実に防止することができる。
そのため、安全かつ容易に荷物を吊り下げることができる。
On the other hand, after the
Therefore, it is possible to suspend a load safely and easily.
なお、フック部材12の回動支点部29に係合してフック部材12のフック支持部材13に対する回動を規制するためのロック部材は、ロック軸30に限らず、たとえば、フックやピンなどを含むものであってもよい。
また、フック支持部材13の先端部には、アイ36に限らず、小型のフックやその他の吊り下げ部材を取り付けることができる。
Note that the lock member for restricting the rotation of the
Further, not only the
11 吊りフック
12 フック部材
13 フック支持部材
14 回動軸
15 内側空間
23 突起(第2突部)
26 突起(第1突部)
28 挿通部
29 回動支点部
30 ロック軸
35 係止溝
53 ばね(付勢手段)
55 中径軸部(係止部)
DESCRIPTION OF
26 Protrusion (first protrusion)
28 Inserting
55 Medium-diameter shaft (locking part)
Claims (5)
前記フック部材は、前記回動軸を中心にして、
前記フック支持部材の先端部と前記フック部材の先端部との間が、閉鎖されるように近接する閉鎖位置と、
前記フック支持部材の先端部と前記フック部材の先端部との間が、開放されるように離間する開放位置と
に回動可能に構成されており、
前記フック部材の基端部は、前記回動軸が挿通される挿通部が形成されている回動支点部を備え、
前記回動支点部に係脱自在に係合して、前記閉鎖位置および前記開放位置において、前記フック部材の前記フック支持部材に対する回動を規制するためのロック部材を備えていることを特徴とする、吊りフック。 A suspension hook comprising a hook support member provided with a connecting portion for connecting to a suspension member at a base end portion thereof, and a hook member supported rotatably on the hook support member via a rotation shaft. ,
The hook member is centered on the rotation axis,
A closed position in which the tip of the hook support member and the tip of the hook member are close so as to be closed;
The front end portion of the hook support member and the front end portion of the hook member are configured to be rotatable to an open position that is separated so as to be opened,
The proximal end portion of the hook member includes a rotation fulcrum portion in which an insertion portion through which the rotation shaft is inserted is formed,
A lock member is provided that is detachably engaged with the rotation fulcrum and restricts the rotation of the hook member relative to the hook support member at the closed position and the open position. A hanging hook.
前記回動支点部の外周面には、前記閉鎖位置と前記開放位置とに対応して、前記係止部を係止する係止溝がそれぞれ形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の吊りフック。 The lock member includes a locking portion locked to the rotation fulcrum portion,
2. A locking groove for locking the locking portion is formed on the outer peripheral surface of the rotation fulcrum portion, corresponding to the closed position and the open position, respectively. Hanging hook described in.
前記ロック部材は、
前記閉鎖位置および前記開放位置においては、退避により、前記係止部が各前記係止溝に係合され、
前記閉鎖位置と前記開放位置との間においては、進出により、前記係止部の各前記係止溝に対する係止が解除されることを特徴とする、請求項2に記載の吊りフック。 The lock member is provided to be movable forward and backward along a direction orthogonal to the rotation direction of the hook member with respect to the outer peripheral surface of the rotation fulcrum portion.
The locking member is
In the closed position and the open position, by retraction, the locking portions are engaged with the locking grooves,
The suspension hook according to claim 2, wherein the locking of the locking portion with respect to each locking groove is released by advancement between the closed position and the open position.
前記閉鎖位置および前記開放位置においては、前記ロック部材が前記付勢手段の付勢力によって前記回動支点部に対して退避されることを特徴とする、請求項3に記載の吊りフック。 An urging means for urging the lock member in a direction to retract the rotation fulcrum;
The suspension hook according to claim 3, wherein the lock member is retracted from the rotation fulcrum portion by the urging force of the urging means in the closed position and the open position.
前記閉鎖位置において、前記フック部材および前記フック支持部材によって区画される内側空間側に向かって突出する第1突部と、
前記フック部材の回動方向に直交する方向の両端面からそれぞれ突出する2つの第2突部とが備えられていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の吊りフック。 At the tip of the hook member,
A first protrusion that protrudes toward the inner space defined by the hook member and the hook support member in the closed position;
The suspension hook according to any one of claims 1 to 4, further comprising two second protrusions respectively protruding from both end faces in a direction orthogonal to the rotation direction of the hook member.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004158257A JP2005335901A (en) | 2004-05-27 | 2004-05-27 | Hanging hook |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004158257A JP2005335901A (en) | 2004-05-27 | 2004-05-27 | Hanging hook |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005335901A true JP2005335901A (en) | 2005-12-08 |
Family
ID=35489886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004158257A Pending JP2005335901A (en) | 2004-05-27 | 2004-05-27 | Hanging hook |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005335901A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101274728B (en) * | 2007-12-18 | 2010-06-23 | 兰州连城陇兴铝业有限责任公司 | Connecting apparatus for catenary and aluminum guide stem |
CN103950829A (en) * | 2014-05-13 | 2014-07-30 | 郭斌 | Hoisting hook head for ship |
CN107055306A (en) * | 2017-04-19 | 2017-08-18 | 四川省隆昌诚信印务有限公司 | A kind of silicon steel post erecting by overhang |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4940170U (en) * | 1972-07-10 | 1974-04-09 | ||
JPS51105557A (en) * | 1975-02-10 | 1976-09-18 | Koronbusu Matsukinon Corp | |
JP3327904B2 (en) * | 2000-08-02 | 2002-09-24 | 象印チエンブロック株式会社 | Hanging hook |
-
2004
- 2004-05-27 JP JP2004158257A patent/JP2005335901A/en active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4940170U (en) * | 1972-07-10 | 1974-04-09 | ||
JPS51105557A (en) * | 1975-02-10 | 1976-09-18 | Koronbusu Matsukinon Corp | |
JP3327904B2 (en) * | 2000-08-02 | 2002-09-24 | 象印チエンブロック株式会社 | Hanging hook |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101274728B (en) * | 2007-12-18 | 2010-06-23 | 兰州连城陇兴铝业有限责任公司 | Connecting apparatus for catenary and aluminum guide stem |
CN103950829A (en) * | 2014-05-13 | 2014-07-30 | 郭斌 | Hoisting hook head for ship |
CN107055306A (en) * | 2017-04-19 | 2017-08-18 | 四川省隆昌诚信印务有限公司 | A kind of silicon steel post erecting by overhang |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6351121B2 (en) | Clamping system, gripping device for clamping system, and method of using clamping system | |
US9784019B2 (en) | Low profile computer security locks | |
JP5755846B2 (en) | Hole hanging jig | |
JP2007223762A (en) | Suspension hook | |
JP2005335901A (en) | Hanging hook | |
JP4299014B2 (en) | Pipe fitting | |
JP3704333B2 (en) | Board suspension | |
JP4791893B2 (en) | Security lock | |
JP3978274B2 (en) | Fixture | |
KR101549579B1 (en) | Purse Ring with Multistage Automatic Locking Device | |
JP2004245288A (en) | Brake cable connection device for drum brake | |
JP5149563B2 (en) | Hanging tool | |
JP2018146065A (en) | Falling-out stopper device | |
JP3593056B2 (en) | Hanging equipment | |
JP2011089315A (en) | Scaffold support connecting hook and safety belt | |
KR101908440B1 (en) | Hook device for rescue boat | |
JP3098256U (en) | Hanging tools | |
JP6317626B2 (en) | Suspension clamp for deformed workpiece | |
JP4927025B2 (en) | Stay | |
JP5270224B2 (en) | Hanging tool | |
KR100508054B1 (en) | Manhole cover opening fastening device | |
JP2006255297A (en) | Hook for safety belt | |
JP3638730B2 (en) | Hanging bracket for concrete product, method for inserting the same, and insert bush for mounting the hanging bracket | |
JP4727932B2 (en) | Last runner | |
JP6894214B2 (en) | Sockets and fittings consisting of sockets and plugs |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20070515 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100622 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20101019 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |