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JP2005119466A - 作業車両の走行変速装置 - Google Patents

作業車両の走行変速装置 Download PDF

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JP2005119466A JP2003356705A JP2003356705A JP2005119466A JP 2005119466 A JP2005119466 A JP 2005119466A JP 2003356705 A JP2003356705 A JP 2003356705A JP 2003356705 A JP2003356705 A JP 2003356705A JP 2005119466 A JP2005119466 A JP 2005119466A
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arm
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engine
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Tomoo Kiyokawa
智男 清川
Nozomi Kataue
望 片上
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】変速ペダル3に対する油圧無段変速装置の中立位置を調整可能な連動機構を設けた走行変速装置を用いて変速ペダル3の踏込量に応じてエンジンスロットル弁の開度が決まる走行変速装置を得ること。
【解決手段】HSTの変速操作軸32に連結部材30を介して前後進ペダル3F、3Rを連動し、エンジン出力調整機構Gの中立用復帰用ニュートラルアーム27にプッシュロッド34の一端を設け、プッシュロッド34の他端にカウンタアーム35を接続し、カウンタアーム35の他端はエンジンスロットルのアクセルアーム46と連結しているので、前進ペダル3F又は後進ペダル3Rの踏み込み量に応じてエンジンスロットル開度が決まる。また、前進ペダル3F又は後進ペダル3Rが踏み込みを解除すると、中立自動復帰機構Nによりエンジンはアイドリング状態となり、HSTも中立位置に復帰する。
【選択図】図3

Description

この発明は、トラクタ等の走行変速装置に関し、油圧無段変速装置を用いた走行伝動を行う苗植機や運搬車等にも利用することができる。
油圧無段変速装置(HST)を用いたトラクタの走行変速装置では、この変速装置の中立位置を係止する中立位置係止機構を有するが、この油圧無段変速の中立位置に変速ペダル位置を調整すると、変速ペダル位置が移動することが多く、ペダルの操作感覚が異なり易い。
そこで、変速ペダルの操作位置を移動させないで、HSTの中立位置を調整できるようにHSTの変速操作軸(トラニオン軸)と中立係止機構を有する変速ペダルとの間に、長さ調節によりこの変速ペダルに対する該油圧無段変速装置HSTの中立位置を調整可能な連動機構を設けたトラクタ等の走行変速装置が知られている。
特開平7−89363号公報
上記従来の走行変速装置では変速ペダルの踏み込みをやめると踏み込みペダルはすぐに中立位置に復帰する構成である。
一方、上記従来のHST式の変速装置を備えたトラクタでは、通常フルスロットルで作業機を用いての作業を行うので、車庫入れや屋内、狭路等での移動にフルスロットルでは燃料消費が多く、また騒音も大きい。
変速ペダルの踏み込み量に応じてエンジンスロットル弁(ガバナー)の開度が決まると、フルスロットル状態でエンジンを駆動することなく、前記作業または走行ができる。
そこで、本発明は、前記従来技術に記載した変速ペダルに対する油圧無段変速装置の中立位置を調整可能な連動機構を設けた走行変速装置を用いて変速ペダルの踏み込み量に応じてエンジンスロットル弁の開度が決まる構成を得ることである。
本発明の上記課題は、次の解決手段で解決される。
請求項1記載の発明は、油圧無段変速装置の変速操作軸32と、油圧無段変速装置の変速操作軸32を回転操作して、その回転出力を前進又は後進方向に変速変更する前後進用の変速ペダル3F、3Rと、前記変速ペダル3F、3Rの作動後に、変速ペダル3F、3Rと変速操作軸32を中立位置に自動復帰させる中立自動復帰機構Nと、前記変速ペダル3F、3Rの前進又は後進作動量と中立自動復帰機構Nに連動してエンジン出力を変更するエンジン出力調整機構Gとを備えた作業車両の走行変速装置である。
請求項2記載の発明は、前記エンジン出力調整機構Gには、同エンジン出力を増減調整するアクセルアーム46を備え、同アーム46と前記中立自動復帰機構Nの可動部位とを第一ワイヤー部材36を介して接続すると共に、同アーム46と車上に備えられ操作位置を保持できるスロットルレバー47とを第二ワイヤー部材31を介して接続した請求項1に記載の作業車両の走行変速装置である。
HSTの変速操作軸32に連結部材30を介して前後進ペダル3F、3Rを連動し、エンジン出力調整機構の中立用復帰用ニュートラルアーム27にプッシュロッド34の一端を設け、プッシュロッド34の他端にカウンタアーム35を接続し、該カウンタアーム35の他端はエンジンスロットルのアクセルアーム46と連結しているので、HST前進ペダル3F又は後進ペダル3Rの踏み込み量に応じてエンジンスロットル開度が決まる。
また、HST前進ペダル3F又は後進ペダル3Rが踏み込みを解除すると、中立自動復帰機構NによりエンジンEはアイドリング状態となり、HSTも中立位置に復帰する。
HST前進ペダル3F又は後進ペダル3Rの踏み込み量に応じてエンジンスロットル開度が変更されるので、燃費がよい。
図1は本発明の実施例のトラクタの側面図であり、図2は図1のトラクタの伝動構成図である。
トラクタ車体5は、前部のエンジンEからクラッチハウジング6、HSTケース7及び後部のミッションケース8に亘って連接して一体構成とし、前部のフロントアクスルブラケット9にはステアリングハンドル10によって操向自在の前輪11を有し、後部ミッションケース8の左右両側のリヤアクスルハウジングの先端部には後輪12を軸装し、これら前後輪11、12を駆動して走行する四輪駆動走行形態としている。又、ミッションケース8上の左右フェンダー13間のシートフロア上には操縦席14を有する。
ミッションケース8上の油圧ケースに昇降可能に設けられたリフトアーム15は、左右のロアリンク16とリフトロッド17で連結されて、これらロアリンク16やトップリンク等の後端に連結する作業機を昇降することができる。ボンネット18内にはエンジンEが装着されており、また前記油圧無段変速装置(HST)はHSTケース7内に設けられて、クラッチハウジング6内の主クラッチ54(図2)を経てHST入力軸19(図2)を連動し、変速操作軸32(図3)による中立N位置からの前進F、後進Rの切替、及びこれらの無段変速による連動を経て、副変速装置21へ連動し、後輪12の差動ギヤ機構、及び前輪11への出力軸等を伝動する構成である。油圧無段変速装置は、図2に示す可変容量形ポンプPの斜板角が変更されて、固定容量形モータMによる出力軸の回転が無段変速される。
図2においては、農用トラクタの伝動構成で、高低2段の副変速装置21を有し、可変容量形ポンプPと可変容量形モータMとを有した油圧無段変速装置を走行伝動装置に用いたものである。また、主クラッチ54からHST入力軸19を駆動する前に、PTO入力軸56を分岐して取出した動力をPTO変速装置57を経由してPTO軸55へ取り出す構成とする。
前記油圧無段変速装置は、可変容量形ポンプPと可変容量形モータMとを閉油圧回路50に有し、可変容量形ポンプPの斜板角度を変速ペダルの踏み込み操作によって調節して、HST入力軸19の入力回転をHST出力軸53の出力回転に減速無段変速し、又正逆に切替えて無段変速することができる。
HST出力軸53からの動力は走行軸58に取り出され、走行軸58からは後輪12への伝動用のデフ装置59と前輪伝動軸60と前輪11への伝動用のデフ装置61に動力が取り出される。なお、前輪伝動軸60の伝動を入り切りする四輪駆動用の四駆クラッチギヤ62がPTO入力軸56と前輪駆動軸60の間に設けられている。
図3には変速ペダル部分の側面図を示し、図4には変速ペダル部分の平面図を示す。前記HSTケース7の右側面には、HST入力軸19に連動する変速操作軸32が突設され、該変速操作軸32の先端に一体的に変速アーム22が変速操作軸32を中心に回動自在に設けられている。該変速アーム22の端部22aにカウンタ23の一端がアーム24を介して回動自在に連結され、変速アーム22の他端部22bはHSTケース7に固定されていないフリーの状態でターンバックル式の連結部材30の一端が回動自在に接続している。連結部材30の他端は前進ペダルアーム3Faの中間部に回動自在に接続している。また、カウンタ23の変速アーム22との接続部の反対側の端部はペダル軸4の外周円筒体4bに固着したアーム25の先端部に回動自在に連結している。なお、ペダル軸4の外周には円筒体4aと円筒体4bが並列的にペダル軸4に回動自在に挿着され、それぞれ前進ペダルアーム3Faと後進ペダルアーム3Raが固着されている。
さらに、前記前進ペダルアーム3Faのペダル軸4側の側面とは反対側の側面に設けた凹部3Faaに中立時にはニュートラルアーム27の円筒部27aが嵌合するように接している。該前進ペダルアーム3Faの途中にはターンバックル式の連結部材30の一端が設けられており、該連結部材30の他端は前記変速アーム22の端部22bに回動自在に連結している。
該ニュートラルアーム27は側面視で略T字状をしており、前記円筒部27aは図3の左側よりにあるニュートラルアーム27の回転軸27bを中心に揺動する。そしてニュートラルアーム27の円筒部27aとは反対側の先端部にはニュートラルスプリング28が係止されており、前記円筒部27aは上方に常に付勢されている。
上記変速ペダル部分の構成により、前進ペダルアーム3Faが踏み込まれると、連結部材30がアーム3Fa側に引かれて矢印A方向に移動し、変速アーム22の端部22bが時計回りに回り、該変速アーム22の回動により変速アーム22と一体のトラニオン軸32が矢印A方向へ回動して、HSTの油圧ポンプPの斜板を前進側駆動力が発生する方向に傾ける。また、このときニュートラルアーム27の円筒部27aは前進ペダルアーム3Faの凹部3Faaから外れる。
また、後進ペダルアーム3Raが踏み込まれるとペダル軸4の円筒体4bと一体のアーム25が時計回りに回り、これに連動してカウンタ23が動き、変速アーム22が反時計回りの矢印B方向に回動して変速操作軸32が矢印B方向へ回動して、HSTの油圧ポンプPの斜板を後進側駆動力が発生する方向に傾ける。
このとき、前進ペダルアーム3Raは変速アーム22の矢印B方向への動きに連動して連結部材30が浮き上がる方向に移動するので、ニュートラルアーム27の円筒部27aは前進ペダルアーム3Faの凹部3Faaから外れる。
前進ペダル3F又は後進ペダル3Rの踏み込みが解除されると、ニュートラルアーム27はスプリング28により回転軸27bを中心に反時計回りに付勢されているので、ニュートラルアーム27の円筒部27aは前進ペダルアーム3Faの凹部3Faaに入り込む動きをして変速操作軸32は中立位置に復帰する。
何らかの原因で、中立係止機構による中立N位置と、HSTの変速操作軸32の中立位置とに誤差を生じるとき、例えば、変速ペダル3F、3Rは、前進ペダル3Faの凹部3Faaに円筒部27aが嵌合された中立位置にあるにも拘らず、HSTの出力軸53(図2)が徴速回転されるようなときは、前記後進ペダル3Rと変速アーム22との間を連結するターンバックル式連結部材30の長さを調節することにより、変速ペダル3F、3Rの中立位置を所定の位置に戻すと同時にHSTの変速操作軸32の中立位置を調整することができる。
また、ニュートラルアーム27のニュートラルスプリング28が係止したT字部端部の反対側のT字部端部にはプッシュロッド34の一端が係止され、カウンタアーム35の端部にプッシュロッド34の他端が接続している。中央部の支点35aを中心に回動するカウンタアーム35の他端部はケーブル36の端部に接続し、該ケーブル36の先端はエンジンスロットルのアクセルアーム46に接続している。こうして変速ペダル3F、3Rの踏み込みでプッシュロッド34が作動してエンジンEの駆動力が調整され、また、前進ペダル3F及び後進ペダル3Rの踏込量が大きいほど車輪駆動出力軸は高速回転される。
また、アクセルアーム46はスロットルレバー47の操作に応じてワイヤ31により回動する。スロットルレバー47の基部にはレバー保持機構47aが設けられ、スロットルレバー47の操作後の位置にレバーを保持し、従ってエンジンのガバナ(出力調整機構)Gの位置とスロットル弁の開度がレバー操作後の位置に対応した状態に維持する。
従って、スロットルレバー47操作後の位置に対応したエンジン出力状態から変速ペダル3F、3Rの踏み込みを開始してエンジン出力を更に上げることができる。
本実施例によれば、HSTの変速操作軸(トラニオン軸)32に連結部材30などを介して前後進ペダル3F、3Rを連動し、HSTを制御する軸構成において、中立復帰用ニュートラルアーム27にプッシュロッド34の一端を設け、プッシュロッド34の他端にカウンタアーム35を接続し、該カウンタアーム35の他端はエンジンスロットルのアクセルアームと連結しているので、HST前進ペダル3F又は後進ペダル3Rの踏み込み量に応じてエンジンスロットル開度が決まるので、燃費がよい。かつ作業時は元来トラクタに常備されているスロットルレバー操作によりフルスロットルでの作業が可能である。
また、本発明の他の実施例を図5のペダル部分の側面略図に示す。図5に示すように中立復帰用ニュートラルアーム27でなく、HST前進ペダルアーム3Faと後進ペダルアーム3Raが固着接続しているペダル軸4にカムプレート37を設けて、該カムプレート37の凹部37aにニュートラルアーム27の円筒部27aを嵌合させ、カムプレート37の両翼部の先端にそれぞれロッド34a、34bの一端を接続し、該ロッド34a、34bの他端をケーブル36a、36bの一端に接続し、ケーブル36a、36bの他端にはエンジンスロットルのアクセルアーム46を連結する構成でも良い。
図5に示す構成は、前記図3、図4に示す構成と同様にHST前進ペダル3F又は後進ペダル3Rの踏み込み量に応じてエンジンスロットル開度が決まるので、燃費がよい。
また、図6の変速ペダル部分の側面図に示す実施例は、HSTペダル軸4と同一軸上に内拡式ブレーキ39及びそのケース40を設け、簡易にオートクルーズ機能を持たせた構成である。
HSTペダル軸4の延長上にブレーキ39のケース40を設け、かつペダル軸4と同一軸上に内拡式のブレーキ39を設けて、該ブレーキ39をロックすることによりHSTペダル3(3F、3R)の踏み込み位置を止めて、無段階式のオートクルーズとする。そのために、内拡式ブレーキケース40内には、オートクルーズレバー41の先端部を回動自在に支持し、オートクルーズレバー41の他端付近の機体にオートクルーズレバー41を引いたときにレバー先端が係止するレバー係止部材42を設ける。
HSTペダル3(3F、3R)を踏み、任意の速度に合わせて、オートクルーズレバー41を倒して該レバー41をレバー係止部材42に係止させて固定すると、クルーズ状態になる。また、レバー係止部材42からオートクルーズレバー41を外せばクルーズ状態を解除できる。
従来のシューライニング固定式のオートクルーズ装置は操作力が非常に大きく、操作しづらい上、適当な速度が出しにくいが、上記構成では任意の速度でオートクルーズ設定が可能であり、構成も比較的簡単である。
また、HST変速ペダル3の踏み込み量に応じてHSTのモータ出力軸53(又はHST)からの出力を調整することができる他の実施例を説明する。
図7には、HSTペダル3の踏込み角度に合わせ、エンジンEのアクセルアーム46が連動して動く構成図を示すが、HSTペダル3の踏込み角度から踏み込み速度を検知して、HSTトラニオン軸32の傾斜角度をステップモータ43で制御する構成を採用している。
ポテンショメータ44でHSTペダル3の踏込み角度を感知し、その踏込速度を検出し、コントローラ70でHSTのトラニオン軸32の動き量をステップモータ43を用いて制御し、また同時にエンジンEのアクセルアーム46の作動量を算出して、エンジン側に設けたステップモータ45によりエンジンEのスロットル弁の開度を調節してエンジン出力を制御する。
また、エンジン側のステップモータ45でアクセルアーム46の傾斜角度を制御して、HSTペダル3の踏入量に連動してエンジン回転の制御を行っても良い。
さらに、HSTペダル3の踏込み角度に合わせ、スロットルレバー47とアクセルアーム46の中間にイコライザリンク48を設け、また前記エンジン側のステップモータ45の駆動量を前記イコライザリンク48に連動する構成にしても良い。この場合にはスロットルレバー47による手動操作とHSTペダル3の踏み込み量に連動する前記エンジン側のステップモータ45による自動操作でエンジン回転数の制御が行われる。
また、HST変速ペダル3を用いる構成では、ペダル踏み込み後には変速ペダル位置を常に「中立」位置に戻す連結部材30などの中立規制リンク構成が必要であるが、変速ペダル3の踏み込み角度センサとして前記連結部材30と変速ペダル3の中間にポテンショメータ44を設けることで、ペダル踏み込み量の検出が行える。
また、前記変速ペダル3の踏み込み角度検出用ポテンショメータ44を連結部材30のある部位に設ける他に、ペダル3の回動支点部、アクセルアーム46の回動支点部、ニュートラルアーム27の回動支点部に取り付ても良い。
また、クルーズレバー41の基部にもクルーズレバー作動量検出用ポテンショメータ49を設けておき、クルーズレバー位置により走行制御速度で作業中に、変速ペダル操作又はブレーキ操作をすると、ポテンショメータ44が感知し、優先回路をコントローラ70が判断し、クルーズレバー41の作動制御が解除される演算機能を持つコントローラ70を設けても良い。
また、エンジンEにエンジン回転数センサ38を設け、該センサ38で検出したエンジン回転数により、コントローラ70はエンジン回転数が下がった時には「車速を落とす」制御をし、回転が上がると「車速を上げる」制御をする構成にしてエンジン回転変動に応じてコントローラ70の演算によりHSTペダル3によるエンジンスロットル弁の開度の制御(負荷制御)する構成にしても良い。
こうして変速ペダル3によるエンジン操作性を良くすることができる。
この発明は、トラクタ等の走行変速装置に関し、油圧無段変速装置を用いた走行伝動を行う苗植機や運搬車等にも利用しうる。
本発明の実施例のトラクタの側面図である。 図1のトラクタの伝動構成図である。 図1のトラクタの変速ペダル部分の側面図である。 図1のトラクタの変速ペダル部分の平面図である。 図1のトラクタの変形例の変速ペダル部分の側面図である。 図1のトラクタの変形例の変速ペダル部分の側面図である。 図1のトラクタの変形例の変速ペダルとエンジン部分などの構成図である。
符号の説明
3F 前進ペダル 3Fa 前進ペダルアーム
3Faa 凹部 3R 後進ペダル
3Ra 後進ペダルアーム
4 ペダル軸 4a、4b 外周円筒体
5 車体 6 クラッチハウジング
7 HSTケース 8 ミッションケース
9 フロントアクスルブラケット
10 ステアリングハンドル
11 前輪 12 後輪
13 左右フェンダー 14 操縦席
15 リフトアーム 16 ロアリンク
17 リフトロッド 18 ボンネット
19 HST入力軸 22 変速アーム
23 カウンタ 24、25 アーム
27 ニュートラルアーム
27a 円筒部 27b 回転軸
28 ニュートラルスプリング
30 連結部材 31 ワイヤ
32 変速操作軸 34 プッシュロッド
35 カウンタアーム 35a 支点
36 ケーブル 37 カムプレート
37a 凹部 38 エンジン回転数センサ
39 ブレーキ 40 ケース
41 オートクルーズレバー
42 レバー係止部材 43 ステップモータ
44 ポテンショメータ 45 ステップモータ
46 アクセルアーム 47 スロットルレバー
48 イコライザリンク 49 ポテンショメータ
50 閉油圧回路 53 HST出力軸
54 主クラッチ 55 PTO軸
56 PTO入力軸 57 PTO変速装置
58 走行軸 59 デフ装置
60 前輪伝動軸 61 デフ装置
62 四駆クラッチギヤ 63 変速レバー
70 コントローラ

Claims (2)

  1. 油圧無段変速装置の変速操作軸(32)と、
    油圧無段変速装置の変速操作軸(32)を回転操作して、その回転出力を前進又は後進方向に変速変更する前後進用の変速ペダル(3F、3R)と、
    前記変速ペダル(3F、3R)の作動後に、変速ペダル(3F、3R)と変速操作軸(32)を中立位置に自動復帰させる中立自動復帰機構(N)と、
    前記変速ペダル(3F、3R)の前進又は後進作動量と中立自動復帰機構(N)に連動してエンジン出力を変更するエンジン出力調整機構(G)と
    を備えたことを特徴とする作業車両の走行変速装置。
  2. 前記エンジン出力調整機構(G)には、同エンジン出力を増減調整するアクセルアーム(46)を備え、同アーム(46)と前記中立自動復帰機構(N)の可動部位とを第一ワイヤー部材(36)を介して接続すると共に、同アーム(46)と車上に備えられ操作位置を保持できるスロットルレバー(47)とを第二ワイヤー部材(31)を介して接続したことを特徴とする請求項1に記載の作業車両の走行変速装置。
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