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JP2005332154A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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JP2005332154A JP2004149300A JP2004149300A JP2005332154A JP 2005332154 A JP2005332154 A JP 2005332154A JP 2004149300 A JP2004149300 A JP 2004149300A JP 2004149300 A JP2004149300 A JP 2004149300A JP 2005332154 A JP2005332154 A JP 2005332154A
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Isao Miyamoto
功 宮本
Naoki Sugiyama
尚樹 杉山
Yasunobu Shirata
康伸 白田
Atsushi Togami
敦 戸上
Masanori Oyama
真紀 大山
Tomoji Okawa
智司 大川
Taira Nishida
平 西多
Hiroshi Arai
博 荒井
Hiroyuki Kawamoto
啓之 川本
Koji Tone
剛治 刀根
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】画像処理装置内に蓄積されている画像データをネットワーク上のクライアントに送信する際、クライアントの要求条件にあわせた形式に変換して送信すること、および蓄積画像データの画像品質を向上させること。
【解決手段】原稿を読み取り画像データに変換して出力する読み取りユニット110と、前記読み取りユニットから出力された前記画像データを像域分離処理するスキャナ補正部111と、前記スキャナ補正部により像域分離処理された画像データを記憶するハードディスク125と、前記ハードディスクに記憶されている前記画像データをクライアントPC131と送受信するNIC126と、前記ハードディスクに記憶された前記画像データを前記クライアントPCから要求された形式に変換する画像フォーマット変換ユニット127と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
【選択図】 図1


Description

この発明は、装置内の記憶媒体に蓄積されている画像データを、ネットワークにより接続されている外部クライアントPCからの要求により転送する画像処理装置および画像処理方法に関する。
従来、ネットワークにデジタル複写機やスキャナ装置を接続し、デジタル複写機のスキャナ部やスキャナ装置で原稿画像をスキャンして、読み取った画像データをネットワークに接続されたコンピュータ等のほか端末に配信するネットワークスキャナなる機能が知られている。
たとえば、下記特許文献1では、汎用コンピュータシステムのアーキテクチャをベースにした拡張ボックスを有し、画像処理装置の画像入力部においてスキャンした画像を前記拡張ボックス内のハードディスク装置(スキャンボックス)に蓄積し、スキャンボックス内の画像ファイルを、ネットワークに接続された各コンピュータシステム間で共有するスキャンボックス機能を有する画像処理装置が提案されている。
前記スキャンボックス機能を用いる場合、まず、解像度、階調、倍率、読み込み面、画像サイズ、保存先などのスキャンパラメータを選択し、画像原稿を読み込む。つぎに、読み込んだ原稿の画像データを画像処理部に転送してスキャンパラメータにしたがった画像処理を実行する。ただし、画像出力を予定していないので、出力系データフォーマットを生成する必要はなく、RGB系からCMYK系への色座標系変換や階調補正、画像データの圧縮処理は省略される。また、画像処理後の画像データは拡張ボックスに転送される。
拡張ボックスでは、受信した画像データをハードディスク装置内の所定ディスク領域に割り当てられたスキャンボックスに一時保存し、全ての原稿ページを蓄積し終えると、ネットワークのクライアントがスキャンボックスから画像データを取り出す。
また、下記特許文献2、3においては、蓄積した画像のフォーマットを出力先に応じて変換する処理を省くことを目的として、あらかじめ複数回原稿画像の取り込みをおこない、1つの原稿画像に対して複数の画像データを記憶装置に蓄積する画像入出力装置、画像読取装置が提案されている。
特開2000−333026号公報 特開2002−271594号公報 特開2002−218164号公報
しかしながら、ハードディスク装置に蓄積されている画像データは、メモリの節約のために圧縮アルゴリズムで圧縮する際に専用のアルゴリズムで圧縮されることがある。そのため、前記特許文献1の発明では、ネットワーク上のクライアント(たとえばPCなど)に配信しても汎用のアプリケーションで画像を見たり、編集したりすることができないという問題点がある。
また、原稿をスキャンする際には、クライアントが操作部から解像度、階調、倍率、読み込み面、画像サイズ、保存先などのスキャンパラメータを選択する。読み込まれた画像データは画像処理部へ転送された後、前記スキャンパラメータにしたがった画像処理を受けた後にハードディスク装置に蓄積される。そのため、蓄積後の画像データに対して画像フォーマット変換ができず、ハードディスク装置に蓄積されている画像データを複数のクライアントが異なる画像フォーマット条件で受け取る要求がある場合、各クライアントの要求条件にあわせてスキャンし直さなければならない。
また、前記特許文献2,3の発明においては、出力先に応じて画像データのフォーマットを変換する必要がなくなるため時間的に見れば利点があるが、複数の画像データを記憶する必要があるため記憶装置の負荷が大きくなるという問題がある。さらに、画像データの蓄積の際におこなわれる画像処理は一括して処理がおこなわれるため、文字が読みにくくなってしまう。
上述した従来技術による問題点を解決するため、請求項1にかかる画像処理装置は、原稿を読み取り画像データに変換して出力する読み取り手段と、前記読み取り手段から出力された前記画像データを像域分離処理する像域分離処理手段と、前記像域分離処理手段により像域分離処理された画像データを記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶されている前記画像データを外部機器と送受信するネットワークインターフェースコントローラと、前記記憶手段に記憶された前記画像データを前記外部機器から要求された形式に変換するデータ形式変換手段と、を備えることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明によれば、蓄積されている画像データを外部機器に送信する際に、画像処理装置側で外部機器が扱うことのできる形式に変換して当該画像データを転送することができる。
また、請求項2の発明にかかる画像処理装置は、請求項1に記載の発明において、前記像域分離処理手段の処理結果により前記画像データに適合したフィルタ処理をおこなうフィルタ処理手段を備えることを特徴とする。
この請求項2に記載の発明によれば、像域分離処理手段の処理結果をもとに各領域に最適なフィルタを用いて画像処理をおこなうことにより、画質の向上を図ることができる。
また、請求項3の発明にかかる画像処理装置は、請求項2に記載の発明において、前記フィルタ処理手段は、前記像域分離処理手段の処理結果が文字領域の場合と文字領域以外の場合に異なるフィルタ処理をおこなうことを特徴とする。
この請求項3に記載の発明によれば、像域分離処理手段より文字領域の検出をおこない、その情報をもとにフィルタ処理をおこなうことで画像データの文字品質を向上することができる。
また、請求項4に記載の発明にかかる画像処理装置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記データ形式変換手段は、前記画像データを汎用データフォーマットから汎用データフォーマットへ変換することを特徴とする。
この請求項4に記載の発明によれば、送受信されるユニット間でのデータフォーマットを統一することができる。また、データ転送の効率化と画像品質の向上双方を保持したシステムにおいて、多値・2値データ双方の汎用データに対して、所定のデータ変換処理をおこなうことが可能となる。
また、請求項5の発明にかかる画像処理装置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記データ形式変換手段は、前記画像データを専用データフォーマットから汎用データフォーマットへ変換することを特徴とする。
この請求項5に記載の発明によれば、専用データフォーマットを取り込み可能とすることで、画像データの加工を容易におこなうことができる。また、データ転送の効率と画質品質の双方を保持したシステムにおいて、多値・2値データ双方の汎用データに対して、所定のデータ変換処理をおこなうことが可能となる。
また、請求項6に記載の発明にかかる画像処理装置は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、前記データ形式変換手段は、前記画像データに解像度変換をおこなうことを特徴とする。
この請求項6に記載の発明によれば、入力される多値データを主走査、副走査方向に任意の解像度(変倍率)に変換することが可能となる。さらに、主走査、副走査方向に補間画素を算出する際に、周辺の多値画素データを参照して所定の算出方式で補間画素を決定でき、テクスチャーを抑えた解像度変換をおこなうことができる。
また、請求項7に記載の発明にかかる画像処理装置は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の発明において、前記データ形式変換手段は、前記画像データに色空間変換をおこなうことを特徴とする。
この請求項7に記載の発明によれば、外部機器からの要求で記憶手段より画像データを読み出す際に、外部機器が要求する色空間へ色空間変換をおこない、外部機器が要求する色空間の画像データを確保することができる。
また、請求項8に記載の発明にかかる画像処理方法は、原稿を読み取り画像データに変換して出力する読み取り工程と、前記読み取り工程から出力された前記画像データを像域分離処理する像域分離工程と、前記像域分離工程により像域分離処理された画像データを記憶する記憶工程と、上記記憶工程に記憶されている前記画像データを外部機器と送受信する送受信工程と、前記記憶工程に記憶された前記画像データを前記外部機器から要求された形式に変換するデータ形式変換工程と、を含むことを特徴とする。
この請求項8に記載の発明によれば、蓄積されている画像データを外部機器に送信する際に、外部機器が扱うことのできる形式に変換してから当該画像データを転送することができる。
また、請求項9に記載の発明にかかる画像処理方法は、請求項8に記載の発明において、前記像域分離処理工程の処理結果により前記画像データに適合したフィルタ処理をおこなうフィルタ処理工程を含むことを特徴とする。
この請求項9に記載の発明によれば、像域分離工程の処理結果をもとに各領域に最適なフィルタを用いて画像処理をおこなうことにより、画質の向上を図ることができる。
また、請求項10に記載の発明にかかる画像処理方法は、請求項9に記載の発明において、前記フィルタ処理工程は、前記像域分離処理工程の処理結果が文字領域の場合と文字領域以外の場合に異なるフィルタ処理をおこなうことを特徴とする。
この請求項10に記載の発明によれば、像域分離処理工程より文字領域の検出をおこない、その情報をもとにフィルタ処理をおこなうことで画像データの文字品質を向上することができる。
また、請求項11に記載の発明にかかる画像処理方法は、請求項8〜10のいずれか一つに記載の発明において、前記データ形式変換工程は、前記画像データを汎用データフォーマットから汎用データフォーマットへ変換することを特徴とする。
この請求項11に記載の発明によれば、送受信されるユニット間でのデータフォーマットを統一することができる。また、データ転送の効率化と画像品質の向上双方を保持したシステムにおいて、多値・2値データ双方の汎用データに対して、所定のデータ変換処理をおこなうことが可能となる。
また、請求項12に記載の発明にかかる画像処理方法は、請求項8〜10のいずれか一つに記載の発明において、前記データ形式変換工程は、前記画像データを専用データフォーマットから汎用データフォーマットへ変換することを特徴とする。
この請求項12に記載の発明によれば、専用データフォーマットを取り込み可能とすることで、画像データの加工を容易におこなうことができる。また、データ転送の効率と画像品質の双方を保持したシステムにおいて、多値・2値データ双方の汎用データに対して、所定のデータ変換処理をおこなうことが可能となる。
また、請求項13に記載の発明にかかる画像処理方法は、請求項8〜12のいずれか一つに記載の発明において、前記データ形式変換工程は、前記画像データに解像度変換をおこなうことを特徴とする。
この請求項13に記載の発明によれば、入力される多値データを主走査、副走査方向に任意の解像度(変倍率)に変換することが可能となる。さらに、主走査、副走査方向に補間画素を算出する際に、周辺の多値画素データを参照して所定の算出方式で補間画素を決定でき、テクスチャーを抑えた解像度変換をおこなうことができる。
また、請求項14に記載の発明にかかる画像処理方法は、請求項8〜13のいずれか一つに記載の発明において、前記データ形式変換工程は、前記画像データに色空間変換をおこなうことを特徴とする。
この請求項14に記載の発明によれば、外部機器からの要求で記憶手段より画像データを読み出す際に,外部機器が要求する色空間へ色空間変換をおこない、外部機器が要求する色空間の画像データを確保することができる。
本発明にかかる画像処理装置および画像処理方法によれば、蓄積されている画像データをネットワーク上のクライアントに送信する際、クライアントの要求条件にあわせた形式に変換して送信することができる。また、像域分離処理の結果により各像域に適合したフィルタ処理をおこなうことにより画像データの画像品質が向上し、特に文字領域に対して有効である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理装置および画像処理方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1にかかる画像処理装置の構成について、図1を参照して説明する。図1は、実施の形態1にかかる画像処理装置100の構成を示す図である。画像処理装置100は、エンジン部101とプリンタコントローラ部102を有する。
エンジン部101は、読み取りユニット110ならびに作像ユニット116を中心として、画像処理装置100の画像入出力をおこなう。読み取りユニット110は、写真や文書などの画像原稿を読み取り、R,G,B(Red,Green,Blue)に色分解した画像データ(以下、「RGBデータ」という)としてスキャナ補正部111に出力する。
スキャナ補正部111は、読み取りユニット110により読み取られた画像データに対してスキャナγ処理、フィルタ処理、変倍処理をおこない、処理後の画像データをカラー・モノクロ多値データ固定長圧縮器112に出力する。
ここで、スキャナ補正部111で画像データにおこなわれる処理の詳細について、図2を参照して説明する。図2は、スキャナ補正部111の構成を示す図である。スキャナ補正部111は、スキャナγ処理部201、像域分離処理部202、フィルタ処理部203、変倍処理部204で構成される。読み取りユニット110より出力された画像データは、スキャナγ処理部201ならびに像域分離処理部202に入力される。
スキャナγ処理部201は、読み取りユニット110から入力されたRGBの画像データにスキャナγ処理をおこない、フィルタ処理部203に出力する。像域分離処理部202は、読み取りユニット110から入力された画像データに像域分離処理をおこない、フィルタ処理部203に出力する。
フィルタ処理部203は、各種フィルタで構成され、スキャナγ処理部201から出力された画像データに対して、像域分離処理部202の処理結果により、もっとも適切なフィルタ処理をおこなう。また、フィルタ処理部203は、フィルタ処理後の画像データを変倍処理部204に出力する。変倍処理部204は、フィルタ処理部203から出力されたフィルタ処理後の画像データに変倍処理をおこない、カラー・モノクロ多値データ固定長圧縮器112に出力する。
図1の説明にもどり、カラー・モノクロ多値データ固定長圧縮器112は、スキャナ補正部111により処理されたカラー、もしくはモノクロの画像データを固定長圧縮する。また、カラー・モノクロ多値データ固定長伸張器113は、固定長圧縮されたカラー、もしくはモノクロの画像データを伸張する。カラー・モノクロ多値データ固定長圧縮器112ならびにカラー・モノクロ多値データ固定長伸張器113は、それぞれ汎用バス105に接続されている。
プリンタ補正部114は、カラー・モノクロ多値データ固定長伸張器113が伸張した画像データに色補正、プリンタγ補正、中間調処理等をおこない、GAVD115に出力する。
ここで、プリンタ補正部114で画像データにおこなわれる処理の詳細について、図3を参照して説明する。図3は、プリンタ補正部114の構成を示す図である。カラー・モノクロ多値データ固定長圧縮器112で圧縮された画像データは、色補正処理部301で色補正処理を施され、RGBデータからCMYKデータへと変換される。そして、プリンタγ処理部302でプリンタγ処理を施され、CMYK各色8bitのデータとなる。さらに、中間調処理部303で中間調処理を施され、各色2bitのデータとなり、GAVD115に出力される。
図1の説明にもどり、GAVD(ゲート・アレイ・ビデオ・ドライバ)115は、プリンタ補正部114から出力された画像データをもとに、作像ユニット116のLD(レーザーダイオード)を制御するLD制御信号を出力する。作像ユニット116は、LDを用いた光走査装置により画像を形成し、転写紙上に出力する。このLDは、GAVD115から出力されるLD制御信号により制御される。また、エンジンコントローラ117は、CPUバス118によりスキャナ補正部111ならびにプリンタ補正部114と接続され、スキャナ補正部111ならびにプリンタ補正部114を制御している。
つぎに、プリンタコントローラ部102の構成について説明する。プリンタコントローラ部102はプリンタコントローラ120を中心として構成される。プリンタコントローラ120は、カラー可変長可逆圧縮データ伸張器121とモノクロ2値可変長可逆圧縮データ伸張器122を有している。カラー可変長可逆圧縮データ伸張器121は、可変長可逆圧縮されたカラーの画像データを伸張する。また、モノクロ2値可変長可逆圧縮データ伸張器122は、可変長可逆圧縮されたモノクロ2値の画像データを伸張する。
また、プリンタコントローラ120は、汎用バス105、NIC(Network Interface Card)126、ハードディスク(HDD)125と接続され、それぞれに画像データの入出力をおこなっている。また、プリンタコントローラ120は、CMYK(Cyan−Magenta−Yellow−blacK)の各色ごとに独立した半導体メモリ123a〜123dを有している。
ハードディスク125は、プリンタコントローラ120から出力された画像データならびに当該画像データに付加されたモード情報を記憶保持する。なお、モード情報の詳細については、後述する。NIC126は、ネットワーク130と接続され、クライアントPC131などとのデータの送受信を可能としている。
画像フォーマット変換ユニット127は、HDD125に記憶された画像データに所定の画像処理をおこなう。所定の画像処理とは、フィルタ処理、γ変換処理、データ圧縮処理などである。この処理は、クライアントPC131からの画像データ取得要求に付帯した情報(たとえば解像度、フィルタ処理の種類、γ変換の種類、中間調処理の種類、汎用圧縮方式の種類や有無など)にもとづいておこなわれる。
また、FAXコントローラ140は、画像処理装置100内の画像データをFAXデータに変換し、公衆回線142を介して図示しない外部のFAXに送信する。また、図示しない外部のFAXから受信したFAXデータを、画像処理装置100で取り扱うことのできる形式に変換する。FAXコントローラ140は、モノクロ2値可変長可逆圧縮データ伸張器141を有する。モノクロ2値可変長可逆圧縮データ伸張器141は、可変長可逆圧縮されたモノクロ2値の画像データを伸張する。
つぎに、画像処理装置100の動作について図1を参照して説明する。まず、画像処理装置100において、読み取りユニット110により読み取った画像データをハードディスク125に蓄積する場合の動作について説明する。
はじめに、読み取りユニット110に原稿画像をセットし、原稿画像の読み取りをおこなう。読み取られた原稿画像は、R,G,Bに色分解された画像データとしてスキャナ補正部111に出力され、スキャナ補正部111によりスキャナγ処理、像域分離処理、フィルタ処理、変倍処理等がおこなわれる。
これらの処理は、操作パネルなどより設定される操作モード情報によってモードに適した処理がおこなわれる。ここで、操作モードとは操作パネルなどよりユーザが選択することができる画質モードであり、たとえば、文字モード、文字写真モード、写真モードや、原稿を濃くする、薄くするなどのノッチ情報などである。このモード情報は、ハードディスク125に画像データとともに記憶される。
スキャナ補正部111により各処理を施された画像データは、各色RGB8bitの色データである。この色データは、カラー・モノクロ多値データ固定長圧縮器112によって各色nbit(n<=8)の色データに変換され、汎用バス105を通ってプリンタコントローラ120に出力される。プリンタコントローラ120は、カラー・モノクロ多値データ固定長圧縮器112から出力された色データをハードディスク125に蓄積する。
これにより、ハードディスク125に蓄積されるデータ(以下、「蓄積画像データ」という)は、RGBの画像データであり、当該蓄積画像データに対し外部、たとえばネットワーク130を介して接続されているクライアントPC131等から取得要求があった場合、画像処理装置100内の画像フォーマット変換ユニット127において、クライアントPC131が扱うことができる形式に変換して転送することができる。
また、蓄積画像データは、像域分離処理部202により像域分離処理され、フィルタ処理部203により各像域に適したフィルタ処理がおこなわれているため、画像品質の高い画像をハードディスク125に蓄積することができる。
ここで、スキャナ補正部111の像域分離処理部202ならびにフィルタ処理部203がおこなう処理の詳細について説明する。像域分離処理部202は、読み取りユニット110から出力された画像データに像域分離処理をおこない、フィルタ処理部203に出力する。フィルタ処理部203では、像域分離処理部202の分離結果をもとに各像域に適したフィルタ処理をおこなう。
像域分離処理は、文字と絵柄が混在した原稿を読み取る場合の画像品質の向上を図るための処理である。原稿を読み取る際、文字をきれいに読み取るモードにすると網点がつぶれ、逆に絵柄をきれいに読み取るモードにすると文字がかすれてしまう場合がある。これを避けるため、像域分離処理によって文字と絵柄領域を分離し、各々の領域に最適なフィルタ処理をおこない画像品質の向上を図るものである。
まず、像域分離処理部202の構成について図4を参照して説明する。図4は、像域分離処理部202の構成を示す図である。白背景分離回路401は、読み取りユニット110が取り込んだ画像データの中から白地領域を検出し、検出結果を白地領域の場合1、非白地領域の場合0の信号として総合判定回路405に出力する。エッジ分離回路402は、読み取りユニット110が取り込んだ画像データの中から文字エッジを検出し、検出結果をエッジ分離領域の場合1,非エッジ分離領域の場合0の信号として総合判定回路405に出力する。
また、網点分離回路403は、読み取りユニット110が取り込んだ画像データの中から網点領域を検出し、検出結果を網点領域の場合1、非網点領域の場合0の信号として総合判定回路405に出力する。色分離回路404は、読み取りユニット110が取り込んだ画像データの中から有彩部分を検出し、検出結果を有彩領域の場合1、無彩領域の場合0の信号として総合判定回路405に出力する。
総合判定回路405は、これらの4つの回路から出力をもとに、処理対象の画像が黒文字(図10(a))、色文字(b)、白地(c)、絵柄(d)のいずれであるかを判定し、文字/絵柄領域信号としてフィルタ処理部203へ出力する。
ここで、エッジ分離回路402の詳細な構成について図5,6を参照して説明する。図5はエッジ分離回路402の構成を示す図である。文字領域は、高レベル濃度の画素と低レベル濃度の画素(以下、黒画素、白画素と呼ぶ)が多く、かつ、エッジ部分では、これらの黒画素および白画素が連続している。エッジ分離回路402は、このような黒画素および白画素それぞれの連続性にもとづいて文字エッジを検出する。
図5において、3値化処理部501は、2種の閾値TH1,TH2を用いて画像データに対する3値化(白画素<TH1、TH1≦中間調画素<TH2、TH2≦黒画素)をおこなう。閾値TH1,TH2の決め方は任意であるが、たとえば入力画像信号が0から255までの256階調(0=白)で表される場合、TH1=20、TH2=80に選ぶことができる。
3値化後の画像信号に対し、黒連続画素検出部502は黒画素が連続する箇所を、白連続画素検出部503は白画素が連続する箇所を、それぞれパターンマッチング処理により検出する。パターンマッチング処理には、図6に示す3×3画素のパターンが用いられる。図6はパターンマッチング処理について説明するための図である。図6中、Aに示す領域は黒画素であることを示している。また、Bに示す領域は白画素、Cに示す領域はパターンマッチング処理において考慮しない領域をそれぞれ示している。
黒連続画素検出部502は、図6中601〜604に示したいずれかのパターンにマッチングした画素(図6の例では3×3画素の中央画素)を黒連続画素として検出する。同様に、白連続画素検出部503は図6中605〜608に示したいずれかのパターンにマッチングした画素(3×3画素の中央画素)を白連続画素として検出する。
近傍検出部504では、黒連続画素検出部502および白連続画素検出部503の検出結果について、黒連続画素と白連続画素が近傍にあるか否かを調べることにより、エッジ領域と非エッジ領域を判定する。たとえば本実施例においては、5×5画素単位のサイズのブロックごとにその内部に黒連続画素と白連続画素がそれぞれ1つ以上存在するときに、そのブロックをエッジ領域と判定し、それ以外の場合は非エッジ領域と判定する。そして、エッジ領域と判定したブロック内の画素に対応して“1”を出力し、非エッジ領域と判定したブロック内の画素に対応して“0”を出力する。
つぎに、網点分離回路403の詳細な構成について図7〜9を参照して説明する。図7は網点分離回路403の構成を示す図である。網点領域では、高い濃度値を持つ画素と低い濃度値を持つ画素が交互に周期的に現れる。網点分離回路403は、この高い濃度値または低い濃度値を持つピーク画素を検出することによって網点領域を識別する。
ピーク画素検出部701は、演算によりピーク画素を検出する。図8はピーク画素検出部701のピーク検出演算を説明するための図である。図8は、中央画素800を注目画素とし、周辺画素801〜808の3×3画素を示している。ピーク画素検出部701は、被検出領域を3×3画素に分割し、各々が以下に示す条件A,Bを満たすか判断する。そして、条件A,Bを同時に満たす場合に、中央画素800をピーク画素として検出する。
条件A:中央画素800の濃度レベル(L)が周辺画素801〜808のいずれの濃度レベルと比較しても高い、または低い。
条件B:中央画素800の濃度レベル(L)と、中央画素800を挟んで対角線上にある周辺画素のペア(たとえば803と807など)の濃度レベル(a,b)が、4ペア全てについて、
|2×L−a−b|>TH3
の関係にある。(ただし、TH3は固定の閾値)
つぎに、網点領域検出部702は、4×4画素を1単位のブロックとし、ピーク画素検出部701で検出されたピーク画素が1つ以上存在するならば同ブロックを網点候補領域、ピーク画素が1つも存在しなければ同ブロックを非網点候補領域として検出する。以下、この4×4画素を1単位とするブロック単位で網点候補領域の判定をおこなう。
網点領域判定部703は、網点領域検出部702による検出結果に対して最終的な網点/非網点の判定をおこなう。図9は網点領域判定部703の網点領域判定を説明するための図である。図9では、中央ブロック900を注目ブロックとし、周辺ブロック901〜908の3×3ブロックを示している。これらのブロックはいずれも4×4画素で構成されている。
網点領域判定部703は、中央ブロック900を中心として、周辺ブロック901〜908において、4ブロック以上が網点候補領域であれば中央ブロック900を網点領域と判定し、それ以外の場合は中央ブロック900を非網点領域と判定する。そして、網点領域と判定されたブロック内の画素に対応して“1”を出力し、非網点領域と判定されたブロック内の画素に対応して“0”を出力する。
総合判定回路405は、このようにして得られた各回路の分離結果(1、0)を受けて、図10の表1000に示すような判定をおこなう。図10は、総合判定回路405による判定結果を示す表である。すでに説明したように、像域分離処理部202内の各回路は判定情報を1もしくは0の信号を出力している。総合判定回路405は、これらの4つの回路から出力をもとに、処理対象の画像が黒文字(図10(a))、色文字(b)、白地(c)、絵柄(d)のいずれであるかを判定し、文字/絵柄領域信号としてフィルタ処理部203へ出力する。
以上のような構成により、像域分離処理部202は像域分離処理を実現している。そして、フィルタ処理部203は、像域分離処理部202が出力した文字/絵柄領域信号にもとづいて各領域にもっとも適当なフィルタ処理をおこなう。
つぎに、フィルタ処理部203が像域分離処理部202が出力する文字/絵柄領域信号にもとづいておこなうフィルタ処理について図11〜14を参照して説明する。前述のように、フィルタ処理部203は、像域分離処理部202が出力した文字/絵柄領域信号にもとづいて各領域にもっとも適当なフィルタ処理をおこなう。図11〜13はフィルタ処理係数の一例を示す表である。
たとえば、ある部分が文字部と判断された場合、同部分にはたとえば、図11の表1101に示すような係数にもとづくエッジ強調フィルタ処理をおこなう。また、絵柄部における網点部と判定された部分に対してはモアレ除去のため、たとえば図12の表1201に示すような強平滑化のフィルタ係数によって強平滑化フィルタ処理おこなう。それ以外に対しては、たとえば図13の表1301に示すような弱平滑化のフィルタ係数によって弱平滑化フィルタ処理をおこなう。
また、黒文字領域と判定された部分のRGB値を、それぞれ等しく揃える処理をおこなったのちに、上記の処理をおこなう構成であってもよい。図14は、フィルタ処理部203周辺の構成を示すブロック図である。図2と同じ構成の箇所については説明を省略する。図14に示す構成において、像域分離処理部202で黒文字と判断された場合(if(kuromoji==1))、スキャナγ処理部201から出力された画像データのRGB値を、R,G,Bそれぞれ等しくする処理をおこなう(then R=G,B=G)。
この処理をおこなうことで、黒文字領域と判定された部分の色のばらつきを低減することができ、文字品質を向上することができる。また、この処理をおこなった画像データを紙に出力するような場合、あらかじめ黒文字領域のRGB値がそれぞれ同じ値に揃っているので、同画像データに色変換処理をおこなう場合、簡易に黒文字部分を検出することができる。
黒文字領域を含む画像データを紙に出力する場合、黒文字領域を検出することは通常おこなわれない。そのため、たとえばコピーとして出力した画像に比較して文字領域の画像品質が劣り、見づらいものとなってしまう。そこで、このような構成によって黒文字領域を検出し、検出した部分について文字用の処理をおこなえば、画像の出力にあたって文字品質が格段に向上する。
さらに、黒文字領域と判定された部分を独自のγ値へ変換したのちに、上記のようなRGB値に対する処理をおこなう構成であってもよい。図15は、変換前後のγ値を示すグラフである。横軸は変換前のγ値、縦軸は変換後のγ値である。また、線分1501は絵柄領域のγ値特性を示し、線分1502は黒文字領域のγ値特性を示している。
このように、黒文字領域傾と絵柄領域のγ値変換をそれぞれに適した特性にあわせておこなうことにより、黒文字領域と判定された部分の画像品質、すなわち文字品質をさらに向上させることができる。
以上説明したように、像域分離処理をおこない、文字領域、絵柄領域などを判定した上でそれぞれ最適なフィルタを用いて画像処理をおこなうことにより、画像品質の向上を図ることができる。また、処理後の画像データを蓄積することで、それぞれの領域に適した処理をおこなった画像を蓄積することができる。特に、文字領域の検出をおこない、その情報をもとに処理をおこなうことで、蓄積画像データの文字品質が向上する。
つぎに、ハードディスク125に記憶されている画像データを、作像ユニット116により作像する場合の動作について説明する。ハードディスク125に記憶されている画像データは、一度半導体メモリ123a〜123dに展開されたのち、汎用バス105を通りエンジン部101に出力される。このように、画像データを半導体メモリ123a〜123dに展開するのは、プリントアウト時に用紙がつまるなどして印字が正常に終了しなかった場合に、再度原稿の読み込みをおこなうことを避けるためである。また、電子ソートをおこなうこともできる。
エンジン部101に出力された画像データは、カラー・モノクロ多値データ固定長伸張器113により、再び各色RGB8bitの画像データに変換され、プリンタ補正部114に出力される。プリンタ補正部114は、色補正処理により当該画像データの色信号をRGBからCMYKへと変換する。つぎに、CMYKの各色に対してプリンタγ補正をおこなったのち、GAVD115および作像ユニット116にあわせた中間調処理をおこなう。これらの処理は、スキャナ補正部111の処理同様、ハードディスク125に当該画像データとともに蓄積されたモード情報によって、それぞれのモードに適した処理が施される。
プリンタ補正部114による処理がおこなわれた画像データは、GAVD115によりLD制御信号に変換され、作像ユニット116により転写紙に出力される。以上のような動作により、画像処理装置100は、ハードディスク125に記憶されている画像データを作像ユニット116により作像する。
つぎに、画像処理装置100によりコピー処理をおこなう場合の動作を説明する。はじめに、読み取りユニット110に原稿画像をセットし、原稿画像の読み取りをおこなう。読み取られた原稿画像は、R,G,Bに色分解された画像データとしてスキャナ補正部111に出力され、スキャナ補正部111によりスキャナγ処理、像域分離処理、フィルタ処理、変倍処理がおこなわれる。これらの処理は、前述のように操作パネルなどより設定されるモードに適した処理となっている。
スキャナ補正部111による処理後の画像データは、各色RGB8bitの色データである。当該画像データは、カラー・モノクロ多値データ固定長圧縮器112によって各色nbit(n<=8)の色データに変換され、汎用バス105を通ってプリンタコントローラ120に出力される。プリンタコントローラ120は、出力された画像データを半導体メモリ123a〜123dにCMYK各色ごとに蓄積するとともに、汎用バス105を介してエンジン部101に出力する。
エンジン部101に出力された画像データは、カラー・モノクロ多値データ固定長伸張器113により、再び各色RGB8bitの画像データに変換され、プリンタ補正部114に出力される。プリンタ補正部114は、色補正処理により当該画像データの色信号をRGBからCMYKへと変換する。つぎに、CMYKの各色に対してプリンタγ補正をおこなったのち、GAVD115および作像ユニット116にあわせた中間調処理をおこなう。
プリンタ補正部114による処理がおこなわれた画像データは、GAVD115によりLD制御信号に変換され、作像ユニット116により転写紙に出力される。以上のような動作により、画像処理装置100はコピー処理をおこなう。
つぎに、クライアントPC131から画像処理装置100内に蓄積された画像データの取得要求があった場合の動作について説明する。まず、クライアントPC131は、ネットワーク130を介して画像処理装置100に所定の画像データの取得要求をおこなう。
クライアントPC131からの画像データ取得要求には、どのような画質のデータを取得するか、たとえば解像度、フィルタ処理の種類、γ変換の種類、中間調処理の種類、汎用圧縮方式の種類や有無などの指定情報(付帯情報)が含まれている。画像フォーマット変換ユニット127は、ハードディスク125に蓄積されている画像データのうち取得要求のあったものに対し付帯情報にしたがった画像処理をおこない、指定された画像フォーマットへ変換する。変換後の画像データは、NIC126を介してクライアントPC131に送信される。
画像データの取得要求時には、画像処理装置100とクライアントPC131において、このように画像データ以外にも画像データの付帯情報の通信がおこなわれる。クライアントPC131がどのような画質の画像データを要求するかについては、XML言語などの汎用形式で通信がおこなわれており、この付帯情報の中に全ての画像処理パラメータが記載されている。
以上のように、実施の形態1にかかる画像処理装置100によれば、クライアントPC131から取得要求のあった画像データを画像フォーマット変換ユニット127で付帯情報にしたがった画像処理をおこなうことができる。これにより、クライアントPC131が当該取得要求のあった画像データを取得、閲覧、加工をおこなうことができる。
さらに、画像処理装置100に蓄積されている画像データは像域分離処理が施されており、それぞれの領域に最適なフィルタを用いて画像処理をおこなっているため、画像品質の向上を図ることができる。また、処理後の画像データを蓄積することで、それぞれの領域に適した処理をおこなった画像を蓄積することができる。特に、文字領域の検出をおこない、その情報をもとに処理をおこなうことで、蓄積画像データの文字品質が向上する。
(実施の形態2)
実施の形態2にかかる画像処理装置において、入出力される画像データは多値の圧縮データである。多値データ圧縮方式には、汎用フォーマットおよび専用フォーマットがあり、そのデータの使用目的などにより使い分けられている。なお、これ以外の構成については、実施の形態1にかかる画像処理装置100と同様であるので説明を省略する。
まず、入力される多値データは多値データ圧縮方式によってデータ圧縮された汎用データフォーマットであり、出力する画像データは多値データ圧縮方式によって圧縮された汎用データフォーマットとした構成について図16を参照して説明する。図16は実施の形態2にかかる画像処理装置のデータ形式変換部の構成を示すブロック図である。ここでは、汎用の圧縮伸張方式としてJPEG方式を用いている。
画像フォーマット変換ユニット127に入力される多値データは、JPEGによって圧縮されている。画像フォーマット変換ユニット127内では、JPEG伸張部1601によりJPEG圧縮されている入力データを伸張し、多値データに復元する。つぎに、復元されたデータに対し、画像処理部1602で所定の画像処理をおこなう。さらに、所定の画像処理後のデータをJPEG圧縮部1603でJPEG圧縮したのち、外部に出力する。これにより画像フォーマット変換ユニット127から出力されるデータは、汎用データフォーマットとなる。
このように、JPEGをはじめとする標準化された汎用データフォーマット(たとえば、2値データである場合はMHMR/MMR方式など)でデータの送受信をおこなうことで、送受信されるユニット間でのデータフォーマットを統一することが可能となる。さらに、データ送受信効率とデータ品質(画像品質)の双方を維持したデータ形式変換システムが構築可能となる。
つぎに、入力される多値データは多値データ圧縮方式によってデータ圧縮された専用データフォーマットであり、出力する多値データは多値圧縮方式によって圧縮された汎用データフォーマットとした構成を図17を参照して説明する。図17は実施の形態2にかかる画像処理装置のデータ形式変換部の他の構成を示すブロック図である。
画像フォーマット変換ユニット127に入力されるデータは、専用ブロック固定長圧縮されている。入力されたデータは、ブロック固定長伸張部1701によりブロック固定長伸張され、多値データに復元される。ブロック固定長伸張によれば、圧縮効率やデータ加工効率を維持することができる。
ブロック固定長伸張部1701により伸張された多値データは、画像処理部1702により所定の画像処理がおこなわれる。そして、所定の処理後のデータをJPEG圧縮部1703においてJPEG圧縮することによって汎用データフォーマットの状態で出力する。
このように、専用データフォーマットがブロック固定長圧縮データであることによって、特に画像データによる圧縮率の変動を固定化して管理できる。さらに、ブロック単位で取り扱うことで、データ回転、並び替え等のデータ加工が容易となる。
ブロック固定長符号化、復号の方式としてはGBTC(Generalized Block Truncation Coding)アルゴリズムを使用したものが知られている。参考文献として、越智、小林、山本、茨木著、「濃淡画像の差分適応ブロック符号化」、画像電子学会予稿、1985年がある。
また、出力されるデータがJPEGのように標準化されている汎用データフォーマットであることにより、送信されるユニットでのデータフォーマットを統一することが可能となる。さらに、データ品質とデータ送受信効率の双方を維持したデータ形式変換システムが、構築可能となる。図示の例では、汎用データフォーマットとしてJPEG方式を用いたが、これには限られない。たとえばデータが2値データである場合はMHMR/MMR方式などの標準的な圧縮伸張方式を用いてもよい。
以上のように、実施の形態2にかかる画像処理装置によれば、画像処理装置内部で扱われる画像データが専用または汎用の画像フォーマットに変換してある場合においても、実施の形態1にかかる画像処理装置100と同様の画像処理を施して、クライアントPCに転送することができる。
このとき、汎用フォーマットによれば、送受信されるユニット間でのデータフォーマットを統一することができ、さらにデータ転送の効率と画像品質の双方を保持したシステムにおいて、多値、2値データ双方の汎用データに対して、所定のデータ変換処理をおこなうことができる。
また、専用データフォーマットによれば、回転、矩形処理などの画像データ加工が容易となる。さらに、データ転送の効率と画像品質の双方を保持したシステムにおいて、多値、2値データ双方の汎用データに対して、所定のデータ変換処理をおこなうことができる。
(実施の形態3)
実施の形態3にかかる画像処理装置では、クライアントPC131に画像処理装置内に蓄積されている画像データを送信する際に、画像フォーマット変換ユニット127により所定の変換をおこなうものである。なお、この他の構成は実施の形態1にかかる画像処理装置100と同様であるので、図1と同じ符号を用い、説明を省略する。
まず、対象画素データが多値データであり、主走査と副走査双方に任意の解像度への変換をおこなう構成を図18〜20を参照して説明する。図18は実施の形態3にかかる画像処理装置の解像度変換部1800の構成を示すブロック図である。解像度変換部1800は、主走査方向解像度変換部1801と副走査方向解像度変換部1802により構成される。
主走査方向解像度変換部1801は、画像フォーマット変換ユニット127に入力される多値データに対して主走査方向に解像度変換をおこなう。また、副走査方向解像度変換部1802に変換後のデータを出力する。副走査方向解像度変換部1802は、主走査方向解像度変換部1801から出力されたデータに対し、副走査方向に解像度変換をおこない、画像フォーマット変換ユニット127から出力する。
主走査方向解像度変換部1801の構成について、図19を参照して説明する。図19は主走査方向解像度変換部1801の構成を示すブロック図である。FF(フリップフロップ回路)1901ならびに画素補間部1902は、入力多値データに主走査方向の画素補間をおこない、指定された解像度へとデータ数を変換する。変換後のデータは、副走査方向解像度変換部1802へと出力される。補間する画素データ値の算出方式としては、最近接画素置換法、隣接2画素加重平均法、3次関数コンボリューション法などが知られており、これらの方法を用いることが可能である。
副走査方向解像度変換部1802の構成について図20を参照して説明する。図20は副走査方向解像度変換部1802の構成を示すブロック図である。副走査ライン蓄積メモリ2001は、1ラインメモリ2002を複数有する。1ラインメモリ2002は、主走査方向解像度変換後の1ライン分のデータを蓄積可能である。画素補間部2003は、副走査方向の参照画素データを元に補間画素値を算出し、補間をおこなう。補間画素値の算出方式は、主走査方向と同様に最近接画素置換法、隣接2画素加重平均法、3次関数コンボリューション法などを用いることを想定する。
以上のような構成により、画像処理装置に入力される多値データを主走査、副走査方向に任意の解像度(変倍率)に変換することが可能となる。さらに、主走査、副走査方向に補間画素を算出する際に、周辺の多値画素データを参照して所定の算出方式で補間画素を決定でき、テクスチャーを抑えた解像度変換をおこなうことができる。
つぎに、多値の画像データに対し色変換機能を果たす色変換機能を備えた構成について図20〜23を参照して説明する。色空間変換には各種の方法が知られているが、ここではテーブル補間法による構成例を示す。図21はテーブル補間法を説明するための図である。まず、図21に示すように入出力色空間上の単位立方体2100の各軸を8分割し、入力色空間を上位と下位にわける。そして、上位でLUT(Look Up Table)を参照し、下位で3次元補間をおこなう。このような構成により、精密な出力を得ることができる。
3次元補間法においても各種の方法が知られているが、ここでは四面体補間法による構成例を図22,23を参照して説明する。図22,23は四面体補間法について説明するための図である。まず、入力色空間を複数の単位立方体に分割する。そして、入力色信号P(x,y,z)を内包する単位立方体2200を選択する。なお、図22中P1〜P8は、単位立方体2200の各頂点を示している。そして、選択された単位立方体2200内でのPの下位座標(x’,y’,z’)を求める。
つぎに、単位立方体2200をx=y面2201、y=z面2202、x=z面2203により分割する。これにより、単位立方体2200は6個の単位四面体に分割される。図23は、分割された単位四面体のうちPを含む単位四面体2301を示している。つぎに、入力色信号Pの上位座標(x、y、z)により選択された単位四面体の分割境界点(P1〜P8)のパラメータ(以下格子点パラメータとする)をLUTより参照する。
そして、下位座標の大小比較により単位四面体を選択し、単位四面体ごとに線形補間をおこない、座標Pでの出力値Poutを求める。各単位四面体の線形補間の式は、座標Pの下位座標(x’,y’,z’)の大小関係により下式(1)〜(6)のいずれかで表される。なお、下記式(1)〜(6)において、Lは単位立方体の一辺の長さである。
(x’<y’<z’)Pout=P2+(P5−P7)×x’/L+(P7−P8)×y’/L+(P8−P2)×z’/L・・・(1)
(y’≦x’<z’)Pout=P2+(P6−P8)×x’/L+(P5−P6)×y’/L+(P8−P2)×z’/L・・・(2)
(y’<z’≦x’)Pout=P2+(P4−P2)×x’/L+(P5−P6)×y’/L+(P6−P4)×z’/L・・・(3)
(z’≦y’≦x’)Pout=P2+(P4−P2)×x’/L+(P3−P4)×y’/L+(P5−P3)×z’/L・・・(4)
(z’≦x’<y’)Pout=P2+(P3−P1)×x’/L+(P1−P2)×y’/L+(P5−P3)×z’/L・・・(5)
(x’<z’≦y’)Pout=P2+(P5−P7)×x’/L+(P1−P1)×y’/L+(P7−P1)×z’/L・・・(6)
以上のような構成により、クライアントPC131からの要求で画像処理装置のハードディスク125より画像データを読み出す場合に、ハードディスク125内の色空間からクライアントPC131が要求する色空間へ変換する色空間変換をおこなうことができ、クライアントが要求する色空間の画像データを確保することができる。
以上説明したように、実施の形態3にかかる画像処理装置によれば、ハードディスク125に蓄積されている画像データをクライアントPC131からの取得要求により転送する場合、画像処理装置内部で取得要求にあわせた解像度変換または色空間変換をおこなうことができる。
以上のように、本発明にかかる画像処理装置および画像処理方法は、画像処理装置内の記憶媒体に蓄積されている画像データを、ネットワークにより接続されている外部クライアントPCなどの要求により転送する際に有用であり、特にデジタル複写機、ファクシミリ、スキャナなどに適している。
実施の形態1にかかる画像処理装置100の構成を示す図である。 スキャナ補正部111の構成を示す図である。 プリンタ補正部114の構成を示す図である。 像域分離処理部202の構成を示す図である。 エッジ分離回路402の構成を示す図である。 パターンマッチング処理について説明するための図である。 網点分離回路403の構成を示す図である。 ピーク画素検出部701のピーク検出演算を説明するための図である。 網点領域判定部703の網点領域判定を説明するための図である。 総合判定回路405による判定結果を示す図表である。 フィルタ処理係数の一例を示す図表である。 フィルタ処理係数の一例を示す図表である。 フィルタ処理係数の一例を示す図表である。 フィルタ処理部203周辺の構成を示すブロック図である。 変換前後のγ値を示すグラフである。 実施の形態2にかかる画像処理装置のデータ形式変換部の構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる画像処理装置のデータ形式変換部の他の構成を示すブロック図である。 実施の形態3にかかる画像処理装置の解像度変換部1800の構成を示すブロック図である。 主走査方向解像度変換部1801の構成を示すブロック図である。 副走査方向解像度変換部1802の構成を示すブロック図である。 テーブル補間法を説明するための図である。 四面体補間法について説明するための図である。 四面体補間法について説明するための図である。
符号の説明
100 画像処理装置
101 エンジン部
102 プリンタコントローラ部
105 汎用バス
110 読み取りユニット
111 スキャナ補正部
112 カラー・モノクロ多値データ固定長圧縮器
113 カラー・モノクロ多値データ固定長伸張器
114 プリンタ補正部
115 GAVD
116 作像ユニット
117 エンジンコントローラ
118 CPUバス
120 プリンタコントローラ
121 カラー可変長可逆圧縮データ伸張器
122 モノクロ2値可変長可逆圧縮データ伸張器
123a〜123d 半導体メモリ
125 ハードディスク
127 画像フォーマット変換ユニット
130 ネットワーク
140 FAXコントローラ
141 モノクロ2値可変長可逆圧縮データ伸張器
142 公衆回線



Claims (14)

  1. 原稿を読み取り画像データに変換して出力する読み取り手段と、
    前記読み取り手段から出力された前記画像データを像域分離処理する像域分離処理手段と、
    前記像域分離処理手段により像域分離処理された画像データを記憶する記憶手段と、
    上記記憶手段に記憶されている前記画像データを外部機器と送受信するネットワークインターフェースコントローラと、
    前記記憶手段に記憶された前記画像データを前記外部機器から要求された形式に変換するデータ形式変換手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記像域分離処理手段の処理結果により前記画像データに適合したフィルタ処理をおこなうフィルタ処理手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記フィルタ処理手段は、前記像域分離処理手段の処理結果が文字領域の場合と文字領域以外の場合に異なるフィルタ処理をおこなうことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記データ形式変換手段は、前記画像データを汎用データフォーマットから汎用データフォーマットへ変換することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  5. 前記データ形式変換手段は、前記画像データを専用データフォーマットから汎用データフォーマットへ変換することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  6. 前記データ形式変換手段は、前記画像データに解像度変換をおこなうことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  7. 前記データ形式変換手段は、前記画像データに色空間変換をおこなうことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  8. 原稿を読み取り画像データに変換して出力する読み取り工程と、
    前記読み取り工程から出力された前記画像データを像域分離処理する像域分離工程と、
    前記像域分離工程により像域分離処理された画像データを記憶する記憶工程と、
    上記記憶工程に記憶されている前記画像データを外部機器と送受信する送受信工程と、
    前記記憶工程に記憶された前記画像データを前記外部機器から要求された形式に変換するデータ形式変換工程と、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  9. 前記像域分離処理工程の処理結果により前記画像データに適合したフィルタ処理をおこなうフィルタ処理工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 前記フィルタ処理工程は、前記像域分離処理工程の処理結果が文字領域の場合と文字領域以外の場合に異なるフィルタ処理をおこなうことを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
  11. 前記データ形式変換工程は、前記画像データを汎用データフォーマットから汎用データフォーマットへ変換することを特徴とする請求項8〜10のいずれか一つに記載の画像処理方法。
  12. 前記データ形式変換工程は、前記画像データを専用データフォーマットから汎用データフォーマットへ変換することを特徴とする請求項8〜10のいずれか一つに記載の画像処理方法。
  13. 前記データ形式変換工程は、前記画像データに解像度変換をおこなうことを特徴とする請求項8〜12のいずれか一つに記載の画像処理方法。
  14. 前記データ形式変換工程は、前記画像データに色空間変換をおこなうことを特徴とする請求項8〜13のいずれか一つに記載の画像処理方法。
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