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JP2005315118A - シリンダブロックの冷却構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 均一な冷却が可能なシリンダブロックの冷却構造を提供する。
【解決手段】 シリンダブロックの冷却構造1は、仕切り板22を有し、仕切り板22の間には、凹部21が設けられており、凹部21の一端部には流水遮蔽板24が位置している。矢印100で示す方向から導入された冷却水は矢印103で示すようにボア下部10Lから凹部21を通りボア上部10Hへ流れる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、シリンダブロックの冷却構造に関し、特に、シリンダブロックを均一に冷却することが可能なシリンダブロックの冷却構造を提供することを目的とする。
従来、シリンダブロックの冷却構造は、たとえば特開2000−345838号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2000−345838号公報
従来の技術では、シリンダボア周囲にウォータジャケットを備えたシリンダブロックの軸方向の所定長さに高流量領域と低流量領域の別系統に冷却水を流すように仕切る仕切り部材を設けている。この技術では、高流量領域の通路断面積は一定で上流側と下流側に温度差が生じる。この問題を解決するためには、仕切り部材を上流側と下流側で断面積を変えるため、傾斜させる必要が生じ、仕切り部材のボア対応孔が長円となり、仕切り部材の加工管理が増えるという問題があった。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、均一な冷却が可能なシリンダブロックの冷却構造を提供することを目的とする。
この発明に従ったシリンダブロックの冷却構造は、内燃機関のシリンダ壁を冷却するウォータジャケット部を有するシリンダブロックと、ウォータジャケット部に挿入され、成形されて上下を仕切る仕切り板とを有する。気筒間には、上下を貫通する貫通路となる凹部が設けられている。仕切り板には、流水遮蔽板が位置している。
このように構成されたシリンダブロックの冷却構造では、貫通路となる凹部によって冷却媒体の流速を向上させることができる。この結果、燃焼室周辺の冷却効率を向上させ、均一な冷却が可能となる。
好ましくは、流水遮蔽板は凹部の一端部に位置している。
好ましくは、各気筒間には、第1および第2の凹部を有し、第1および第2の凹部の面積が同等かあるいは異なる。この場合、気筒ごとの必要部位に応じて凹部の面積を設定することができ、各気筒ごとに適切な冷却を実現することが可能となる。
好ましくは、仕切り板と一体成形でボア下端側へ延設する円筒体を有し、円筒の厚みは気筒部位によって異なり、円筒はウォータジャケット部外壁と接触している。この場合、ボアの下部を円筒体で覆うことができ、下部での過冷却を抑制することができる。
より好ましくは、仕切り板と円筒体は樹脂体で一体的に構成される。この場合、仕切り板と円筒体とは樹脂により一体性形成することができ、製造コストの低減などを図ることができる。
好ましくは、仕切り板は、ボア上端からストロークの2分の1以上上方に位置する。この場合、下部での過冷却を抑制することができる。
さらに好ましくは、冷却媒体のウォータジャケット部への流入口は仕切り板の下側に設けられる。この場合、仕切り板上部の冷却速度を向上させることができる。
この発明に従えば、均一な冷却が可能となるシリンダブロックの冷却構造を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に従ったシリンダブロックの冷却構造を示す模式的な斜視図である。図2は、冷却水の流れを説明するために示す図である。図1および図2を参照して、この発明の実施の形態1に従ったシリンダブロックの冷却構造1では、シリンダブロック10とシリンダヘッド30とが、冷却水によって冷却される。シリンダブロック10の内部には、複数のボア領域111,112,113,114を有するシリンダライナー集合体11が設けられており、シリンダライナー集合体11はウォータジャケット部12で取囲まれる。シリンダブロック10上にはシリンダヘッド30が載置されており、カム、バルブなどの機器がシリンダヘッド30内に収納されている。
シリンダライナー集合体11はエンジンのフロント側10fからリア側10rに向かって長手方向に延び、かつ複数のボア領域111,112,113,114がこの長手方向に沿って配列される。ボア領域111,112,113,114内では、燃料の燃焼により熱が発生し、この熱を除去する必要がある。そのため、冷却媒体としての冷却水が用いられ、この冷却水をシリンダライナー集合体11周囲に流すことによって熱を除去する。
具体的には、ウォータポンプ300から矢印100で示すように冷却水が供給される。この冷却水は矢印101で示すようにシリンダライナー集合体11周囲を通過し、かつウォータジャケット仕切り板20に沿って上側に流れてシリンダヘッド30内へ入る。シリンダヘッド30内で矢印102で示すように冷却水が流れ、この冷却水はラジエータへ送られる。
図2を参照して、シリンダブロック10はボア上部10Hとボア下部10Lとを有する。シリンダブロック10内には、複数のボア領域111,112,113,114が設けられており、円筒状のボア領域111,112,113,114周囲にウォータジャケット仕切り板20の一部分である仕切り板22が設けられる。仕切り板22はボア下部10Lおよびボア上部10Hを仕切り、仕切り板22端部には流水遮蔽板24が配置される。流水遮蔽板24で流水が遮断される。
流水遮蔽板24の隣には、切欠としての凹部21が設けられており、凹部21内を冷却水がボア下部10Lからボア上部10Hへ向かって流れる。シリンダブロック10上にはシリンダヘッド30が載置されており、シリンダヘッド30がラジエータ60へ接続されている。ラジエータ60では、冷却水の熱を外部へ放出することが可能であり、熱交換器としての作用を有する。ラジエータ60は、サーモスタット63を介してウォータポンプ300に接続されている。また、シリンダヘッド30の冷却水の一部はスロットルボディ61およびヒータ62に供給される。
次に、図2を参照して、冷却水の流れを説明する。ウォータポンプ300からシリンダブロック10へ向かって矢印100で示す方向に供給される冷却水は、ボア下部10Lに入る。ここで、凹部21を介してボア上部10H側に流れ、ボア上部10Hにおいてシリンダライナー集合体11を冷却する。シリンダライナー集合体11を冷却し終えた冷却水は、矢印101で示す方向に流れ、シリンダヘッド30内へ達する。シリンダヘッド30内で、所定の通路内を矢印102で示す方向に流れる冷却水は、シリンダヘッド30内のカムなどを冷却し、シリンダヘッド30から出てラジエータ60へ流れる。ラジエータ60では走行風によって冷却水が冷却され、冷却水はシリンダブロック10およびシリンダヘッド30内で吸収した熱を外部へ放散する。これにより低温となった冷却水はサーモスタット63内へ入り、再度ウォータポンプ300へ供給される。
また、シリンダヘッド30の冷却水の一部はスロットルボディ61へ供給される。さらに別の一部はヒータ62へ供給される。
図3は、この発明の実施の形態1に従ったシリンダブロックの冷却構造の平面図である。図3を参照して、この発明の実施の形態1に従ったシリンダブロックの冷却構造1は、シリンダブロック10が冷却媒体としての冷却水により冷却される。シリンダブロック10は、シリンダライナー集合体11、シリンダライナー集合体11を取囲む溝形状のウォータジャケット部12およびウォータジャケット部12を取囲むシリンダブロックベース部13から構成される。
シリンダライナー集合体11は、4つのボア領域111,112,113,114を有し、それぞれのボア領域111,112,113,114を取囲む鉄合金を、アルミニウムで取囲んだ構造とされる。シリンダライナー集合体11は、冷却媒体を流すためのウォータジャケット部12により取囲まれる。ウォータジャケット部12は凹形状であり、シリンダライナー集合体11に沿った形状である。シリンダブロックベース部13はエンジンブロック本体であり、アルミニウム合金により構成される。
シリンダブロックベース部13には、冷却媒体の入口としての冷却水入口115が設けられる。シリンダブロックベース部13を覆うようにガスケット(図示せず)が設けられ、このガスケットには、冷却媒体の通路となるガスケット孔41が形成されている。ガスケット上にはシリンダヘッド30が載置され、ガスケット孔41に繋がるような通路がシリンダヘッド30内に設けられており、この通路内を冷却媒体が通過することでシリンダヘッド30を冷却することができる。
ウォータジャケット仕切り板20はウォータジャケット部12に嵌め合わされ、シリンダライナー集合体11とシリンダブロックベース部13とに接触する。ウォータジャケット仕切り板20は、ウォータジャケット部12に嵌まり合い、庇形状の仕切り板22と、仕切り板22に接続され、ボア領域111,112,113,114の下部から上部へ延びる筒状の円筒体23と、円筒体23および仕切り板22の両方に接触し、縦方向に延びる流水遮蔽板24とにより構成される。仕切り板22が形成されていない領域が凹部21である。
凹部21では、ウォータジャケット部12の上部と下部とが接続されており、凹部21を介して下側の冷却水が上側へ向かって流れる。凹部21の面積は冷却水入口115から遠ざかるにつれて大きくなる。これにより、冷却水入口115に最も近い凹部21の面積が最も小さくなり、冷却水入口115から最も遠い部分の凹部21の面積が大きくなる。冷却水入口115近傍では、冷却水の温度が低いため、冷却水による冷却能力が高い。そのため、凹部21の面積を小さくし、流量を抑制することで過冷却となることを防止する。
反対に、冷却水入口115から遠い部分では、冷却水は、既に他の部分を冷却し熱を吸収しているため温度が高くなる。そのため、冷却水による冷却能力は冷却水入口115近傍に比べて小さくなっている。その結果、流量を大きくすることで冷却能力を確保し、積極的な冷却を図る。この凹部21の面積は上記の傾向に限らず、狙いの冷却効率に適合するように変化させてもよい。仕切り板22はウォータジャケット部内壁12iとウォータジャケット部外壁12tとに接触しており、上下方向の冷却水の流通を遮断する働きを有する。仕切り板22は円弧形状に形成されており、かつ一部分が切欠かれて凹部21を構成している。仕切り22上方にガスケット孔41が設けられ、ガスケット孔41はシリンダヘッド30と接続されており、仕切り板22上を流れる冷却水は矢印101で示すようにガスケット孔41を通ってシリンダヘッド30側へ流れる。
シリンダブロック10内での冷却水の流れについて説明すると、冷却水入口115が流れの上流であり、ガスケット孔41が流れの下流であり、上流から下流に向かって冷却水は流れる。冷却水入口115から矢印100で示す方向に流れた冷却水はウォータジャケット部12内に入り、シリンダライナー集合体11に接触し、さらに凹部21を通って上側に流れる。その後冷却水は仕切り板22に沿って周方向に流れた後ガスケット孔41を介して上部へ抜ける。
なお、この実施の形態では、シリンダブロック10の給気側10iから冷却水が導入され、この冷却水がフロント側10fとリア側10rへ向かう二手の流れに分かれ、さらに排気側10eへ向かうような流れを示しているが、この冷却水の流れに限定されるものではない。たとえば、フロント側10fから冷却水を導入し、この冷却水が給気側10iと排気側10eの二手に分かれ、さらにリア側10rで合流して排出される方式、または、これとは逆にリア側10rから冷却水が導入されて給気側10iと排気側10eの二手に分かれ、フロント側10fで合流して外部に排出される流れの方式を採用してもよい。
図4は、シリンダライナー集合体およびウォータジャケット仕切り板の斜視図である。図4を参照して、シリンダライナー集合体11は複数の円筒が接続された形状であり、それぞれの軸心が互いに平行になるように配置される。シリンダライナー集合体11はウォータジャケット仕切り板20で覆われることにより保温される。具体的には、ボア下部10Lがウォータジャケット仕切り板20で覆われ、ボア上部10Hはウォータジャケット仕切り板20で覆われない。ボア上部10Hはウォータジャケット仕切り板20から露出しており、積極的な冷却を図る。
ウォータジャケット仕切り板20の下部には円筒体23が設けられており、円筒体23はシリンダライナー集合体11に沿った形状とされ、シリンダライナー集合体11と接触するように配置される。これにより、ボア下部10Lは円筒体23により保温される。円筒体23の上面には仕切り板22が取付けられており、仕切り板22がシリンダライナー集合体11の外周面であるウォータジャケット部内壁12iと接触するように湾曲して延びる。仕切り板22は冷却水の流れを調整する働きを有し、矢印103で示すように仕切り板22に沿って冷却水が流れる。
仕切り板22が形成されていない部分が凹部21であり、凹部21は冷却水がボア下部10Lからボア上部10Hへ向けて流れる通路となる。すなわちボア下部10Lとボア上部10Hとを接続する通路は凹部21だけであるため、すべての冷却水が凹部21を流れる。そのため、凹部21の面積をコントロールすることで、各気筒ごとの冷却水の流量を調整することが可能となる。仕切り板22端部には流水遮蔽板24が配置される。流水遮蔽板24はボア上部10Hに配置されており、下方向から上方向へ延びている。流水遮蔽板24はシリンダライナー集合体11の上端面であるデッキ面10dと同じ位置まで延びる。これにより、冷却水は流水遮蔽板24を超えることができずシリンダヘッド側へ流れることとなる。ウォータジャケット部12に設けられた仕切り板22と流水遮蔽板24とが冷却水通路を構成しており、冷却水は矢印103で示すように、この通路に従って流れる。
ボア下部10Lは断熱樹脂により構成される円筒体23で保温され、かつ低い流速化されている。仕切り板22は、ボア領域111内に収納されるピストンの往復ストロークの1/3の箇所に設けられる。すなわち、デッキ面10dから仕切り板22までの距離は、ストロークの1/3とされる。なお、この数字は特に限定されるものではなく、エンジンの発熱量、冷却の必要性などに応じて適宜変更することが可能である。凹部21は、隣り合うボア領域近傍のボア間領域に設けられる。これにより、熱が溜まりやすいボア間領域を高速の流水で積極的に冷却できる。
図5は、図4中のV−Vに沿った断面図である。図5を参照して、シリンダブロック10は、内部に位置するシリンダライナー集合体11と、シリンダライナー集合体11を取囲むように配置される、冷却媒体通路としてのウォータジャケット部12と、ウォータジャケット部12を取囲み、かつシリンダライナー集合体11に向かい合うシリンダブロックベース部13とを有する。シリンダライナー集合体11はウォータジャケット部内壁12iを有し、ウォータジャケット部内壁12iは、冷却媒体としての冷却水100Wに接触している。
ウォータジャケット部12は、シリンダライナー集合体11とシリンダブロックベース部13との間に設けられた領域であり、底部12uを有する。底部12uにおいてシリンダライナー集合体11とシリンダブロックベース部13とが接続されている。ウォータジャケット部12の幅については特に制限されるものではなく、幅(ウォータジャケット部内壁12iとウォータジャケット部外壁12tとの間の距離がほぼ一定に構成されていてもよい。また、ウォータジャケット部12がV字状に形成されていてもよい。
この場合、ウォータジャケット部12に面するウォータジャケット部内壁12iおよび外壁12tがテーパ面を有する。シリンダブロックベース部13はアルミニウム合金製であり、ダイキャストなどの方法で構成される。なお、シリンダブロックベース部13およびシリンダライナー集合体11の材質は特に限定されるものではなく、アルミニウム合金だけでなく、鋳鉄により構成してもよい。シリンダブロックベース部13はエンジンブロックとなり、エンジンに設けられるさまざまな補機類が取付けられる。
シリンダブロックベース部13には、図示しない冷却水の入口が設けられており、この入口としての孔には、ウォータポンプからの冷却水100Wが導入される。なお、冷却媒体として冷却水100Wだけでなく、ロングライフクーラント、油などのさまざまな流体を用いることが可能である。
シリンダブロック10の上面であるデッキ面10dでは、ウォータジャケット部12が露出しており、オープンデッキタイプとなっている。デッキ面10d上にはガスケットおよびシリンダヘッドが取付けられる。ガスケットはウォータジャケット部12を流れる冷却水100Wを封止する働きがある。
ウォータジャケット部12にはウォータジャケット仕切り板20が挿入される。ウォータジャケット仕切り板20はウォータジャケット部12に沿った形状を有し、かつシリンダライナー集合体11を取囲む形状となっている。ウォータジャケット仕切り板20の材質としては、特に制限されるものではなく、鉄、アルミニウムなどの金属材料、無機材料、および樹脂などのさまざまなものを採用することが可能である。
なお、シリンダライナー集合体11には貫通孔としてのドリルパスが設けられていてもよい。
ウォータジャケット仕切り板20の円筒体23はウォータジャケット部内壁12iに密着しており、ボア領域112の下部を保温する役割を果たす。図4で示すように、矢印100で示す方向から導入された冷却水はまず円筒体23に接触し直接シリンダライナー集合体11に接触することはないため、ボア下部10Lが保温される。仕切り板22は円筒体23の延びる方向と直交する方向に延び、ウォータジャケット部内壁12iとウォータジャケット部外壁12tとに接触してボア上部10Hとボア下部10Lとを仕切る。
図6は、ウォータジャケット仕切り板の側面図である。図7は、ウォータジャケット仕切り板の斜視図である。図6および図7を参照して、ウォータジャケット仕切り板20を構成する円筒体23は複数の円筒を繋ぎ合わせた形状を有し、所定の内部空間を取囲むように配置される。この内部空間にシリンダライナー集合体11が位置する。円筒体23はボア下部10Lに位置しており、シリンダライナー集合体11の下部を保温する。これにより、過冷却を防止する。円筒体23の上に仕切り板22が配列されている。
仕切り板22は円筒体23に沿って横方向に延びるように配置され、一部分が切欠かれた形状とされる。切欠部が凹部21であり、凹部21は、隣り合うボア領域の境界近傍に設けられて、この境界近傍のボア間領域での流速を向上させる働きがある。凹部21は、ボア下部10Lからボア上部10Hへの冷却水の流路となる。複数の凹部21について比較すると、冷却水入口側(矢印100で示す部位から近い側)で凹部21の面積が小さく、入口から遠ざかるにつれて凹部21の面積が大きくなる。凹部21に隣接するように流水遮蔽板24が配置される。流水遮蔽板24は図6で示すようにデッキ面10dと同じ高さまで延びており、流水遮蔽板24を越えて冷却水が流れることを防止する働きを有する。
以上のようなこの発明に従ったシリンダブロックの冷却構造1は、内燃機関のシリンダ壁としてのシリンダライナー集合体11を冷却するウォータジャケット部12を有するシリンダブロック10と、ウォータジャケット部12に挿入され、成形されて上下を仕切る仕切り板22とを備える。気筒間に上下を貫通する貫通路となる凹部21が設けられており、凹部21の一端部には、流水遮蔽板24が位置している。複数の凹部21の面積が互いに異なる。仕切り板22と一体的にボア下端側へ延設する円筒体23が設けられており、円筒体23の厚みは気筒部位によって異なり、円筒体23はボア外壁を構成するウォータジャケット部内壁12iと接触する。
仕切り板22はボア上端であるデッキ面10dからストロークの2分の1以上上方に位置する。つまり、デッキ面10dから仕切り板22までの距離は、ストロークの2分の1以下となる。仕切り板22と円筒体23と流水遮蔽板24とは樹脂により一体的に形成される。
図8は、この発明に従ったシリンダブロックの冷却構造におけるボア領域の高さと温度との関係を示すグラフである。図8を参照して、曲線501は、ウォータジャケット仕切り板を設けない従来の冷却構造におけるボア領域の高さと温度との関係を示す。曲線502は、仕切り板22がないウォータジャケット仕切り板を用いたシリンダブロックの冷却構造でのボア領域の高さと温度との関係を示す。曲線503は図1から図7で示すシリンダブロックの冷却構造におけるボア領域の高さと温度との関係を示す。図8を参照して、本発明に従ったシリンダブロックの冷却構造では、ボア領域の高さに沿ってボア領域の温度がほぼ一定となっている。これは、ボア下部を保温し、ボア上部を冷却する効果が大きいことによる。曲線501で示すように、従来のシリンダブロックの冷却構造では、ボア領域下部の温度が低く、上部(デッキ面近傍)の温度が高くなる。これは、冷たい冷却水が下部に導入され、下部が過冷却状態となり、上部は余り冷却されないことによる。曲線502で示すように、ウォータジャケット仕切り板を挿入すればある程度温度の分布は改善できるが、本発明ほどに改善されることはない。
以上のように、この発明に従ったシリンダブロックの冷却構造では均一な冷却が可能となる。また、この発明では、ダイキャストによりシリンダブロック10を製造するため、ウォータジャケット部12の形状の自由度が飛躍的に向上する。さらに、鋳物によるシリンダブロックに対して精度が向上する。また、製造コストを大幅に削減することができる。この理由として、中子がいらないこと、ウォータジャケット仕切り板20を樹脂で構成できることが挙げられる。
詳細には、ウォータジャケット部12を上下に分割する仕切り板22により、ウォータジャケット部12の上部の流路断面積を下部流路断面積より小さくすることで、ボア上部10Hの流速を増加させ、冷却効率を向上させることができる。
また、ボア間領域に、連通路としての凹部21を設けることで凹部の寸法により、各ボア領域111から114の冷却効率を変化させ、冷却効率を向上させることができる。また、凹部21を設けることで、ウォータジャケット部12の下部での流速を抑え、下部の壁温を上昇させ、フリクションを低減させることが可能となる。
(実施の形態2)
図9は、この発明の実施の形態2に従ったシリンダブロックの冷却構造の断面図である。なお、図9で示す断面は図5で示す断面に対応する。図9を参照して、この発明の実施の形態2に従ったシリンダブロックの冷却構造1では、ウォータジャケット仕切り板20が円筒体を有していない点で、実施の形態1に従ったウォータジャケット仕切り板20と異なる。ウォータジャケット仕切り板20は仕切り板22を有し、この仕切り板22がボア上部10Hおよびボア下部10Lを仕切る。さらに、図4で示すように凹部21が仕切り板22間に設けられ、その凹部21の端部に流水遮蔽板24が配置される。図4から円筒体23を取除いた形状がウォータジャケット仕切り板20の斜視図となる。このように構成された、実施の形態2に従ってシリンダブロックの冷却構造1でも、実施の形態1に従ったシリンダブロックの冷却構造と同様の効果がある。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変形することが可能である。まず、1つのシリンダブロック10に設けられるボア領域の数は実施の形態に限定されず、単一または複数のボア領域が設けられてもよい。
また、この発明が適用されるエンジンとしては、ディーゼルエンジンおよびガソリンエンジンがあり、エンジンの型式として、直列型、V型、W型、水平対向型などのさまざまなエンジンに本発明を適用することが可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、内燃機関のシリンダブロックの冷却構造の分野において適用することが可能である。
この発明の実施の形態1に従ったシリンダブロックの冷却構造を示す模式的な斜視図である。 冷却水の流れを説明するために示す図である。 この発明の実施の形態1に従ったシリンダブロックの冷却構造の平面図である。 シリンダライナー集合体およびウォータジャケット仕切り板の斜視図である。 図4中のV−V線に沿った断面図である。 ウォータジャケット仕切り板の側面図である。 ウォータジャケット仕切り板の斜視図である。 この発明に従ったシリンダブロックの冷却構造におけるボア領域の高さと温度との関係を示すグラフである。 この発明の実施の形態2に従ったシリンダブロックの冷却構造の断面図である。
符号の説明
1 シリンダブロックの冷却構造、10 シリンダブロック、11 シリンダライナー集合体、12 ウォータジャケット部、13 シリンダブロックベース部、20 ウォータジャケット仕切り板、21 凹部、22 仕切り板、23 円筒体、24 流水遮蔽板。

Claims (7)

  1. 内燃機関のシリンダ壁を冷却するウォータジャケット部を有するシリンダブロックと、
    前記ウォータジャケット部に挿入され、成形されて上限を仕切る仕切り板とを備え、
    気筒間に上下を貫通する貫通路となる凹部が設けられ、
    前記仕切り板には、流水遮蔽板が位置している、シリンダブロックの冷却構造。
  2. 前記流水遮蔽板は、前記凹部の一端部に位置している、請求項1に記載のシリンダブロックの冷却構造。
  3. 前記各気筒間には、第1および第2の前記凹部を有し、前記第1および第2の凹部の面積が同等かあるいは異なる、請求項1または2に記載のシリンダブロックの冷却構造。
  4. 前記仕切り板と一体成形されてボア下端側へ延設する円筒体を有し、その円筒体の厚みは気筒部位によって異なり、前記円筒体はウォータジャケット部外壁と接触している、請求項1から3のいずれか1項に記載のシリンダブロックの冷却構造。
  5. 前記仕切り板と前記円筒体は、樹脂体により一体的に形成される、請求項4に記載のシリンダブロックの冷却構造。
  6. 前記仕切り板はボア上端からストロークの2分の1以上上方に位置する、請求項1から5のいずれか1項に記載のシリンダブロックの冷却構造。
  7. 冷却媒体のウォータジャケット部への流入口は、仕切り板の下側に位置する、請求項6に記載のシリンダブロックの冷却構造。
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