JP2005302373A - フラットパネルディプレイ管 - Google Patents
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Abstract
【課題】スペーサの位置調整が容易に行えるフラットパネルディプレイ管を得る。
【解決手段】電子放出素子7が行列状に配列して形成されたリア基板2と、蛍光体8が電子放出素子7と対向配置されているフロント基板3とが、外枠体4を介装して気密に連結され、その内部に、スペーサ13が両端を固定部材11の側枠部に固定されて表示有効領域を列方向に横切るように配設されている。固定部材11の四隅には円柱状の係合突起14が突設され、係合突起14が係合される案内溝15が溝方向を行方向としてリア基板2に形成されている。そして、係合突起14を案内溝15内を行方向に移動させて、スペーサ13と電子放出素子7との行方向の位置調整がなされる。
【選択図】図2
【解決手段】電子放出素子7が行列状に配列して形成されたリア基板2と、蛍光体8が電子放出素子7と対向配置されているフロント基板3とが、外枠体4を介装して気密に連結され、その内部に、スペーサ13が両端を固定部材11の側枠部に固定されて表示有効領域を列方向に横切るように配設されている。固定部材11の四隅には円柱状の係合突起14が突設され、係合突起14が係合される案内溝15が溝方向を行方向としてリア基板2に形成されている。そして、係合突起14を案内溝15内を行方向に移動させて、スペーサ13と電子放出素子7との行方向の位置調整がなされる。
【選択図】図2
Description
この発明は、フラットパネルディプレイ管に関し、特にフラットパネルディプレイ管のスペーサ構造に関するものである。
一般に、フラットパネルディプレイ管においては、ガラス基板が枠状の側部材を介して前面と背面とに気密に配置され、その内部が真空状態にされている。このように、フラットパネルディスプレイ管では、その内部が真空以下であるのに対し、外面が大気圧に晒されているので、管を押しつぶすような応力が両ガラス基板に加わる。そして、ガラス基板の厚みを厚くすることで管の圧潰を防止することが可能であるが、ガラス基板の重量が重くなってしまう。
また、最新の映像視聴の環境においては、テレビジョン放送ではハイビジョン化、ビデオではデジタルビデオ化に代表されるように、高画質化、高解像度化が進み、表示管自体の大型化が好まれる傾向にある。そして、ガラス基板の厚みを厚くして管の圧潰を防止する対策では、管の大型化にともなってますますガラス基板の重量が重くなってしまう。
また、最新の映像視聴の環境においては、テレビジョン放送ではハイビジョン化、ビデオではデジタルビデオ化に代表されるように、高画質化、高解像度化が進み、表示管自体の大型化が好まれる傾向にある。そして、ガラス基板の厚みを厚くして管の圧潰を防止する対策では、管の大型化にともなってますますガラス基板の重量が重くなってしまう。
そこで、フラットパネルディプレイ管では、ガラス基板に作用する応力を支持するスペーサを内部に配置して、ガラス基板の厚みを厚くすることなく管の圧潰を防止できるスペーサ構造が必要とされている。この場合、スペーサの幅を厚くすることは、強度確保の点で有利となるが、実際には、映像部分の領域を遮ることになり、スペーサの幅をできる限り薄くする必要がある。そして、幅を薄くしたスペーサを配置する場合、スペーサをガラス基板に対してほぼ垂直に配置しなければ、強度補強の効果は得られない。
このような状況に鑑み、従来のフラットパネルディプレイ管のスペーサ構造は、枠状の相対する側部材に溝を形成し、スペーサを相対する側部材の溝に嵌め込んで、その自立性を確保している(例えば、特許文献1参照)。
このような状況に鑑み、従来のフラットパネルディプレイ管のスペーサ構造は、枠状の相対する側部材に溝を形成し、スペーサを相対する側部材の溝に嵌め込んで、その自立性を確保している(例えば、特許文献1参照)。
このようなフラットパネルディプレイ管においては、映像の発光領域に対してスペーサの位置調整が必要となる。
しかしながら、従来のフラットパネルディプレイ管のスペーサ構造は、スペーサの自立させるために、スペーサを相対する側部材の溝に嵌め込んで構成されているので、映像の発光領域に対してスペーサを簡易に位置調整できないという不具合があった。
しかしながら、従来のフラットパネルディプレイ管のスペーサ構造は、スペーサの自立させるために、スペーサを相対する側部材の溝に嵌め込んで構成されているので、映像の発光領域に対してスペーサを簡易に位置調整できないという不具合があった。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、スペーサの位置調整が容易に行えるフラットパネルディプレイ管を得ることを目的とする。
この発明は、電子放出素子が主面上に行列状に配列して形成されたリア基板と、上記リア基板の主面に対向して配置され、電子の照射を受けて発光する蛍光体が該リア基板の主面に対向する主面上に上記電子放出素子と対向配置されているフロント基板と、上記リア基板と上記フロント基板との間に気密に介装され、上記電子放出素子および上記蛍光体の形成領域を囲繞する外枠体と、上記リア基板、上記フロント基板および上記外枠体により構成される空間内に配置された耐大気圧支持構造体と、を有し、上記空間内が真空雰囲気にされているフラットパネルディプレイ管において、上記耐大気圧支持構造体は、上記リア基板の主面上に上記電子放出素子の形成領域の外側に配設された固定部材と、それぞれ両端を上記電子放出素子の列方向に相対する上記固定部材の側枠部に固定され、上記リア基板の主面に対して垂直に、かつ、行方向に隣接する上記電子放出素子間に位置して上記電子放出素子の形成領域を横切るように配設されて上記リア基板と上記フロント基板との間の間隔を保持する複数のスペーサと、を備え、さらに、上記電子放出素子の列方向に対する上記固定部材の移動を規制し、かつ、上記電子放出素子の行方向に対する上記固定部材の移動を可能とする位置調整機構が設けられているものである。
この発明によれば、固定部材に取り付けられたスペーサは、電子放出素子の形成領域を列方向に横切るように配設されている。そこで、位置調整機構により、固定部材を電子放出素子の行方向に移動させることで、スペーサを行方向に隣接する電子放出素子間に位置させることができ、スペーサの位置調整が容易となる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るフラットパネルディプレイ管の構造を説明する図であり、フロント基板を除去したフラットパネルディプレイ管を真上から見た図である。図2は図1のII−II矢視断面図、図3はこの発明の実施の形態1に係るフラットパネルディプレイ管におけるリア基板を主面側から見た平面図、図4はこの発明の実施の形態1に係るフラットパネルディプレイ管におけるフロント基板を主面側から見た平面図、図5はこの発明の実施の形態1に係るフラットパネルディプレイ管における耐大気圧支持構造体を示す斜視図、図6はこの発明の実施の形態1に係るフラットパネルディプレイ管における蛍光体とスペーサとの位置関係を説明する図、図7はこの発明の実施の形態1に係るフラットパネルディプレイ管における位置決め機構部を説明する要部拡大図である。なお、図6および図7におけるX方向およびY方向は、行列状に配列されている電子放出素子および蛍光体の行方向および列方向を示している。
図1はこの発明の実施の形態1に係るフラットパネルディプレイ管の構造を説明する図であり、フロント基板を除去したフラットパネルディプレイ管を真上から見た図である。図2は図1のII−II矢視断面図、図3はこの発明の実施の形態1に係るフラットパネルディプレイ管におけるリア基板を主面側から見た平面図、図4はこの発明の実施の形態1に係るフラットパネルディプレイ管におけるフロント基板を主面側から見た平面図、図5はこの発明の実施の形態1に係るフラットパネルディプレイ管における耐大気圧支持構造体を示す斜視図、図6はこの発明の実施の形態1に係るフラットパネルディプレイ管における蛍光体とスペーサとの位置関係を説明する図、図7はこの発明の実施の形態1に係るフラットパネルディプレイ管における位置決め機構部を説明する要部拡大図である。なお、図6および図7におけるX方向およびY方向は、行列状に配列されている電子放出素子および蛍光体の行方向および列方向を示している。
図1および図2において、フラットパネルディプレイ管1は、電子ビームを発生する電子放出素子7が主面上に形成されたリア基板2と、電子ビームの照射により蛍光する蛍光体8が主面上に形成され、該蛍光体8を電子放出素子7に対向配置させるようにリア基板2の主面側に平行に配置されたフロント基板3と、リア基板2とフロント基板3との間に気密に配設され、電子放出素子7および蛍光体8の形成領域(表示有効部分10)を囲繞する外枠体4と、リア基板2、フロント基板3および外枠体4により構成される空間6内に配設され、リア基板2とフロント基板3との間の間隔を保持する耐大気圧支持構造体5とを備え、空間6内を真空雰囲気として構成されている。
リア基板2には、例えば石英ガラスや青板ガラスからなるガラス基板が用いられ、その主面上には、図3に示されるように、電子放出素子7が行列状(n行m列)に配列されて形成されている。なお、n、mは2以上の整数であり、目的とする表示画素数に応じて適宜設定される。また、リア基板2には、セラミック基板を用いてもよい。
そして、電子放出素子7には、電界放出型放出素子、金属/絶縁物/金属型放出素子、表面伝導型放出素子などを用いることができる。電界放出型放出素子としては、W. P. Dyke & W. W. Dolan, "Field emission", Advance in Electron Physics,8,89(1956)などが知られている。また、金属/絶縁物/金属型放出素子としては、C. A. Mead, "The tunnel-emission amplifier", J. Appl. Phys.,32,646(1961)などが知られている。また、表面伝導型放出素子としては、M. Hartwell and C. G. Fonstad: "IEEE Trans. ED Conf.",519(1975)などが知られている。
そして、電子放出素子7には、電界放出型放出素子、金属/絶縁物/金属型放出素子、表面伝導型放出素子などを用いることができる。電界放出型放出素子としては、W. P. Dyke & W. W. Dolan, "Field emission", Advance in Electron Physics,8,89(1956)などが知られている。また、金属/絶縁物/金属型放出素子としては、C. A. Mead, "The tunnel-emission amplifier", J. Appl. Phys.,32,646(1961)などが知られている。また、表面伝導型放出素子としては、M. Hartwell and C. G. Fonstad: "IEEE Trans. ED Conf.",519(1975)などが知られている。
フロント基板3には、例えば石英ガラスや青板ガラスからなるガラス基板が用いられ、その主面上には、図4に示されるように、蛍光体8が電子放出素子7の配列状態に対応したm列のストライプ状に形成されている。そして、グラファイト材などからなるブラックマトリクス(BM)9が蛍光体8の隙間および周囲に形成され、発光光のコントラストを高めるようになっている。なお、蛍光体8は、図8に示されるように、電子放出素子7の配列状態に対応した行列状(n行m列)に形成されてもよい。
ここで、電子放出素子7および蛍光体8の配列領域が表示有効部分10となる。また、フロント基板3は、斜め方向から見たときに発生する画像のゆがみや視差を抑えるために、薄くすることが望ましく、通常数mm程度の厚さのガラス板が用いられる。
外枠体4は、例えばガラス材を用い、表示有効部分10を取り囲む大きさの枠状に作製されている。また、外枠体4には、セラミックやプラスチックを用いてもよい。そして、外枠体4は、リア基板2とフロント基板3との間に表示有効部分10を取り囲むように配置され、例えばフリットガラス(低融点ガラス)や接着剤によりリア基板2およびフロント基板3に気密に接合されている。
耐大気圧支持構造体5は、図5に示されるように、例えばガラス材を用い、表示有効部分10を取り囲む大きさの枠状に作製された固定部材11と、両端を固定部材11の相対する一対の側枠部12に固定された複数のスペーサ13とを備えている。スペーサ13は、リア基板2とフロント基板3との間の間隔を規定するもので、外枠体4の高さまたは外枠体4の高さより僅かに低い、例えば数mm程度の高さを有する平板状のガラス板が用いられる。そして、スペーサ13の厚みは、フロント基板3側から蛍光体8の発光部分の領域を遮らず、かつ、スペーサ13の存在を見えにくくするために、できるだけ薄くすることが望ましく、薄いものでは100μm前後の値になっている。そして、溝12aがダイアモンド・ソーなどを用いて一対の側枠部12の相対する部位に数十mm間隔で形成され、各スペーサ13がその両端を溝12aに嵌め込み固定されて固定部材11に取り付けられている。ここで、固定部材11には、ガラス材の他に、セラミックやプラスチックなどの材料を用いることができ、スペーサ13には、ガラス材の他に、セラミックや絶縁物を被覆した金属などを用いることができる。
円柱状の係合突起14が固定部材11の四隅の裏面に突設されている。また、案内溝15が、リア基板2の主面に、表示有効部分10の四隅の外周側の部位に、溝方向を行方向(X方向)として凹設されている。ここで、案内溝15は、固定部材11に突設された係合突起14が嵌め込まれる位置関係に形成されている。また、係合突起14の径は案内溝15の溝幅とほぼ同等に形成され、案内溝15の内壁面上を摺動して行方向(X方向)に移動できるようになっている。なお、係合突起14と案内溝15とから位置決め機構部を構成している。
この耐大気圧支持構造体5は、固定部材11の一対の側枠部12が表示有効部分10の列方向(Y方向)の両側に位置し、かつ、係合突起14が案内溝15内に収まるようにリア基板2の主面上に設置され、係合突起14を案内溝15内を摺動移動させて固定部材11の行方向(X方向)の位置決めを行い、仮止めされる。つまり、各スペーサ13が行方向に隣接する電子放出素子7間に位置するように位置決めされて、固定部材11がリア基板2に仮止めされる。これにより、固定部材11が表示有効部分10を取り囲み、各スペーサ13が、リア基板2の主面に対して垂直な姿勢で、行方向に隣接する電子放出素子7間に位置して表示有効部分10を列方向に横切っている。
また、外枠体4および耐大気圧支持構造体5がリア基板2に仮止めされた後、フロント基板3が載置・位置調整されて、各部材が接合一体化される。これにより、各スペーサ13は、図6に示されるように、行方向(X方向)に隣接する蛍光体8間に位置している。なお、各蛍光体8は、列方向(Y方向)に延設されている。
また、外枠体4および耐大気圧支持構造体5がリア基板2に仮止めされた後、フロント基板3が載置・位置調整されて、各部材が接合一体化される。これにより、各スペーサ13は、図6に示されるように、行方向(X方向)に隣接する蛍光体8間に位置している。なお、各蛍光体8は、列方向(Y方向)に延設されている。
ここで、耐大気圧支持構造体5やフロント基板3などの位置決めは、例えばアライメントマーク(図示せず)などを形成しておき、CCDカメラでモニターに映像を映し、部材とアライメントマークとがモニター上で重なるように位置調整することで行うことができる。
なお、フラットパネルディプレイ管1の内部を真空雰囲気とするには、内部空間を排気する構造、真空度を高めるために内部のガスを吸着するゲッターなどの配置、電子放出素子7に制御電圧や信号電圧を印加するための配線構造などが必要となるが、ここではこれらの説明は省略する。
この実施の形態1では、スペーサ13が、リア基板2、フロント基板3および外枠体4により構成される空間6内に、リア基板2の主面に対して垂直に、表示有効領域10を列方向に横切って配設されている。そして、スペーサ13が外枠体4の高さ或いは僅かに低い高さに形成されているので、スペーサ13は、リア基板2の主面に接し、フロント基板3の主面に接して、或いは微小な隙間をもって配設されている。そこで、フラットパネルディプレイ管1の内外の圧力差に起因してフロント基板3に作用する応力は、フロント基板3がスペーサ13に当接して受けられるので、フロント基板3を厚くすることなく、管の圧潰を防止することができる。さらに、フロント基板3を薄くできるので、斜め方向から見たときに発生する画像のゆがみや視差を抑えることができる。
また、案内溝15が溝方向を行方向(X方向)としてリア基板2の主面に形成され、案内溝15に係合する係合突起14が固定部材11に突設されている。そして、スペーサ13が列方向(Y方向)に延設されている。そこで、係合突起14を案内溝15内を移動させることにより、固定部材11が行方向に移動される。これにより、列方向に延設されているスペーサ13が行方向に隣接する電子放出素子7間に位置調整される。つまり、行方向の位置合わせだけで、スペーサ13を表示有効部分10に対して位置調整できるので、スペーサ13の位置調整作業が著しく簡易となる。
また、係合突起14と案内溝15とが固定部材11の四隅(4箇所)で係合しているので、固定部材11がリア基板2の主面上を蛇行することなく行方向に移動される。そこで、スペーサ13の表示有効部分10に対する位置調整精度が高くなる。
また、係合突起14と案内溝15とが固定部材11の四隅(4箇所)で係合しているので、固定部材11がリア基板2の主面上を蛇行することなく行方向に移動される。そこで、スペーサ13の表示有効部分10に対する位置調整精度が高くなる。
なお、上記実施の形態1では、係合突起14が固定部材11に設けられ、案内溝15がリア基板2に設けられているものとして説明しているが、係合突起14がリア基板2に設けられ、案内溝15が固定部材11に設けられてもよい。この場合、係合突起14の設置領域は案内溝15の設置領域に比べて小さくなるので、電子放出素子7に制御電圧や信号電圧を印加するための配線を避けてリア基板2に簡易に設けることができる。また、案内溝15を固定部材11に設ける場合には、固定部材11には配線がないので、行方向に離間している2つの案内溝15を一続きの案内溝で構成してもよい。
また、上記実施の形態1では、係合突起14と案内溝15とが固定部材11の四隅の4箇所で係合するものとして説明しているが、係合突起14と案内溝15との係合が4箇所に限定されるものではなく、2箇所以上であればよい。
また、上記実施の形態1では、係合突起14と案内溝15とが固定部材11の四隅の4箇所で係合するものとして説明しているが、係合突起14と案内溝15との係合が4箇所に限定されるものではなく、2箇所以上であればよい。
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2に係るフラットパネルディプレイ管における位置決め機構部を説明する要部拡大図である。
図9において、係合突起14aが固定部材11の1つの隅部の裏面に突設されている。また、案内溝15aが、リア基板2の主面に、表示有効部分10の四隅の外周側の部位に、溝方向を行方向(X方向)として凹設されている。ここで、案内溝15aは、固定部材11に突設された係合突起14aが嵌め込まれる位置関係に形成されている。また、係合突起14aは、案内溝15aの溝幅とほぼ同等の幅を有し、案内溝15aの溝方向に延在する直方体に作製されており、案内溝15内を行方向(X方向)に移動できるようになっている。そして、係合突起14aと案内溝15aとから位置決め機構部を構成している。なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
図9はこの発明の実施の形態2に係るフラットパネルディプレイ管における位置決め機構部を説明する要部拡大図である。
図9において、係合突起14aが固定部材11の1つの隅部の裏面に突設されている。また、案内溝15aが、リア基板2の主面に、表示有効部分10の四隅の外周側の部位に、溝方向を行方向(X方向)として凹設されている。ここで、案内溝15aは、固定部材11に突設された係合突起14aが嵌め込まれる位置関係に形成されている。また、係合突起14aは、案内溝15aの溝幅とほぼ同等の幅を有し、案内溝15aの溝方向に延在する直方体に作製されており、案内溝15内を行方向(X方向)に移動できるようになっている。そして、係合突起14aと案内溝15aとから位置決め機構部を構成している。なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態2においても、係合突起14aを案内溝15a内を移動させることにより、固定部材11が行方向に移動され、列方向に延設されているスペーサ13が行方向に隣接する電子放出素子7間に位置調整される。そこで、行方向の位置合わせだけで、スペーサ13を表示有効部分10に対して位置調整できるので、スペーサ13の位置調整作業が著しく簡易となる。
また、係合突起14aが直方体に作製されているので、固定部材11がリア基板2の主面上を蛇行することなく行方向に移動される。そこで、スペーサ13の表示有効部分10に対する位置調整精度が高くなる。さらに、係合突起14aと案内溝15aとの係合が1箇所ですみ、安価に位置調整機構を構成できる。
また、係合突起14aが直方体に作製されているので、固定部材11がリア基板2の主面上を蛇行することなく行方向に移動される。そこで、スペーサ13の表示有効部分10に対する位置調整精度が高くなる。さらに、係合突起14aと案内溝15aとの係合が1箇所ですみ、安価に位置調整機構を構成できる。
なお、上記実施の形態2では、係合突起14aが固定部材11に設けられ、案内溝15aがリア基板2に設けられているものとして説明しているが、係合突起14aがリア基板2に設けられ、案内溝15aが固定部材11に設けられてもよい。
また、上記各実施の形態では、固定部材11が枠状に作製されているものとしているが、固定部材11は必ずしも枠状に作製されている必要はなく、少なくとも表示有効領域10の列方向両側に配置される一対の側枠部12があればよい。
また、上記各実施の形態では、固定部材11が枠状に作製されているものとしているが、固定部材11は必ずしも枠状に作製されている必要はなく、少なくとも表示有効領域10の列方向両側に配置される一対の側枠部12があればよい。
1 フラットパネルディプレイ管、2 リア基板、3 フロント基板、4 外枠体、5 耐大気圧支持構造体、7 電子放出素子、8 蛍光体、10 表示有効領域、11 固定部材、12 側枠部、13 スペーサ、14、14a 係合突起、15、15a 案内溝。
Claims (4)
- 電子放出素子が主面上に行列状に配列して形成されたリア基板と、上記リア基板の主面に対向して配置され、電子の照射を受けて発光する蛍光体が該リア基板の主面に対向する主面上に上記電子放出素子と対向配置されているフロント基板と、上記リア基板と上記フロント基板との間に気密に介装され、上記電子放出素子および上記蛍光体の形成領域を囲繞する外枠体と、上記リア基板、上記フロント基板および上記外枠体により構成される空間内に配置された耐大気圧支持構造体と、を有し、上記空間内が真空雰囲気にされているフラットパネルディプレイ管において、
上記耐大気圧支持構造体は、上記リア基板の主面上に上記電子放出素子の形成領域の外側に配設された固定部材と、それぞれ両端を上記電子放出素子の列方向に相対する上記固定部材の側枠部に固定され、上記リア基板の主面に対して垂直に、かつ、行方向に隣接する上記電子放出素子間に位置して上記電子放出素子の形成領域を横切るように配設されて上記リア基板と上記フロント基板との間の間隔を保持する複数のスペーサと、を備え、
さらに、上記電子放出素子の列方向に対する上記固定部材の移動を規制し、かつ、上記電子放出素子の行方向に対する上記固定部材の移動を可能とする位置調整機構が設けられていることを特徴とするフラットパネルディプレイ管。 - 上記位置調整機構は、上記リア基板と上記固定部材との相対する部位の一方に凹設された溝方向を上記電子放出素子の行方向とする案内溝と、上記リア基板と上記固定部材との相対する部位の他方に上記案内溝内に突出するように突設された係合突起と、を備え、上記係合突起の上記案内溝の溝方向への移動により、上記電子放出素子の行方向に対する上記固定部材の位置が調整されることを特徴とする請求項1記載のフラットパネルディプレイ管。
- 上記係合突起と上記案内溝との係合が少なくとも2箇所で行われていることを特徴とする請求項2記載のフラットパネルディプレイ管。
- 上記係合突起は、上記案内溝の溝幅と同等の幅を有し、該案内溝の溝方向に延在する直方体に形成されていることを特徴とする請求項2記載のフラットパネルディプレイ管。
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