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JP2005342346A - イーゼルの挟持構造 - Google Patents

イーゼルの挟持構造 Download PDF

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JP2005342346A
JP2005342346A JP2004167703A JP2004167703A JP2005342346A JP 2005342346 A JP2005342346 A JP 2005342346A JP 2004167703 A JP2004167703 A JP 2004167703A JP 2004167703 A JP2004167703 A JP 2004167703A JP 2005342346 A JP2005342346 A JP 2005342346A
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Japan
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easel
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JP2004167703A
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Ho Shin-Rin
ホ シン−リン
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TSL CO Ltd
Original Assignee
TSL CO Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】 画板の挟持力が強く、使用寿命が長く、かつ簡易な構造のイーゼルの挟持構造を提供する。
【解決手段】 本体と、調整部材と、係合部材と、軸桿とによってなり、イーゼルの支持脚上に設ける挟持構造であって、該本体は、長手方向の一端を、該調整部材挿入する開口端とし、かつ側面に第1孔部と、第2孔部とを穿設し、該調整部材は一端に画板の位置決め、もしくは挟持を行う拘止部を形成し、該係合部材の一端には、両端の開口が該第1孔部と、第2孔部とに対応する軸孔を横方向に貫通するように形成し、該軸軸桿を該本体の第1孔部から挿入し、かつ該係合部材に挿通させて、該係合部材を該本体に回動自在に設ける。
【選択図】 図2

Description

この発明はイーゼルに関し、とくに画板の挟持、位置決めを行うためのイーゼルの挟持構造に関する。
写生、もしくは絵を描く場合、風景に注目したり、画板を手で持つ際の疲労を減少させたりするために、通常イーゼルを利用して画板を固定する。しかるに、従来のイーゼルの挟持構造は複雑で、製造コストが高い。しかも挟持力が弱く、画板の位置が容易にずれるという問題があった。
図1に従来のイーゼルを開示する。従来のイーゼル(1)は、複数の固定脚(11)と、挟持部(2)とによって成り、該挟持部(2)は、長手方向にガイド溝(211)が形成され、かつ両端縁部が下方に折れ曲がって延伸し突縁(212)(213)をそれぞれ形成する作動ユニット(21)と、前記ガイド溝(211)を貫通して設けられる制動桿(22)を含んで成る。
作動ユニット(21)の一方の突縁(212)には、孔部(2120)を穿設し、制動桿(22)の該孔部(2120)に対応する位置にリベット連結孔(221)を形成し、連結桿(23)の一端を該リベット連結孔(221)に連結する。連結桿(23)は、例えばコイルバネなどである弾性部材(24)を嵌挿させて、他端を作動ユニット(21)の孔部(2120)に挿通させている。よって、突縁(212)を押圧すると、作動ユニット(21)が移動し、押圧が解除されると弾性部材(24)の付勢力によって作動ユニット(21)が逆方向に移動し、一方の突縁(213)が画板(C)を挟持する。
上述した従来の構造は、位置決め構造が複雑で、製造コストが高く、挟持力が弱いのみならず、弾性部材の材質に疲労が発生して弾性が容易に失わる。このため使用寿命が短いという欠点も有する。したがって、これら欠点の改善が望まれている。
この発明の目的は、画板の挟持力を強化したイーゼルの挟持構造を提供せんとするにある。
次に、この発明の目的は、弾性部材の疲労を抑止し、長い使用寿命が得られるイーゼルの挟持構造を提供せんとするにある。
本発明者は従来の技術に見られる上記欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、本体と、該本体に摺動自在に設け、画板の位置決めと挟持作用を有する調整部材と、前記本体に回動自在に設けられ、前記調整部材の制動作用を有する係合部材と、軸桿と、によってなるイーゼルの挟持構造によって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本発明を完成させた。
以下、この発明について具体的に説明する。
請求項1に記載するイーゼルの挟持構造は、本体と、調整部材と、係合部材と、軸桿とを含んでなり、イーゼルの支持脚上に設ける挟持構造であって、
前記本体は、長手方向の一端を、前記調整部材へ挿入する開口端とし、かつ側面に第1孔部と、第2孔部とを穿設し、
前記調整部材は一端に画板の位置決め、もしくは挟持を行う拘止部を形成し、
前記係合部材の一端には、両端の開口が前記第1孔部と前記第2孔部とに対応する軸孔を横方向に貫通するように形成し、
前記軸軸桿を前記本体の第1孔部から挿入し、かつ前記係合部材に挿通させて、前記係合部材を前記本体に回動自在に設ける。
請求項2に記載するイーゼルの挟持構造は、請求項1における係合部材の該軸孔を形成する一端をカム状に形成する。
請求項3に記載するイーゼルの挟持構造は、請求項1における係合部材の一端に突起部を形成する。
請求項4に記載するイーゼルの挟持構造は、請求項1における係合部材の前記軸孔を形成する一端と対向する他端に突起部を形成する。
本発明のイーゼルの挟持構造は、構成が簡略化され、製造コストを低減させるとともに、画板の確実な位置決め、挟持効果が得られ、かつ使用寿命が長いという利点がある。
この発明は、画板の挟持、位置決めを行うためのイーゼルの挟持構造を提供するものであって、本体と、前記本体に摺動自在に設け、画板の位置決めと挟持作用を有する調整部材と、前記本体に回動自在に設けられ、前記調整部材の制動作用を有する係合部材と、軸桿とによって構成する。
係る構成の挟持構造について、その構造と特徴を詳述するために具体的な実施例を挙げ、以下に説明する。
この発明によるイーゼルの挟持構造(3)は、図2に開示したように、支持脚(4)上に設ける。図3、4に開示するように、挟持構造(3)は、少なくとも本体(31)と、調整部材(32)と、係合部材(33)と、軸桿(34)と、を含んでなる。
本体(31)は、長手方向の一端を、調整部材(32)挿入する開口端(311)とし、かつ側面に第1孔部(A)と、第2孔部(A’)を穿設する。調整部材(32)は、画板(5)の位置決め、もしくは挟持作用を有する拘止部(321)を一端に形成する。係合部材(33)は、一端を横方向に貫通する軸孔を形成し、該軸孔の軸孔口(B)、(B’)は、第1孔部(A)と、第2孔部(A’)に対応する。軸桿(34)は、本体(31)の第1孔部(A)から挿入し、軸孔口(B)、(B’)を経て、本体(31)の第2孔部(A’)に至るように設け、係合部材(33)を本体(31)に回動自在に設ける。
実施例において、係合部材(33)の軸孔口(B)、(B’)を形成する一端はカム状に構成する(図5、6参照)。よって、係合部材(33)が本体(31)に係合する場合、調整部材(32)に対して制動作用が発生し、調整部材(321)の拘止部(321)によって画板(5)を位置決めする。また、係合部材(33)が本体(31)に係合しない状態において、軸孔口(B)、(B’)を形成する一端は調整部材(32)に接触しない。よって、調整部材(32)を移動させることができる。また、係合部材(32)の他端には突起部(331)を形成し、該係合部材(32)を時計回り、もしくは反時計回りに回転させる操作に供する。
以上はこの発明の好ましい実施例であって、この発明の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この発明の精神の下においてなされ、この発明に対して均等の効果を有するものは、いずれも本発明の特許請求の範囲に属するものとする。
従来のイーゼルの斜視図である。 この発明による挟持構造を具えたイーゼルの斜視図である。 この発明による挟持構造の分解斜視図である。 図3における挟持構造を組み立てた状態の斜視図である。 図4のA−A線の断面であって、係合部材が調整部材に接した状態を表す説明図である。 図4のA−A線の断面であって、係合部材が調整部材に接しない状態を表す説明図である。
符号の説明
3 挟持構造
31 本体
311 開口端
32 調整部材
33 係合部材
321 突起部
A 第1孔部
A’ 第2孔部
4 支持脚
5 画板

Claims (4)

  1. 本体と、調整部材と、係合部材と、軸桿とを含んでなり、イーゼルの支持脚上に設ける挟持構造であって、
    前記本体は、長手方向の一端を、前記調整部材挿入する開口端とし、かつ側面に第1孔部と、第2孔部とを穿設し、
    前記調整部材は一端に画板の位置決め、もしくは挟持を行う拘止部を形成し、
    前記係合部材の一端には、両端の開口が前記第1孔部と、第2孔部とに対応する軸孔を横方向に貫通するように形成し、
    前記軸桿を前記本体の第1孔部から挿入し、かつ前記係合部材に挿通させて、前記係合部材を該本体に回動自在に設けることを特徴とする、イーゼルの挟持構造。
  2. 前記係合部材の前記軸孔を形成する一端をカム状に形成することを特徴とする、請求項1に記載のイーゼルの挟持構造。
  3. 前記係合部材の一端に突起部を形成することを特徴とする、請求項1に記載のイーゼルの挟持構造。
  4. 前記係合部材の前記軸孔を形成する一端と対向する他端に突起部を形成することを特徴とする、請求項1に記載のイーゼルの挟持構造。
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