JP2005224497A - Foot massage apparatus and wash medicine cabinet provided with foot massage apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、フットマッサージ器に係り、特に本体容器内で水を循環させて使用するフットマッサージ器に関する。また、本発明は、かかるフットマッサージ器を備える洗面化粧台に関する。 The present invention relates to a foot massage device, and more particularly to a foot massage device used by circulating water in a main body container. The present invention also relates to a bathroom vanity provided with such a foot massager.
近年、健康に対する人々の関心が高まるにつれ、足を収容する容器と該容器内に収納された足に向かって吐水するノズルとを備える足洗浄装置或いは足マッサージ装置等と呼ばれるものが注目されている。 In recent years, as people's interest in health has increased, attention has been paid to what is called a foot cleaning device or foot massage device that includes a container for storing a foot and a nozzle for discharging water toward the foot stored in the container. .
その理由として、このタイプのものは、容器内に溜められた温水に気泡を発生させその温水に足を浸すタイプのものと同様、靴下等を脱ぐだけで手軽に足の汚れを落とせる、温水を使用することから血行増進が図られる等の他に、マッサージ効果を有することから、長時間立ち続けることからくる疲労の回復や足のむくみの除去、肌に対する美容効果等も期待できることが挙げられる。 The reason for this is that this type of hot water, which generates bubbles in the warm water stored in the container and soaks your feet in the warm water, can easily remove dirt from your feet just by removing socks. In addition to promoting blood circulation through use, it has a massage effect, so that it can be expected to recover from fatigue caused by standing for a long time, remove swelling of the foot, and a cosmetic effect on the skin.
このような足洗浄装置或いは足マッサージ装置は、湯水を使用することから、通常浴室、洗面所等に設置されることが多いものの、このような場所は一般家庭では面積が限られ置き場所に困ることもある。そこで、洗面台下部に収納可能なものが増えつつある。 Since such foot cleaning devices or foot massage devices use hot water, they are usually installed in bathrooms, washrooms, etc., but such places have limited areas in general homes and are difficult to place. Sometimes. Then, what can be stored in the lower part of the washstand is increasing.
この足洗浄装置或いは足マッサージ装置で使用される温水は、従来、水栓用配管及び吐水ノズル用配管のいずれか一方に湯水混合水を送給するように、混合水の流路を切替える切替弁を備え、この吐水ノズルから吐出された温水を、底部に設けられた排水口から排出する構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、この装置では、足に対して吐出する温水の温度を保つには、連続的に温水を吐出しなければならず、この温水が容器から溢れ出ないようにするために、連続して排水する必要があり、その結果、大量の水を使用するという問題がある。 The hot water used in this foot washing device or foot massage device has conventionally been a switching valve that switches the mixed water flow path so that hot water mixed water is fed to either one of the faucet pipe or the water discharge nozzle pipe. There is known a configuration in which warm water discharged from the water discharge nozzle is discharged from a drain outlet provided at the bottom (see, for example, Patent Document 1). However, in this apparatus, in order to maintain the temperature of the hot water discharged to the foot, the hot water must be continuously discharged, and in order to prevent this hot water from overflowing from the container, the water is continuously discharged. As a result, there is a problem of using a large amount of water.
一方、容器内に溜められた温水に気泡を発生させその温水に足を浸すタイプのものでは、水槽内に溜められた温水を循環させながら、その循環管路の外側に発熱体を設けて水温を保持するものや(例えば、特許文献2参照。)、同じく容器内に溜められた温水に気泡を発生させその温水に足を浸すタイプで、水槽内に溜められた温水を循環させるもので、水槽の外周に、温水を所定の温度に維持/保温する温度制御手段により制御される過熱手段を設けたもの(例えば、特許文献3参照。)がある。 On the other hand, in the type in which bubbles are generated in the hot water stored in the container and the feet are immersed in the hot water, a heating element is provided outside the circulation pipe while circulating the hot water stored in the water tank. (For example, refer to Patent Document 2), a type in which bubbles are generated in the hot water stored in the container and the feet are immersed in the hot water, and the hot water stored in the water tank is circulated. There is one provided with an overheating means controlled by a temperature control means for maintaining / keeping warm water at a predetermined temperature on the outer periphery of the water tank (see, for example, Patent Document 3).
しかしながら、足を収容する容器と該容器内に収納された足に向かって吐水するノズルとを備えるタイプのものでは、このように温水を循環させて吐水するものはなかった。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、本体容器内で水を循環させて使用することにより水資源を節約できるフットマッサージ器を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in consideration of the above-described circumstances, and an object of the present invention is to provide a foot massager that can save water resources by circulating water in a main body container.
本発明に係るフットマッサージ器は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、使用者の下肢を収納する本体と、該本体内部に足を載置可能に形成された足置き台と、該本体内部に収納した下肢を指向して湯水を吐出する吐水手段と、該吐水手段に供給する水を溜めておく貯水槽と、該貯水槽に冷水を供給する給水手段と、該貯水槽に熱水を供給する給湯手段と、前記吐水手段により吐出された水を前記貯水槽に回収する回収手段とを備え、上記本体内でフットマッサージに用いる水を循環して使用するものである。
In order to solve the above-described problem, a foot massager according to the present invention is formed as described in
より好適には、前記貯水槽は、請求項2に記載したように、前記足置き台より低い位置に設けられ、或いは、請求項3に記載したように、外部の給水管に接続する接続端及び外部の給湯管に接続する接続端を備え、直接給水給湯されるものである。
More preferably, as described in
次に、上述した課題を解決するために、請求項4に係るフットマッサージ器は、前記貯水槽に溜められた水を強制的に排出する強制排水手段を備え、該強制排水手段は、前記貯水槽内の水を外部に放出する排水管と、前記貯水槽内の水を前記吐水手段へと送出する吐水管と、該強制排水手段の送水先を該排水管及び上記吐水管のいずれかに切り替える切り替え機構とを備えるものである。
Next, in order to solve the above-described problem, the foot massager according to
より好適には、前記切り替え機構は、請求項5に記載したように、前記排水管内に設けられ、該排水管側へ送水する場合に開き、前記吐水管側へ送水する場合に閉じる排水管側電磁弁と、前記吐水管内に設けられ、該吐水管側へ送水する場合に開き、上記排水管側へ送水する場合に閉じる吐水管側電磁弁と、これら排水管側電磁弁及び吐水管側電磁弁の開閉を制御する制御部とを備えるものである。
More preferably, as described in
そして、上述した課題を解決するために、請求項6に係る洗面化粧台は、手や顔を洗うための洗面ボウルと該洗面ボウルに給水する冷水供給手段と、該洗面ボウルに給湯する熱水供給手段と、上記洗面ボウルへ放出された水を外部に排出する排水手段とを備える洗面台と、使用者の下肢を収納する本体と、該本体内部に足を載置可能に形成された足置き台と、該本体内部に収納した下肢を指向して湯水を吐出する吐水手段と、該吐水手段に供給する水を溜めておく貯水槽と、該貯水槽に冷水を供給する給水手段と、該貯水槽に湯を供給する給湯手段と、前記吐水手段により吐出された水を前記貯水槽に回収する回収手段とを備えるフットマッサージ器とを備えるものである。 And in order to solve the subject mentioned above, the bathroom vanity according to claim 6 includes a bathroom bowl for washing hands and face, cold water supply means for supplying water to the bathroom bowl, and hot water for supplying water to the bathroom bowl. A wash basin comprising supply means, drainage means for discharging the water discharged to the wash bowl to the outside, a main body for storing a user's lower limb, and a foot formed so that a foot can be placed inside the main body A cradle, a water discharge means for discharging hot water toward the lower limb stored in the main body, a water storage tank for storing water to be supplied to the water discharge means, and a water supply means for supplying cold water to the water storage tank, A foot massage device comprising hot water supply means for supplying hot water to the water storage tank and recovery means for recovering water discharged by the water discharge means to the water storage tank.
より好適には、前記貯水槽は、請求項7に記載したように、上記給水手段に接続する給水接続端及び上記給湯手段に接続する給湯接続端接続端を備え、直接給水給湯されるものである。
More preferably, as described in
以上述べたように、本発明に係るフットマッサージ器によれば、本体容器内で水を循環させて使用することにより水資源を節約することが可能となる。 As described above, according to the foot massage device according to the present invention, water resources can be saved by circulating water in the main body container.
本発明に係るフットマッサージ器の第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係るフットマッサージ器を備えた洗面化粧台の全体構成を説明する。なお、これ以降、上面及び底面を除く面を側面といい、特に、フットマッサージ器1が使用者に面する側を正面、洗面化粧台裏の壁に面する側を背面、使用者側から見て右側を右側面、使用者側から見て左側を左側面という。
A first embodiment of a foot massager according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. First, the whole structure of the bathroom vanity provided with the foot massage device which concerns on this invention is demonstrated. Hereinafter, the surface excluding the top surface and the bottom surface is referred to as a side surface. In particular, the side where the
図1は、かかる洗面化粧台201の全体構成を示すものである。同図に示すように、この洗面化粧台201は、大別して、手や顔を洗うための洗面ボウル203及びこの洗面ボウル203を一定の高さに持設するカウンタトップ204を備える洗面カウンタ202と、この洗面カウンタ202下の床上に設置され、下肢の洗浄及びマッサージを行うためのフットマッサージ器1とを備える。
FIG. 1 shows the overall structure of such a vanity table 201. As shown in the figure, the vanity table 201 is roughly divided into a
洗面カウンタ202は、カウンタトップ204の両側部204a,204aの下面から床面へと垂設される側板及びカウンタトップ204の背部の床面とカウンタトップ204との中間においてこれら両側板204a,204aを連結する横さん(図示せず)とからなる構造により固設される。或いは、背後にある壁に固設されたブラケット等により一定の高さに持設される。また、カウンタトップ204下面に横設された梁と、その下に立設された柱とが剛接合されたフレーム構造を形成し、これによって壁から独立して支持される構造としても良い。
The
洗面カウンタ202の背後壁面寄りには、洗面ボウル203に対する冷水供給手段及び熱水供給手段である水栓金具205が設けられる。本実施形態では、水栓金具205は、給水、給湯弁を開閉する操作レバー206と、洗面ボウル20内に水を放出する洗面用吐水口207とが独立したタイプとして設けられる。この洗面用吐水口207には、建物に敷設された、冷水を供給する給水管208と、熱水を供給するための給湯管209とが合流して接続され、操作レバー206を操作することにより、吐水される温水の水温及び水量が調整される。
A faucet fitting 205 serving as cold water supply means and hot water supply means for the
洗面ボウル203の底部には、使用された水を排出する排水口210が設けられる。この排水口210には、建物に引き込まれた排水管211が接続され、洗面ボウル203で使用された水は、この排水管211を経由して外部へ放出される。この排水管211の排水口210と床面との中間には、排水管からの臭気が室内へ浸入するのを防ぐための水封部をもつトラップ212が形成される。この排水口210及びトラップ212を含む排水管211が、排水設備を構成する。
A
また、本実施形態では、洗面ボウル203直下正面(使用者に面する側)には、これら給水管208、給湯管209及び排水管211を普段は使用者の目に付かないようにするために、垂れ壁213及び扉214が設けられる。また、この扉214の両側にはタオル等を収納可能なキャビネット215が設けられている。洗面化粧台201下部に設けられたフットマッサージ器1は、この扉214の中に収納されているので、普段は見えないようになっている。
In the present embodiment, the
このフットマッサージ器1は、使用される水を、水栓金具205に接続される給水管208及び給湯管209から、分岐部216において分岐した分岐給水管217及び分岐給湯管218を介して、直接得る構成になっている。これにより、浴室等の水栓からバケツ等を用いてお湯を汲み、これをフットマッサージ器まで運んでそのタンクに注ぐ等の手間を省くことができる。また、この分岐部216は、給水管208等が露出する洗面カウンタ202下背面側で行われる。したがって、既存の洗面化粧台にフットマッサージ器を追加する場合でも、容易に分岐工事を行うことができる。
The
また、フットマッサージ器1から、洗面化粧台201に接続された排水管210のトラップ212上流側には、このフットマッサージ器1で使用された水を排水するための装置排水管219が接続される。このフットマッサージ器1は、後述するように排水ポンプ90を備えるので、フットマッサージ器1より高いところへ揚水することが可能である。このように、トラップ212上流側に接続されているので、排水管210のトラップ212は装置排水管219のトラップをも兼ねることになり、別途装置排水管219専用のトラップを設ける必要がなく、工事の手間も省け、また、経済的である。
Further, an
洗面化粧台201の排水管210と装置排水管219との接続部220には、洗面ボウル203で使用した水が逆流しないように、逆流防止弁(図示せず)が取り付けられている。
A backflow prevention valve (not shown) is attached to the connecting
これら分岐給水管217、分岐給湯管218及び装置排水管219は屈曲性を有するフレキシブルホースで形成される。したがって、必要な長さを備えていれば、分岐給水管217等を給水管208等に接続したまま、フットマッサージ器1を自由に動かすことができ、洗面化粧台201の下から持ち出して使用することも可能となる。
The branch
また、この接続部220は、装置排水管219を引き抜き不能に接続するロック機構と、このロック機構によるロックを解除するロック解除機構と、ロック解除機構作動時に排水管211及び装置排水管219からの漏水を防止する止水機構とを有するワンタッチ継手を備える。したがって、装置排水管219を排水管211の接続部220から引き抜き、その引き抜かれた端部を例えば浴室まで持っていき、そこで排水することもできる。この場合、排水ポンプ90による排水を装置排水管219内に残った水を排出するのに十分な時間働かせておけば、フットマッサージ器配水管219の端部を接続部220の高さより低い位置に下ろしても内部に水が残っていないので、床面等にこぼれることもない。
The connecting
また、止水機構の働きにより、装置排水管219が引き抜かれた接続部においても、洗面ボウルで使用された水がここから溢れ出ることもない。この止水機構は、上述の逆流防止弁を兼ねる構成としてもよい。
In addition, the water used in the wash bowl does not overflow from the connection portion where the
フットマッサージ器1は、図2に示すように、使用者Pの下肢の、容器本体2内部に収納される部分と外部に開放される部分との境界を形成する開口3を上面に備える。この開口3への足の出し入れは、容器本体2の正面側に位置する開閉部4を開閉することにより行われる。この開閉部は、開口3の正面側略半分を含む開閉部上面4aと、正面側の開閉部側面4bとで形成される上下反転したL字型に構成される(図3参照)。この開閉部4は、開閉部正面4a下部に水平方向に設けられた回転軸4dにより軸支され、この回転軸4dを回転の中心として閉じた状態から回転し、開閉部4下の容器本体2の側面までの間を回動するようになっている。
As shown in FIG. 2, the
開閉部4が開けられると、図2に示すように、使用者Pは、膝を高く持ち上げることなく、足をフットマッサージ器1の正面側から滑り込ませるようにして内部に納めることができる。そして、足収納後、この開閉部4を閉じれば、内部で使用者Pの足を指向して吐出された水が、この部分から外部へ漏れることもない。これにより、フットマッサージ器1の上に洗面カウンタ203があっても、それが障害となることなく足を収納することができる。
When the opening /
以下、このフットマッサージ器1の構成を説明する。フットマッサージ器1の容器本体2は、合成樹脂等耐熱性のある材料で形成され、図1及び2に示したように、開閉部4を有する略直方体状の箱体を成している。
Hereinafter, the configuration of the
このフットマッサージ器1は、その内部に、大別して、使用者の足を載置可能に形成された足置き台5と、水浴に使用される水を溜める給水給湯手段と、容器本体2の内部に収納した下肢を指向して湯水を吐出する吐水手段と、この吐水手段から吐出された湯水を容器本体2から外部へ排出する排水手段と、これら各手段を制御する制御手段とを備える。
The
図3は、図1に示されたA−A矢視図、すなわち、容器本体2の左側面を切除し、左側から見た側面図である。容器本体2の略中央の高さに、足置き台5が横設され、その上部には、下肢を収納可能な下肢収納空間Qが形成される一方、その下部には、上述の給水給湯手段、吐水手段、排水手段等が配置されている。
FIG. 3 is an AA arrow view shown in FIG. 1, that is, a side view of the
足置き台5の略中央、使用者Pの足が載置された場合に、土踏まずが位置する付近には、容器本体2のほぼ全幅に亘り一段下がった集水溝6が形成される。そして、足置き台5のつま先側5a及び踵側5bは、ともにこの集水溝6に向かって下降する勾配が設けられ、足置き台5に注がれた水は集水溝6に落とされるようになっている。この集水溝6の底面には、左右の足裏それぞれに対して吐水する2つの足裏ノズル40と、その中間に足置き台5から流れ落ちた水を貯水槽26に回収するための集水孔27が設けられる(図11参照)。
When the foot of the user P is placed at the approximate center of the
左側面近くの容器本体2底部付近には、略水平に内部給水管20が設けられ、その上流側端部20aは、容器本体2から突出して、建物の給水管208から分岐した分岐給水管217に接続される。この上流端部20aは、フットマッサージ器1の背面側に突出しているので、給水管208と分岐給水管217との分岐部216に最も近く施工性がよい。また、フットマッサージ器1を、分岐給水管217を遠回りに引きずることなく、分岐部216に対して右側にも左側にも設置することができる。
Near the bottom of the
内部給水管20の外部に突出した上流側端部20aの直ぐ後方には、給水手段を構成する給水電磁弁22が設けられ、制御手段のマイコン112の指示により、弁が開かれて冷水を送出したり、弁が閉じられて冷水の送出を遮断したりする。
Immediately behind the
内部給水管20の直上には、内部給湯管21が設けられ、その上流側端部21aは、容器本体2から突出して、建物の給湯管209から分岐した分岐給湯管218に接続される。この上流側端部21aは、内部給水管20と同じく、フットマッサージ器1の背面側に突出しているので、給湯管209と分岐給湯管218との分岐部216に最も近く施工性がよい。また、フットマッサージ器1を、分岐給湯管を遠回りに引きずることなく、分岐部216に対して右側にも左側にも設置することができる。
An internal hot
内部給湯管21の外部に突出した上流側端部21aの直ぐ後方には、給湯手段を構成する給湯電磁弁23が設けられ、制御手段のマイコン112の指示により、弁が開かれ熱水を送出したり、弁が閉じられて熱水の送出を遮断したりする。
Immediately behind the
これら内部給水管20及び内部給湯管21は、容器本体2の背面側から正面側へと伸びた後、足置き台5の踵側5b下部に備えられた貯水槽26を回避して、正面側へと回り、正面側中央で上方へと立ち上がる(図4参照)。そして、足置き台5より上へと突出すると集水溝6側へ折れ曲がり、夫々給水出口24、給湯出口25を形成する。これら給水出口24、給湯出口25から放出された冷水、熱水は、集水溝6に集められ集水溝6底面に設けられた集水孔27を経由して貯水槽26へと供給される。この場合、足置き台5に置かれた使用者Pの足に熱水がかからないように、管端部には出口カバー28がかけられている。
The internal
内部給湯管21の内部には、管内の水温を検知する給湯サーミスタ29が設置される。給湯器の温度設定が高すぎれば(例えば、摂氏65度以上)、水温を下肢水浴に用いる温度まで下げるための給水量が多くなり時間がかかる。逆に、給湯器の温度設定が下肢水浴に用いる温度よりも低ければ、設定温度まで高めることができない。そこで、給湯サーミスタ29は、このような場合に、給湯器の温度設定を変更するよう促すエラー検知を行う。
A hot
貯水槽26は、ここから送出された水が後述する足表ノズル71及び足裏ノズル40(以下、総称する場合は「吐水ノズル」という。)から吐出され、足置き台5に注がれて再び貯水槽26へと戻るというサイクルが途切れることがないだけの水を溜めておける容量に加えて、水温を上げ下げするために追加する水又は湯を溜められる容量を有する。内部には、その水温を測定する貯水サーミスタ30(図示せず)が備えられる。
In the
貯水サーミスタ30は、貯水槽26に溜められた水の温度を検出し、その情報を制御手段のマイコン112へと送信する。したがって、貯水サーミスタ30は、貯水槽26の底部近く、高くとも、吐水可能な最低水位よりも低い高さに設置される。マイコン112は、この情報を基に給湯電磁弁23、給水電磁弁22を開閉して冷水又は熱水を追加することにより、貯水槽26内の水温を設定温度に制御する。
The
本実施形態に係る給水電磁弁22を含む内部給水管20、給湯電磁弁23を含む内部給湯管21及び貯水槽26が、給水給湯手段の要部を構成する。
The internal
このように、内部給水管20及び内部給湯管21は、直接貯水槽26に接続されない。これは、直接接続された場合、万が一貯水槽26内の水が逆流するようなことがあると、飲用には適さない貯水槽26内の水が給水管208内等に流入する虞があり、これを防止すべく一旦縁を切るための処置である。
Thus, the internal
使用者Pの両足のつま先から土踏まずが載置される足置き台5のつま先側5a近傍の容器本体2の左右両側面には、透明ガラス或いは透明プラスチック等により防水されて、相対向配置に発光素子及び受光素子からなる光センサが足検知センサ13として設けられる。足置き台5に何も障害物がないときは、発光素子と受光素子との間の光路は確保されて足検知センサ13はONとなり、ON信号を制御手段のマイコン112へ送信する。また、使用者が足を足置き台5上に載せると、それが障害となり発光素子と受光素子との間の光路は遮断されて足検知センサ13はOFFとなり、OFF信号をマイコン112へ送信する。そして、マイコン112は、ON信号を受けている間は、吐水手段が吐水できないように制御する。これにより、使用者の足がないときに吐水する誤動作を防止することができる。この足の有無を検知する足検知センサ13は、光センサに限られず、例えば、足置き台5内部に収納され、足置き台5に使用者の足が載置されたときの圧力を検知する圧力センサ等であってもよい。
The left and right side surfaces of the
また、容器本体2の上面と背面との交差部近傍には、貯水槽26から送られる水が送られるシャフト73が内蔵された足表ノズル71が両側面間に渡され、この足表ノズル71の経路中には、使用者Pの足の表側(「足裏」に対応するものであり、足爪、足趾及び足甲を含む部分をいう。)を指向して吐水するノズルユニット74が適所に設けられる。
Further, in the vicinity of the intersection between the upper surface and the back surface of the
さらにこの足表ノズル71の上部、容器本体2上面には、使用者Pが制御手段に対し、給水/排水、スタート/ストップ等の指示をするための操作パネル130が、足収納空間Q内の水滴が入らないよう水密に設けられる。この操作パネル130は、容器本体2から切り離されたリモートコントローラとして構成してもよい。
Further, on the upper surface of the
図4は、図2に示されたフットマッサージ器1のX−X矢視図、すなわち、容器本体2の正面を切除し、正面側から見た図である。左側面に沿って設けられた内部給水管20及び内部給湯管21は、正面側へ回り込むと、正面中央で足置き台5より高いところまで立ち上がって、終端としての給水出口24、給湯出口25を形成し、足収納空間Q内で冷水、熱水を放出する。
4 is an XX arrow view of the
容器本体2の右側面外部には、通常は側面カバー101に覆われるフロート室100が設けられる。このフロート室100は、その底部において貯水槽26と連通され、フロート室100内の水位は常に、貯水槽26の水位と等しくなっている。このフロート室100内には、下水位スイッチ102、上水位スイッチ103及び図示しない溢水センサ104が設けられ、貯水槽26内の水位が一定の高さに至るとそれを検知し、制御手段のマイコン112へと信号を送信するようになっている。
A
足収納空間Qの上部背面側には、ノズルユニット74を備える足表ノズル71が左側面から右側面へと掛け渡され、右側面の、フロート室100奥側に取り付けられた足表ノズル駆動部60がこれを回動させる。
On the upper back side of the foot storage space Q, a
図5は、図1に示されたC−C矢視図、すなわち、容器本体2の右側面を切除し、右側から見た側面図である。足置き台5の踵側5b下部には貯水槽26が、つま先側5a下部にはこの貯水槽26に、揚水管32を介して接続され、溜められた水を揚水し、吐水ノズルに接続された吐水管33を介して吐水ノズルへと送出する循環ポンプ31が備えられる。
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG. 1, that is, a side view of the
また、足置き台5のつま先側5aの裏面には、上水位スイッチ103や貯水サーミスタ30等からの信号、或いは操作パネル130を介した使用者Pの指示に基づき、電磁弁22,23やポンプ31,90を駆動する信号を送信する制御基板110が水密に取り付けられている。
Further, on the back surface of the
図6は、図2に示されたD−D矢視図、すなわち、容器本体2の背面下部を取り外して背面から見た図である。循環ポンプ31で揚げられた水を吐水ノズルへ送出する吐水管33は、足置き台5下部の背面中央に設けられた、吐水管分岐ユニット34に接続され、ここにおいて、足裏ノズル40へ送水する足裏吐水管41と、足表ノズル71に送水する足表吐水管72とに分岐される。
FIG. 6 is a view taken from the direction of the arrow D-D shown in FIG. The
貯水槽26に溜められた水は、循環ポンプ31で揚水されて吐水ノズルから吐出され、足置き台5のスロープを伝って貯水槽26へ回収される。このように、本実施形態に係る循環ポンプ31、吐水管33、足裏ノズル40、足表ノズル71等が、吐水手段の要部を構成する。
The water stored in the
また、循環ポンプ31と、左側面近傍の給水電磁弁22及び給湯電磁弁23とに挟まれる位置には、貯水槽26に溜められた水を外部に強制的に排出する排水ポンプ90が備えられる。これにより、貯水槽26よりも高い位置、例えば洗面化粧台201の排水管211のトラップ212上流側へも排水することが可能となる。
Further, a
この排水ポンプ90の揚水口は、貯水槽26の最低部に設けられるので、貯水槽26内の水を全て排出することができる。排水ポンプ90の排水口は内部排水管に接続され、これはさらに装置排水管219へと接続され、排水は外部に放出される。
Since the pumping port of the
このように、本実施形態に係る排水ポンプ90及び内部排水管が、排水手段を構成する。
Thus, the
図7は、図1に示されたE−E矢視図、すなわち、右側面外側のフロート室100の断面図である。フロート室100は、貯水槽26とその下部において連通しており、したがって、貯水槽26の水位とフロート室100の水位とは同じ高さにある。
FIG. 7 is a cross-sectional view of the
フロート室100内には、高さの異なる2つのフロートが浮かべられ、低い方に位置するものが下水位スイッチ102、高い方に位置するものが上水位スイッチ103である。この下水位スイッチ102の高さは、吐水の循環に必要な最小限の水量が溜まる高さに設定されている。また、上水位スイッチ103の高さは、後述する貯水温度制御時に上限となる貯水量を決定する高さに設定される。
In the
下水位スイッチ102上端と、下水位フロート直上のフロート室100天板下面100aとには、対向して電極105が設けられる。上水位スイッチ103も基本的構成は同じであるが、室側電極105と接触するときの水位が下水位スイッチ102の場合より高く設定されている。
An
給水管208及び給湯管209から送水があり、貯水槽26内の水位が一定の高さまで上がると、まず下水位スイッチ102がフロート室100側の電極105と接触し、信号をマイコン112へと送信する。さらに水位が上昇すると、上水位スイッチ103がフロート室100側の電極105と接触し、信号をマイコン112へと送信する。逆に、この高さより水位が下がると、まず上水位スイッチ103が室側電極105から離れて、マイコン112への信号送信を停止する。さらに下水位スイッチ102が室側電極105から切り離されるまで水位が下がると、下水位スイッチ102からマイコン112へ送られる信号も停止する。
When water is supplied from the
このように、水位の測定を貯水槽26ではなく、別途設けられたフロート室100で行うので、例えば、給水、給湯時や、吐水された水が集水孔27から貯水槽26に戻ってくる時の水勢により、貯水槽26内の水面が波立っても、その影響による誤差を極力小さくすることができる。
Thus, since the water level is measured not in the
このフロート室100内には、さらに図示しない溢水センサ104も備えられている。この溢水センサ104は、貯水槽26から水が溢れ出す限界の高さに設置され、貯水槽26から水が溢れ出るのを検知する。例えば、電磁弁が開いたままで故障した場合、電源スイッチ12がOFFであっても検出し、排水ポンプ90を制御する必要があるため、電極スイッチを用いて貯水槽26の水位を検出する。
The
本実施形態のこれら水位スイッチ、溢水センサ104、上述のサーミスタ、制御基板110及び操作パネル130は、制御部を構成する。
These water level switch,
右側面外側には、上述した足表ノズル71の回転軸(シャフト73)を回動させる足表ノズル駆動部60が取り付けられている。
A foot surface
図8は、本実施形態に係るフットマッサージ器1を上から見た平面図であり、上面は背面側の固定部7と正面側の開閉部4とから構成される。背面側には使用者Pがこのフットマッサージ器1を操作するための操作パネル130が備えられる。
FIG. 8 is a plan view of the
固定部7及び開閉部4の相互に対向する端部には、夫々二つの略半円形の切除部8が設けられ、これらが互いに対向することにより略全円形の、使用者が下肢を挿入するための開口3が形成される。
Two substantially semicircular cut portions 8 are provided at the ends of the fixing
この開口3の略円周周りには、挿入された使用者Pの下肢とこの開口3との間にできる隙間から吐出された水滴が、外部に飛散することを防止するために、飛沫防止用シール部材9が、容器本体2内側に向かって開口3を窄める形状で、縁取りするように取り付けられる。このシール部材9は、使用者が下肢を挿入すると押し広げられ、挿入された下肢に密着するように、例えばゴムやスポンジ等柔軟性に富んだ材質で成形される。肌触り等を考慮すれば、潜水時に使用されるウエットスーツの素材等が好適である。
In order to prevent water droplets discharged from the gap formed between the lower leg of the inserted user P and the
また、このシール部材9は、図8に示すように、固定部7側のみに、開閉部4側に膨出するように設けてもよいし、固定部7側及び開閉部4側の両方の切除部8の半円周に設けてもよい。
Further, as shown in FIG. 8, the
なお、右側面には上述したフロート室100と足表ノズル駆動部60がある。これらは常時は側面カバー101で覆われている。
In addition, the
下肢の出し入れを容易にする開閉部4は、図3に示すように、正面側面に水平方向に設けられた回転軸4dにより軸支され、この回転軸4dを回転の中心として、閉じた状態から開閉部4下の容器本体2の正面側へと開く方向に回動するようになっている。
As shown in FIG. 3, the opening /
この開閉部4を軸支する回転軸4dは、内部にコイルばね又は油圧ダンパを備え、自閉機能を持たせた丁番型オートヒンジ10が用いられる(図10参照)。これにより、開閉部4が自動的に閉じられるので、開閉部4が開いたまま吐水され、外部に水滴が飛散することが防止される。特に油圧ダンパによる自閉機構を備えるオートヒンジの場合は、ゆっくりと閉じるように調整可能なので、開口3に収められた脚に衝撃を与えることはない。さらに、回転軸4dは、足置き台5より上に設けられているので、開閉部4とその下の容器本体2側面との接合部から水が漏れることもない。
The
また、本フットマッサージ器1の左側面を表す図7にも示すように、容器本体2の左右両側面において、容器本体2の固定部7と開閉部4とが当接する端部夫々には、互いに対向してマグネット・キャッチ11が設けられる。これにより、開閉部4の閉止がより確実なものとなる。なお、この左側面奥側上方には、このフットマッサージ器1に電源を供給するための電源スイッチ12が設けられている。
Moreover, as shown also in FIG. 7 showing the left side surface of the
フットマッサージ器1の構成は以上のようであり、次に、吐水ノズルについて詳述する。吐水ノズルには、図11に示すように、足置き台5のつま先側5aの上部に備えられ、使用者Pの足指から足首を指向して回動しながら吐水する足表ノズル71と、足置き台5中間の集水溝6内に備えられ、使用者Pの左右の足の裏を夫々指向して揺動しながら吐水する足裏ノズル40とがある。
The structure of the
足表ノズル71には、内部が中空の円筒に形成され足表吐水管72の役目も果たすシャフト73の、所定の位置に、左右夫々の足に対して3〜4個のノズルユニット74が串刺し状に設けられている。また、足表ノズル71の一端には、この足表ノズルを回動させる足表ノズル駆動部60が接続される。ノズルユニット74は、シャフト73上で同位相の位置に、互いに平行に取り付けられる。同一位相になっているので、足の幅方向に同時に押圧を加える事が出来、位相が異なってバラバラに動く場合よりも静脈やリンパ液の循環促進効果が高い。
In the
足表ノズル71を駆動する足表ノズル駆動部60は、足表ノズルを回動させるムーブ用モータ61を備え、このムーブ用モータ61は、ギアシャーシ62に内蔵され、このモータの回転速度を減速させる減速ギア群(図示せず)及びカム63を介して、シャフト73に連結される。このカム63近傍には、図12に示すように、足表ノズル71の回転位置を検出する2個のリミットスイッチ64,65を備える。
The foot table
カム63は、シャフト73の回転に連動して回転し、各リミットスイッチ64,65を交互にON又はOFFする。減速ギア群は、入力段にあるギアを介してムーブ用モータ61から印加された回転駆動力を、所定の回転速度に減速して出力段にあるギアに伝達する。2相ステッピングモータ15は、制御部の制御下で、正逆方向に所定回転速度で回転し、その回転駆動力を上記入力段にあるギアに伝達する。
The
リミットスイッチ64,65は、ON状態となることにより回転軸の現在角度を示す電気信号を制御基板110のマイコン112に出力するようになっている。図12は、足表ノズル71が最も高い角度にある状態(使用者Pの足首付近を指向する状態)でのカム63の位置を示しているが、この状態ではリミットスイッチ64がON、リミットスイッチ65がOFFとなっている。この位置から矢印方向にカム63が回転していくと、足表ノズル71が最も低い角度にある状態(使用者のつま先付近を指向する状態)でのカム63の位置となり、リミットスイッチ64がOFF、リミットスイッチ65がONとなる。
The limit switches 64 and 65 are configured to output an electric signal indicating the current angle of the rotating shaft to the
このように、リミットスイッチ64がONになると、ムーブ用モータ61の回転が足首方向からつま先方向へと反転されるとともに、足表ノズル71の吐水が遮断される。この状態からリミットスイッチ65がオンになると、ムーブ用モータ61の回転がつま先方向から足首方向へと反転されるとともに、足表ノズル71の吐水遮断が解除される。これにより、足表ノズル71は、使用者Pのつま先から足首方向への回動時にのみ吐水する動作を繰り返す。
As described above, when the
この場合、足表ノズル71の吐水をリミットスイッチのON・OFFに連動させず、つま先から足首、足首からつま先へのいずれの方向への回動においても吐水するように制御してもよい。或いは、リミットスイッチのON・OFFに関らず足表ノズル71を一定方向、例えばリミットスイッチ65からリミットスイッチ64へ回転する方向、にのみ回転させ続け、リミットスイッチ65がONになれば、足表ノズル71に吐水させ、リミットスイッチ64がONになれば吐水を遮断する構成とし、足表ノズル71がつま先から足首の間を指向する場合のみ吐水させる構成としてもよい。
In this case, the water discharge of the
ノズルユニット74は、図13に示すように、両側面に水口75a,75aを開口したユニット本体75と、このユニット本体75の下部にノズルパイプ76を接続している。このユニット本体75内に電磁コイル77を設け、この電磁コイル77をON・OFFすることにより上下動する可動鉄心78を前記電磁コイル77に挿入し、この可動鉄心78の先端部に弁体79を形成し、この弁体79と隙間なく当接する弁座80を、前記ユニット本体75の下部に接続したノズルパイプ76の先端部に設け、弁体79を弁座80に押圧作用するバネ12が可動鉄心78に外挿されている。
As shown in FIG. 13, the
また、ユニット本体75の上部には、電磁コイル77を押止する蓋部材82を設けるとともに電気回線(図示省略)を接続している。そして、ユニット本体75に開口した水口75a,75aにシャフト73を接続している。
In addition, a
制御基板110のマイコン112から吐水信号が発信されると、電磁コイル77に通電し、この電磁コイル77の作用で可動鉄心78が上方に移動することにより弁体79と弁座80の間が開き、水が弁座80の中央に穿設された噴射孔83から噴出する。また、マイコン112から停止信号が発信されると電磁コイル77をOFFにし、吐水を停止する。
When a water discharge signal is transmitted from the
足表ノズル71が電気的に制御されて回動するのに対し、足裏ノズル40は、吐水管33からの水圧で回転する。図14(a)は、吐水管33からの旋回流に適した足裏ノズル40横方向断面図であり、同図(b))は、(a)におけるG−G矢視図である。
While the
図示するように、この足裏ノズル40は、水が流入する流入室として円筒状に形成された旋回室404を備え、この旋回室404に、通水路402と旋回室流入路403を経て水を供給する。旋回室流入路403は、ノズル管路であり、通水路402よりも通水断面積が小さく構成されており、旋回室404の中心軸に対して偏心して当該旋回室に接続されている。よって、旋回室流入路403からの水は、旋回室404に対してその接線方向から流入し、図中に矢印で示したように、旋回する旋回流を生成する。この場合、旋回室流入路403の通水断面積は通水路402より小さいことから、旋回室404に流入する水の流速を高めることができる。
As shown in the drawing, the
この旋回室404に、吐水体410が組み込まれている。吐水体410は、水を吐出する吐水口411を備えた小径円柱の吐水部位410aと、この吐水部位に連続した大径円柱の受力部位412とを有する。この受力部位412は、旋回室404内に位置して上記の旋回流から後述の種々の力を受け、吐水体410の後述する首振り公転駆動等に関与する。受力部位412は、横方向に貫通する給水管路413を備え、この給水管路413から、旋回室404内の水を吐水口411に導く。給水管路413は、受力部位412に十字に交差して開けられており、この給水管路413の通路断面積の総和は、吐水口411より広い。よって、給水管路413から吐水口411に水が導かれる際には、面積の大小により、水の整流がなされるので、吐水口411からの水の吐水は安定する。
A
吐水体410は、旋回室404の開口上部に設けられたシール部416に吐水部位410aを内接させた状態で挿入・支持されており、受力部位412を旋回室404内のほぼ中央に垂下させている。従って、旋回室流入路403から旋回室404に水が流入すると、この水は、旋回室404の内周壁面に沿った受力部位412周りの旋回流を引き起こす。
The
円筒状の旋回室404の内径に対して、受力部位412の外径は、例えば、約40%とすることができる。また、受力部位412の外径を旋回室404の内径の約35〜80%、好ましくは約40〜70%とすることができる。
For example, the outer diameter of the
吐水体410を上記のように支持するシール部416は、Oリングやシールリング等の弾性体で構成されており、図示するように、吐水口411を旋回室404の外部に臨ませた状態で、吐水体410を支持する。しかも、このシール部416は、弾性体であることから、吐水体410を支持した上で、受力部位412を旋回室404内において各方向に傾斜可能とすると共に、この受力部位412を傾斜した姿勢で首振り可能とする。また、シール部416が弾性体であることから、吐水体410は、旋回室404内部で吐水体410自身が中心軸を中心に回転する自転や、シール部416による支持箇所を頂点として円錐状に回転を行なう公転等が自在に行なえるようになっている。これら自転や公転は、受力部位412と上記の旋回流で引き起こされる。
The
旋回室404の上壁は、図示するように吐水体410の吐水部位410aの側で小径とされたテーパガイド部415とされている。このテーパガイド部415は、受力部位412、延いては吐水体410の最大傾斜角度を規制する。
The upper wall of the
さらに、図5に示したように、足置き台5のつま先側の裏面には、温水などから遮水された状態で制御基板110が設けられている。この制御基板110には、フットマッサージ器1の制御の中枢を担う制御回路の電子部品が実装されている。
Furthermore, as shown in FIG. 5, a
この制御基板110は、図15に示すように、マイコン(マイクロコンピュータ)112を備え、このマイコン112にフットマッサージ器1の駆動・制御に関する処理を実行させる手順を記載したプログラムを与えることで、かかる駆動・制御を実現するための手段の一部が機能的に実現されるようになっている。このマイコン112のメモリ(図示せず)には、かかるプログラムが予め格納されている。
As shown in FIG. 15, this
また、制御回路には、マイコン112の周辺回路及びインターフェースとして各種の回路が同一の制御基板110上に実装されている。この回路には、A/Dコンバータ113,114、検出回路115,116、及び駆動回路117〜121が含まれる。この各種の回路は、フットマッサージ器1内の各種の検出手段及び駆動手段と電気的に繋がっており、検出手段で検出された信号を受信・変換してマイコン112に送るとともに、マイコン112の処理により出力された制御信号を受信・変換して駆動手段に出力するようになっている。
In the control circuit, various circuits as peripheral circuits and interfaces of the
これを具体的に説明すると、内部給湯管21の内部には、給湯温度を検出する検出手段としての給湯サーミスタ29が設けられており、この給湯サーミスタ29の検出信号がA/Dコンバータ113に送られる。
More specifically, a hot
また、フロート室100の所定位置に下限レベルセンサとしての下水位スイッチ102が設けられ、この下水位スイッチ102の検出信号が直接マイコン112に送られる。さらにフロート室100の上限よりもやや下側の位置であって、下水位スイッチ102よりも上側の位置には、上限レベルセンサとしての上水位スイッチ103が設けられ、この上水位スイッチ103の検出手段が直接マイコン112に送られる。この貯水槽26の頂部に近い所定位置には、貯水槽26のオーバーフローを検知する溢水センサ104が取り付けられ、この溢水センサ104の検出信号は検出回路115に基準信号として送られる。この溢水センサ104は、とくに検出精度が要求されることから、水がセンサの位置まで達したときに同通(ON)する電極スイッチを用いている。
Further, a
また、貯水槽26において、上述した下水位スイッチ102よりも下側には、貯水サーミスタ30が取り付けられ、この貯水サーミスタ30の検出信号がA/Dコンバータ114に送られる。
In the
さらに、足表ノズル駆動部60にはリミットスイッチ64及び65が設けられ、これらリミットスイッチ64及び65のON・OFF信号が直接マイコン112に送られる。
Further,
一方、マイコン112から制御指令を受ける駆動回路117〜121は、夫々その駆動信号を循環ポンプ31、排水ポンプ90、給水電磁弁22、給湯電磁弁23、足表ノズル駆動部60に出力するようになっている。足表ノズル駆動部60を制御する駆動回路121は、ムーブ用モータ61の回転を制御するとともに、ノズルユニット74の電磁コイル77への電通も制御する。
On the other hand, the
なお、容器本体2のつま先側5a近傍の両側面には、足検知センサ13が設置されており、この足検知センサ13の検出信号がマイコン112に直接に送られる。
A
また、制御基板110には、操作パネル130が接続されており、これにより、使用者Pが行なった操作パネル130に対する操作情報がマイコン112に送信されるようになっている。この操作パネル130は、図16に示すように、下肢水浴に必要な水の貯水槽26への給水及び貯水槽26からの排水を指示する「給水/排水」ボタン131、所望温度の水の貯水が完了したことを知らせる「足入れOK」LED132を備える。これにより、使用者Pは、下肢水浴の開始準備、終了後の後始末を指示できるとともに、容器本体2内に足を入れても給湯による火傷等の心配がないことを確認することができる。
Further, an
そして、操作パネル130は、循環ポンプ31を動作させて吐水の開始を指示し、循環ポンプ31を停止させて吐水の終了を指示する「スタート/ストップ」ボタン133を備える。これにより、使用者は、下肢水浴の開始、終了を指示できる。
The
また、操作パネル130は、使用中に下がった水温の上昇を指示する「足し湯入/切」ボタン134、足し湯動作中であることを知らせる足し湯LED135、好みの湯温を選択するための「湯温選択」ボタン136、設定されている湯温が、水、ぬるめ、あつめのいずれかを表示する湯温選択LED群137も備える。これにより、使用者は、好みの温度で下肢水浴を享楽することができ、また、その温度を保持することができる。なお、「水」とは、特に加熱することなく給水のみ行うものであり、「ぬるめ」の場合として、およそ摂氏36度から38度の水温が設定され、「あつめ」の場合としては、およそ摂氏42度から44度の水温が設定される。
The
さらに操作パネル130には、足表ノズル71の回動の開始・終了を指示する「ムーブ入/切」ボタン138、ムーブ・モードが選択されていることを表示するムーブ入/切LED139、ノズルからの吐水強度を選択する「ノズル選択」ボタン140、及び設定されている吐水圧の強度が、強、弱、変動のいずれかを表示するノズル選択LED群141が備えられる。これにより、使用者は、好みの強さの下肢マッサージを享楽することができる。また、使用中に運転モードを変化させることにより、馴化を防止することができる。
Further, on the
本実施の形態に係るフットマッサージ器1は上記のように構成されており、以下その動作について説明する。
The
(給水準備処理)
使用者Pが、このフットマッサージ器1を使用すべく電源を投入すると、まず、使用する水の温度を設定する必要がある。これは、使用者Pが操作パネル130の「湯温選択」ボタン136を次々と押すことにより、マイコン112に指示が送出され、加熱しない給水管からの給水による「水」、摂氏36度〜38度程度に加熱された「ぬるめ」、摂氏40度〜44度程度に加熱された「あつめ」を、トグル的に選択することが可能となり、湯温選択LED群137の中で選択された状態のLEDが点灯する。電源投入後この「湯温選択」ボタン136を押さなければ、マイコン112に記憶されている前回設定時の湯温が維持される。
(Water supply preparation process)
When the user P turns on the power to use the
そして、「給水排水」ボタン131が押されると、マイコン112は、まず、給水準備処理、すなわち、貯水槽26内に前回の下肢水浴時に使用され、完全に排水されずに貯水槽26内に残っている可能性のある残存水の排水を行う。
When the “water supply / drainage”
具体的には、マイコン112は、図17のフローチャートに示すように、操作パネル130の「給水排水」ボタン131からの信号の読込みを試み、「給水排水」ボタン131が押されると(ステップS101)、給水処理中であることを示すために、「足入れOK」LED132をゆっくりと点滅させる(ステップS102)とともに、ソフトウエアタイマで形成されるタイマのカウントをリセットする(ステップS103)。
Specifically, as shown in the flowchart of FIG. 17, the
ここで、マイコン112は、下水位スイッチ102のON・OFF信号を読み込む(ステップS104)。下水位スイッチ102がONの場合、排水ポンプ90を駆動させるとともにタイマにカウントを開始させる(ステップS105)。そして、タイマから、所定の時間、すなわち、下水位以下の場合の貯水槽26内の貯水量を排水ポンプ90が排出可能な時間(tx秒)が経過したことを告げる信号を受けると(ステップS106)、排水ポンプ90を停止させる(ステップS107)。
Here, the
その後、タイマをリセットし直し(ステップS103)、再度下水位スイッチ102のON・OFFを読み込む(ステップS104)。その結果、ONであれば、OFFになるまでステップS105〜S107の処理を繰り返し、OFFになれば、ステップS105〜S107と同じ処理を行うステップS108〜S110へ移行する。この段階で、貯水槽26内の残存水は完全に排出されていることになるから、ここで準備処理を終了し、次の工程に進む。
Thereafter, the timer is reset again (step S103), and ON / OFF of the
前回正常に終了していれば通常下水位センサはOFFであり、上述した処理は一回で終了し、処理に長時間を要することもない。これにより、前回使用時の水が排水されずに残っていたとしても全て排出され、新しい清潔な水で下肢水浴を享楽することができる。 If the process is normally completed last time, the sewage level sensor is normally OFF, and the above-described process is completed once, and the process does not take a long time. Thereby, even if the water at the time of last use remains without being drained, it is completely drained, and it is possible to enjoy the lower limb bathing with new clean water.
(給水給湯処理)
準備処理が終了し、貯水槽26内の残存水が完全に排出されると、マイコン112は、所望の状態に設定された下肢水浴のために使用する水を貯水槽26内に溜める工程を処理する。操作パネル130の「湯温選択」ボタン136で「水」が選択されれば給水のみを行えばよいが、「ぬるめ」「あつめ」を問わず温水を使用することが選択された場合には給湯のみ、又は給湯及び給水の両方を行って設定温度を確保する必要がある。
(Water supply and hot water treatment)
When the preparation process is completed and the remaining water in the
具体的には、図18のフローチャートに示すように、マイコン112は、湯温選択ボタン136が「水」を選択しているか否かを読み込む(ステップS201)。ここで「水」が選択されていれば、給水電磁弁22に対しON信号を送出して給水電磁弁22を開かせ、給水を開始させる(ステップS202)。そして、フロート室100の下水位スイッチ102からオン信号を受け取ると、給水電磁弁22にOFF信号を送出して電磁弁を閉止させる(ステップS204)。この状態において、下肢水浴に必要な水量が確保されたので、下肢水浴を開始できることを使用者に伝えるべく、「足入れOK」LED132を緩点滅状態から点灯状態へと変化させ(ステップS205)、給水処理を終了する。
Specifically, as shown in the flowchart of FIG. 18, the
これに対し、「湯温選択」ボタン136が「ぬるめ」又は「あつめ」に設定されていることが読み込まれると、図19のフローチャートに示すように、設定温度(T0)をいずれかから選択するとともに、タイマをリセットする(ステップS211)。そして、設定温度の水温を得るために、まず給湯から開始する。そのため、マイコン112は給湯電磁弁23に対しON信号を送出して給湯電磁弁23を開かせ、給湯を開始させるとともに、タイマにカウントを開始させる(ステップS212)。
On the other hand, when it is read that the “hot water temperature selection”
この場合、給湯管209に湯を供給する給湯器自体の設定温度が下肢水浴に所望の温度よりも低ければいつまでも下肢水浴の設定温度を得る事ができず、逆に、給湯器の設定温度が下肢水浴の設定温度よりも高すぎれば(例えば摂氏90度)、下肢水浴に適した温度を得るまでに追加する水量が多くなり、また、長時間を要してしまう。そこで、内部給湯管21内に設けられた給湯サーミスタ29により給湯器からの給湯温度を測定し、上述のような場合には警報を発するようにする。このとき、給湯器からの給湯温度が一定に落ち着くまでタイムラグが生じることを考慮する。
In this case, if the set temperature of the water heater itself that supplies hot water to the
そのためにまず、内部給湯管21に設けられた給湯サーミスタ29が給湯温度を検出する。この検出は、貯水槽26内の貯水サーミスタ30でも可能ではあるが、貯水サーミスタ30が故障した場合、万が一足収納空間Q内に足が収納されているときは、火傷の虞があるので二重の安全確保のために給湯サーミスタ29が設けられる。
For this purpose, first, a hot
すなわち、タイマによるカウント開始から所定の時間(ty秒)が経過すると(ステップS213)、マイコン112は、給湯サーミスタ29の検知した温度(T℃)を取得し(ステップS214)、これを下肢水浴の設定温度(T0℃)及び予め定めておいた給湯最高温度(T1℃、例えば摂氏50度)と比較する(ステップS215)。
That is, when a predetermined time ( ty seconds) has elapsed from the start of counting by the timer (step S213), the
ここで現状の水温T℃が上記範囲内にある場合は(ステップS201:Yes)給湯を継続し、範囲内にない場合は、「足入れOK」LED132を急速に点滅させて、警報を発するとともに、これ以上給湯を続けないように給湯電磁弁23に対してOFF信号を送出して給湯電磁弁23を閉じさせる(ステップS216)。これにより、非効率、無駄な給湯が中断され、水資源及び時間を節約することができる。なお、この警報は、「足入れOK」LED132を急速に点滅させるとともに、或いはこれとは別に、例えば、ビープ音を発出させるものであってもよい。
If the current water temperature T ° C is within the above range (step S201: Yes), the hot water supply is continued. If not within the range, the “Foot OK”
給湯器の給湯温度が適正範囲内にあると、給湯は継続され、貯水槽26内の水位も下水位スイッチ102の高さまで上昇してくる。ここで、マイコン112は、下水位スイッチ102からON信号を受信すると(ステップS221)、給湯電磁弁23に対してOFF信号を送出して、給湯電磁弁23を一旦閉じさせる(ステップS222)。そして、貯水槽26内の貯水サーミスタ30が検出した温度の情報を読み込み(ステップS223)、それが設定温度T0℃と等しければ、或いは設定温度の許容範囲内にあれば、この状態において、下肢水浴に必要な水量も確保されているので、下肢水浴を開始できることを使用者Pに伝えるべく、「足入れOK」LED132を緩点滅状態から点灯状態へと変化させ(ステップS205)、給水処理を終了する。
When the hot water supply temperature of the water heater is within an appropriate range, the hot water supply is continued and the water level in the
一方、図20のフローチャートに示すように、現状の水温が設定温度より低いとき(ステップS231,No)、マイコン112は、給湯電磁弁23に対してON信号を送出して電磁弁を再度開かせ、給湯を再開させる(ステップS232)。その後、マイコン112は貯水サーミスタ30からの温度情報を受信し続け(ステップS233)、貯水槽26内の水温が設定温度T0℃と等しくなる、或いは設定温度の許容範囲内まで上がれば、(ステップS234:Yes)、給湯電磁弁23にOFF信号を送出して給湯を停止させる(ステップS235)。この状態において、下肢水浴に必要な水量以上が確保されているので、下肢水浴を開始できることを使用者Pに伝えるべく、「足入れOK」LED132を緩点滅状態から点灯状態へと変化させ(ステップS236)、給水処理を終了する。
On the other hand, as shown in the flowchart of FIG. 20, when the current water temperature is lower than the set temperature (No in step S231), the
しかし、設定温度T0℃まで上がらないまま水位が貯水槽26の容量一杯近くまで上昇した場合、循環に支障をきたす水位以上になることを防ぐため、上水位スイッチ103がONとなり、マイコン112にこの情報を送信する(ステップS241)。この情報を受けたマイコン112は、給湯電磁弁23に対しOFF信号を送出して電磁弁を閉じさせ、給湯を停止させるとともに(ステップS242)、排水ポンプ90に指示を出して貯水槽26内の水を排出させる(ステップS243)。
However, if the water level rises to near the full capacity of the
そして、貯水槽26内の水位が、下水位スイッチ102がOFFになるまで下がり、マイコン112が下水位スイッチ102からOFF信号を受信すると(ステップS244)、マイコン112は排水ポンプ90に対し排水停止の指示を送出するとともに(ステップS245)、給湯電磁弁23に対してON信号を送出して給湯を行う処理に戻る(ステップS232)。そして、このステップS232〜S245の処理を繰り返すことにより、徐々に貯水槽26内の水温を設定温度に近づけていく。
Then, the water level in the
逆に、現状の水温が設定温度より高いとき(図19におけるステップS231,Yes)、マイコン112は、図21のフローチャートに示すように、給湯電磁弁23は閉じさせたまま、給水電磁弁22に対してON信号を送出して電磁弁を開かせ、給水を開始させる(ステップS252)。その後、マイコン112は貯水サーミスタ30からの温度情報を受信し続け(ステップS253)、貯水槽26内の水温が設定温度T0℃と等しくなる、或いは設定温度の許容範囲内まで下がれば、(ステップS254:Yes)、給水電磁弁22にOFF信号を送出して給水を停止させる(ステップS255)。この状態において、下肢水浴に必要な水量以上が確保されているので、下肢水浴を開始できることを使用者Pに伝えるべく、「足入れOK」LED132を緩点滅状態から点灯状態へと変化させ(ステップS256)、給水処理を終了する。
Conversely, when the current water temperature is higher than the set temperature (step S231, Yes in FIG. 19), the
しかし、設定温度T0℃まで上がらないまま水位が貯水槽26の容量一杯近くまで上昇した場合、吐水に十分な水量以上になって循環に支障をきたすようになることを防ぐため、上水位スイッチ103がONとなり、マイコン112にこの情報を送信する(ステップS261)。この情報を受けたマイコン112は、給水電磁弁22に対しOFF信号を送出して電磁弁を閉じさせ、給水を停止させるとともに(ステップS262)、排水ポンプ90に指示を出して貯水槽26内の水を排出させる(ステップS263)。
However, when the water level rises to near the full capacity of the
そして、貯水槽26内の水位が、下水位スイッチ102がOFFになるまで下がり、マイコン112が下水位スイッチ102からOFF信号を受信すると(ステップS264)、マイコン112は排水ポンプ90に対し排水停止の指示を送出するとともに(ステップS265)、給水電磁弁22に対してON信号を送出して給水を行う処理に戻る(ステップS252)。そして、このステップS532〜S265の処理を繰り返すことにより、徐々に貯水槽26内の水温を設定温度T0℃に近づけていく。
Then, the water level in the
以上述べたように、温水を用いて下肢水浴を享楽する場合は、まず熱水のみ供給した後、下水位スイッチ102により貯水槽26内の下水位まで水が溜まったことを検出すると、貯水サーミスタ30により水温を測定し、この水温T℃と設定温度T0℃との高低を比較して、水温T℃が設定温度T0℃と等しければ給湯を終了し、低ければ給湯を継続し、高ければ給湯を終了するとともに給水を開始する。そして、この水温T℃が設定温度T0℃と等しくない場合に、設定温度T0℃に至るか、設定温度T0℃に至る前に上水位スイッチ103により貯水槽26内の上水位まで水が溜まったことが検出されると給水又は給湯を中止し、設定温度T0℃に至る前に上水位スイッチ103により貯水槽26内の上水位まで水が溜まったことが検出されたときは、排水ポンプ90により貯水槽26内の水を排出して、その結果、下水位スイッチ102により貯水槽26内の水位が下水位に至ったことが検出されると、排水ポンプ90による排水を中止する。以上の工程を、供給された水の温度が設定温度T0℃に等しくなるまで繰り返すことにより、所望の水温を得ることが可能となる。
As described above, when enjoying the lower limb bathing using warm water, first, after supplying only hot water, if the
(吐水処理)
このように、「足入れOK」LED132が点灯し、給水完了が告げられると、ここで使用者は下肢水浴を享楽するために、供給された熱水により火傷等をする心配もなく容器本体2内に足を入れることができる。
(Water discharge treatment)
In this way, when the “Foot OK”
足を入れるために、使用者は開閉部4上部に手をかけて手前側に引っ張り、開閉部4をオートヒンジ10回りに回転させることにより開いて、開閉部4が存在しなくなった容器本体2の正面上部から足を差し込む。そして、固定部7側の略半円形に切除された開口3に足首を当接させる。
In order to insert a foot, the user puts his hand on the upper part of the opening /
そうすると、開いていた開閉部4は、オートヒンジ10のコイルばねの復元力又はダンパの油圧機構により閉じ始める。このとき、油圧ダンパ機構を備えるオートヒンジ10では、ゆっくりと閉じるように調整可能であり、脚が開閉部4と固定部7とに強い衝撃で挟まれることもなく、使用者Pに怪我をさせる虞もない。
Then, the opened opening /
また、この開閉部4が完全に閉じた状態では、足首は開口3周りに設けられた飛沫防止用シール材9を押し広げるように挿入されているので、足首周りはほぼ全周に亘りこのシール材9と密着することとなり、開口3と足首との間から吐出された水が外部へ漏れることもない。さらに、固定部7と開閉部4とが当接する両側面の端部にはマグネット・キャッチ11が取り付けられているので、開閉部4が閉じる方向への力が働き、容易に開くこともなく、したがって、固定部7と開閉部4との間から水が外部に漏れることもない。
In addition, when the opening /
使用者Pが、この状態で操作パネル130上の「スタート/ストップ」ボタン133を押すと、この指示によりマイコン112は、循環ポンプ31を作動させる。これにより、貯水槽26内の水は吐水管へと揚水され、吐水管分岐ユニット34に至ると足裏吐水管41と足表吐水管72とに分岐され、夫々の吐水ノズルから吐水される。
When the user P presses the “start / stop”
なお、足が容器本体2内に収納されると、容器本体2の両側面、足置き台5の直上に備えられた発光素子及び受光素子間の光路は、その光路中間の足の存在により遮断される。この脚検知センサ14からのOFF信号はマイコン112に送信され、循環ポンプ31の作動ロックを解除し、初めて作動可能な状態となる。したがって、足が収納されていないときに、誤って「スタート/ストップ」ボタン133が押されても、誤作動により吐水を開始することを防止できる。
When the foot is stored in the
こうして吐水が開始された足裏ノズル40における水の吐水の様子と、その挙動について説明する。図22は、旋回室404に水が流入してからの受力部位412の挙動とこの受力部位412にかかる力の様子を時間経過に沿って説明する説明図である。同図において、旋回室流入路403の連通部での流速をUin、旋回室流入路403の開口の延長線上にある周壁部位404aでの流速をUa、当該部位に対向する周壁部位404bにおける流速をUb、受力部位412に作用する揚力をFL、抗力をFDとそれぞれ表した。
The state of water discharge and its behavior in the
これらの作用関係から分かるように、受力部位412は、旋回室404における水の旋回流に応じて、傾斜姿勢のままで首振り公転する。
As can be seen from these operational relationships, the
図23は、受力部位412がこうした挙動を採ることで得られる吐水の様子を説明する説明図である。同図に表したように、吐水体410が首振り公転を起こすと、吐水口411は、吐水体410の首振り公転に伴い吐水方向を変えながら公転する。よって、吐水口411は、螺旋状に拡大した軌道を描きながら水を吐水し、その結果として、円錐状の公転吐水を実現する。従って、水の吐水軌跡を、吐水口411の軌跡よりはるかに大きい軌跡の円錐状の公転吐水の軌跡とし、広範囲に亘って水を吐出できる。
FIG. 23 is an explanatory diagram for explaining the state of water discharge obtained by the
従って、この足裏ノズル40によれば、ノズル自体をモータなどにより駆動させることなく円錐状の公転吐水を実現でき、これにより、広範囲にわたる水の着水が得られる。水の着水点が広範囲に亘って変化することにより、馴化を防止し、高いマッサージ効果が得られる。
Therefore, according to the
この足裏ノズル40の回転は、本実施形態では、水流により機械的に駆動されるので、吐水される期間中自動的に継続して行われるが、これを電磁気的に操作することにより、回転、停止を選択できるように構成することも可能である。
In this embodiment, the rotation of the
次に、足表ノズル71の動作について、図24に示すフローチャートを参照して説明する。給水完了後に、使用者Pにより、操作パネル130の「スタート/ストップ」ボタン133が最初に押されると(ステップS301)、マイコン112は、足表ノズル71を初期位置、例えば最下端を指向する向き、言い換えれば、足表ノズル71が使用者Pのつま先を指向する位置、に移動させるとともに(ステップS302)、循環ポンプ31を作動させる(ステップS303)。
Next, the operation of the
それとともに、マイコン112は制御部のメモリから、足表ノズル71の動作を制御するためのムーブ・モードのプログラムを読み出す(ステップS304)。ムーブ・モードは、「スタート/ストップ」ボタン133が押された時点では、ONに設定されているので、操作パネル130の「ムーブ入/切」ボタン138が押されれば(ステップS305:Yes)、ムーブ用モータ61に指示を出して、足表ノズル71の回動を停止させるとともにムーブ入/切LED139を消灯させ(ステップS306)、押されなければ(ステップS305:No)、ムーブ用モータ61に指示を出して、足表ノズル71を駆動させるとともにムーブ入/切LED139を点灯させる(ステップS307)。
At the same time, the
このムーブにより、足表ノズル71は、プログラムの指示に従って、吐水しながら、シャフト73の回動に伴いその吐水先を移動させていく。例えば、つま先から足首へと吐水の指向先を移動させるときは吐水を続け、シャフト73がリミットスイッチ64をONにする位置に至達すると(ステップS308)、シャフト73の回転の向きを変えるとともに、電磁コイル77をOFFにして吐水も停止させる(ステップS309)。したがって、シャフト73が、足首側からつま先側へと回動する間はノズルユニット74内の噴射孔83が閉じられているので吐水しない。そして、シャフト73がリミットスイッチ65をONにする位置に至ると(ステップS310)、回転の向きを変えるとともに、ノズルユニット74内の電磁コイル77がONにされて噴射孔83が開き、吐水を開始させる(ステップS311)。足表ノズル71は、この動作を繰り返し行う。この動作により、静脈やリンパ腺に沿って、心臓から遠い方から近い方へとマッサージされ、また、吐水を受ける位置が移動することにより馴化も防止される。
By this move, the
メモリに記憶されたプログラムを変えることにより、この動作を異なったものとすることが可能である。例えば、足首側からつま先側へと回動する間にも吐水を続けさせることも可能であり、或る特定の位置で停止し、一定の時間その部位に集中的に吐水を行った後、回動を再開するように指示するプログラムを搭載してもよい。また、足表ノズル71の回転速度を変化させるようにすることもできる。これにより、着水位置の移動速度を変化させることができる。さらに、複数のプログラムの中から選択できるようにすることも可能である。
It is possible to make this operation different by changing the program stored in the memory. For example, it is possible to continue water discharge while rotating from the ankle side to the toe side, stop at a specific position, and after voting water intensively for a certain period of time, A program for instructing to resume motion may be installed. Further, the rotation speed of the
また、使用者Pの好みにより、吐水の強さを変えることも可能である。これは、使用者Pが操作パネル130の「ノズル選択」ボタン140を次々と押すことにより、マイコン112に指示が送出され、ソフトな感触の「弱」、強い刺激の「強」、強弱の変化をランダムに繰り返す「ランダム」を、トグル的に選択することが可能となり、「ノズル選択」LED群141の中から選択されたLEDが点灯する。ここで「ランダム」を選択すれば馴化の防止を図ることができる。或いは、吐水の強度を周期的に変動させるようにすることも可能である。
Moreover, it is also possible to change the strength of water discharge according to the preference of the user P. This is because when the user P presses the “nozzle selection”
また、右足に対する吐水と、左足に対する吐水とを別々に制御し、例えば、左右で吐水の強弱や着水点を異ならせるようにしたり、左右の下肢に対して一定時間間隔で交互に吐水するようにしたりしてもよい。このように吐水することも、馴化の防止に効果がある。 In addition, the water discharge for the right foot and the water discharge for the left foot are controlled separately, for example, the strength of the water discharge and the water landing point are different on the left and right, or the water is discharged alternately on the left and right legs at regular intervals. Or you may. Spitting water in this way is also effective in preventing habituation.
足表ノズル71は、このような動作を使用者Pにより「スタート/ストップ」ボタン133が再度押されるまで継続する(ステップS308:No)。この間、使用者が「ムーブ入/切」ボタン138を押すと(ステップS305)、マイコン112は、ムーブ用モータ61を停止させるので(ステップS306)、使用者Pは、好みの位置で吐水によるマッサージを集中的に続けることができる。
The
そして、使用者Pが、「スタート/ストップ」ボタン133を押すと(ステップS308:Yes)、マイコン112は、循環ポンプ31を停止させて、吐水を終了させる。この吐水の終了は、使用者の指示によらず、吐水の開始から一定時間(例えば、15分)経過後に自動的に終了させるように構成してもよい。
When the user P presses the “start / stop” button 133 (step S308: Yes), the
(水温維持処理)
このように吐水によるマッサージを続けていると、貯水槽26に溜められた温水も、時間の経過とともに水温が下がってくる。そこで、続いて、この温水の温度を保持する方法について、図25及び図26に示すフローチャートを参照して説明する。この場合も、原則的には、給湯時において、給湯温度が設定温度より低い場合の処理と同様となる。以下、この処理を「足し湯」処理という。
(Water temperature maintenance treatment)
If the massage by water discharge is continued in this way, the water temperature of the hot water stored in the
ただし、この時点においては、貯水槽26内に下水位スイッチ102がONになるよりも高い水位の水が溜まっている可能性があり、このままの状態で給湯することは、大量のぬるい温水に湯を追加することになりエネルギ的、時間的見地からも得策ではない。また、容器本体2内には使用者Pの足が収納されているので、給湯管209からの熱水が使用者Pの足にかからないようにすることに留意しなければならない。
However, at this time, there is a possibility that water at a higher water level has accumulated in the
そこで、マイコン112は、使用者Pが吐水の温度が低くなったと感じたときに、図25に示すように、操作パネル130の「足し湯入/切」ボタン134を押すことにより与えられた指示に従い(ステップS401)、まず、「足し湯」LED135を点灯させ(ステップS407)、水温を上昇させるための足し湯が開始されたことを使用者Pに対して視覚的にも知らせる。それとともに、循環ポンプ31に対してOFF信号を送出して作動を停止させる(ステップS408)。これにより、吐水ノズルから水が吐出されることがなくなるので、使用者Pの足が給湯管208の熱水を浴びて火傷をすることもない。
Therefore, when the user P feels that the temperature of the water discharge has decreased, the
続いて、マイコン112は、排水ポンプ90に対してON信号を送出し、貯水槽26内の水の排出を開始させる(ステップS409)。これにより、貯水槽26内の水位が下がり、下水位スイッチ102がOFFとなって、この信号をマイコン112が受信すると(ステップS410)、排水ポンプ90に対してOFF信号を送出して、排水を停止させる(ステップS411)。ここまでの処理により、足し湯の準備処理が終了する。
Subsequently, the
以下の足し湯の処理は、給水給湯処理における、設定温度より低い給湯があった場合とほぼ同様である。ただ、給水給湯時には「足入れOK」KED132が点灯するのに対し、足し湯の場合には、「足し湯」LEDが点灯する点が異なる。
The processing of the following hot water is substantially the same as the case where there is hot water lower than the set temperature in the hot water supply processing. However, “Additional OK”
すなわち、マイコン112は、図26に示すように、給湯電磁弁23に対してON信号を送出して電磁弁を再度開かせ、給湯を再開させる(ステップS432)。その後、マイコン112は貯水サーミスタ30からの温度情報を受信し続け(ステップS433)、貯水槽26内の水温が設定温度と等しくなる、或いは設定温度の許容範囲内まで上がれば、(ステップS434:Yes)、給湯電磁弁23にOFF信号を送出して給湯を停止させる(ステップS435)。この状態において、下肢水浴に必要な水量以上が確保されているので、下肢水浴を開始できることを使用者に伝えるべく、「足し湯」LED135を消灯させ(ステップS436)、足し湯処理を終了する。
That is, as shown in FIG. 26, the
しかし、設定温度まで上がらないまま水位が上昇すると、吐水に十分な水量以上になることを防ぐため、上水位スイッチ103がONとなり、マイコン112にこの情報を送信する(ステップS441)。この情報を受けたマイコン112は、給湯電磁弁23に対しOFF信号を送出して電磁弁を閉じさせ、給湯を停止させるとともに(ステップS442)、排水ポンプ90に指示を出して貯水槽26内の水を排出させる(ステップS443)。
However, if the water level rises without rising to the set temperature, the
そして、貯水槽26内の水位が、下水位スイッチ102がOFFになるまで下がり、マイコン112が下水位スイッチ102からOFF信号を受信すると(ステップS444)、マイコン112は排水ポンプ90に対し排水停止の指示を送出するとともに(ステップS445)、給湯電磁弁23に対してON信号を送出して給湯を行う処理に戻る(ステップS432)。そして、このステップS432〜S445の処理を繰り返すことにより、徐々に貯水槽26内の水温を設定温度に近づけていく。この状態において、下肢水浴に必要な水量も確保されているので、下肢水浴を開始できることを使用者に伝えるべく、「足入れOK」LEDを緩点滅状態から点灯状態へと変化させ(ステップS436)、足し湯処理を終了する。
Then, the water level in the
また、使用者Pからの指示を待つ代わりに、給湯完了から一定の時間が経過すれば自動的に足し湯を開始するようにしてもよい。この場合のフローチャートを図27に示す。上述の例では、給湯が完了すると「足入れOK」LED132を緩点滅から点灯へと変更させていた(図20参照)。本例では、これに加えタイマをリセットして(ステップS402)、直ちにカウントを開始させる(ステップS403)。そして、所定の時間が経過すれば(ステップS404)、足し湯を開始すべく、「足し湯」LED135を点灯させる(ステップS407)。以後の処理は、使用者Pの指示を待つ場合と同様であるので、説明を省略する。
In addition, instead of waiting for an instruction from the user P, additional hot water may be automatically started when a certain time has elapsed from the completion of hot water supply. A flowchart in this case is shown in FIG. In the above example, when the hot water supply is completed, the “Foot OK”
さらに、使用開始後、使用する温水の温度が設定温度より一定以上下がれば足し湯を開始するようにしてもよい。この場合のフローチャートを図28に示す。この場合、貯水サーミスタ30は常時貯水槽26内の水温を監視し(ステップS405)、温水の温度が設定温度より一定以上下がれば(ステップS406)、マイコン112は、「足し湯」LED135を点灯させる(ステップS407)。以後の処理は、使用者の指示を待つ場合と同様であるので、説明を省略する。
Further, after the start of use, the hot water may be started if the temperature of the hot water to be used falls below a set temperature by a certain level. The flowchart in this case is shown in FIG. In this case, the
以上述べたように、フットマッサージ器1使用中に水温が下がった場合、まず吐水を停止して、排水ポンプ90により貯水槽26内の水を排水し、下水位スイッチ102により貯水槽26内の下水位まで水位が下がったことが検出されると排水を停止し、給湯管208からの給湯を開始する。そして、設定温度T0℃に至るか、設定温度T0℃に至る前に上水位スイッチ103により貯水槽26内の上水位まで湯が溜まったことが検出されると給湯を中止し、設定温度T0℃に至る前に上記上水位スイッチ103により貯水槽26内の上水位まで水が溜まったことが検出されたときに、貯水槽26内の湯を排水する。そして、下水位スイッチ102により下水位に至ったことが検出されると、排水ポンプ90による排水を中止し、循環ポンプ31を作動させて吐水を再開する。このように、貯水槽26内に保持された水の温度が設定温度T0℃に等しくなるまでこれらの工程を繰り返すことにより、ぬるくなった湯温を設定温度まで上昇させることができる。
As described above, when the water temperature falls while the
このように、冷めた温水を一部排除して、替わって熱水を補充する構成としたので、例えば、発熱体や加熱手段を用いて常時過熱しておくものと比較して、消費電力が少なく節電することができる。また、発熱体や加熱手段がないので、これらに接触して火傷を負う危険性もない。さらには、このような足し湯を何度か繰り返せば、使用水の一部をその都度交換することになるので、同じ水をただ循環させる場合に比べ衛生的でもある。 In this way, a part of the cooled hot water is excluded and replaced with hot water instead, so that, for example, power consumption is lower than that of constantly heating with a heating element or heating means. Less power can be saved. Further, since there is no heating element or heating means, there is no risk of contact with these and causing burns. Furthermore, if such additional hot water is repeated several times, a part of the used water is exchanged each time, so that it is more hygienic than when the same water is merely circulated.
こうして下肢マッサージが終了すると、使用者Pは、開閉部4を開いて足を容器本体2から抜き出す。そうすると、容器本体2の両側面、足置き台5の直上に備えられた発光素子及び受光素子間の光路は、その光路中間に障害物がなくなり、再び接続される。この足検知センサ13のON信号はマイコン112に送信され、循環ポンプ31の作動をロックし、誤って「スタート/ストップ」ボタン133が押される等の誤作動により吐水を開始することを防止できる。
When the lower limb massage is completed in this way, the user P opens the opening /
そして、使用者Pが「給水/排水」ボタン131を押すと、マイコン112は排水ポンプ90に指示を出して、貯水槽26内の水を排水管を経由して外部へと放出する。この排水ポンプ90の作動は、装置排水管219内に水が残ることがないように、貯水槽26の容量分の水を排水可能な時間以上に継続される。これにより、排水管211の接続部220からワンタッチ継手を外しても、装置排水管219から水がこぼれ出すこともない。最後に電源を切って、全ての動作を終了する。
Then, when the user P presses the “water supply / drainage”
次に、本発明に係るフットマッサージ器の第2の実施形態について、図を参照して説明する。 Next, 2nd Embodiment of the foot massage device which concerns on this invention is described with reference to figures.
本実施の形態のフットマッサージ器1Aは、i)一つのポンプを、弁の切替えにより流路を変更し、循環ポンプ31の役割と排水ポンプ90の役割とを兼任させる、ii)足表ノズル71の各々のノズルユニット74の指向先を非平行にする、iii)開閉部4の開閉を、モータを使用した電動式として開閉検知を行う、の各点で、第1の実施形態におけるものと基本的に相違し、他の構成は第1の実施形態と実質的に同じであり、同じ符号を付して説明を省略する。
The foot massage device 1A according to the present embodiment is: i) changing the flow path of one pump by switching valves, and having both the role of the
図29は、本実施形態に係るフットマッサージ器1Aの電気的な系統及び吐水のための経路を示すブロック図である。図29に示すように、本実施形態に係るフットマッサージ器1Aにおいては、図15に示した第1の実施形態に係るフットマッサージ器1と異なり、循環ポンプ30及び排水ポンプ90に替えて、一つの循環/排水ポンプ42が備えられ、貯水槽26に溜められた水を、揚水管32を介して揚水する。そして、この循環/排水ポンプ42から放出された水は、循環/排水分岐ユニット44において、その目的に応じて吐水管33及び内部排水管92に振り分けられる。
FIG. 29 is a block diagram showing an electrical system and a path for water discharge of the foot massager 1A according to the present embodiment. As shown in FIG. 29, the foot massager 1A according to this embodiment differs from the
これに伴い、循環ポンプ30及び排水ポンプ90のための駆動回路117,118に替えて駆動回路122が制御基板110に備えられ、マイコン112から制御指令を受け、その駆動信号を循環/排水ポンプ42に出力するようになっている。
Accordingly, a
また、開閉部4及び固定部7の相対向する位置に、発光素子及び受光素子からなる光センサが開閉検知センサ14として設けられ、この開閉検知センサ14からのON・OFF信号は、直接マイコン112に送られる。
In addition, an optical sensor composed of a light emitting element and a light receiving element is provided as an opening /
さらに、開閉部4の回転軸4dには、第1の実施形態におけるオートヒンジ10に替えて開閉用モータ15が備えられ、制御基板110に備えられた駆動回路123が、マイコン112から制御指令を受け、その駆動信号を開閉用モータ15に出力するようになっている。
Further, the
(給排水処理)
図30は、本実施形態にかかる給排水の構成の一部を模式的に示すブロック図である。本実施形態では、吐水のために容器本体2内で水を循環させ、且つ使用済みの水を外部に排出する循環/排水ポンプ42が備えられる。この循環/排水ポンプ42は、その揚水側において、揚水管32を介して貯水槽26に接続され、排水側には、一本の循環/排水管43が接続される。この循環/排水管43は、二股に分岐する循環/排水分岐ユニット44を備え、一方の出口は吐水ノズルへと接続される吐水管33と接続し、他方の出口は、外部へ排水するための内部排水管92と接続される。
(Water supply / drainage treatment)
FIG. 30 is a block diagram schematically showing a part of the configuration of the water supply / drainage according to the present embodiment. In the present embodiment, a circulation /
循環/排水分岐ユニット44の吐水管33側出口には、貯水槽26の水を容器本体2内で循環させる場合に開となる循環電磁弁38が設けられ、内部排水管92側出口には、貯水槽26の水を排出する場合に開となる排水電磁弁39が設けられる。この両電磁弁38,39は、マイコン112の指示により、一方が開の場合は他方が閉となるように制御される。
A circulation
なお、循環電磁弁38の下流には、第1の実施形態の場合と同様に、吐水管分岐ユニット34が設けられ、足裏吐水管41と足表吐水管71とに分岐する。
As in the case of the first embodiment, a water discharge
ここで、循環電磁弁38を設けず排水電磁弁39のみを備え、この排水電磁弁39の開閉により水の進路を排水方向と吐水方向とに切り替える構成も考えられる。すなわち、水を吐水方向に送出する場合には排水電磁弁39を閉じて排水方向に流出しないようにし、排水する場合は、排水電磁弁39を開くというものである。しかしながら、この構成では、排水電磁弁39を開いたときであっても、吐水方向への圧損が大きく、相当量が吐水方向へと流出する虞がある。
Here, a configuration in which only the drainage
給排水準備処理においては、図31のフローチャートに示すように、第1の実施形態の場合と異なり、「足入れOK」LED132を点滅させると(ステップS102)、タイマをリセットする前に(ステップS103)、排水電磁弁39にON信号を送出して開状態にし、また循環電子弁にOFF信号を送出して閉状態にする(ステップS102’)。これにより、循環/排水ポンプ42は、排水ポンプ90として機能し、以降の処理を行うことが可能となる。
In the water supply / drainage preparation process, as shown in the flowchart of FIG. 31, unlike the case of the first embodiment, if the “foot OK”
また、給水給湯処理においても、吐水ノズルから吐水されることはないので、排水電磁弁39開、循環電子弁38閉の状態が維持され、循環/排水ポンプ42は引き続き排水ポンプ90として機能する。したがって、本実施形態の給水給湯処理は、第1の実施形態におけるものと同じである。
In addition, since water is not discharged from the water discharge nozzle in the hot water supply / hot water supply process, the state of the drain
続いて、吐水を開始する段階になると、図32のフローチャートに示すように、第1の実施形態の場合と異なり、「スタート/ストップ」ボタン133が押されると(ステップS301)、排水電磁弁39にOFF信号を送出して閉状態にし、また循環電子弁38にON信号を送出して開状態にする(ステップS301’)。これにより、循環/排水ポンプ42は、循環ポンプ31として機能し、以降の処理を行うことが可能となる。
Subsequently, at the stage of starting water discharge, unlike the case of the first embodiment, when the “start / stop”
さらに、足し湯により、ぬるくなった湯を設定水温に戻す足し湯の場合には、図33のフローチャートに示すように、第1の実施形態の場合と異なり、「足し湯」LED135を点灯させ(ステップS407)、循環ポンプ31を停止させると(ステップS408)、循環電子弁38にOFF信号を送出して閉状態にするとともに、排水電磁弁39にON信号を送出して開状態にする必要がある(ステップS408’)。これにより、循環/排水ポンプ42は、排水ポンプ90として機能し、続けて以降の処理(ステップS409)を行うことが可能となる。
Further, in the case of the addition hot water that returns the warm water to the set water temperature by the addition hot water, the “addition hot water”
またさらに、足し湯から吐水モードに戻るには、図34に示すように、排水電磁弁39と循環電磁弁38の開と閉を切り替えて循環/排水ポンプ42を循環ポンプ31として機能させる(ステップS436’)。そして、吐水を終了して、貯水槽26の水を外部に排出するには、排水電磁弁39と循環電磁弁38の開と閉を切り替えて循環/排水ポンプ9042を排水ポンプ90として機能させる。
Furthermore, in order to return from the added hot water to the water discharge mode, as shown in FIG. 34, the circulation /
このように、循環経路と排水経路とを電磁弁により切り替え、一つのポンプで排水ポンプ90と循環ポンプ31とを兼用できるように構成することにより、容器本体2を小型化でき、洗面化粧台下への収納や、容器本体2内への足の挿入がさらに容易になる。
In this way, by switching the circulation path and the drainage path with the solenoid valve and configuring the
(足表ノズル71の指向先を非平行にする)
図35は、本実施形態に係る足表ノズル71の横断面の概略を示すものである。同図に示すように、この足表ノズル71の各ノズルユニット74は、左右の足の甲側、各足指に繋がる筋肉(医学的には長母指伸筋及び長指伸筋)の間にあるリンパ腺(図37(a)参照)を指向する。
(The pointing destination of the
FIG. 35 shows an outline of a transverse section of the
これらの筋肉は、足指側から足首側へ行くに従ってその間隔が狭くなっている。一方、足表ノズル71から足までの距離は、つま先で最も短く、足首に向かうに従って長くなる。それ故、ノズルユニット74がこのように配置されると、吐出された水の着水点間の距離も、つま先側で広く、足首側で狭くなって、ちょうど長母指伸筋及び長指伸筋が足指側から足首側へ行くに従ってその間隔が狭くなるのに追従することができる。このように各ノズルユニット74の指向先を平行ではなく、長母指伸筋及び長指伸筋の向きに沿う方向に向けることにより、よりリンパの流れに沿ったマッサージが可能となる。また、同様の設計で筋肉の上を指向するようにすれば、静脈に沿ったマッサージを行うことができる。
These muscles are narrowed as they go from the toes to the ankles. On the other hand, the distance from the
また、足の親指から小指までの指の股には、「八風」Rというツボがあり、ここをマッサージすることは、冷え性、疲労やむくみ等に効果があるとされている。したがって、ムーブ・モードのプログラムを、リミットスイッチ95側の吐水開始位置において数秒間程度停止した後に、吐水を継続しつつ反対側のリミットスイッチ94まで移動するようにしておけば、馴化を防止するマッサージ及び上記リンパ腺に沿ったマッサージに加えてツボのマッサージも行えるという効果がある。 Further, the crotch of the finger from the big toe to the little toe has an acupuncture point called “Yawakaze” R, and massaging it is said to be effective for cooling, fatigue and swelling. Therefore, if the program for the move mode is stopped for about several seconds at the water discharge start position on the limit switch 95 side and then moved to the limit switch 94 on the opposite side while continuing water discharge, a massage that prevents habituation. In addition to the massage along the lymph gland, there is an effect that acupoint massage can be performed.
(電動開閉)
図29に示したように、本実施形態に係るフットマッサージ器1Aの開閉部4は開閉用モータ15を備え、この開閉部4を軸支する軸部は、開閉が電気的に制御されるようになっている。また、開閉部4及び固定部7の相対向する位置に、発光素子及び受光素子からなる光センサが開閉検知センサ14として設けられる。この開閉センサ14は、開閉部4が閉じた状態では光路は接続されてONとなり、マイコン112に閉信号を送出する。一方開状態では、発光素子と受光素子とが相対向する位置関係になくなって光路が遮断されOFFとなる。このとき開閉検知センサ14は、マイコン112に開信号を送出する。
(Electric opening and closing)
As shown in FIG. 29, the opening /
使用者Pは、図36のフローチャートに示すように、容器本体2内に足を入れるときには、操作パネル130a(図示せず)に設けられた「開」ボタンを押して、指示を送出し、この指示を受けたマイコン112は(ステップS501)、開閉用モータ15にON信号を送出して開閉用モータ15を回転させ、開閉部4を開かせる(ステップS502)。この状態で使用者の足が容器本体2内に収納されると、第1の実施形態で説明したものと同じ足検知センサ13の光路が遮断される。
As shown in the flowchart of FIG. 36, the user P pushes an “open” button provided on the operation panel 130a (not shown) to send his / her instruction when putting his / her foot into the
この足検知センサ13のOFF信号を受けたマイコン112は(ステップS503)、開閉用モータ15に反転の指示を送出する(ステップS504)。この信号により、開閉部4は自動的に閉じられる。そうすると、開閉部4が開いた状態では、その角度の関係から発光素子及び受光素子が相対向することができず、光路が遮断されていた開閉検知センサ15の光路が接続され、マイコン112にON信号を送出し(ステップS505)、この信号を受けたマイコン112は、吐水のロックを解除する(ステップS506)。これにより初めて循環ポンプ31は駆動可能となるため、開閉部4が開いたまま吐水が開始されて容器本体2の外部に水滴が飛散することが防止される。
Receiving the OFF signal from the foot detection sensor 13 (step S503), the
また、吐水中に何らかの衝撃等により開閉部4が開いた場合も同様に、開閉検知センサ15の光路が遮断されて、マイコン112にOFF信号を送出し、この信号を受けたマイコン112は、吐水をロックする。これにより、開閉部4が開いたまま吐水が継続されて容器本体2の外部に水滴が飛散することが防止される。
Similarly, when the opening /
以上に説明した実施態様は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施態様を採用することが可能であるが、これらの実施態様も本発明の範囲に含まれる。 The embodiments described above are for illustrative purposes and do not limit the scope of the invention. Accordingly, those skilled in the art can employ embodiments in which each or all of these elements are replaced by equivalents thereof, but these embodiments are also included in the scope of the present invention.
例えば、排水手段は、浴室等での使用に特化したものであれば、排水ポンプ90のような強制排水手段を設けることなく、装置下の床に直接排水することが可能であり、コストを低減することができる。
For example, if the drainage means is specialized for use in a bathroom or the like, it is possible to drain directly to the floor under the apparatus without providing a forced drainage means such as the
また、このように脚を上げる必要がないので、容器の高さを大きくすることも可能となり、したがって、足のみならず、膝下までの水浴及びマッサージを楽しむ装置とすることも可能である。 Further, since it is not necessary to raise the legs in this way, it is possible to increase the height of the container. Therefore, it is possible to provide a device for enjoying water bathing and massage not only to the feet but also to the knees.
1,1A フットマッサージ器
2 容器本体
3 開口
4 開閉部
4a 開閉部上面
4b 開閉部正面
4c 開閉部側面
4d 回転軸
5 足置き台
5a つま先側
5b 踵側
6 集水溝
7 固定部
8 切除部
9 (飛沫防止用)シール部材
10 オートヒンジ
11 マグネット・キャッチ
12 電源スイッチ
13 足検知センサ
14 開閉検知センサ
15 開閉用モータ
20 内部給水管
21 内部給湯管
20a,21a 上流側端部
22 給水電磁弁
23 給湯電磁弁
24 給水出口
25 給湯出口
26 貯水槽
27 集水孔
28 出口カバー
29 給湯サーミスタ
30 貯水サーミスタ
31 循環ポンプ
32 揚水管
33 吐水管
34 吐水管分岐ユニット
38 循環電磁弁
39 排水電磁弁
40 足裏ノズル
41 足裏吐水管
42 循環/排水ポンプ
43 循環/排水管
44 循環/排水分岐ユニット
402 通水路
403 旋回室流入路
404 旋回室
410 吐水体
410a 吐水部位
411 吐水口
412 受力部位
413 給水管路
415 テーパガイド部
416 シール部材
60 足表ノズル駆動部
61 ムーブ用モータ
62 ギアシャーシ
63 カム
64,65 リミットスイッチ
71 足表ノズル
72 足表吐水管
73 シャフト
74 ノズルユニット
75 ユニット本体
75a 水口
76 ノズルパイプ
77 電磁コイル
78 可動鉄心
79 弁体
80 弁座
81 コイルばね
82 蓋部材
83 噴射孔
90 排水ポンプ
91 揚水口
92 内部排水管
100 フロート室
100a 天板下面
101 側面カバー
102 下水位スイッチ
103 上水位スイッチ
104 溢水センサ
105 電極
110 制御基板
112 マイコン
113,114 A/Dコンバータ
115,116 検出回路
117〜123 駆動回路
130 操作パネル
131 「給水/排水」ボタン
132 「足入れOK」LED
133 「スタート/ストップ」ボタン
134 「足し湯入/切」ボタン
135 「足し湯」LED
136 「湯温選択」ボタン
137 「湯温選択」LED群
138 「ムーブ入/切」ボタン
139 「ノズル選択」ボタン
140 「ノズル選択」LED群
201 洗面化粧台
202 洗面カウンタ
203 洗面ボウル
204 カウンタトップ
204a 側部
205 水栓金具
206 操作レバー
207 洗面用吐水口
208 給水管
209 給湯管
210 排水口
211 排水管
212 トラップ
213 垂れ壁
214 扉
215 キャビネット
216 分岐部
217 分岐給水管
218 分岐給湯管
219 装置排水管
220 接続部
P 使用者
Q 下肢収納空間
R 八風
1,1A Foot massage device 2 Container body 3 Opening 4 Opening / closing part 4a Opening / closing part upper surface 4b Opening / closing part front face 4c Opening / closing part side face 4d Rotating shaft 5 Foot rest 5a Toe side 5b Gutter side 6 Water collecting groove 7 Fixing part 8 Cutting part 9 (For splash prevention) Seal member 10 Auto hinge 11 Magnet catch 12 Power switch 13 Foot detection sensor 14 Opening / closing detection sensor 15 Opening / closing motor 20 Internal water supply pipe 21 Internal hot water supply pipe 20a, 21a Upstream end 22 Water supply electromagnetic valve 23 Hot water supply Solenoid valve 24 Water supply outlet 25 Hot water supply outlet 26 Water storage tank 27 Water collecting hole 28 Outlet cover 29 Hot water supply thermistor 30 Water storage thermistor 31 Circulation pump 32 Pumping pipe 33 Water discharge pipe 34 Water discharge pipe branching unit 38 Circulation solenoid valve 39 Drain solenoid valve 40 Foot nozzle 41 Sole water discharge pipe 42 Circulation / drainage pump 43 Circulation / drainage pipe 44 Circulation / drainage branch unit 4 2 water passage 403 swirl chamber inflow channel 404 swirl chamber 410 water discharge body 410a water discharge portion 411 water discharge port 412 force receiving portion 413 water supply conduit 415 taper guide portion 416 seal member 60 foot surface nozzle drive portion 61 motor 62 for move gear gear 63 cam 64, 65 Limit switch 71 Foot surface nozzle 72 Foot surface discharge pipe 73 Shaft 74 Nozzle unit 75 Unit body 75a Water port 76 Nozzle pipe 77 Electromagnetic coil 78 Movable core 79 Valve body 80 Valve seat 81 Coil spring 82 Lid member 83 Injection hole 90 Drainage Pump 91 Water outlet 92 Internal drainage pipe 100 Float chamber 100a Top plate lower surface 101 Side cover 102 Lower water level switch 103 Upper water level switch 104 Overflow sensor 105 Electrode 110 Control board 112 Microcomputer 113, 114 A / D converter 115, 116 117-123 drive circuit 130 operation panel 131 "water supply / drainage" button 132 "foot Put OK" LED
133 “Start / Stop”
136 “Select hot water temperature”
Claims (7)
前記排水管内に設けられ、該排水管側へ送水する場合に開き、前記吐水管側へ送水する場合に閉じる排水管側電磁弁と、
前記吐水管内に設けられ、該吐水管側へ送水する場合に開き、上記排水管側へ送水する場合に閉じる吐水管側電磁弁と、
これら排水管側電磁弁及び吐水管側電磁弁の開閉を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする請求項4記載のフットマッサージ器。 The switching mechanism is
A drain pipe side solenoid valve which is provided in the drain pipe and opens when water is supplied to the drain pipe side, and is closed when water is supplied to the water discharge pipe side;
A water discharge pipe side solenoid valve that is provided in the water discharge pipe, opens when water is supplied to the water discharge pipe, and is closed when water is supplied to the drain pipe;
A control unit for controlling opening and closing of the drain pipe side solenoid valve and the discharge pipe side solenoid valve;
The foot massage device according to claim 4, further comprising:
使用者の下肢を収納する本体と、該本体内部に足を載置可能に形成された足置き台と、該本体内部に収納した下肢を指向して湯水を吐出する吐水手段と、該吐水手段に供給する水を溜めておく貯水槽と、該貯水槽に冷水を供給する給水手段と、該貯水槽に湯を供給する給湯手段と、前記吐水手段により吐出された水を前記貯水槽に回収する回収手段とを備えるフットマッサージ器とを備えることを特徴とする洗面化粧台。 A wash bowl for washing hands and face, a cold water supply means for supplying water to the wash bowl, a hot water supply means for supplying hot water to the wash bowl, and a drain means for discharging the water discharged to the wash bowl to the outside A wash basin with;
A main body for storing a user's lower limb, a footrest that is configured to be able to place a foot inside the main body, a water discharging means for discharging hot water toward the lower limb stored in the main body, and the water discharging means A water storage tank for storing water to be supplied to the storage tank, water supply means for supplying cold water to the water storage tank, hot water supply means for supplying hot water to the water storage tank, and water discharged by the water discharge means is collected in the water storage tank A vanity table comprising a foot massager provided with a collecting means.
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2004
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