JP2005347912A - Antenna substrate - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は無線モジュールに配設されるアンテナ基板に関し、より詳細には、無線モジュールを用いた通信装置において、無線モジュールにおけるアンテナ基板の設置状態に関わらず、アンテナの通信可能範囲を最適な状態にすることが可能なアンテナ基板に関する。 The present invention relates to an antenna substrate disposed in a wireless module. More specifically, in a communication device using a wireless module, the antenna communication range is optimized regardless of the installation state of the antenna substrate in the wireless module. The present invention relates to an antenna substrate that can be used.
無線モジュールに取り付けて用いられるアンテナとして代表的なものに、チップアンテナがある。このチップアンテナは指向性を有しており、電波の方向に対するアンテナの配設方向によっては、通信可能範囲に大きな差を生じることになる。また、日本国内において無線通信に用いられるアンテナは、電波法により出力量が制限されている。特に微弱無線通信用のアンテナの出力量は非常に小さい出力量に規制されている。したがって、無線モジュールに取り付けて用いられるアンテナ基板のアンテナは、常に通信可能距離を最大限有効にした状態での提供が望まれている。
近年においては、アンテナ基板の実装部分とアンテナ部分をフレキシブル基板により電気的に接続することにより、無線モジュールの使用状態に応じて、アンテナ基板のアンテナ部分の設置角度を任意の角度に調整可能なアンテナ構造が、特許文献1において開示されている。
In recent years, an antenna that can adjust the installation angle of the antenna part of the antenna board to an arbitrary angle according to the use state of the wireless module by electrically connecting the mounting part of the antenna board and the antenna part by a flexible board. The structure is disclosed in Patent Document 1.
特許文献1記載の発明においては、無線モジュールに取り付けるアンテナを任意の角度に設定することができるため、アンテナ基板に取り付けられるアンテナがチップアンテナのような指向性アンテナであっても、無線モジュールの配設方向に関わらず効率的な無線通信を可能にする。
ところが、アンテナ基板に対するアンテナの設置角度が設定された状態を維持させるための措置が何らなされておらず、アンテナの設置角度が当初の設定角度と異なった状態で無線モジュールにアンテナ基板が組み込まれてしまうおそれがあるという課題があった。
In the invention described in Patent Document 1, since the antenna attached to the wireless module can be set to an arbitrary angle, even if the antenna attached to the antenna substrate is a directional antenna such as a chip antenna, the wireless module is arranged. Enables efficient wireless communication regardless of the installation direction.
However, no measures are taken to maintain the state where the antenna installation angle is set with respect to the antenna board, and the antenna board is incorporated into the wireless module in a state where the antenna installation angle is different from the initial setting angle. There was a problem that there is a risk of losing.
本発明は、アンテナ基板に対して、最適な通信範囲を提供可能にした状態で取り付けたアンテナがずれることなく、無線モジュールが常に最適なアンテナ利得を維持すると共に、効率的な無線通信が可能なアンテナ基板の提供を目的としている。 According to the present invention, the wireless module always maintains the optimum antenna gain and the efficient wireless communication is possible without shifting the antenna attached in a state where the optimum communication range can be provided with respect to the antenna substrate. The purpose is to provide an antenna substrate.
本発明は、基板にアンテナが搭載されたアンテナ部と、基板に回路を構成する実装部とを有するアンテナ基板において、前記アンテナ部と前記実装部とが個別に設けられ、前記アンテナ部と前記実装部とがフレキシブル基板により電気的に接続されていて、前記アンテナ部と前記実装部との傾斜角度を保持する角度保持手段が設けられていることを特徴とするアンテナ基板である。 The present invention provides an antenna substrate having an antenna portion on which an antenna is mounted on a substrate and a mounting portion that constitutes a circuit on the substrate, wherein the antenna portion and the mounting portion are provided separately, and the antenna portion and the mounting portion are provided. The antenna board is characterized in that an angle holding means for holding an inclination angle between the antenna part and the mounting part is provided.
また他の発明は、アンテナが形成されたアンテナ部と、該アンテナ部と電気的に接続される実装部とが区分して設けられたアンテナ基板において、前記アンテナ部と前記実装部との境界に、アンテナ部と実装部とを屈曲可能に連結する屈曲部が設けられ、前記アンテナ部と前記実装部との傾斜角度を保持する角度保持手段と、前記アンテナ部と前記実装部とを電気的に接続するフレキシブル基板とが設けられていることを特徴とするアンテナ基板である。 According to another aspect of the present invention, in an antenna substrate in which an antenna portion on which an antenna is formed and a mounting portion that is electrically connected to the antenna portion are provided separately, at the boundary between the antenna portion and the mounting portion. A bending portion for connecting the antenna portion and the mounting portion so as to be bendable, an angle holding means for holding an inclination angle between the antenna portion and the mounting portion, and electrically connecting the antenna portion and the mounting portion. The antenna substrate is provided with a flexible substrate to be connected.
さらに、前記角度保持手段は、前記アンテナ部の実装部側の端縁部に取り付けられた固定ピンであることを特徴とする。これにより、アンテナ部を簡単に実装基板に固定させることができる。 Furthermore, the angle holding means is a fixed pin attached to an edge portion on the mounting portion side of the antenna portion. Thereby, an antenna part can be easily fixed to a mounting board.
また、前記屈曲部は、前記アンテナ基板に形成された溝部であることを特徴とする。これにより、アンテナ基板の屈曲を容易に行うことが可能になる。
また、前記屈曲部には、前記アンテナ基板の厚さ方向に貫通する貫通孔が配設されていて、前記固定ピンは当該貫通孔の領域内に収められていることを特徴とする。これにより、アンテナ基板を屈曲させる前の状態においては、平面性が維持され、省スペースでの保管が可能になる。
The bent portion may be a groove formed in the antenna substrate. As a result, the antenna substrate can be easily bent.
Further, the bent portion is provided with a through-hole penetrating in the thickness direction of the antenna substrate, and the fixing pin is accommodated in a region of the through-hole. Thereby, in the state before bending an antenna board | substrate, planarity is maintained and the storage in a space saving is attained.
また、前記角度保持手段は、任意の角度に屈曲自在であることを特徴とする。これにより、アンテナ部に搭載されたアンテナの利得を常に最大にした状態でアンテナ基板を提供することができる。 Further, the angle holding means can be bent at an arbitrary angle. Thus, the antenna substrate can be provided in a state where the gain of the antenna mounted on the antenna unit is always maximized.
本発明にかかるアンテナ基板によれば、無線通信装置における無線モジュールの設置状態に応じてアンテナの利得が常に最適な状態を維持することができるため、低出力の電波であっても効率的な無線通信が可能になる。 According to the antenna substrate of the present invention, the antenna gain can always be maintained in an optimum state in accordance with the installation state of the wireless module in the wireless communication device. Communication is possible.
以下、アンテナ基板の実施の形態について、図面に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of an antenna substrate will be described with reference to the drawings.
図1は、実施例1におけるアンテナ基板の平面図である。図2は、実施例1におけるアンテナ基板の側面図である。図3は、アンテナ基板を無線モジュールの実装基板に取り付けた状態を示す正面図である。図4は配線部に対するアンテナ部の傾斜角度を調整した状態を示す側面図である。 FIG. 1 is a plan view of an antenna substrate according to the first embodiment. FIG. 2 is a side view of the antenna substrate according to the first embodiment. FIG. 3 is a front view illustrating a state where the antenna substrate is attached to the mounting substrate of the wireless module. FIG. 4 is a side view showing a state in which the inclination angle of the antenna unit with respect to the wiring unit is adjusted.
本実施の形態におけるアンテナ基板10は、基板本体が樹脂基板により形成され、チップアンテナ22が搭載されたアンテナ部20と、回路部品32が形成された実装部30が各々に区分された状態で設けられている。アンテナ部20へのチップアンテナ22の取り付けは、接着剤やはんだ付け等の公知の方法によりなされている。
The
アンテナ部20と実装部30との電気的接続は、アンテナ基板10の内層に設けられたフレキシブル基板40を介してなされている。
Electrical connection between the
図1に示すように、アンテナ部20と実装部30とは、その境界位置でアンテナ基板10の幅方向の両端部70で連結され、両端部70に屈曲部としての溝部50が形成されている。屈曲部の中間には、アンテナ部20と実装部30との境界位置から実装部30に向けて矩形状に開口する開口部60が設けられている。
As shown in FIG. 1, the
開口部60はフレキシブル基板40の両側に形成されている。開口部分60には、一端部がアンテナ部20における実装部30側の端縁部に設けられたパッド82にはんだ付けにより取り付けられた固定ピン80が、実装部30に向かって延出して配設されている。
固定ピン80は、軟鋼等の金属片により形成されているので、固定ピン80を折り曲げることにより塑性変形し、中途部において所要角度に屈曲自在になっている。
The
Since the
次にアンテナ基板10の取り付け方法について説明する。
まず、図3のとおりアンテナ基板10は、屈曲部である溝部50において折り曲げて、チップアンテナ22の利得が最大となる角度に実装部30に対してアンテナ部20を傾斜させる。アンテナ部20に取り付けられた固定ピン80が実装基板Kの固定穴KHに差し込まれ、実装部30に対する傾斜角度を維持させた状態でアンテナ部20が固定支持される。
Next, a method for attaching the
First, as shown in FIG. 3, the
実装部30に対してアンテナ部20を傾斜させると、アンテナ部20に取り付けられた固定ピン80は、屈曲部を支点としてアンテナ部20と共に回動し、アンテナ部20と同じ傾斜角度となる。この状態において固定ピン80は、開口部60から先端部が突出するので、突出した固定ピン80の先端部を実装基板Kに設けた固定穴KHに差し込み、はんだ付け等で固定すればよい。
When the
なお、実装部30の面に対する傾斜角を直角以外の角度においてチップアンテナ22の利得が最大になる場合には、図4に示すように、固定ピン80の中途部を適宜屈曲させた後、固定ピン80の先端部を実装基板Kの固定穴KHに差し込み、先述のように固定して支持させればよい。また、実装基板Kの固定穴KHに固定ピン80の先端部を差し込んで固定した後に、アンテナ部20を所定の傾斜角となるように回動させ、固定ピン80を所定の角度に屈曲させることもできる。以上により、常にチップアンテナ22の利得が最大となる状態でアンテナ基板10が提供されることになる。
In the case where the gain of the
図5は、実施例2におけるアンテナ基板の平面図である。図6は、アンテナ基板の取り付け先である実装基板の平面図である。図7は、アンテナ基板を実装基板に取り付けた状態を示す斜視図である。なお、本実施例においては、実施例1と同部材については同じ部材番号を付すことにより、詳細な説明を省略している。 FIG. 5 is a plan view of the antenna substrate according to the second embodiment. FIG. 6 is a plan view of a mounting substrate to which the antenna substrate is attached. FIG. 7 is a perspective view showing a state in which the antenna substrate is attached to the mounting substrate. In addition, in a present Example, detailed description is abbreviate | omitted by attaching | subjecting the same member number about the same member as Example 1. FIG.
アンテナ基板10のアンテナ部20と実装部30とは、樹脂基板にそれぞれ別体として形成されている。アンテナ部20と実装部30とは、フレキシブル基板40により電気的に接続されている。アンテナ部20へのチップアンテナ22の搭載方法および実装部30への回路部品32の形成方法は、実施例1と同様に公知の方法による。
アンテナ部20には、アンテナ部20の一方の側縁からアンテナ部20の中央部に向かってスリット24が形成されている。スリット24の幅W1は、実装基板90の基板厚さと略一致している。
The
In the
アンテナ基板10の取り付け先である実装基板90は、実装基板90の他方の側縁から実装基板90の中央部に向けてスリット96が形成されている。スリット96の幅W2は、アンテナ基板10の基板厚さと略一致しており、スリット96の長さLは、アンテナ基板10の基板幅KLよりも長く形成されている。
The mounting
アンテナ基板10を実装基板90への取り付けは、図7に示すようにアンテナ部20のスリット24と実装基板90のスリット96とを位置合わせし、配線基板20に形成されたスリット24に実装基板90の基板部分が差し込まれ、スリット96にアンテナ部20の基板部分が差し込まれ、相互に組み合わされることによってアンテナ部20と実装基板90とが嵌合した状態に維持される。
As shown in FIG. 7, the
以上に説明した方法により取り付けられたアンテナ部20は、実装基板90の平面に対して直交する面を維持することになる。一方、フレキシブル基板40を介して接続された実装部30は、実装基板90の下面と平行に配設され、はんだ付け等により実装基板90の下面に取り付けられる。アンテナ部20と実装部30とは、フレキシブル基板40により電気的に接続されている。
図7に示すように、実装基板90に取り付けた配線基板10の端縁部に、外れ止め用のストッパ98を配設するか、嵌合部をはんだ付け等により固定することが好ましい。実施例1および実施例2におけるアンテナ基板10においては、アンテナ基板10の設置向きに応じて、アンテナ部20を実装部30に対して直立させて配置することにより、指向性を向上させることができる。
The
As shown in FIG. 7, it is preferable to provide a
なお、以上の実施例においては、アンテナにチップアンテナ22を用いているが、指向性が問題となるアンテナであればチップアンテナ22以外のアンテナであっても本発明を適用することができるのはもちろんである。
また、アンテナ配線基板10は、図8に示すように予めアンテナ部20と実装部30を単純に別体に形成されたものであっても良い。このような形態においては、フレキシブル基板40が屈曲部となる。また、この場合、アンテナ部20の角度保持手段は、実施例1において説明した固定ピン80や、実施例2で説明したスリット24のいずれの形態であってもよい。
In the above embodiments, the
Further, the
また、上記実施例においては、アンテナ部20の角度保持手段として、アンテナ部20に固定ピン80が取り付けられている形態についてそれぞれ説明しているが、固定ピン80を用いる代わりに、アンテナ部20のチップアンテナ22を所要角度となるように配設した後、図9に示すような後付けのステー100をアンテナ部20と実装部30若しくはアンテナ部20の取り付け対象部材に渡して接着剤等の公知の方法により取り付ける形態の角度保持手段を採用することもできる。なお、後付けのステー100は、容易に塑性変形させることが可能な軟鋼等の金属板であることが好ましい。
Moreover, in the said Example, although the form in which the fixing
さらには、本発明にかかるアンテナ基板10は、アンテナ基板10の配置向きに応じて、実装部30に対するアンテナ部20の設置角度を調整することで無線通信装置の通信可能範囲を広範囲にすることが可能であるから、アンテナ部20と実装部30との傾斜角度は直角方向に限定されるものではなく、図9のような傾斜角度で設定されることもあるのはいうまでもない。
Furthermore, the
また、以上の実施例においては、固定ピン80が開口部60の領域内に収められた形態について説明しているが、角度保持手段である固定ピン80は、実装部30に対してアンテナ部20と共に回動可能に取り付けられていれば良く、必ずしも開口部60の領域内に収められている必要はない。固定ピン80の他の取り付け位置としては、例えば、アンテナ部20の側縁や下面に取り付けた形態とすることもできる。
Further, in the above-described embodiments, the form in which the fixing
10 アンテナ基板
20 アンテナ部
22 チップアンテナ
24 スリット
30 実装部
32 回路部品
40 フレキシブル基板
50 溝部
60 開口部
70 両端部
80 固定ピン
90 実装基板
96 スリット
98 ストッパ
100 ステー
K 実装基板
KH 固定穴
10
Claims (6)
基板に回路を構成する実装部とを有するアンテナ基板において、
前記アンテナ部と前記実装部とが個別に設けられ、前記アンテナ部と前記実装部とがフレキシブル基板により電気的に接続されていて、
前記アンテナ部と前記実装部との傾斜角度を保持する角度保持手段が設けられていることを特徴とするアンテナ基板。 An antenna portion having an antenna mounted on a substrate;
In an antenna substrate having a mounting part that constitutes a circuit on the substrate,
The antenna part and the mounting part are provided separately, and the antenna part and the mounting part are electrically connected by a flexible substrate,
An antenna substrate characterized in that angle holding means for holding an inclination angle between the antenna portion and the mounting portion is provided.
前記アンテナ部と前記実装部との境界に、アンテナ部と実装部とを屈曲可能に連結する屈曲部が設けられ、
前記アンテナ部と前記実装部との傾斜角度を保持する角度保持手段と、
前記アンテナ部と前記実装部とを電気的に接続するフレキシブル基板とが設けられていることを特徴とするアンテナ基板。 In an antenna substrate provided with an antenna part formed with an antenna and a mounting part electrically connected to the antenna part,
At the boundary between the antenna portion and the mounting portion, a bending portion that connects the antenna portion and the mounting portion so as to be bent is provided,
Angle holding means for holding an inclination angle between the antenna portion and the mounting portion;
The antenna board | substrate characterized by the above-mentioned. The flexible substrate which electrically connects the said antenna part and the said mounting part is provided.
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- 2004-06-01 JP JP2004162902A patent/JP2005347912A/en active Pending
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