JP2005282763A - Water stop packing material and water stop structure for pipeline using this material - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ガス管、上下水道管、電線管等の配管(以下本管という)と、コンクリート壁等に貫通して埋め込まれ管路を構成する鞘管との間隙部分を止水する止水パッキン材とこれを用いた管路の止水構造に関するものである。 The present invention provides a water stop for stopping a gap between a gas pipe, a water and sewage pipe, a conduit pipe or the like (hereinafter referred to as a main pipe) and a sheath pipe penetrating and embedded in a concrete wall or the like and constituting a pipe line. The present invention relates to a packing material and a water stop structure of a pipe line using the packing material.
従来、コンクリート壁等に埋め込まれている管路の貫通部の鞘管と本管との間の止水方法としては、下記特許文献1に示されるような発泡ウレタンのような発泡硬化する液状物質を注入する方法や、下記特許文献2に示されるような弾性体を2枚のフランジで挟み、ボルトでフランジを締め付けて弾性体を圧縮変形させる方法がある。
Conventionally, as a water-stopping method between a sheath pipe and a main pipe of a penetration portion of a pipe line embedded in a concrete wall or the like, a foam-curing liquid material such as urethane foam as shown in
また、下記特許文献3に示されるような環状の水膨張部の前後に環状の非水膨張部が一体成形され、あらかじめ中心軸の一方に偏芯させた止水栓も提案されている。
しかしながら、上述の特許文献1の方法では、材料強度が弱く、実際には水圧に負け管路内に流れてしまい止水効果がない。また、液状物質の注入のための作業性が悪く、さらには接着面の汚れなどにより本管と鞘管との間の上記発泡硬化する液状物質による注入接着が完全でない場合が多く、結果として止水効果を得られないという欠点がある。
However, in the method of the above-mentioned
一方、上述の特許文献2の方法では、フランジとボルトを用いる構造であることから、鞘管の内径と本管の外径との間隙が十分にない場合には使用不可能である。また、鞘管と本管とは互いの中心軸が一致しない、所謂偏芯によって芯ずれを起こしていることが多いことから、その偏芯量ごとに弾性体を用意しなければならず、コストがかかるという欠点がある。
On the other hand, since the method of the above-mentioned
また、上述の特許文献3の止水栓では、これはケーブルを敷設するための管路の止水用に管路の下方に偏芯させた構造のものであるが、コンクリート壁に設けられた鞘管に本管を実際に施工する場合、現場によって偏芯量が変化するため、1つの止水栓では対応できず、上記特許文献2と同様の欠点を有する。
Moreover, in the water stop cock of the above-mentioned
そこで本発明は、押し込みに対する反発力やボルトなどの締め付けで発生する応力によることなく、本管と鞘管との芯ずれがあっても連続的に偏芯量を変化して芯ずれを修正可能として、容易かつ短時間に施工することができ、また、止水パッキン材が脱落等を起こしにくく確実に止水させることを可能とする管路の止水構造を提供することを目的としている。 Therefore, the present invention can correct the misalignment by continuously changing the amount of eccentricity even if there is misalignment between the main pipe and the sheath pipe, without depending on the repulsive force against the push-in or the stress generated by tightening bolts etc. It is an object of the present invention to provide a water stop structure for a pipe line that can be easily and quickly constructed, and that allows the water stop packing material to be less likely to drop off and reliably stop water.
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の止水パッキン材は、一方の管2の内周面2aと、該一方の管2に挿通配置される他方の管1の外周面1aとの間隙部分6に装着される環状の止水パッキン材5であって、
前記一方の管2に接する外層部7と前記他方の管1の外周面1aに接する内層部8とで構成され、各部7,8が吸水樹脂を混練一体化させた水膨張性ゴム材または熱可塑性エラストマー材よりなる環状の水膨張部10,11の前後の少なくとも一方に非水膨張性ゴム材または熱可塑性エラストマー材よりなる環状の非水膨張部12,13が一体成形されており、
前記外層部7と内層部8とは、それぞれ外周面7a,8aでの中心軸線CL1,CL3と内周面7b,8bでの中心軸線CL2,CL4が偏芯して形成され、最大肉厚部7L,8Lと最小肉厚部7S,8Sとを有しているとともに、
前記他方の管1が挿通される挿通孔16から半径方向に延び外側面5aに達して半割切込18が形成され、該半割切込18の形状を、中心軸線CLの方向に沿う方向で中途を屈曲させ周方向で互いが嵌合する段付切込形状とすることを特徴とする。
Next, means for solving the above problems will be described with reference to the drawings corresponding to the embodiments.
The waterproof packing material according to
A water-expandable rubber material or heat which is composed of an
The
A
この止水パッキン材5によれば、他方の管1の外周面1aに半割切込18を開いて嵌合装着させ、そのまま止水パッキン材5を他方の管1の外周面1aに沿って滑らせて一方の管2の内周側に押し込み、他方の管外周面1aと一方の管内周面2aとの隙間6を閉塞させる。この装着の初期は間隙部分6にて弛い状態にあっても後に一方の管内周2aと他方の管外周1aとの間に浸入してきた水分によって止水パッキン材5の水膨張部10,11が内外周方向に膨張し、一方の管内周2aおよび他方の管外周1aに密着して強力な止水作用を行わせる。
なお、この止水パッキン材5の水膨張部10,11の膨張は、前後の非水膨張部12,13によって前後への膨張が阻止されていることから、内外周方向への膨張が大きくなり、しかも前後に膨張突出してちぎれる等の不具合もない。また、比較的脆い材質の水膨張部10,11が前後の非水膨張部12,13によって保護されていることからその取り扱いは容易である。また止水パッキン材5は、外層部7及び内層部8がそれぞれ偏芯していることから、嵌合状態を回転させて変えることにより、同芯な状態から偏芯した状態の管路まで連続的に対応可能になる。
また、半割切込18の形状を段付切込形状とし、互いが嵌合しあう凹凸形状としたので、一方の管2側の外層部7に対して他方の管1側から内層部8を押込み挿入する際に、中心軸線CLの方向に沿って、この切込部分がずれることなく、周方向に連続した状態で装着状態を保ち、これら一方の管2と他方に管1との間隙部分6にて、この切込部分にて隙間が生じたり、止水パッキン材5が脱落してしまうおそれがなく、止水効果を低下させるようなことが無い。
なお、外層部7の後端側外周縁部に、フランジ部14を形成することで、内層部8の挿入時に、外層部7が連れて一方の管2の奥方に移動してしまうことがなくなる。
According to this water-stopping
The expansion of the
Moreover, since the shape of the
In addition, by forming the
請求項2記載の止水パッキン材は、請求項1記載の止水パッキン材において、前記外層部7と前記内層部8との界面である外層部7の内周面7bと内層部8の外周面8aとが、それぞれテーパ面で構成されていることを特徴とする。
The water sealing packing material according to
この止水パッキン材5によれば、外層部7と内層部8とが、その界面部分がテーパ面で構成され、すなわち、内層部8の先端(奥)側を薄く、後端(手前)側を厚くなるようなテーパ面として形成することで、外層部7を一方の管2に装着後に、この外層部7に内層部8を挿入させる際、内層部8の挿入初期に、外層部7の内周面7bと内層部8の外周面8aとの間に隙間が生じていることとなって、挿入施工が容易なものとなり、挿入の最終段階で両層部7,8の隙間がなくなって取付状態となり、十分な止水効果を得ることができる。
According to the water blocking
本発明の請求項3記載の管路の止水構造は、コンクリート壁3等に貫通して埋め込まれ管路を構成する鞘管2と、該鞘管2に挿通されている本管1との間隙部分における止水を行う管路の止水構造において、
前記鞘管2の内周面2aと前記本管1の外周面1aとの間隙部分6に装着される環状止水パッキン材5であって、
該環状止水パッキン材5は、前記鞘管2に接する外層部7と前記本管1の外周面1aに接する内層部8とで構成され、各層部7,8が吸水樹脂を混練一体化させた水膨張性ゴム材または熱可塑性エラストマー材よりなる環状の水膨張部10,11の前後の少なくとも一方に非水膨張性ゴム材または熱可塑性エラストマー材よりなる環状の非水膨張部12,13が一体成形されており、
前記外層部7と内層部8とは、それぞれ外周面7a,8aでの中心軸線CL1,CL3と内周面7b,8bでの中心軸線CL2,CL4が偏芯して形成され、最大肉厚部7L,8Lと最小肉厚部7S,8Sとを有しているとともに、
前記本管1が挿通される挿通孔16から半径方向に延び外側面5aに達して半割切込18が形成され、該半割切込18の形状を、中心軸線CLの方向に沿う方向で中途を屈曲させ周方向で互いが嵌合する段付切込形状とすることを特徴とする。
The water stop structure of the pipe according to
An annular water
The annular water blocking
The
A
この管路の止水構造によれば、本管1の外周面1aに環状止水パッキン材5をその半割切込18を開いて嵌合装着させ、そのまま環状止水パッキン材5を本管1の外周面1aに沿って滑らせて鞘管2の内周側に押し込み、本管外周面1aと鞘管内周面2aとの隙間6を閉塞させる。この装着の初期は弛い状態にあっても後に鞘管内周2aと本管外周1aとの間に浸入してきた水分によって環状止水パッキン材5の水膨張部10,11が内外周方向に膨張し、鞘管内周2aおよび本管外周1aに密着して強力な止水作用を行わせる。
なお、この環状止水パッキン材5の水膨張部10,11の膨張は、前後の非水膨張部12,13によって前後への膨張が阻止されていることから、内外周方向への膨張が大きくなり、しかも前後に膨張突出してちぎれる等の不具合もない。また、比較的脆い材質の水膨張部10,11が前後の非水膨張部12,13によって保護されていることからその取り扱いは容易である。また環状止水パッキン材5は、外層部7及び内層部8がそれぞれ偏芯していることから、嵌合状態を回転させて変えることにより、同芯な状態から偏芯した状態の管路まで連続的に対応可能になる。
また、半割切込18の形状を段付切込形状とし、互いが嵌合しあう凹凸形状としたので、鞘管2側の外層部7に対して本管1側から内層部8を押込み挿入する際に、中心軸線CLの方向に沿って、この切込部分がずれることなく、周方向に連続した状態で装着状態を保ち、これら鞘管2と本管1との間隙部分6にて、この切込部分にて隙間が生じたり、止水パッキン材5が脱落してしまうおそれがなく、止水効果を低下させるようなことが無い。
なお、外層部7の後端側外周縁部に、フランジ部14を形成することで、内層部8の挿入時に、外層部7が連れて鞘管2の奥方に移動してしまうことがなくなる。
According to this water-stop structure of the pipe, the annular water-stopping
The expansion of the
Moreover, since the shape of the
In addition, by forming the
請求項4記載の管路の止水構造は、請求項3記載の止水構造において、前記環状止水パッキン材5は、外層部7の最大肉厚部7Lと内層部8の最小肉厚部8Sが重なるとき前記挿通孔CL4の中心が前記外側面5aに対する中心CL1と同芯となり、かつ、外層部7と内層部8の最大肉厚部7L,8L同士が重なるとき前記挿通孔16の中心CL4が前記外側面5aに対する中心CL1に対して最も偏芯し、その偏芯量が連続的に可変であることを特徴とする。
The water stop structure for a pipe according to
この管路の止水構造によれば、環状止水パッキン材5の外層部7と内層部8との装着状態で、外層部外周面7aである外側面5aに対する中心CL1と内層部内周面8bである挿通孔16の中心CL4との位置を同芯な状態から最も偏芯する状態まで連続してその偏芯量を変えることが可能となり、これにより1つの止水パッキン材5で偏芯量の異なる管路を構成することができる。
According to this water stop structure of the pipe line, the center CL1 and the inner layer inner
請求項5記載の管路の構造は、請求項3又は4記載の管路の止水構造において、前記外層部7と前記内層部8との界面である外層部7の内周面7bと内層部8の外周面8aとが、それぞれテーパ面で構成されていることを特徴とする。
The structure of the pipe line according to
この管路の止水構造によれば、外層部7と内層部8とが、その界面部分がテーパ面で構成され、すなわち、内層部8の先端(奥)側を薄く、後端(手前)側を厚くなるようなテーパ面として形成することで、外層部7を鞘管2に装着後に、この外層部7に内層部8を挿入させる際、内層部8の挿入初期に、外層部7の内周面7bと内層部8の外周面8aとの間に隙間が生じていることとなって、挿入施工が容易なものとなり、挿入の最終段階で両層部7,8の隙間がなくなって取付状態となり、十分な止水効果を得ることができる。
According to this water-stop structure of the pipe line, the
本発明によれば、環状の止水パッキン材として、吸水膨張するゴム材または熱可塑性エラストマー材を使用しているため、材料強度があり、発泡ウレタンのように水圧に負けて流れ出ることもなく、また、ボルトなどの締め付けで発生する応力によらず、吸水膨張による膨張力を止水作用に利用したため、単純な製品形状で押し込み力も少なくてよい。
そして、止水パッキン材は、水膨張部が非水膨張部に挟まれて一体成形されているので、膨張方向が規制され、すなわち、前後の非水膨張部によって前後への膨張が阻止されていることから、内外周方向への膨張が大きくなって止水方向に対し有効に作用させることができる。また、前後に膨張突出してちぎれる等の不具合もない。
また、環状の止水パッキン材を構成する外層部と内層部とはそれぞれ偏芯しているため、一方の管(鞘管)と他方の管(本管)との間で芯ずれを起こしていても、その嵌合状態を回転させて連続的に偏芯量を対応できるので、外層部、内層部の1セットを用意することでよく、従来のように偏芯量ごとの止水パッキン材を用意することもない。
さらに、環状の止水パッキン材を一方の管(本管)に装着するため、外周から内周までに達する切込は半割切込1カ所であり、必要以上に分割されず、紛失する恐れもない。また、半割切込の形状を段付切込形状とし、互いが嵌合しあう凹凸形状としたので、中心軸線の方向に沿って、この切込部分がずれることなく、鞘管に対して本管を押込み挿入する際に、互いの嵌合状態を保ったままとなって周方向に連続した状態で装着状態を保ち、これらの間隙部分から止水パッキン材が脱落してしまうおそれがなく、また、止水効果を低下させるようなことが無い。
また、この止水パッキン材とこれを用いた管路の止水構造によれば、外層部と内層部とが、その界面部分がテーパ面で構成され、すなわち、内層部の先端(奥)側を薄く、後端(手前)側を厚くなるようなテーパ面として形成することで、外層部を一方の管(鞘管)に装着後に、この外層部に内層部を挿入させる際、内層部の挿入初期に、外層部の内周面と内層部の外周面との間に隙間が生じていることとなって、挿入施工が容易なものとなり、挿入の最終段階で両層部の隙間がなくなって取付状態となり、十分な止水効果を得ることができる。
According to the present invention, as an annular water-proof packing material, a rubber material or a thermoplastic elastomer material that absorbs and expands water is used, so there is material strength, and it does not flow out against water pressure like foamed urethane, Further, since the expansion force due to the water absorption expansion is used for the water stopping action regardless of the stress generated by tightening the bolt or the like, the pushing force may be small with a simple product shape.
And since the water expansion part is integrally formed with the water expansion part sandwiched between the non-water expansion parts, the expansion direction is restricted, i.e., the front and rear non-water expansion parts are prevented from expanding back and forth. Therefore, the expansion in the inner and outer peripheral directions is increased, and it is possible to effectively act in the water stopping direction. In addition, there is no inconvenience such as inflating and projecting back and forth.
Moreover, since the outer layer part and inner layer part which comprise a cyclic | annular water-stopping packing material are each eccentric, the core shift | offset | difference has arisen between one pipe | tube (sheath pipe) and the other pipe | tube (main pipe | tube). However, since the amount of eccentricity can be continuously dealt with by rotating the fitting state, it is only necessary to prepare one set of the outer layer portion and the inner layer portion, and the water-proof packing material for each eccentric amount as in the past. Is not prepared.
In addition, since the annular water-proof packing material is attached to one pipe (main pipe), the cut reaching from the outer circumference to the inner circumference is one half cut, and it is not divided more than necessary and may be lost. Nor. In addition, since the half-cut shape is a stepped cut shape and is an uneven shape that fits each other, the cut portion does not shift along the direction of the central axis, and the When the main pipe is pushed in and inserted, the fitted state is maintained in the circumferential direction while maintaining the fitted state of each other, and there is no possibility that the waterproof packing material will fall off from these gap portions. Moreover, there is no such thing as reducing the water stop effect.
Further, according to the water-stopping packing material and the water-stopping structure of the pipe line using the same, the outer layer portion and the inner layer portion are constituted by a tapered surface at the interface portion, that is, the tip (back) side of the inner layer portion. Is formed as a tapered surface that thickens the rear end (near side), so that when the outer layer portion is inserted into one tube (sheath tube) and the inner layer portion is inserted into the outer layer portion, In the initial stage of insertion, there is a gap between the inner peripheral surface of the outer layer portion and the outer peripheral surface of the inner layer portion, so that the insertion work becomes easy, and there is no gap between both layer portions at the final stage of insertion. It becomes an attachment state and can obtain a sufficient water stop effect.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る止水パッキン材とこれを用いた管路の止水構造の断面図、図2は同止水構造に用いる環状の止水パッキン材の正面図、図3は同止水パッキン材の側面図である。
Embodiments of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a cross-sectional view of a water stop packing material according to an embodiment of the present invention and a water stop structure of a pipe line using the same, and FIG. 2 is a front view of an annular water stop packing material used in the water stop structure. 3 is a side view of the water blocking packing material.
通常、他方の管としての本管1を挿通する一方の管としての鞘管2は、地下構造物等のコンクリート壁3の壁体4を貫通して埋め込まれている。そして、鞘管2の内周面2aと、本管1の外周面1aとの間隙部分には、環状の止水パッキン材5が嵌合され取り付けられる。
Usually, a
環状止水パッキン材5は、外層部7と内層部8とで構成されている。この環状止水パッキン材5の各層部7,8における中心軸線方向の中間部分には、環状に形成された水膨張部10,11が一体に成形されている。この水膨張部10,11は吸水性樹脂(水膨張性樹脂)を混練させた水膨張性ゴム材あるいは熱可塑性エラストマー材で作られる。また、環状止水パッキン材5の各層部7,8は、水膨張部10,11を除く部分、すなわち中心軸線方向のその前後(図1中の左右)を、通常の非水膨張性ゴム材あるいは熱可塑性エラストマー材で構成する非膨張部12,13とされている。この場合、水膨張部10,11と前後の非水膨張部12,13とは共加硫することが望ましい。
The annular water
また、環状止水パッキン材5の外側面5aである外層部7の外周面7aは、図3に示すように、中心軸線の方向の略中間部に位置して突条部9が周方向に連続して形成される。この突条部9は、本実施の形態では、外層部外周面7aの先端から後端に向けて斜面となる断面略三角形状、すなわち断面略鋸歯状となるように形成されている。また、この環状止水パッキン材5の後端、すなわち外層部7の後端の外周縁部には、フランジ部14が形成される。このフランジ部14の外径は、鞘管2の内径より十分に大径に形成されることが好ましい。
Moreover, as shown in FIG. 3, the outer
図2に示すように、外層部7の内周面7bにて形成される貫通する挿通孔15は、その中心軸線CL2が、外層部7の外周面7aでの中心軸線CL1に対して偏芯しており、外層部7の周方向の側壁部分は、最大肉厚部7Lと最小肉厚部7Sとを有した形状となっている。また、この外層部7の内周面7bは、後端から先端に向けて、内径が小さくなるようにテーパ面で構成される。
As shown in FIG. 2, the
内層部8の内周面8bにて形成される貫通する挿通孔16は、上記外層部7と同様に、その中心軸線CL4が、内層部8の外周面8aでの中心軸線CL3に対して偏芯しており、内層部8の周方向の側壁部分は、最大肉厚部8Lと最小肉厚部8Sとを有した形状となっている。また、この内層部8の外周面8aは、後端から先端に向けて、外径が小さくなるようにテーパ面で構成される。この内層部8の外周面8aと上記外層部7の内周面7bとは、環状止水パッキン材5としての外層部7と内層部8との界面となる。なお、これら外層部7と内層部8との各最大肉厚部7L,8Lと各最小肉厚部7S,8Sのそれぞれの厚さは、外層部7の最大肉厚部7Lと内層部8の最小肉厚部8Sとの合計厚さT1と、外層部7の最小肉厚部7Sと内層部8の最大肉厚部8Lとの合計厚さT2とが、同等となるように設定されて形成されている。すなわち、図5に示すように、外層部7の最大肉厚部7Lと内層部8の最小肉厚部8Sとを合せ、外層部7の最小肉厚部7Sと内層部8の最大肉厚部8Lとを合せた状態で、外層部7の外周面7aに対する中心軸線CL1と、内層部8の内周面8bに対する中心軸線CL4とが一致するようになっている。
The through-
外層部7と内層部8との各最大肉厚部7L,8Lには、半割切込18が設けられる。この半割切込18は、外層部7と内層部8とにわたって連続し、すなわち、本管1の挿通される内層部8の挿通孔16の内周面8bから半径方向に延びて、この内層部8の外周面8a、さらに外層部7の内周面7b、そして外層部7の外周面7aである環状止水パッキン材5の外側面5aに達して形成される。半割切込18の形状は、中心軸線CL(CL1〜CL4)の方向に沿う方向で中途を屈曲させ周方向で互いが嵌合する段付切込形状、本実施の形態では、図3に示すように、略V字形状の凸形状と凹形状で構成され、周方向に沿う方向で互いに嵌合しあい、嵌合した状態では中心軸線方向では互いにずれの生じ難い形状となっている。なお、この半割切込18は、外層部7及び内層部8の成形後にプレス機などを用いることで形成される。
A half cut 18 is provided in each of the
したがって、上述した環状止水パッキン材5では、図4(a)に示すように、壁体4に埋め込まれている鞘管2に、既に本管1が貫通配置されており、まず、鞘管2内に外層部7を装着させる(図4(b))。次に、本管1の外周面1aに内層部8をその半割切込18を開いて装着させる(図4(c))。そして、この内層部8をそのまま本管1の外周面1aに沿って軸線方向に滑らせて(図4中矢線A)鞘管2の内周側に押し込み、本管外周面1aと鞘管内周面2aとの隙間6を閉塞させ嵌め込む手順で行われる。
Therefore, in the above-described annular
鞘管2の中心軸線に対して本管1の中心軸線を偏芯させる場合には、外層部7と内層部8との界面である外層部7の内周面7bと内層部8の外周面8aとの間で嵌合の角度を変え、その偏芯状態を調整させる。この偏芯量を変える際には、外層部7と内層部8との互いの接する面である界面部分が、テーパ面で構成され、すなわち、内層部8の先端(奥)側(図1中右側)を薄く、後端(手前)側(図1中左側)を厚くなるようなテーパ面として形成されていることから、外層部7を鞘管2に装着後に、この外層部7に内層部8を挿入させる際、内層部8の挿入初期に、外層部7の内周面7bと内層部8の外周面8aとの間に隙間が生じていることとなって、挿入施工が容易なものとなるとともに、外層部7に対する内層部8の回転を行うことが可能となる。
When the central axis of the
また、外層部7の後端側外周縁部に、フランジ部14を形成したことで、内層部8の挿入時に、その挿入に連れて外層部7が鞘管2の奥方に移動してしまうことがなくなり、さらに、半割切込18の形状を段付切込形状とし、互いが嵌合しあう凹凸形状としたので、中心軸線の方向に沿って、この半割切込部分がずれてしまうことがなく、鞘管2と本管1とのこれらの間隙部分から止水パッキン材5が脱落してしまうおそれがなくなる。
そして、内層部8の挿入の最終段階で両層部7,8の隙間がなくなり互いに密着状態となり、これにより、本管1の外周面1aと鞘管2の内周面2aとの間隙部分に嵌挿された取付状態となる。
Further, since the
Then, at the final stage of the insertion of the
このように、コンクリート壁3等に埋め込まれた鞘管2に本管1を挿着した状態でのこれらの間隙部分に介設される環状止水パッキン材5によれば、取付当初は弛い状態にあっても後に鞘管2と本管1外周との間に浸入してきた水分によって環状止水パッキン材5の水膨張部10,11が内外周方向すなわち中心方向と放射外方向とに膨張し、鞘管2内周および本管1外周に密着して強力な止水作用を行わせる。なお、この環状止水パッキン材5の水膨張部10,11の膨張は、前後の非水膨張部12,13によって前後への膨張が阻止されていることから、内外周方向への膨張が大きくなり、しかも前後に膨張突出してちぎれる等の不具合もない。また、比較的脆い材質の水膨張部10,11が前後の非水膨張部12,13によって保護されていることからその取り扱いは容易である。
Thus, according to the annular
また環状止水パッキン材5は、外層部7、内層部8はそれぞれ偏芯していることから、嵌合状態を変えることにより、同芯位置から偏芯した状態の管路まで連続的に対応可能となり、すなわち、図2に示すように本管1の中心軸線を下方に偏芯した状態から、図5に示す同芯な状態、そして図6に示す上方に偏芯した状態までの間を連続的に可変可能となる。さらに、半割切込18の形状を段付切込形状とし、互いが嵌合しあう凹凸形状としたので、中心軸線の方向に沿ってずれてしまうことがなく、外層部7に対して内層部8を押込み挿入する際に、鞘管2と本管1との間隙部分から止水パッキン材5が脱落してしまうおそれがなく、また、止水効果を低下させるようなことが無い。
また、環状止水パッキン材5の外層部7と内層部8との装着状態で、外層部外周面7aである外側面5aに対する中心(CL1)と内層部内周面8bである挿通孔16の中心(CL4)との位置を同芯な状態から最も偏芯する状態まで連続してその偏芯量を変えることが可能となり、これにより1つの環状止水パッキン材5で偏芯量の異なる管路を構成することができる。
In addition, since the outer
Further, when the
なお、上述した実施の形態では、外層部7及び内層部8に形成される半割切込18の形状を、略V字状に形成した例について述べたが、この半割切込18の形状は、その他の形状としてもよく、例えば、図7に示すような、矩形状の凹凸の組合せで構成する例や、図8に示すようなZ字状に形成する例、図9に示すような蟻組状に形成する例など、中心軸線CLの方向に沿う方向で中途が屈曲しており、周方向で互いに嵌合して、中心軸線方向にはずれの生じ難い形状であればよい。
In the above-described embodiment, the example in which the shape of the half cut 18 formed in the
1…他方の管,本管
1a…外周面
2…一方の管,鞘管
2a…内周面
3…コンクリート壁等の壁体
5…止水パッキン材
5a…外側面
6…間隙
7…外層部
7a…外周面
7b…内周面
7L,8L…最大肉厚部
7S,8S…最小肉厚部
8…内層部
8a…外周面
8b…内周面
10,11…水膨張部
12,13…非膨張部
16…挿通孔
18…半割切込
CL,CL1〜CL4…中心軸線
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記一方の管に接する外層部と前記他方の管の外周面に接する内層部とで構成され、各部が吸水樹脂を混練一体化させた水膨張性ゴム材または熱可塑性エラストマー材よりなる環状の水膨張部の前後の少なくとも一方に非水膨張性ゴム材または熱可塑性エラストマー材よりなる環状の非水膨張部が一体成形されており、
前記外層部と内層部とは、それぞれ外周面での中心軸線と内周面での中心軸線が偏芯して形成され、最大肉厚部と最小肉厚部とを有しているとともに、
前記他方の管が挿通される挿通孔から半径方向に延び外側面に達して半割切込が形成され、該半割切込の形状を、中心軸線の方向に沿う方向で中途を屈曲させ周方向で互いが嵌合する段付切込形状とすることを特徴とする止水パッキン材。 An annular water sealing packing material attached to a gap portion between the inner peripheral surface of one tube and the outer peripheral surface of the other tube inserted and disposed in the one tube,
An annular water made of a water-expandable rubber material or a thermoplastic elastomer material, which is composed of an outer layer portion in contact with the one tube and an inner layer portion in contact with the outer peripheral surface of the other tube, and each portion kneading and integrating the water-absorbing resin. An annular non-water expansion part made of a non-water-expandable rubber material or a thermoplastic elastomer material is integrally formed on at least one of the front and rear sides of the expansion part,
The outer layer portion and the inner layer portion are formed by decentering the central axis on the outer peripheral surface and the central axis on the inner peripheral surface, respectively, and have a maximum thickness portion and a minimum thickness portion,
A half cut is formed extending in the radial direction from the insertion hole through which the other pipe is inserted and reaching the outer surface, and the shape of the half cut is bent in the direction along the direction of the central axis to Water-proof packing material characterized by having a stepped cut shape that fits in each direction.
前記鞘管の内周面と前記本管の外周面との間隙部分に装着される環状止水パッキン材であって、
該環状止水パッキン材は、前記鞘管に接する外層部と前記本管の外周面に接する内層部とで構成され、各部が吸水樹脂を混練一体化させた水膨張性ゴム材または熱可塑性エラストマー材よりなる環状の水膨張部の前後の少なくとも一方に非水膨張性ゴム材または熱可塑性エラストマー材よりなる環状の非水膨張部が一体成形されており、
前記外層部と内層部とは、それぞれ外周面での中心軸線と内周面での中心軸線が偏芯して形成され、最大肉厚部と最小肉厚部とを有しているとともに、
前記本管が挿通される挿通孔から半径方向に延び外側面に達して半割切込が形成され、該半割切込の形状を、中心軸線の方向に沿う方向で中途を屈曲させ周方向で互いが嵌合する段付切込形状とすることを特徴とする管路の止水構造。 In the water stop structure of a pipe line that performs water stop in a gap portion between a sheath pipe that penetrates and is embedded in a concrete wall or the like and constitutes a pipe line, and a main pipe that is inserted through the sheath pipe,
An annular water sealing packing material attached to a gap portion between the inner peripheral surface of the sheath pipe and the outer peripheral surface of the main pipe,
The annular water blocking packing material is composed of an outer layer portion in contact with the sheath tube and an inner layer portion in contact with the outer peripheral surface of the main tube, and each portion is a water-expandable rubber material or thermoplastic elastomer in which a water-absorbing resin is kneaded and integrated. An annular non-water expansion portion made of a non-water-expandable rubber material or a thermoplastic elastomer material is integrally formed on at least one of the front and rear sides of the annular water-expansion portion made of a material,
The outer layer portion and the inner layer portion are formed by decentering the central axis on the outer peripheral surface and the central axis on the inner peripheral surface, respectively, and have a maximum thickness portion and a minimum thickness portion,
A half cut is formed extending in the radial direction from the insertion hole through which the main pipe is inserted and reaching the outer surface, and the shape of the half cut is bent in the direction along the direction of the central axis to be circumferential. A water-stop structure for a pipeline, characterized by having a stepped cut shape that fits together.
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