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JP2005268636A - 窒化ガリウム系発光素子及びその製造方法 - Google Patents

窒化ガリウム系発光素子及びその製造方法 Download PDF

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JP2005268636A JP2004081063A JP2004081063A JP2005268636A JP 2005268636 A JP2005268636 A JP 2005268636A JP 2004081063 A JP2004081063 A JP 2004081063A JP 2004081063 A JP2004081063 A JP 2004081063A JP 2005268636 A JP2005268636 A JP 2005268636A
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穆 人 ▲頼▼
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Abstract

【課題】 全反射を減少する効果と光取り出し率を向上できる優れた点を有しつつ、製造が簡単で、且つその光取り出し層が各種の発光素子に採用されることに適するようにする。
【解決手段】電流配布層(28)には窒化チタン層が形成され、且つ共同で光取り出し二層構造を形成し、その二層構造がある発光体に形成され、且つ前記窒化チタン層にはマイクロ構造(29)を有し、当該マイクロ構造(29)がナノ・ネット構造であり、そのマイクロ構造(29)を形成することによって、その発光体における半導体アクティブ層(24)に生成される光線が効果的に全反射を生じないように確保できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、窒化ガリウム系発光ダイオードの発光効率を向上するための窒化ガリウム系発光素子及びその製造方法に係わり、特にメタル・マイクロ構造を有する光取り出し層を備える、発光効率を向上する目的を図れる、窒化ガリウム系発光素子及びその製造方法に関するものである。
半導体発光ダイオード(LED)の発展は、既に数十年の歴史を有しており、その発光効率を向上することは、いつもLEDが民生用光源として利用できるかの要因となっており、そのため、ここ数年来、そのLEDの発展の方向は、大体その発光効率を向上する方向へ発展してゆき、その発光効率の向上は、大体選択使用される半導体材料と素子構造の設計と透明さと全反射現象などに深くて密接的な関係を絡んでいる。
窒化ガリウム系材料は、半導体発光ダイオードのよく使用される材料であり、その窒化ガリウム系材料に発光させるために、そのダイオードに対し電圧を印加することと電流を流すこととが大切なこととなっており、その中へ電圧を印加するか、電流を流すために、そのダイオード素子にはいつもペアとなる正負電極が配置されている。
正電極は、一般の所謂p型電極であり、そして、負電極は、一般の所謂n型電極であり、p型電極の電気が先にp型半導体層に流れるとともに、n型電極の電気が先にn型半導体層に流れるためであり、また、p型電極は正電流の流れ込む箇所となりつつ、その導電の頼り手段としての移動キャリアが正孔であり、また、n型電極は負電流の流れ込む箇所となりつつ、その導電の頼り手段としての移動キャリアが電子である。周知のように、成功の移動の遷移率が電子より遥かに低くなり、そのため、p型電極の箇所の導電効率がn型電極の箇所より遥かに劣っており、そのようなことに鑑みて、普段では、前記p型電極の下方に電流配布層が加入され、それによってp型電極に入り込む正電荷をp型半導体層に均一的に分布させるように案内し、それによって、p型電極とn型電極との間の電力分布を均一化させ、且つ励起される光線の発光効率をついでに向上させる。
前記電流配布層の材料として任意の適用な材料を使用でき、その中、Ni/Au二層構造は最もよく使用されるものであり、その全体のLED構造は図1に開示される発光ダイオード構造10に示すように、その中には、基材11と緩衝層12とn型窒化ガリウム系層13と半導体アクティブ層14とp型窒化ガリウム系層15とp型半導体層16と電流配布層17とp型電極18とを含んでおり、その製造プロセスについては、台湾特許第558848号と第419837号などに開示される通りである。図においては、電流配布層17がp型半導体層16とp型電極18との間に設けられ、そのような設計によって、p型電極18の正電荷を電流配布層17に均一的に分布させ、p型半導体層16の中へ均一的に入り込ませるようにするつもりである。
しかしながら、この種の電流配布層の設計は、その全反射の課題がかなり厳しくなっており、その表面が平たいため、光線がその構成へ全反射されるため、その出力に邪魔することがあり、そのため、その電流配布層の上方に粗末化設計の構造を加える発光ダイオードの発明が提案され、例えば、その発光素子の上方の光線射出箇所に粗末化構造を導入することによって、多数の射出する光線の射出角度を臨界角度より小さくならせる(スネルの法則による)。その種の粗末化構造は大体半円形や角取りされるピラミッド形に形成される。しかしながら、この種の粗末化構造は、その加工の手数がかなり煩雑的であるとともに、その加工コストもかなり高いなどの課題を有している。
他にも、他の粗末化方式が提案されてきた。例えば、エッチングの方式によって素子構造上の平面部分を破壊することによって、その平面部分に複数のでこぼこの小さいカット・フェースを形成させ、複数の出射する光線の出射角度を臨界角度より小さく形成させることによって、光線を素子構造へ全反射させないようにする。この種の粗末化方法には平面のランダム・エッチングするステップを有し、例えば先にその平面に粒子を沈積し、それからそれらの粒子をランダム・エッチング・マスクとして利用する。しかしながら、このように形成される平面パターンには少なくとも二つの大きな課題を有し、その一つは、p型の電極には、ある部分の島状構造を形成する虞があり、これらの島状の構造の下方の部分がp型電極に接しないため、それらの部分が発光することがしなくなり、その全体の光出力効率を低下させることがあり、また、その二は、その素子の構造における平面がその下方の発光エリアとがかなり近いため、エッチングによる作法は容易にその発光エリアを破壊し、こうすると、他の発光量を減少する要因となっている。
従来の窒化ガリウム系発光ダイオードが前記の構造上の欠点を有することに鑑みて、高い光取り出し率を有する窒化ガリウム系発光ダイオードを提案することが必要なことになっている。
本発明は、高い光取り出し効率を有する窒化ガリウム系発光ダイオード素子を提供することをその主要な解決しようとする課題とし、且つその窒化ガリウム系発光ダイオード素子を製造する方法を提供することをその次の解決しようとする課題とする。
前記の目的を図るために、本発明による窒化ガリウム系発光素子は、その電流配布層にマイクロ構造の表面を形成し、そのマイクロ構造によって前記電流配布層の光全反射現象を減少し、それによって、前記の発光効率を向上する目的を図る。
本発明のマイクロ構造の表面を具する発光素子の構造については、主に二つの主要な実施例を含んでおり、本発明の第一の素子構造の実施例においては、前記電流配布層には窒化チタン層が形成され、且つ共同で光取り出し二層構造を形成し、その二層構造がある発光体に形成され、且つ前記窒化チタン層にはマイクロ構造を有し、当該マイクロ構造がナノ・ネット構造であり、そのマイクロ構造を形成することによって、その発光体における半導体アクティブ層に生成される光線が効果的に全反射を生じないように確保できる。
また、本発明の第二の発光素子の実施例においては、前記電流配布層にはPt層が形成され、且つ共同で光取り出し二層構造を形成し、当該二層構造がある発光体に形成され、且つ当該Pt層にはマイクロ構造を有し、当該マイクロ構造は実にメタル・クラスター構造であり、そのマイクロ構造を形成することによって、前記発光体におけるある半導体アクティブ層に生成される光線が全反射を生成しないように確保できる。
本発明の第一の素子の製造方法においては、まず、窒化ガリウム系発光体構造が形成され、それから、前記発光体に電流配布層が形成され、それから前記電流配布層にチタン層が形成され、それから、前記のチタン層に対し窒化処理を実施し、それによってナノ・ネット構造を有する窒化チタンからなるマイクロ構造を有する表面が形成される。
本発明の第二の発光素子の製造方法の実施例においては、まず、窒化ガリウム系発光体構造を形成し、それから、その発光体に電流配布層を形成し、それから、前記電流配布層にPt層を形成し、それからそのPt層に対し焼き戻し処理をし、それによってメタル・クラスター構造を有するPtからなるマイクロ構造表面を有させる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の優れた実施の形態を詳細的で具体的に説明するが、それらの詳細な説明による具体的な構造は単に本発明の実施可能な実施例に過ぎず、本発明の主張範囲を狭義的に制限するものではない。
本発明は、主にマイクロ構造表面を有する光取り出し層を提案することによって、全反射現象をなくし、射出光線の光取り出し層より取り出すための効率を向上することをその主要な目的とし、その構造について後記のように具体的に説明する。
本発明の窒化ガリウム発光素子の構造には二つの主要な実施例を含んでおり、図2に示すのは、本発明の第一の素子の構造20を示す実施例であり、図2において、まず基材21が製造用意され、当該基材としてサファイアや窒化ガリウムやSiCなどの適用する材料を使用できる。また、その基材21には、順次にn型窒化ガリウム系層23と、半導体アクティブ層24と、p型窒化ガリウム系層25とが形成され、それらのそれぞれの層の膜23,24,25に対し電圧を印加する際や電量を流す際には、光線を生成し、ここではその三層構造23,24,25を発光体と称する。その中、前記半導体アクティブ層としてAlGaInN層またはInGaN/GaN層などを使用できる。その中、基材21とn型窒化ガリウム層23との間には、緩衝層22を選択的に形成させてもよく、それによってその緩衝層22の側の両層21,23に優れた結晶格子マッチング程度を有させるようにする。それから、p型窒化ガリウム系層25にp型接触層26を設け、また、そのp型接触層26に、光取り出し層27を設け、その中、接触層26としてp−InGaN層またはp−AlInGaN層などを採用できる。また、光取り出し層27として電流配布層28とマイクロ構造層29からなる二層構造を採用し、その中、電流配布層28として透明導電材料からなるものを使用し、従来のNi/Au二層構造やNiやPtやPdやRhやRuやOsやIrやZnやInやSnやMgなどの物質とそれらの物質の酸化物などを適当に採用でき、それらの物質の酸化物には添加物をドーピングしてもよく、それによってその導電性を向上し、例えばアルミニウムをドーピングすることができ、その光線透過波長範囲はその選択使用される発光体の材料によって変化し、普段では、その発光体の射出する光線をその中を大量に透過出来るようにすることをその原則とする。
また、マイクロ構造層29は、ナノ・ネット構造を有する膜層であり、その材料として窒化チタンを使用し、図の読みやすさを考量するためで、その実際の表面パターンが図に開示されておらず、窒化チタンのナノ・ネット構造は、すごく微細な寸法の粗末構造であるので、半導体アクティブ層24に生成される光子がそのナノ・ネット微細構造層29を通過する際に、大部分が臨界角より小さい角度にて出射し、そのため、多くの数の光子がその素子構造より出力されることができるようになっている。従来の粗末表面を有する発光素子と比べて、本発明の微細寸法の構造は従来の粗末構造より細かく形成されるので、光子が臨界角度よりかなり小さく形成される角度より出射でき、且つ多く出射できるので、その全反射の程度が大幅に減少されるため、その光取り出し効率が大幅に増加されるようになっている。
また、図に示すように、あるp型電極30がマイクロ構造層29に設けられ、また、あるn型電極31が前記n型窒化ガリウム系層のある側に設けられ、それらの構造によってその発光素子の発光体に電流を流れ込ませるように設定する。
また、図3に示すのは、本発明の第二の素子の構造40を示す実施例であり、それには、基材41と、緩衝層42と、n型窒化ガリウム系層43と、半導体アクティブ層44と、p型窒化ガリウム系層45と、p型接触層46と、電流配布層48と、マイクロ構造層49と、電極50,51とを含んでおり、それと第一の阻止の実施例の多数層膜の構造とは同じであるが、その光取り出し層47のマイクロ構造層49が異なっている。本実施の形態においては、そのマイクロ構造層49として焼き戻しを実施したPt層を使用し、その中にはメタル・クラスター(Metal Clusters)構造を有し、そのパターンが図面に開示しにくいので、詳しく示していない。同じように、そのメタル・クラスター構造の寸法が従来の粗末構造よりかなり小さく形成されるので、臨界角度よりかなり小さい角度にて光子を出射させることができ、且つ出射量を大幅に向上できるため、光子の全反射の率を大幅に減少できるので、光取り出し率を大幅に向上できるようになっている。
図4に示すのは、本発明の第一の素子の構造の実施例の製造方法であり、まず、基材を製造用意する(61)。それから、その基材に選択的に緩衝層を形成させ(62)、その形成方法として分子ビーム結晶積み重ね法(MBE)や金属有機化学気相沈積法(MOCVD)などを好適に採用でき、それから、前記緩衝層にn型窒化ガリウム系層を形成し(63)、それから、前記のn型窒化ガリウム系層に半導体アクティブ層を形成し(64)、且つ前記半導体アクティブ層にp型窒化ガリウム系層を形成する(65)。それから、前記p型窒化ガリウム系層に接触層を形成し(66)、それから、前記接触層に電流配布層を形成し(67)、それから、前記電流配布層にチタン層を形成させ(68)、その後で、前記チタン層を窒化処理を実施し、ナノ・ネット構造を有する窒化チタン層を形成させる(69)。他に、前記マイクロ構造層においては、p型電極が形成され、また、n型窒化ガリウム材料層のある側にはn型電極が形成され、そうすると、前記第一の素子の構造の実施例の製造は完成される。
図5に示すのは、本発明の第二の素子の実施例の製造方法であり、その中、ステップ(71)ないし(77)が図4に示すステップ(61)ないし(67)と同じになるが、ステップ(78)(79)が図4に示すステップ(68)(69)と異なっている。本実施例の場合では、電流配布層の形成後に、前記電流配布層にPt層を形成し(78)、且つそのPt層に対し焼き戻し処理をし、それによってメタル・クラスター構造を有するPt層を取得する(79)。他に、そのマイクロ構造層にはp型電極が形成され、また、n型窒化ガリウム材料層のある側にn型電極が形成され、こうすると、第二素子の実施例の構造が製造し終わる。
図6に示すのは、p型金属電極88が電流配布層86の側に形成され、その上方に形成されるものではない、発光素子構造80であり、基材81と、n型窒化ガリウム系層82と、半導体アクティブ層83と、p型窒化ガリウム系層84と、p型接触層85とを含んでおり、また、p型接触層85には窒化ガリウム系電流配布層86が形成され、また、p型金属電極88が窒化ガリウム系電流配布層86の側と一部のエリアに形成され、また、本発明のマイクロ構造層87が最後に窒化ガリウム系電流配布層86の上方と金属電極88の側に形成される。本実施の形態においては、そのマイクロ構造層87が電流配布の伝導仕事に参与する必要はないため、p型金属電極88と分かれて形成されることができる。
また、本発明のマイクロ構造層については、トンネル接合面を形成する発光素子の構造を例として説明し、その中、その上に形成されるマイクロ構造層として前記のナノ・ネット構造層またはメタル・クラスター層構造を採用でき、その構造90が図7に示すように、基材91と、n型窒化ガリウム系層92と、半導体アクティブ層93とを含んでおり、その中、p型窒化ガリウム系層94にはp+とn+型の窒化ガリウム系層95,96が形成され、その中では、n+窒化ガリウム系層96がp+型層95の上方に位置し、以下に、p+/n+型窒化ガリウム系層と記載する。また、本発明のマイクロ構造層97が直接にn+窒化ガリウム系層96に形成され、前記の実施例のように電流配布層を配置する必要はなく、そのマイクロ構造層97の下方には直接に接するのは電子を主要な伝導キャリアとする膜層であるためであり、もちろん、電流配布層を選択的に配置してもよい。また、あるp型電極98がマイクロ構造層97に設けられ、且つあるn型電極99がn型窒化ガリウム系層92に設けられる。
それから、本発明のマイクロ構造層を特殊な発光素子構造に使用される場合の実施例を説明し、その構成は図8に示す垂直型構造の発光素子構造100に示されている。図においては、金属反射層102が基材101に形成され、膜層(p型窒化ガリウム系層103と、半導体アクティブ層104と、n型窒化ガリウム系層105などを含む)の生成する光線をその上方に位置させるように局限する。基材101として金属導電材料を使用し、p型窒化ガリウム系層103に給電することに用いられ、そのn型電極107がその構造100の上面部に位置するためである。このような構造100においては、電極の正孔を入れ込む低い遷移率の課題を有しないため、電流配布層を設ける必要はなく、もちろん、選択的に加入してもよい。この際、本発明のマイクロ構造層106が直接にn型窒化ガリウム系層105の上方に形成させればよい。それから、n型電極107をマイクロ構造層106に形成させる。
本発明による発光素子の構造は、前記の全反射を減少する効果とその光取り出し率を向上できる優れた点を有するほか、従来のエッチング法による粗末表面構造と比べて、本発明の素子の構造は製造が簡単で、煩雑的ではなく、且つその光取り出し層が各種の発光素子に採用されることに適している。
本発明の基本的な実施例については、既に前記のように詳しく開示したが、当該分野における技術者は前記の実施例に基づいて各種の異なる実施例を延伸開発でき、例えば、電極を異なる箇所に配置する発光素子に対しても本発明の二層構造の光取り出し層を導入でき、しかしながら、それらの変更設計は本発明と相同の効果を達成できる場合、それらの実施変更も本発明の主張範囲内に納入されるべきことは言うまでもない。
従来の窒化ガリウム系発光ダイオード素子の構造を示す前面図である。 本発明の第一の素子の構造を示す説明図である。 本発明の第二の素子の構造を示す説明図である。 本発明の第一の素子の構造を製造するための製造方法の実施例を示す説明図である。 本発明の第二の素子の構造を製造するための製造方法の実施例を示す説明図である。 本発明のマイクロ構造を他の発光素子に使用する場合の様子を示す説明図である。 本発明のマイクロ構造をトンネル接合面を有する発光素子に使用される場合の様子を示す説明図である。 本発明のマイクロ構造層を垂直型の発光素子の構造に使用される場合の様子を示す説明図である。
符号の説明
20 第一の素子の構造
21、41、81、91 基材
22、42 緩衝層
23、43、82、92、105 n型窒化ガリウム系層
24、44、83、93、104 半導体アクティブ層
25、45、84、94、103 p型窒化ガリウム系層
26、46、85 p型接触層
27、47 光取り出し層
28、48 電流配布層
29、49、87、97、106 マイクロ構造層
30、50、98、108 p型電極
31、51、99、107 n型電極
40 第二の素子の構造
80 発光素子構造
86 電流配布層
88 p型金属電極
89 n型金属電極
90 トンネル接合面発光素子構造
95 p+型窒化ガリウム系層
96 n+型窒化ガリウム系層
100 垂直型発光素子構造
101 金属基材
102 金属反射層

Claims (24)

  1. 発光可能な窒化ガリウム系材料からなる発光体と、
    前記発光体に設けられる電流配布層と、前記電流配布層に設けられ、ナノ・ネット構造を有する窒化チタン層からなるマイクロ構造層と、を少なくとも具備する光取り出し層とを少なくとも有することを特徴とする窒化ガリウム系発光素子。
  2. 前記発光体は、n型窒化ガリウム系層と、半導体アクティブ層と、p型窒化ガリウム系層とからなり、その中、前記半導体アクティグ層が前記n型窒化ガリウム層の上方に位置するとともに、前記p型窒化ガリウム層が前記アクティブ層の上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の窒化ガリウム系発光素子。
  3. 前記発光素子には、p型電極とn型電極とを有し、且つ前記p型電極が前記マイクロ構造層の上方に設けられ、または、前記マイクロ構造層の側と前記電流配布層の側に位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の窒化ガリウム系発光素子。
  4. 前記電流配布層として透明導電層を使用するとともに、後記の材料からなるグループより選出されるものを選択的に使用するもの、つまり、Ni/Au二層構造やNiやPtやPdやRhやRuやOsやIrやZnやInやSnやMgなどと、それらの物質の酸化物などとを選択的に使用するものを採用することを特徴とする請求項1に記載の窒化ガリウム系発光素子。
  5. 前記窒化チタン・ナノ・ネットは、TiN層からなることを特徴とする請求項1または請求項4に記載の窒化ガリウム系発光素子。
  6. 発光可能な窒化ガリウム系材料からなる発光体と、
    前記発光体に設けられる電流配布層と、前記電流配布層に設けられ、メタル・クラスター構造を有するPt層からなるマイクロ構造層とを少なくとも具備する光取り出し層とを少なくとも有することを特徴とする窒化ガリウム系発光素子。
  7. 前記発光体は、n型窒化ガリウム系層と、半導体アクティブ層と、p型窒化ガリウム系層とからなり、その中、前記半導体アクティグ層が前記n型窒化ガリウム層の上方に位置するとともに、前記p型窒化ガリウム層が前記アクティブ層の上方に位置することを特徴とする請求項6に記載の窒化ガリウム系発光素子。
  8. 前記発光素子には、p型電極とn型電極とを有し、且つ前記p型電極が前記マイクロ構造層の上方に設けられ、または、前記マイクロ構造層の側と前記電流配布層の側に位置することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の窒化ガリウム系発光素子。
  9. 前記電流配布層として透明導電層を使用するとともに、後記の材料からなるグループより選出されるものを選択的に使用するもの、つまり、Ni/Au二層構造やNiやPtやPdやRhやRuやOsやIrやZnやInやSnやMgなどと、それらの物質の酸化物などとを選択的に使用するものを採用することを特徴とする請求項6に記載の窒化ガリウム系発光素子。
  10. 前記Pt層メタル・クラスター構造は、Pt層を焼き戻させて形成されるものを使用することを特徴とする請求項6または請求項9に記載の窒化ガリウム系発光素子。
  11. 基材を製造用意するステップ一と、
    前記基材にn型窒化ガリウム系層を形成するステップ二と、
    前記n型窒化ガリウム系層に半導体アクティブ層を形成するステップ三と、
    前記半導体アクティブ層にp型窒化ガリウム系層を形成するステップ四と、
    前記p型窒化ガリウム系層に電流配布層を形成するステップ五と、
    前記電流配布層にマイクロ構造層を形成するステップ六とを有することを特徴とする窒化ガリウム系発光素子の製造方法。
  12. 前記電流配布層にマイクロ構造層を形成するステップには、
    さらに、前記発光素子にp型電極とn型電極を形成するステップの一を有し、且つ前記p型電極が前記マイクロ構造層の上方に、または前記マイクロ構造層と前記電流配布層の側に形成されることを特徴とする請求項11に記載の窒化ガリウム系発光素子の製造方法。
  13. 前記電流配布層として透明導電層を使用するとともに、後記の材料からなるグループより選出されるものを選択的に使用するもの、つまり、Ni/Au二層構造やNiやPtやPdやRhやRuやOsやIrやZnやInやSnやMgなどと、それらの物質の酸化物などとを選択的に使用するものを採用することを特徴とする請求項11に記載の窒化ガリウム系発光素子の製造方法。
  14. 前記電流配布層にマイクロ構造層を形成するステップにおいて、
    前記p型窒化ガリウム層にチタン層を形成してから、そのチタン層に対し窒化処理を実行するプロセスを有することを特徴とする請求項11に記載の窒化ガリウム系発光素子の製造方法。
  15. 前記電流配布層にマイクロ構造層を形成するステップにおいて、
    前記p型窒化ガリウム層にPt層を形成してから、そのPt層に対し焼き戻し処理を実行するプロセスを有することを特徴とする請求項11に記載の窒化ガリウム系発光素子の製造方法。
  16. 発光可能な窒化ガリウム系材料からなる発光体と、
    前記発光体の上方に位置する窒化ガリウム系p+/n+トンネル接合面層と、
    前記p+/n+トンネル接合面層の上方に位置し、且つナノ・ネット構造を有する窒化チタン層またはメタル・クラスター構造を有するPt層からなる光取り出し層とからなることを特徴とする窒化ガリウム系発光素子。
  17. 前記発光体は、n型窒化ガリウム系層と、半導体アクティブ層と、p型窒化ガリウム系層とからなり、その中、前記半導体アクティグ層が前記n型窒化ガリウム層の上方に位置するとともに、前記p型窒化ガリウム層が前記アクティブ層の上方に位置することを特徴とする請求項16に記載の窒化ガリウム系発光素子。
  18. 前記発光素子には、p型電極とn型電極とを有し、且つ前記p型電極が前記マイクロ構造層の上方に設けられることを特徴とする請求項16または請求項17に記載の窒化ガリウム系発光素子。
  19. 前記窒化チタン・ナノ・ネットは窒化チタン層からなるとともに、前記Pt層のメタル・クラスター構造はPt層を焼き戻させて形成されるものを使用することを特徴とする請求項16または請求項18に記載の窒化ガリウム系発光素子。
  20. 前記光取り出し層には電流配布層を有しつつ、その電流配布層として透明導電層を使用するとともに、後記の材料からなるグループより選出されるものを選択的に使用するもの、つまり、Ni/Au二層構造やNiやPtやPdやRhやRuやOsやIrやZnやInやSnやMgなどと、それらの物質の酸化物などとを選択的に使用するものを採用することを特徴とする請求項16に記載の窒化ガリウム系発光素子。
  21. 導電金属基材と、
    前記基材の上方に位置する導電金属反射層と、
    前記金属反射層の上方に位置するp型窒化ガリウム系層と、
    前記p型窒化ガリウム系層の上方に位置する半導体アクティブ層と、
    前記半導体アクティブ層の上方に位置するn型窒化ガリウム系層と、
    前記n型窒化ガリウム系層の上方に位置し、ナノ・ネット構造を有する窒化チタン層またはメタル・クラスター構造を有するPt層からなるマイクロ構造層とを少なくとも有することを特徴とする窒化ガリウム系発光素子。
  22. 前記発光素子の前記導電金属基材の下方にはp型電極が形成されるとともに、前記マイクロ構造層の上方にはn型電極が形成されることを特徴とする請求項21に記載の窒化ガリウム系発光素子。
  23. 前記窒化チタン・ナノ・ネットは窒化チタン層からなるとともに、前記Pt層のメタル・クラスター構造はPt層を焼き戻させて形成されるものを使用することを特徴とする請求項21に記載の窒化ガリウム系発光素子。
  24. 前記電流配布層として透明導電層を使用するとともに、後記の材料からなるグループより選出されるものを選択的に使用するもの、つまり、Ni/Au二層構造やNiやPtやPdやRhやRuやOsやIrやZnやInやSnやMgなどと、それらの物質の酸化物などとを選択的に使用するものを採用することを特徴とする請求項21または請求項23に記載の窒化ガリウム系発光素子。
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