JP2005269978A - 低臭気性水溶性組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 水溶性可食物(a)と、該水溶性可食物(a)(固形分)1重量部に対して0.01重量部以上の量のα−シクロデキストリン(b)とを含む低臭気性水溶性組成物、及び該組成物を含む飲食物、化粧品、医薬品または飼料。上記成分(a)が、植物抽出物に糖付与体の存在下にシクロデキストリングルカノトランスフェラーゼを作用させて得られたものであることが好ましく、また上記植物抽出物が、ステビア、ヘスペリジン、ルチンの何れか1種または2種以上を主成分とするものであることが好ましく、さらにはヘスペリジンが望ましい。上記水溶性可食物(a)は、イオン交換樹脂にて処理されていることが好ましい。上記低臭気性水溶性組成物としては、食品用添加物、化粧品用添加物、医薬用添加物、ビタミンP強化剤などが挙げられる。
【効果】 ヘスペリジン、ルチン、ステビア等の植物抽出物やその酵素処理物の臭気が著しく低減された低臭気性水溶性組成物が提供される。
【選択図】なし
【効果】 ヘスペリジン、ルチン、ステビア等の植物抽出物やその酵素処理物の臭気が著しく低減された低臭気性水溶性組成物が提供される。
【選択図】なし
Description
本発明は、低臭気性水溶性組成物に関し、さらに詳しくは、酵素処理ヘスペリジンなどの臭気性成分が含まれた水溶性可食物の臭気を低減した水溶性組成物に関する。
従来より、柑橘由来の成分である「ヘスペリジン」、ソバ、ジャガイモ、アスパラガス等由来の成分である「ルチン」、南米原産のキク科植物由来の高甘味度甘味料である「ステビア」、あるいはそれらの水溶性などを高めた酵素処理物等は、種々の有用な作用を有し、それらの特性を生かして様々な分野で用いられている。
例えば、ヘスペリジン、酵素処理ヘスペリジンは、共に天然色素の退色防止、血行促進、ビタミンP様作用を示し、特に酵素処理ヘスペリジンは糖転移ビタミンPとして飲食物、化粧品等に添加して用いられている(例えば、非特許文献1、2、3)。
また、ルチン、酵素処理ルチンは、酸化防止剤、着色料、強化剤等として用いられ(例えば、非特許文献3)、またステビア、酵素処理ステビアは、ノンカロリーの高甘味度甘味料として、食品等に添加して用いられている(例えば、非特許文献3)。
しかしながら、これらヘスペリジン、ルチン、ステビア等の植物抽出物やそれらの酵素処理物は、それぞれ特有の臭気を有しており、その利用分野が制限されている。
そこで、本発明者らは上記問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、これらヘスペリジン、ルチン、ステビア等の酵素処理物に、(好ましくは、さらに多孔性合成吸着樹脂処理したものに、)特定の成分を配合すれば、その臭気を著しく低減できることなどを見出して、本発明を完成するに至った。
そこで、本発明者らは上記問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、これらヘスペリジン、ルチン、ステビア等の酵素処理物に、(好ましくは、さらに多孔性合成吸着樹脂処理したものに、)特定の成分を配合すれば、その臭気を著しく低減できることなどを見出して、本発明を完成するに至った。
なお、特開平3−7593号公報(特許文献1)には、ヘスペリジンにD−グルコース残基が等モル以上α結合しているα−グリコシルヘスペリジンが開示され、また、その製造法として、ヘスペリジンとα−グルコシル糖化合物とを含有する溶液に糖転移酵素を作用させてα−グリコシルヘスペリジン(反応混合物)を生成させ、これを採取する、α−グリコシルヘスペリジン(ヘスペリジン誘導体)の製造方法が開示され、得られた反応混合物をさらに合成樹脂吸着剤で処理する態様も示されている。また、α−グルコシル糖化合物として、アミロース、デキストリンなどの他に、シクロデキストリン等も挙げられ、その実施例ではデキストリンを用いた態様のみが示されている。また該特許文献1には、得られるヘスペリジン誘導体は、水溶性に優れ、実質的に無味無臭で、毒性の懸念もなく、生体内で生理活性を発揮し得る旨記載されている。
しかしながら、該公報に記載のα−グリコシルヘスペリジンでは、用いられる用途によっては、特に、口紅などに配合して用いるには、臭気の点で更なる改善の余地がある。なお、上記糖転移反応の際にシクロデキストリンなどのα−グルコシル糖化合物を用いる場合でも、シクロデキストリン等は酵素反応中に分解され、また多孔性合成吸着樹脂でも分離、除去されるため実質上製品中には存在していない。
「食品化学新聞」、食品化学新聞社刊、平成13年10月25日発行。 「化学工業日報」(株)化学工業日報社、平成13年11月9日発行。 東洋精糖(株)「Toyo Sugur ホームページ」、[online]、平成16年2月24日検索、インターネット、<URL:http://www.toyosugar.co.jp/item/agst/agst_n04.html> 特開平3−7593号公報
「食品化学新聞」、食品化学新聞社刊、平成13年10月25日発行。 「化学工業日報」(株)化学工業日報社、平成13年11月9日発行。 東洋精糖(株)「Toyo Sugur ホームページ」、[online]、平成16年2月24日検索、インターネット、<URL:http://www.toyosugar.co.jp/item/agst/agst_n04.html>
本発明は、上記のような従来技術に伴う問題点を解決しようとするものであって、ヘスペリジン、ルチン、ステビア等の酵素処理物を含み、それらの臭気が著しく低減された、低臭気性水溶性組成物を提供することを目的としている。
本発明に係る低臭気性水溶性組成物は、水溶性可食物(a)と、該水溶性可食物(a)(固形分)1重量部に対して0.01重量部以上の量のα−シクロデキストリン(b)とを含むことを特徴としている。
本発明においては、上記水溶性可食物(a)が、植物抽出物に糖付与体の存在下にシクロデキストリングルカノトランスフェラーゼを作用させて得られたものであることが好ましい。
本発明においては、上記植物抽出物が、ステビア、ヘスペリジン、ルチンの何れか1種または2種以上を主成分として含有するものであることが好ましい。
本発明においては、上記水溶性可食物(a)が、酵素処理ヘスペリジンであることが好ましい。
本発明においては、上記水溶性可食物(a)が、酵素処理ヘスペリジンであることが好ましい。
本発明においては、上記水溶性可食物(a)が、多孔性合成吸着樹脂にて処理されていることが好ましい。
本発明においては、上記低臭気性水溶性組成物が、食品添加物、化粧品用添加物、医薬用添加物の何れかであることが好ましい。
本発明においては、上記低臭気性水溶性組成物が、食品添加物、化粧品用添加物、医薬用添加物の何れかであることが好ましい。
本発明に係る飲食物、化粧品、医薬品または飼料は、上記の何れかに記載の低臭気性水溶性組成物を含むことを特徴としている。
本発明によれば、ヘスペリジン、ルチン、ステビア等の酵素処理物の臭気が著しく低減された低臭気性水溶性組成物が提供される。特に、これら酵素処理物を予め多孔性合成吸着樹脂などにて処理したものに、α−シクロデキストリンが配合されていると、得られる低臭気性水溶性組成物は、ヘスペリジン、ルチン、ステビア等の植物抽出物やその酵素処理物の臭気が一層低減され、上記したような広汎な用途に好適に使用される。
以下、本発明に係る低臭気性水溶性組成物について具体的に説明する。
[低臭気性水溶性組成物]
本発明に係る低臭気性水溶性組成物は、水溶性可食物(a)と、該水溶性可食物(a)(固形分)1重量部に対して、α−シクロデキストリン(b)を0.01重量部以上、好ましくは0.1重量部以上、特に好ましくは0.5重量部以上の量で含んでいる。
[低臭気性水溶性組成物]
本発明に係る低臭気性水溶性組成物は、水溶性可食物(a)と、該水溶性可食物(a)(固形分)1重量部に対して、α−シクロデキストリン(b)を0.01重量部以上、好ましくは0.1重量部以上、特に好ましくは0.5重量部以上の量で含んでいる。
このα−シクロデキストリンの含有量が、上記範囲より少ないと水溶性可食物臭例えば、ヘスペリジン、酵素素処理ヘスペリジン等に共通したビタミンP臭などの特有の臭気が強く感じられる傾向があり、最終製品への添加量を減らすかまたは使用できなくなる。
なお、このα−シクロデキストリンの添加量の上限値は、最終製品の種類や形態、また
は最終製品に及ぼす影響も異なるため特に限定しないが、約100万倍以下が好ましい。
なお、本発明では、本発明の目的に反しない範囲で、このα−シクロデキストリン(b)の一部をβ−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリンなどで置換、代用してもよい。但し、上記α−シクロデキストリンの添加効果である臭気低減効果などを考慮すると、α−シクロデキストリンからβ−、γ−シクロデキストリンなどへの置換量はできるだけ少ないことが望ましく、例えば、β、γ−シクロデキストリンの合計で、40重量%以下、さらには20重量%以下、特に10重量%以下の範囲であることが望ましい。
は最終製品に及ぼす影響も異なるため特に限定しないが、約100万倍以下が好ましい。
なお、本発明では、本発明の目的に反しない範囲で、このα−シクロデキストリン(b)の一部をβ−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリンなどで置換、代用してもよい。但し、上記α−シクロデキストリンの添加効果である臭気低減効果などを考慮すると、α−シクロデキストリンからβ−、γ−シクロデキストリンなどへの置換量はできるだけ少ないことが望ましく、例えば、β、γ−シクロデキストリンの合計で、40重量%以下、さらには20重量%以下、特に10重量%以下の範囲であることが望ましい。
なお、本発明では、このような低臭気性水溶性組成物の性状は、特に限定されず、用いられる用途等に応じて適宜決定可能であり、例えば、常温で液状、ゼリー状、固形物、粉末などの何れでもよい。
<水溶性可食物(a)>
この低臭気性水溶性組成物に含まれる水溶性可食物(a)としては、ステビア、ヘスペリジン、ルチンなど、特有の臭気を有する植物抽出物に、デンプン等の糖付与体の存在下でシクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ等の糖転移酵素を作用させて得られた、酵素処理ステビア、酵素処理ヘスペリジン、酵素処理ルチンなどのα−グリコシル化物(α−グリコシル化ステビア、α−グリコシル化ヘスペリジン、α−グリコシル化ルチンとも言う。)等が挙げられる。なかでも酵素処理ヘスペリジンは固有の臭気が強く、α−シクロデキストリンを添加すると顕著な臭気低減効果が得られる。
<水溶性可食物(a)>
この低臭気性水溶性組成物に含まれる水溶性可食物(a)としては、ステビア、ヘスペリジン、ルチンなど、特有の臭気を有する植物抽出物に、デンプン等の糖付与体の存在下でシクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ等の糖転移酵素を作用させて得られた、酵素処理ステビア、酵素処理ヘスペリジン、酵素処理ルチンなどのα−グリコシル化物(α−グリコシル化ステビア、α−グリコシル化ヘスペリジン、α−グリコシル化ルチンとも言う。)等が挙げられる。なかでも酵素処理ヘスペリジンは固有の臭気が強く、α−シクロデキストリンを添加すると顕著な臭気低減効果が得られる。
このような水溶性可食物(a)は、1種または2種以上組合わせて用いてもよい。これら水溶性可食物(a)は、好ましくは多孔性合成樹脂による処理をしたものであれば、その後で、さらに精製されていてもよく、未精製物でもよい。
上記水溶性可食物(a)としては、従来より公知の方法で得られるものを用いることができる。
本発明においては、上記水溶性可食物(a)が好ましくは多孔性合成樹脂により処理された後、さらにイオン交換樹脂、活性炭の何れか1種または2種、好ましくは両方にて処理されているものが固有の臭気、例えば酵素処理ヘスペリジンでは、ビタミンP様の臭気のより顕著な低減効果が得られる点で好ましい。
本発明においては、上記水溶性可食物(a)が好ましくは多孔性合成樹脂により処理された後、さらにイオン交換樹脂、活性炭の何れか1種または2種、好ましくは両方にて処理されているものが固有の臭気、例えば酵素処理ヘスペリジンでは、ビタミンP様の臭気のより顕著な低減効果が得られる点で好ましい。
多孔性吸着樹脂剤としては、水溶性可食物(a)中のデンプン分解物および臭い成分を除去できれば無極性樹脂、中間極性樹脂の何れでもよい。
具体的には、例えば無極性樹脂としてHP−10,HP−20,HP−50(三菱化成(株)製)、中間極性としてXAD−7(オルガノ(株)製)が挙げられる。
具体的には、例えば無極性樹脂としてHP−10,HP−20,HP−50(三菱化成(株)製)、中間極性としてXAD−7(オルガノ(株)製)が挙げられる。
上記多孔性吸着樹脂剤よる処理物としては、例えば特開平3−7593号公報(特許文献1)に記載されているように、ヘスペリジンにD−グルコース残基が等モル以上α1−4結合しているα−グリコシルヘスペリジンが挙げられる。
酵素処理ヘスペリジンの製造法としては、この特開平3−7593号公報に記載されているように、ヘスペリジンとα−グルコシル糖化合物(デンプン部分分解物)とを含有する溶液に上記したような糖転移酵素を作用させてα−グリコシルヘスペリジン(反応混合物)を生成させる方法が挙げられる。
このようにして得られた反応混合物の多孔性合成樹脂処理を行うと、臭気成分、不純物がより一層低減された処理物が得られる。なお上記多孔性合成樹脂に加えて、イオン交換樹脂、活性炭などを用いて臭気成分、イオン類などの低減処理をしてもよい。
上記α−グルコシル糖化合物としては、従来より公知のアミロース、デキストリン、シ
クロデキストリン等が挙げられる。
また、ステビアあるいは酵素処理ステビアとしては、特開2000−287642号公報の[0014]〜[0015]欄に記載されているように、ステビア抽出物を使用してもよく、ステビア抽出物とは、キク料ステビア(Stevia rebaudiana BERTONI)の地上部
より、室温〜熱水で抽出し、精製して得られたものである。主甘味成分はステビオサイド、レバウディオサイドA等であり、ステビア抽出物の乾燥物では、ステビオール配糖体として通常80.0%以上の量でこれら成分を含有する。本発明ではこのステビア抽出物を単独で使用でき、またステビア抽出物と希釈剤、賦形剤等を組合わせて用いた希釈品である液体、粉末、顆粒品等を使用できる。
クロデキストリン等が挙げられる。
また、ステビアあるいは酵素処理ステビアとしては、特開2000−287642号公報の[0014]〜[0015]欄に記載されているように、ステビア抽出物を使用してもよく、ステビア抽出物とは、キク料ステビア(Stevia rebaudiana BERTONI)の地上部
より、室温〜熱水で抽出し、精製して得られたものである。主甘味成分はステビオサイド、レバウディオサイドA等であり、ステビア抽出物の乾燥物では、ステビオール配糖体として通常80.0%以上の量でこれら成分を含有する。本発明ではこのステビア抽出物を単独で使用でき、またステビア抽出物と希釈剤、賦形剤等を組合わせて用いた希釈品である液体、粉末、顆粒品等を使用できる。
酵素処理ステビアは、例えば、ステビア抽出物にα−グルコシルトランスフェラーゼ等を用いてグルコースを付加して得られ、その主甘味成分はα−グルコシルステビオサイド、α−グルコシルレバウディオサイドA等であり、乾燥物は、ステビオール配糖体として80.0%(重量%)以上の量で含有し、未反応のステビオール配糖体含量は、15.0%以下である。この酵素処理ステビアとしては、酵素処理ステビア単独または、酵素処理ステビアと共に希釈剤、賦形剤等を用いてなる希釈品である液体、粉末、顆粒品等を使用できる。
酵素処理ステビアとしては、市販品を用いてもよく、例えば、「αGスイートPX」(東洋精糖(株)製)等が挙げられる。また、ステビア抽出物としては、例えば、「ステビロース90」(東洋精糖(株)製)が挙げられる。
また、酵素処理ルチンについては、例えば、特開2004−59522号公報の[0014]欄に記載されているように、ルチン(ケルセチン−3−ルチノース)とデキストリンの溶解液に、シクロマルトデキストリングルカノトランスフェラーゼを作用させてデキストリンから糖をルチンに転移させ、上記水溶性可食物(a)と同様に精製して製造することができる。
また、酵素処理ルチンとしては、市販品を使用してもよく、市販品としては、例えば、東洋精糖(株)製の「αG−ルチンPS」あるいは「αG−ルチンP」等が挙げられる。
本発明に係る上記低臭気性水溶性組成物には、必須成分である上記水溶性可食物(a)と、α−シクロデキストリン(b)とに加えて、必要により、さらに賦型剤、ビタミンC等の酸化防止剤などが適宜量で含まれていてもよい。
本発明に係る上記低臭気性水溶性組成物には、必須成分である上記水溶性可食物(a)と、α−シクロデキストリン(b)とに加えて、必要により、さらに賦型剤、ビタミンC等の酸化防止剤などが適宜量で含まれていてもよい。
[低臭気性水溶性組成物の製造]
この低臭気性水溶性組成物を得るには、上記のような水溶性可食物(a)と、α−シクロデキストリン(b)とを、この水溶性可食物(a)(固形分)1重量部に対して、α−シクロデキストリン(b)を0.01重量部以上、好ましくは0.1重量部以上、特に好ましくは0.5重量部以上の量で配合し、攪拌、混練等すればよい。この際には攪拌機などを用いてもよい。また、配合成分の物性が変化、変質等しない範囲で、溶解、過熱、ろ過、乾燥等をしてもよい。また必要により、この低臭気性水溶性組成物の調製の際に、デンプンなどの賦型剤、ビタミンC等の酸化防止剤、水、エタノールなどの溶剤あるいは分散媒を任意の時期に添加、混合してもよい。
この低臭気性水溶性組成物を得るには、上記のような水溶性可食物(a)と、α−シクロデキストリン(b)とを、この水溶性可食物(a)(固形分)1重量部に対して、α−シクロデキストリン(b)を0.01重量部以上、好ましくは0.1重量部以上、特に好ましくは0.5重量部以上の量で配合し、攪拌、混練等すればよい。この際には攪拌機などを用いてもよい。また、配合成分の物性が変化、変質等しない範囲で、溶解、過熱、ろ過、乾燥等をしてもよい。また必要により、この低臭気性水溶性組成物の調製の際に、デンプンなどの賦型剤、ビタミンC等の酸化防止剤、水、エタノールなどの溶剤あるいは分散媒を任意の時期に添加、混合してもよい。
[低臭気性水溶性組成物の用途]
このような低臭気性水溶性組成物が、例えば、ヘスペリジン、酵素処理ヘスペリジンを臭気成分として含有するものである場合は、毛細血管の強化、出血予防、血圧調整などの生理作用を持つビタミンP様物質としての機能を有し、食品、医薬品、化粧品など極めて広い範囲で利用される。
このような低臭気性水溶性組成物が、例えば、ヘスペリジン、酵素処理ヘスペリジンを臭気成分として含有するものである場合は、毛細血管の強化、出血予防、血圧調整などの生理作用を持つビタミンP様物質としての機能を有し、食品、医薬品、化粧品など極めて広い範囲で利用される。
このように、その安全性が確認されているヘスペリジン、酵素処理ヘスペリジンなどを含む本発明の低臭気性水溶性組成物は、それらの特性を生かして、例えば、食品用添加物、化粧品用添加物、医薬用添加物、ビタミンP強化剤、健康補助食品等として好適に用いることができる。
例えば、ステビア、酵素処理ステビアを臭気成分として含有するものである場合は、食品用添加物、医薬用添加物に好適に用いられる。
また、ルチン、酵素処理ルチンなどを含む場合には、食品用添加物、化粧品用添加物、医薬用添加物、ビタミンP強化剤に好適に用いられる。
また、ルチン、酵素処理ルチンなどを含む場合には、食品用添加物、化粧品用添加物、医薬用添加物、ビタミンP強化剤に好適に用いられる。
これら低臭気性水溶性組成物は、その用途に応じて、前述したような任意の剤型を採ることができ、該組成物中の水溶性可食物(a)あるいはα−シクロデキストリン(b)の含有量は、それぞれ上記範囲にある限り、特に限定されず、例えば、該組成物中に、水溶性可食物(a)(固形分)は、0.1〜99.9重量%の量で含まれている。
また、この低臭気性水溶性組成物は、飲食物、化粧品、医薬品または飼料などに任意量で添加して用いることもできる。
飲食物としては、例えば、酸性飲料、例えば、酢飲料、乳酸飲料、柑橘飲料、酸性野菜飲料、(酸性の)生薬含有飲料などが挙げられる。
[実施例]
以下、本発明に係る低臭気性水溶性組成物について実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明は係る実施例により何ら限定されるものではない。
飲食物としては、例えば、酸性飲料、例えば、酢飲料、乳酸飲料、柑橘飲料、酸性野菜飲料、(酸性の)生薬含有飲料などが挙げられる。
[実施例]
以下、本発明に係る低臭気性水溶性組成物について実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明は係る実施例により何ら限定されるものではない。
ヘスペリジン(イ)1重量部およびデキストリン(DE20)6重量部の配合物に水5,000(5千)重量部を加えて温度80℃に加熱し、ヘスペリジン及びデキストリンを
溶解させ、これにシクロマルトデキストリン グルカノトランスフェラ−ゼをデキストリン1g当たり30単位加え、pH6.0、70℃に維持して18時間反応させ、酵素処理ヘスペリジン反応液を得た。
溶解させ、これにシクロマルトデキストリン グルカノトランスフェラ−ゼをデキストリン1g当たり30単位加え、pH6.0、70℃に維持して18時間反応させ、酵素処理ヘスペリジン反応液を得た。
この反応液を多孔性合成樹脂吸着剤(商品名「HP−10」、三菱化成(株)製)が充填されたカラムにSV2.0で通液し、酵素処理ヘスペリジンを吸着させた。
次いで、このカラムを水で洗浄しデキストリン分解物、臭い物質を洗浄・除去した後、50 v/v%エタノ−ルを通液し酵素処理ヘスペリジンなどを脱着した。
次いで、このカラムを水で洗浄しデキストリン分解物、臭い物質を洗浄・除去した後、50 v/v%エタノ−ルを通液し酵素処理ヘスペリジンなどを脱着した。
得られた脱着液を濃縮して溶出液中のエタノ−ルを留去し、乾燥して酵素処理ヘスペリジン粉末(ロ)を得た。
酵素処理ヘスペリジン粉末1重量部にイオン交換水10重量部を加えて温度60℃に加熱し溶解した後、約30℃に冷却して強酸性陽イオン交換樹脂(商品名「ダイアイオンSK1B」、三菱化成(株)製)と強塩基性イオン交換樹脂(商品名「ダイアイオンSA10A」、三菱化成(株)製)に接触させて脱塩、脱色、脱臭を行った。
酵素処理ヘスペリジン粉末1重量部にイオン交換水10重量部を加えて温度60℃に加熱し溶解した後、約30℃に冷却して強酸性陽イオン交換樹脂(商品名「ダイアイオンSK1B」、三菱化成(株)製)と強塩基性イオン交換樹脂(商品名「ダイアイオンSA10A」、三菱化成(株)製)に接触させて脱塩、脱色、脱臭を行った。
得られた流出液を濃縮・乾燥し、イオン交換樹脂による処理が行なわれた酵素処理ヘスペリジン粉末(ハ)(イオン交換樹脂・酵素処理ヘスペリジン粉末)を得た。
このイオン交換樹脂・酵素処理ヘスペリジン粉末1重量部にイオン交換水10重量部を加えて温度60℃に加熱し、該粉末を溶解させた液を試料Aとした。
このイオン交換樹脂・酵素処理ヘスペリジン粉末1重量部にイオン交換水10重量部を加えて温度60℃に加熱し、該粉末を溶解させた液を試料Aとした。
また、このイオン交換樹脂による処理が行なわれた酵素処理ヘスペリジン粉末(ハ)1重量部およびα−サイクロデキストリン1重量部にイオン交換水10重量部を加えて温度80℃で加熱し固形分を溶解した液を試料Bとした。
なお、イオン交換樹脂による処理が行なわれていない酵素処理ヘスペリジン粉末(ロ)1重量部にイオン交換水10重量部を加えて加熱・溶解した液を対照とした。
試料A、Bおよび対照の各50mlを、100mlのスクリューキャップ付三角フラスコに充填し、密栓して60℃で1日(24時間)保温した後、30〜40℃に冷却しパネラー8人で官能検査を行った。その平均値を示す。
試料A、Bおよび対照の各50mlを、100mlのスクリューキャップ付三角フラスコに充填し、密栓して60℃で1日(24時間)保温した後、30〜40℃に冷却しパネラー8人で官能検査を行った。その平均値を示す。
実施例1の、イオン交換樹脂による処理が施されていない酵素処理ヘスペリジン粉末(ロ)1重量部にイオン交換水10重量部を加えて加熱・溶解後、粉末活性炭(商品名「精製白鷺」、武田薬品工業(株)製)0.05重量部を添加し、60℃で1時間攪拌した後、ろ過により粉末活性炭を除去した。得られたこの液を濃縮・乾燥し、活性炭処理した酵素処理ヘスペリジン粉末(ニ)を得た。
この活性炭処理した酵素処理ヘスペリジン粉末(ニ)1重量部にイオン交換水10重量部を加え、60℃で加熱・溶解した液を試料Cとした。
また、この活性炭処理した酵素処理ヘスペリジン粉末(ニ)1重量部およびα−サイクロデキストリン1重量部の配合物にイオン交換水10重量部を加えて温度80℃で加熱し固形分を溶解した液を試料Dとした。
また、この活性炭処理した酵素処理ヘスペリジン粉末(ニ)1重量部およびα−サイクロデキストリン1重量部の配合物にイオン交換水10重量部を加えて温度80℃で加熱し固形分を溶解した液を試料Dとした。
なお、実施例1の、イオン交換樹脂による処理が施されていない酵素処理ヘスペリジン粉末(ロ)1重量部にイオン交換水10重量部を加えて加熱・溶解した液を対照とした。
試料C、Dおよび対照の各50mlを、100mlのスクリュ−キャップ付三角フラスコに充填し、密栓して60℃・1日保温した後、30〜40℃に冷却しパネラー8人で官能検査を行った。その平均値を示す。
試料C、Dおよび対照の各50mlを、100mlのスクリュ−キャップ付三角フラスコに充填し、密栓して60℃・1日保温した後、30〜40℃に冷却しパネラー8人で官能検査を行った。その平均値を示す。
実施例1から得られたイオン交換樹脂・酵素処理ヘスペリジン粉末(ハ)2重量部に、イオン交換水10重量部を加えて温度60℃に加熱し該粉末(ハ)を溶解させ、次いで、粉末活性炭(商品名「精製白鷺」、武田薬品工業(株)製)0.01重量部を添加し、60℃で1時間攪拌した。
次いで、ろ過により粉末活性炭を除去した後、濃縮・乾燥し、「イオン交換樹脂及び活性炭処理した酵素処理ヘスペリジン粉末」(ホ)を得た。
この粉末(ホ)1重量部にイオン交換水10重量部を加え、60℃で加熱・溶解した液を試料Eとした。
この粉末(ホ)1重量部にイオン交換水10重量部を加え、60℃で加熱・溶解した液を試料Eとした。
またこの粉末(ホ) 1重量部に、α−サイクロデキストリン(実施例3)1重量部{
またはβ−サイクロデキストリン(参考例1)1重量部またはγ−サイクロデキストリン
(参考例2)1重量部}、イオン交換水10重量部を加えて温度80℃に加熱し、これら配合成分を溶解した。
またはβ−サイクロデキストリン(参考例1)1重量部またはγ−サイクロデキストリン
(参考例2)1重量部}、イオン交換水10重量部を加えて温度80℃に加熱し、これら配合成分を溶解した。
得られた処理液をそれぞれ試料F(実施例3)、試料G(参考例1)、試料H(参考例2)とした。
なお、実施例1の、イオン交換樹脂による処理が施されていない酵素処理ヘスペリジン粉末(ロ)1重量部にイオン交換水10重量部を加えて加熱・溶解した液を対照とした。
なお、実施例1の、イオン交換樹脂による処理が施されていない酵素処理ヘスペリジン粉末(ロ)1重量部にイオン交換水10重量部を加えて加熱・溶解した液を対照とした。
試料E、F、G、Hおよび対照の各50mlを、100mlのスクリュ−キャップ付三角フラスコに充填し、密栓して60℃・1日保温した後、30〜40℃に冷却しパネラー8人で官能検査を行った。その平均値を示す。
ルチン1重量部およびデキストリン(DE20)6重量部の配合物に水5,000(5
千)重量部を加えて温度80℃に加熱し、ルチン及びデキストリンを溶解させ、これにシクロマルトデキストリン グルカノトランスフェラ−ゼをデキストリン1g当たり30単位加え、pH6.0、70℃に維持して18時間反応させ、酵素処理ルチン反応液を得た。
千)重量部を加えて温度80℃に加熱し、ルチン及びデキストリンを溶解させ、これにシクロマルトデキストリン グルカノトランスフェラ−ゼをデキストリン1g当たり30単位加え、pH6.0、70℃に維持して18時間反応させ、酵素処理ルチン反応液を得た。
この反応液を、多孔性合成樹脂吸着剤(商品名「HP−10」、三菱化成(株)製)が充填されたカラムにSV2.0で通液した。
ついで、このカラムを水で洗浄しデキストリン分解物、臭い物質を流出させた後、50
v/v%エタノ−ルを通液し、酵素処理ルチンを脱離・溶出させた。
ついで、このカラムを水で洗浄しデキストリン分解物、臭い物質を流出させた後、50
v/v%エタノ−ルを通液し、酵素処理ルチンを脱離・溶出させた。
次いで、この溶出液を濃縮してエタノ−ルを留去し、乾燥して酵素処理ルチン粉末(ヘ)を得た。
次いで、酵素処理ルチン粉末1重量部にイオン交換水10重量部を加えて温度60℃に加熱し、含まれる固形分(すなわち酵素処理ルチン)を溶解させた後、約30℃に冷却して強酸性陽イオン交換樹脂(商品名「ダイアイオンSK1B」、三菱化成(株)製)と強塩基性イオン交換樹脂(商品名「ダイアイオンSA10A」、三菱化成(株)製)に接触させて脱塩、脱色、脱臭を行った。
次いで、酵素処理ルチン粉末1重量部にイオン交換水10重量部を加えて温度60℃に加熱し、含まれる固形分(すなわち酵素処理ルチン)を溶解させた後、約30℃に冷却して強酸性陽イオン交換樹脂(商品名「ダイアイオンSK1B」、三菱化成(株)製)と強塩基性イオン交換樹脂(商品名「ダイアイオンSA10A」、三菱化成(株)製)に接触させて脱塩、脱色、脱臭を行った。
得られた流出液を濃縮・乾燥し、イオン交換樹脂処理した酵素処理ルチン粉末(ト)を得た。
このイオン交換樹脂・酵素処理ルチン粉末(ト)1重量部にイオン交換水10重量部を加えて加熱・溶解した液を試料Iとした。
このイオン交換樹脂・酵素処理ルチン粉末(ト)1重量部にイオン交換水10重量部を加えて加熱・溶解した液を試料Iとした。
また、このイオン交換樹脂・酵素処理ヘスペリジン粉末1重量部およびα−サイクロデキストリン1重量部にイオン交換水10重量部を加えて温度80℃に加熱し、含まれる固形分を溶解させた液を試料Jとした。
なお、酵素処理ルチン粉末(ヘ)1重量部にイオン交換水10重量部を加えて加熱・溶
解した液を対照とした。
試料I、Jおよび対照の各50mlを、100mlのスクリュ−キャップ付三角フラスコに充填し、密栓して60℃・1日保温した後、30〜40℃に冷却しパネラー8人で官能検査を行った。その平均値を示す。
解した液を対照とした。
試料I、Jおよび対照の各50mlを、100mlのスクリュ−キャップ付三角フラスコに充填し、密栓して60℃・1日保温した後、30〜40℃に冷却しパネラー8人で官能検査を行った。その平均値を示す。
ステビア1重量部およびデキストリン(DE20)5重量部の配合物に水5,000(5千)重量部を加えて温度80℃に加熱し固形分のステビア、デキストリンを溶解し、こ
れにシクロマルトデキストリン グルカノトランスフェラ−ゼをデキストリン1g当たり20単位加え、pH6.0、70℃に維持して18時間反応させ、酵素処理ステビア反応液を得た。
れにシクロマルトデキストリン グルカノトランスフェラ−ゼをデキストリン1g当たり20単位加え、pH6.0、70℃に維持して18時間反応させ、酵素処理ステビア反応液を得た。
この反応液を多孔性合成樹脂吸着剤(商品名「HP−10」、三菱化成(株)製)を充填したカラムにSV2.0で通液した。
次いでこのカラムを水で洗浄しデキストリン分解物、臭い物質を除去した後、50 v/v%エタノ−ルを通液し酵素処理ステビアを溶出させた。この溶出液を濃縮してエタノ−ルを留去し、乾燥して酵素処理ステビア粉末(チ)を得た。
次いでこのカラムを水で洗浄しデキストリン分解物、臭い物質を除去した後、50 v/v%エタノ−ルを通液し酵素処理ステビアを溶出させた。この溶出液を濃縮してエタノ−ルを留去し、乾燥して酵素処理ステビア粉末(チ)を得た。
酵素処理ステビア粉末1重量部にイオン交換水10重量部を加えて60℃に加熱し含まれる固形分(酵素処理ステビア)を溶解させた後、約30℃に冷却して強酸性陽イオン交換樹脂(商品名「ダイアイオンSK1B」、三菱化成(株)製)と強塩基性イオン交換樹脂(商品名「ダイアイオンSA10A」、三菱化成(株)製)に接触させ、脱塩、脱色、脱臭を行った。
得られた流出液を濃縮・乾燥し、イオン交換樹脂処理した酵素処理ステビア粉末(リ)を得た。
このイオン交換樹脂・酵素処理ステビア粉末(リ)0.1重量部にイオン交換水100重量部を加えて加熱・溶解した液を試料Kとした。
このイオン交換樹脂・酵素処理ステビア粉末(リ)0.1重量部にイオン交換水100重量部を加えて加熱・溶解した液を試料Kとした。
また、イオン交換樹脂処理した酵素処理ステビア粉末0.1重量部およびα−サイクロデキストリン0.1重量部にイオン交換水100重量部を加えて加熱・溶解した液を試料Lとした。
なお、酵素処理ステビア粉末(チ)0.1重量部にイオン交換水100重量部を加えて加熱・溶解した液を対照とした。
試料K、Lおよび対照の各50mlを、100mlのスクリュ−キャップ付三角フラスコに充填し、密栓して60℃・1日保温した後、30〜40℃に冷却しパネラー8人で官能検査を行った。その平均値を示す。
試料K、Lおよび対照の各50mlを、100mlのスクリュ−キャップ付三角フラスコに充填し、密栓して60℃・1日保温した後、30〜40℃に冷却しパネラー8人で官能検査を行った。その平均値を示す。
Claims (7)
- 水溶性可食物(a)と、該水溶性可食物(a)(固形分)1重量部に対して0.01重量部以上の量のα−シクロデキストリン(b)とを含むことを特徴とする、低臭気性水溶性組成物。
- 上記水溶性可食物(a)が、植物抽出物に糖付与体の存在下にシクロデキストリングルカノトランスフェラーゼを作用させて得られたものであることを特徴とする請求項1に記載の低臭気性水溶性組成物。
- 上記植物抽出物が、ステビア、ヘスペリジン、ルチンの何れか1種または2種以上を主成分とするものであることを特徴とする請求項2に記載の低臭気性水溶性組成物。
- 上記水溶性可食物(a)が、酵素処理ヘスペリジンであることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載の低臭気性水溶性組成物。
- 上記水溶性可食物(a)が、多孔性合成吸着樹脂にて処理されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の低臭気性水溶性組成物。
- 上記低臭気性水溶性組成物が、食品用添加物、化粧品用添加物、医薬用添加物の何れかである請求項1〜5の何れかに記載の低臭気性水溶性組成物。
- 請求項1〜6の何れかに記載の低臭気性水溶性組成物を含むことを特徴とする飲食物、化粧品、医薬品または飼料。
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---|---|---|---|
JP2004087501A JP2005269978A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | 低臭気性水溶性組成物 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007143413A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | 不快臭成分及び苦味成分の除去方法、キラヤ抽出物の製造方法、並びにキラヤ抽出物 |
JP2008271839A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Toyo Seito Kk | 水溶性フラボノイド組成物およびその製造方法、ならびに水溶性フラボノイド組成物を含む食品等 |
JP2010150163A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | House Foods Corp | 複合体及びその製造方法 |
CN102051397A (zh) * | 2010-11-22 | 2011-05-11 | 成都神农本草生物科技有限公司 | α-葡萄糖基橙皮苷的制备方法 |
JP2017012069A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | 株式会社 伊藤園 | ヘスペリジン含有茶飲料組成物の製造方法 |
-
2004
- 2004-03-24 JP JP2004087501A patent/JP2005269978A/ja active Pending
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