JP2005209438A - Pressure switch and operation point adjusting method of the pressure switch - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば、自動車の自動変速機の油圧などを検出するのに好適な圧力スイッチに関する。 The present invention relates to a pressure switch suitable for detecting, for example, the hydraulic pressure of an automatic transmission of an automobile.
従来から、例えば、自動車においては、潤滑油圧が適正であるか否かを検出するため、またはエンジンの作動状況を検出するために、潤滑油圧力を検出する圧力スイッチが設けられている。また、エンジンの吸気圧力、排気圧力、クランク室圧力、各種制御用アクチュエータ作動圧などを検出するためにも、圧力スイッチが使用されている。 Conventionally, for example, in an automobile, a pressure switch for detecting a lubricating oil pressure is provided in order to detect whether or not the lubricating oil pressure is appropriate or to detect an operating state of the engine. A pressure switch is also used to detect engine intake pressure, exhaust pressure, crank chamber pressure, various actuator operating pressures, and the like.
これらの圧力スイッチは、例えば、図6に概略的に示したような構造となっている。 These pressure switches have, for example, the structure schematically shown in FIG.
すなわち、従来の圧力スイッチ70は、変速機などの車両機器60に螺合する固定部61を備えた導電性材料からなるジョイント部62と、このジョイント部62の上部をカシメることによって、ジョイント部62内に固定された絶縁性のコネクタ部63とを備えている。
That is, the
これらのジョイント部62とコネクタ部63との間にダイヤフラム64が介装され、このダイヤフラム64の略中央部に可動接点65が取り付けられている。
A
また、コネクタ部63の内側には、金属製の部材67が配置され、この金属製の部材67とダイヤフラム64上の可動接点65との間には、コイルスプリング66が圧縮状態で介装され、これによって、ダイヤフラム64および可動接点65は、下方に付勢されている。
Further, a
これによって、圧力スイッチ70が固定部61によって取り付けられた変速機などの車両機器60内の油圧が低い時には、すなわち、圧力室69の圧力が低い時には、圧縮コイルスプリング66の付勢力によって、ダイヤフラム64および可動接点65が下降した状態となっており、固定接点68と可動接点65とは接続した状態となる。
Accordingly, when the hydraulic pressure in the
従って、この状態では、金属製の部材67から、コイルスプリング66、可動接点65、固定接点68、ジョイント部62に至る導電路が形成されて、圧力スイッチ70がON状態になるようになっている。
Therefore, in this state, a conductive path from the
一方、この状態から圧力室69内の油圧が高くなるに伴って、コイルスプリング66に抗してダイヤフラム64が上方に押圧されて上方に移動して、可動接点65と固定接点68との間が離反され、圧力スイッチ70がOFF状態となるようになっている。
On the other hand, as the hydraulic pressure in the
なお、ダイヤフラム64直下の空間部と、その下方の圧力室69との間は、図示しない通路により連通されており、これによりダイヤフラム64の移動が阻害されないようになっている。
Note that the space immediately below the
そして、固定接点68と可動接点65とが当接された状態では、金属製の部材67から、コイルスプリング66、可動接点65、固定接点68、ジョイント部62に至る導電路が形成されて、車両機器60にボディアースされるようになっている。
When the fixed
ところで、このような従来の圧力スイッチ70では、通常、圧力流体による変動するダイヤフラム64として、ゴム製のダイヤフラムが採用されている。そして、金属製の部材67とダイヤフラム64上の可動接点65との間に、コイルスプリング66が圧縮状態で介装されている。
By the way, in such a
しかしながら、このようなゴム製のダイヤフラム64を、特に、低圧あるいは微圧検知用の圧力スイッチに用いた場合には、ゴム製のダイヤフラム64は、ほとんどディファレンシャルがないので、僅かな圧力の変化で、すなわち、僅かな圧力の脈動によって、ダイヤフラム64が変位してしまい、チャタリングが発生して、圧力スイッチの入切が頻繁に生じて、正確な圧力スイッチ作動が保証されない状態となってしまうおそれがあった。
However, when such a
また、従来の圧力スイッチ70では、例えば、潤滑油圧力を検出する圧力スイッチとして用いた場合には、ゴム製のダイヤフラム64が、圧力室69内の油中に配置した状態、すなわち、ゴム製のダイヤフラム64が油と接触した状態であるので、油の種類によっては、または、油の温度変化によって、ゴムが劣化してしまい、圧力スイッチとしての機能が阻害されてしまうおそれがあった。
Further, in the
さらに、従来の圧力スイッチ70では、圧力室69内の油に接触した状態で、可動接点65と固定接点68から構成される接点部が配置されるため、導通に大きな電気容量が必要であり、微弱用として対応できないという問題があった。
Furthermore, in the
また、従来の圧力スイッチ70では、作動点(作動圧力)を調整する手段がなんら設けられていないので、製造されたダイヤフラム64の作動特性にバラツキがあると、作動点(作動圧力)が安定しないという問題があった。
Further, since the
本発明は、このような現状に鑑み、低圧検知用として用いた場合にも、チャタリングの発生がなく、さらには、耐油性に優れ、温度変化に対する耐久性が良好で、接点部が油中に配置されることがなく、大きな電気容量が不要であるとともに、異なるダイヤフラムを使用した場合に、作動点(作動圧力)を一定に調整することのできる圧力スイッチおよびこの圧力スイッチにおける作動点調整方法を提供することを目的とする。 In view of such a current situation, the present invention has no chattering even when used for low-pressure detection, and has excellent oil resistance, durability against temperature changes, and contact parts in oil. A pressure switch that is not disposed and does not require a large electric capacity and that can adjust the operating point (operating pressure) to a constant value when a different diaphragm is used, and an operating point adjusting method for the pressure switch The purpose is to provide.
本発明は、前述したような従来技術における課題及び目的を達成するために発明されたものであって、本発明の圧力スイッチは、
導電性のジョイント部と、
前記ジョイント部に接合された絶縁性のコネクタ部と、
前記コネクタ部に配置された固定端子と、
前記ジョイント部内に配置され、圧力に応動して動作する金属製ダイヤフラムと、
前記金属製ダイヤフラムの上方に配置され、その一端側が固定端子に接続された導電性の可動部材とを備え、
前記金属製ダイヤフラムが、金属製ダイヤフラムにかかる圧力が所定圧力以上になった際に、前記可動部材の他端側と当接することによって、固定端子から、可動部材、金属製ダイヤフラム、ジョイント部に至る導電路が形成されるように構成したことを特徴とする。
The present invention has been invented in order to achieve the problems and objects in the prior art as described above.
Conductive joints,
An insulating connector part joined to the joint part;
A fixed terminal disposed in the connector portion;
A metal diaphragm disposed in the joint and operating in response to pressure;
A conductive movable member disposed above the metal diaphragm and having one end connected to a fixed terminal;
When the pressure applied to the metal diaphragm is equal to or higher than a predetermined pressure, the metal diaphragm comes into contact with the other end of the movable member to reach the movable member, the metal diaphragm, and the joint portion from the fixed terminal. The present invention is characterized in that a conductive path is formed.
このように金属製ダイヤフラムが使用されているため、金属製ダイヤフラムはディファレンシャルがあるので、僅かな圧力の変化、すなわち、僅かな圧力の脈動に対して、ダイヤフラムが変位することがなく、チャタリングが発生せず、圧力スイッチの入切が頻繁に生じることがないので、正確な圧力スイッチ作動が保証されることになる。 Since the metal diaphragm is used in this way, the metal diaphragm has a differential, so that the diaphragm does not displace due to a slight pressure change, that is, a slight pressure pulsation, and chattering occurs. In addition, since the pressure switch is not frequently turned on and off, accurate pressure switch operation is guaranteed.
従って、低圧あるいは微圧検知用の圧力スイッチに適用した場合にも、正確な圧力スイッチ作動が得られる。 Therefore, even when applied to a pressure switch for detecting a low pressure or a low pressure, an accurate pressure switch operation can be obtained.
しかも、金属製ダイヤフラムは、耐油性に優れ、温度変化に対しても耐久性が良好であり、汎用性に優れた圧力スイッチを得ることができる。 In addition, the metal diaphragm has excellent oil resistance, durability against temperature changes, and a pressure switch with excellent versatility can be obtained.
また、金属製ダイヤフラムと、金属製ダイヤフラムの上方に配置された導電性の可動部材との間で接点部が構成されることになり、この接点部は、圧力負荷側、すなわち、油と接触しない側に配置されることになるので、接点部が油中に配置されることがなく、導通に大きな電気容量が不要であり、接触不良などを防止することができ、電気的な導通が図り易く、微弱用としても対応することができる。 In addition, a contact portion is formed between the metal diaphragm and the conductive movable member disposed above the metal diaphragm, and this contact portion does not contact the pressure load side, that is, oil. Since the contact portion is not disposed in the oil, a large electric capacity is not necessary for conduction, and it is possible to prevent poor contact and facilitate electrical conduction. It can also be used for weak use.
また、本発明の圧力スイッチは、
前記可動部材が、
前記固定端子に一端が固定された弾性アームと、
前記弾性アームに固定され、前記金属製ダイヤフラムにかかる圧力が所定圧力以上になった際に、前記金属製ダイヤフラムと当接する作動軸とを備えていることを特徴とする。
The pressure switch of the present invention is
The movable member is
An elastic arm having one end fixed to the fixed terminal;
An operating shaft is provided that is fixed to the elastic arm and is in contact with the metal diaphragm when a pressure applied to the metal diaphragm becomes equal to or higher than a predetermined pressure.
このような構成にすることによって、金属製ダイヤフラムにかかる圧力が所定圧力以上になった際に、金属製ダイヤフラムが、弾性アームの下方への付勢力に抗して、上方へ移動して、作動軸と当接して、作動軸を上方へ押圧するが、弾性アームの下方への付勢力による復元力によって、作動軸が下方へ金属製ダイヤフラムに押圧されることになる。しかも、この状態では、作動軸と金属製ダイヤフラムとの間が、点接触に近い状態になるので、接触圧力が増大することになる。 With this configuration, when the pressure applied to the metal diaphragm exceeds a predetermined pressure, the metal diaphragm moves upward against the urging force of the elastic arm downward. The operating shaft is pressed upward by coming into contact with the shaft, but the operating shaft is pressed downward by the metal diaphragm by the restoring force due to the downward biasing force of the elastic arm. In addition, in this state, the contact pressure increases because the operating shaft and the metal diaphragm are close to point contact.
従って、固定端子から、可動部材、可動部材の作動軸、金属製ダイヤフラム、ジョイント部に至る導電路が形成され、ボディアースさせるための電気導通性の確保と接触圧力を安定化することができる。 Therefore, a conductive path is formed from the fixed terminal to the movable member, the operating shaft of the movable member, the metal diaphragm, and the joint portion, and it is possible to ensure electrical conductivity and stabilize the contact pressure for body grounding.
また、本発明の圧力スイッチは、前記作動軸の先端と前記金属製ダイヤフラムの略中央部との距離を調整する位置調整手段を備えており、
前記位置調整手段が、前記コネクタ部から前記ジョイント部内に移動可能に装着された調整ピンから構成されていることを特徴とする。
Further, the pressure switch of the present invention includes a position adjusting means for adjusting a distance between a tip of the operating shaft and a substantially central portion of the metal diaphragm,
The position adjusting means includes an adjusting pin that is movably mounted in the joint portion from the connector portion.
このような構成にすることによって、金属製ダイヤフラムにかかる圧力が所定圧力になった際に、作動軸の先端部と金属製ダイヤフラムが当接する位置になるように、調整ピンの押し込み長さを調整することによって、金属製ダイヤフラムにかかる圧力が所定圧力になった際に、作動軸の先端部と金属製ダイヤフラムが当接する位置になるように、作動軸の先端部と金属製ダイヤフラムの距離を調整することができるので、常に同じ所定圧力で作動するようにすることができ、作動点(作動圧力)のバラツキを調整することができる。 By adopting such a configuration, when the pressure applied to the metal diaphragm reaches a predetermined pressure, the pushing length of the adjustment pin is adjusted so that the tip of the operating shaft comes into contact with the metal diaphragm. By adjusting the distance between the tip of the operating shaft and the metal diaphragm so that the tip of the operating shaft and the metal diaphragm come into contact with each other when the pressure applied to the metal diaphragm reaches a predetermined pressure. Therefore, it is possible to always operate at the same predetermined pressure, and to adjust the variation of the operating point (operating pressure).
しかも、金属製ダイヤフラムにかかる圧力が所定圧力以上になった際に、上限位置で常に圧力スイッチがONの状態になる。この状態では、金属製ダイヤフラムの作動軸を上方へ押圧する力と、弾性アームの下方への付勢力による復元力によって、作動軸が下方へ金属製ダイヤフラムに押圧される力が所定圧力に維持されることになって、安定した接触圧力を得ることができる。 Moreover, when the pressure applied to the metal diaphragm becomes equal to or higher than a predetermined pressure, the pressure switch is always turned on at the upper limit position. In this state, the force by which the operating shaft is pressed downward by the metal diaphragm is maintained at a predetermined pressure by the force pressing the operating shaft of the metal diaphragm upward and the restoring force by the downward biasing force of the elastic arm. As a result, a stable contact pressure can be obtained.
また、本発明の圧力スイッチは、前記固定端子のジョイント部側の一端に、前記調整ピ
ンを固定する調整ピンガイド部材が形成されていることを特徴とする。
The pressure switch according to the present invention is characterized in that an adjustment pin guide member for fixing the adjustment pin is formed at one end of the fixed terminal on the joint part side.
このように構成することによって、使用温度の変化、例えば、−40℃〜+150℃の温度変化によって、熱膨張や収縮によって、例えば、PPSなどの樹脂からなるコネクタ部と、金属製の調整ピンとの間に隙間が発生して、いわゆるガタつきが生じても、調整ピンが調整ピンガイド部材によって、例えば、圧入などによって固定されるので、調整ピンの押さえ荷重が低下することがなく、作動軸の位置がずれることがないので、作動点(作動圧力)がずれてしまうことがないようになっている。 By comprising in this way, the connector part which consists of resin, such as PPS, and a metal adjustment pin by thermal expansion and contraction by the change of use temperature, for example, a temperature change of -40 degreeC-+150 degreeC, for example Even if there is a gap between them, so-called rattling occurs, the adjustment pin is fixed by the adjustment pin guide member, for example, by press-fitting. Since the position does not shift, the operating point (operating pressure) is not shifted.
しかも、この調整ピンガイド部材を金属製とすることによって、調整ピンと調整ピンガイド部材とは、金属同士の嵌合となっているので、温度変化があっても、熱膨張や収縮率がほぼ同一であるので、調整ピンと調整ピンガイド部材との間には。隙間が発生せず、いわゆるガタつきが生じないので、調整ピンの押さえ荷重が低下することがなく、作動軸の位置がすれることがないので、作動点(作動圧力)がずれてしまうことがない。 In addition, since the adjustment pin guide member is made of metal, the adjustment pin and the adjustment pin guide member are fitted with each other, so that the thermal expansion and contraction rate are almost the same even if the temperature changes. So, between the adjustment pin and the adjustment pin guide member. Since there is no gap and so-called rattling does not occur, the holding load of the adjustment pin does not decrease and the position of the operating shaft does not slip, so that the operating point (operating pressure) may shift. Absent.
また、調整ピンと調整ピンガイド部材とが、金属同士の嵌合である場合には、温度変化があっても、常温に戻ると同じ保持力に復帰するので、調整ピンの押さえ荷重が低下することがなく、作動軸の位置がずれることがないので、作動点(作動圧力)がずれてしまうことがない。 Also, if the adjustment pin and the adjustment pin guide member are metal-to-metal fittings, even if there is a change in temperature, the holding force will return to the same holding force when it returns to room temperature, so the holding load on the adjustment pin will decrease. Since the position of the operating shaft is not shifted, the operating point (operating pressure) is not shifted.
また、本発明の圧力スイッチは、前記調整ピンガイド部材が、
前記固定端子のジョイント部側の一端から、略L字形状に屈曲した調整ピンガイド部材本体と、
前記調整ピンガイド部材本体に形成され、前記調整ピンを固定する調整ピンガイド孔とから構成されていることを特徴とする。
In the pressure switch of the present invention, the adjustment pin guide member is
An adjustment pin guide member body bent into a substantially L shape from one end of the fixed terminal on the joint part side;
The adjustment pin guide member main body is formed of an adjustment pin guide hole for fixing the adjustment pin.
このように構成することによって、調整ピンと調整ピンガイド孔とを同軸に配置して、調整ピンを調整ピンガイド孔に嵌合して、例えば、圧入などによって調整ピンを固定するようにすれば良く、構造が簡単でしかも組み立作業が容易になる。 With this configuration, the adjustment pin and the adjustment pin guide hole are arranged coaxially, the adjustment pin is fitted into the adjustment pin guide hole, and the adjustment pin is fixed by, for example, press-fitting. The structure is simple and the assembly work is facilitated.
また、本発明の圧力スイッチは、前記調整ピンが中空状に形成されることにより、前記ジョイント部内の圧力が外方の圧力と略同圧に維持されるように構成されていることを特徴とする。 The pressure switch according to the present invention is characterized in that the pressure in the joint portion is maintained at substantially the same pressure as the outward pressure by forming the adjustment pin in a hollow shape. To do.
このように構成することによって、調整ピンの中空の連通部を介して、可動部材が配置されるジョイント部内の圧力を常に外圧と同圧に維持することができるので、温度上昇などで、ジョイント部内の内圧が上がってしまうことを防止することができる。 With this configuration, the pressure in the joint portion where the movable member is arranged can always be maintained at the same pressure as the external pressure via the hollow communication portion of the adjustment pin. It is possible to prevent the internal pressure from increasing.
従って、温度上昇によるジョイント部内の内圧が、金属製ダイヤフラムの背面側に、すなわち、金属製ダイヤフラムの変形を阻止するような下方への大きな圧力が作用することがないので、作動圧力が高くなってしまうことがない。 Therefore, the internal pressure in the joint due to the temperature rise does not act on the back side of the metal diaphragm, i.e., a large downward pressure that prevents the deformation of the metal diaphragm. There is no end.
また、本発明の圧力スイッチは、前記弾性アームは、断面略J字状に形成されていることを特徴とする。 The pressure switch according to the present invention is characterized in that the elastic arm is formed in a substantially J-shaped cross section.
このように構成することによって、弾性アームに弾性力を容易に付与することができ、作動軸と金属製ダイヤフラムとの間の接触圧力を安定化することができる。 By comprising in this way, an elastic force can be easily provided to an elastic arm, and the contact pressure between an operating shaft and a metal diaphragm can be stabilized.
また、本発明の圧力スイッチにおける作動点調整方法は、上記の圧力スイッチにおける作動点の調整方法であって、
所定の圧力を金属製ダイヤフラムにかけるとともに、前記位置調整手段の調整ピンを下方に移動させることによって、
前記作動軸を下方に移動させて、作動軸が金属製ダイヤフラムに当接して、固定端子から、可動部材、金属製ダイヤフラム、ジョイント部に至る導電が確保された時点における作動軸の位置を、作動軸の先端部の位置になるように調整することを特徴とする。
Further, the operating point adjustment method in the pressure switch of the present invention is an adjustment method of the operating point in the pressure switch,
While applying a predetermined pressure to the metal diaphragm and moving the adjustment pin of the position adjusting means downward,
Move the operating shaft downward, the operating shaft abuts the metal diaphragm, and the position of the operating shaft at the time when conduction from the fixed terminal to the movable member, the metal diaphragm, and the joint is secured is activated. It is characterized by adjusting so that it may become the position of the front-end | tip part of an axis | shaft.
このようにすることによって、金属製ダイヤフラムにかかる圧力が所定圧力になった際に、作動軸の先端部と金属製ダイヤフラムが当接する位置になるように、調整ピンの押し込み長さを調整することによって簡単に、作動軸の先端部と金属製ダイヤフラムの距離を調整することができるので、作動特性の異なる金属製ダイヤフラムを用いた場合にも、常に同じ所定圧力で作動するようにすることができ、作動点(作動圧力)のバラツキを調整することができる。 In this way, when the pressure applied to the metal diaphragm reaches a predetermined pressure, the pushing length of the adjustment pin is adjusted so that the tip of the operating shaft comes into contact with the metal diaphragm. Can easily adjust the distance between the tip of the operating shaft and the metal diaphragm, so that even when using a metal diaphragm with different operating characteristics, it can always operate at the same predetermined pressure. The variation of the operating point (operating pressure) can be adjusted.
本発明によれば、金属製ダイヤフラムが使用されているため、僅かな圧力の変化、すなわち、僅かな圧力の脈動に対して、ダイヤフラムが変位することがなく、チャタリングが発生せず、圧力スイッチの入切が頻繁に生じることがないので、低圧あるいは微圧検知用の圧力スイッチに適用した場合にも、正確な圧力スイッチ作動が保証されることになる。 According to the present invention, since the metal diaphragm is used, the diaphragm does not displace with respect to slight pressure change, that is, slight pressure pulsation, chattering does not occur, and the pressure switch Since ON / OFF does not occur frequently, accurate pressure switch operation is guaranteed even when applied to a pressure switch for detecting a low pressure or a low pressure.
また、金属製ダイヤフラムは、耐油性に優れ、温度変化に対しても耐久性が良好であり、汎用性に優れた圧力スイッチを得ることができる。 Moreover, the metal diaphragm is excellent in oil resistance, has excellent durability against temperature changes, and can provide a pressure switch excellent in versatility.
さらに、金属製ダイヤフラムと、金属製ダイヤフラムの上部に配置された導電性の可動部材との間で接点部が構成されることになり、この接点部は、圧力負荷側、すなわち、油と接触しない側に配置されることになるので、接点部が油中に配置されることがなく、導通に大きな電気容量が不要であり、微弱用としても対応することができる。 Furthermore, a contact portion is formed between the metal diaphragm and the conductive movable member disposed on the upper portion of the metal diaphragm, and this contact portion does not contact the pressure load side, that is, oil. Since the contact portion is not disposed in the oil, a large electric capacity is not required for conduction, and it can be used for weak use.
以下、本発明の実施の形態(実施例)を図面に基づいてより詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments (examples) of the present invention will be described in more detail with reference to the drawings.
図1は、本発明の圧力スイッチの実施例を示す概略縦断面図、図2は、図1の圧力スイッチの作動点(作動圧力)の位置関係の状態を示す部分拡大断面図、図3は、図1の圧力スイッチのスイッチのONの状態の位置関係を示す部分拡大断面図、図4は、金属製ダイヤフラムの圧力―変位特性を示す図である。 FIG. 1 is a schematic longitudinal sectional view showing an embodiment of the pressure switch of the present invention, FIG. 2 is a partially enlarged sectional view showing a positional relationship of operating points (operating pressures) of the pressure switch of FIG. 1, and FIG. FIG. 4 is a partial enlarged cross-sectional view showing the positional relationship of the ON state of the switch of the pressure switch of FIG. 1, and FIG.
図1に示したように、本発明の圧力スイッチ2は、導電性のジョイント部4と、絶縁性のコネクタ部6とによりケーシングが構成され、その内部に圧力室8を画成するように、図4の実線に示したような特性を有する反転しないタイプの金属製のダイヤフラム10が、ジョイント部4とコネクタ部6との間に配置されている。
As shown in FIG. 1, in the
また、コネクタ部6の接続側凹部6a内には、断面略L字状で平板状の固定端子12が挿入されており、その先端部12aは、コネクタ部6内に画成された接点操作室14内に配置されている。
In addition, a flat fixed terminal 12 having a substantially L-shaped cross section is inserted into the connection-
そして、金属製ダイヤフラム10の上方には、導電性の可動部材16が配置されている。すなわち、導電性の可動部材16は、固定端子12の先端部12aにその一端が固定された断面略J字状の弾性アーム18と、金属製ダイヤフラム10の上方で金属製ダイヤフラム10に対峙するように、弾性アーム18の略中央部分に固定された作動軸20とを備えている。
A conductive
なお、これらの弾性アーム18と作動軸20とからなる可動部材16は、例えば、ステンレスなどから形成されている。また、固定端子12の先端部12aと弾性アーム18とは、この実施例では、例えば、カシメ加工15によって連結されている。しかしながら、固定端子12の先端部12aと弾性アーム18との連結は、溶接、ロウ付けなど公知の固定手段を採用することができ、特に限定されるものではない。
The
この場合、弾性アーム18は、その弾性力によって、図1の状態において、調整ピン24側に湾曲するように上方へと付勢されている。すなわち、弾性アーム18は、図1の状態から、調整ピン24が離反された(取り外された)際には、この離反された弾性アーム18直線側の端部が上方に湾曲する状態で配置されている。
In this case, the
さらに、この実施例では、このような弾性アーム18の略中央部に固定された作動軸20に、金属製ダイヤフラム10が当接した際に、固定端子12から、可動部材16の弾性アーム18、作動軸20、金属製ダイヤフラム10、ジョイント部4に至る導電路が形成され、電気導通性が確保されるので、ボディアースとしての機能を有している。
Further, in this embodiment, when the
また、この圧力スイッチ2では、金属製ダイヤフラム10が作動軸20に当接したときに生じる弾性アーム18からの反力により、接触圧力の安定化が図られている。
Further, in this
すなわち、圧力室8の圧力によって、金属製ダイヤフラム10が、図1の実線の位置から上方に押圧されて、破線で示したように作動軸20の先端部に当接すると、弾性アーム18は、調整ピン24の先端を支点として、弾性アーム18の下方への付勢力に抗して、金属製ダイヤフラム10から遠ざかる方向(上方向)の力を受けることになる。
That is, when the
この際、弾性アーム18自身には、調整ピン24の先端で支持された状態で、元の金属製ダイヤフラム10側の位置に戻ろうとする復元力(下方向の復元力)が生じる。これにより、金属製ダイヤフラム10と作動軸20との接触圧力が増大されることになる。しかも、この状態では、作動軸20と金属製ダイヤフラム10との間が、点接触に近い状態になるので、接触圧力が増大することになる。
At this time, in the
従って、固定端子12から、可動部材16(弾性アーム18、作動軸20)、金属製ダイヤフラム10、ジョイント部4に至る導電路が形成され、ボディアースさせるための電気導通性の確保と接触圧力を安定化することができる。
Accordingly, a conductive path is formed from the fixed
また、ストッパ部材22の中央部には、図2に示したように、開口22aが形成され、開口22aの周縁部は、テーパ状に形成されている。これにより、開口22aに向かって肉厚が薄くなるテーパ状の案内斜面26が形成されている。
Moreover, as shown in FIG. 2, the
なお、金属製ダイヤフラム10は、図1、図2において、上方側に変形した場合に、図3に示したように、この案内斜面26に沿うように変形し、ストッパ部材22の開口22aの下端の位置Uを移動域の最終端として、この位置まで変形する。
1 and 2, when the
コネクタ部6の接続側凹部6a内には、ピン挿入孔6bが形成され、このピン挿入孔6b内に調整ピン24が位置調整可能に挿入されている。この調整ピン24は、後述するように、弾性アーム18の上方に持ち上がろうとする付勢力に抗して押し込まれているので、調整ピン24と弾性アーム18とは常に当接状態にある。
A
また、この調整ピン24は、中空状に形成され、中空孔24aがコネクタ部6内の接点操作室14に連通されているので、接点操作室14内は、温度上昇などにより圧力上昇が生じても、この中空孔24aを介して、大気圧に維持される。従って、金属製ダイヤフラ
ム10の背面側に、すなわち、金属製ダイヤフラム10の上面に、金属製ダイヤフラム10の変形を阻止するような下方向への大きな圧力が作用することはない。
Further, the
なお、この場合、調整ピン24の先端が、可動部材16の弾性アーム18に当接した状態においても、中空孔24aによる連通が確保されるように、調整ピン24の先端には、図示しないが、波形の割ピン形状のスリットが形成されており、このスリットを介して連通が確保されるようになっている。
In this case, although not shown, the tip of the
このような圧力スイッチ2は、例えば、変速機などの車両機器60に取り付けられて、例えば、低圧力が検知されるようになっている。
Such a
さらに、本発明の圧力スイッチ2では、調整ピン24により、作動軸20の作動点(作動圧力)P1における位置tを調整する位置調整手段が構成されている。この位置調整手段により、後述するように、調整ピン24の押し込む長さを調整すれば、図2に示したように、作動軸20の先端の位置t、すなわち、所定の作動圧力P1で金属製ダイヤフラム10が作動軸20に当接する、作動点(作動圧力)P1における作動軸20の位置を決定することができる。すなわち、作動点(作動圧力)P1での作動軸20の位置tを調整することができる。
Further, in the
また、金属製ダイヤフラム10は、図2および図3に示したように、上方側に変形した場合に、この案内斜面26に沿うように変形し、ストッパ部材22の開口22aの下端の位置Uを移動域の最終端として、この位置まで変形するように、ストッパ部材22によって移動域が規定されている。この位置Uが、所定の作動圧力以上となった際に、圧力スイッチ2がON状態となる位置であり、この位置がストッパ部材22によって規定されるようになっている。
2 and 3, when the
図2に示したように、後述する方法により、作動軸20の先端を作動点(作動圧力)P1における作動点位置tにセットしたら、図1に示したように、調整ピン24の頭部側に接着剤27を充填し、調整ピン24を移動不能に固定する。これにより、作動軸20の位置が固定される。なお、図1において、符号28、29はそれぞれOリングを示したものである。
As shown in FIG. 2, when the tip of the operating
以下に、作動軸20の先端の位置を、作動点(作動圧力)P1における作動点位置tとなるようにどのように決定するかについて、説明する。
Hereinafter, how to determine the position of the tip of the operating
先ず、ジョイント部4内に、Oリング29が装着され、その上に金属製ダイヤフラム10が載置され、さらにその上にストッパ部材22が載置される。
First, the O-
そして、このストッパ部材22の上に、予め、固定端子12と、弾性アーム18と作動軸20からなる可動部材16と、Oリング28とが装着されたコネクタ部6を嵌合する。この状態で、図1に示したように、ジョイント部4の上端部4aを内方にカシメ加工することによって、ジョイント部4とコネクタ部6を接合してケーシングを構成する。
Then, on the
これによって、圧力室8を密閉状態にして、図4に示したように、圧力室8内に所定の作動圧力P1を加えて、この所定の圧力P1を金属製ダイヤフラム10にかける。
As a result, the
この状態で、調整ピン24を弾性アーム18の上方に持ち上がろうとする付勢力に抗して下方に移動させる(押し込む)ことによって、作動軸20を下方に移動させる。これにより、作動軸20の先端が金属製ダイヤフラム10に当接して、固定端子12から、可動部材16(弾性アーム18、作動軸20)、金属製ダイヤフラム10、ジョイント部4に
至る導電が確保された(導通が確認された)時点における作動軸20の先端の位置を、作動点(作動圧力)P1における作動点位置tの位置として設定する。
In this state, the operating
作動軸20の先端を作動点(作動圧力)P1において作動点位置tにセットしたら、図1に示したように、調整ピン24の頭部側に接着剤27を充填し、調整ピン24を移動不能に固定する。これにより、作動軸20の位置が固定される。
When the tip of the operating
このように調整ピン24の押し込み量を調整して、作動軸20の先端部を移動させることによって、作動軸20の先端を作動点(作動圧力)P1における作動点位置tに配置することによって、所望とする圧力P1を作動圧力として設定することができる。
By adjusting the pushing amount of the adjusting
これによって、作動特性の異なる金属製ダイヤフラム10を用いた場合にも、調整ピン24の押し込み量を調整するだけで、常に同じ所定の作動圧力P1で作動するようにすることができ、作動点(作動圧力)P1のバラツキを調整することができる。
As a result, even when the
以下に、上記のようにして作動点(作動圧力)が調整された圧力スイッチ2の作用について説明する。
Below, the effect | action of the
先ず、上記圧力スイッチ2が取り付けられた車両機器60内の油圧が所定圧以下であるときには、金属製ダイヤフラム10は、図1における実線の状態を維持している。すなわち、金属製ダイヤフラム10は、作動軸20の先端部と非接触の状態にある。
First, when the hydraulic pressure in the
この状態から車両機器60内の油圧が上昇し、圧力室8内の油圧が高くなると、金属製ダイヤフラム10の中央部は徐々に上昇し、図2および図4に示したように、作動点位置tの位置(位置X)で作動軸20に当接する。この時の圧力P1が、圧力スイッチの作動点(作動圧力)である。
When the hydraulic pressure in the
この作動点(作動圧力)P1では、金属製ダイヤフラム10は、圧力室8の油圧により作動軸20に軽く押圧された状態に維持される。なお、金属製ダイヤフラム10は、圧力室8側から、圧力が作用している場合には、不用意に変形しないので、この状態でのチャタリングの発生が防止される。
At this operating point (operating pressure) P <b> 1, the
そして、さらに、圧力室8内の圧力が、作動点(作動圧力)P1よりも上昇することにより、金属製ダイヤフラム10がさらに上方に膨出変形し、図3に示したように、金属製ダイヤフラム10が案内斜面26に沿って変形する。ダイヤフラム10の変形が最終域に到達すると、ダイヤフラム10の中央部の位置は上方位置Uとなる。これにより、金属製ダイヤフラム10と作動軸20とが完全に当接した状態、すなわち、ONの状態が維持される。
Further, when the pressure in the
ところで、このようにONとなった状態では、金属製ダイヤフラム10の作動点位置tの位置(位置X)からの上方への膨出変形によって、弾性アーム18は、調整ピン24の先端部分が当接された部分を支点として、弾性アーム18の下方への付勢力に抗して、中央側が上方に押圧されることになる。
By the way, in the state of being turned on in this way, the
これによって、弾性アーム18には、調整ピン24の先端部分が当接された部分を支点として、弾性アーム18自身の元に戻ろうとする復元力が下方に作用して、作動軸20が金属製ダイヤフラム10を下方に押圧することになる。
As a result, the
これに対して、金属製ダイヤフラム10には、この弾性アーム18の下方への復元力に対して、逆方向から、すなわち、上方向に圧力室8内の圧力が常時作用して、弾性アーム
18の下方への付勢力に抗して、作動軸20を上方向に押圧することになる。
On the other hand, the pressure in the
従って、作動軸20と金属製ダイヤフラム10とが、ONとなった状態では、このように作動軸20と金属製ダイヤフラム10との間には、上下方向に拮抗する圧力が作用することになる。これによって、金属製ダイヤフラム10と作動軸20との間の接触圧力は、単に金属製ダイヤフラム10と作動軸20とが接触した状態である作動点位置t(位置X)における接触圧力に比べて強くなっている。
Therefore, when the operating
このように完全にONの状態になると、固定端子12から、可動部材16(弾性アーム18、作動軸20)、金属製ダイヤフラム10、ジョイント部4に至る導電路が形成され、固定端子12は、ジョイント部4を介して車両機器60側にボディアースされることになる。
In this complete ON state, a conductive path is formed from the fixed
これに対し、図4に示したように、ONの状態から、圧力室8内の圧力が低下するにつれて、金属製ダイヤフラム10の中央部は、図3に示したように、ON状態である上方位置Uから、図2に示したように、作動点(作動圧力)P1まで圧力が降下すると、作動点位置tの位置(位置X)まで、次第に降下する。
On the other hand, as shown in FIG. 4, as the pressure in the
この場合、作動軸20には、弾性アーム18が元の状態に戻ろうとする下方向への復元力が作用しているので、作動軸20は、金属製ダイヤフラム10の少しの降下では作動軸20から離れることはない。
In this case, since the downward restoring force that the
しかし、図4に示したように、圧力室8内の圧力がさらに低下して、作動点(作動圧力)P1よりも低下すると、金属製ダイヤフラム10の中央部が、作動点位置tの位置(位置X)より降下し、弾性アーム18の復元領域を越えると、作動軸20は下方に降下することはないので、その後は、作動軸20が金属製ダイヤフラム10から離れ、確実なOFF作用をなすようになっている。
However, as shown in FIG. 4, when the pressure in the
この実施例の圧力スイッチ2では、圧力室8の圧力の増減により、上記の動作を繰り返すようになっている。
In the
このように、この実施例による圧力スイッチ2では、弾性アーム18に復元力が作用するので、金属製ダイヤフラム10と作動軸20との間に比較的大きな接触圧力がかかった状態になるので、金属製ダイヤフラム10との接触不良などを防止することができ、電気的な導通が図り易い。
Thus, in the
また、この実施例による圧力スイッチ2では、金属製ダイヤフラム10は、ディファレンシャルがあるので、僅かな圧力の変化、すなわち、僅かな圧力の脈動に対して、金属製ダイヤフラム10が変位することがなく、チャタリングが発生せず、圧力スイッチ2の入切が頻繁に生じることがないので、正確な圧力スイッチ作動が保証されることになる。
Further, in the
従って、低圧あるいは微圧検知用の圧力スイッチに適用した場合にも、正確な圧力スイッチ作動が得られる。 Therefore, even when applied to a pressure switch for detecting a low pressure or a low pressure, an accurate pressure switch operation can be obtained.
しかも、金属製ダイヤフラム10は、耐油性に優れ、温度変化に対しても耐久性が良好であり、汎用性に優れた圧力スイッチ2を得ることができる。
Moreover, the
また、金属製ダイヤフラム10と、金属製ダイヤフラム10の上方に配置された導電性の可動部材16(弾性アーム18と作動軸20)との間で接点部が構成されることになり、この接点部は、圧力負荷側、すなわち、油と接触しない側に配置されることになるので
、接点部が油中に配置されることがなく、導通に大きな電気容量が不要であり、接触不良などを防止することができ、電気的な導通が図り易く、微弱用としても対応することができる。
Further, a contact portion is configured between the
なお、この実施例では、金属製ダイヤフラム10は、図4に示したように、反転しないタイプの金属製ダイヤフラム10を採用しているが、これに代え、図4の点線で示したように、反転するタイプの金属製ダイヤフラムを採用することもできる。
In this embodiment, the
しかしながら、反転するタイプの金属製ダイヤフラムを採用すると、作動点を調整することが難しくなる。すなわち、図4は、反転しないタイプの金属製ダイヤフラム10を用いた場合(実線)と、反転するタイプの金属製ダイヤフラムを用いた場合(点線)の、圧力スイッチの作動特性の違いを示したもので、横軸は圧力、縦軸は変位を示している。
However, when a metal diaphragm that is inverted is employed, it is difficult to adjust the operating point. That is, FIG. 4 shows the difference in operating characteristics of the pressure switch between when the non-inverted
なお、図4中、圧力P1は、作動点(作動圧力)を示しており、作動点位置t、すなわ
ち、位置Xにおける圧力である。
In FIG. 4, the pressure P <b> 1 indicates the operating point (operating pressure), and is the pressure at the operating point position t, that is, the position X.
この場合に、図4の実線で示したように、反転しないタイプの金属製ダイヤフラム10では、圧力上昇により変位の増加は緩やかであるのに対し、図4の点線で示したように、反転するタイプの金属製ダイヤフラムの場合は、急激なカーブを描いて増大する。
In this case, as shown by the solid line in FIG. 4, in the non-inverted
従って、作動点(作動圧力)P1において、作動点位置t、すなわち、位置Xを定めようとすると、反転するタイプのダイヤフラムでは、変位量が急激に変化する途中にあるため、調整が困難となる。これに対し、反転しないタイプの金属製ダイヤフラム10であれば、緩やかに上昇する範囲にあるため調整が容易になる。このような理由から、反転するタイプの金属製ダイヤフラムを用いてもよいが、より好ましくは、反転しないタイプの金属製ダイヤフラム10を用いることが望ましい。
Therefore, if the operating point position t, that is, the position X is to be determined at the operating point (operating pressure) P1, it is difficult to adjust the reversing type diaphragm because the amount of displacement is in the middle of abrupt change. . On the other hand, if the
図5は、本発明の圧力スイッチの別の実施例を示す概略縦断面図である。 FIG. 5 is a schematic longitudinal sectional view showing another embodiment of the pressure switch of the present invention.
この実施例の圧力スイッチ2は、図1に示した圧力スイッチ2と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には同一の参照番号を付している。
The
図1の実施例の圧力スイッチ2では、コネクタ部6の接続側凹部6a内のピン挿入孔6b内に調整ピン24が、圧入に近い状態で挿入され下降されて位置調整され、位置調整後に、調整ピン24の頭部側に接着剤27を充填し、調整ピン24を移動不能に固定している。
In the
従って、図1の実施例の圧力スイッチ2では、コネクタ部6と調整ピン24の間には、間隙が存在しない状態であり、調整ピン24にいわゆるガタツキが生じないようになっている。
Therefore, in the
しかしながら、使用温度の変化、例えば、−40℃〜+150℃の温度変化によって、熱膨張や収縮によって、例えば、PPSなどの樹脂からなるコネクタ部6のピン挿入孔6bと、金属製の調整ピン24との間に隙間が発生して、いわゆるガタつきが生じてしまうことになる。このため、調整ピン24の押さえ荷重が低下することになり、作動軸20の位置がずれてしまい、作動点(作動圧力)がずれてしまうことになって、正確な圧力スイッチ作動が行えないおそれがある。
However, due to a change in operating temperature, for example, a temperature change of −40 ° C. to + 150 ° C., due to thermal expansion and contraction, for example, the
また、高温の環境下では、樹脂からなるコネクタ部6は劣化するおそれがあり、これによっても、コネクタ部6のピン挿入孔6bと、金属製の調整ピン24との間に隙間が発生
して、いわゆるガタつきが生じてしまうことになる。
In addition, the
このため、この実施例の圧力スイッチ2では、図5に示したように、固定端子12のジョイント部4の内側、すなわち、接点操作室14側の一端12aに、調整ピン24を固定する金属製の調整ピンガイド部材30が形成されている。
For this reason, in the
すなわち、調整ピンガイド部材30は、固定端子12のジョイント部4側の一端、すなわち、接点操作室14側の一端12aから、調整ピン24側に略L字形状に屈曲した調整ピンガイド部材本体32をそなえている。そして、この調整ピンガイド部材本体32に、調整ピン24を固定する調整ピンガイド孔34が形成されている。
That is, the adjustment
なお、この調整ピンガイド孔34と、コネクタ部6の接続側凹部6a内のピン挿入孔6bとは、同軸となるように組み立てられる。また、この調整ピンガイド孔34を形成するには、例えば、バーリング加工などによって形成すればよく、特にその加工方法は限定されるものではない。
The adjustment
また、この調整ピンガイド部材30は、固定端子12の一部を屈曲してもよいが、固定端子12と別の金属製の材料から構成して、固定端子12の一端12aに固定するようにしてもよい。
The adjustment
このような構成の圧力スイッチ2では、使用温度の変化、例えば、−40℃〜+150℃の温度変化によって、熱膨張や収縮によって、例えば、PPSなどの樹脂からなるコネクタ部6のピン挿入孔6bと、金属製の調整ピン24との間に隙間が発生して、いわゆるガタつきが生じても、調整ピン24を固定する調整ピンガイド部材30の調整ピンガイド孔34によって、例えば、圧入などによって固定されることになるので、調整ピン24の押さえ荷重が低下することがなく、作動軸20の位置がずれることがないので、作動点(作動圧力)がずれてしまうことがないようになっている。
In the
しかも、この調整ピンガイド部材30を金属製とすることによって、調整ピン24と調整ピンガイド部材30とは、金属同士の嵌合となっているので、温度変化があっても、熱膨張や収縮率がほぼ同一であるので、調整ピン24と調整ピンガイド部材30との間には、隙間が発生せず、いわゆるガタつきが生じないので、調整ピン24の押さえ荷重が低下することがなく、作動軸20の位置がずれることがないので、作動点(作動圧力)がずれてしまうことがない。
In addition, since the adjustment
また、調整ピン24と調整ピンガイド部材30とが、金属同士の嵌合である場合には、温度変化があっても、金属の弾性内で使用すれば、常温に戻ると同じ保持力に復帰するので、調整ピン24の押さえ荷重が低下することがなく、作動軸20の位置がずれることがないので、作動点(作動圧力)がずれてしまうことがない。
Further, when the
さらに、調整ピン24と調整ピンガイド孔34とを同軸に配置して、調整ピン24を調整ピンガイド孔34に嵌合して、例えば、圧入などによって、調整ピン24を固定するようにすれば良く、構造が簡単でしかも組み立作業が容易になる。
Further, if the
なお、この場合、調整ピン24に中空孔24aを設けずに、コネクタ部6のピン挿入孔6bと、金属製の調整ピン24との間に間隙を設けるようにして、この間隙を介して、ジョイント部4内の圧力、すなわち、接点操作室14が外方の圧力と略同圧に維持されるように構成してもよい。すなわち、調整ピン24は、調整ピンガイド部材30によって固定されており、いわゆるガタつきの発生が防止されているので、コネクタ部6のピン挿入孔6bと、金属製の調整ピン24との間に間隙を設けても、調整ピン24の押さえ荷重が低
下することがなく、作動軸20の位置がずれることがないので、作動点(作動圧力)がずれてしまうことがないからである。
In this case, the
また、調整ピン24に中空孔24aを設けるとともに、コネクタ部6のピン挿入孔6bと、金属製の調整ピン24との間に間隙を設けるようにしてもよい。
Further, a
なお、上記実施例では、調整ピン24を中空状に中空孔24aを設けて、接点操作室14と外部の圧力を略同圧に維持するようにした。しかしながら、図示しないが、調整ピン24の中空孔24aの上部開口部、および、コネクタ部6のピン挿入孔6bと調整ピン24との間隙を、それぞれ樹脂で封止することもできる。
In the above embodiment, the
この場合には、固定端子12とコネクタ部6との間に間隙を設けておき、この間隙を介して、接点操作室14と外部の圧力を略同圧に維持するのが望ましい。
In this case, it is desirable to provide a gap between the fixed
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明してきたが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、上記実施例では、圧力スイッチを自動車の変速機の油圧を検出するスイッチとして用いたが、これに代え、例えば、潤滑油圧が適正であるかを検出するためにも使用できる。 The preferred embodiment of the present invention has been described above. However, the present invention is not limited to this. For example, in the above embodiment, the pressure switch is used as a switch for detecting the hydraulic pressure of the transmission of an automobile. However, instead of this, for example, it can also be used to detect whether the lubricating oil pressure is appropriate.
また、上記実施例では、低圧用、特に、微圧検出用として好ましく用いることができるが、金属製ダイヤフラムを適宜選択すれば、比較的大きな圧力検出用にも適用可能である。 Further, in the above-described embodiment, it can be preferably used for low pressure, particularly for detection of fine pressure, but can be applied to detection of a relatively large pressure if a metal diaphragm is appropriately selected.
さらに、上記実施例では、固定端子12から、可動部材16(弾性アーム18、作動軸20)、金属製ダイヤフラム10、ジョイント部4に至る導電路を形成するようにしたが、固定端子12から、可動部材16(弾性アーム18、作動軸20)、金属製ダイヤフラム10を経て、例えば、取り出し端子などを設けるなど、別の経路で圧力スイッチ外部に導電路を形成するようにすることも可能であるなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
Furthermore, in the said Example, although the conductive path from the fixed
2 圧力スイッチ
4 ジョイント部
6 コネクタ部
6a 接続側凹部
6b ピン挿入孔
8 圧力室
10 金属製ダイヤフラム
12 固定端子
12a 先端部
14 接点操作室
15 カシメ加工
16 可動部材
18 弾性アーム
20 作動軸
22 ストッパ部材
22a 開口
24 調整ピン
24a 中空孔
26 案内斜面
27 接着剤
28 Oリング
29 Oリング
30 調整ピンガイド部材
32 調整ピンガイド部材本体
34 調整ピンガイド孔
60 車両機器
61 固定部
62 ジョイント部
63 コネクタ部
64 ダイヤフラム
65 可動接点
66 圧縮コイルスプリング
67 金属製の部材
68 固定接点
69 圧力室
70 圧力スイッチ
P1 作動圧力
s 間隙
t 作動点位置
U 上方位置
X 位置
2
Claims (8)
前記ジョイント部に接合された絶縁性のコネクタ部と、
前記コネクタ部に配置された固定端子と、
前記ジョイント部内に配置され、圧力に応動して動作する金属製ダイヤフラムと、
前記金属製ダイヤフラムの上方に配置され、その一端側が固定端子に接続された導電性の可動部材とを備え、
前記金属製ダイヤフラムが、金属製ダイヤフラムにかかる圧力が所定圧力以上になった際に、前記可動部材の他端側と当接することによって、固定端子から、可動部材、金属製ダイヤフラム、ジョイント部に至る導電路が形成されるように構成したことを特徴とする圧力スイッチ。 Conductive joints,
An insulating connector part joined to the joint part;
A fixed terminal disposed in the connector portion;
A metal diaphragm disposed in the joint and operating in response to pressure;
A conductive movable member disposed above the metal diaphragm and having one end connected to a fixed terminal;
When the pressure applied to the metal diaphragm is equal to or higher than a predetermined pressure, the metal diaphragm comes into contact with the other end of the movable member to reach the movable member, the metal diaphragm, and the joint portion from the fixed terminal. A pressure switch, characterized in that a conductive path is formed.
前記固定端子に一端が固定された弾性アームと、
前記弾性アームに固定され、前記金属製ダイヤフラムにかかる圧力が所定圧力以上になった際に、前記金属製ダイヤフラムと当接する作動軸とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の圧力スイッチ。 The movable member is
An elastic arm having one end fixed to the fixed terminal;
2. The pressure according to claim 1, further comprising: an operating shaft fixed to the elastic arm and abutting the metal diaphragm when a pressure applied to the metal diaphragm becomes equal to or higher than a predetermined pressure. switch.
前記位置調整手段が、前記コネクタ部から前記ジョイント部内に移動可能に装着された調整ピンから構成されていることを特徴とする請求項2に記載の圧力スイッチ。 A position adjusting means for adjusting a distance between a tip of the operating shaft and a substantially central portion of the metal diaphragm;
The pressure switch according to claim 2, wherein the position adjusting unit includes an adjustment pin that is movably mounted in the joint portion from the connector portion.
前記固定端子のジョイント部側の一端から、略L字形状に屈曲した調整ピンガイド部材本体と、
前記調整ピンガイド部材本体に形成され、前記調整ピンを固定する調整ピンガイド孔とから構成されていることを特徴とする請求項4に記載の圧力スイッチ。 The adjustment pin guide member is
An adjustment pin guide member body bent into a substantially L shape from one end of the fixed terminal on the joint part side;
The pressure switch according to claim 4, wherein the pressure switch is formed of an adjustment pin guide hole formed in the adjustment pin guide member main body and fixing the adjustment pin.
所定の圧力を金属製ダイヤフラムにかけるとともに、前記位置調整手段の調整ピンを下方に移動させることによって、
前記作動軸を下方に移動させて、作動軸が金属製ダイヤフラムに当接して、固定端子から、可動部材、金属製ダイヤフラム、ジョイント部に至る導電が確保された時点における作動軸の位置を、作動軸の先端部の位置になるように調整することを特徴とする圧力スイッチにおける作動点調整方法。 A method for adjusting an operating point in a pressure switch according to any one of claims 3 to 7,
While applying a predetermined pressure to the metal diaphragm and moving the adjustment pin of the position adjusting means downward,
Move the operating shaft downward, the operating shaft abuts the metal diaphragm, and the position of the operating shaft at the time when conduction from the fixed terminal to the movable member, the metal diaphragm, and the joint is secured is activated. A method for adjusting an operating point in a pressure switch, wherein the adjustment is performed so that the position of the tip of the shaft is located.
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