JP2005328464A - 増幅器及びこれを用いた液晶ディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】出力段を一つのフローティングレジスタによって駆動可能とすることにより、高速セトリングを実現しつつ低消費電流でチップ面積の小さい増幅器を提供する。
【解決手段】差動入力信号Vin+,Vin-を差動入力/単相出力型の電圧−電流変換増幅器Gm1で受け、電圧−電流変換増幅器Gm1の単相出力信号をトランジスタP1,N2による一つのフローティングレジスタで受けて、フローティングレジスタにより出力段のトランジスタP2,N2を駆動する。
【選択図】図1
【解決手段】差動入力信号Vin+,Vin-を差動入力/単相出力型の電圧−電流変換増幅器Gm1で受け、電圧−電流変換増幅器Gm1の単相出力信号をトランジスタP1,N2による一つのフローティングレジスタで受けて、フローティングレジスタにより出力段のトランジスタP2,N2を駆動する。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶デバイスのような容量性負荷を高速駆動するのに適した増幅器及びこれを用いた液晶ディスプレイ装置に関する。
増幅器にとってセトリングタイムは回路の性能を決定する重要なファクターの一つであり、高速なセトリングを得ることは極めて重要な事項である。特に大容量負荷を駆動する増幅器の場合、出力電流駆動能力が低いと大容量負荷を充放電するために長い時間がかかり、高速のセトリングを実現できない。
一般に増幅器のセトリングタイムは、増幅器に供給するバイアス電流を増加し、出力電流の駆動能力を高くすることで短くすることができる。しかし、バイアス電流を増加すれば、それだけ消費電流も増加する。この点を解決するため、AB級出力段を用いたりプッシュプル構成とした増幅器が多く用いられている。
例えば、米国特許第5,311,145号明細書の図1には、入力信号を差動入力/差動出力型の入力段で受け、異なる導電型の二つのゲート接地トランジスタを組み合わせたフローティングレジスタを介してAB級の出力段を駆動する増幅器が開示されている。フローティングレジスタを用いると、静的状態の消費電流は、ゲート接地トランジスタに与えるバイアス電圧により決定されるため、小さく抑えられる。一方、大信号入力時にはゲート接地トランジスタがオフ状態となって、出力段のトランジスタのゲート端子に大きな信号電圧が加わるため、出力段のトランジスタを大電流で駆動することで高速セトリングを実現することができる。
米国特許第5,311,145号明細書、図1
特許文献1によると、出力段に直接接続されるフローティングレジスタは一つだけでよいが、入力段の差動出力を受けるために二つのフローティングレジスタを必要とする。すなわち、入力段からの差動出力は二つのフローティングレジスタに入力され、二つのフローティングレジスタの出力が結合されて出力段に入力される。従って、二つのフローティングレジスタの存在により、消費電流を小さく抑える効果が損なわれ、それに伴いチップ面積が大きくなるという問題点がある。
本発明の目的は、出力段を一つのフローティングレジスタによって駆動可能とすることにより、高速セトリングを実現しつつ低消費電流でチップ面積の小さい増幅器及びこれを用いた液晶ディスプレイ装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の第1の観点による増幅器は、差動入力信号を受ける差動入力端子対及び単相出力信号を出力する単相出力端子を有する電圧−電流変換増幅器と;前記単相出力端子に接続される第1ノードと第1の電源との間に接続される第1の電流源と;第2ノードと第2の電源との間に接続される第2の電流源と;前記第1ノードに接続される第1ドレイン端子、前記第2ノードに接続される第1ソース端子、及び第1のバイアス電圧が印加される第1ゲート端子を有する第1導電型の第1のMOSトランジスタと;前記第1ノードに接続される第2ソース端子、前記第2ノードに接続される第2ドレイン端子、及び第2のバイアス電圧が印加される第2ゲート端子を有する第2導電型の第2のMOSトランジスタと;前記第1ノードに接続される第3ゲート端子、信号出力端子に接続される第3ドレイン端子、及び前記第1の電源に接続される第3ソース端子を有する第1導電型の第3のMOSトランジスタと;前記第2ノードに接続される第4ゲート端子、前記信号出力端子に接続される第4ドレイン端子、及び前記第2の電源に接続される第4ソース端子を有する第2導電型の第4のMOSトランジスタとを具備する。
本発明の第2の観点による増幅器は、差動入力信号を受ける差動入力端子対及び単相出力信号を出力する単相出力端子を有する電圧−電流変換増幅器と;第1ノードと第1の電源との間に接続される第1の電流源と;前記単相出力端子に接続される第2ノードと第2の電源との間に接続される第2の電流源と;前記第1ノードに接続される第1ドレイン端子、前記第2ノードに接続される第1ソース端子、及び第1のバイアス電圧が印加される第1ゲート端子を有する第1導電型の第1のMOSトランジスタと;前記第1ノードに接続される第2ソース端子、前記第2ノードに接続される第2ドレイン端子、及び第2のバイアス電圧が印加される第2ゲート端子を有する第2導電型の第2のMOSトランジスタと;前記第1ノードに接続される第3ゲート端子、信号出力端子に接続される第3ドレイン端子、及び前記第1の電源に接続される第3ソース端子を有する第1導電型の第3のMOSトランジスタと;前記第2ノードに接続される第4ゲート端子、前記信号出力端子に接続される第4ドレイン端子、及び前記第2の電源に接続される第4ソース端子を有する第2導電型の第4のMOSトランジスタとを具備する。
本発明によれば、差動入力信号を差動入力/単相出力型の電圧−電流変換増幅器で受け、出力段を一つのフローティングレジスタによって駆動可能とすることにより、高速セトリングを実現しつつ低消費電流でチップ面積の小さい増幅器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
まず、図1を用いて本発明の第1の実施形態に係る増幅器について説明する。図1に示す増幅器においては、差動入力信号Vin+及びVin-は差動入力/単相出力型の電圧−電流変換増幅器Gm1の差動入力端子対に入力される。電圧−電流変換増幅器Gm1の単相出力端子は、第1ノードn1に接続される。第1ノードn1と高電圧側の電源Vddとの間に第1の電流源CS1が接続され、第2ノードn2と低電圧の電源Vssとの間に第2の電流源CS2が接続される。この例では、第1の電流源CS1は電流吐き出し型電流源が用いられ、第2の電流源CS2は電流吸い込み型電流源が用いられる。
(第1の実施形態)
まず、図1を用いて本発明の第1の実施形態に係る増幅器について説明する。図1に示す増幅器においては、差動入力信号Vin+及びVin-は差動入力/単相出力型の電圧−電流変換増幅器Gm1の差動入力端子対に入力される。電圧−電流変換増幅器Gm1の単相出力端子は、第1ノードn1に接続される。第1ノードn1と高電圧側の電源Vddとの間に第1の電流源CS1が接続され、第2ノードn2と低電圧の電源Vssとの間に第2の電流源CS2が接続される。この例では、第1の電流源CS1は電流吐き出し型電流源が用いられ、第2の電流源CS2は電流吸い込み型電流源が用いられる。
第1ノードn1と第2ノードn2との間に、ゲート接地のP型MOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタという)P1とゲート接地のN型MOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタという)N1による一組のフローティングレジスタが接続される。すなわち、トランジスタN1のドレイン端子及びトランジスタP1のソース端子はノードn1に接続され、トランジスタN1のソース端子及びトランジスタP1のドレイン端子はノードn2に接続される。トランジスタP1のゲート端子には、第1のバイアス電圧Vbias1が印加される。トランジスタN1のゲート端子には、第2のバイアス電圧Vbias2が印加される。
第1ノードn1及び第2ノードn2に、出力段のPMOSトランジスタP2のゲート端子及びNMOSトランジスタN2のゲート端子がそれぞれ接続される。トランジスタP2のソース端子は電源Vddに接続され、トランジスタN2のソース端子は電源Vssに接続される。トランジスタP2のドレイン端子及びトランジスタN2のドレイン端子は信号出力端子に共通に接続され、この信号出力端子から増幅された出力信号Voutが取り出される。
次に、図1の増幅器の動作について説明する。
図1の増幅器は、無信号入力時(Vin+=Vin-の時)、すなわち差動入力信号が零のときには、電圧−電流変換増幅器Gm1から電流が出力されず、電流源CS1及びCS2の電流I1,I2が等しくなるように設計される。この場合、出力段のPMOSトランジスタP2に流れる無信号時のバイアス電流をフローティングレジスタのPMOSトランジスタP1のゲート・ソース間電圧、すなわちトランジスタP1のゲート端子に与えるバイアス電圧Vbias1により制御できる。同様に、出力段のNMOSトランジスタN2に流れる無信号時のバイアス電流をフローティングレジスタのNMOSトランジスタN1のゲート端子に与えるバイアス電圧Vbias2により制御できる。従って、電源Vddから電源Vssに向かって出力段のトランジスタP2及びN2に流れる無信号入力時のバイアス電流をバイアス電圧Vbias1及びVbias2により制御することができる。
図1の増幅器は、無信号入力時(Vin+=Vin-の時)、すなわち差動入力信号が零のときには、電圧−電流変換増幅器Gm1から電流が出力されず、電流源CS1及びCS2の電流I1,I2が等しくなるように設計される。この場合、出力段のPMOSトランジスタP2に流れる無信号時のバイアス電流をフローティングレジスタのPMOSトランジスタP1のゲート・ソース間電圧、すなわちトランジスタP1のゲート端子に与えるバイアス電圧Vbias1により制御できる。同様に、出力段のNMOSトランジスタN2に流れる無信号時のバイアス電流をフローティングレジスタのNMOSトランジスタN1のゲート端子に与えるバイアス電圧Vbias2により制御できる。従って、電源Vddから電源Vssに向かって出力段のトランジスタP2及びN2に流れる無信号入力時のバイアス電流をバイアス電圧Vbias1及びVbias2により制御することができる。
一方、正の大信号入力時(Vin+ >> Vin-の時)には、ノードn1から電圧−電流変換増幅器Gm1に差動入力信号Vin+及びVin-の電圧(Vin+−Vin-)に応じた電流が流れ込むことにより、ノードn1の電位が下がる。ノードn1の電位が下がると、フローティングレジスタのPMOSトランジスタP1のゲート・ソース間電圧が無信号入力時よりも減少するので、トランジスタP1を流れる電流が減少し、ノードn2の電位も下がる。ノードn2の電位が下がると、フローティングレジスタのNMOSトランジスタN1のゲート・ソース間電圧が無信号入力時よりも増加するので、トランジスタN1を流れる電流が減少し、ノードn1の電位は更に低下する。
このように正の大信号入力時には、ノードn1を起点とした正帰還がかかることにより、ノードn1及びn2の電位が共に低下する。従って、ノードn1の電位低下によりトランジスタP2が信号出力端子に大電流を供給し、ノードn2の電位低下によりトランジスタN2がカットオフ状態となるため、高いスルーレートを得ることができる。
次に、負の大信号入力時(Vin+ << Vin-の時)には、ノードn1に電圧−電流変換増幅器Gm1から差動入力信号Vin+及びVin-の電圧(Vin+−Vin-)に応じた電流が流れ込むことにより、ノードn1の電位が上がる。ノードn1の電位が上がると、フローティングレジスタのPMOSトランジスタP1のゲート・ソース間電圧が無信号入力時よりも増加するので、トランジスタP1を流れる電流が増加し、ノードn2の電位も上がる。ノードn2の電位が上がると、フローティングレジスタのNMOSトランジスタN1のゲート・ソース間電圧が無信号入力時よりも増加するので、トランジスタN1を流れる電流は減少し、ノードn1の電位は更に増加する。
このように負の大信号入力時においても、ノードn1を起点とした正帰還がかかることにより、ノードn1及びn2の電位が共に増加する。従って、ノードn2の電位増加によりトランジスタN2が信号出力端子に大電流を供給し、ノードn1の電位増加によりトランジスタP2がカットオフ状態となるため、高いスルーレートを得ることができる。
図1中に示す差動入力/単相出力型の電圧−電流変換増幅器Gm1には、例えば図2に示されるような差動対とカレントミラーによる能動負荷を有する一般的な電圧−電流変換増幅器を用いることができる。
図2の電圧−電流変換増幅器では、差動対を形成するNMOSトランジスタN11及びN12のゲート端子は差動入力端子対として機能し、差動入力信号Vin+及びVin-が入力される。トランジスタN11及びN12の共通ソース端子は電流源のNMOSトランジスタN13のドレイン端子に接続され、トランジスタN13のソース端子は電源Vssに接続される。電流源のトランジスタN13のゲート端子には、バイアス電圧Vbias3が与えられる。
トランジスタN11のドレイン端子は、差動対の能動負荷であるカレントミラーの電流入力側のPMOSトランジスタP11のドレイン及びゲート端子に接続される。トランジスタN12のドレイン端子は、該カレントミラーの電流出力側のPMOSトランジスタP12のドレイン端子に接続されると共に単相出力端子に接続され、単相出力端子から出力信号電流Ioutが出力される。カレントミラーのトランジスタP11及びP12のソース端子は、電源Vddに接続される。
図3に、図1の増幅器のより具体的な構成例を示す。図3においては、図1中の電圧−電流変換増幅器Gm1に図2の回路を用い、さらに図1中の電流源CS1にPMOSトランジスタP3、電流源CS2にNMOSトランジスタN3を用いている。トランジスタP3のゲート端子にはバイアス電圧Vbias4が与えられ、トランジスタN3のゲート端子にはバイアス電圧Vbias3、すなわち電流変換増幅器Gm1の電流源のトランジスタN13のゲート端子に与えられているのと同じバイアス電圧が与えられる。
次に、図3に示す増幅器と特許文献1に記載された増幅器について、定性的に必要となる消費電流の比較を行う。図3に示す増幅器において定性的に必要となる電流は、(n+2+o)*Iで表される。ここで、n,oはIをある単位電流としたとき、電流−電圧変換増幅器Gm1及び出力段に流れる電流のIに対する倍数であり、増幅器全体の利得などにより決定される。すなわち、電流−電圧変換増幅器Gm1に流れる電流はn*I、出力段に流れる電流はo*Iで与えられる。2*Iは、トランジスタN1及びP2を含むフローティングレジスタに必要な電流であり、トランジスタN1及びP1にそれぞれ流れる電流を単位電流Iとして、Iに対する倍数が2となっている。
一方、特許文献1に記載された増幅器において定性的に必要となる電流は(n+4+o)*Iで表される。n,oは図3の増幅器と同様であり、電流−電圧変換増幅器に流れる電流はn*I、出力段に流れる電流はo*Iで与えられる。特許文献1に記載された増幅器では、入力段に差動入力/差動出力の電圧−電流変換増幅器を用いているため、入力段の差動出力に対応して二つのフローティングレジスタが必要である。従って、二つのフローティングレジスタに合計4*Iの電流が必要となる。
このように本発明の実施形態に基づく図3に示す増幅器は、入力段に差動入力/単相出力型の電圧−電流変換増幅器Gm1を用いているため、フローティングレジスタはGm1の単相出力を受ける唯一つのみでよい。従って、特許文献1に記載の増幅器に比較して単位電流Iの2倍だけ消費電流が低く抑えられる。
さらに、特許文献1に記載の増幅器では、二つのフローティングレジスタに対応して図3中のP3に相当する二つの電流源及びN3に相当する二つの電流源が必要である。従って、図3に示す増幅器を特許文献1に記載の増幅器を素子数、すなわちトランジスタの個数について比較した場合、図3に示す増幅器は一つのフローティングレジスタに含まれる二つのトランジスタと、二つの電流源のトランジスタが削減されるので、トランジスタの個数を4個減少させることができる。
(第2の実施形態)
次に、図4を用いて本発明の第2の実施形態に係る増幅器について説明する。図4に示す増幅器は、電圧−電流変換増幅器Gm2の単相出力端子が第2ノードn2に接続されている点が図1に示した増幅器と異なる。図4に示す増幅器においても、無信号入力時(Vin+=Vin-の時)には電圧−電流変換増幅器Gm2から電流が出力されず、電流源CS1及びCS2の電流I1,I2が等しくなるように設計する。これによりトランジスタP2に流れる無信号時のバイアス電流をトランジスタP1のゲート端子に与えるバイアス電圧Vbias1により制御でき、トランジスタN2に流れる無信号時のバイアス電流をトランジスタN1のゲート端子に与えるバイアス電圧Vbias2により制御できるので、電源Vddから電源Vssに向かって出力段のトランジスタP2及びN2に流れる無信号時のバイアス電流をバイアス電圧Vbias1及びVbias2により制御することができる。
次に、図4を用いて本発明の第2の実施形態に係る増幅器について説明する。図4に示す増幅器は、電圧−電流変換増幅器Gm2の単相出力端子が第2ノードn2に接続されている点が図1に示した増幅器と異なる。図4に示す増幅器においても、無信号入力時(Vin+=Vin-の時)には電圧−電流変換増幅器Gm2から電流が出力されず、電流源CS1及びCS2の電流I1,I2が等しくなるように設計する。これによりトランジスタP2に流れる無信号時のバイアス電流をトランジスタP1のゲート端子に与えるバイアス電圧Vbias1により制御でき、トランジスタN2に流れる無信号時のバイアス電流をトランジスタN1のゲート端子に与えるバイアス電圧Vbias2により制御できるので、電源Vddから電源Vssに向かって出力段のトランジスタP2及びN2に流れる無信号時のバイアス電流をバイアス電圧Vbias1及びVbias2により制御することができる。
また、正の大信号入力時(Vin+ >> Vin-の時)及び負の大信号入力時(Vin+ << Vin-の時)においても、図1の増幅器においてはノードn1が正帰還の起点だったのに対し、図4の増幅器ではノードn2を起点とする正帰還がかかることにより、高いスルーレートを得ることができる。
図5には、図4中に示す差動入力/単相出力型の電圧−電流変換増幅器Gm2の具体例を示す。図2に示した電圧−電流変換増幅器Gm1と同様に、差動対とカレントミラーによる能動負荷を有する一般的な電圧−電流変換増幅器であるが、差動対とカレントミラーにそれぞれ図2とは逆導電型のMOSトランジスタを用いている。
すなわち、図5の電圧−電流変換増幅器では、差動対を形成するPMOSトランジスタP21及びP22のゲート端子は差動入力端子対として機能し、差動入力信号Vin+及びVin-が入力される。トランジスタP21及びP22の共通ソース端子は電流源のPMOSトランジスタP23のドレイン端子に接続され、トランジスタP23のソース端子は電源Vddに接続される。電流源のトランジスタP23のゲート端子には、バイアス電圧Vbias4が与えられる。
トランジスタP21のドレイン端子は、差動対の能動負荷であるカレントミラーの電流入力側のNMOSトランジスタN21のドレイン及びゲート端子に接続される。トランジスタP22のドレイン端子は、該カレントミラーの電流出力側のNMOSトランジスタN22のドレイン端子に接続されると共に単相出力端子に接続され、単相出力端子から出力信号電流Ioutが出力される。カレントミラーのトランジスタN21及びN22のソース端子は、電源Vssに接続される。
(第3の実施形態)
次に、図6を用いて本発明の第3の実施形態に係る増幅器について説明する。図6の増幅器では、図1中に示した電圧−電流変換増幅器Gm1と図4中に示した電圧−電流変換増幅器Gm2の両方が備えられ、Gm1の単相出力端子はノードn1に接続され、Gm2の単相出力端子はノードn2に接続される。
次に、図6を用いて本発明の第3の実施形態に係る増幅器について説明する。図6の増幅器では、図1中に示した電圧−電流変換増幅器Gm1と図4中に示した電圧−電流変換増幅器Gm2の両方が備えられ、Gm1の単相出力端子はノードn1に接続され、Gm2の単相出力端子はノードn2に接続される。
図6に示す増幅器においても、無信号入力時(Vin+=Vin-の時)には電圧−電流変換増幅器Gm2から電流が出力されず、電流源CS1及びCS2の電流I1,I2が等しくなるように設計することにより、トランジスタP2に流れる無信号時のバイアス電流をトランジスタP1のゲート端子に与えるバイアス電圧Vbias1により制御でき、トランジスタN2に流れる無信号時のバイアス電流をトランジスタN1のゲート端子に与えるバイアス電圧Vbias2により制御できるので、電源Vddから電源Vssに向かって出力段のトランジスタP2及びN2に流れる無信号時のバイアス電流をバイアス電圧Vbias1及びVbias2により制御することができる。
さらに、正の大信号入力時(Vin+ >> Vin-の時)及び負の大信号入力時(Vin+ << Vin-の時)においては、図1の増幅器ではノードn1、図4の増幅器ではノードn2をそれぞれ起点する正帰還がかかっていたのに対して、図6の増幅器ではノードn1及びn2の両方を起点とする正帰還が施されることによって、より高いスルーレートを実現することができる。
図7は、図6の増幅器をより具体的に示す回路図であり、電圧−電流変換増幅器Gm1として図2に示す回路を使用し、電圧−電流変換増幅器Gm2として図5に示す回路を使用している。このように導電型の異なるトランジスタを用いた二つの電圧−電流変換増幅器Gm1及び電圧−電流変換増幅器Gm2を入力段に用いると、Gm1のNMOSトランジスタがカットオフ状態となるような信号が入力された場合には、Gm2のPMOSトランジスタが動作し、Gm2のPMOSトランジスタがカットオフするような信号が入力された場合には、Gm1のNMOSトランジスタが動作する。従って、差動入力信号Vin+及びVin-の同相動作範囲を広くすることができる。
(増幅器の応用例について)
上述した本発明の実施形態に基づき増幅器は、例えば図8に示すような液晶ディスプレイ装置に好適である。図8の液晶ディスプレイ装置は、液晶セル101がマトリクス状に配列され、画像信号が供給される複数本の信号線104と複数本の走査線105が交差して配設されて構成された液晶ディスプレイパネル100と、画像信号を信号線104に供給して液晶ディスプレイパネル100を駆動するための液晶ディスプレイ駆動回路102、及び走査線105を選択的に駆動する走査線選択回路103を有する。
上述した本発明の実施形態に基づき増幅器は、例えば図8に示すような液晶ディスプレイ装置に好適である。図8の液晶ディスプレイ装置は、液晶セル101がマトリクス状に配列され、画像信号が供給される複数本の信号線104と複数本の走査線105が交差して配設されて構成された液晶ディスプレイパネル100と、画像信号を信号線104に供給して液晶ディスプレイパネル100を駆動するための液晶ディスプレイ駆動回路102、及び走査線105を選択的に駆動する走査線選択回路103を有する。
液晶ディスプレイ駆動回路102は、図示しないが例えばRGB信号を記憶する1水平ラインに必要な画素数と同じ数の第1ラッチ群と、RGB信号をラッチするタイミングパルスを転送するシフトレジスタと、第1ラッチ群で記憶されたRGB信号を1水平期間の周期でさらに記憶する第2ラッチ群と、第2ラッチ群で記憶された1水平ラインのRGB信号をアナログ値に変換するD/A変換器群と、D/A変換器群によりアナログ電圧に変換されたRGB信号をそれぞれ増幅して、図8の液晶ディスプレイパネル100の信号線及び液晶セルを駆動するための増幅器群により構成される。これらの増幅器群に、本発明の実施形態に基づく増幅器を用いることができる。
Vin+,Vin-…差動入力信号
Gm1,Gm2…電圧−電流変換増幅器
Vout…出力信号
n1…第1ノード
n2…第2ノード
P1,N1…フローティングレジスタのトランジスタ
P2,N2…出力段のトランジスタ
P3,N3…電流源のトランジスタ
CS1,CS2…電流源
N11,N12…差動対のトランジスタ
P11,P12…能動負荷のトランジスタ
N13…電流源のトランジスタ
P21,P22…差動対のトランジスタ
N21,N22…能動負荷のトランジスタ
P23…電流源のトランジスタ
Gm1,Gm2…電圧−電流変換増幅器
Vout…出力信号
n1…第1ノード
n2…第2ノード
P1,N1…フローティングレジスタのトランジスタ
P2,N2…出力段のトランジスタ
P3,N3…電流源のトランジスタ
CS1,CS2…電流源
N11,N12…差動対のトランジスタ
P11,P12…能動負荷のトランジスタ
N13…電流源のトランジスタ
P21,P22…差動対のトランジスタ
N21,N22…能動負荷のトランジスタ
P23…電流源のトランジスタ
Claims (8)
- 差動入力信号を受ける差動入力端子対及び単相出力信号を出力する単相出力端子を有する電圧−電流変換増幅器と;
前記単相出力端子に接続される第1ノードと第1の電源との間に接続される第1の電流源と;
第2ノードと第2の電源との間に接続される第2の電流源と;
前記第1ノードに接続される第1ドレイン端子、前記第2ノードに接続される第1ソース端子、及び第1のバイアス電圧が印加される第1ゲート端子を有する第1導電型の第1のMOSトランジスタと;
前記第1ノードに接続される第2ソース端子、前記第2ノードに接続される第2ドレイン端子、及び第2のバイアス電圧が印加される第2ゲート端子を有する第2導電型の第2のMOSトランジスタと;
前記第1ノードに接続される第3ゲート端子、信号出力端子に接続される第3ドレイン端子、及び前記第1の電源に接続される第3ソース端子を有する第2導電型の第3のMOSトランジスタと;
前記第2ノードに接続される第4ゲート端子、前記信号出力端子に接続される第4ドレイン端子、及び前記第2の電源に接続される第4ソース端子を有する第1導電型の第4のMOSトランジスタとを具備する増幅器。 - 前記電圧−電流変換増幅器は、前記差動入力端子対として機能する第5ゲート端子及び第6ゲート端子と、第5ドレイン端子及び第6ドレイン端子をそれぞれ有する第2導電型の第5及び第6のMOSトランジスタの差動対と;前記第5ドレイン端子に接続される電流入力端子、及び前記第6ドレイン端子と前記単相出力端子に接続される電流出力端子を有する能動負荷とを含む請求項1記載の増幅器。
- 差動入力信号を受ける差動入力端子対及び単相出力信号を出力する単相出力端子を有する電圧−電流変換増幅器と;
第1ノードと第1の電源との間に接続される第1の電流源と;
前記単相出力端子に接続される第2ノードと第2の電源との間に接続される第2の電流源と;
前記第1ノードに接続される第1ドレイン端子、前記第2ノードに接続される第1ソース端子、及び第1のバイアス電圧が印加される第1ゲート端子を有する第1導電型の第1のMOSトランジスタと;
前記第1ノードに接続される第2ソース端子、前記第2ノードに接続される第2ドレイン端子、及び第2のバイアス電圧が印加される第2ゲート端子を有する第2導電型の第2のMOSトランジスタと;
前記第1ノードに接続される第3ゲート端子、信号出力端子に接続される第3ドレイン端子、及び前記第1の電源に接続される第3ソース端子を有する第2導電型の第3のMOSトランジスタと;
前記第2ノードに接続される第4ゲート端子、前記信号出力端子に接続される第4ドレイン端子、及び前記第2の電源に接続される第4ソース端子を有する第1導電型の第4のMOSトランジスタとを具備する増幅器。 - 前記電圧−電流変換増幅器は、前記差動入力端子対として機能する第5ゲート端子及び第6ゲート端子と、第5ドレイン端子及び第6ドレイン端子をそれぞれ有する第1導電型の第5及び第6のMOSトランジスタの差動対と、前記第5ドレイン端子に接続される電流入力端子、及び前記第6ドレイン端子と前記単相出力端子に接続される電流出力端子を有する能動負荷とを含む請求項3記載の増幅器。
- 前記電圧−電流変換増幅器は、前記差動入力信号が零のときは前記単相出力端子からの出力電流が零であり、前記第1の電流源及び第2の電流源は、前記差動入力信号が零のときに等しい電流を出力する請求項1または3のいずれか1項記載の増幅器。
- 差動入力信号を受ける第1差動入力端子対、第2導電型の二つのMOSトランジスタの第1差動対、及び第1の単相出力信号を出力する第1単相出力端子を有する第1の電圧−電流変換増幅器と;
前記差動入力信号を受ける第2差動入力端子対、第1導電型の二つのMOSトランジスタの第2差動対、及び第2の単相出力信号を出力する第2単相出力端子を有する第2の電圧−電流変換増幅器と;
前記第1単相出力端子に接続される第1ノードと第1の電源との間に接続される第1の電流源と;
前記第2単相出力端子に接続される第2ノードと第2の電源との間に接続される第2の電流源と;
前記第1ノードに接続される第1ドレイン端子、前記第2ノードに接続される第1ソース端子、及び第1のバイアス電圧が印加される第1ゲート端子を有する第1導電型の第1のMOSトランジスタと;
前記第1ノードに接続される第2ソース端子、前記第2ノードに接続される第2ドレイン端子、及び第2のバイアス電圧が印加される第2ゲート端子を有する第2導電型の第2のMOSトランジスタと;
前記第1ノードに接続される第3ゲート端子、信号出力端子に接続される第3ドレイン端子、及び前記第1の電源に接続される第3ソース端子を有する第1導電型の第3のMOSトランジスタと;
前記第2ノードに接続される第4ゲート端子、前記信号出力端子に接続される第4ドレイン端子、及び前記第2の電源に接続される第4ソース端子を有する第2導電型の第4のMOSトランジスタとを具備する増幅器。 - 前記第1の電圧−電流変換増幅器は、前記第1の差動入力端子対として機能する第5ゲート端子及び第6ゲート端子と、第5ドレイン端子及び第6ドレイン端子をそれぞれ有する第2導電型の第5及び第6のMOSトランジスタの差動対と、前記第5ドレイン端子に接続される第1電流入力端子、及び前記第6ドレイン端子と前記第1単相出力端子に接続される第1電流出力端子を有する第1の能動負荷とを含み、
前記第2の電圧−電流変換増幅器は、前記第2の差動入力端子対として機能する第7ゲート端子及び第8ゲート端子と、第7ドレイン端子及び第8ドレイン端子をそれぞれ有する第1導電型の第7及び第8のMOSトランジスタの差動対と、前記第7ドレイン端子に接続される第2電流入力端子、及び前記第8ドレイン端子と前記第2単相出力端子に接続される第2電流出力端子を有する第2の能動負荷とを含む請求項6記載の増幅器。 - 複数の画素と該画素に映像信号に応じた信号電圧を選択的に与えるための信号線及び該信号線と交差する走査線を有する液晶ディスプレイと;
前記信号線を画像信号に応じて駆動する、請求項1乃至7のいずれか1項記載の増幅器を有する駆動回路と;
前記走査線を順次選択する選択回路とを具備する液晶ディスプレイ装置。
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