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JP2005245686A - 運動装置のシート高さ調整装置 - Google Patents

運動装置のシート高さ調整装置 Download PDF

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JP2005245686A JP2004059185A JP2004059185A JP2005245686A JP 2005245686 A JP2005245686 A JP 2005245686A JP 2004059185 A JP2004059185 A JP 2004059185A JP 2004059185 A JP2004059185 A JP 2004059185A JP 2005245686 A JP2005245686 A JP 2005245686A
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Abstract

【課題】 シートの高さを手元のレバーにより容易に調整することが出来るとともに、シートポストの前後方向に空間を確保できないものにも容易に適用出来る、運動装置のシート高さ調整装置を得ること。
【解決手段】 運動装置のシート高さ調整装置に関する。運動装置のベースフレーム1から立設され、側壁部に高さ方向に列状に複数の開口2aが設けられたアウターシートポスト2内に、頂端部にシート4を装着するトップキャップ7が固着されたインナーシートポスト3を上下方向に摺動可能に嵌挿し、上記インナーシートポスト3内に、下部に上記アウターシートポスト2の開口2aに選択的に係脱されるロータリープレート9が装着されたロータリーロッド20を挿通し、上記トップキャップ7に設けられた操作レバー12によって上記ロータリーロッド20を介してロータリープレート9を回動させ、ロータリープレート9を上記アウターシートポスト2の開口2aに係脱可能とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、運動装置、特にペタルの回転操作を行う自転車形式の定置式の運動装置のシート高さ調整装置に関する。
最近、所望の負荷が加えられているペタルをサドル状のシートに跨った状態で漕ぐことによって筋肉の鍛錬を行う自転車式の運動装置が普及するようになっている。ところが、このような装置においては使用者の身長に合わせてシートの高さを調整する必要がある。そこで、従来上記運転装置のベースフレームから立設されているガイドフレームに対してシートポストを高さ方向に摺動可能に装着し、上記シートポストをガイドフレームに対して上下方向に摺動させてシートの高さを調整するものが提案されている。
ところが、上記運動装置においては、通常上記シートポストとガイドフレームに高さ方向に複数個の穴を列状に設け、その両者の適宜選択された穴にピンを抜き差しすることにより両者を固定し、シートの高さを調整することが行われている。しかし、このようなピン式のものにおいては、高さ調整部が本体側にあるため高さ調整時にいちいちシートから降りないとその調整ができない等の問題がある。
そこで、特開2003−275339号公報、或いは特開平11−169482号公報記載のように、シートポストの前後の上下位置にロックピンを圧接し、上記ロックピンの圧接によりシートポストを固定するとともに、シート側にあるロック解除レバーの操作により上記ロックピンの圧接を解除し、シートポストを移動調整することが出来るようにしたものが提案されている。
しかしながら、上記特開2003−275339号公報記載のものにおいては、ワイヤーやロックアームのための前後方向のスペースがないと上記ワイヤー等の配設が出来ないし、また特開平11−169482号公報記載のものおいては、ロックアームやリターンスプリング等を設けるためのスペースがないとそれらを配設出来ない等の問題がある。すなわち、シートポスト周辺にスペース制約がある場合には適さない等の問題がある。
また、両者とも長期使用によって摩擦部材が摩耗すれば、レバー操作位置が変化し、結果的にメンテナンス調整が必要になる。或いは部品の寸法公差を吸収するため、組立初期調整が必要となり、品質がばらついたりコストアップの要因になったりする。さらに、シート上下機構の制約により、本体側面のカバーを外さないとシートポストを抜いたり差したりすることが出来ず、メンテナンスしずらい等の問題もある。
特開2003−275339号公報 特開平11−169482号公報
本発明は、このような点に鑑み、シートの高さを手元のレバーにより容易に調整することが出来るとともに、シートポストの前後方向に空間を確保できないものにも容易に適用出来るシート高さ調整装置を得ることを目的とする。
請求項1に係る発明は、運動装置のベースフレームから立設され、側壁部に高さ方向に列状に複数の開口が設けられたアウターシートポストと、上記アウターシートポスト内に上下方向に摺動可能に嵌挿され、頂端部にシートを装着するトップキャップが固着されたインナーシートポストと、上記インナーシートポスト内に挿通され、下部に上記アウターシートポストの開口に選択的に係脱されるロータリープレートが装着されたロータリーロッドと、上記トップキャップに設けられた操作レバーによって上記ロータリーロッドを介してロータリープレートを回動させるロータリープレート操作機構とを有することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、上記ロータリープレート操作機構は、上記ロータリーロッドの上部に装着されたスプロケットと、そのスプロケットに卷装され、上記トップキャップに設けられた操作レバーに連動連結されたチェンとを有することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、上記チェンは、上記ロータリープレートが前記アウターシートポストの開口に係合する方向にリターンスプリングにより付勢されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかに係る発明において、上記アウターシートポストは断面矩形状の筒状を呈しており、上記ロータリープレートの回動位置に応じて、そのロータリープレートの先端部の係合片部がアウターシートポストの開口に係合され或いはその係合片部がアウターシートポスト内に引き込まれることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において、ロータリープレートには、そのロータリープレートのアウターシートポスト内への回動方向に対して後側隅角部に切欠き部が形成されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれかに係る発明において、ロータリーロッドの上下両端部にはそれぞれ少なくとも1つの非円形部が形成されており、そのロータリーロッドの上下両端部に、それぞれ上記ロータリーロッドの上端部或いは下端部の外形と同様な穴を有するスプロケット或いはロータリープレートが嵌装されていることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれかに係る発明において、前記トップキャップには、操作レバー、スプロケット及び上記操作レバーとスプロケットに卷装されたチェンとを連結するスライダーが装着されるとともに、上記操作レバー、リターンスプリング、チェン及びスライダーの脱落を防止する断面コ字状の被覆部材が装着されていることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項1〜7のいずれかに係る発明において、インナーシートポストまたはアウターシートポストの側面には上下方向に複数の穴が設けられており、アウターシートポストまたはインナーシートポスト側には、上記穴よりも大きな直径のボール球或いは少なくとも上記穴と対向する面が円形状の突起物が突出方向に付勢されており、前記ロータリープレートがアウターシートポストの側面に設けられた開口位置に移動したとき、上記ボール球或いは突起物の先端部が上記穴に選択的に係合するようにしてあることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項1〜8のいずれかに係る発明において、水平軸を中心として揺動可能とした操作レバーをトップキャップの後部に配設するとともに、前記断面コ字状の被覆部材の後縁が上記操作レバーの回転軌跡に近似されていることを特徴とする。
請求項10に係る発明は、請求項1〜9のいずれかに係る発明において、操作レバーは、指を掛ける指掛け部と、その指掛け部の平面からほぼ直角に曲げられた面を有するストッパー部と、そのストッパー部の一側端から前方に直角に曲げられたレバー部とを有し、そのレバー部に回動中心となるボス部及びチェンとの連動連結片とが設けられていることを特徴とする。
以上説明したように、ベースフレームから立設され、側壁部に高さ方向に列状に複数の開口が設けられたアウターシートポスト内にインナーシートポストを上下方向に摺動可能に嵌挿し、上記インナーシートポスト内に設けられたロータリープレートを上記トップキャップに設けられた操作レバーによって上記アウターシートポストの開口に選択に係合させるようにしたので、シートの高さ調整をシート側にある操作レバーにより行うことが出来、高さ調整時にいちいちシートから降りる必要がなく、アウターシートポストの前後方向に全く空間を確保できないものにも適用できる。しかも、アウターシートポストとインナーシートポストの固定をロータリープレートと開口との係合によって行うので、摩耗等の問題がなく、長期間の使用にも充分耐えることが出来、また本体側面のカバーを外さなくともインナシートポストを外したり元に戻したりでき、メンテナンスを容易に行い得る等の効果を奏する。
以下添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る運動装置の概略構成を示す、一部切り欠き側面図であり、ボトムフレーム1から断面矩形状のアウターシートポスト2が立設されており、そのアウターシートポスト2内にインナーシートポスト3が高さ方向に摺動可能に配設され、そのインナーシートポスト3の頂端にシート4が装着されている。上記アウターシートポスト3にはその左右の両側壁に複数の開口2aが高さ方向に列状に穿設されており、上記インナーシートポスト3の下端に設けられた、図示しないロータリープレートが選択的に係合するようにしてある。しかして、上記インナーシートポスト3をアウターシートポスト2に沿って上下方向に移動させ、上記ロータリープレートをアウターシートポスト2の開口2aに係合させてシート4の高さを調整した後、上記シート4に跨り、運動装置本体に設けられたペタル5を踏むことにより筋肉の鍛錬を行うことが出来る。
図2は、上記インナーシートポスト3の外観図であり、断面矩形筒状のインナーシートポスト3の頂端には操作レバー12等が設けられたトップキャップ7が固着されており、そのトップキャップ7には断面コ字状の被覆部材8が装着され、その上部に上記被覆部材8を覆うように図示しないシートが取り付けられている。一方、上記インナーシートポスト3の下端には前記アウターシートポスト2に設けられた開口2aに選択的に係合するロータリープレート9が設けられている。
図3及び図4は上記トップキャップ7部の構成を示す斜視図、図5は上記トップキャップ7の平断面図であり、インナーシートポスト3の頂端に上記運動装置の前後方向に延びる断面T字状の隔壁10が設けられているトップキャップ7が固着されている。上記トップキャップ7には、その後部寄りに軸11を中心として揺動可能な操作レバー12が枢着されており、また前部には上記隔壁10に形成された開口部13にスプロケット14が配設され、さらに上記隔壁10には前後方向に延びるガイド15に沿って前後方向に移動可能なスライダー16が設けられている。
図6は上記操作レバー12の斜視図であり、指を掛ける指掛け部12aと、その指掛け部12aの平面からほぼ直角に曲げられた面を有するストッパー部12bと、そのストッパー部12bの一側端から前方に直角に曲げられ、トップキャップ7の側面に沿って前方に延びるレバー部12cとを有し、そのレバー部12cの中間部には軸11に軸支されるボス部12dが設けられ、上記レバー部12cの先端部にはフック12eが設けられている。そして、上記フック12eが前記スライダー16の係止片16aに係合されており、上記スライダー16の前端にチェン17の一端が連結されている。上記チェン17は前記スプロケット14に巻装されており、その他端は隔壁11を挟むようにして隔壁11の背面側に延び(図5)、その先端がリターンスプリング18に連結され、さらに上記リターンスプリング18の先端が前記トップキャップ7に設けられたピン19に係合装着されている。
ところで、図7に示すように、前記インナーシートポスト3内にはロータリーロッド20が貫挿されており、そのロータリーロッド20の頂端がトップキャップ7内に突出され、その突出部に前記スプロケット14が装着されている。すなわち、上記ロータリーロッド20の上端部及び下端部の両側面には互いに平行な平面21が形成されており、上記ロータリーロッド20の上端部が前記スプロケット14の上記ロータリーロッド20の上端部と同様な形状の穴14aに挿入係合され(図5)、そのロータリーロッド20にナット22を装着することにより、ロータリーロッド20の頂端に前記スプロケット14が固着されている。
一方、インナーシートポスト3の下端にはボトムキャップ23が固着されており、上記ロータリーロッド20の下端部がボトムキャップ23の下方に突出され、その突出部に、前記アウターシートポスト2の開口2aに係脱するロータリープレート9が固着されている。すなわち、ロータリープレート9にもロータリーロッド20の下端部と同様な形状の穴9aが形成されており(図8)、その穴9aにロータリーロッド20を挿入し、ロータリーロッド20にナット24を装着することによりロータリーロッド20にロータリープレート9が固着されている。
上記ロータリープレート9には、図8に示すように、中央円板部から径方向に突出し前記アウターシートポスト2の開口2aに係合可能な係合片9bが一体的に形成されており、図8において実線で示すように前記アウターシートポスト2の開口2aに係合する位置と、鎖線で示す上記開口2aから引き込まれた位置間を回動可能としてある。上記ロータリープレート9における両係合片9bには、一つの対角線上の両隅角部に傾斜辺部9bが切り欠き形成されており、上記ロータリープレート9が、図8における鎖線で示す引き込まれた位置に回動されたときその傾斜辺部9bがアウターシートポスト2の内壁面と平行になるようにしてある。
ところで、上記インナーシートポスト3の下端部に設けられているボトムキャップ23には、図9及び図10に示すようにロータリープレート9がアウターシートポスト2の開口2aに係合する位置と、上記開口2aから引き込まれた位置において上記ロータリープレート9の係合片9bが当接し、その回動範囲を規制するストッパ23a、23bが設けられている。しかして、ロータリープレート9がアウターシートポスト2の開口2aに係合する位置においては、上記ロータリープレート9の係合片9bがストッパ23aに当接し、係合片9bが突出位置に保持され(図9)、一方、上記開口2aから引き込まれた位置においては上記ロータリープレート9の係合片9bがストッパ23bに当接する。
図11は、アウターシートポスト2の上部位置における縦断側面図であり、インナーシートポスト3の後側面には、図2及び図11に示すように、複数個のデタント用の穴25が高さ方向に列状に設けられており、一方、アウターシートポスト2には、その上部位置に筒状の室26が設けられており、その室26内には前記インナーシートポスト3の穴25の径より大きな径を有するボール球27が収納されており、そのボール球27がバネ28により突出方向に付勢され、前記ロータリープレート9がアウターシートポスト2の開口2aのいずれかと対向する位置にきたとき上記ボール球27の先端部が前記インナーシートポスト3のいずれかの穴25に摺接するようにしてある。なお、上記ボール球27の代わりに先端が円形状に形成された突起物でもよい。
しかして、シート4の高さを調整する場合には、上記シート4に腰掛けた状態で操作レバー12の指掛け部12aに指を掛け上方に引き上げると、操作レバー12のフック12eが図3において時計方向に回動され、上記フック12eが係合しているスライダー16が左方に移動される(図4)。したがって、上記スライダー16に連結されているチェン17がスプリング18に抗して引っ張られ、そのチェン17を介してスプロケット14が回動され、ロータリーロッド20を介してロータリープレート9も一体的に回動され、ロータリープレート9が図8の鎖線で示すようにアウターシートポスト2内に引き込まれた位置に移動され、アウターシートポスト2の開口2aとの係合が離脱される。したがって、上記インナーシートポスト3を上下方向に移動させることにより、シート4の高さを調整することができる。
上記インナーシートポスト3を上下方向に移動させることにより、ボール球27がデタント用の穴25に摺接してクリック感が発生し、それにより、前記インナーシートポスト3に設けられたロータリープレート9がアウターシートポスト2の所望位置の開口2aと対応する位置に移動したことを感知することができる。したがって、その時点で操作レバー12から手を離すとスプリング18によって自動的にスプロケット14が前記と反対方向に復帰し、ロータリープレート9の係合片9bが図8の実線で示すように前記アウターシートポスト2の開口2aに挿入係合され、シート4が選択された高さに保持される。
しかして、上記高さ調整装置においては、シート4の近傍に設けられた操作レバー12によってアウターシートポスト2に対するインナーシートポスト3の位置固定を解除でき、高さ調整をその都度装置から降りる必要がなく容易に行うことができる。しかも、アウターシートポスト2とインナーシートポスト3との固定・解除を行うための機構がアウターシートポスト2内に配設されており、アウターシートポスト2の前後に露出していないので、スペースの制約を受けることもない。
また、操作レバー12には、指を掛ける指掛け部12aの平面からほぼ直角に曲げられた面を有するストッパー部12bが設けられ、そのストッパー部12bの一側端から前方に直角に曲げられ、トップキャップ7の側面に沿って前方に延びるレバー部12cが設けられているので、操作レバー12を操作するために指を指掛け部21aの下方に挿入した場合に、指の先端が上記ストッパー部12bに当接することにより、指が必要以上に挿入されることがなく、トップキャップ7との間に指が挟まれるようなことが防止される。
さらに、ロータリープレート9の係合片9bにおける、ロータリープレート9が引き込まれる方向への回転方向に対して後側に位置する一つの対角線上の両隅角部に、傾斜辺部9bを切り欠き形成した場合には、上記ロータリープレート9を、図8における鎖線で示す引き込まれた位置に回動させる場合に、上記傾斜辺部9bがアウターシートポスト2の内壁面と平行になる位置まで回動させればよく、前記スプロケット14及び操作レバー12の回動角度を小さくすることができる。
また、ロータリーロッド20の上端部及び下端部の両側面に互いに平行な平面21を形成し、その両側面に互いに平行な平面21を形成した部分を、スプロケット14或いはロータリープレート9に設けられた同様な形状の穴に挿入係合させることにより、スプロケット14及びロータリープレート9を一体とすることができ、トップキャップ部にある操作レバー12の操作位置が決まれば自動的にインナーシートポスト3の下端のロータリープレート9の位置が決まる。なお、上記実施の形態においてはロータリーロッド20の上端部及び下端部の両側面に互いに平行な平面21を形成したものを示したが、断面多角形或いは非円形とすることもできる。
ところで、図2及び図5に示すように、トップキャップ7には断面コ字状の被覆部材8が装着されており、その内壁面により、トップキャップ7に装着された操作レバー12、隔壁10の前後方向に延びるガイド15に沿って前後方向に移動可能なスライダー16、チェン7,及びリターンスプリング18の脱落が防止されるようにしてある。すなわち、上記操作レバー12のレバー部12cはトップキャップ7の側面に沿って前方に延びるとともに上記被覆部材8の内面に沿って前方に延びており、また上記スライダー16、及びチェン17の外側面にも被覆部材が位置するため、上記被覆部材8の内面によりレバー部12c、スライダー16、チェン17が側方に移動し、トップキャップ7から離脱することが防止される。
また、スライダー16とチェン17とは、図5に示すように、スライダー16の端部に設けられたフック状部16bにチェン17のピンを係合させることにより互いに連結させることができるが、この場合上記フック状部16bの開口部と被覆部材8の内面との距離をチェン17の幅以下にすることにより上記連結がはずれることを容易に防止することができる。さらに、トップキャップ7の開口部13の前後方向の長さをチェン17がスプロケット14からはずれるのに必要な外周直径よりも小さくすることにより、チェン17がスプロケット14からずれることも容易に防止することができる。
また、インナーシートポスト3の後側面に設けられたデタント用の穴25にその径より大きな径を有するボール球27等を摺接するようにしたものにおいては、上記ボール球27と穴25との摺接によりクリック感が生じ、インナシートポスト3の固定位置を認識しやすく、使用者がアウターシートポスト2の開口2aと開口2aとの中間位置で操作レバー12を解放してしまって、上記開口2aとロータリープレート9との位置がずれてしまうようなことが防止される。
ところで、前記トップキャップ7の後端面及び被覆部材8の後端縁部は操作レバー12の回転軌跡と近似させてある。しかして、上記操作レバー12とその根元部の機構との間の距離がほとんど変化せず、外観がスマートであるばかりでなく、指の挟み込み等の危険をなくすることができる。
本発明の運動装置の概略構成を示す、一部切り欠き側面図。 インナーシートポストの外形を示す図。 トップキャップ部の構成を示す斜視図。 図3において操作レバーを操作した状態を示す図。 トップキャップ部の平断面図。 操作レバーの形状を示す斜視図。 ロータリーロッドとスプロケット及びロータリープレートとの装着部を示す図。 ロータリープレートの作動状態を示す説明図。 ロータリープレート部の構成を示す図であって、係止片部が突出した状態を示す図。 ロータリープレート部の構成を示す図であって、係止片部が引き込まれた状態を示す図。 アウターシートポストの上部位置における縦断側面図。
符号の説明
2 アウターシートポスト
3 インナーシートポスト
4 シート
5 ペタル
7 トップキャップ
8 被覆部材
9 ロータリープレート
10 隔壁
11 軸
12 操作レバー
14 スプロケット
15 ガイド
16 スライダー
17 チェン
18 リターンスプリング
19 ピン
20 ロータリーロッド
23 ボトムキャップ
25 穴
27 ボール球
28 バネ

Claims (10)

  1. 運動装置のベースフレームから立設され、側壁部に高さ方向に列状に複数の開口が設けられたアウターシートポストと、上記アウターシートポスト内に上下方向に摺動可能に嵌挿され、頂端部にシートを装着するトップキャップが固着されたインナーシートポストと、上記インナーシートポスト内に挿通され、下部に上記アウターシートポストの開口に選択的に係脱されるロータリープレートが装着されたロータリーロッドと、上記トップキャップに設けられた操作レバーによって上記ロータリーロッドを介してロータリープレートを回動させるロータリープレート操作機構とを有することを特徴とする、運動装置のシート高さ調整装置。
  2. 上記ロータリープレート操作機構は、上記ロータリーロッドの上部に装着されたスプロケットと、そのスプロケットに卷装され、上記トップキャップに設けられた操作レバーに連動連結されたチェンとを有することを特徴とする、請求項1記載の運動装置のシート高さ調整装置。
  3. 上記チェンは、上記ロータリープレートが前記アウターシートポストの開口に係合する方向にリターンスプリングにより付勢されていることを特徴とする、請求項2記載の運動装置のシート高さ調整装置。
  4. 上記アウターシートポストは断面矩形状の筒状を呈しており、上記ロータリープレートの回動位置に応じて、そのロータリープレートの先端部の係合片部がアウターシートポストの開口に係合され或いはその係合片部がアウターシートポスト内に引き込まれることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の運動装置のシート高さ調整装置。
  5. ロータリープレートには、そのロータリープレートのアウターシートポスト内への回動方向に対して後側隅角部に切欠き部が形成されていることを特徴とする、請求項4記載の運動装置のシート高さ調整装置。
  6. ロータリーロッドの上下両端部にはそれぞれ少なくとも1つの非円形部が形成されており、そのロータリーロッドの上下両端部に、それぞれ上記ロータリーロッドの上端部或いは下端部の外形と同様な穴を有するスプロケット或いはロータリープレートが嵌装されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の運動装置のシート高さ調整装置。
  7. 前記トップキャップには、操作レバー、スプロケット及び上記操作レバーとスプロケットに卷装されたチェンとを連結するスライダーが装着されるとともに、上記操作レバー、リターンスプリング、チェン及びスライダーの脱落を防止する断面コ字状の被覆部材が装着されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の運動装置のシート高さ調整装置。
  8. インナーシートポストまたはアウターシートポストの側面には上下方向に複数の穴が設けられており、アウターシートポストまたはインナーシートポスト側には、上記穴よりも大きな直径のボール球或いは少なくとも上記穴と対向する面が円形状の突起物が突出方向に付勢されており、前記ロータリープレートがアウターシートポストの側面に設けられた開口位置に移動したとき、上記ボール球或いは突起物の先端部が上記穴に選択的に係合するようにしてあることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の運動装置のシート高さ調整装置。
  9. 水平軸を中心として揺動可能とした操作レバーをトップキャップの後部に配設するとともに、前記断面コ字状の被覆部材の後縁が上記操作レバーの回転軌跡に近似されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の運動装置のシート高さ調整装置。
  10. 操作レバーは、指を掛ける指掛け部と、その指掛け部の平面からほぼ直角に曲げられた面を有するストッパー部と、そのストッパー部の一側端から前方に直角に曲げられたレバー部とを有し、そのレバー部に回動中心となるボス部及びチェンとの連動連結片とが設けられていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の運動装置のシート高さ調整装置。
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