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JP2005136006A - 発光装置及びそれを用いた演出装置 - Google Patents

発光装置及びそれを用いた演出装置 Download PDF

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JP2005136006A
JP2005136006A JP2003367991A JP2003367991A JP2005136006A JP 2005136006 A JP2005136006 A JP 2005136006A JP 2003367991 A JP2003367991 A JP 2003367991A JP 2003367991 A JP2003367991 A JP 2003367991A JP 2005136006 A JP2005136006 A JP 2005136006A
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Koji Nishioka
浩二 西岡
Masaru Sugimoto
勝 杉本
Hideyoshi Kimura
秀吉 木村
Takuma Hashimoto
拓磨 橋本
Shinya Ishizaki
真也 石崎
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】発光装置及びそれを用いた演出装置において、紫外線LEDチップを用いて、白色を含め様々な色合いの光を高効率、高演色に発光することができる。
【解決手段】発光装置1は、紫外線LEDチップ3と、紫外線LEDチップ3が実装される実装基板2と、実装基板2上に紫外線LEDチップ3の光放射方向に設けられた光色変換部材4とを備える。光色変換部材4は、アルカリ土類金属をM、希土類金属をLとして、MAlで表される金属アルミネート系蛍光体を含んでいる。光色変換部材4に含まれるMAlで表される金属アルミネート系蛍光体は、(x,y)=(1,5)、(2,4)、(3,7)、(12,19)のうちの何れかであり、m+n=1の関係を満たすものである。このような金属アルミネート系蛍光体は、紫外線により高効率に励起されて紫外線とは異なる波長の光を高効率に放射する。
【選択図】図1


Description

本発明は、発光ダイオード(LEDチップ)を利用した発光装置及びそれを用いた演出装置に関するものである。
近年、窒化ガリウム系化合物半導体によって、近紫外線を放射する紫外線LEDチップ(半導体発光素子)が開発された。これら近紫外線を放射する紫外線LEDチップに、近紫外線を吸収する光吸収体や近紫外線により励起されて近紫外線とは異なる波長の光を放射する蛍光体等のような光色変換部材を組み合わせることにより、白色を含め、発光素子の発光色(発光波長)とは異なる色合いの光を出すようにした発光装置の開発が行われている。
このような発光装置は、小型、軽量、省電力といった長所があり、現在、表示用光源、小型電球の代替光源、液晶パネル用光源等として広く用いられている。また、このような発光装置の光吸収体や蛍光体等の光色変換部材は、現在、一部の蛍光ランプ用の蛍光体やディスプレイ用の蛍光体が用いられている。
一方、発光素子からの光を吸収して異なる波長の光を発光する蛍光物質が含有されたコーティング層を備えた発光装置に関し、蛍光物質がSi、Al、Ga、Ti、Ge、P、B、Zr、Y、Sn、Pb、あるいはアルカリ土類金属の群から選択される1種以上の元素を含む酸化物であるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−243727号公報
ところが、上述した従来の光色変換部材は、近紫外線域の光を近紫外線とは異なる波長の光に効率良く光色変換するものが見出されていない。このため、紫外線LEDチップに光色変換部材を組み合せた発光装置において、高効率、高演色な発光を実現できないという課題があった。なお、上述した特許文献1に記載の蛍光物質を用いても、近紫外線域の光を近紫外線とは異なる波長の光に効率良く光色変換するのは困難であり、上記課題を解決することはできない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、紫外線LEDチップを用いて白色を含め様々な色合いの光を高効率、高演色に発光することができる発光装置及びそれを用いた演出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、紫外線LEDチップと、紫外線LEDチップが実装される実装基板と、実装基板上に紫外線LEDチップの光放射方向に設けられた光色変換部材とを備え、光色変換部材は、アルカリ土類金属をM、希土類金属をLとして、MAlで表せる金属アルミネート系蛍光体を含む蛍光体材料から構成され、MAlで表せる金属アルミネート系蛍光体は、(x,y)=(1,5)、(2,4)、(3,7)、(12,19)のうちの何れかであり、m+n=1の関係を満たすものである。
この構成においては、紫外線LEDチップから放射された紫外線は光色変換部材に入射し、光色変換部材により他の光色に変換されて光色変換部材から放射される。ここで、光色変換部材は、アルカリ土類金属をMとし希土類金属をLとしてMAlで表せ、(x,y)=(1,5)、(2,4)、(3,7)、(12,19)でありm+n=1の関係を満たす金属アルミネート系蛍光体を含んでいる。このような金属アルミネート系蛍光体は、紫外線により高効率に励起されて紫外線とは異なる波長の光を高効率に放射する蛍光体である。従って、紫外線LEDチップから放射された紫外線は、光色変換部材により他の光色に効率良く変換されて、高効率、高演色な光が光色変換部材から放射される。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発光装置及びそれを用いた演出装置において、MAlで表せる金属アルミネート系蛍光体は、m≫nの関係を満たすものである。
この構成においては、金属アルミネート系蛍光体は、紫外線により一層高効率に励起されて紫外線とは異なる波長の光を一層高効率に放射する。従って、紫外線LEDチップから放射された紫外線は、光色変換部材により他の光色に一層効率良く変換されて、一層高効率、一層高演色な光が光色変換部材から放射される。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発光装置及びそれを用いた演出装置において、MAlで表せる金属アルミネート系蛍光体は、(x,y)=(2,4)の結晶であり、結晶は、MCO、希土類金属酸化物、及びAlを原料とし、これらの原料をMAlとなるように配合し、該配合物を1000℃以上の大気雰囲気下で焼成することにより形成されたものである。
この構成においては、紫外線により高効率に励起されて紫外線とは異なる波長の光を高効率に放射する金属アルミネート系蛍光体を、大気雰囲気下での焼成により、容易に量産することができる。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の発光装置及びそれを用いた演出装置において、MAlで表せる金属アルミネート系蛍光体は、アルカリ土類金属MがCa、Sr、Ba、Raのうちの少なくとも1種以上のものである。
この構成においては、金属アルミネート系蛍光体は、含有されるアルカリ土類金属Mの種類及び比率に応じた発光特性を有するものとなる。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の発光装置及びそれを用いた演出装置において、MAlで表せる金属アルミネート系蛍光体は、希土類金属LがY、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luのうちの少なくとも1種以上のものである。
この構成においては、金属アルミネート系蛍光体は、含有される希土類金属Lの種類及び比率に応じた発光特性を有するものとなる。
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の発光装置及びそれを用いた演出装置において、実装基板は、紫外線LEDチップが実装される凹部を有し、光色変換部材は、シート状に形成され、凹部上に設けられたものである。
この構成においては、光色変換部材は、シート状とすることにより精度良く形成でき、これにより、光色変換部材から放射される光の色バラツキが低減できる。また、光色変換部材は、実装基板の凹部上に設けられているため、紫外線LEDチップと光色変換部材との距離が離れ、これにより、紫外線LEDチップの発熱による光色変換部材の温度消光が抑えられる。
請求項7の発明は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の発光装置及びそれを用いた演出装置において、実装基板は、紫外線LEDチップが実装される凹部を有し、光色変換部材は、紫外線LEDチップを覆って設けられたものである。
この構成においては、光色変換部材が紫外線LEDチップを覆っているため、光色変換部材により光色変換された光の放射源が点光源に近くなり、配光制御が容易となる。
請求項8の発明は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の発光装置及びそれを用いた演出装置において、実装基板は、紫外線LEDチップが実装される凹部を有し、光色変換部材が、凹部の内壁部分に設けられたものである。
この構成においては、光色変換部材が実装基板の凹部の内壁部分に設けられているため、光色変換部材により光色変換された光が正面側へ放射され易い構造になっており、発光装置の発光効率が高められる。
請求項9の発明は、請求項1乃至請求項8の何れかに記載の発光装置及びそれを用いた演出装置において、紫外線LEDチップに加え、可視域の光を放射する可視LEDチップをさらに備え、白色光が発光可能であるものである。
この構成においては、紫外線LEDチップから放射された紫外線が光色変換部材により光色変換されることにより、又は、光紫外線LEDチップから放射された紫外線が光色変換部材により光色変換された光と可視LEDチップから放射された可視光との混合により、白色光が発光される。白色光の発光に必要なLEDチップを同元素系の化合物半導体で構成することにより、化合物半導体の種類の違いに依る温度特性や寿命特性の違いが光出力に及ぼす影響を排除でき、これにより、周囲温度の変化や点灯時間の増加に伴う白色光からの色ずれが起こり難くい。
請求項10の発明は、請求項9に記載の発光装置及びそれを用いた演出装置において、光色変換部材は、紫外線LEDチップが放射する紫外線を白色光に変換するものであり、可視LEDチップは、青色光を放射する青色LEDチップ、緑色光を放射する緑色LEDチップ、赤色光を放射する赤色LEDチップのうちの少なくとも1つであるものである。
この構成においては、白色光の発光に必要なLEDチップは紫外線LEDチップ1つであるので、周囲温度の変化や点灯時間の増加に伴う白色光からの色ずれが起こり難い。また、紫外LEDチップを消灯して可視LEDチップを点灯することにより、白色光とは別に、可視LEDチップによる各色の光を発光できる。また、紫外LEDチップと可視LEDチップの両方を点灯することにより、中間色の光を発光できる。
請求項11の発明は、請求項9に記載の発光装置及びそれを用いた演出装置において、可視LEDチップは、青色光を放射する青色LEDチップであり、光色変換部材は、青色LEDチップが放射する青色光を黄色光に変換して該変換した黄色光と青色LEDチップが放射する青色光との混合により白色光を生じさせ、かつ、紫外線LEDチップが放射する紫外線を青色光、緑色光、赤色光のうちの何れかに変換するものである。
この構成においては、白色光の発光に必要なLEDチップは青色LEDチップ1つであるので、周囲温度の変化や点灯時間の増加に伴う白色光からの色ずれが起こり難い。また、青色LEDチップを消灯して紫外線LEDチップを点灯することにより、白色光とは別に、青色光、緑色光、赤色光を発光できる。また、青色LEDチップと紫外線LEDチップの両方を点灯することにより、中間色の光を発光できる。
請求項12の発明は、請求項9に記載の発光装置及びそれを用いた演出装置において、可視LEDチップは、紫外線LEDチップと同元素系の化合物半導体から構成されている青色光を放射する青色LEDチップ及び緑色光を放射する緑色LEDチップであり、光色変換部材は、紫外線LEDチップが放射する紫外線を赤色光に変換して、該変換した赤色光と青色LEDチップが放射する青色光及び緑色LEDチップが放射する緑色光との混合により白色光を生じさせるものである。
この構成においては、白色光の発光に必要な紫外線LEDチップ、青色LEDチップ、及び緑色LEDチップが同元素系の化合物半導体で構成されているため、化合物半導体の種類の違いに依る温度特性や寿命特性の違いが光出力に及ぼす影響を排除でき、これにより、周囲温度の変化や点灯時間の増加に伴う白色光からの色ずれが起こり難い。
請求項1の発明によれば、光色変換部材が紫外線により高効率に励起されて紫外線とは異なる波長の光を高効率に放射する蛍光体を含んでいるため、紫外線LEDチップを用いた白色を含め様々な色合いの光を高効率、高演色に発光する発光装置、及びそれを用いた演出装置を実現できる。
請求項2の発明によれば、紫外線LEDチップを用いた白色を含め様々な色合いの光を一層高効率、一層高演色に発光する発光装置、及びそれを用いた演出装置を実現できる。
請求項3の発明によれば、紫外線により高効率に励起されて紫外線とは異なる波長の光を高効率に放射する金属アルミネート系蛍光体を容易に量産でき、これにより、紫外線LEDチップを用いた白色を含め様々な色合いの光を高効率、高演色に発光する発光装置、及びそれを用いた演出装置を低コストで実現できる。
請求項4の発明によれば、金属アルミネート系蛍光体が含有するアルカリ土類金属Mの種類及び比率に応じて、白色を含め様々な色合いの光を発光する発光装置、及びそれを用いた演出装置を実現できる。
請求項5の発明によれば、金属アルミネート系蛍光体が含有する希土類金属Lの種類及び比率に応じて、白色を含め様々な色合いの光を発光する発光装置、及びそれを用いた演出装置を実現できる。
請求項6の発明によれば、光色変換部材から放射される光の色バラツキを低減できると共に光色変換部材の温度消光を抑えることができ、高品質な発光装置、及びそれを用いた演出装置を実現できる。
請求項7の発明によれば、配光制御が容易となり、高品質な発光装置、及びそれを用いた演出装置を実現できる。
請求項8の発明によれば、発光効率を高めることができ、一層高効率、一層高演色な発光する発光装置、及びそれを用いた演出装置を実現できる。
請求項9の発明によれば、白色光からの色ずれが起こり難く白色光の色安定性に優れた高品質な発光装置、及びそれを用いた演出装置を実現できる。
請求項10の発明によれば、白色光からの色ずれが起こり難く白色光の色安定性に優れ、また、白色光に加え可視光や中間色の光も発光できる、高品質でより演色性に優れた発光装置、及びそれを用いた演出装置を実現できる。
請求項11の発明によれば、請求項10の発明と同様に、白色光からの色ずれが起こり難く白色光の色安定性に優れ、また、白色光に加え可視光や中間色の光も発光できる、高品質でより演色性に優れた発光装置、及びそれを用いた演出装置を実現できる。
請求項12の発明によれば、白色光からの色ずれが起こり難く白色光の色安定性に優れた高品質な発光装置、及びそれを用いた演出装置を実現できる。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
まず、第1の実施形態について図1を参照して説明する。発光装置1は、実装基板2と、紫外線LEDチップ3と、光色変換部材4とを備えている。実装基板2は、セラミックスで形成されており、凹部5を有している。また、実装基板2は、凹部5の底面に電極(図示省略)が形成されており、その電極上にバンプ6が形成されている。紫外線LEDチップ3は、GaN(窒化ガリウム)系化合物半導体から成る近紫外線を放射する発光素子であり、実装基板2の凹部5の底面に載置されており、バンプ6に接合されて実装基板2と電気的に接続されている。
光色変換部材4は、近紫外線が照射されることにより近紫外線とは異なる波長の光を放射するものであり、実装基板2の凹部5内に紫外線LEDチップ3を覆って充填されている。この光色変換部材4は、MAl(Mはアルカリ土類金属、Lは希土類金属、m+n=1、(x,y)=(1,5)、(2,4)、(3,7)、(12,19))で表される金属アルミネート系蛍光体を含む蛍光体材料から構成されている。
発明者らは、MAl(Mはアルカリ土類金属、Lは希土類金属、m+n=1、(x,y)=(1,5)、(2,4)、(3,7)、(12,19))で表される金属アルミネート系化合物が、高効率に近紫外線により励起されて近紫外線とは異なる波長の光を放射する蛍光体であることを見出した。ここで、MAlで表される金属アルミネート系化合物は、アルカリ土類金属MがCa、Sr、Ba、Raのうちの少なくとも1種以上であり、また、希土類金属LがEu、La、Y、Ce、Rr、Nd、Pm、Sm、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luのうちの少なくとも1種以上であればよく、m≫nが好ましい。
特に、発明者らは、このようなMAlで表される金属アルミネート系化合物のうち、(Ca,Sr)0.97Eu0.03Alは、高効率に近紫外線により励起されて青色光を放射する青色(B)蛍光体であり、Ba0.97Eu0.03Alは、高効率に近紫外線により励起されて緑色光を放射する緑色(G)蛍光体であり、Ca0.97Eu0.03Al、SrEuAlO、Ca0.97Eu0.03Al1219は、高効率に近紫外線により励起されて赤色光を放射する赤色(R)蛍光体であることを見出した。
上記光色変換部材4は、これらの青色蛍光体、緑色蛍光体、赤色蛍光体を透光性シリコーンなどの樹脂に分散した後、硬化させて形成したものである。光色変換部材4は、これらの蛍光体の種類や比率を調整することにより、白色を含め青紫色〜赤色にわたる可視域のほぼ全域の発光色のうち、任意の発光色のものを作製できる。
なお、上記MAlで表される金属アルミネート系蛍光体は、MCO(Mはアルカリ土類金属)、希土類金属酸化物、及びAlを原料とし、これらの原料をMAlとなるように配合した配合物を1000℃以上の大気雰囲気下で焼成することにより生成することができる。
通常、酸化数の低い金属イオンを有する金属酸化物を生成する場合は、還元雰囲気下での焼成が好ましいとされている。しかし、発明者らは、Eu3+に比べて低い酸化数2価を持つEu2+を含むBa0.97Eu0.03Alを生成するにあたっては、1000℃以上の大気雰囲気中にて焼成を行ってもよいことを見出した。また、Ba0.97Eu0.03Alに限らず、MAlで表される金属アルミネート系化合物全般についても、同様に、MCO、希土類金属酸化物、及びAlを原料とし、これらの原料をMAlとなるように配合した配合物を1000℃以上の大気雰囲気下で焼成することにより生成できることを見出した。
上記構成の発光装置1は、以下のようにして作製される。まず、実装基板2の凹部5の底面に紫外線LEDチップ3を実装する。次に、上記MAlで表される金属アルミネート系蛍光体を透光性シリコーンなどの樹脂に分散させて、粘性の有る状態の光色変換部材4を作製し、それを紫外線LEDチップ3を覆うように実装基板2の凹部5に充填する。そして、光色変換部材4を乾燥させる。これにより、光色変換部材4が固化して、発光装置1が作製される。
上記構成の発光装置1によれば、紫外線LEDチップ3から放射された近紫外線は光色変換部材4に入射し、光色変換部材4に入射した近紫外線は、光色変換部材4内に含まれる金属アルミネート系蛍光体(MAl)と作用する。ここで、金属アルミネート系蛍光体(MAl)は、近紫外線により高効率に励起されて近紫外線とは異なる波長の光を高効率に放射する蛍光体である。従って、紫外線LEDチップ3から放射された近紫外線は、光色変換部材4に含まれる金属アルミネート系蛍光体(MAl)により、他の光色に効率良く光色変換され、その光色変換された光が光色変換部材4から放射される。
光色変換部材4から放射される光(すなわち発光装置1から放射される光)の発光色は、光色変換部材4に含まれる金属アルミネート蛍光体(MAl)の種類や比率を調整することにより、白色を含め、青紫色〜赤色にわたる可視域のほぼ全域の発光色を実現できる。これにより、白色を含め様々な色合いの光を高効率、高演色に発光する発光装置1を実現できる。
また、上記構成の発光装置1によれば、実装基板2は、セラミックスであるため、劣化が少なく、発光装置1の寿命が長くなる。これにより、高品質な発光装置を実現できる。
このような発光装置1は、表示用光源、小型電球の代替光源、液晶パネル用光源等として広く用いることができ、また、光の放射を用いた各種の演出装置にも広く利用できる。
なお、上記実施形態において、光色変換部材4は、(Ca,Sr)0.97Eu0.03Al、Ba0.97Eu0.03Al、Ca0.97Eu0.03Al、SrEuAlO、Ca0.97Eu0.03Al1219のうちの何れか1種を単独で含むものであってもよい。また、光色変換部材4は、MAl(Mはアルカリ土類金属、Lは希土類金属、m+n=1、(x,y)=(1,5)、(2,4)、(3,7)、(12,19))で表される金属アルミネート系蛍光体であれば、何れの蛍光体を組み合わせて又は単独で含んでいてもよく、さらに、このMAlで表される金属アルミネート系蛍光体に加え、他の蛍光体を含んでいてもよい。
また、上記実施形態において、実装基板2は、セラミックスに限られず、例えば樹脂製の基板であってもよく、紫外線LEDチップ3と実装基板2との電気的接続は、バンプ6によるものに限られず、導電性ワイヤ等によるものであってもよい。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について図2を参照して説明する。本実施形態の発光装置1では、光色変換部材4は、シート状に形成されており、実装基板2の凹部5上に(すなわち凹部5を塞いで)設けられている。本実施形態における他の構成については、上記第1の実施形態と同様である。
このような構成の発光装置1は、以下のようにして作製される。まず、実装基板2の凹部5の底面に紫外線LEDチップ3を実装する。一方、金属アルミネート系蛍光体(第1の実施形態と同様の蛍光体)を透光性シリコーンなどの樹脂に分散させて、粘性の有る状態の光色変換部材4をシート状に作製する。次に、紫外線LEDチップ3を実装した実装基板2を凹部5を下向きにして、シート状に作製した固化前の光色変換部材4上に置く。そして、この状態で光色変換部材4を乾燥させる。これにより、光色変換部材4が固化すると共に、光色変換部材4が実装基板2に凹部5を塞ぐように固着されて、発光装置1が作製される。
このような構成の発光装置1によれば、上記第1の実施形態と同様の作用、効果が得られる。また、このような構成の発光装置1によれば、光色変換部材4が実装基板2の凹部5上に設けられているため、紫外線LEDチップ3と光色変換部材4との距離が離れ、これにより、紫外線LEDチップ3の発熱による光色変換部材4の温度消光が抑えられる。また、光色変換部材4は、別部材としてシート状に作製されるため精度良く形成でき、これにより、観察角度による発光面の色班や発光装置1毎の色バラツキが低減される。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態について図3を参照して説明する。本実施形態の発光装置1では、光色変換部材4は、紫外線LEDチップ3を覆って設けられている。また、実装基板2は、平板状に形成されている。本実施形態における他の構成については、上記第1の実施形態と同様である。
このような構成の発光装置1は、例えば以下のようにして作製される。まず、個々の紫外線LEDチップ3を、基板結晶側を上向きにして、表面に薄く粘着性材料を塗布した、切断が容易な平板状基体の上に等間隔で配置する。次に、これらの紫外線LEDチップ3の上から、透光性シリコーンなどの樹脂に金属アルミネート系蛍光体(第1の実施形態と同様の蛍光体)を含む蛍光体を分散させた光色変換部材4を塗布し、スキージを用いて余分な光色変換部材4を取り除くと共に厚みを揃える。樹脂が固化した後に1個又は複数チップ毎に分断する。このようにして図3に示すような、周囲に光色変換部材4が配置された紫外線LEDチップ3が作製できる。この紫外線LEDチップ3を実装基板2にフリップチップ実装することにより、光色変換部材4が紫外線LEDチップ3を覆った構成の発光装置1が作製される。
このような構成の発光装置1によれば、上記第1の実施形態と同様の作用、効果が得られる。また、このような構成の発光装置1によれば、光色変換部材4が紫外線LEDチップ3を覆っているため、光色変換部材4により光色変換された光の放射源が点光源に近くなり、配光制御が容易となる。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態について図4を参照して説明する。本実施形態の発光装置1では、実装基板2の凹部5の内壁部分に光反射膜7が設けられている。光色変換部材4は、上記第3の実施形態と同様に、紫外線LEDチップ3を覆って設けられている。本実施形態における他の構成については、上記第1の実施形態と同様である。
このような構成の発光装置1によれば、上記第1及び第3の実施形態と同様の作用、効果が得られる。また、このような構成の発光装置1によれば、光色変換部材4から放射された光を光反射膜7で制御することにより、配光制御が容易となる。
<第5の実施形態>
次に、第5の実施形態について図5を参照して説明する。本実施形態の発光装置1では、光色変換部材4は、実装基板2の凹部5の内壁部分に設けられている。本実施形態における他の構成については、上記第1の実施形態と同様である。
このような構成の発光装置1によれば、上記第1の実施形態と同様の作用、効果が得られる。また、このような構成の発光装置1によれば、光色変換部材4が実装基板2の凹部5の内壁部分に設けられているため、光色変換部材4により光色変換された光が正面側へ放射され易い構造になっており、発光装置1の発光効率を高めることができる。
<第6の実施形態>
次に、第6の実施形態について図6を参照して説明する。本実施形態の発光装置1では、紫外線LEDチップ3に加え、青色LEDチップ11と緑色LEDチップ12が、実装基板2の凹部5の底面に隣合せに実装されている。青色LEDチップ11は青色光を放射する発光素子であり、緑色LEDチップ12は緑色光を放射する発光素子である。これら青色LEDチップ11と緑色LEDチップ12は、何れも、紫外線LEDチップ3と同じGaN(窒化ガリウム)系化合物半導体から成っており、紫外線LEDチップ3と同様にバンプにより実装基板2と電気的に接続されている。
また、本実施形態の発光装置1では、光色変換部材4は、MAlで表される金属アルミネート系蛍光体として、近紫外線で励起されて赤色光を放射する蛍光体を含んでいる。すなわち、光色変換部材4は、紫外線LEDチップ3から放射される近紫外線を赤色光に光色変換するようになっている。本実施形態における他の構成については、上記第2の実施形態と同様である。
このような構成の発光装置1は、紫外線LEDチップ3、青色LEDチップ11、及び緑色LEDチップ12を調整された光出力バランスの元に点灯することにより、光色変換部材4に光色変換されて放射される赤色光、青色LEDチップ11から放射される青色光、及び緑色LEDチップ12から放射される緑色光の混合により、高効率、高演色な白色光が発光される。
このような構成の発光装置1によれば、上記第2の実施形態と同様の作用、効果が得られる。また、このような構成の発光装置1によれば、白色光の発光に必要な紫外線LEDチップ3、青色LEDチップ11、及び緑色LEDチップ12は、全てGaN系化合物半導体から成っているため、各々の寿命特性や温度特性がほぼ揃っている。従って、化合物半導体の種類の違いに依る温度特性や寿命特性の違いが光出力に及ぼす影響を排除でき、これにより、周囲温度の変化や点灯時間の増加に伴う白色光からの色ずれが起こり難い。ゆえに、赤色光を発光するためにGaAs系など、GaN系化合物半導体とは異なる種類の化合物半導体系から成るLEDチップを用いた従来の構成と比較して、混色により白色光を発光する場合の色安定性を高めることができる。
なお、上記実施形態において、紫外線LEDチップ3、青色LEDチップ11、及び緑色LEDチップ12は、各々、GaN系化合物半導体から成るものに限られず、例えばZnS系化合物半導体等の他の材料から成るものを用いてもよい。この場合、紫外線LEDチップ3、青色LEDチップ11、及び緑色LEDチップ12は、同じ材料から成るものを用いるのが好ましい。
<第7の実施形態>
次に、第7の実施形態について図7を参照して説明する。本実施形態の発光装置1では、光色変換部材4は、紫外線LEDチップ3、青色LEDチップ11、及び緑色LEDチップ12を覆って設けられている。また、実装基板2は、平板状に形成されている。本実施形態における他の構成については、上記第6の実施形態と同様である。このような構成の発光装置1によれば、上記第6の実施形態と同様の作用、効果が得られる。また、このような構成の発光装置1によれば、光色変換部材4により光色変換された光の放射源が点光源に近くなり、配光制御が容易となる。
<第8の実施形態>
次に、第8の実施形態について図8を参照して説明する。本実施形態の発光装置1では、光色変換部材4は、実装基板2の凹部5内に、紫外線LEDチップ3、青色LEDチップ11、及び緑色LEDチップ12を覆って充填されている。本実施形態における他の構成については、上記第6の実施形態と同様である。このような構成の発光装置1によれば、上記第6の実施形態と同様の作用、効果が得られる。
<第9の実施形態>
次に、第9の実施形態について図9を参照して説明する。本実施形態の発光装置1では、光色変換部材4は、実装基板2の凹部5の内壁部分に設けられている。本実施形態における他の構成については、上記第6の実施形態と同様である。このような構成の発光装置1によれば、上記第6の実施形態と同様の作用、効果が得られる。また、このような構成の発光装置1によれば、光色変換部材4が実装基板2の凹部5の内壁部分に設けられているため、光色変換部材4により光色変換された光が正面側へ放射され易い構造になっており、発光装置1の発光効率を高めることができる。
<第10の実施形態>
次に、第10の実施形態について図10を参照して説明する。本実施形態の発光装置1では、紫外線LEDチップ3に加え、青色LEDチップ11と、緑色LEDチップ12と、赤色LEDチップ13が、実装基板2の凹部5の底面に隣合せに実装されている。青色LEDチップ11は青色光を放射する発光素子であり、緑色LEDチップ12は緑色光を放射する発光素子であり、赤色LEDチップ11は赤色光を放射する発光素子である。青色LEDチップ11と緑色LEDチップ12は、何れも、紫外線LEDチップ3と同じGaN(窒化ガリウム)系化合物半導体から成っており、紫外線LEDチップ3と同様にバンプにより実装基板2と電気的に接続されている。また、赤色LED13は、基板結晶をGaAsとするGaAs系化合物半導体から成っており、導電性ワイヤ6aにより実装基板2と電気的に接続されている。
また、本実施形態の発光装置1では、光色変換部材4は、MAlで表される金属アルミネート系蛍光体として、近紫外線で励起されて白色光を放射する蛍光体を含んでいる。すなわち、光色変換部材4は、紫外線LEDチップ3から放射される近紫外線を白色光に光色変換するようになっている。本実施形態における他の構成については、上記第2の実施形態と同様である。
このような構成の発光装置1は、紫外線LEDチップ3を単独で点灯することにより、紫外線LEDチップ3から放射される近紫外線が光色変換部材4により白色光に光色変換されて、白色光が発光される。また、青色LEDチップ11、緑色LEDチップ12、及び赤色LEDチップ13を各々単独で点灯することにより、青色光、緑色光、及び赤色光が発光される。また、紫外線LEDチップ3を点灯すると共に、青色LEDチップ11、緑色LEDチップ12、及び赤色LEDチップ13の何れか1つ以上を点灯することにより、白色光と青色光、緑色光、及び赤色光とが混合された中間色の光が発光される。
このような構成の発光装置1によれば、上記第2の実施形態と同様の作用、効果が得られる。また、このような構成の発光装置1によれば、白色光を発光する際は、紫外線LEDチップ3のみを点灯すればよいので、周囲温度の変化や点灯時間の増加に伴う白色光からの色ずれが起こり難い。従って、複数のLEDチップを点灯して複数色の光を混合して白色光を合成する必要があった従来例の構成と比較して、白色光の色安定性を高めることができる。
なお、上記第10の実施形態において、光色変換部材4は、MAlで表される金属アルミネート系蛍光体として、近紫外線で励起されて緑色光を放射する蛍光体と、近紫外線で励起されてオレンジ色光を放射する蛍光体とを含んだものであってもよい。このような構成によれば、紫外線LEDチップ3から放射される近紫外線が光色変換部材4により緑色光とオレンジ色光とに光色変換されて、これら緑色光とオレンジ色光が混合されて白色光が発光される。このとき、紫外線LEDチップ3が放射する近紫外線のエネルギーと蛍光体が放射する光のエネルギーとの差(ストークスシフト)が小さいため、白色光の発光が一層高効率に行える。
<第11の実施形態>
次に、第11の実施形態について図11を参照して説明する。本実施形態の発光装置1では、第1の実装基板2aと第2の実装基板2bが並設されており、第1の実装基板2aの凹部5の底面に紫外線LEDチップ3aと青色LEDチップ11と緑色LEDチップ12が隣合せに実装され、第2の実装基板2bの凹部5の底面に紫外線LEDチップ3bが実装された構成となっている。紫外線LEDチップ3a,3b、青色LEDチップ11、及び緑色LEDチップ12は、何れも、GaN(窒化ガリウム)系化合物半導体から成っている。
また、本実施形態の発光装置1では、第1の光色変換部材4aが、シート状に形成されて第1の実装基板2aの凹部5上に設けられており、第2の光色変換部材4bが、シート状に形成されて第2の実装基板2aの凹部5上に設けられている。
第1の光色変換部材4aは、MAlで表される金属アルミネート系蛍光体として、近紫外線で励起されて白色光を放射する蛍光体を含んでいる。すなわち、第1の光色変換部材4aは、紫外線LEDチップ3aから放射される近紫外線を白色光に光色変換するようになっている。また、第2の光色変換部材4bは、MAlで表される金属アルミネート系蛍光体として、近紫外線で励起されて赤色光を放射する蛍光体を含んでいる。すなわち、第2の光色変換部材4bは、紫外線LEDチップ3bから放射される近紫外線を赤色光に光色変換するようになっている。
このような構成の発光装置1は、紫外線LEDチップ3aを単独で点灯することにより、紫外線LEDチップ3aから放射される近紫外線が光色変換部材4aにより白色光に光色変換されて、白色光が発光される。また、青色LEDチップ11及び緑色LEDチップ12を各々単独で点灯することにより、青色光及び緑色光が発光されると共に、紫外線LEDチップ3bを単独で点灯することにより、紫外線LEDチップ3bから放射される近紫外線が光色変換部材4bにより赤色光に光色変換されて、赤色光が発光される。従って、紫外線LEDチップ3aを点灯すると共に、青色LEDチップ11、緑色LEDチップ12、及び紫外線LEDチップ3bの何れか1つ以上を点灯することにより、白色光と青色光、緑色光、及び赤色光とが混合された中間色の光が発光される。
このような構成の発光装置1によれば、上記第10の実施形態と同様の作用、効果が得られる。また、このような構成の発光装置1によれば、紫外線LEDチップ3a,3b、青色LEDチップ11、及び緑色LEDチップ12は、全てGaN(窒化ガリウム)系化合物半導体から成っているため、各々の寿命特性や温度特性がほぼ揃っている。従って、化合物半導体の種類の違いに依る温度特性や寿命特性の違いが光出力に及ぼす影響を排除できる。ゆえに、赤色光を発光するためにGaAs系など、GaN系化合物半導体とは異なる種類の化合物半導体系から成るLEDチップを用いた従来の構成と比較して、色安定性を高めることができる。
<第12の実施形態>
次に、第12の実施形態について図12を参照して説明する。本実施形態の発光装置1では、第1の実装基板2aと第2の実装基板2bが並設されており、第1の実装基板2aの凹部5の底面に紫外線LEDチップ3と青色LEDチップ11と緑色LEDチップ12が隣合せに実装され、第2の実装基板2bの凹部5の底面に赤色LEDチップ13が実装された構成となっている。紫外線LEDチップ3、青色LEDチップ11、及び緑色LEDチップ12は、何れも、基板結晶をサファイアとするGaN系化合物半導体から成っており、上記第10の実施形態と同様にバンプにより実装基板2aと電気的に接続されている。また、赤色LED13は、基板結晶をGaAsとするGaAs系化合物半導体から成っており、上記第10の実施形態と同様に導電性ワイヤにより実装基板2bと電気的に接続されている。
また、本実施形態の発光装置1では、光色変換部材4が、シート状に形成されて第1の実装基板2aの凹部5上に設けられている。光色変換部材4は、MAlで表される金属アルミネート系蛍光体として、近紫外線で励起されて白色光を放射する蛍光体を含んでいる。すなわち、光色変換部材4は、紫外線LEDチップ3から放射される近紫外線を白色光に光色変換するようになっている。
このような構成の発光装置1は、紫外線LEDチップ3を単独で点灯することにより、紫外線LEDチップ3から放射される近紫外線が光色変換部材4により白色光に光色変換されて、白色光が発光される。また、青色LEDチップ11、緑色LEDチップ12、赤色LEDチップ13を各々単独で点灯することにより、青色光、緑色光、及び赤色光が発光される。また、紫外線LEDチップ3を点灯すると共に、青色LEDチップ11、緑色LEDチップ12、及び赤色LEDチップ13の何れか1つ以上を点灯することにより、白色光と青色光、緑色光、及び赤色光とが混合された中間色の光が発光される。
このような構成の発光装置1によれば、上記第10の実施形態と同様の作用、効果が得られる。また、このような構成の発光装置1によれば、p側電極、n側電極各々の外部端子接続部が設けられるチップ面が同様である紫外線LEDチップ3、青色LEDチップ11、及び緑色LEDチップ12を1つの基板(第1の実装基板2a)にまとめて実装できる構造であるため、チップ実装工程が簡略化でき、量産性を向上できる。
なお、上記第12の実施形態において、第1の実装基板2aに実装されている青色LEDチップ11に代えて赤色LEDチップ13を実装し、第2の実装基板2bに実装されている赤色LEDチップ13に代えて青色LEDチップ11を実装する構成としてもよい。このような構成によれば、第2の実装基板2bに実装された青色LEDチップ11から放射される青色光は、第1の実装基板2aに設けられた光色変換部材4に当らないため、青色光により励起されて光を放射する可能性のある蛍光体であっても、光色変換部材4の材料として用いることができ、光色変換部材4に用いる材料の選択由度を広げることができる。
<第13の実施形態>
次に、第13の実施形態について図13を参照して説明する。本実施形態の発光装置1では、紫外線LEDチップ3と青色LEDチップ11が、実装基板2の凹部5の底面に隣合せに実装されている。紫外線LEDチップ3と青色LEDチップ11は、何れも、GaN系化合物半導体から成っている。
また、本実施形態の発光装置1では、光色変換部材4は、MAlで表される金属アルミネート系蛍光体として、近紫外線で励起されて緑色光を放射する蛍光体と、近紫外線で励起されて赤色光を放射する蛍光体を含んでいる。また、光色変換部材4は、これらのMAlで表される金属アルミネート系蛍光体に加え、例えばセリウム(Ce)で活性化されたイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)系蛍光体等の青色光を黄色光に光色変換する蛍光体を含んでいる。すなわち、光色変換部材4は、紫外線LEDチップ3から放射される近紫外線を緑色光と赤色光に光色変換すると共に、青色LEDチップ11から放射される青色光を黄色光に変換するようになっている。本実施形態における他の構成については、上記第2の実施形態と同様である。
このような構成の発光装置1は、紫外線LEDチップ3を単独で点灯することにより、紫外線LEDチップ3から放射された近紫外線が光色変換部材4により緑色光と赤色光に光色変換されて、緑色光と赤色光が発光される。また、青色LEDチップ11を単独で点灯することにより、青色LEDチップ11から放射される青色光の一部が光色変換部材4により黄色光に光色変換され、この光色変換された黄色光と青色LEDチップ11から放射されて光色変換されなかった青色光との混合により白色光が発光される。また、紫外線LEDチップ3と青色LEDチップ11の両方を点灯することにより、緑色光、赤色光、及び白色光が混合された中間色の光が発光される。
このような構成の発光装置1によれば、上記第2の実施形態と同様の作用、効果が得られる。また、このような構成の発光装置1によれば、白色光を発光する際は、青色LEDチップ11のみを点灯すればよいので、周囲温度の変化や点灯時間の増加に伴う白色光からの色ずれが起こり難い。従って、複数のLEDチップを点灯して複数色の光を混合して白色光を合成する必要があった従来例の構成と比較して、白色光の色安定性を高めることができる。
なお、上記第13の実施形態において、光色変換部材4に含まれる近紫外線を光色変換する蛍光体(MAlで表される金属アルミネート系蛍光体)は、その発光色度が青色LEDチップ11のみを点灯した際に得られる黒体軌跡近傍の色度座標を通る黒体軌跡の接線上にあるものの中の何れかを用いてもよい。この場合、赤色領域に属する蛍光体(近紫外線を赤色光に変換する蛍光体)あるいは青緑色領域に属する蛍光体(近紫外線を青緑色光に変換する蛍光体)を用いるのが、より好ましい。なお、青緑色領域に属する蛍光体は、近紫外線を青色光に変換する蛍光体と、近紫外線を緑色光に変換する蛍光体を混合することにより作製できる。また、紫外線LEDチップ3が放射する近紫外線量を制御する紫外線制御部を設けた。
このような構成によれば、青色LEDチップ11の発光波長や、青色光を黄色光に光色変換する蛍光体のピーク波長、濃度を選択することにより、黒体軌跡上、又はその近傍の色度座標に対応する白色光が出力可能である。また、紫外線LEDチップ3の紫外線出力を減少/増加させ、近紫外線を光色変換する蛍光体の発光を弱める/強めることによって、発光装置1の光出力自身はさほど変えずに、発光装置1からの発光色のみを黒体軌跡に沿って変化させることができる。従って、より自然光に近い色合いの可変色(調色)点灯が可能となる。
また、上記第13の実施形態において、光色変換部材4に含まれる近紫外線を光色変換する蛍光体(MAlで表される金属アルミネート系蛍光体)は、その発光色度が青色LEDチップ11のみを点灯した際に得られる色度座標を通りかつ黒体軌跡の接線に垂直な直線上にあるものの中の何れかを用いてもよい。この場合、緑色領域に属する蛍光体(近紫外線を緑色光に変換する蛍光体)を用いるのが、より好ましい。また、紫外線LEDチップ3が放射する近紫外線及び青色LEDチップ11が放射する青色光を調光する調光制御回路を設けた。
このような構成によれば、青色LEDチップ11の光出力の増加/減少に合せて、紫外線LEDチップ3の近紫外線出力を減少/増加させ、近紫外線を光色変換する蛍光体の発光を弱める/強めることによって、発光装置1全体の光出力を変化させながら、発光装置1からの発光色を黒体軌跡に沿って移動させつつ調光点灯を行うことができる。従って、調光点灯に伴う黒体軌跡からのずれを緩和し、白色を保ちながら、より自然光に近い調光点灯が可能となる。
なお、上記第10乃至第13の実施形態において、光色変換部材は、上記第1及び第8の実施形態と同様に実装基板の凹部内に充填されていてもよく、また、上記第3及び第7の実施形態と同様にLEDチップの周囲を覆って設けられていてもよい。さらに、光色変換部材は、上記第5及び第9の実施形態と同様に実装基板の凹部の内壁部分に設けられていてもよい。また、上記第10乃至第13の実施形態において、実装基板は、上記第3及び第7の実施形態と同様に平板状に形成されたものであってもよい。
本発明の第1の実施形態に係る発光装置の構成を示す要部断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る発光装置の構成を示す要部断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る発光装置の構成を示す要部断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る発光装置の構成を示す要部断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る発光装置の構成を示す要部断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る発光装置の構成を示す要部断面図である。 本発明の第7の実施形態に係る発光装置の構成を示す要部断面図である。 本発明の第8の実施形態に係る発光装置の構成を示す要部断面図である。 本発明の第9の実施形態に係る発光装置の構成を示す要部断面図である。 本発明の第10の実施形態に係る発光装置の構成を示す要部断面図である。 本発明の第11の実施形態に係る発光装置の構成を示す要部断面図である。 本発明の第12の実施形態に係る発光装置の構成を示す要部断面図である。 本発明の第13の実施形態に係る発光装置の構成を示す要部断面図である。
符号の説明
1 発光装置
2,2a,2b 実装基板
3,3a,3b 紫外線LEDチップ
4,4a,4b 光色変換部材
5 凹部
6 バンプ
7 光反射膜
11 青色LEDチップ
12 緑色LEDチップ
13 赤色LEDチップ

Claims (12)

  1. 紫外線LEDチップと、前記紫外線LEDチップが実装される実装基板と、前記実装基板上に前記紫外線LEDチップの光放射方向に設けられた光色変換部材とを備え、
    前記光色変換部材は、アルカリ土類金属をM、希土類金属をLとして、MAlで表せる金属アルミネート系蛍光体を含む蛍光体材料から構成され、
    前記MAlで表せる金属アルミネート系蛍光体は、(x,y)=(1,5)、(2,4)、(3,7)、(12,19)のうちの何れかであり、m+n=1の関係を満たすものであることを特徴とする発光装置及びそれを用いた演出装置。
  2. 前記MAlで表せる金属アルミネート系蛍光体は、m≫nの関係を満たすものであることを特徴とする請求項1に記載の発光装置及びそれを用いた演出装置。
  3. 前記MAlで表せる金属アルミネート系蛍光体は、(x,y)=(2,4)の結晶であり、
    前記結晶は、MCO、希土類金属酸化物、及びAlを原料とし、これらの原料をMAlとなるように配合し、該配合物を1000℃以上の大気雰囲気下で焼成することにより形成されたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発光装置及びそれを用いた演出装置。
  4. 前記MAlで表せる金属アルミネート系蛍光体は、アルカリ土類金属MがCa、Sr、Ba、Raのうちの少なくとも1種以上のものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の発光装置及びそれを用いた演出装置。
  5. 前記MAlで表せる金属アルミネート系蛍光体は、希土類金属LがY、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luのうちの少なくとも1種以上のものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の発光装置及びそれを用いた演出装置。
  6. 前記実装基板は、前記紫外線LEDチップが実装される凹部を有し、
    前記光色変換部材は、シート状に形成され、前記凹部上に設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の発光装置及びそれを用いた演出装置。
  7. 前記実装基板は、前記紫外線LEDチップが実装される凹部を有し、
    前記光色変換部材は、前記紫外線LEDチップを覆って設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の発光装置及びそれを用いた演出装置。
  8. 前記実装基板は、前記紫外線LEDチップが実装される凹部を有し、
    前記光色変換部材が、前記凹部の内壁部分に設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の発光装置及びそれを用いた演出装置。
  9. 前記紫外線LEDチップに加え、可視域の光を放射する可視LEDチップをさらに備え、白色光が発光可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載の発光装置及びそれを用いた演出装置。
  10. 前記光色変換部材は、前記紫外線LEDチップが放射する紫外線を白色光に変換するものであり、
    前記可視LEDチップは、青色光を放射する青色LEDチップ、緑色光を放射する緑色LEDチップ、赤色光を放射する赤色LEDチップのうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項9に記載の発光装置及びそれを用いた演出装置。
  11. 前記可視LEDチップは、青色光を放射する青色LEDチップであり、
    前記光色変換部材は、前記青色LEDチップが放射する青色光を黄色光に変換して該変換した黄色光と前記青色LEDチップが放射する青色光との混合により白色光を生じさせ、かつ、前記紫外線LEDチップが放射する紫外線を青色光、緑色光、赤色光のうちの何れかに変換するものであることを特徴とする請求項9に記載の発光装置及びそれを用いた演出装置。
  12. 前記可視LEDチップは、前記紫外線LEDチップと同元素系の化合物半導体から構成されている青色光を放射する青色LEDチップ及び緑色光を放射する緑色LEDチップであり、
    前記光色変換部材は、前記紫外線LEDチップが放射する紫外線を赤色光に変換して、該変換した赤色光と前記青色LEDチップが放射する青色光及び前記緑色LEDチップが放射する緑色光との混合により白色光を生じさせるものであることを特徴とする請求項9に記載の発光装置及びそれを用いた演出装置。
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