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JP2005204873A - 歯の裏に装着するスイッチおよび送信器 - Google Patents

歯の裏に装着するスイッチおよび送信器 Download PDF

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JP2005204873A JP2004013978A JP2004013978A JP2005204873A JP 2005204873 A JP2005204873 A JP 2005204873A JP 2004013978 A JP2004013978 A JP 2004013978A JP 2004013978 A JP2004013978 A JP 2004013978A JP 2005204873 A JP2005204873 A JP 2005204873A
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Yayoi Narumi
弥生 鳴海
Junichi Kodate
淳一 小舘
Yasumichi Kanai
康通 金井
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Abstract

【課題】口腔内において容易にON/OFF操作することが可能で、かつ被装着者の誤操作を防止することが可能なスイッチおよび送信器を提供する。
【解決手段】本体100は、外皮で防水密閉され、胴体部100Bの内部には、バッテリおよび無線回路を備え、尾部100Tの内部には歯TuとTlで噛まれることでON状態となるスイッチを備える。接続部200は、棒状の部材で伸縮性を有し、本体100と取り付け部300とを回動自在に接続する。取り付け部300は、吸盤であって歯Tuの裏面に吸着される。また取り付け部300には、ストッパ300aが設けられる。ストッパ300aは、本体100の尾部100Tが垂下方向を向いた場合に、ガイド孔100aに嵌合し、これより90゜横方向を向いた場合には、別のガイド孔(図示しない)に嵌合するようにし、回動する本体100を固定するようにしたものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、防犯に用いられる報知器や、身体的な障害を有するものの意思表現を行うのに好適するスイッチおよび送信器に関する。
口腔内に設けるスイッチとして、特許文献1に記載されるようなものがある。この文献に記載されるスイッチは、舌圧センサを用いるものであって、具体的には、口腔内の上蓋部に貼り付け舌で操作する口蓋プレートを設ける。
この口蓋プレートは、厚さ0.1mmのフィルム状圧力センサを4個有し、口蓋内部全体を覆う大きさのものである。口腔内に口蓋プレート型の操作盤を装着し、この操作盤を舌先で操作することで電動車椅子などの動きを制御するものである。
このようにして口腔内に設けられる従来のスイッチは、不用意に舌先で操作してしまって、誤操作してしまうという問題があった。
特開2002−224170公報
口腔内に設けられる従来のスイッチは、被装着者が不用意に操作してしまって、誤操作してしまうという問題があった。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、口腔内において容易にON/OFF操作することが可能で、かつ被装着者の誤操作を防止することが可能なスイッチおよび送信器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、ON/OFFを行うON/OFF手段と、このON/OFF手段を、ON操作可能な状態とON操作が不可能な状態のいずれか一方の状態に選択的に固定する固定手段と、ON/OFF手段と固定手段とを被装着者の口内に装着する装着手段とを具備して構成するようにした。
この発明では、被装着者の口内において、ON/OFF動作するON/OFF手段を、ON操作可能な状態とON操作が不可能な状態のいずれか一方の状態に選択的に固定するようにしている。
したがって、この発明によれば、口腔内において容易にON/OFF操作することが可能で、かつ被装着者の誤操作を防止することが可能なスイッチおよび送信器を提供できる。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わる送信器の構成を示すものである。この送信器は、歯の裏面に装着されるものであって、本体100と、接続部200と、取り付け部300とからなる。図1は、歯の裏に取り付けた状態を側面方向から見た様子を示すものである。この図において、Tuは上顎部の歯で、Tlは下顎部の歯である。またToは舌である。
図2は、本体100の断面を示す図である。この図に示すように本体100は、シリコン系の樹脂からなる、オタマジャクシ型の外皮100sで防水密閉されている。そして外皮100sの内部に、バッテリ1、プラス電極2、無線回路3、プラススイッチ電極4、プラス接点5、マイナス接点6、マイナススイッチ電極7、接続部8、パッキン9,10を備える。無線回路3は、電力が供給されると、予め登録された識別情報を含んだ無線信号を送信するものである。
オタマジャクシ型の外皮100sは、胴体部100Bと尾部100Tからなる。胴体部100Bの内部にはバッテリ1および無線回路3が収納される。バッテリ1は、プラス電極2を通じて無線回路3に電力を供給し、無線回路3のアース端子にはプラススイッチ電極4が接続される。
また尾部100Tの内部にはプラススイッチ電極4およびマイナススイッチ電極7などが収納され、外部からの圧力によって電気的に接続されるスイッチとして機能する。プラススイッチ電極4およびマイナススイッチ電極7は、互いに類似した平板形状をなし、管状の内径を有する尾部100T内において、非導電材料からなるパッキン9,10を介して対峙している。
そして、パッキン9とパッキン10の間のプラススイッチ電極4のマイナススイッチ電極7に対向する面には、平板形状のプラス接点5がプラススイッチ電極4に電気的に接続された状態で貼り付けられている。同様に、パッキン9とパッキン10の間のマイナススイッチ電極7のプラススイッチ電極4に対向する面には、平板形状のマイナス接点6がマイナススイッチ電極7に電気的に接続された状態で貼り付けられている。
そして、尾部100Tに外圧が加わると、プラス接点5とマイナス接点6が接触し、これによりプラススイッチ電極4とマイナススイッチ電極7が導通した状態となる。なお、尾部100T内の末端において、プラススイッチ電極4とマイナススイッチ電極7とは、非導電材料からなる接続部8により物理的に固定された状態で接続される。また、マイナススイッチ電極7は、バッテリ1のマイナス極に接続される。
また胴体部100Bの外部面には、接続部200が嵌入されるための接続孔100cが設けられている。そして、この接続孔100cに並んで、ガイド孔100a、100bが設けられる。ガイド孔100aと100bとの位置関係は、図3に示すように、接続孔100cを中心として90゜をなす位置に設けられる。なお、図3は、図1のA方向から見た図であり、図3のB方向から見た図が図1である。
接続部200は、シリコン系の樹脂からなる棒状の部材で、長手方向周りに柔軟性を有するとともに伸縮性を有する。またその両端は軸径よりも大きい球形をなしている。そして、その球形の部分には潤滑剤が塗布され、一端の球形部分と軸部分の一部が前述の接続孔100cに嵌入され、他端の球形部分と軸部分の一部が後述する取り付け部300の接続孔300bに嵌入されることで、回転可能な状態で支持される。
取り付け部300は、シリコン系の樹脂からなる吸盤であって、上顎部の歯Tuの裏面に吸着される。また取り付け部300の背面(吸着面の反対側)には、ストッパ300aと接続孔300bが設けられる。ストッパ300aは背面より隆起した突起であり、図1に示すように、本体100の尾部100Tが垂下方向を向いた場合に、ガイド孔100aに嵌合する位置に設けられる。なお、吸着の際には予め潤滑剤を塗布することが望ましい。
次に、上記構成の送信器の動作について説明する。
まず、当該送信器より無線信号を送信しない場合について説明する。
この場合には、図3に示すように垂下方向に向いた尾部100Tを、舌Toで図4に示すように左から押して、接続孔100cを中心に本体100を左回転させる。すると、ガイド孔100aに嵌合していたストッパ300aがこれより外れ、これに伴って接続部200の軸部がしなる。
そしてさらに、本体100を左回転させつづけて尾部100Tが90゜近くまで回転すると、接続部200の剛性に基づく復元力により、図5に示すようにストッパ300aがガイド孔100bに吸い込まれるように嵌合する。このように、尾部100Tを90゜回転させると、ストッパ300aがガイド孔100bに嵌合した固定状態になるため、被装着者の動きに伴う慣性で、尾部100Tが歯Tu−Tl間にうっかり挟まる虞がなく、無線信号が誤って送信されることがない。また舌Toからも比較的離れているため、被装着者が意図的に舌Toを動かさない限り、尾部100Tを誤って移動させてしまうこともない。
次に、当該送信器より無線信号を送信する場合について説明する。
この場合には、まず当該送信器のスイッチをいつでもONにできるようにする準備状態を作るために、図3に示すように垂下方向に向いた尾部100Tを、A方向から舌Toで図6に示すように押す。このようにして接続部200の軸部がしならせると、接続部200の剛性に基づく復元力により図3の状態に戻ろうとするが、尾部100Tを図7に示すように下顎の歯Tlで支えることで準備状態を完成させる。
そして無線信号を送信する場合には、図8に示すように尾部100Tを歯Tuと歯Tlとで噛む。図9は、尾部100Tが歯Tuと歯Tlとによって噛まれた状態を示している。この図に示すように、尾部100Tは噛まれると、プラス接点5とマイナス接点6が接触し、無線回路3に電力が供給され、無線回路3に内蔵されるチップアンテナから無線信号が送信される。
以上のように、上記構成の送信器は、本体100の接続孔100cと、接続部200と、取り付け部300の接続孔300bとからなる回転機構と、本体100のガイド孔100bとストッパ300aとの嵌合により、尾部100Tを外圧が加わらない位置でロック(固定)する回転抑止機構とを備えている。
したがって、上記構成の送信器によれば、回転抑止機構によって尾部100Tを外圧が加わらない位置にロックすることができるので、スイッチを内蔵する尾部100Tへの誤操作によって無線信号を送信してしまうことを防止できる。
また回転抑止機構によるロックと解除は、舌Toによる意図的な操作で行うことが可能であり、また尾部100Tを噛む/噛まないという容易な操作で無線信号の送信/非送信を選択できる。
この送信器によれば、手足を使った大きなアクションを取らずに、周囲に悟られることなく無線信号を送信することができる。このため、例えば防犯装置に好適する。
防犯装置として運用する場合、当該送信器は、バックなどに所持される通信機宛てに無線信号を送信し、この無線信号を受信した上記通信機は警察などに通報したり、あるいは警報音などを発するようにする。通信機としては、携帯電話機などが考えられる。
これによれば、例えば女性が夜道などを一人歩きする場合に、身の危険を感じた場合には、図5に示す固定状態にあった尾部100Tを舌で操作して、図7に示す準備状態にする。そして身の危険がなくなれば、再び図5に示した固定状態に戻せばよいが、いよいよ危険が生じそうになった場合には、図8に示すように尾部100Tを噛みしめ無線信号を送信させる。
人は身に危険が及びそうになった場合には、歯を噛みしめる傾向がある。このため、図7に示すような準備状態を作ることができれば、いよいよ身に危険が及びそうになって物怖じても、無意識に尾部100Tを噛みしめて無線信号を送信することができる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
その一例として例えば、上記実施の形態では、本体100をオタマジャクシ型としたがその他の形状であってもよい。玉虫型や紡錘形、図10に示すような勾玉形の本体110であってもよい。また接続部200にシリコン系の樹脂を用いることでしなるようにしたが、図10に示すようにレール210を設けて、この上をスライドするようにしてもよい。このような構成を取る場合の準備状態を図11に示し、ON操作した場合の状態を図12に示す。
また接続部200は、図13および図14に示す構成とすることもできる。この図に示す接続部200は、シリコン系の樹脂程度の柔軟性を有する素材からなる部材221と部材222とがバネ223によって接続されている。部材221は、サヤ状の部材222内に挿入され、内部でバネ223により部材222に接続され、接続部200の全体長がバネ223の伸縮により可変する。このような構成の接続部200であっても、同様の効果を奏する。
さらに、接続部200は、本体100あるいは取り付け部300と一体成型されたものであってもよい。上記実施の形態では、取り付け部300上のストッパ300a(凸部)と、本体100のガイド孔100aや100b(凹部)とが嵌合することで、2つの状態で固定するようにしたが、接続部200と取り付け部300とを一体成型する場合には、接続孔100cに2つの凹部を設け、接続部200に凸部を設けて、これらが嵌合することで上記2つの状態で固定されるようにしてもよい。同様に接続部200と本体100とを一体成型する場合には、接続孔300bに2つの凹部を設け、接続部200に凸部を設けて、これらが嵌合することで上記2つの状態で固定されるようにしてもよい。また反対に、接続部200側に2つの凹部を設け、接続孔100cあるいは300bに凸部を設けるようにしてもよい。
また上記実施の形態では、接続部200を介して取り付け部300上で回動する本体100を、ストッパ300aがガイド孔100aあるいは100bに嵌合することにより、2つの状態で固定するようにした。これに代わって例えば、取り付け部300の本体100側の面に枝状の突起を設け、これにより本体100の回動に伴って旋回する尾部100Tの旋回範囲を抑制する構成も考えられ、このような構成によっても同様の効果を得られる。
また上記実施の形態では、取り付け部300上のストッパ300a(凸部)と、本体100のガイド孔100aや100b(凹部)とが嵌合することで、2つの状態で固定するようにした。これに代わって例えば、本体100側に凸部を設け、これが取り付け部300上に設けた2つの凸部と嵌合することで、2つの状態で固定できるようにしてもよい。
さらには、接続部200の両端は軸径よりも大きい球形をなすものとしたが、これに代わって、例えば図15に示すように、両端を円錐型にした接続部230を用いる。そして、これに合わせて本体100には球形の接続孔100cに代わり円錐型の接続孔110cを設け、取り付け部300には球形の接続孔300bに代わり円錐型の接続孔310bを設け、接続部230の両端が強固に嵌合するようにする。このような構成によれば、嵌合する部分に潤滑剤が塗布されている状態で、準備状態や、尾部100Tが噛まれてONされることで接続部230が伸びても、接続部230が接続孔110aや接続孔310bから外れることがない。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
この発明に係わる送信器が歯の裏面に取り付けられた状態を示す図。 図1に示した送信器の本体の断面図を示す図。 図1に示した送信器を、図1のA方向から見た図。 図3に示した送信器の本体が90゜回動した状態を示す図。 被装着者の舌によって図4に示す状態が作り出される様子を示す図。 被装着者の舌によって送信器の準備状態が作り出される様子を示す図。 送信器の準備状態を示す図。 送信器の尾部が被装着者によって噛まれ、スイッチがオンされた状態を示す図。 図8に示した状態の本体の断面を示す図。 送信器の本体の他の形状およびレールによって固定される様子を示す図。 図10に示した送信器が被装着者の舌によって準備状態となる様子を示す図。 図10に示した送信器の尾部が被装着者によって噛まれ、スイッチがオンされた状態を示す図。 図1に示した送信器の接続部の他の構成例を示す図。 図13に示した送信器の接続部が伸びた状態を示す図。 図1に示した接続部の別の形状を示す図。
符号の説明
1…バッテリ、2…プラス電極、3…無線回路、4…プラススイッチ電極、5…プラス接点、6…マイナス接点、7…マイナススイッチ電極、8…接続部、9,10…パッキン、100,110…本体、100a、100b…ガイド孔、100c、110c…接続孔、100s…外皮、100B…胴体部、100T…尾部、200,230…接続部、210…レール、221,222…部材、223…バネ、300…取り付け部、300a…ストッパ、300b、310b…接続孔、Tl…歯、To…舌、Tu…歯。

Claims (20)

  1. ON/OFFを行うON/OFF手段と、
    このON/OFF手段を、ON操作可能な状態とON操作が不可能な状態のいずれか一方の状態に選択的に固定する固定手段と、
    前記ON/OFF手段と前記固定手段とを被装着者の口内に装着する装着手段とを具備することを特徴とするスイッチ。
  2. 前記装着手段は、歯の裏面に装着することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ。
  3. 前記装着手段は、歯の裏面に吸盤で装着することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ。
  4. 前記ON/OFF手段は、歯で噛むことによりONされることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のスイッチ。
  5. 前記固定手段は、
    前記ON/OFF手段が回動自在な状態で、前記ON/OFF手段と前記装着手段とを接続する接続手段と、
    回動によってON操作可能な状態となった前記ON/OFF手段の回動を抑止する第1の回動抑止手段と、
    回動によってON操作が不可能な状態となった前記ON/OFF手段の回動を抑止する第2の回動抑止手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のスイッチ。
  6. 前記第1の回動抑止手段は、前記装着手段に設けられた凸部と、前記ON/OFF手段に設けられた第1の凹部と備え、この第1の凹部に前記凸部が嵌合することにより、回動によってON操作可能な状態となった前記ON/OFF手段の回動を抑止し、
    前記第2の回動抑止手段は、前記ON/OFF手段に設けられた第2の凹部を備え、この第2の凹部に前記凸部が嵌合することにより、回動によってON操作が不可能な状態となった前記ON/OFF手段の回動を抑止することを特徴とする請求項5に記載のスイッチ。
  7. 前記第1の回動抑止手段は、前記装着手段に設けられた第1の凹部と、前記ON/OFF手段に設けられた凸部と備え、この凸部が前記第1の凹部に嵌合することにより、回動によってON操作可能な状態となった前記ON/OFF手段の回動を抑止し、
    前記第2の回動抑止手段は、前記装着手段に設けられた第2の凹部を備え、この第2の凹部に前記凸部が嵌合することにより、回動によってON操作が不可能な状態となった前記ON/OFF手段の回動を抑止することを特徴とする請求項5に記載のスイッチ。
  8. 前記接続手段は、柔軟性のある素材からなり、前記ON/OFF手段の回動軸まわりに湾曲し、
    前記ON/OFF手段は、被装着者によって噛まれることでON操作されることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載のスイッチ。
  9. 前記接続手段は、柔軟性のある素材からなり、前記ON/OFF手段の回動軸方向に伸縮し、
    前記ON/OFF手段は、被装着者によって噛まれることでON操作されることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載のスイッチ。
  10. ON/OFFを行うON/OFF手段と、
    このON/OFF手段がONされた場合に、無線信号を送信する送信手段と、
    前記ON/OFF手段を、ON操作可能な状態とON操作が不可能な状態のいずれか一方の状態に選択的に固定する固定手段と、
    前記ON/OFF手段、前記送信手段および前記固定手段を被装着者の口内に装着する装着手段とを具備することを特徴とする送信器。
  11. 前記装着手段は、歯の裏面に装着することを特徴とする請求項10に記載の送信器。
  12. 前記装着手段は、歯の裏面に吸盤で装着することを特徴とする請求項10に記載の送信器。
  13. 前記ON/OFF手段は、歯で噛むことによりONされることを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれかに記載の送信器。
  14. 前記固定手段は、
    前記ON/OFF手段が回動自在な状態で、前記ON/OFF手段と前記装着手段とを接続する接続手段と、
    回動によってON操作可能な状態となった前記ON/OFF手段の回動を抑止する第1の回動抑止手段と、
    回動によってON操作が不可能な状態となった前記ON/OFF手段の回動を抑止する第2の回動抑止手段とを備えることを特徴とする請求項10乃至請求項13のいずれかに記載の送信器。
  15. 前記第1の回動抑止手段は、前記装着手段に設けられた凸部と、前記ON/OFF手段に設けられた第1の凹部と備え、この第1の凹部に前記凸部が嵌合することにより、回動によってON操作可能な状態となった前記ON/OFF手段の回動を抑止し、
    前記第2の回動抑止手段は、前記ON/OFF手段に設けられた第2の凹部を備え、この第2の凹部に前記凸部が嵌合することにより、回動によってON操作が不可能な状態となった前記ON/OFF手段の回動を抑止することを特徴とする請求項14に記載の送信器。
  16. 前記第1の回動抑止手段は、前記装着手段に設けられた第1の凹部と、前記ON/OFF手段に設けられた凸部と備え、この凸部が前記第1の凹部に嵌合することにより、回動によってON操作可能な状態となった前記ON/OFF手段の回動を抑止し、
    前記第2の回動抑止手段は、前記装着手段に設けられた第2の凹部を備え、この第2の凹部に前記凸部が嵌合することにより、回動によってON操作が不可能な状態となった前記ON/OFF手段の回動を抑止することを特徴とする請求項14に記載の送信器。
  17. 前記接続手段は、柔軟性のある素材からなり、前記ON/OFF手段の回動軸まわりに湾曲し、
    前記ON/OFF手段は、被装着者によって噛まれることでON操作されることを特徴とする請求項14乃至請求項16のいずれかに記載の送信器。
  18. 前記接続手段は、柔軟性のある素材からなり、前記ON/OFF手段の回動軸方向に伸縮し、
    前記ON/OFF手段は、被装着者によって噛まれることでON操作されることを特徴とする請求項14乃至請求項16のいずれかに記載の送信器。
  19. 前記送信手段は、移動通信網を通じて通信可能な無線端末に宛てた無線信号を送信することを特徴とする請求項10乃至請求項18のいずれかに記載の送信器。
  20. 前記送信手段は、無線信号を受信した場合に警報を発令する受信器に宛てた無線信号を送信することを特徴とする請求項10乃至請求項18のいずれかに記載の送信器。
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