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JP2005341716A - アキシャルギャップ型回転電機 - Google Patents

アキシャルギャップ型回転電機 Download PDF

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JP2005341716A
JP2005341716A JP2004157432A JP2004157432A JP2005341716A JP 2005341716 A JP2005341716 A JP 2005341716A JP 2004157432 A JP2004157432 A JP 2004157432A JP 2004157432 A JP2004157432 A JP 2004157432A JP 2005341716 A JP2005341716 A JP 2005341716A
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JP
Japan
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stator
core
rotor
axial gap
inner periphery
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2004157432A
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English (en)
Inventor
Yusuke Minagawa
裕介 皆川
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】ステータ内周に磁束が集中しないように磁気抵抗のバランス設計を行うことができ、磁気飽和とトルク不足の問題を解消することができるアキシャルギャップ型回転電機を提供する。
【解決手段】ロータコア22に永久磁石23を設けてなるロータ21と、ステータバックコア13にステータコイル14を巻回したステータコア12を設けてなるステータ11とを、エアギャアップ4を介してアキシャル方向に配設した構造を有するアキシャルギャップ型回転電機1において、内周ほどエアギャップ4を大きく構成するか(第1発明)、あるいは、内周ほどステータバックコア13とステータコア12との隙間を大きく構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロータコアに永久磁石を設けてなるロータと、ステータバックコアにステータコイルを巻回したステータコアを設けてなるステータとを、エアギャアップを介してアキシャル方向に配設した構造を有するアキシャルギャップ型回転電機に関するものである。
従来、ロータコアに永久磁石を設けてなるロータと、ステータバックコアにステータコイルを巻回したステータコアを設けてなるステータとを、エアギャアップを介してアキシャル方向に配設した構造を有するアキシャルギャップ型回転電機は、種々の構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のアキシャルギャップ型回転電機は、薄型のモータを構成できる点で、ロータとステータとを同時に配設してなるラジアルギャップ型回転電機と比べて有利である。
特開平9−350677号公報
しかしながら、上述した従来のアキシャルギャップ型回転電機は一般的なディスクモータであり、ディスクモータの磁束密度を上げて回転トルクを向上させようとすると、磁気抵抗の小さいなステータ内周に磁束が集中してしまい、外周側ではトルクが減少し設計トルクを達成できない問題、また、内周側では磁気飽和が発生する問題、が発生していた。
本発明の目的は上述した問題点を解消して、ステータ内周に磁束が集中しないように磁気抵抗のバランス設計を行うことができ、磁気飽和とトルク不足の問題を解消することができるアキシャルギャップ型回転電機を提供しようとするものである。
本発明の第1発明に係るアキシャルギャップ型回転電機は、ロータコアに永久磁石を設けてなるロータと、ステータバックコアにステータコイルを巻回したステータコアを設けてなるステータとを、エアギャアップを介してアキシャル方向に配設した構造を有するアキシャルギャップ型回転電機において、内周ほどエアギャップを大きくしたことを特徴とするものである。
また、本発明の第2発明に係るアキシャルギャップ型回転電機は、ロータコアに永久磁石を設けてなるロータと、ステータバックコアにステータコイルを巻回したステータコアを設けてなるステータとを、エアギャアップを介してアキシャル方向に配設した構造を有するアキシャルギャップ型回転電機において、内周ほどステータバックコアとステータコアとの隙間を大きくしたことを特徴とするものである。
本発明の第1発明に係るアキシャルギャップ型回転電機では、内周ほどエアギャップを大きくしたことにより、内周側の磁気抵抗を大きくする事で、内外周の周方向磁気抵抗を同一とする事が出来るので、局部的な磁気飽和が発生しない。その結果、外周側でのトルク減少も解消することができる。
なお、本発明の第1発明に係るアキシャルギャップ型回転電機の好適例としては、内周側ほど永久磁石を薄くすることで、内周ほどエアギャップを大きくすることがある。このように構成すれば、特別な部品設計をする事無く、磁石成形時に内外周における磁気抵抗のバランスを設計することが出来る。
また、本発明の第1発明に係るアキシャルギャップ型回転電機の好適例としては、内周側ほどステータコアの厚さを薄くすることで、内周ほどエアギャップを大きくすることがある。このように構成すれば、特別な部品設計をする事無く、ステータ打ち抜き時に内外周における磁気抵抗のバランスを設計することが出来る。
本発明の第2発明に係るアキシャルギャップ型回転電機では、内周ほどステータバックコアとステータコアとの隙間を大きくしたことにより、内周側の磁気抵抗を大きくする事で、内外周の周方向磁気抵抗を同一とする事が出来るので、局部的な磁気飽和が発生しない。その結果、外周側でのトルク減少も解消することができる。
以下に、この発明の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の対象となるアキシャルギャップ型回転電機の一例を説明するための図である。図1に示す例において、アキシャルギャップ型回転電機1は、ケース2内において、ロータ軸3と、ロータ軸3に固定された円盤状のロータ21と、ロータ21に対してエアギャップ4を介して対向して配置された2つのステータ11と、を設けることで構成されている。本例では、1ロータ2ステータの例を示すが、本発明の対象はそれに限定されるものではなく、1ロータ1ステータ等の他の構成のものも対象となる。
図1に示す例において、ステータ11では、ステータコア12はステータバックコア13を介してケース2に固定される。ステータコア12は磁束を軸方向に流す部位であり、ステータコア12の外周にはステータコイル14が巻回されている。ステータバックコア13は、ステータコア12の磁束を周方向に回して再度磁束を別のステータコア12へ流す役目をする。ステータ11で発生する熱はケース2内の冷媒通路5を通る冷媒を介して抜熱している。また、図1に示す例において、ロータ21では、ロータ軸3にロータコア22が固定され、ロータコア22の中に磁石23を埋め込む形となっている。ロータコア22の外周にはロータリング24が設けられている。ロータ軸3は両端のベアリング6を介してケース2に固定されるとともに、ロータ軸3の端部にエンコーダ7を設けている。
本発明の特徴は、上述した構成のアキシャルギャップ型回転電機1において、内周ほどエアギャップ4を大きくした点(第1発明)、及び、内周ほどステータバックコア13とステータコア12との隙間を大きくした点(第2発明)、にある。以下、磁石23とステータコア12との位置関係と、ステータ11の構成例を説明した後、本発明の具体例を説明する。
まず、図2は、上述したアキシャルギャップ型回転電機1におけるロータ21の磁石23とステータコア14との位置関係を説明するための図である。図2に示す例において、磁石23は、ステータ11と対向する面に露出して配置され、3相モータの際は電気角360度に対してステータ11が電気角120度おきに配置される。図2に示す例では磁石23を12極とした。
また、図3は、上述したアキシャルギャップ型回転電機1におけるステータ構成を説明するための図である。図3に示すステータ11の構成において、ステータコア12の内周側と外周側とでは、ステータバックコア13の周方向長さは以下に示す周方向距離差ΔLだけ異なることとなる。
ΔL={2π(r2−r1)}/(p・1.5)
ここで、r1はステータコア12の内周側の内径、r2はステータコア12の外周側の外径、pは極数であり、P・1.5はステータコアの数である。
空気層を利用して、外周に合わせて内周の磁気抵抗を調整する時、ステータコア12を構成する鋼板と空気との透磁率比を1000:1とすると、磁気抵抗調整エアギャップΔLaは、ΔLa=ΔL/1000となる。そのため、ΔLaのエアギャップ4を内周側に設ける事により、内外の磁気飽和を外周とバランス出来る。このことから、ΔLaの分だけ内周ほどエアギャップを大きくするか(第1発明)、あるいは、ΔLaの分だけ内周ほどステータバックコア13とステータコア12との隙間を大きくすれば(第2発明)、それにより内外周の周方向磁気抵抗を同一にできることがわかる。
図4は本発明の第1発明に係るアキシャルギャップ型回転電機の一例を説明するための図である。図4に示す例はロータ21とステータ11との部分の軸断面図を示しており、左側にロータ21側で磁気抵抗を調整する例を示すとともに、右側でステータ11側で磁気抵抗を調整する例を示している。図4に示す例では、説明の都合上磁気抵抗の調整方法を左右別々にしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、両者を同じ調整方法にしても良い。
図4の左側では、ロータ21を構成する磁石23の厚さを内周ほど薄くすることで、磁気抵抗を調整している。磁石23は表面加工が必要なので、その際、このように厚みを内周ほど薄くする加工を行うことができる。本例では、次に説明するステータ11に対する磁気抵抗調整方法に比べて、加工を自動化した大量生産時に有利である。図4の右側では、ステータ11を構成するステータコア12の厚さを内周ほど薄くすることで、磁気抵抗を調整している。本例の場合は、ステータコア12の厚さを組み付け時に調整する。そのため、先の磁石23に対する加工に比べて、比較的少量生産時に有効である。図4に示す例では、左側及び右側のそれぞれで、外周側を基準として内周側のエアギャップ4の大きさをΔLa/2ずつ大きくすることで、全体でΔLaだけエアギャップ4を大きくしている。
図5は本発明の第2発明に係るアキシャルギャップ型回転電機の一例を説明するための図である。図5に示す例では、ステータ11側において、内周側ほどステータバックコア13とステータコア12との隙間を大きくすることで、磁気抵抗を調整している。この場合、外周側の磁気抵抗に合わせて外周側でステータコア12とステータバックコア13とを接触(嵌め込む)させる。そして、内周側で、ステータコア12とステータバックコア13との間に左右ΔLa/2ずつ合計でΔLaのエアギャップ層15を設けている。
本発明のアキシャルギャップ型回転電機は、回転軸に沿って少なくとも一対のステータとロータとが対向して配置されるアキシャルギャップ型回転電機において、ステータ内周に磁束が集中しないように磁気抵抗のバランス設計を行うことができ、磁気飽和とトルク不足の問題を解消することができる用途に好適に利用することができる。
本発明の対象となるアキシャルギャップ型回転電機の一例を説明するための図である。 アキシャルギャップ型回転電機におけるロータの磁石とステータコアとの位置関係を説明するための図である。 アキシャルギャップ型回転電機におけるステータ構成を説明するための図である。 本発明の第1発明に係るアキシャルギャップ型回転電機の一例を説明するための図である。 本発明の第2発明に係るアキシャルギャップ型回転電機の一例を説明するための図である。
符号の説明
1 アキシャルギャップ型回転電機
2 ケース
3 ロータ軸
4 エアギャップ
5 冷媒通路
6 ベアリング
7 エンコーダ
11 ステータ
12 ステータコア
13 ステータバックコア
14 ステータコイル
15 エアギャップ層
21 ロータ
22 ロータコア
23 磁石
24 ロータリング

Claims (4)

  1. ロータコアに永久磁石を設けてなるロータと、ステータバックコアにステータコイルを巻回したステータコアを設けてなるステータとを、エアギャアップを介してアキシャル方向に配設した構造を有するアキシャルギャップ型回転電機において、内周ほどエアギャップを大きくしたことを特徴とするアキシャルギャップ型回転電機。
  2. 内周側ほど永久磁石を薄くすることで、内周ほどエアギャップを大きくした請求項1に記載のアキシャルギャップ型回転電機。
  3. 内周側ほどステータコアの厚さを薄くすることで、内周ほどエアギャップを大きくした請求項1に記載のアキシャルギャップ型回転電機。
  4. ロータコアに永久磁石を設けてなるロータと、ステータバックコアにステータコイルを巻回したステータコアを設けてなるステータとを、エアギャアップを介してアキシャル方向に配設した構造を有するアキシャルギャップ型回転電機において、内周ほどステータバックコアとステータコアとの隙間を大きくしたことを特徴とするアキシャルギャップ型回転電機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009207338A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Daikin Ind Ltd アキシャルギャップ型回転電機及び界磁子用コア
US7714478B2 (en) 2006-05-10 2010-05-11 Nissan Motor Co., Ltd. Electric rotary machine
CN110739824A (zh) * 2018-07-20 2020-01-31 黄思伦 具有牛角式铁芯的外转子发电机

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