JP2005214107A - ファン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
騒音を低減させることができるファン装置を提供すること。
【解決手段】
本発明では、羽根車5の回転方向で互いにずれて上部羽根6と下部羽根7とが配置されている。これにより、舌部3cで周期的に発生する音と、舌部4cで周期的に発生する音とが打ち消し合う。その結果、ファン装置1から発生する騒音を低減させることができる。しかも、上部羽根6と下部羽根7とが一体的に設けられているため、モータ10を1つ用意すれば足り、2つのモータで独立して駆動する場合に比べて騒音を低減させることができる。
【選択図】 図1
騒音を低減させることができるファン装置を提供すること。
【解決手段】
本発明では、羽根車5の回転方向で互いにずれて上部羽根6と下部羽根7とが配置されている。これにより、舌部3cで周期的に発生する音と、舌部4cで周期的に発生する音とが打ち消し合う。その結果、ファン装置1から発生する騒音を低減させることができる。しかも、上部羽根6と下部羽根7とが一体的に設けられているため、モータ10を1つ用意すれば足り、2つのモータで独立して駆動する場合に比べて騒音を低減させることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子機器を冷却するためのファン装置に関する。
従来から、PC(Personal Computer)等の発熱機器には、その熱を排熱するためのファンが搭載されている。例えば、発熱源としてPCに搭載されたCPU(Central Processing Unit)がある。一般的なファンとしては、例えば吸気口及び排気口が設けられたケース内に、モータによって回転する羽根車が収容されたものがある。これは羽根車がケース内で回転することにより、吸気口から吸入した空気を排気口から排出する。
ところで、このようなファンは羽根車を回転するためにモータを用いているため、その騒音が問題となる。また、羽根車が回転するときの風切り音も回転数が増せばその分大きくなり騒音となる。かかる騒音を低減するために、ファンを2つ用意し、ファンの騒音の波形の時間経過を正弦波に近似して当該騒音波形を合成するという技術がある。(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−85881号公報(段落[0016]、図1)
しかしながら、特許文献1に記載の技術においてファンの回転数の位相を調整するのみでは、騒音の低減化が困難である。ファンを作動させるとき、実際にはファンによる風切り音、モータ音、その他の雑音等が混在しているからである。また、上記特許文献1の図3には、マイクロフォンでファンの音を収集し、その音を周波数解析して合成波を生成して騒音を低減する技術が開示されているが、これでは機器が複雑化する。
また、最近では、CPUの周波数の高クロック化がよりいっそう顕著となってきているため、発熱量も増大しつつある。したがって、今後はさらにCPUの冷却効率を高める必要がある。冷却効率を高めるためには、羽根車を大きくし、かつ、回転数を上げて風量を増すことが考えられるが、その反面、モータ音や羽根車の風切り音も大きくなってしまい、また、薄型化及び小型化には適さない。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、騒音を低減させることができるファン装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、冷却効率を向上させるとともに、薄型化または小型化されたファン装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るファン装置は、内部に第1の舌部を有する第1のケースと、前記第1のケース内で回転可能に設けられ、回転することで周期的に前記第1の舌部に接近するように設けられた第1のブレードと、前記第1のケースに隣接して設けられ、内部に第2の舌部を有する第2のケースと、前記第2のケース内に設けられ、前記第1のブレードが前記第1の舌部に接近するときに発生する音を打ち消すような周期で前記第2の舌部に接近するように、前記第1のブレードと同軸で一体的に回転する第2のブレードとを具備する。
本発明では、第1の舌部で周期的に発生する音と、第2の舌部で周期的に発生する音とを打ち消し合うようにしている。これにより、ファン装置から発生する騒音を低減させることができる。しかも、第1のブレードと第2のブレードとが一体的に回転させられるので、例えばモータ等の駆動部が1つで足りる。したがって、第1のブレードと第2のブレードとをそれぞれ別の駆動部で駆動させる場合に比べ、騒音を低減できる。その上、第1のブレード及び第2のブレードの両方が備えられているのでファン装置による気体の供給量が増加し、冷却効率を向上させることができる。
本発明は、ファン装置の騒音の主要因がケースの舌部にブレードが接近することにより発生する音にあるということに着目してなされたものである。したがって、発生する音を打ち消し合うようにするためには、例えば、第1及び第2のブレードがそれぞれ第1及び第2の舌部に接近するタイミングを最適化することで、舌部のみに起因する騒音を最小にすることができる。
本発明において、第1の舌部とは、第1のケースの内部において、第1のブレードの回転により圧力が高められる部位であり、第1のブレードと第1のケースの内壁(気体の流路を形成する壁)とが最も近接する部位である。第2の舌部についても、第1の舌部と同様である。
音を打ち消すような、とは、第1の舌部と第2の舌部とで発生する音の合成量が弱められるような、という意味である。つまり、第1の舌部のみから発生する音(または第2の舌部のみから発生する音)より上記合成音の音圧レベルが小さくなるような、という意味である。また、第1の舌部(または第2の舌部)から発生する音波が伝播される空間中の領域の一部またはすべてにおいて、当該音波が互いに打ち消されるようにすること、あるいは互いに弱め合うようにすることを含む意味である。2つの音源の距離によっては強めあう箇所もあるからである。音波の波長をλとした場合、2つの音源の距離、すなわち、第1の舌部と第2の舌部との距離を例えば2/λ以下とすれば、2つの音波のほぼ最大振幅同士で強め合う箇所はなくなり、打ち消し合う。
本発明の一の形態によれば、前記第1のブレードと第2のブレードとは、それぞれ複数設けられるとともに当該第1及び第2のブレードの回転方向で互いにずれて配置されている。これにより、第1及び第2の舌部で発生するそれぞれの音波の位相を好適に制御することができる。
本発明の一の形態によれば、前記第1の舌部と第2の舌部とが前記回転方向でほぼ同じ位置に配置され、前記第1のブレードと第2のブレードとは、前記回転方向でほぼ同じ間隔で交互に配置されている。これにより、2つの音の位相をほぼ180度ずらすことができるので騒音を低減することができる。回転方向でほぼ同じ位置とは、第1及び第2のブレードの回転軸にほぼ平行な方向に、第1のブレードと第2のブレードとが並列していることを示す。
本発明の一の形態によれば、前記第1の舌部と第2の舌部とは、前記第1及び第2のブレードの回転方向で互いにずれて配置されている。このように第1及び第2の舌部の相対的な位置を好適にすることで騒音を低減することができる。この場合、第1及び第2のブレードの、回転方向での相対的な位置も適宜設定することができる。例えば、第1と第2のブレードとが回転方向でほぼ同じ位置にしてもよいし、異なる位置にしてもよい。
本発明の一の形態によれば、前記第1のケースは第1の開口部を有し、前記第2のケースは前記第1の開口部に対向する第2の開口部を有し、前記第1の開口部と前記第2の開口部との間に設けられ、前記第1及び第2のブレードを一体的に連結する連結板をさらに具備する。これにより、第1と第2のブレードとを一体成形が可能となるとともに、連結板を、第1のケースの内部と第2のケースの内部とを仕切る仕切り板としても用いることができ、簡単な構造でファン装置を構成することができる。
本発明の一の形態によれば、前記第1のケース及び前記第2のケースは、それぞれ第1の排気口及び第2の排気口を有し、前記第1の排気口と前記第2の排気口とは、前記回転方向で互いにずれて配置されている。第1の舌部と第2の舌部との相対的な位置に応じて第1の排気口と第2の排気口との相対的な位置をずらせばよいだけなのでファン装置の設計が容易となる。
本発明の一の形態によれば、前記第1の排気口付近に設けられた第1の放熱部材と、前記第2の排気口付近に設けられた第2の放熱部材とをさらに具備する。第1及び第2の排気口を介して2方向に排気されることとなるので、これらの排気口それぞれに第1及び第2の放熱部材を設けることにより放熱効率を高めることができる。
本発明の他の観点に係るファン装置は、互いに隣接して設けられ、内部に舌部をそれぞれ有する複数のケースと、回転することで周期的に前記舌部に接近するときに発生する音を互いに打ち消し合うように、それぞれ前記各ケース内で同軸で一体的に回転する複数のブレードとを具備する。
本発明では、周期的に舌部に接近するときに発生する音を互いに打ち消し合うように、それぞれ各ケース内で同軸で一体的に回転する複数のブレードが備えられているため、ファン装置から発生する騒音を低減させることができる。ケースの数は3以上であってもよい。例えばケースの数が3つならば、3つのブレードをその回転方向で互いにほぼ同じピッチとなるようにずらせば好適に騒音を低減させることができる。すなわち、3つの音波の位相を120度ずつずらせばよい。しかしながら120度は最適な配置であってこれに限られない。
以上のように、本発明によれば、ファン装置の騒音を低減させることができ、冷却効率を向上させるとともに、ファン装置を薄型化または小型化することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るファン装置を示す斜視図である。図2は図1に示すファン装置の分解斜視図であり、図3は図1のA−A線断面図である。
このファン装置1は、第1のケースとしての上部ケース3及び第2のケースとしての下部ケース4に羽根車5が収容されて構成されている。上部ケース3には吸気口2aが設けられたカバー2が装着されている。羽根車5は、図2に示すように、第1のブレードとしての上部羽根6と、第2のブレードとしての下部羽根7とを有している。上部羽根6及び下部羽根7はそれぞれ複数設けられ、各々の羽根6,7の表面は羽根車5の回転方向に垂直に設けられている。すなわち遠心羽根と同様な形状を有している。これら羽根6,7は連結板8によって連結され、一体的に形成されている。
羽根車5の中央には、図3に示すようにモータ10を収容するためのモータ収容部9が形成されている。モータ10は、シャフト11、軸受け12、コイル14、マグネット13等で構成されている。マグネット13は例えば羽根車5のモータ収容部9の内側に固定されている。シャフト11は上部で羽根車5に固定されている。このように構成されたモータ10が駆動することで、羽根車5が回転する。すなわち、上部羽根6と下部羽根7とは同軸で一体的に回転するようになっている。
図2に示すように、上部ケース3には舌部3cが形成され、上面部3fが開口されて気体のスクロール部3gが設けられている。また、上部ケース3の側部には気体の排気口3aが設けられている。下部ケース4も同様に舌部4cが形成され、上面部4fが開口されて気体のスクロール部4gが設けられている。また、下部ケース4の底部4eには吸気口4bが設けられ、側部には排気口4aが設けられている。舌部3cと舌部4cとは、図4に示すように、羽根車5の回転方向Rで同じ位置に配置されている。また、上部羽根6と下部羽根7とは羽根車5の回転方向Rで、ほぼ同じ間隔Pで互いにずれて配置されている。
図2及び図3に示すように、上部ケースの底部3eには開口部3bが設けられている。開口部3bと、下部ケース4における上面部4fのスクロール部4gを形成するための開口(開口部)とが対向するように、上部ケース3と下部ケース4とが隣接して配置されている。これにより、上部ケース3の内部と下部ケース4の内部とが連通している。図3に示すように、羽根車5は、開口部3bの高さ位置に連結板8が位置するように、上部及び下部ケース3,4内に収容される。これにより、連結板8が上部ケース3の内部と、下部ケース4の内部との仕切りの機能を果たすことになる。このように、本実施の形態に係る羽根車5は一体的に形成され、しかも、連結板8を仕切り板として用いることにより、簡単な構造でファン装置1を構成することができる。
以上のように構成されたファン装置1の作用を説明する。モータ10が駆動することで羽根車5が回転し、吸気口2a及び4bからそれぞれ上部ケース3及び下部ケース4内に空気が取り込まれる。取り込まれた空気は羽根車5の回転によって排気口3a及び4aより排出される。排出された空気が、例えば図示しない放熱フィンに吹き付けられることにより、当該放熱フィンから熱が放出される作用を促進させる。
上部羽根6及び下部羽根7はそれぞれ同じ間隔で交互に配置されているため、羽根車5の回転によって、上部羽根6と下部羽根7とが交互に同じ時間間隔で舌部3cと舌部4cとに接近する。これにより、ファン装置1の騒音を低減させることができる。
図5(a)は、舌部3c及び4cに空気が当ることによって発生する騒音の波形を示す概念図である。縦軸は騒音の振幅(空気の圧力変化)、横軸は時間経過である。この波形は、舌部3c及び4cに空気が当ることによって発生する騒音成分のみに着目したものであって、モータの騒音や舌部以外の部位における空気流の騒音等は考慮していない。また、騒音の大きさ(レベル)はこのように振幅の大きさで表現され、振幅が小さい程、騒音が小さいことになる。図中、波形Eは上部ケース3の舌部3cから発生する騒音であり、波形Fは下部ケース4の舌部4cから発生する騒音である。このように位相が180度ずれた波形E及びFの合成波である本実施の形態に係る波形Uは、その振幅がゼロまたはゼロに近くなる。すなわち、打ち消されまたは弱められる。このため、図5(b)に示すように、例えば従来のファン装置において同位相で音が強めあった波形Tに比べ、騒音が低減される。
以上のように、本実施の形態では、舌部3cで周期的に発生する音と、舌部4cで周期的に発生する音とを打ち消し合うようにしている。これにより、ファン装置1から発生する騒音を低減させることができる。しかも、上部羽根6と下部羽根7とが一体的に設けられているため、モータ10を1つ用意すれば足り、2つのモータで独立して駆動する場合に比べて騒音を低減させることができる。その上、上部羽根6と下部羽根7の両方が備えられているのでファン装置1による気体の供給量が増加し、例えば電子部品等の冷却効率を向上させることができる。
図6は本発明の第2の実施の形態に係るファン装置を示す斜視図であり、図7はその分解斜視図である。以降に説明する実施の形態では、上記第1の実施の形態に係るファン装置1と同様な箇所は説明を簡略または省略し、異なる箇所または機能を中心に説明する。
ファン装置21は、カバー22、上部ケース23及び下部ケース24を有している。図7に示すように、舌部23cが設けられた上部ケース23内には上部羽根車25Aが収容される。また、舌部24cが設けられた下部ケース24内には下部羽根車25Bが収容される。羽根車25A及び25Bのそれぞれのほぼ中央には、孔39及び29が形成されており、上部ケース23の底面部23eのほぼ中央には孔23bが形成されている。孔29、23b及び29にモータ10の回転軸となるシャフト11が挿通されて、シャフト11が上部羽根車25A及び下部羽根車25Bに固定される。モータ10の駆動により、上部羽根車25A及び下部羽根車25Bは、一体的に、それぞれケース23及び24の内部で回転する。すなわち、羽根車25(図6参照)として一体的に回転するようになっている。
舌部23cと舌部24cとが羽根車25の回転方向でほぼ同じ位置に配置されるように、上部ケース23に下部ケース24が取り付けられる。また、羽根車25Aの羽根26と羽根車25Bの羽根27とは、図4に示すように、羽根車25の回転方向Rで、ほぼ同じ間隔で互いにずれて配置されるように、シャフト11にそれぞれ固定される。
本実施の形態においても、羽根26及び羽根27はそれぞれ同じ間隔で交互に配置されているため、羽根車25の回転によって、羽根26と羽根27とが交互に同じ時間間隔で舌部23cと舌部24cとに接近する。これにより、舌部23cで発生する音と舌部24cで発生する音とが打ち消し合い、ファン装置21の騒音を低減させることができる。
図8は、本発明の第3の実施の形態に係るファン装置の斜視図である。図9はその分解斜視図であり、図10は図8に示すファン装置の平面図である。
このファン装置41は、カバー42、上部ケース43及び下部ケース44を有している。下部ケース44におけるモータ10のコイル14等が取り付けられる取り付け部55を除いては、上部ケース43と下部ケース44とがほぼ同一の形状をなしている。図10に示すように、それぞれの舌部43cと44cとが羽根車45の回転方向で互いにずれるように、上部ケース43及び下部ケース44とが取り付けられる。羽根車45は、上部羽根46と下部羽根47とが連結板48によって連結され一体的に形成されている。図3で示した例と同様に、羽根車45は、その連結板48と上部ケースの底面部43eとがほぼ同一面となるように上部ケース43及び下部ケース44に収容される。
図10に示すように、上部羽根46と下部羽根47とは、それぞれが舌部43cと舌部44cとに接近するタイミングがほぼ等間隔となるように配置されている。すなわち、上部羽根46が舌部43cに接近し、次に、下部羽根47が舌部44cに接近し、・・・というように互いに等間隔に接近するように上部羽根46及び下部羽根47が配置されている。これにより、舌部43cと44cとで発生する音を互いに打ち消し合うようにすることができ、ファン装置41の騒音を低減することができる。羽根46と47との相対的な配置は、モータ10の回転数、羽根車5の大きさ(連結板48の径等)等によって適宜設定可能である。モータ10の回転数、羽根車5の大きさ、あるいは両舌部の相対的な配置によっては、必ずしも上部羽根46と下部羽根47とを回転方向Rで互いにずらして配置する必要はない。
本実施の形態では、舌部43cと44cとの相対的な位置に応じて排気口43aと排気口44aとの相対的な位置をずらせばよいだけなので、ファン装置41の設計が容易となる。
図11は、上記ファン装置41に放熱フィンを装着した例を示す図である。具体的には、ファン装置41の排気口43a及び44aにそれぞれ放熱フィン53及び54が装着されている。このように、排気口が2つ設けられることにより、排気効率を向上させることができる。それぞれの排気口43a及び44aに放熱フィン53及び54が装着されていることにより、排出された空気が放熱フィン53及び54に吹き付けられて放熱作用が促進され、放熱効率を高めることができる。
本発明は以上説明した実施の形態には限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば図2に示した羽根車5が、上部羽根、中部羽根、下部羽根及び2つの連結板で構成されてもよい。この場合、ケースも3つ必要となる。
また、ケース、羽根車の形状等は上記の実施の形態に限られるものではない。
R…回転方向
P…間隔
1,21,41…ファン装置
3,23,43…上部ケース
3c,23c,43c…舌部
3a,23a,43a…排気口
3b…開口部
4,24,44…下部ケース
4c,24c,44c…舌部
4b…吸気口
6,26,46…上部羽根
7,27,47…下部羽根
8,48…連結板
25A…上部羽根車
25B…下部羽根車
P…間隔
1,21,41…ファン装置
3,23,43…上部ケース
3c,23c,43c…舌部
3a,23a,43a…排気口
3b…開口部
4,24,44…下部ケース
4c,24c,44c…舌部
4b…吸気口
6,26,46…上部羽根
7,27,47…下部羽根
8,48…連結板
25A…上部羽根車
25B…下部羽根車
Claims (8)
- 内部に第1の舌部を有する第1のケースと、
前記第1のケース内で回転可能に設けられ、回転することで周期的に前記第1の舌部に接近するように設けられた第1のブレードと、
前記第1のケースに隣接して設けられ、内部に第2の舌部を有する第2のケースと、
前記第2のケース内に設けられ、前記第1のブレードが前記第1の舌部に接近するときに発生する音を打ち消すような周期で前記第2の舌部に接近するように、前記第1のブレードと同軸で一体的に回転する第2のブレードと
を具備することを特徴とするファン装置。 - 請求項1に記載のファン装置であって、
前記第1のブレードと第2のブレードとは、それぞれ複数設けられるとともに当該第1及び第2のブレードの回転方向で互いにずれて配置されていることを特徴とするファン装置。 - 請求項2に記載のファン装置であって、
前記第1の舌部と第2の舌部とが、前記第1及び第2のブレードの回転方向でほぼ同じ位置に配置され、
前記第1のブレードと第2のブレードとは、前記回転方向でほぼ同じ間隔で交互に配置されていることを特徴とするファン装置。 - 請求項1に記載のファン装置であって、
前記第1の舌部と第2の舌部とは、前記第1及び第2のブレードの回転方向で互いにずれて配置されていることを特徴とするファン装置。 - 請求項1に記載のファン装置であって、
前記第1のケースは第1の開口部を有し、
前記第2のケースは前記第1の開口部に対向する第2の開口部を有し、
前記第1の開口部と前記第2の開口部との間に設けられ、前記第1及び第2のブレードを一体的に連結する連結板をさらに具備することを特徴とするファン装置。 - 請求項4に記載のファン装置であって、
前記第1のケース及び前記第2のケースは、それぞれ第1の排気口及び第2の排気口を有し、
前記第1の排気口と前記第2の排気口とは、前記回転方向で互いにずれて配置されていることを特徴とするファン装置。 - 請求項6に記載のファン装置であって、
前記第1の排気口付近に設けられた第1の放熱部材と、
前記第2の排気口付近に設けられた第2の放熱部材と
をさらに具備することを特徴とするファン装置。 - 互いに隣接して設けられ、内部に舌部をそれぞれ有する複数のケースと、
回転することで周期的に前記舌部に接近するときに発生する音を互いに打ち消し合うように、それぞれ前記各ケース内で同軸で一体的に回転する複数のブレードと
を具備することを特徴とするファン装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004023099A JP2005214107A (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | ファン装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004023099A JP2005214107A (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | ファン装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005214107A true JP2005214107A (ja) | 2005-08-11 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004023099A Pending JP2005214107A (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | ファン装置 |
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- 2004-01-30 JP JP2004023099A patent/JP2005214107A/ja active Pending
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