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JP2005345767A - プロジェクタ - Google Patents

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JP2005345767A JP2004165421A JP2004165421A JP2005345767A JP 2005345767 A JP2005345767 A JP 2005345767A JP 2004165421 A JP2004165421 A JP 2004165421A JP 2004165421 A JP2004165421 A JP 2004165421A JP 2005345767 A JP2005345767 A JP 2005345767A
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Makoto Furusawa
真 古澤
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聡 橋本
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Abstract

【課題】 画像を形成する光変調装置のサイズを色光束毎に選択可能とするプロジェクタを提案する。
【解決手段】 複数の色光束にそれぞれ対応した画像形成用の光変調装置を備え、各光変調装置から出射した光束(像光)を合成して投写光とするプロジェクタであって、例えば、3原色である赤、緑、青の各色光束に対応した3個の液晶パネル3R,3G,3Bを用いた3板式プロジェクタにおいて、各色光束の必要光量に関連して3個の液晶パネルのうちの少なくとも1つのパネルのサイズを相違させた場合に、各液晶パネルから出射された光束のサイズを各色光束を合成するプリズム5の手前で揃えるように、必用な光路に補正レンズを組み込む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、LED(発光ダイオード)等の半導体発光素子を光源とし、複数の色光束毎に配置した複数の光変調装置からの像光を合成して投写するプロジェクタに関する。
白色ランプを光源とし、3原色等の複数の色光束にそれぞれ対応した複数の液晶パネルを光変調装置として用いたプロジェクタにおいては、色ズレ等の防止のため、各液晶パネルのサイズを全て同じにしている。
一方、近年、LEDを光源としたプロジェクタについての開発が進んでいる。LEDを光源とした場合には、色域を広くできる、瞬時に点灯できる、寿命が長い等の利点が上げられている。このようなLEDを光源としたプロジェクタにおいても、従来は各液晶パネルのサイズを各光束毎に選択決定することは考慮されていなかった(例えば、特許文献1)。
特開2004−61779号公報
しかしながら、LED等の半導体発光素子を各色光束の光源に利用した場合には、各光束毎に全く独立に光学設計が可能であり、各色光束の必要光量や光源の輝度との関係に応じて、光変調装置の光変調領域サイズ(又は画像形成領域サイズ)を適宜に選択することで、光学設計の自由度が増し、それによりコストの低減に寄与することが可能になる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、LED等の半導体発光素子を光源として用いたプロジェクタにおいて、そこに用いられる液晶パネル等の光変調装置の光変調領域サイズを、各色光束毎の必要光量や光源の輝度との関係に応じて選択可能な構成、およびその構成を採用したプロジェクタを提案するものである。
本発明のプロジェクタは、複数の色光束を合成して投写光とするプロジェクタにおいて、前記各色光束毎に配置された半導体発光素子光源と、前記各色光束を画像情報に基づいてそれぞれ変調し画像を形成する光変調装置であってその光変調領域サイズが各色光束毎に定められた光変調装置と、前記各光変調装置で変調された各色光束を合成する光合成装置と、前記光合成装置から出射された合成光を投写する投写レンズとを備え、前記光合成装置に入射する色光束のサイズを予め定めたサイズに変更する補正レンズを、前記各光束の光路のうちの少なくとも1つの光路の前記光変調装置と前記光合成装置の間に配置して、前記光合成装置に入射する各色光束のサイズを揃えたことを特徴とする。
これによれば、光源の輝度および光路効率等を考慮しながら、液晶パネル等の光変調装置のサイズを各色光束毎に決定することができる。従って、各色光束毎に、その出射光束量に応じたシステム構成が可能となり、コストの低減等が図れる。
上記の場合、前記半導体発光素子光源をLEDから構成し、各光源毎に定めた個数のLEDを配置して前記投写光が白色光となるようにするのが好ましい。LEDは、色域を広くできる、瞬時に点灯できる、寿命が長い等の利点があるからである。
また、本発明のプロジェクタは、前記複数の色光束が赤、緑、青の3種類であるものにおいて、各色光束に対応する各光変調装置の光変調領域サイズのうち、少なくとも1の光変調装置のサイズを他の光変調装置のサイズより大きくするか又は小さくし、これに対応する光路に、前記光合成装置に入射する各色光束のサイズを揃えるための光束サイズ縮小用もしくは光束サイズ拡大用の前記補正レンズを配置したものである。
例えば、前記複数の色光束が赤、緑、青の3種類であるものにおいて、前記緑色光束に対応する光変調装置の光変調領域サイズを、前記赤色光束および前記青色光束に対応する光変調装置の光変調領域サイズより大きくし、前記赤色光束および青色光束に対応する光路に、それらの光束のサイズを拡大させる前記補正レンズを配置したものが好ましい。これによれば、3つの光変調装置のうちの2つを小さくできるので、光変調装置のコストを下げることができ、しかも全体の明るさを決定する緑色光の利用率を低下させることもない。
また、前記複数の色光束が赤、緑、青の3種類であるものにおいて、前記緑色光束に対応する光変調装置の光変調領域サイズを、前記赤色光束および前記青色光束に対応する光変調装置の光変調領域サイズより大きくし、前記緑色光束に対応する光路に、その光束のサイズを縮小させる前記補正レンズを配置したものが好ましい。これによれば、緑色光の利用率は少し低下するが、光合成装置や投写レンズのサイズを小さくして、それらのコストを引き下げることができる。
なお、前記補正レンズは1つの非球面レンズとしても、また、複数のレンズからなるレンズ群としてもいずれでもよい。1つの非球面レンズの場合は設置スペースが少なくて済み、レンズ群とした場合には1つの非球面レンズの場合より解像度を向上させることができる。
さらに、前記各色光束の光束量の調整は、前記半導体発光素子の消費電力量を調整して行うようにしてもよい。また、前記光変調装置が液晶パネルである場合には、前記各色光束の光束量の調整を、前記液晶パネルの場所毎にその開度量を調整して行ってもよい。これらの調整により、各色光の合成光を所定の白色光とするための微調整が可能となる。
本発明は、複数の色光束にそれぞれ対応した画像形成用の光変調装置を備え、各光変調装置から出射した光束(像光)を合成して投写光とするプロジェクタに適用される。例えば、3原色である赤、緑、青の各色光束に対応した3個の液晶パネルを用いた3板式プロジェクタにおいて、各色光束の必要光量に関連して上記3個の液晶パネルのうちの少なくとも1つのパネルの光変調領域サイズ(又は画像形成領域サイズ)を相違させた場合に、各液晶パネルから出射された光束のサイズを各色光束を合成する装置の手前で揃えるように、必用な光路に補正レンズを組み込んでプロジェクタを構成するものである。
図1は、本発明の実施形態1に係るプロジェクタの光学系を示す概略構成図である。このプロジェクタは、3原色である赤、緑および青に対応する波長の光(以下、赤色光束、緑色光束および青色光束という)を発生する半導体発光素子光源としてのLED光源1R,1G,1Bを備える。なお、LED光源1R,1G,1Bは、LEDチップ1r,1g,1bを基板上に2次元的配列で複数取り付けたものである。また、このプロジェクタにおいては、光変調装置として液晶パネル3R,3G,3Bを備える。ここで、これらの液晶パネル3R,3G,3Bの光変調領域のサイズは、液晶パネル3Rと3Bが等しく、液晶パネル3Gが液晶パネル3Rと3Bより大きく設定されている。
LED光源1Rから出射した赤色光束は、集光レンズ2Rで集光されて、光変調装置である液晶パネル3Rに入る。液晶パネル3Rにおいて所定の画像情報に応じて変調された赤色光束は、補正レンズ4Rを通過して、液晶パネル3Gの光変調領域サイズと同じサイズの光束に拡大補正される。そして、この拡大補正された赤色光束が光合成装置としてのクロスダイクロイックプリズム5(以下、単にプリズム5という)に入射する。
同様に、LED光源1Bから出射した青色光束は、集光レンズ2Bで集光されて、光変調装置である液晶パネル3Bに入る。液晶パネル3Gにおいて所定の画像情報に応じて変調された青色光束は、補正レンズ4Bを通過して、液晶パネル3Gの光変調領域サイズと同じサイズの光束に拡大補正される。そして、この拡大補正された青色光束がプリズム5に入射する。
一方、LED光源1Gから出射した緑色光束は、集光レンズ2Gで集光されて、光変調装置である液晶パネル3Gに入る。液晶パネル3Gにおいて所定の画像情報に応じて変調された青色光束は、そのままプリズム5に入射する。
以上のようにして、サイズが揃えられた各色光束(像光)がプリズム5に入射し、そこで合成された後、投写レンズ6から投写される。なお、この例において、図中の6R,6G,6Bに示した点線部分が投写レンズ6のフォーカス面となっている。
図1の場合、プロジェクタの全体の明るさを決定する緑色光束の光量を優先しつつ、他の2つの色光束に対応する液晶パネルを小さくしているので、液晶パネルのコストを下げることができる。しかも緑色光束の光路に補正レンズがないため、緑色光を効率良く利用できる。なお、図1において、液晶パネル3Rと液晶パネル3Bの光変調領域サイズを相違させて、それらの光路に光束拡大率の異なる補正レンズを備えるようにしてもよい。
図2は、本発明の実施形態2に係るプロジェクタの光学系を示す概略構成図である。このプロジェクタは、赤色光束、緑色光束および青色光束を発生する半導体発光素子光源としてのLED11R,11G,11Bを備える。なお、ここでのLED光源11R,11G,11Bは、LEDチップ11r,11g,11bを基板上に2次元的配列で複数取り付けたものである。また、このプロジェクタにおいては、光変調装置として液晶パネル13R,13G,13Bを備える。ここで、これらの液晶パネル13R,13G,13Bの光変調領域のサイズは、液晶パネル13Rと13Bが等しく、液晶パネル13Gが液晶パネル13Rと13Bより大きく設定されている。
LED光源11Rから出射した赤色光束は、集光レンズ12Rで集光されて、光変調装置である液晶パネル13Rに入る。液晶パネル13Rにおいて所定の画像情報に応じて変調された赤色光束は、そのまま光合成装置としてのクロスダイクロイックプリズム15(以下、単にプリズム15という)に入射する。
同様に、LED光源11Bから出射した青色光束は、集光レンズ12Bで集光されて、光変調装置である液晶パネル13Bに入る。液晶パネル13Bにおいて所定の画像情報に応じて変調された青色光束は、そのままプリズム15に入射する。
一方、LED光源11Gから出射した緑色光束は、集光レンズ12Gで集光されて、光変調装置である液晶パネル13Gに入る。液晶パネル13Gにおいて所定の画像情報に応じて変調された青色光束は、補正レンズ14Bを通過して、液晶パネル13R,13Bの光変調領域サイズと同じサイズの光束に縮小補正される。そして、この縮小補正された緑色光束がプリズム15に入射する。
以上のようにして、サイズが揃えられた各色光束(像光)がプリズム15に入射し、そこで合成された後、投写レンズ16から投写される。なお、この例において、図中の16R,16G,16Bに示した点線部分が投写レンズ16のフォーカス面となっている。
図2の場合、全体の明るさを決定している緑色光の利用効率は少し低下するが、プリズム15や投写レンズ16のサイズを小さくできるので、それらのコストを引き下げることができる。なお、図2において、液晶パネル13Rと液晶パネル13Bの光変調領域のサイズを相違させて、それらのいずれかのパネルを基準に、他の光路に光束拡大率の異なる補正レンズを備えるようにしてもよい。また、図1、図2に示した補正レンズ4R,4B,14Gは、1つの非球面レンズとしてもよく、また複数のレンズからなるレンズ群で構成してもよい。いずれにするかは、最終的に得たい画質に応じて選択すればよい。
実施例1(図1に対応する実施例)
ここでは、液晶パネル3R,3Bに0.7inXGAの光変調領域サイズ(画面サイズと同じ)の液晶パネルを、液晶パネル3Gに1.4inXGAの光変調領域サイズの液晶パネルを採用する。なお、それらの光透過率は、液晶パネル3R,3Bが22%、液晶パネル3Gが27.5%とする。また、LED光源1R,1G,1Bを構成するLEDは、赤色光束用に0.5mm角チップ1WのLEDチップ1rを、緑色光束と青色光束用に1mm角チップ2WのLEDチップ1g,1bを採用する。また、液晶パネル3R,3Bから出射してプリズム5に入射する光束のサイズを、液晶パネル3Gからプリズム5に入射する光束のサイズに揃えるための補正レンズ4R,4Bのレンズ効率を90%とし、LED光源1R,1G,1Bから液晶パネル3R,3G,3Bまでの間の光路効率を40%と仮定する。さらに、ここでは投写光として9000Kの白色光を得ることを前提としており、そのために上記3原色のLED光源は、赤色光:緑色光:青色光=21:76:4の光束比としている。なお、ここで使用するLED1チップ当たりの輝度は、44lm(赤色LED)、80lm(緑色LED)、20lm(青色LED)とする。
プロジェクタにおいて、最も良い出力効率が得られるのは、光源のエテンデューと液晶パネルのエテンデューが同じ時とされる。エテンデュー(etendue)は光源の幾何学的大きさと配光を示すもので、平面光源のエテンデューEは以下の(1)式で得られる。
E=πAsin2(θ) … (1)
ただし、Aは素子面積、θは発光面鉛直線と光線方向のなす角度である。
上記プロジェクタの場合、光源も液晶パネルも平面として扱えるので、(1)式より、それぞれのエテンデューが求められる(八木 隆明、「プロジェクタ用LED光源」、
O plus E 2004年3月号より)。
上記(1)式を基に、液晶パネル3R,3G,3BのエテンデューEを計算してみると、最大入射角が12度の0.7inの液晶パネルで21.1(mm2ステラジアン)、最大入射角が12度の1.4inの液晶パネルで83.7(mm2ステラジアン)となる。
また、LEDチップのエテンデューEを計算してみると、0.5mm角のチップで0.8(mm2ステラジアン)、1mm角のチップで3.1(mm2ステラジアン)となる。
これらを基に、光源のエテンデューを液晶パネルのエテンデューと等しくするために必要なLEDチップの個数(理想個数)は、LED光源1R,1Gで27個、LED光源1Bで7個となる。
一方、3原色の中で最大の光量が必要となる緑色光束のプリズム5の入射面における光束量Gpは、次の(2)式により算出できる。
Gp=LED理想個数×LED1チップ当たりの輝度×上記光路効率
×液晶パネルの透過率×補正レンズの効率 … (2)
従って、LEDチップの個数が理想とされる27の場合の緑色光束量Gpは、(2)式に先に定めた値を代入して、237.6lmとなる。また、この緑色光束量Gpを基準として、プリズム5の入射面における赤色光束量Rpと青色光束量Bpの必要光束量は、その緑色光束量Gpと白色光を得るための各色光束の比率から求まる。その結果は、赤色光束量Rp=65.7lm、青色光束量Bp=12.5lmとなる。
以上の各光量を得るためには、緑色光束用には理想個数の27個のLEDチップ1gが必要となる。これに対して、赤色光束用には理想個数より少ない19個のLEDチップ1rが必要となり、青色光束用には理想個数より少ない8個のLEDチップ1bが必要となる。以上の結果をまとめると表1のようになる。
Figure 2005345767
実施例2(図2に対応する実施例)
ここでは、液晶パネル13R,13Bに0.7inXGAの光変調領域サイズ(画面サイズと同じ)の液晶パネルを、液晶パネル13Gに1.4inXGAの光変調領域サイズの液晶パネルを採用する。なお、それらの光透過率は、液晶パネル13R,13Bが22%、液晶パネル13Gが27.5%とする。また、LED光源11R,11G,11Bを構成するLEDは、赤色光束用に0.5mm角チップ1WのLEDを、緑色光束と青色光束用に1mm角チップ2WのLEDを採用する。また、液晶パネル13Gから出射してプリズム15に入射する光束のサイズを液晶パネル13R,13Bからプリズム15に入射する光束のサイズに揃えるための補正レンズ14Gのレンズ効率を80%とし、LED光源11R,11G,11Bから液晶パネル13R,13G,13Bまでの間の光路効率を40%と仮定する。さらに、ここでは投写光として9000Kの白色光を得ることを前提としており、そのために上記3原色のLED光源は、赤色光:緑色光:青色光=21:76:4の光束比としている。なお、ここで使用するLED1チップ当たりの輝度は、44lm(赤色LED)、80lm(緑色LED)、20lm(青色LED)とする。
以上の前提を基に、実施例1で行ったのと同様の方法により、各色光束毎に必用となるLEDチップの個数が算出できる。その結果、緑色光束用に理想個数の27個のLEDチップ11gを採用した場合、赤色光束用には14個のLEDチップ11rが必要となり、青色光束用には6個のLEDチップ11bが必要となる。以上の結果をまとめると表2のようになる。
Figure 2005345767
ところで、実施例1,2で示した実際に使用するLEDチップの数は、切り上げ計算により得たものであり、またLEDチップの製品ばらつきも考慮すれば、所定の白色光を得るためには、光源のLEDチップの消費電流を調整してその発光量を調整できるようにしていることが好ましい。なお、LEDチップの消費電流を調整してその発光量を調整する代わりに、液晶パネルの開度量を場所毎個別に調整して、各色光束の出射光量を調整してもよい。例えば、液晶パネルのドット開度量を1/3にすれば、LEDチップの消費電流を1/3にしたのと同じ効果が得られる。さらに、液晶パネル3R,3B,13R,13B関しては、0.7inXGAのパネルに代えて、0.5inXGAのパネルを使用してもよい。
以上、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上記実施形態及び実施例に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、光源を構成する半導体発光素子としてLEDを用いているが、これに代えて有機EL発光素子やレーザーダイオード等を用いることができる。また、光源から出射された光の集光レンズと光変調装置との間に、フライアイレンズやロッドインテグレータ等を配置することもでき、その場合には照明光を波面分割と重畳とによってさらに均一化して光変調装置の被照射領域に入射させることができる。さらに、上記実施形態では、光変調装置に透過型の液晶パネルを用いたが、反射型の液晶素子や多数のマイクロミラーを用いたデバイス(TI社のデジタルミラーデバイス相当品)等によりそれを構成することもできる。
本発明の実施形態1に係るプロジェクタの光学系を示す概略構成図である。 本発明の実施形態2に係るプロジェクタの光学系を示す概略構成図である。
符号の説明
1R,1G,1B…LED光源、1r,1g,1b…LEDチップ、2R,2G,2B…集光レンズ、3R,3G,3B…液晶パネル、4B,4R…補正レンズ、5…クロスダイクロイックプリズム(プリズム)、6…投写レンズ、6R,6G,6B…投写レンズのフォーカス面、11R,11G,11B…LED光源、11r,11g,11b…LEDチップ、12R,12G,12B…集光レンズ、13R,13G,13B…液晶パネル、14G…補正レンズ、15…クロスダイクロイックプリズム(プリズム)、16…投写レンズ、16R,16G,16B…投写レンズのフォーカス面。

Claims (9)

  1. 複数の色光束を合成して投写光とするプロジェクタにおいて、
    前記各色光束毎に配置された半導体発光素子光源と、
    前記各色光束を画像情報に基づいてそれぞれ変調し画像を形成する光変調装置であってその光変調領域サイズが各色光束毎に定められた光変調装置と、
    前記各光変調装置で変調された各色光束を合成する光合成装置と、
    前記光合成装置から出射された合成光を投写する投写レンズとを備え、
    前記光合成装置に入射する色光束のサイズを予め定めたサイズに変更する補正レンズを、前記各光束の光路のうちの少なくとも1つの光路の前記光変調装置と前記光合成装置の間に配置して、前記光合成装置に入射する各色光束のサイズを揃えたこと、を特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記半導体発光素子光源をLEDから構成し、各光源毎に定めた個数のLEDを配置して前記投写光が白色光となるようにしたことを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。
  3. 前記複数の色光束が赤、緑、青の3種類であるものにおいて、
    各色光束に対応する各光変調装置の光変調領域サイズのうち、少なくとも1の光変調装置のサイズを他の光変調装置のサイズより大きくするか又は小さくし、これに対応する光路に、前記光合成装置に入射する各色光束のサイズを揃えるための光束サイズ縮小用もしくは光束サイズ拡大用の前記補正レンズを配置したことを特徴とする請求項1又は2記載のプロジェクタ。
  4. 前記複数の色光束が赤、緑、青の3種類であるものにおいて、
    前記緑色光束に対応する光変調装置の光変調領域サイズを、前記赤色光束および前記青色光束に対応する光変調装置の光変調領域サイズより大きくし、
    前記赤色光束および青色光束に対応する光路に、それらの光束のサイズを拡大させる前記補正レンズを配置したことを特徴とする請求項1又は2記載のプロジェクタ。
  5. 前記複数の色光束が赤、緑、青の3種類であるものにおいて、
    前記緑色光束に対応する光変調装置の光変調領域サイズを、前記赤色光束および前記青色光束に対応する光変調装置の光変調領域サイズより大きくし、
    前記緑色光束に対応する光路に、その光束のサイズを縮小させる前記補正レンズを配置したことを特徴とする請求項1又は2記載のプロジェクタ。
  6. 前記補正レンズが1つの非球面レンズであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のプロジェクタ。
  7. 前記補正レンズが複数のレンズからなることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のプロジェクタ。
  8. 前記各色光束の光束量の調整を、前記半導体発光素子の消費電力量を調整して行うことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のプロジェクタ。
  9. 前記光変調装置が液晶パネルである場合に、前記各色光束の光束量の調整を、前記液晶パネルの場所毎にその開度量を調整して行うことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のプロジェクタ。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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