JP2005280329A - プラスチック容器およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 プラスチック製のカップ状容器などの胴部に簡単に凹部を形成可能で廉価な製造方法を提案すること。
【解決手段】 カップ状容器1は、内周面が円錐台状の成形面とされている抜き型を用いて、プリフォーム6を二軸延伸ブロー成形して容器1Aを得るブロー成形工程と、容器1Aの胴部3にレーザー光を照射して凹部3aを付けるレーザー成形工程とを有している。廉価な抜き型を用いてブロー成形した容器1Aの胴部外周面に、装飾用、補強用、スタッキング用、ラベル抜け防止用などの各種用途の凹部を簡単に付けることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 カップ状容器1は、内周面が円錐台状の成形面とされている抜き型を用いて、プリフォーム6を二軸延伸ブロー成形して容器1Aを得るブロー成形工程と、容器1Aの胴部3にレーザー光を照射して凹部3aを付けるレーザー成形工程とを有している。廉価な抜き型を用いてブロー成形した容器1Aの胴部外周面に、装飾用、補強用、スタッキング用、ラベル抜け防止用などの各種用途の凹部を簡単に付けることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プラスチック製の一次成形品であるプリフォームをブロー成形することにより製作された容器に補強用リブやスタッキング用のリブを形成するのに適したプラスチック容器の製造方法に関するものである。
プラスチック容器としては、PETボトルなどのボトル状容器、および上端開口部が最も広くなった逆円錐台形状の筒状の胴部を備えたカップ状容器が知られており、各種の用途において広く利用されている。ボトル状容器は一般にブロー成形法により製造されており、カップ状容器は一般にプラスチック製押出シートを圧空成形することにより製造されている。また、製造されたプラスチック容器の胴部にはシュリンクフィルムなどのラベルが取り付けられ、内容物が充填される。
圧空成形法は、熱可塑性のプラスチック製押出シートを加熱して軟化させ、その状態のシートを雌型に真空圧あるいは圧縮空気圧を用いて押し付けて成形する方法である。この方法は、深底の広口容器を成形するには適していない。また、成形後の広口容器が取り外された後のシート部分が無駄になるので、成形素材の利用効率が悪いという問題点がある。そこで、本願人は下記の特許文献1において、広口容器を二軸延伸ブロー成形により製造する方法を提案している。
一方、カップ状容器としては、上下にスタッキングした際に、上下のカップ状容器の口部フランジの間に隙間ができるように、胴部にスタッキング用の縦リブが形成された圧空成形カップが知られており、例えば、下記の特許文献2に開示されている。
国際公開第03/008176号パンフレット
特開2004−10171号公報
ここで、ボトル状容器およびカップ状容器では、所定の強度を付与するために、その胴部に縦リブや横リブなどの凹部が形成される場合がある。ブロー成形法により製造する場合には、対応する凹部を備えたブロー成形型を用いる必要があり、複雑な凹部を備えたブロー成形型は一般に高価である。また、アンダーカットが生ずるような凹部を付けることができないという制約がある。
一方、カップ状容器はブロー成形法および圧空成形法により成形される。ブロー成形においては割型よりも安価な抜き型を用いることができる。しかし、胴部に凹部を付ける場合には、アンダーカットが生ずるような凹部を付けることができないという制約がある。同様に圧空成形法によってもアンダーカットが生ずるような凹部を付けることができないという制約がある。
本発明の課題は、ブロー成形あるいは圧空成形されたプラスチック容器に、スタッキング用の凹部や補強用の凹部を簡単かつ廉価に形成可能なプスチック容器の製造方法を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のプラスチック容器の製造方法は、
有底筒状のプラスチック製の容器を成形する成形工程と、
成形された前記容器の所定部分にレーザー光を照射して、当該容器に部分的に凹部を形成するレーザー成形工程とを有することを特徴としている。
有底筒状のプラスチック製の容器を成形する成形工程と、
成形された前記容器の所定部分にレーザー光を照射して、当該容器に部分的に凹部を形成するレーザー成形工程とを有することを特徴としている。
ここで、前記成形工程は、プラスチック製の一次成形品であるプリフォームから容器を成形するブロー成形工程、または、プラスチックフィルムあるいはプラスチック製押出シートから圧空成形法により前記容器を成形する圧空成形工程とすることができる。
本発明者等の実験によれば、ブロー成形あるいは圧空成形された容器の胴部に、出力を適切に調整したレーザー光を所定時間だけ外側から照射することにより、白化させることなく、レーザー光照射部分に所定深さの凹部を形成できることが確認された。したがって、本発明によれば、ブロー成形型あるいは圧空成形用の型として、凹面などの複雑な成形面の付いていない廉価なものを用いて容器を成形し、しかる後に、所望の形状の凹部を容器の所望部分に簡単に形成することができる。
本発明のプラスチック容器の製造方法は、底付きの筒状の胴部と、この胴部の上端に形成された小径の口部と、この口部の外周面に形成された雄ねじ部とを備えたボトル状容器の製造方法として用いることができる。また、下端の底面から上端の開口部に向けて同一断面、あるいは断面が漸増している筒状の胴部と、この胴部の開口部の縁に形成した口部フランジとを備えたカップ状容器の製造方法として用いることができる。
また、本発明における前記レーザー成形工程においては、前記容器の胴部にレーザー光を照射して、胴部補強あるいは底部補強、または胴部装飾あるいは底部装飾のための前記凹部を形成することができる。また、当該レーザー成形工程では、前記カップ状容器の前記胴部における底面側の部分に、スタッキング用の前記凹部を形成することもできる。
本発明のプラスチック容器の製造方法は、成形されたカップ状容器の胴部にシュリンクラベルの抜け防止用の凹部を形成するために用いるのに適している。このような凹部は胴部の円周方向に沿って形成され、当該凹部に、シュリンクラベルの上端縁部分あるいは下端縁部分がシュリンクして貼り付いた状態になる。この結果、円筒状あるいは逆円錐台状の胴部に取り付けたラベルが胴部から底面側に抜けてしまうことを確実に防止できる。
特に、このように円周方向に延びる凹部を備えたカップ状容器は抜き型を用いて成形することができず、ブロー成形の場合には高価な割り型を用いる必要がある。本発明によれば、抜き型を用いて円筒状あるいは円錐台状の容器を成形した後に、レーザー光を照射することにより簡単に抜け防止用の凹部を付けることができる。
本発明のプラスチック容器の製造方法では、成形された容器にレーザー光を照射して所望の凹部を形成している。したがって、ブロー成形型あるいは圧空成形用の型として、凹状の複雑な成形面を備えた高価な型を用いる必要がない。また、従来においては形成できなかった凹部も形成することができる。
さらに、共通の成形型を用いて共通形状の容器を成形し、しかる後に、異なる凹部を各容器に付けることもできる。よって、各種の成形型を用意しておく必要がなく、この点からも製造コストを削減できる。
さらには、カップ状容器の場合には、安価な成形型を用いて容器を成形して、任意の部位に凹部を付けることができる。よって、スタッキング用の凹部や補強用の凹部などが胴部に形成されたカップ状容器を廉価に製造できる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したプラスチック容器の製造方法を説明する。
(実施例1)
図1は本発明の方法により製造したカップ状容器を示す正面図、底面図および部分詳細図である。カップ状容器1は、PEN、PET、PPなどの熱可塑性プラスチックから形成されたものであり、底部2と、この底部2から上方に向けて逆円錐台状に広がっている筒状の胴部3とを有している。胴部3の上端の開口部4の縁には外側に広がった円環状の口部フランジ5が形成されている。したがって、胴部3は、その開口部4において外径が最も大きい。ここで、胴部3における上端側の部位には、胴部円周方向に沿って形成された一条の円環状の凹部3aが形成されている。この凹部3aは円弧状断面をしており、胴部上端部分の補強用リブとして機能すると共に、胴部3に取り付けられるシュリンクラベルの抜け止めとしても機能する。
図1は本発明の方法により製造したカップ状容器を示す正面図、底面図および部分詳細図である。カップ状容器1は、PEN、PET、PPなどの熱可塑性プラスチックから形成されたものであり、底部2と、この底部2から上方に向けて逆円錐台状に広がっている筒状の胴部3とを有している。胴部3の上端の開口部4の縁には外側に広がった円環状の口部フランジ5が形成されている。したがって、胴部3は、その開口部4において外径が最も大きい。ここで、胴部3における上端側の部位には、胴部円周方向に沿って形成された一条の円環状の凹部3aが形成されている。この凹部3aは円弧状断面をしており、胴部上端部分の補強用リブとして機能すると共に、胴部3に取り付けられるシュリンクラベルの抜け止めとしても機能する。
すなわち、想像線で示すように、シュリンクラベル10は、その上端縁部分10aが凹部3aに重なる状態に巻かれる。よって熱収縮後においては、当該上端縁部分10aは下側の部分よりも収縮して凹部3aの表面に密着して貼り付く。この結果、シュリンクラベル10が、下方に向けて外径が漸減している胴部3から下方に抜け出ることが確実に阻止される。
この形状のカップ状容器1は、プラスチック一次成形品であるプリフォームを二軸延伸ブロー成形して、凹部3aの付いていない容器を形成するブロー成形工程と、当該ブロー成形工程により得られた容器にレーザー光を照射して凹部3aを形成するレーザー成形工程を経て製造される。ブロー成形工程の代わりに、プラスチックフィルムを用いて凹部3aの付いていない容器を圧空成形する圧空成形工程を採用することもできる。
図2(a)はカップ状容器1の製造に用いるプリフォームを倒立状態で示す正面図である。本例のプリフォーム6は、二軸延伸ブロー成形により底部2および胴部3になる浅い椀状の延伸成形部分7と、この延伸成形部分7の開口部8の縁に沿って形成され、延伸成形されずにそのままカップ状容器1の口部フランジ5として残る口部フランジ9とを備えた形状をしている。
図2(b)に示すように、プリフォーム6の延伸成形部分7は、ブロー成形型11内において、想像線で示すように延伸されて、カップ状容器1の底部2および胴部3を形成する。ブロー成形型11は、ベース12上に上下に開閉可能に配置された抜き型であり、この内部には、円錐台形状の成形面11aが形成されている。したがって、プリフォーム6を二軸延伸ブロー成形することにより、凹部3aの付いていない胴部3を備えた容器1Aが得られる。なお、カップ状容器1の二軸延伸ブロー成形装置としては、例えば、本願人の出願に係るWO03/008176号公報に開示されているものを用いることができる。
次に、レーザー成形工程では、ブロー成形された後の容器1Aをその中心軸線回りに回転させながら、その胴部3の外周面にレーザー光を照射して、凹部3aを形成する。レーザー光としては、中心波長が約10.6ミクロンの炭酸ガスレーザーを用いることが望ましい。60W出力のレーザー光を胴部外周面に照射しながら容器1Aを回転させ、照射部分の温度を170℃ないし180℃にしたところ、図1(c)に示すような円弧状の凹部3aが形成された。また、レーザー光が照射されたプラスチック部分に、白化による劣化も認められなかった。
ここで、本例のカップ状容器1では、その胴部3に一条の凹部3aが形成されているが、凹部3aを複数本形成してもよい。例えば、図3に示すように、二条の凹部3a(1)、3a(2)を形成してもよい。複数本の凹部を形成すれば、胴部3の強度が高まる。また、これらの凹部を覆う状態にシュリンクラベルを配置して熱収縮させると、これらの凹部に沿ってシュリンクラベルの上端縁部分が収縮するので、シュリンクラベルの胴部からの抜け防止がより確実になる。
(実施例2)
次に、図4は胴部下側の部位に凹部が形成されたカップ状容器を示す正面図、底面図および部分詳細図である。本例のカップ状容器20は、底部22から逆円錐台状に上方に向けて徐々に広がっている胴部23の上端部分に同一外径の円筒状の短い首部26が形成されている。この上端の開口部24の縁から外側に円環状のフランジ25が形成されている。胴部23の外周面における下側の部位に、一条の円環状の凹部23aが形成されている。この形状のカップ状容器20も実施例1のカップ状容器1と同様に、ブロー成形工程とレーザー成形工程を経て製造することができる。
次に、図4は胴部下側の部位に凹部が形成されたカップ状容器を示す正面図、底面図および部分詳細図である。本例のカップ状容器20は、底部22から逆円錐台状に上方に向けて徐々に広がっている胴部23の上端部分に同一外径の円筒状の短い首部26が形成されている。この上端の開口部24の縁から外側に円環状のフランジ25が形成されている。胴部23の外周面における下側の部位に、一条の円環状の凹部23aが形成されている。この形状のカップ状容器20も実施例1のカップ状容器1と同様に、ブロー成形工程とレーザー成形工程を経て製造することができる。
本例の凹部23aも補強用のリブおよびシュリンクラベルの抜け止め用のリブとして利用することができる。さらには、上下にカップ状容器20をスタッキングする場合におけるスタッキング用のリブとしても利用できる。なお、図5に示すように、複数の凹部23a、例えば三条の凹部23a(1)、23a(2)、23a(3)を形成することも勿論可能である。
(実施例3)
図6は、縦リブが形成されたカップ状容器を示す正面図、底面図および横断面図である。本例のカップ状容器30は、実施例1のカップ状容器1と同一形状のプリフォーム6をブロー成形して容器1A(図2参照)を製造するブロー成形工程と、容器1Aに縦リブ33aを形成するレーザー成形工程を経て製造される。容器1Aに縦リブ33aを形成するに当たっては、その胴部33の外周面にレーザー光を当てながら、容器1Aをその軸線1aの方向に上下に移動させればよい。本例では、胴部33に6本の補強用のリブ33aを形成しているが、異なる本数の縦リブを形成することも可能である。なお、図6のカップ状容器30は図1のカップ状容器1と同一形状であるので、胴部33以外については対応する部位に同一符号を付してあり、それらの説明は省略する。
図6は、縦リブが形成されたカップ状容器を示す正面図、底面図および横断面図である。本例のカップ状容器30は、実施例1のカップ状容器1と同一形状のプリフォーム6をブロー成形して容器1A(図2参照)を製造するブロー成形工程と、容器1Aに縦リブ33aを形成するレーザー成形工程を経て製造される。容器1Aに縦リブ33aを形成するに当たっては、その胴部33の外周面にレーザー光を当てながら、容器1Aをその軸線1aの方向に上下に移動させればよい。本例では、胴部33に6本の補強用のリブ33aを形成しているが、異なる本数の縦リブを形成することも可能である。なお、図6のカップ状容器30は図1のカップ状容器1と同一形状であるので、胴部33以外については対応する部位に同一符号を付してあり、それらの説明は省略する。
(その他の実施の形態)
なお、上記の例はカップ状容器の製造に本発明を適用した例であるが、本発明をボトル状容器の製造に適用することも可能である。この場合には、一般的に知られている二軸延伸ブロー成形によりボトル状容器を製造し、しかる後に、レーザー光をボトル状容器の胴部に照射して、目標とする装飾用の縦リブや横リブ、シュリンクラベルの抜け止め用のリブ、スタッキング用のリブ、または補強用のリブを付ければよい。
なお、上記の例はカップ状容器の製造に本発明を適用した例であるが、本発明をボトル状容器の製造に適用することも可能である。この場合には、一般的に知られている二軸延伸ブロー成形によりボトル状容器を製造し、しかる後に、レーザー光をボトル状容器の胴部に照射して、目標とする装飾用の縦リブや横リブ、シュリンクラベルの抜け止め用のリブ、スタッキング用のリブ、または補強用のリブを付ければよい。
また、上記の例はブロー成形により得られたカップ状容器に凹部を形成した例であるが、圧空成形により成形された容器に凹部を形成してもよいことは勿論である。
さらに、上記の例は、いずれも、カップ状容器の胴部に、その円周方向および上下方向に延びる凹部を形成した例である。レーザー成形工程において胴部に付与可能な凹部は、これ以外の方向のものや曲線状のものであってもよい。
さらにまた、胴部の内部から胴部内周面にレーザー光を照射することにより、胴部に凸部を形成することも可能である。したがって、カップ状容器およびボトル状容器の胴部に、装飾用、補強用、スタッキング用、シュリンクラベルの抜け止め用などの各種の用途の凹部、凸部を形成することが可能である。
これに加えて、カップ状容器やボトル状容器における胴部以外の部位、例えば、底部に、必要に応じて、装飾用、補強用などの目的で凹部や凸部を形成することも可能である。
1、20、30 カップ状容器
1A 容器
2、22 底部
3、23、33 胴部
4、24 開口部
5、25 口部フランジ
3a、23a、33a 凹部
6 プリフォーム
7 延伸成形部分
8 開口部
9 口部フランジ
10 シュリンクラベル
11 ブロー成形型
1A 容器
2、22 底部
3、23、33 胴部
4、24 開口部
5、25 口部フランジ
3a、23a、33a 凹部
6 プリフォーム
7 延伸成形部分
8 開口部
9 口部フランジ
10 シュリンクラベル
11 ブロー成形型
Claims (11)
- 有底筒状のプラスチック製の容器を成形する成形工程と、
成形された前記容器の所定部分にレーザー光を照射して、当該容器に部分的に凹部を形成するレーザー成形工程とを有するプラスチック容器の製造方法。 - 請求項1において、
前記成形工程は、プラスチック製の一次成形品であるプリフォームから容器を成形するブロー成形工程であるプラスチック容器の製造方法。 - 請求項1において、
前記成形工程は、プラスチックフィルムまたはプラスチック製押出シートから圧空成形法により前記容器を成形する圧空成形工程であるプラスチック容器の製造方法。 - 請求項2または3において、
前記容器は、下端の底面から上端の開口部に向けて同一断面、あるいは断面が漸増している筒状の胴部と、この胴部の開口部の縁に形成した口部フランジとを備えたカップ状容器であるプラスチック容器の製造方法。 - 請求項2において、
前記容器は、底付きの筒状の胴部と、この胴部の上端に形成された小径の口部と、この口部の外周面に形成された雄ねじ部とを備えたボトル状容器であるプラスチック容器の製造方法。 - 請求項1ないし5のうちのいずれかの項において、
前記レーザー成形工程では、前記容器の前記胴部にレーザー光を照射して、胴部補強あるいは底部補強、または胴部装飾あるいは底部装飾のための前記凹部を形成するプラスチック容器の製造方法。 - 請求項4において、
前記レーザー成形工程では、前記カップ状容器の前記胴部における底面側の部分に、スタッキング用の前記凹部を形成するプラスチック容器の製造方法。 - 請求項4において、
前記レーザー成形工程では、前記カップ状容器の前記胴部に、シュリンクラベルの抜け防止用の前記凹部を形成するプラスチック容器の製造方法。 - 請求項8において、
前記凹部は前記胴部の円周方向に延びる1本あるいは複数本の円環状の凹部であるプラスチック容器の製造方法。 - 請求項4において、
前記成形工程では、前記カップ状容器の軸線方向に沿って開閉される抜き型を用いるプラスチック容器の製造方法。 - 請求項1ないし10のうちのいずれかの項に記載の製造方法によって製造されたことを特徴とするプラスチック容器。
Priority Applications (1)
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2004
- 2004-05-21 JP JP2004151378A patent/JP2005280329A/ja active Pending
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