JP2005218604A - 被験者健康状態見守り装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明の目的は、被験者がベッド上から容易に生体データを見ることのできる被験者健康状態見守り装置を提供することにある。
【解決手段】
生体データ処理装置1はエアマット8の圧力変化により被験者12の生態データを測定して処理し生体データ映像を出力する。被験者12がベッド10上から見られる位置に設置された表示装置11に生体データ測定装置1で処理された生体データ映像を表示する。
【選択図】 図1
本発明の目的は、被験者がベッド上から容易に生体データを見ることのできる被験者健康状態見守り装置を提供することにある。
【解決手段】
生体データ処理装置1はエアマット8の圧力変化により被験者12の生態データを測定して処理し生体データ映像を出力する。被験者12がベッド10上から見られる位置に設置された表示装置11に生体データ測定装置1で処理された生体データ映像を表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、在宅している高齢者や介護を必要とする被介護者等の被験者の健康状態を管理する被験者健康状態見守り装置に関する。
近来、高齢者の人口が増大する傾向にあり、いわゆる高齢化社会に変わりつつある。このため、高齢者に対する介護負担が増大し、特に在宅介護の場合には常に気を配る必要があり、家族が夜間介護する場合の労力は計り知れないものがある。その結果、介護する人に過大な負担を強いることとなり、大きな社会問題となっている。また、病院や介護施設等においては、就寝中に看護師、介護師が常時、患者または被介護者に付き添う訳にもいかず、定期的な回診、または異常時の通報で患者の健康状態を把握することで対処しているのが現状である。
健康状態を常に把握するには、検査や問診を頻繁に行うことが必要となるが、通常の検査方法では、測定用の検出器を被験者に装着することとなり、横臥中の覚醒状態の被験者には適用できても、睡眠中の被験者に用いることは困難が伴う。
日々変化する被験者(被介護者)の体調は徐々に変化が起きる場合も多く、この種の変化を検出して治療や介護作業に反映できれば、彼らの健康を維持するのに役立つものとなる。
被験者に身体的及び精神的負担を与えずに、被験者の健康状態を無襲、すなわち無拘束でかつ継続的に把握する方法として、被験者が就寝するベッドにエアマットを設置しエアマットにかかる圧力変化を測定することによって、心拍数、呼吸数、イビキ回数、寝返り回数等の生体データを測定する技術が提案され、既に実用化されている。このことは、例えば、下記の特許文献1,2に記載されている。
具体的には、モニタ画面を有する端末装置で構成される生体データ処理装置を被験者の就寝するベッドの近くに設置しておき、被験者や介護者がモニタ画面の表示データを見ることができるようにしている。また、時々刻々変化する生体データを表示するのみでは的確な介護を施すことができないため、生体データ処理装置に自宅のパソコンを接続してデータ処理し、例えば1箇月間の生体データを項目毎に取り出し、その変化傾向をパソコン画面に表示している。更には、通信回線を介して病院等の管理センタに生体データを送信し、管理センタの管理パソコンで被験者の健康状態を見守るようにしている。
従来技術は、被験者自身が生体データを見るためには、被験者が身体を起こしてモニタ画面を見る必要があり煩わしく、また、自宅のパソコンを見るためにはパソコンの設置場所まで移動する必要がある。被験者が見やすいように、ベッドの近くにパソコンを設置するのは、設置場所が限定されてしまうため好ましくない。さらに、被験者が重病や、身体の動きが不自由な高齢者の場合には、自身の生体データを見るのが非常に困難であるという問題点がある。
本発明の目的は、被験者がベッド上から容易に生体データを見ることのできる被験者健康状態見守り装置を提供することにある。
本発明の特徴とするところは、エアマットの圧力変化により被験者の生態データを測定して処理する生体データ処理装置に生体データ映像を出力させ、被験者がベッド上から見られる位置に設置された表示装置に生体データ測定装置で処理された生体データ映像を表示するようにしたことにある。本発明に用いる表示装置は、好ましくは家庭用テレビジョンが使用される。
本発明は生体データ処理装置の生体データ映像を家庭用テレビジョンにビデオ入力することにより、生体データ処理装置のモニタ画面と同じ画像が表示装置(家庭用テレビジョン)に表示される。被験者は遠隔操作スイッチ(リモコンスイッチ)を操作することによって、ベッドに仰向けの状態でも容易に生体データを見ることが可能となる。
本発明は被験者がベッド上から見られる位置に設置された表示装置に生体データ測定装置で処理された生体データ映像を表示するようにしているので、被験者が遠隔操作スイッチ(リモコンスイッチ)を操作することによって容易に生体データを見ることができる。
被験者のベッドにエアマットが設置されている。エアマットに加わる圧力変化はエアチューブを介して生体データ処理装置に入力される。生体データ処理装置はエアマットの圧力変化によって被験者の生態データを測定して処理しモニタ画面に表示する。管理センタは生体データ測定装置から送信される生体データにより被験者の健康状態を監視して見守る。表示装置は被験者がベッド上から見られる位置に設置され、生体データ測定装置で処理された生体データ映像を表示する。被験者は遠隔操作スイッチにより表示装置に生体データ映像を表示させる。
図1に本発明の一実施例を示す。
図1において、被験者12の自宅居室7にはベッド10が置かれている。ベッド10にはデータ測定用のエアマット8が設置されている。被験者12の生体データを測定し処理する生体データ処理装置1はエアマット8とエアチューブ9により接続され、エアマット8の圧力変化を入力される。
被験者12は通常の状態でエアマット8の上で就寝する。生体データ処理装置1は圧力変化を検出する圧力センサ(微差圧センサ)が設けられている。生体データ処理装置1は圧力変化によって生体データを測定して処理しモニタ画面に表示する。生体データ処理装置1で測定された生体データは通信回線19を介して病院や介護施設などの管理センタ14へ伝送される。
また、生体データ処理装置1はパソコン13と表示装置(家庭用テレビジョン)11に接続されている。表示装置11は被験者12がベッド10上から見られる位置に設置され、生体データ測定装置1で処理された被験者12の生体データ映像を表示する。被験者12は遠隔操作スイッチ20を操作して表示装置11に生体データを表示させる。
生体データ処理装置1と管理センタ14のデータ処理装置18は、通信回線19と通信制御装置17を介して結ばれ、相互に情報が伝送できるようになっている。データ処理装置18は測定データの収集、集計、データ分析等の処理を実行する。担当医15の机上には管理パソコン16が設置されている。担当医15は管理パソコン16を見て被験者12の健康状態を把握、見守りすると共に、緊急時の被験者異常通報を受けたり、電話器により適宜介護師の待機部屋に指示を出したり、ハンディナースコールで連絡したりすることができるようになっている。
図2、図3に生体データ処理装置1の一例を示す。図2は側面図で、図3はその正面図である。
生体データ処理装置は、モニタ画面1a、エアマット8の圧力変化を導入するエアチューブ9の接続部2、表示装置11に映像信号を与える出力端子3、パソコン13にデータ信号を送るためのコネクタ4、ナースコール信号端子5およびメモリカード差込み口6を備えている。
生体データ処理装置1は映像信号出力機能を有し、映像信号出力端子3が家庭用テレビジョンなどの表示装置11のビデオ入力端子に接続されている。被験者12が遠隔操作スイッチ20を操作することにより生体データ処理装置1のモニタ画面1aと同じ画像が表示装置11に表示される。
このように、家庭用テレビジョンなどの表示装置11を被験者12の就寝する部屋に設置し、遠隔操作スイッチ20を操作することにより、ベッド10に仰向けの状態でも生体データを見ることが可能となる。過去の生体現象データを見たい場合には、介護する家族にパソコン13を操作してもらえば、家庭用テレビジョンに表示することができる。
例えば1箇月間の心拍数変化傾向を見たい場合、モニタ画面1aでは表示が小さ過ぎるが、大画面のテレビジョンを用意すれば大きい画像で表示できる。遠隔操作スイッチ20の操作は簡単であり、通常のチャンネル番組への切り替え、電源のオンオフも一般的な方法で行うことができる。
また、介護する家族の部屋に家庭用テレビジョンなどの表示装置11を設置しておけば、その画面を見て被験者12の状況を監視することもできる。
1…生体データ処理装置、1a…モニタ画面、2…エアチューブ接続部、3…映像信号出力端子、4…コネクタ、1a…モニタ画面、5…ナースコール信号端子、6…メモリカード差込み、7…自宅居室、8…エアマット、9…エアチューブ、10…ベッド、11…表示装置(家庭用テレビジョン)、12…被験者、13…パソコン、14…管理センタ、15…担当医、16…管理パソコン、17…通信制御装置、18…データ処理装置、19…通信回線、20…遠隔操作スイッチ。
Claims (2)
- 被験者のベッドに設置されているエアマットと、前記エアマットの圧力変化をエアチューブを介して入力し、前記被験者の生態データを測定して処理する生体データ処理装置と、前記生体データ測定装置から送信される生体データにより前記被験者の健康状態を監視する管理センタと、前記被験者が前記ベッド上から見られる位置に設置され、前記生体データ測定装置で処理された前記生体データ映像を表示する表示装置とを具備することを特徴とする被験者健康状態見守り装置。
- 被験者のベッドに設置されているエアマットと、前記エアマットの圧力変化をエアチューブを介して入力し、前記被験者の生態データを測定して処理する生体データ処理装置と、前記生体データ測定装置から送信される生体データにより前記被験者の健康状態を監視する管理センタと、前記被験者が前記ベッド上から見られる位置に設置され、前記生体データ測定装置で処理された前記生体データ映像を表示する表示装置と、前記被験者が前記表示装置に前記生体データ映像を表示させる遠隔操作スイッチとを具備することを特徴とする被験者健康状態見守り装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2004028979A JP2005218604A (ja) | 2004-02-05 | 2004-02-05 | 被験者健康状態見守り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005218604A true JP2005218604A (ja) | 2005-08-18 |
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ID=34994710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004028979A Pending JP2005218604A (ja) | 2004-02-05 | 2004-02-05 | 被験者健康状態見守り装置 |
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Country | Link |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8161826B1 (en) | 2009-03-05 | 2012-04-24 | Stryker Corporation | Elastically stretchable fabric force sensor arrays and methods of making |
US8533879B1 (en) | 2008-03-15 | 2013-09-17 | Stryker Corporation | Adaptive cushion method and apparatus for minimizing force concentrations on a human body |
US8904876B2 (en) | 2012-09-29 | 2014-12-09 | Stryker Corporation | Flexible piezocapacitive and piezoresistive force and pressure sensors |
US8966997B2 (en) | 2011-10-12 | 2015-03-03 | Stryker Corporation | Pressure sensing mat |
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2004
- 2004-02-05 JP JP2004028979A patent/JP2005218604A/ja active Pending
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US8800386B2 (en) | 2008-03-15 | 2014-08-12 | Stryker Corporation | Force sensing sheet |
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