JP2005296603A - 使い捨ておむつ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 おむつ本体の後身頃の両側縁部に機械的ファスナーのフック材を設けたファスニングテープが配置され、前身頃には前記フック材と係合可能な部材からなるターゲットゾーンが形成されている展開型の使い捨ておむつにおいて、前記ファスニングテープは、帯状基材シートの一方の端部領域において一方の面に機械的ファスナーのフック材が設けられ、反対面に該フック材と係合可能な部材からなるターゲットゾーンが設けられており、また、該帯状基材シートの他方の端部領域においておむつ本体に接着固定されており、おむつの未使用時に、前記帯状基材シートの一方の端部領域が前記フック材を内側にして基材シート上に折返され、次いで、折返された該端部領域を内側にしてさらにおむつ本体上に折返され、その状態で、少なくとも1箇所の接合部において接合手段によりおむつ本体に仮止めされている。
【選択図】 図1
Description
しかしながら、着用者の体形によっては、腰周り及び脚周りにおいて、一方のファスニングテープの上にもう一方のファスニングテープが重なる方向にファスニングテープを引張る必要が生じる場合があるが、上記従来展開型の使い捨ておむつでは、ファスニングテープの締結手段を設けた面とは反対側の面に締結手段を固定するためのターゲットゾーンが設けられていないため、このような場合には、一方のファスニングテープの上に重ねたもう一方のファスニングテープを固定することができないため、おむつを着用者に十分にフィットさせることができないものであった。
しかしながら、通常、展開型の使い捨ておむつは、未使用時には、ファスニングテープをおむつ上に折返して仮止めしているので、このようなフック材とループ材を設けたファスニングテープを使用すると、テープ端部が積層構造になっているため重くなり、テープをおむつ本体へ十分に仮止めすることができないため、後述するように、おむつの製造工程におけるトラブル発生原因となる可能性がある。
また、本発明は、上記従来のフック材を有するファスニングテープを仮止めした使い捨ておむつの有する問題点を克服し、製品品質を低下させることなく、短時間で容易に装着することが可能であり、装着状態でファスニングテープの機能が損なわれることのない使い捨ておむつを提供するものである。
前記ファスニングテープは、帯状基材シートの一方の端部領域において、一方の面に前記機械的ファスナーのフック材を配置して形成されており、前記帯状基材シートのもう一方の端部領域が前記おむつ本体に接着固定されており、
おむつの未使用時には、前記ファスニングテープは、前記帯状基材シートの前記フック材が配置されている一方の端部領域が前記フック材を内側にして基材シート上に折返され、次いで、折返された前記端部領域を内側にしてさらにおむつ本体上に折返され、その状態で、少なくとも1箇所の接合部において接合手段によりおむつ本体に仮止めされていることを特徴とする使い捨ておむつ。
測定条件:
プラスチック板上にターゲットゾーンを形成する部材をターゲットゾーンが上向きになるように固定し、次に、ターゲットゾーンの上に幅20〜60mmのファスニングテープのフック材の部分を重ね合せ、長さ60mm、重さ1Kgのローラーを用いて、5mm/secの速度でファスニングテープ面を一往復してフック材をターゲットゾーンに押し当てて仮止めした後、図9に示すように、テーブルの角等を利用して、ファスニングテープの端部に1Kgの錘を2秒間取付けてファスニングテープが引張られる方向に荷重をかけ、フック材とターゲットゾーンを係合させる。
次いで、テンシロン引張試験機により、一方のチャックにプラスチック板を固定し、もう一方のチャックにファスニングテープの端部を固定して、チャック間距離50mm、引張速度300mm/minの条件で、ファスニングテープの端部をターゲットゾーンの面に対して垂直方向に引張ってファスニングテープを剥離し、90度剥離強度を測定する。得られた測定値をターゲットゾーンとフック材の係合部分の面積で除した後、係合部分の面積100mm2 当りの値を算出し、剥離強度とする。
上記ファスニングテープは、ターゲットゾーンを形成するシート体を、その端部が基材シートの端部又はその近傍まで延びているように配置して基材シートと積層接着し、ターゲットゾーンの端部を含むファスニングテープ端部をおむつ本体に接着固定することによって、ターゲットゾーン端部領域の非接着部分の長さを実質的にゼロとしたものであってもよい。
さらに、本発明の使い捨ておむつは、ファスニングテープは、おむつの未使用時には、フック材を内側にして折返されて、接合手段によりおむつ本体上に仮止めされている。
さらに、ファスニングテープ7は、基材シート9と、基材シート9の一方の面の端部領域に設けられた機械的ファスナーのフック材10と、基材シート9のフック材10を設けた面とは反対側の面に設けられたフック材と係合可能なターゲットゾーン8’とから形成されており、基材シート9のもう一方の端部領域がおむつ1のサイドフラップ11に接着固定されている。
なお、図2では、後身頃の両側縁において、同じ側の側縁部に配置されたファスニングテープ同士を固定した例を示したが、着用者の体形によっては、両側縁の相対する位置に配置したファスニングテープ同士が繋がる場合があり、その場合には、一方のファスニングテープのフック材をもう一方のファスニングテープのターゲットゾーンに固定することも可能である。
剥離強度が0.03N未満になると、フック材とターゲットゾーンの係合力が低下し、ファスニングテープ同士をしっかりと固定することができなくなる。また、剥離強度が4.0Nを超えて大きくなると、フック材とターゲットゾーンの係合力が強くなり過ぎるため、ファスニングテープ同士の再剥離を容易に行うことができなくなる。
測定条件:
プラスチック板上にターゲットゾーンを形成する部材をターゲットゾーンが上向きになるように固定し、次に、ターゲットゾーンの上に幅20〜60mmのファスニングテープのフック材の部分を重ね合せ、長さ60mm、重さ1Kgのローラーを用いて、5mm/secの速度でファスニングテープ面を一往復してフック材をターゲットゾーンに押し当てて仮止めした後、図9に示すように、テーブルの角等を利用して、ファスニングテープの端部に1Kgの錘を2秒間取付けてファスニングテープが引張られる方向に荷重をかけ、フック材とターゲットゾーンを係合させる。
次いで、テンシロン引張試験機により、一方のチャックにプラスチック板を固定し、もう一方のチャックにファスニングテープの端部を固定して、チャック間距離50mm、引張速度300mm/minの条件で、ファスニングテープの端部をターゲットゾーンの面に対して垂直方向に引張ってファスニングテープを剥離し、90度剥離強度を測定する。得られた測定値をターゲットゾーンとフック材の係合部分の面積で除した後、係合部分の面積100mm2 当りの値を算出し、剥離強度とする。
図3(a)は、ファスニングテープ7が折返される前の状態を示しており、ファスニングテープ7は、帯状の基材シート9と、基材シート9の一方の端部領域において一方の面に機械的ファスナーのフック材10を設け、基材シート9のフック材10を設けた面とは反対側の面にターゲットゾーン8’を設けて形成されており、基材シート9のもう一方の端部領域がおむつのサイドフラップ11に接着固定されている。
図3(c)は、フック材10が折返された状態のファスニングテープ7が、折返されたフック材10を内側にしてさらにサイドフラップ11上に折返され、基材シート9とサイドフラップ11の間が接合手段12により仮止めされている状態を示している。
また、基材シート9面にターゲットゾーン8’を設ける場合には、おむつ本体のサイドフラップ11から延出した基材シート9部分の面積の30%以上の面積で設けることが好ましく、50%以上の面積で設けることがより好ましい。基材シート部分の面積に占めるターゲットゾーンの面積が30%未満になると、ファスニングテープ同士を係合する場合にフック材とターゲットゾーンの重なりが不十分となり、十分な係合力が得られない場合があり、好ましくない。
図4において、ファスニングテープ7が折返される状態は図3の場合と同様であるが、フック材10の内側の基材シート9上に、フック材10に隣接して、接着剤からなる接合手段12が設けられており〔図4(a)〕、フック材10はこの接合手段12の上に折返されて基材シート9に仮止めされ〔図4(b)〕、さらに、基材シート9がサイドフラップ11上に折返され、接着剤からなる接合手段12を介してサイドフラップ11上に仮止めされている〔図4(c)〕。
また、図4では、基材シート9としてフック材と係合可能な部材を用い、基材シート9がそのままターゲットゾーン8’の機能を備えている例を示している。
図5において、ファスニングテープ7が折返される状態は図3の場合と同様であるが、フック材10の内側の基材シート9上に、フック材10に隣接して、接着剤からなる接合手段12が設けられており〔図5(a)〕、フック材10は、この接合手段12の上に折返されて基材シート9に仮止めされると共にフック材の背面部13に接着剤からなる接合手段12が設けられ〔図5(b)〕、さらに、基材シート9がサイドフラップ11上に折返され、接合手段12を介してフック材の背面部13がサイドフラップ11上に仮止めされている〔図5(c)〕。
また、図5も、基材シート9としてフック材と係合可能な部材を用い、基材シート9がそのままターゲットゾーン8’の機能を備えている例を示している。
図6(a)は、ファスニングテープ7が折返される前の状態を示しており、ファスニングテープ7は、フック材10の配置部分が基材シート9の通常の幅よりも狭幅に形成されており、フック材10の内側の基材シート9上には、フック材10に隣接して、基材シート9の幅方向全体に接着剤からなる帯状の接合手段12が設けられている。
図6(c)は、フック材10が折返された状態の基材シート9が、さらに、折返されたフック材10を内側にしてサイドフラップ11上に折返され、基材シート9のフック材10の両側縁部に隣接する部分(すなわち、フック材10が存在しない部分)とサイドフラップ11の間が接合手段12により仮止めされている状態を示している。
また、図6も、基材シート9としてフック材と係合可能な部材を用い、基材シート9がそのままターゲットゾーン8’の機能を備えている例を示している。
図7(a)は、ファスニングテープ7が折返される前の状態を示しており、ファスニングテープ7は、帯状の基材シート9と、基材シート9の一方の端部領域において一方の面に機械的ファスナーのフック材10を配置し、基材シート9のフック材10を設けた面とは反対側の面にターゲットゾーン8’を配置して形成されており、また、ターゲットゾーン8’は、おむつ本体側の端部領域が基材シート9に接着されないで、非接着部分14が形成されている。さらに、基材シート9は、おむつ本体側の端部領域がおむつのサイドフラップ11に接着固定されている。
図7(c)は、フック材10が折返された状態のファスニングテープ7が、さらに、折返されたフック材10を内側にしてサイドフラップ11上に折返され、基材シート9とサイドフラップ11の間が接合手段12により仮止めされている状態を示している。
図8において、ファスニングテープ7は、そのターゲットゾーン8’が基材シート9と同じ長さに形成されており、ターゲットゾーン8’の端部領域が基材シート9の端部領域と共におむつ本体のサイドフラップ11に接着固定されている構成を有している以外は、ファスニングテープ7が折返されて、おむつ上に仮止めされるまでの状態は、図7の場合と同様である。
基材シートとしては、各種の不織布シートあるいはフィルムを用いることができ、これらの材料を単独で、あるいは数種類の材料を積層して形成される。
さらに、ターゲットゾーンとしては、フック材と係合可能なループ材、不織布、織布等を使用することができ、これらの材料をそのまま用いても良く、他の材料、例えばフィルムと張り合せた積層構造のものを用いても良い。
また、ファスニングテープには、フック材を備えた部分の外側に、摘持部を有していることが好ましい。
なお、バックシートとしてフィルムからなるシートの外側にフック材と係合可能な不織布からなるカバーシートを張合わせた積層構造のシートを用いた場合には、ターゲットゾーンを省略することもできる。
2:液透過性のトップシート
3:液不透過性のバックシート
4:吸収体
5:前身頃
6:後身頃
7:ファスニングテープ
8:ターゲットゾーン
8’:ターゲットゾーン
9:基材シート
10:フック材
11:サイドフラップ
12:接合手段
13:フック材の背面部
14:ターゲットゾーンの非接着部分
20:プラスチック板
21:ターゲットゾーン
22:フック材
23:ファスニングテープ
24:錘
Claims (14)
- 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両シートの間に配置した吸収体とを有するおむつ本体の後身頃の両側縁部に機械的ファスナーのフック材を有するファスニングテープが配置され、前記おむつ本体の前身頃には前記フック材と係合可能な部材からなるターゲットゾーンが形成されている使い捨ておむつにおいて、
前記ファスニングテープは、帯状基材シートの一方の端部領域において、一方の面に前記機械的ファスナーのフック材を配置して形成されており、前記帯状基材シートのもう一方の端部領域が前記おむつ本体に接着固定されており、
おむつの未使用時には、前記ファスニングテープは、前記帯状基材シートの前記フック材が配置されている一方の端部領域が前記フック材を内側にして基材シート上に折返され、次いで、折返された前記端部領域を内側にしてさらにおむつ本体上に折返され、その状態で、少なくとも1箇所の接合部において接合手段によりおむつ本体に仮止めされていることを特徴とする使い捨ておむつ。 - 前記ファスニングテープには、前記帯状基材シートの前記フック材を配置した面とは反対側の面に、フック材と係合可能な部材からなるターゲットゾーンが設けられていることを特徴とする請求項1記載の使い捨ておむつ。
- 前記ファスニングテープの前記ターゲットゾーンは、おむつ本体側の端部における基材シートに接着されていない非接着部分の長さが10mm以下となるように基材シートに接着固定されていることを特徴とする請求項2記載の使い捨ておむつ。
- 前記ファスニングテープに設けられた前記ターゲットゾーンは、前記機械的ファスナーのフック材と係合可能な部材を前記帯状基材シート上に接着固定して形成されており、かつ、前記ターゲットゾーンの少なくともおむつ本体側の端部領域は、ヒートシール、超音波接着及び熱エンボスから選ばれる少なくとも1種の熱融着処理によって前記帯状基材シートに接着固定されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の使い捨ておむつ。
- 前記ファスニングテープに設けられた前記ターゲットゾーンは、前記基材シートの前記フック材を設けた面とは反対側の面において、少なくとも基材シートのおむつ本体側端部の近傍まで設けられており、前記基材シートと一体としておむつ本体側端部領域がおむつ本体に接着固定されていることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記ファスニングテープに設けられた前記ターゲットゾーンは、おむつ本体から延出している基材シート部分の面積の30%以上の面積で設けられていることを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記ファスニングテープに設けられた前記ターゲットゾーンと機械的ファスナーのフック材は、下記測定条件で測定した場合の剥離強度が0.03〜4.0N/100mm2 (係合部分の面積)であることを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
測定条件:
プラスチック板上にターゲットゾーンを形成する部材をターゲットゾーンが上向きになるように固定し、次に、ターゲットゾーンの上に幅20〜60mmのファスニングテープのフック材の部分を重ね合せ、長さ60mm、重さ1Kgのローラーを用いて、5mm/secの速度でファスニングテープ面を一往復してフック材をターゲットゾーンに押し当てて仮止めした後、図9に示すように、テーブルの角等を利用して、ファスニングテープの端部に1Kgの錘を2秒間取付けてファスニングテープが引張られる方向に荷重をかけ、フック材とターゲットゾーンを係合させる。
次いで、テンシロン引張試験機により、一方のチャックにプラスチック板を固定し、もう一方のチャックにファスニングテープの端部を固定して、チャック間距離50mm、引張速度300mm/minの条件で、ファスニングテープの端部をターゲットゾーンの面に対して垂直方向に引張ってファスニングテープを剥離し、90度剥離強度を測定する。得られた測定値をターゲットゾーンとフック材の係合部分の面積で除した後、係合部分の面積100mm2 当りの値を算出し、剥離強度とする。 - 前記ファスニングテープは、おむつの未使用時に、前記帯状基材シートの前記フック材が配置されている一方の端部領域が前記フック材を内側にして帯状基材シート上に折返され、折返された端部領域を内側にしてさらにおむつ本体上に折返され、その状態で、前記フック材を内側にして折返された端部領域の背面及び/又は該端部領域の背面が存在しない基材シート上に設けられた接合手段によりおむつ本体上に仮止めされていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記ファスニングテープは、おむつの未使用時に、前記帯状基材シートのフック材が配置されている一方の端部領域が前記フック材を内側にして基材シート上に折返され、その状態で、フック材が対面している基材シート面に設けられた接合手段により仮止めされていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記ファスニングテープは、前記帯状基材シートのフック材が配置されている一方の端部領域が他の基材シート部分よりも狭幅に形成されており、おむつの未使用時に、前記帯状基材シートの一方の端部領域がフック材を内側にして基材シート上に折返され、折返された端部領域を内側にしてさらにおむつ本体上に折り返され、その状態で、前記基材シート上の前記フック材が対面する位置に基材シートの幅方向全体に設けられた接合手段により、フック材が基材シートに仮止めされると共に、前記折返された基材シートが、前記端部領域の両側縁外側の端部領域が存在しない部分において、おむつ本体に仮止めされていることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記ファスニングテープに設けられた前記ターゲットゾーンは、不織布によって形成されていることを特徴とする請求項2〜請求項10のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記ファスニングテープに設けられた前記ターゲットゾーンは、織布とフィルムの積層体によって形成されていることを特徴とする請求項2〜請求項10のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記仮止めのための接合手段が、接着剤、熱溶融処理、及びエンボス処理のうちの少なくとも1つからなることを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記おむつ本体の後身頃の各々の側縁部には、少なくとも2個のファスニングテープが配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
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