[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2005226580A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005226580A
JP2005226580A JP2004037224A JP2004037224A JP2005226580A JP 2005226580 A JP2005226580 A JP 2005226580A JP 2004037224 A JP2004037224 A JP 2004037224A JP 2004037224 A JP2004037224 A JP 2004037224A JP 2005226580 A JP2005226580 A JP 2005226580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
driving force
needle
command piston
fuel injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004037224A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sako
孝治 佐光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004037224A priority Critical patent/JP2005226580A/ja
Priority to FR0501053A priority patent/FR2866395B1/fr
Priority to US11/047,703 priority patent/US20050178859A1/en
Priority to CNA2005100067750A priority patent/CN1654812A/zh
Priority to DE200510006378 priority patent/DE102005006378A1/de
Publication of JP2005226580A publication Critical patent/JP2005226580A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/20Closing valves mechanically, e.g. arrangements of springs or weights or permanent magnets; Damping of valve lift
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M47/00Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure
    • F02M47/02Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure of accumulator-injector type, i.e. having fuel pressure of accumulator tending to open, and fuel pressure in other chamber tending to close, injection valves and having means for periodically releasing that closing pressure
    • F02M47/027Electrically actuated valves draining the chamber to release the closing pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/04Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00 having valves, e.g. having a plurality of valves in series
    • F02M61/10Other injectors with elongated valve bodies, i.e. of needle-valve type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】 ノズルボデーを保持するボデー内を往復移動し直接的または間接的にノズルニードルを移動させるコマンドピストンを備えるもので、ノズルニードルとノズルボデーのノズルシート部に過剰な力が加わることを防止する燃料噴射装置を提供する。
【解決手段】 噴孔41を有するノズルボデー11と、ノズルボデー内を往復移動することにより噴孔を開閉するノズルニードル31と、ノズルボデーを保持するボデー50と、ボデー内を往復移動し直接的または間接的にノズルニードルを移動させるコマンドピストン60とを備え、コマンドピストンに作用する駆動力を、ノズルニードル31がノズルボデー11に着座するノズルシート部13、36に作用させるものにおいて、着座時に、ノズルニードルがノズルボデーへ相対的に沈み込む弾性変形量が所定の量Lを超えると、駆動力をノズルシート部31、36以外の部位へ分散させる駆動力分散手段11a、91を設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、燃料噴射装置に関し、例えば内燃機関の各気筒に取付けられ、気筒内に燃料を噴射供給する燃料噴射装置に適用して好適なものである。
燃料噴射装置としては、例えばディーゼル機関用燃料噴射システムとしてのコモンレール式燃料噴射装置において、内燃機関の各気筒に設けられ、燃料をその気筒の燃焼室に噴射供給するインジェクタが知られている(特許文献1参照)。この種のインジェクタは、燃料が噴射される噴孔を有するノズルボデーと、ノズルボデー内を上下移動することにより噴孔を開閉するノズルニードルと、ノズルボデーを保持するボデー、およびボデー内を往復移動し直接的または間接的にノズルニードルを移動させるコマンドピストンとを備えている(図4参照)。
特許文献1の開示する技術では、ノズルシート部の燃料シール構造として、コマンドピストンに作用する力を、ノズルニードルがノズルボデーの弁座に着座する方向に加えることで、ノズルシート部のシール性を高めている。
なお、この作用力は、電磁弁の開閉により圧力が増減する圧力制御室内の高圧燃料を駆動力発生源としている。
特開2003−166457号公報
しかしながら、従来技術は、ノズルシート部に導かれる高圧燃料をシールするときには有効な手段ではあるが、高圧燃料つまり燃料噴射圧の使用範囲によってはノズルシート部に過剰な力が加わり、ノズルシート部が磨耗するおそれがあった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、ノズルボデーを保持するボデー内を往復移動し直接的または間接的にノズルニードルを移動させるコマンドピストンを備えるもので、ノズルニードルがノズルボデーに着座して燃料シールするノズルシート部に過剰な力が加わることを防止することを目的とする。
また、別の目的は、ノズルボデーを保持するボデー内を往復移動し直接的または間接的にノズルニードルを移動させるコマンドピストンを備えるもので、ノズルニードルがノズルボデーに着座して燃料シールするノズルシート部に過剰な力が加わることを防止するとともに、燃料噴射量の経時変化を抑制できる燃料噴射装置を提供することにある。
本発明の請求項1によると、燃料が噴射される噴孔を有するノズルボデーと、ノズルボデー内を往復移動することにより噴孔を開閉するノズルニードルと、ノズルボデーを保持するボデーと、ボデー内を往復移動し直接的または間接的にノズルニードルを移動させるコマンドピストンとを備え、コマンドピストンに作用する駆動力を、ノズルニードルがノズルボデーに着座するノズルシート部に作用させる燃料噴射装置において、着座時に、ノズルニードルがノズルボデーへ相対的に沈み込む弾性変形量が所定の量を超えると、駆動力をノズルシート部以外の部位へ分散させる駆動力分散手段を設けたことを特徴とする。
ノズルボデーを保持するボデー内を往復移動し直接的または間接的にノズルニードルを移動させるコマンドピストンを備え、コマンドピストンに作用する駆動力を、ノズルニードルがノズルボデーに着座するノズルシート部に作用させる燃料噴射装置において、ノズルニードルがノズルボデーに着座した状態でノズルシート部に駆動力が作用すると、この駆動力の作用によってノズルニードルとノズルボデーとの間で弾性変形が生じる。
これに対して、請求項1に記載の燃料噴射装置では、着座時に、ノズルニードルがノズルボデーへ相対的に沈み込む弾性変形量が所定の量を超えると、駆動力をノズルシート部以外の部位へ分散させる駆動力分散手段を設けているので、所定の駆動力に対応する所定の弾性変形量が着座時に発生すると、駆動力分散手段によって、所定の駆動力を直接ノズルシート部に作用させることなく、ノズルシート部以外の部位へ分散させることが可能である。したがって、所定の駆動力つまり過剰な駆動力がノズルシート部に加わることを防止することができる。
本発明の請求項2によると、ノズルニードルとコマンドピストンとの軸方向間には、ノズルニードルおよびコマンドピストンと協働して移動可能な規制部材を備え、規制部材は、ノズルニードルを往復移動可能にする収容孔が開口するノズルボデーの端部との間で、相対的に接近可能な間隔に設定されており、駆動力分散手段は、着座時に間隔がなくなると、互いに一方から他方に着座する規制部材と端部とから構成されていることを特徴とする。
これによると、ノズルニードルとコマンドピストンとの軸方向間には、ノズルニードルおよびコマンドピストンと協働して移動可能な規制部材が設けられている。さらに、規制部材と、ノズルボデーにおけるノズルニードルを往復移動可能にする収容孔の開口する端部との間には、相対的に接近可能な間隔として、例えば所定の弾性変形量に相当する隙間に設定することが可能である。したがって、着座時に所定の弾性変形量が生じて隙間がなくなると、互いに一方から他方に着座する規制部材と端部に、駆動力を分散させることができる。なお、規制部材と端部は、駆動力分散手段の駆動力をノズルシート部以外へ分散させる部位を構成する。
本発明の請求項3によると、コマンドピストンをボデー内に往復移動可能に保持する収容孔と、コマンドピストンのうち、収容孔内を摺動自在な摺動部、および摺動部より小径な挿通部とを備え、収容孔の内周は、内周のノズルニードル側に、内周より小径な第2の内周を有しており、内周と第2の内周とが連結する段差部は、コマンドピストンの肩端部との間で、相対的に接近な間隔に設定されており、駆動力分散手段は、着座時に間隔がなくなると、互いに一方から他方に着座する段差部と肩端部とから構成されていることを特徴とする。
これによると、コマンドピストンは、ボデー内に形成された収容孔内を摺動自在な摺動部と、摺動部より小径な挿通部とを備えを備えている。さらに、収容孔の内周は、内周のノズルニードル側に、内周より小径な第2の内周が設けられている。内周と第2の内周とが連結する段差部と、コマンドピストンの肩端部との間には、相対的に接近可能な間隔として、例えば所定の弾性変形量に相当する隙間に設定することが可能である。したがって、着座時に所定の弾性変形量が生じて隙間がなくなると、互いに一方から他方に着座する段差部と肩端部に、駆動力を分散させることができる。なお、段差部と肩端部は、駆動力分散手段の駆動力をノズルシート部以外へ分散させる部位を構成する。なお、肩端部は、挿通部に連結する摺動部の肩端部、または挿通部に設けた肩端部のいずれでもよい。
本発明の請求項4によると、コマンドピストンのノズルニードル側とは反対側端部には、ノズルニードルを着座方向に押し付ける駆動力発生源が設けられていることを特徴とする。
これによると、コマンドピストンのノズルニードル側とは反対側端部には、ノズルニードルを着座方向に押し付ける、例えば高圧燃料が供給される圧力制御室等の圧力発生源、あるいは伸縮するピエゾスタック等の変位発生源などの駆動力発生源を有する燃料噴射装置に適用して好適である。例えば、駆動力発生源によって発生する過剰な駆動力がノズルシート部に加わることを防止できるので、ノズルシート部の磨耗低減が図れる。その結果、燃料噴射量の経時変化の抑制が図れる。
本発明の請求項5によると、駆動力発生源は、高圧燃料が供給させる圧力制御室と、圧力制御室内の圧力を増減する電磁弁とを備え、前記反対端部には前記圧力制御室の圧力が作用することを特徴とする。
これにより、圧力制御室内の圧力による駆動力が所定の弾性変形量を生じさせる所定の駆動力を超える場合があっても、つまり噴孔から噴射される燃料噴射圧の高圧化要求に応じて高圧燃料が高圧化傾向にあっても、更なる高圧化が可能である。
以下、本発明の燃料噴射装置を、ディーゼル機関用燃料噴射システムとしてのコモンレール式燃料噴射装置に適用して、具体化した実施形態を図面に従って説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係わる構成を示す図であって、図1中のノズル部周りの構成を示す拡大断面図である。図2は、本実施形態の燃料噴射装置の構成を示す断面図である。
図2に示すように、燃料噴射装置は、ノズル部10と、ボデー(以下、ノズルホルダと呼ぶ)50と、コマンドピストン60と、圧力制御室71と、電磁弁80と、規制部材91とを含んで構成されている。なお、ノズル部10は、リテーニングナット19によりノズルホルダ50の下部に結合されている。この燃料噴射装置は、図示しないコモンレールから供給される高圧燃料をエンジンの燃焼室に噴射するものである。
図1および図2に示すように、ノズル部10は、ノズルボデー11と、ノズルニードル(以下、ニードルと呼ぶ)31とを含んで構成されている。ニードル31は、このノズルボデー11の内部に軸方向に往復摺動可能に組み付けられている。
ノズルボデー11は、図1に示すように、有底の略中空円筒状体であって、内部に案内孔12、弁座13、噴射孔(以下、噴孔と呼ぶ)41、サック部15が形成される。案内孔12は、ノズルボデー11の内部に軸方向に延びており、一方の端部がノズルボデー11の開口端に接続し、他方の端部側が弁座13に接続している。案内孔12の内壁は、ノズルボデー11の開口端から有底側の弁座13の近傍まで略同一内径に形成されている。弁座13は、図1に示すように、円錐台面を有しており、大径側の一端が案内孔12に連続し、小径側の他端側がサック部15に接続している。この弁座13にニードル31の当接部36が当接および離間可能に配置されている。当接部36は理論的には円の形状である。サック部15は、ノズルボデー11の先端側に袋状に小空間の容積をもって形成されるサックホールである。サックホールの開口側は弁座13の小径側に連続する。なお、ここで、サック部15は、袋状の所定の空間容積を有するサック室を構成する。噴孔41は、図1に示すように、ノズルボデー11のサック部15にノズルボデー11の内外を連通する通路として形成される。燃料溜り室16は、図1に示すように、ノズルボデー11の案内孔12を形成する内壁中途部で、環状の凹部に形成されている。この燃料溜り室16には、高圧燃料が供給される燃料供給孔17が接続されている。
なお、ここで、ノズルボデー11は、燃料通路17と燃料溜り室16が形成される上部円筒部11bと、内部にニードル31の小径円柱部34が配置され、弁座13および噴孔41が形成される下部円筒部11aとで構成され、下部円筒部は上部円筒部より外形が小さく形成されている。なお、本実施形態の以下の説明では、上部円筒部11b、下部円筒部11aを、それぞれ、取付部、ステム部と呼ぶ。取付部11aはノズルホルダ50の下部にリテーニングナット19の締付力により結合される。
ニードル31は、基本形が中実円柱状形状で、図1に示すように、大径円柱部32、小径円柱部34、円錐台部35および円錐部37を含んで構成されている。大径円柱部32は、外形が略同一径で形成され、所定の隙間を介して孔内孔12に遊嵌している。そのため、大径円柱部32は、軸方向に往復移動することが可能である。小径円柱部34は、高圧燃料溜り室16の近傍から弁座13の近傍まで軸方向に延びている。小径円柱部34の外径は、大径円柱部32より小さく形成されている。小径円柱部34と案内孔12の内壁との隙間が燃料通路になる。円錐台部35は、一方の端部が小径円柱部34に連続しており、他方の端部が円状の当接部分36を介して円錐部37に連続する。円錐台部35と円錐部37との接続部分は円であり、この円の部分が弁閉時の接触部となる。円錐部37は、弁座13の傾斜角よりも大きな傾斜角となっている。これは弁閉時の当接部36と弁座13との接触を可能にし油密を確保するためである。円錐部37の先端は、弁閉時、サック部15に対面する位置となる。なお、当接部36と弁座13は、ニードル31がノズルボデー11に着座して燃料シールするノズルシール部を構成している。
なお、ここで、大径円柱部32は、ノズルボデー11内を摺動自在な摺動部を構成する。小径円柱部34、円錐台部35および円錐部37は、摺動部より小径の挿通部を構成する。大径円柱部32と小径円柱部34が連結する略円錐台部は、受圧部を構成する。受圧部は、高圧燃料溜り室16に導かれた高圧燃料によって、当接部36が弁座13から離座する方向、つまりニードル31を開弁させる方向に押圧される。挿通部34、35、37は、高圧燃料溜り室16を挿通する。
ノズルホルダ50には、コマンドピストン60を挿入するシリンダ52、コモンレールから供給された高圧燃料をノズル部10の燃料通路17側へ導く燃料通路61とオリフィスプレート70側へ導く燃料通路51、及び高圧燃料を低圧側へ排出する排出通路53等が形成されている。シリンダ52と第2挿通部64の空間56は、排出通路53に連通する排出通路54、55が連通するとともに、ニードル31の背圧空間を形成しており、リターン燃料つまり燃料タンク側の燃料に接続している。
コマンドピストン50は、ノズルホルダ50のシリンダ52に摺動自在に挿入され、同じくシリンダ52に挿入され規制部材91を介してニードル31に連接されている。なお、詳しくは、コマンドピストン60は、シリンダ52内を摺動自在な摺動部(以下、第2摺動部と呼ぶ)62と、第2摺動部62より小径の第2挿通部64とを含んで構成されている。
規制部材91は、図1に示すように、コマンドピストン50とニードル31(詳しくは、ニードル31の上端ピン33)との間に介在され、規制部材91の周囲に配されるスプリング69に付勢されてニードル31を閉弁方向(図4の下方)へ押圧している。規制部材91は略円筒状に形成されており、下端部に形成された有底孔91aはピン33が挿入されて両者が当接し、上端部の端面は挿通部64の下端面と当接している。
なお、ここで、規制部材91は、コマンドピストン50とニードル31と協働して移動可能である。規制部材91と、ノズルボデー11の収容孔12の開口する端部11aとの間の隙間Lは、ニードル31とノズルボデー11の組付状態において、相対的に近接可能な所定の隙間に設定されている。なお、詳しくは、この所定の隙間Lは、実際に燃料噴射装置の作動状態において、圧力制御室71の圧力に所定の圧力の駆動力が発生し、その所定の駆動力によりコマンドピストン60を介してニードル31をノズルボデー11へ押し付ける着座時に、ニードル31がノズルボデー11へ相対的に沈み込む弾性変形量に設定されている。なお、弾性変形量は、ニードル31の当接部36のノズルボデー11の座面13へのヘルツ応力発生による変形窪み量と、ノズルボデー11のうち、取付部11bに比べて弾性変形し易いステム部11aの伸び量とからなる。
オリフィスプレート70は、シリンダ52の上端が開口するノズルホルダ50の端面上に配置され、シリンダ52と連通する制御室71が形成されている。このオリフィスプレート70には、圧力制御室71の上流側と下流側とにそれぞれオリフィス(入口側オリフィス(図示せず)と出口側オリフィス72)が設けられ、出口側オリフィス72の方が入口側オリフィスより流路径(内径)が大きく設定されている。
入口側オリフィスは、オリフィスプレート70に形成され、圧力制御室71と燃料通路51の間に設けられており、オリフィス出口が圧力制御室71の側面(テーパ面)に開口している。出口側オリフィス72は、圧力制御室71の上方に形成され、電磁弁80を介して排出通路53と連通可能に設けられている。圧力制御室71には、ノズルホルダ50に設けられた燃料通路51が連通されており、その燃料通路51を介して高圧燃料が供給される。
電磁弁80は、出口側オリフィス72と排出通路53との間を断続するアーマチャ81と、このアーマチャ81を閉弁方向(図1の下方)へ付勢するスプリング82、及びアーマチャ81を開弁方向へ駆動するソレノイド83等を内蔵し、ノズルホルダ50の上部にオリフィスプレート70を介して組付けられ、リテーニングナット84により結合されている。アーマチャ81は、ソレノイド83が通電されると、スプリング82の付勢力に抗して図示上方へ吸引されて出口側オリフィス72を開き、ソレノイド83への通電が停止すると、スプリング82の付勢力により押し戻されて出口側オリフィス72を閉じる。
なお、ここで、圧力制御室71と電磁弁80は、コマンドピストン60を駆動する圧力発生源であって、コマンドピストン60を介してニードル31の当接部36を弁座13に着座させる方向に直接的または間接的に押し付け、移動させる駆動力発生源を構成する。
次に、上記構成を有する燃料噴射装置の作動を説明する。コモンレールから燃料噴射装置に供給される高圧燃料は、燃料通路61を介してノズル部の燃料供給孔17側に導く高圧燃料経路と、燃料通路51を介して圧力制御室15に導く高圧燃料経路とに導入される。このとき、電磁弁80が閉弁状態(アーマチャ81が出口側オリフィス72を閉じている状態)であると、圧力制御室71に導入された高圧燃料の圧力がコマンドピストン60及びプレッシャピンを介してニードル31に作用し、スプリング61と共にニードル31を閉弁方向へ付勢している。一方、ノズル部の燃料供給孔17に導入された高圧燃料は、油溜り室16に導入され、ニードル31の受圧面に作用してニードル31を開弁方向へ付勢している。なお、電磁弁80が閉弁状態では、ニードル31を閉弁方向に付勢する力が開弁方向に付勢する力を上回っているため、ニードル31がリフトすることはなく、ノズルボデー11の弁座13に着座している。従って噴孔41を閉じているので、燃料は噴射されない。
電磁弁80のソレノイド83が通電されて開弁する(アーマチャ81が出口側オリフィス72を開く)と、出口側オリフィス72がノズルホルダ50に設けられた排出通路53と連通するため、圧力制御室71の燃料が出口側オリフィス72を通って排出通路53より排出される。なお、電磁弁80が開弁しても、高圧燃料は引き続き入口側オリフィスを通って圧力制御室71に補給され続けるが、入口側オリフィスより出口側オリフィス72の方が流路径が大きいので、コマンドピストン60に作用する圧力制御室71の燃料圧力は低下する。その結果、圧力制御室71の燃料圧力と、ニードル31を開弁方向へ押し上げる力と、ニードル31を閉弁方向に押し下げるスプリング力とのバランスが崩れ、ニードル31を開弁方向に付勢する力が閉弁方向に付勢する力を上回った時点でニードル31が弁座13から離座する。そして、ニードル31がリフトして噴孔41を開くことにより燃料が噴射される。なお、リフト量は、当接部が弁座13から離間した隙間量に相当する。
その後、ソレノイド83への通電停止によりアーマチャ81が出口側オリフィス72を閉じると、再び圧力制御室71の燃料圧力が上昇し、ニードル31を閉弁方向に付勢する力が開弁方向に付勢する力を上回った時点で、ニードル31が押し下げられて着座し、噴孔41を閉じることにより、噴射が終了する。
なお、ここで、ニードル31の閉弁時(着座時)には、電磁弁80は閉弁され排出通路53が閉じるので、圧力制御室71内の圧力は増加し、ノズル部10の燃料溜り室16に供給される高圧燃料と同じ圧力となる。
ところで、ニードル31が着座時には、圧力制御室71と燃料溜り室16は、コモンレールから供給される高圧燃料で満たされる。圧力制御室71には、高圧燃料によってコマンドピストン60を押圧する駆動力が発生する。そして、その駆動力によりコマンドピストン60を介してニードル31をノズルボデー11へ押し付け、ノズルシート部13、36に作用する。その結果、当接部36が座面13を窪ませるとともに、ステム部11aの伸びる弾性変形が生じる。このとき、圧力制御室71に発生する所定の圧力が所定の駆動力を発生し、これらの弾性変形量が所定の量Lとなると、規制部材91の下端部とノズルボデー11の端部11aとの隙間Lがなくなって、規制部材91と端部11aとが互いに一方を他方に着座する。その結果、所定の駆動力がノズルシール部13、36に直接作用せず、規制部材91と端部11aに分散される。
なお、ここで、規制部材91と端部11aは、着座時に、ニードル31がノズルボデー11へ相対的に沈み込む弾性変形量が所定の量Lを超えると、駆動力をノズルシート部13、36以外へ分散させる駆動力分散手段を構成する。なお、規制部材91の下端部と端部11aは、駆動力を分散させるノズルシート部13、36以外の部位である。
なお、ここで、この所定の圧力に対応する所定の駆動力は、ノズルシート部13、36には過剰な駆動力である。従って、燃料噴射装置の作動状態で、着座時にノズルシート部13、36に過剰な力が加わることを防止することができる。
次に、本実施形態の作用効果を説明すると、(1)着座時に、ニードル31がノズルボデー11へ相対的に沈み込む弾性変形量が所定の量Lを超えると、圧力制御室71の発生する駆動力をノズルシート部13、36以外の部位11a、91へ分散させる駆動力分散手段11、91を設けているので、所定の駆動力に対応する所定の弾性変形量Lが着座時に発生すると、駆動力分散手段11、91によって、所定の駆動力を直接ノズルシート部13、36に作用させることなく、ノズルシート部13、36以外の部位11a、91へ分散させることが可能である。したがって、所定の駆動力つまり過剰な駆動力がノズルシート部13、36に加わることを防止することができる。
(2)なお、本実施形態では、組付状態において規制部材91の下端面とノズルボデー11の端部11aとの隙間が所定の隙間Lに設定されている。燃料噴射装置の作動状態で着座時に、所定の駆動力に対応する所定の弾性変形量Lが発生すると、隙間Lがなくなり、規制部材91の下端部と端部11aとが互いに一方を他方に着座する。その結果、所定の駆動力がノズルシール部13、36に直接作用せず、規制部材91と端部11aに分散させられる。なお、規制部材91の下端部と端部11aは、駆動力分散手段の駆動力を分散させるノズルシート部13、36以外の部位である。
(3)なお、圧力制御室71と、圧力制御室71の圧力を増減する電磁弁80とを備え、コマンドピストン60のニードル31側とは反対端部に圧力制御室71の圧力が作用するものを有する燃料噴射装置に適用して好適である。これにより、圧力制御室71内の圧力による駆動力が所定の弾性変形量Lを生じさせる所定の駆動力を超える場合があっても、つまり噴孔41から噴射される燃料噴射圧の高圧化要求に応じて高圧燃料が高圧化傾向にあっても、更なる高圧化が可能である。
(4)なお、圧力制御室71等の駆動力発生源によって発生する過剰な駆動力がノズルシート部13、36に加わることを防止できるので、ノズルシート部13、36の磨耗低減が図れる。その結果、燃料噴射量の経時変化の抑制が図れる。
(第2の実施形態)
以下、本発明を適用した他の実施形態を説明する。なお、以下の実施形態においては、第1の実施形態と同じもしくは均等の構成には同一の符号を付し、説明を繰返さない。
第2の実施形態では、図3に示すように、ノズルホルダ50とコマンドピストン60とからなる駆動力分散手段を構成する。図3は、本実施形態に係わるノズル部周りを示す拡大断面図である。
図1に示すように、コマンドピストン60は、シリンダ52に摺動可能な第2摺動部と、第2摺動部より小径な挿通部164を有しており、第2挿通部164の途中には、段差(以下、肩端部)164bが設けられている。シリンダ52の内周は、その内周のニードル31側に、その内周より小径な第2内周57が形成されている。第2挿通部164の肩端部164bに連結する第2小径円柱部164aは、この第2内周57に挿通可能に形成されている。内周52と第2内周57とが連結する段差部52aと肩端部164bとの間の隙間Lは、相対的に接近可能な隙間に設定されている。この所定の隙間Lは、実際に燃料噴射装置の作動状態において、圧力制御室71の圧力に所定の圧力の駆動力が発生し、その所定の駆動力によりコマンドピストン60を介してニードル31をノズルボデー11へ押し付ける着座時に、ニードル31がノズルボデー11へ相対的に沈み込む弾性変形量に設定されている。
なお、ここで、コマンドピストン60と段差部52aは、着座時に、ニードル31がノズルボデー11へ相対的に沈み込む弾性変形量が所定の量Lを超えると、駆動力をノズルシート部13、36以外へ分散させる駆動力分散手段を構成する。なお、コマンドピストン60の肩端部164bと段差部52aは、駆動力を分散させるノズルシート部13、36以外の部位である。
以上の様な構成であっても、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
以上説明した本実施形態において、コマンドピストン60に駆動力を作用させる駆動力発生源を、圧力制御室71として、説明したが、電磁弁80の開閉により圧力制御室71の圧力が増減するものに限らず、圧力を発生する圧力発生源、あるいは伸縮するピエゾスタックを例えばてこの原理により作動させるもの等の変位発生源であってもよい。
以上説明した第2の実施形態において、駆動力分散手段を構成する段差部52aと肩端部164aのうち、肩端部164aを第2挿通部の途中に形成された段差として説明が、第2挿通部と連結する第2摺動部を肩端部としてもよい。
本発明の第1の実施形態に係わる構成を示す図であって、図1中のノズル部周りの構成を示す拡大断面図である。 本発明の第1の実施形態の燃料噴射装置の構成を示す断面図である。 第2の実施形態に係わるノズル部周りを示す拡大断面図である。 従来技術のノズル部周りを示す拡大断面図である。
符号の説明
10 燃料噴射装置
11 ノズルボデー
11a 端部
12 案内孔
13 弁座(ノズルシート部の一部)
16 燃料溜り室
31 ニードル(ノズルニードル)
32 大径円柱部(摺動部)
34 小径円柱部(挿通部の一部)
36 当接部(ノズルシート部の一部)
41 噴孔
50 ノズルホルダ(ボデー)
52 シリンダ
60 コマンドピストン
62 第2摺動部
64 第2挿通部
69 スプリング
70 オリフィスプレート
71 圧力制御弁
80 電磁弁
91 規制部材

Claims (5)

  1. 燃料が噴射される噴孔を有するノズルボデーと、前記ノズルボデー内を往復移動することにより前記噴孔を開閉するノズルニードルと、前記ノズルボデーを保持するボデーと、前記ボデー内を往復移動し直接的または間接的に前記ノズルニードルを移動させるコマンドピストンとを備え、前記コマンドピストンに作用する駆動力を、前記ノズルニードルが前記ノズルボデーに着座するノズルシート部に作用させる燃料噴射装置において、
    着座時に、前記ノズルニードルが前記ノズルボデーへ相対的に沈み込む弾性変形量が所定の量を超えると、前記駆動力を前記ノズルシート部以外の部位へ分散させる駆動力分散手段を設けたことを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 前記ノズルニードルと前記コマンドピストンとの軸方向間には、前記ノズルニードルおよび前記コマンドピストンと協働して移動可能な規制部材を備え、
    前記規制部材は、前記ノズルニードルを往復移動可能にする収容孔が開口する前記ノズルボデーの端部との間で、相対的に接近可能な間隔に設定されており、
    前記駆動力分散手段は、着座時に前記間隔がなくなると、互いに一方から他方に着座する前記規制部材と前記端部とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。
  3. 前記コマンドピストンを前記ボデー内に往復移動可能に保持する収容孔と、
    前記コマンドピストンのうち、前記収容孔内を摺動自在な摺動部、および前記摺動部より小径な挿通部とを備え、
    前記収容孔の内周は、前記内周の前記ノズルニードル側に、前記内周より小径な第2の内周を有しており、
    前記内周と前記第2の内周とが連結する段差部は、前記コマンドピストンの肩端部との間で、相対的に接近な間隔に設定されており、
    前記駆動力分散手段は、着座時に前記間隔がなくなると、互いに一方から他方に着座する前記段差部と前記肩端部とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。
  4. 前記コマンドピストンの前記ノズルニードル側とは反対側端部には、前記ノズルニードルを着座方向に押し付ける駆動力発生源が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
  5. 前記駆動力発生源は、高圧燃料が供給させる圧力制御室と、前記圧力制御室内の圧力を増減する電磁弁とを備え、前記反対端部には前記圧力制御室の圧力が作用することを特徴とする請求項4に記載の燃料噴射装置。
JP2004037224A 2004-02-13 2004-02-13 燃料噴射装置 Pending JP2005226580A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004037224A JP2005226580A (ja) 2004-02-13 2004-02-13 燃料噴射装置
FR0501053A FR2866395B1 (fr) 2004-02-13 2005-02-02 Injecteur de carburant pour un moteur a combustion interne
US11/047,703 US20050178859A1 (en) 2004-02-13 2005-02-02 Fuel injector for an internal combustion engine
CNA2005100067750A CN1654812A (zh) 2004-02-13 2005-02-04 内燃机用燃料喷射器
DE200510006378 DE102005006378A1 (de) 2004-02-13 2005-02-11 Treibstoffeinspritzeinrichtung für einen Verbrennungsmotor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004037224A JP2005226580A (ja) 2004-02-13 2004-02-13 燃料噴射装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005226580A true JP2005226580A (ja) 2005-08-25

Family

ID=34805947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004037224A Pending JP2005226580A (ja) 2004-02-13 2004-02-13 燃料噴射装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20050178859A1 (ja)
JP (1) JP2005226580A (ja)
CN (1) CN1654812A (ja)
DE (1) DE102005006378A1 (ja)
FR (1) FR2866395B1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE602006003631D1 (de) * 2006-04-13 2008-12-24 Fiat Ricerche Brennstoffinjektor einer Brennkraftmaschine
JP5079650B2 (ja) * 2007-11-02 2012-11-21 株式会社デンソー 燃料噴射弁及び燃料噴射装置
EP2588740B1 (en) * 2010-06-30 2015-07-22 Orbital Australia PTY Ltd. Fuel injection assembly
CN103321808B (zh) * 2013-07-08 2015-09-16 中国第一汽车股份有限公司无锡油泵油嘴研究所 一种新型喷油嘴针阀偶件
CN103807067A (zh) * 2013-12-30 2014-05-21 沪东重机有限公司 一种外置电磁阀式电控喷油器
GB2549095A (en) * 2016-04-04 2017-10-11 Delphi Int Operations Luxembourg Sarl Fuel injector

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2460111A1 (de) * 1974-04-13 1976-07-15 Daimler Benz Ag Einspritzventil
JPS6189975A (ja) * 1984-10-09 1986-05-08 Diesel Kiki Co Ltd 内燃機関の燃料噴射ノズル装置
US4946107A (en) * 1988-11-29 1990-08-07 Pacer Industries, Inc. Electromagnetic fuel injection valve
EP0529630B1 (en) * 1991-08-30 1996-03-27 Nippondenso Co., Ltd. Fuel injection system for engine
US5236173A (en) * 1992-03-11 1993-08-17 Siemens Automotive L.P. Armature bounce damper
US5472142A (en) * 1992-08-11 1995-12-05 Nippondenso Co., Ltd. Accumulator fuel injection apparatus
US5636827A (en) * 1994-09-20 1997-06-10 Siemens Automotive Corporation Notched needle bounce eliminator
DE29519296U1 (de) * 1995-12-06 1997-04-03 Robert Bosch Gmbh, 70469 Stuttgart Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen
IT1295462B1 (it) * 1997-10-02 1999-05-12 Elasis Sistema Ricerca Fiat Iniettore di combustibile a comando elettromagnetico per motori a combustione interna.
IT1319988B1 (it) * 2000-03-21 2003-11-12 Fiat Ricerche Spina di chiusura di un ugello in un iniettore di combustibile permotori a combustione interna.
DE10017657A1 (de) * 2000-04-08 2001-10-11 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen
DE10054183A1 (de) * 2000-11-02 2002-05-29 Siemens Ag Einspritznadel mit elastischer Nadelspitze
DE10105368A1 (de) * 2001-02-06 2002-08-29 Siemens Ag Kraftstoffeinspritzdüse für eine Brennkraftmaschine
EP1296055B1 (en) * 2001-09-20 2006-01-11 Denso Corporation Fuel injection valve with throttle orifice plate

Also Published As

Publication number Publication date
FR2866395A1 (fr) 2005-08-19
DE102005006378A1 (de) 2005-09-01
FR2866395B1 (fr) 2008-02-15
US20050178859A1 (en) 2005-08-18
CN1654812A (zh) 2005-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0790402B1 (en) Fuel injector for internal combustion engines
US6145492A (en) Control valve for a fuel injection valve
JP3555264B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
CN101545431B (zh) 喷射器
JP3865222B2 (ja) 燃料噴射装置
JP5551037B2 (ja) ガス噴射弁
JP2008309015A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2011512486A (ja) 改良バルブ制御装置を持つ燃料インジェクタ
JP4066959B2 (ja) 燃料噴射装置
EP2053234A2 (en) Fuel injection valve
JPH11229994A (ja) 燃料噴射装置
JP2005226580A (ja) 燃料噴射装置
EP1757799A1 (en) Fuel injection valve
JP4270293B2 (ja) 燃料噴射弁
US6928986B2 (en) Fuel injector with piezoelectric actuator and method of use
EP1227241B1 (en) Fuel injector assembly and internal combustion engine including same
JP4023804B2 (ja) 内燃機関用インジェクタ
JP2006233853A (ja) インジェクタ
JP2000018119A (ja) 燃料噴射装置
JP2005513332A (ja) 内燃機関のための燃料噴射装置
KR19980070460A (ko) 인젝터
EP1752653A1 (en) Fuel injection valve
JP3948006B2 (ja) ラビリンスシールを備えた燃料噴射ノズル
JP2008163772A (ja) 燃料制御弁
JP3994893B2 (ja) 燃料噴射弁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080108