JP2005327440A - Icタグユニットを用いた商品識別システム、及びデジタルコンテンツ管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ICタグユニットは、固有の識別情報を格納するIC部と、S極とN極とが所定の間隔で離間した磁界に対する相対運動によって電磁誘導による第1誘導電流を発生する第1コイルと、前記第1コイルで発生した前記第1誘導電流を整流する第1整流器と、前記第1整流器で整流された第1整流電流から所定の電圧を生成して前記IC部に印加するレギュレータとを備える。
【選択図】 図2
Description
S極とN極とが所定の間隔で離間した磁界に対する相対運動によって電磁誘導による第1誘導電流を発生する第1コイルと、
前記第1誘導電流を整流して第1整流電流とする第1整流器と、
前記第1整流電流から所定の電圧を生成して前記IC部に印加するレギュレータと
を備えることを特徴とする。
前記第2誘導電流を整流して第2整流電流とする第2整流器と
をさらに備えることが好ましい。この場合、前記レギュレータは、前記第1整流電流と前記第2整流電流とを合算した電流から所定の電圧を生成し、前記IC部に供給する。
前記商品の回転面の近傍の円周方向にS極とN極が交互に配置された静磁界発生手段と
を備えることを特徴とする。
間隔d(mm)でS極とN極とが離間している磁界に対して前記商品を(105×d)(mm/s)以下の速度で相対運動させて、前記ICタグユニットの前記電力供給手段に電磁誘導によって電力を生じさせ、前記IC部から前記識別情報を発信させるステップと、
前記識別情報を受信するステップと
を含むことを特徴とする。
光ディスクに貼付されたICタグユニットから前記識別情報を取得するステップと、
前記識別情報を、前記デジタルコンテンツを管理するサーバに送るステップと、
前記サーバで前記識別情報により前記光ディスクが真正品であると判断された場合に、前記サーバから送られる前記デジタルコンテンツを復号する暗号鍵を受け取るステップと、
前記光ディスクに記録されたデジタルコンテンツを、前記暗号鍵を用いて復号するステップと
を含むことを特徴とする。
光ディスクから前記識別情報を取得するステップと、
前記識別情報を、前記デジタルコンテンツを管理するサーバに送るステップと、
前記光ディスクに記録されたデジタルコンテンツの欠損部分に関するアドレス情報を検出するステップと、
前記デジタルコンテンツの欠損部分に関する前記アドレス情報を前記サーバに送るステップと、
前記サーバで前記識別情報により前記光ディスクが真正品であると判断された場合に、前記サーバから送られる前記欠損部分を補填する補填情報を受け取るステップと、
前記光ディスクに記録された前記デジタルコンテンツの前記欠損部分を前記補填情報によって補填するステップと
を含むことを特徴とする。
図1は、本発明の実施の形態1に係る光ディスク装置20の構成を示す斜視概略図である。この光ディスク装置20は、光ディスク3を回転させるスピンドルモータ2と、該光ディスク3をスピンドルモータ2との間に挟んで押さえるクランパ11と、光ディスク3にレーザ光を照射する光ヘッド9と、該光ディスク3の回転面の近傍であって、その回転面の円周方向に沿ってS極とN極とが交互に配列されるように複数の永久磁石6を配置した天板5とを備える。光ヘッド9は、光ディスク3の半径方向に移動可能なように基板1の上に設けられている。また、スピンドルモータ2は、基板1上に固定されている。天板5は、支持部材8を介して、基板1に対して位置決め可能なように設置されている。例えば、光ディスク3の脱着を行う際には、天板5が上下に移動し、光ディスク3の装着後には、クランパ11とスピンドルモータ2で光ディスク3を挟み込む位置に天板5が固定される。さらに、無線伝送される識別情報を、センサアンテナ7を介して受信する受信回路12が天板5の上に設けられている。一方、光ディスク3は、光ヘッド9からのレーザ光が照射される面とは反対側の面にIC部とコイル等の電力供給部とから構成されるICタグユニット4が貼付されている。
(a)S極とN極とが離間している磁界に対して、ICタグユニット4を有する光ディスク3を相対運動させる(S01)。具体的には、図1の光ディスク装置20のように光ディスクを回転させる。このように回転させることによって、磁界に対して相対運動させるために必要な空間を光ディスク3自体の占める最小限の空間だけに抑えることができるので省スペースを実現できる。
(b)ICタグユニット4の電力供給手段であるコイルに電磁誘導によって電力を生じさせ、IC部から識別情報を発信させる(S02)。
(c)光ディスク装置20のセンサアンテナ7を介して受信回路12で識別情報を受信する(S03)。
(a)S極とN極とが離間している磁界に対して、ICタグユニット4を有する光ディスクを相対運動させる(S11)。
(b)ICタグユニットの第1コイル41と第2コイル42に電磁誘導によって互いに位相がずれた第1及び第2誘導電流を発生させる(S12)。後述するように、2つのコイルの面積中心を互いに所定間隔だけ離間させておくことによってそれぞれの誘導電流の位相をずらすことができる。
(c)第1及び第2誘導電流をそれぞれ整流し、合算する(S13)。上述のように、それぞれの誘導電流の位相をずらせておくことで、整流し、合算した際に合算電流の波形を良好に平滑化することができる。
(d)合算した電流から所定の電圧を生成し、IC部40に印加する(S14)。良好に平滑化された電流によって生成した電圧をIC部に印加することで、IC部を安定に駆動することができる。
(e)IC部40から識別情報を発信させる(S15)。
(f)光ディスク装置20のセンサアンテナ7を介して受信回路12で識別情報を受信する(S16)。
まず、第1及び第2コイルに電磁誘導で発生する第1及び第2誘導電流I1、I2は、それぞれ、
I1=sin(2πft)
I2=sin(2πft+τ)
と表される。ここで、fは、誘導電流の周波数である。この周波数fは、光ディスク3に付加されたICタグユニット4が静磁界を横断する相対速度V(mm/s)と、静磁界を形成する磁石6を構成する磁石片(N極とS極のペア)の長さd(mm)とによって、
f=V/d
で求められる。一例として、V=10m/s、d=2.5mmとすると、
f=4kHz
となる。また、τは、第1誘導電流と第2誘導電流との位相差である。
それぞれの誘導電流は、整流器43、44によって全波整流され、直流成分|I1|を有する第1整流電流と、直流成分|I2|を有する第2整流電流となる。さらに、それぞれの整流電流は、加算され、レギュレータ46で加算された電流によって、所定の電圧が生成され、IC部40に電力が供給される。
180°×n+1/6≦τ≦180°×n+5/6
の関係を満たせばよい(30°〜150°の範囲内、又は、210°〜330°の範囲内)。また、
180°×n+1/4≦τ≦180°×n+3/4
の関係を満たすことが好ましい(45°〜135°の範囲内、又は、225°〜315°の範囲内)。さらに、
180°×n+1/3≦τ≦180°×n+2/3
の関係を満たすことがさらに好ましい(60°〜120°の範囲内、又は、240°〜300°の範囲内)。なお、コイルを3個用意して、互いに120°ずつ位相をずらせてもよい。あるいは4個以上のコイルを用いて、発生する誘導電流の間にそれぞれ位相差を設けるようにしてもよい。
τ=180°×(T/d)
として決まる。
そこで、位相差τを(180°×n+90°)(n:整数)とするためには、2つのコイル41、42の面積中心の間隔Tは、
T=(n+1/2)×d
であることがわかる。この場合、第1整流電流|I1|のボトムと第2整流電流|I2|のピークとが加算されることになり、加算電流が平滑化される。なお、残留リプル分はレギュレータ46を用いて、電圧Vr以上の変動をカットするようにすればよい。
(n+1/6)×d≦T≦(n+5/6)×d
の範囲内であってもよい。この場合であっても実用上問題のない範囲に残留リプル分を抑制することができる。
さらに、両コイル41、42の面積中心の離間間隔Tは、
(n+1/4)×d≦T≦(n+3/4)×d
の範囲内であることが好ましい。
またさらに、両コイル41、42の面積中心の離間間隔Tは、
(n+1/3)×d≦T≦(n+2/3)×d
の範囲内であることがさらに好ましい。
T/(n+1/6)≦d≦T/(n+5/6)
の範囲内であることが好ましい。
さらに、S極とN極との間隔dは、
T/(n+1/4)≦d≦T/(n+3/4)
の範囲内であることがさらに好ましい。
またさらに、S極とN極との間隔dは、
T/(n+1/3)≦d≦T/(n+2/3)
の範囲内であることがより好ましい。
したがって、ICタグユニット4の両コイル41、42の面積中心の離間間隔Tと、光ディスク装置20において、静磁界を形成する磁石6の磁石片のS極とN極との間隔dとは、上記関係を満たすように決定することが好ましい。
(a)先ず、コントローラ47が起動し、メモリ48に対してアクセスを開始する。
(b)次いで、メモリ48から識別情報であるID情報(ID)を読み出して、送信回路49に転送する。
(c)送信回路49は、このID情報を無線伝送に適した変調信号に変換(例えば、PSK:フェーズシフトキーング)し、ID情報を変換した信号(IDS)を何れかのコイル(41または42)に供給し、無線伝送する。図2では、第2コイル42をアンテナとして用いている。
上記の処理は、IC部40に所定電圧Vrが印加されている間にわたって実行される。
図8は、本発明の実施の形態2に係るデジタルコンテンツ管理システムの構成を示すブロック図である。この光ディスクプレーヤ(光ディスク装置)20は、図8に示すように、光ヘッド9、光ディスク3に貼付されたICタグユニット4から発信されるID情報信号IDSを検知するセンサ(センサアンテナ)7、システムコントローラ21、セレクタ23、デスクランブラ22、デコーダ24を具備している。また、この光ディスクプレーヤ20は、インターネット30に接続され、インターネット30を介してサーバ60にアクセス可能な状態に置かれている。サーバ60は、光ディスク3が真正品であると認証した場合に、デジタルコンテンツの復号に用いる暗号鍵Kを発行する。また、コンテンツプロバイダは、暗号鍵K等を保有し、必要に応じて暗号鍵Kをサーバ60に供給してもよい。なお、ICタグユニット4の構成については、実施の形態1で説明した構成と同様のものを用いることができる。このデジタルコンテンツ管理システムでは、個々の光ディスク3に貼付されたICタグユニット4から無線伝送される識別情報(ID情報信号IDS)を検出し、ID情報信号を変換した識別情報信号IDINFをサーバ60に送出し、サーバ60から暗号鍵を受け取り、暗号鍵を用いて光ディスク3に記録されたデジタルコンテンツを復号し、再生することができる。
(a)光ディスク3に貼付されたICタグユニット4から識別情報(光ディスク識別信号IDS)を取得する(S21)。なお、ICタグユニット4から識別情報を取得する方法は、実施の形態1に記載の方法を用いることができる。
(b)識別情報を、インターネット30を介してデジタルコンテンツを管轄するサーバ60に送る(S22)。システムコントローラ21は、ID情報信号IDSをインターネット送信に適したフォーマットに変換して識別情報信号IDINFとして、インターネットに送信する(図11)。識別情報信号IDINFは、例えば、図9に示すように「サーバアドレス情報」「コンテンツ元ID」「メディアID」によって構成され、それぞれ所定のビットが割り当てられている。
(c)サーバ60で識別情報信号IDINFを解読し、これがICタグユニット4から発せられた情報であると確認することにより光ディスク3が真正品(正規に購入された製品)であると判断された場合に、インターネット30を介してサーバから送られる暗号鍵Kを受け取る(S23)。
(d)光ディスク3に記録されたデジタルコンテンツを、暗号鍵Kを用いて復号する(S24)。光ディスクプレーヤ20では、デスクランブラ22において、暗号鍵Kを用いて暗号解読処理が実行され、ビデオプログラム信号PICが順次デコーダ24に供給され、映像および音声が再生される。
図12は、本発明の実施の形態3に係るデジタルコンテンツ管理方法のタイミングチャートである。このデジタルコンテンツ管理方法は、実施の形態2に係るデジタルコンテンツ管理方法と比較すると、さらに、光ディスク3の傷等によってデジタルコンテンツの欠損部分が生じた場合に、その欠損部分を補填する補填情報を、インターネット30を介してサーバ60から受け取り、欠損部分を補填する点で相違する。なお、このデジタルコンテンツ管理方法における光ディスクプレーヤ20、サーバ60等のシステム構成は、図8に記載のシステムと同様である。
(a)光ディスク3に貼付されたICタグユニット4から識別情報(光ディスク識別信号IDS)を取得する(S31)。
(b)識別情報(光ディスク識別信号IDS)を、識別情報信号IDINFに変換して、インターネット30を介してデジタルコンテンツを管理するサーバに送る(S32)。なお、サーバ60で光ディスク3が真正品であると認証した場合には、サーバから送られる鍵Kを光ディスクプレーヤ20が受け取るようにしてもよい。
(c)次に、光ディスク3に記録されたデジタルコンテンツ(例えば、ビデオプログラム等)の欠損部分に関するアドレス情報を検出する(S33)。具体的には、ビデオプログラム再生中に傷(図8中の光ディスク3における「×」マーク)を検出した場合、その先頭のアドレスと、実際に再生不能なデータの長さを特定し、図10に示されるように、ディフェクトリストDLに登録する。
(d)デジタルコンテンツの欠損部分に関するアドレス情報(ディフェクトリストDL)を、インターネット30を介してサーバ60に送る(S34)。なお、このアドレス情報を上記識別情報と共にサーバ60に送ってもよい。
(e)サーバ60において識別情報により光ディスク3が真正品であると判断された場合に、サーバ60から送られる欠損部分を補填する補填情報信号SPICを受け取る(S35)。この補填情報信号SPICは、予めコンテンツプロバイダから送付され、サーバ60内に格納された全プログラム情報から、図10に示されるように、必要な箇所だけ抽出されて生成される。また、この補填情報信号SPICは、ディフェクトリストDLによって特定される欠損部のアドレスと必要な長さの補充データとで構成される。
(f)光ディスク3に記録されたデジタルコンテンツの欠損部分を補填情報信号SPICによって補填する(S36)。光ディスクプレーヤ20では、リアルタイムで更新されるアドレス情報に応じて、セレクタ23によって、光ディスク3から再生されるビデオプログラム信号PICと補填情報信号SPICとを切り替えて後段のデスクランブラ22に送り、デコーダ24によって情報を再生する。
Claims (27)
- 固有の識別情報を格納するIC部と、
S極とN極とが所定の間隔で離間した磁界に対する相対運動によって電磁誘導による第1誘導電流を発生する第1コイルと、
前記第1誘導電流を整流して第1整流電流とする第1整流器と、
前記第1整流電流から所定の電圧を生成して前記IC部に印加するレギュレータと
を備えることを特徴とするICタグユニット。 - 前記第1コイルは、間隔d(mm)でS極とN極とが離間している磁界に対して(105×d)(mm/s)以下の速度で相対運動させることによって周波数100kHz以下の第1誘導電流を発生することを特徴とする請求項1に記載のICタグユニット。
- 前記第1コイルは、前記IC部に格納された前記識別情報に基づく信号を発信するアンテナとして機能することを特徴とする請求項1に記載のICタグユニット。
- 前記IC部は、所定の電圧の印加を受けることによって、前記第1コイルをアンテナとして前記IC部内に格納している識別情報に基づく信号を10MHz以上の周波数で発信することを特徴とする請求項3に記載のICタグユニット。
- 前記第1コイルに対して互いの面積中心を離間させて配置され、前記磁界に対する相対運動によって電磁誘導による第2誘導電流を発生する第2コイルと、
前記第2誘導電流を整流して第2整流電流とする第2整流器と
を備え、
前記レギュレータは、前記第1整流電流と前記第2整流電流とを合算した電流から所定の電圧を生成し、前記IC部に供給することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のICタグユニット。 - 前記第2コイルは、間隔d(mm)でS極とN極とが離間している磁界に対して(105×d)(mm/s)以下の速度で相対運動させることによって周波数100kHz以下の第2誘導電流を発生することを特徴とする請求項5に記載のICタグユニット。
- 前記第1コイルで発生した第1誘導電流と前記第2コイルで発生した第2誘導電流との相互の位相差は、整数nについて、(180°×n+45°)〜(180°×n+135°)の範囲にあることを特徴とする請求項5に記載のICタグユニット。
- 前記第1コイルで発生した第1誘導電流と前記第2コイルで発生した第2誘導電流との相互の位相差は、整数nについて、実質的に(180°×n+90°)であることを特徴とした請求項5に記載のICタグユニット。
- 前記第1コイルと前記第2コイルとは、互いの面積中心の離間間隔T(mm)が、前記磁界のS極とN極の間隔d(mm)と整数nとについて、
(n+1/6)×d≦T≦(n+5/6)×d
の関係式を満たすように配置したことを特徴とする請求項5に記載のICタグユニット。 - 前記第1コイルと前記第2コイルとは、互いの面積中心の離間間隔T(mm)が、前記磁界のS極とN極の間隔d(mm)と整数nとについて、
(n+1/4)×d≦T≦(n+3/4)×d
の関係式を満たすように配置したことを特徴とする請求項5に記載のICタグユニット。 - 前記第1コイルと前記第2コイルとは、互いの面積中心の離間間隔T(mm)が、前記磁界のS極とN極の間隔d(mm)と整数nとについて、
(n+1/3)×d≦T≦(n+2/3)×d
の関係式を満たすように配置したことを特徴とする請求項5に記載のICタグユニット。 - 前記レギュレータは、直列接続された複数のダイオードを含むことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載のICタグユニット。
- 請求項1から12のいずれか一項に記載のICタグユニットを有することを特徴とする光ディスク。
- ICタグユニットを有する商品を回転させるスピンドルモータと、
前記商品の回転面の近傍の円周方向にS極とN極が交互に配置された静磁界発生手段と
を備えることを特徴とする商品識別装置。 - 前記静磁界発生手段は、少なくとも一対のS極及びN極を有する磁石を含むことを特徴とする請求項14に記載の商品識別装置。
- 前記静磁界発生手段は、S極とN極が回転面上の円周方向に交互に配置された複数の磁石を含むことを特徴とする請求項14に記載の商品識別装置。
- IC部と、第1コイルと、第2コイルとを備えたICタグユニットを有する商品を識別する商品識別装置であって、
前記静磁界発生手段は、S極とN極との間隔d(mm)が、前記ICタグユニットの前記第1コイルと前記第2コイルの面積中心の離間間隔T(mm)と整数nとについて、
T/(n+5/6)≦d≦T/(n+1/6)
の関係式を満たすことを特徴とする請求項14から16のいずれか一項に記載の商品識別装置。 - IC部と、第1コイルと、第2コイルとを備えたICタグユニットを有する商品を識別する商品識別装置であって、
前記静磁界発生手段は、S極とN極との間隔d(mm)が、前記ICタグユニットの前記第1コイルと前記第2コイルの面積中心の離間間隔T(mm)と整数nとについて、
T/(n+3/4)≦d≦T/(n+1/4)
の関係式を満たすことを特徴とする請求項14から16のいずれか一項に記載の商品識別装置。 - IC部と、第1コイルと、第2コイルとを備えたICタグユニットを有する商品を識別する商品識別装置であって、
前記静磁界発生手段は、S極とN極との間隔d(mm)が、前記ICタグユニットの前記第1コイルと前記第2コイルの面積中心の離間間隔T(mm)と整数nとについて、
T/(n+2/3)≦d≦T/(n+1/3)
の関係式を満たすことを特徴とする請求項14から16のいずれか一項に記載の商品識別装置。 - 前記ICタグユニットから発信される無線信号を受信する受信手段を備えることを特徴とする請求項14から19のいずれか一項に記載の商品識別装置。
- 前記スピンドルモータは、前記磁界のS極とN極が配置された回転中心からの半径r(mm)と、前記S極と前記N極との間隔d(mm)について、((105×d)/(2πr))回/秒以下の回転数で回転することを特徴とする請求項14から20のいずれか一項に記載の商品識別装置。
- 前記商品は、光ディスクであって、請求項14から21のいずれか一項に記載の商品識別装置を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
- 個別の識別情報を格納するIC部と、電磁誘導によって前記IC部に電力を供給する電力供給手段とを備えたICタグユニットを有する商品の識別方法であって、
間隔d(mm)でS極とN極とが離間している磁界に対して前記商品を(105×d)(mm/s)以下の速度で相対運動させて、前記ICタグユニットの前記電力供給手段に電磁誘導によって電力を生じさせ、前記IC部から前記識別情報を発信させるステップと、
前記識別情報を受信するステップと
を含むことを特徴とする商品の識別方法。 - 個別の識別情報を格納するIC部と、電磁誘導によって前記IC部に電力を供給する電力供給手段として機能する互いの面積中心を離間させて配置した第1及び第2コイルとを備えたICタグユニットを有する商品の識別方法であって、
S極とN極とが離間している磁界に対して前記商品を相対運動させて、前記第1及び第2コイルに互いに位相がずれた第1及び第2誘導電流を発生させるステップと、
前記第1及び第2誘導電流が整流され、合算され、合算電流から生成された所定の電圧が前記IC部に印加され、前記IC部から前記識別情報を発信させるステップと、
前記識別情報を受信するステップと
を含むことを特徴とする商品の識別方法。 - 頒布された光ディスクを個別に識別する識別情報に応じて、前記光ディスクを駆動する光ディスク装置で、前記光ディスクに記録されたデジタルコンテンツを管理する方法であって、
光ディスクに貼付されたICタグユニットから前記識別情報を取得するステップと、
前記識別情報を、前記デジタルコンテンツを管理するサーバに送るステップと、
前記サーバで前記識別情報により前記光ディスクが真正品であると判断された場合に、前記サーバから送られる前記デジタルコンテンツを復号する暗号鍵を受け取るステップと、
前記光ディスクに記録されたデジタルコンテンツを、前記暗号鍵を用いて復号するステップと
を含むことを特徴とするデジタルコンテンツ管理方法。 - 頒布された光ディスクを個別に識別する識別情報に応じて、前記光ディスクを駆動する光ディスク装置で、前記光ディスクに記録されたデジタルコンテンツを管理する方法であって、
光ディスクから前記識別情報を取得するステップと、
前記識別情報を、前記デジタルコンテンツを管理するサーバに送るステップと、
前記光ディスクに記録されたデジタルコンテンツの欠損部分に関するアドレス情報を検出するステップと、
前記デジタルコンテンツの欠損部分に関する前記アドレス情報を前記サーバに送るステップと、
前記サーバで前記識別情報により前記光ディスクが真正品であると判断された場合に、前記サーバから送られる前記欠損部分を補填する補填情報を受け取るステップと、
前記光ディスクに記録された前記デジタルコンテンツの前記欠損部分を前記補填情報によって補填するステップと
を含むことを特徴とするデジタルコンテンツ管理方法。 - 前記ICタグユニットは、
固有の識別情報を格納するIC部と、
S極とN極とが所定の間隔で離間した磁界に対する相対運動によって電磁誘導による第1誘導電流を発生する第1コイルと、
前記第1コイルで発生した前記第1誘導電流を整流する第1整流器と、
前記第1整流器で整流された第1整流電流から所定の電圧を生成して前記IC部に印加するレギュレータと
を備え、
前記ICタグユニットから前記識別情報を取得するステップは、
磁界に対して前記光ディスクを相対運動させて、前記ICタグユニットの前記第1コイルに電磁誘導によって第1誘導電流を発生させ、所定の電圧を前記IC部に印加して、前記IC部から前記識別情報を発信させるステップと、
前記識別情報を受信するステップと
を含むことを特徴とする請求項25又は26に記載のデジタルコンテンツ管理方法。
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2005
- 2005-04-06 JP JP2005109913A patent/JP2005327440A/ja not_active Withdrawn
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