JP2005309293A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 液晶が介在された第1基板と第2基板内に形成される画素領域内を延在する突起部を備えたものであって、
該突起部は、第1基板の液晶側の面に形成された第1突起部と第2基板の液晶側の面に形成された第2突起部からなり、
これら第1突起部と第2突起部は、平面的に観た場合、互いに隣接して並設され、
該第1突起部はその頂部から該第2突起部側への幅方向の長さが該第2突起部と反対側への幅方向の長さより小さく、
該第2突起部はその頂部から該第1突起部側への幅方向の長さが該第1突起部と反対側への幅方向の長さより小さく設定されている。
【選択図】 図1
Description
しかし、該液晶を通して認識する光において、たとえ液晶分子の配列が同じ状態でも視角依存性を有し、視角方向に応じて輝度の逆転現象を引き起し、カラー表示の場合に画像が色づくという不都合を生じる。
それ故、前記各基板の液晶側の面に、画素領域内を延在する突起部を備えたものが知られ、これにより上述した不都合を解消している。いわゆるマルチドメインを採用したものである。
なお、下記に挙げる各特許文献は、そのいずれも各基板の液晶側の面に突起部を備え、これにより液晶分子を垂直あるいは一定の方向に傾きをもたせるものであるが、以下に説明する本願発明の目的とするところとは大きく異なり、それを電圧無印加時に画素の領域の全域にわたって一様に行なうようになっているにすぎないものである。
この原因としては、初期配向状態において該突起部の頂部を境にして左右の側面に近接して配置される液晶の分子が、電圧を印加した状態においては、それぞれ該突起部を中心として左右逆方向に傾くように配置されるためであることが判明した。
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、その目的は、いわゆる白表示させても突起部が形成されている個所に該突起部に沿って黒色の線状の表示がなされるのを回避した液晶表示装置を提供するにある。
本発明による液晶表示装置は、たとえば、液晶が介在された第1基板と第2基板内に形成される画素領域内を延在する突起部を備えたものであって、
該突起部は、第1基板の液晶側の面に形成された第1突起部と第2基板の液晶側の面に形成された第2突起部からなり、
これら第1突起部と第2突起部は、平面的に観た場合、互いに隣接して並設され、
該第1突起部はその頂部から該第2突起部側への幅方向の長さが該第2突起部と反対側への幅方向の長さより小さく、
該第2突起部はその頂部から該第1突起部側への幅方向の長さが該第1突起部と反対側への幅方向の長さより小さく設定されていることを特徴とする。
本発明による液晶表示装置は、たとえば、(1)の構成を前提とし、前記第1突起部はその頂部から該第2突起部側の斜面が急で該第2突起部と反対側の斜面がなだらかとなっており、
該第2突起部はその頂部から該第1突起部側の斜面が急で該第1突起部と反対側の斜面がなだらかとなっていることを特徴とする。
本発明による液晶表示装置は、たとえば、(1)の構成を前提とし、前記第1突起部と第1基板との間、および第2突起部と第2基板との間に、液晶を垂直配向させようとする際に遮光がなされる位相板が備えられていることを特徴とする。
本発明による液晶表示装置は、たとえば、(1)の構成を前提とし、前記突起部は画素の領域内においてあるいは他の画素との間において延在方向を異ならしめて形成されていることを特徴とする。
本発明による液晶表示装置は、たとえば、(1)の構成を前提とし、前記突起部は画素の領域内において並設されて形成されていることを特徴とする。
本発明による液晶表示装置は、たとえば、(5)の構成を前提とし、画素は区分された領域を有し、前記突起部は前記各領域の境界で屈曲部を有することを特徴とする。
なお、本発明は以上の構成に限定されず、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
図8は、本発明による液晶表示装置の一実施例を示す平面図である。
液晶を介して互いに対向配置される一対の透明基板SUB1、SUB2があり、該液晶は一方の透明基板SUB1に対する他方の透明基板SUB2の固定を兼ねるシール材SLによって封入されている。
各ゲート信号線GLと各ドレイン信号線DLとで囲まれた領域は画素領域を構成するとともに、これら各画素領域のマトリクス状の集合体は液晶表示部ARを構成するようになっている。
この画素電極PXは、他方の透明基板SUB2の液晶側の面に各画素領域に共通に形成した対向電極(図示せず)との間に電界を発生させ、この電界によって液晶の光透過率を制御させるようになっている。
また、前記各ドレイン信号線DLのそれぞれには、映像信号駆動回路Heによって、前記ゲート信号線GLの選択のタイミングに合わせて映像信号が供給されるようになっている。
図9において、透明基板SUB1の液晶側の面にx方向に延在しy方向に並設されるゲート信号線GLが形成されている。
このようにゲート信号線GLが形成された透明基板SUB1の表面にはたとえばSiNからなる絶縁膜GIが該ゲート信号線GLをも被って形成されている。
そして、この絶縁膜GIの表面であって、前記ゲート信号線GLの一部に重畳するようにしてたとえばアモルファスSiからなる半導体層ASが形成されている。
ここで、前記ドイレン電極SDおよびソース電極SCはドレイン信号線DLの形成の際に同時に形成されるようになっている。
このソース電極SCは半導体層AS面から画素領域側へ若干延在され、後述の画素電極PXとの接続を図るためのコンタクト部が形成されている。
この画素電極PXは、薄膜トランジスタTFTの形成領域を回避して画素領域の大部分を占めるようにして形成されている。そして、その一部が前記保護膜PSVの一部に形成されたコンタクトホールTHを通して薄膜トランジスタTFTのソース電極SCに電気的に接続されている。
この容量素子Caddは、たとえば画素電極PXに供給された映像信号を比較的長く蓄積させる等の機能をもたせるようになっている。
このカラーフィルタCFの表面には配向膜PI2が形成され、この配向膜PI2は液晶と直接に当接する膜で、該液晶の分子の初期配向方向を決定づけるようになっている。
突起部PR1は、その頂部Tを境にし、その図中左側の面にて急峻な勾配をもち、図中右側の面にて極めてなだらかで僅かながら円弧状となる勾配をもっている。
なお、該突起部PR1の頂部Tを境にして図中左側は、該突起部PR2と対となる基板SUB2側の突起部PR2(該突起部PR1と最も近くに配置される突起部PR2)側となる。
該突起部PR1の断面形状として、要は、その頂部Tを境にして、その図中左側の幅の長さwが図中右側の幅の長さWよりも小さく設定されていればよい。
図中下側の特性曲線は電圧無印加時およびその近傍にて透過率を低くでき、光漏れを低減できていることを示している。
上述した各実施例はそれぞれ単独に、あるいは組み合わせて用いても良い。それぞれの実施例での効果を単独であるいは相乗して奏することができるからである。
Claims (6)
- 液晶が介在された第1基板と第2基板内に形成される画素領域内を延在する突起部を備えたものであって、
該突起部は、第1基板の液晶側の面に形成された第1突起部と第2基板の液晶側の面に形成された第2突起部からなり、
これら第1突起部と第2突起部は、平面的に観た場合、互いに隣接して並設され、
該第1突起部はその頂部から該第2突起部側への幅方向の長さが該第2突起部と反対側への幅方向の長さより小さく、
該第2突起部はその頂部から該第1突起部側への幅方向の長さが該第1突起部と反対側への幅方向の長さより小さく設定されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記第1突起部はその頂部から該第2突起部側の斜面が急で該第2突起部と反対側の斜面がなだらかとなっており、
該第2突起部はその頂部から該第1突起部側の斜面が急で該第1突起部と反対側の斜面がなだらかとなっていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記第1突起部と第1基板との間、および第2突起部と第2基板との間に、液晶を垂直配向させようとする際に遮光がなされる位相板が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記突起部は画素の領域内においてあるいは他の画素との間において延在方向を異ならしめて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記突起部は画素の領域内において並設されて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 画素は区分された領域を有し、前記突起部は前記各領域の境界で屈曲部を有することを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
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2004
- 2004-04-26 JP JP2004129562A patent/JP2005309293A/ja active Pending
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