JP2005107872A - 画像処理装置および方法並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像のダイナミックレンジを圧縮するに際し、高彩度色が飽和しないようにする。
【解決手段】 画像解析部2が入力画像S0を解析してダイナミックレンジ圧縮率P0を設定し、圧縮テーブル生成部3が圧縮テーブルT0を生成する。圧縮テーブルT0により入力画像S0のダイナミックレンジを圧縮し、画像出力部6の色空間に変換して得た変換処理済み画像S11および入力画像S0を画像出力部6の色空間に変換して得た変換入力画像10について、画像出力部6の色再現域外となる画素を比較し、ダイナミックレンジ圧縮により新たに色再現域外となる色再現域外画素数N0をカウントする。N0≧Th1の場合、圧縮率を小さくしてN<Th1となるまで新たな圧縮テーブルT1を生成する。N<Th1となると処理済み画像データS1を画像出力部6がプリント出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像解析部2が入力画像S0を解析してダイナミックレンジ圧縮率P0を設定し、圧縮テーブル生成部3が圧縮テーブルT0を生成する。圧縮テーブルT0により入力画像S0のダイナミックレンジを圧縮し、画像出力部6の色空間に変換して得た変換処理済み画像S11および入力画像S0を画像出力部6の色空間に変換して得た変換入力画像10について、画像出力部6の色再現域外となる画素を比較し、ダイナミックレンジ圧縮により新たに色再現域外となる色再現域外画素数N0をカウントする。N0≧Th1の場合、圧縮率を小さくしてN<Th1となるまで新たな圧縮テーブルT1を生成する。N<Th1となると処理済み画像データS1を画像出力部6がプリント出力する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、カラーの入力画像のダイナミックレンジを、カラー画像を出力する例えばプリンタ等の出力手段のダイナミックレンジに収まるように圧縮する画像処理装置および方法並びに画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
従来より、デジタルカメラ等の撮像装置により被写体を撮影することにより取得された画像や、ネガフイルム、リバーサルフイルム等の写真フイルムや印刷物等に記録された画像を光電的に読み取ることにより得られた画像をプリンタ等の出力装置において再生することが行われている。このように画像を出力装置において再生する場合において、画像上の明部および/または暗部がつぶれてしまうことを防止するために、画像のダイナミックレンジが出力装置のダイナミックレンジ内に収まるように、画像のダイナミックレンジを圧縮することが行われている。
このようなダイナミックレンジ圧縮方法として、画像に対してローパスフィルタによるフィルタリング処理を施して、画像中の空間周波数が低い構造物のみを表すボケ画像を作成し、ボケ画像を用いてダイナミックレンジを圧縮することにより、画像に含まれる明部および暗部内の細かなテクスチャのコントラストを残しつつも、画像の明部および暗部の双方のつぶれを抑える方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開平9−130609号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された方法においては、画像の明度を表す情報に基づいてダイナミックレンジ圧縮率を設定しているため、設定されたダイナミックレンジ圧縮率により画像のダイナミックレンジを圧縮すると、画像に含まれる高彩度の色が飽和してつぶれてしまうという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、高彩度色が飽和しないように画像のダイナミックレンジを圧縮することを目的とする。
本発明による画像処理装置は、所定の色再現域を有するプリンタ等の出力手段において出力を行うべく、カラーの入力画像のダイナミックレンジを圧縮してダイナミックレンジが圧縮された処理済み画像を得るダイナミックレンジ圧縮手段を備えた画像処理装置において、
前記入力画像のダイナミックレンジに基づいて、前記入力画像のダイナミックレンジを圧縮するためのダイナミックレンジ圧縮率を設定する圧縮率設定手段と、
該ダイナミックレンジ圧縮率に基づいて前記圧縮テーブルを生成する圧縮テーブル生成手段と、
前記処理済み画像および前記入力画像を前記出力手段の色空間に変換して変換処理済み画像および変換入力画像を取得する色空間変換手段と、
前記変換処理済み画像の各画素の色および前記変換入力画像の各画素の色を比較して、前記ダイナミックレンジの圧縮により新たに前記出力手段の色再現域外となった色再現域外画素数をカウントするカウント手段と、
該色再現域外画素数が所定のしきい値以上である場合に、前記ダイナミックレンジ圧縮率よりも圧縮率が小さい新たなダイナミックレンジ圧縮率を設定し、該新たなダイナミックレンジ圧縮率に基づいて新たな圧縮テーブルを生成するよう前記圧縮率設定手段および前記圧縮テーブル生成手段を制御する圧縮テーブル再生成指示手段と、
前記色再現域外画素数が前記所定のしきい値未満となるまで、前記処理済み画像の取得、前記変換処理済み画像および前記変換入力画像の取得、前記色再現域外画素数のカウント、前記新たなダイナミックレンジ圧縮率の設定、並びに前記新たな圧縮テーブルの生成を繰り返し、前記色再現域外画素数が前記所定のしきい値未満となった時に得られた前記処理済み画像を前記出力手段へ出力するよう、前記ダイナミックレンジ圧縮手段、前記色空間変換手段、前記カウント手段、前記圧縮率設定手段、前記圧縮テーブル生成手段および前記圧縮テーブル再生成指示手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
前記入力画像のダイナミックレンジに基づいて、前記入力画像のダイナミックレンジを圧縮するためのダイナミックレンジ圧縮率を設定する圧縮率設定手段と、
該ダイナミックレンジ圧縮率に基づいて前記圧縮テーブルを生成する圧縮テーブル生成手段と、
前記処理済み画像および前記入力画像を前記出力手段の色空間に変換して変換処理済み画像および変換入力画像を取得する色空間変換手段と、
前記変換処理済み画像の各画素の色および前記変換入力画像の各画素の色を比較して、前記ダイナミックレンジの圧縮により新たに前記出力手段の色再現域外となった色再現域外画素数をカウントするカウント手段と、
該色再現域外画素数が所定のしきい値以上である場合に、前記ダイナミックレンジ圧縮率よりも圧縮率が小さい新たなダイナミックレンジ圧縮率を設定し、該新たなダイナミックレンジ圧縮率に基づいて新たな圧縮テーブルを生成するよう前記圧縮率設定手段および前記圧縮テーブル生成手段を制御する圧縮テーブル再生成指示手段と、
前記色再現域外画素数が前記所定のしきい値未満となるまで、前記処理済み画像の取得、前記変換処理済み画像および前記変換入力画像の取得、前記色再現域外画素数のカウント、前記新たなダイナミックレンジ圧縮率の設定、並びに前記新たな圧縮テーブルの生成を繰り返し、前記色再現域外画素数が前記所定のしきい値未満となった時に得られた前記処理済み画像を前記出力手段へ出力するよう、前記ダイナミックレンジ圧縮手段、前記色空間変換手段、前記カウント手段、前記圧縮率設定手段、前記圧縮テーブル生成手段および前記圧縮テーブル再生成指示手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
入力画像のダイナミックレンジに基づいてダイナミックレンジ圧縮率を設定するとは、例えば入力画像のダイナミックレンジが、入力画像を出力する出力手段のダイナミックレンジ内に収まるように、ダイナミックレンジ圧縮率を設定することをいう。
「ダイナミックレンジ圧縮率を小さくする」には、設定されたダイナミックレンジ圧縮率をあらかじめ定められた値だけ低くしたり、色再現域外画素数が多いほどダイナミックレンジ圧縮率を低くすればよい。
なお、本発明による画像処理装置においては、前記圧縮率設定手段を、前記入力画像を表す入力画像データのヒストグラムを作成し、該ヒストグラムに基づいて該入力画像のダイナミックレンジを算出し、該ダイナミックレンジに基づいて、前記入力画像データの所定の基準値を基準として、データ値の比較的高い部分、データ値の比較的低い部分および/または前記入力画像データの全体のそれぞれに応じたダイナミックレンジ圧縮率を設定する手段としてもよい。
本発明による画像処理方法は、所定の色再現域を有する出力手段において出力を行うべく、カラーの入力画像のダイナミックレンジを圧縮してダイナミックレンジが圧縮された処理済み画像を得る画像処理方法において、
前記入力画像のダイナミックレンジに基づいて、前記入力画像のダイナミックレンジを圧縮するためのダイナミックレンジ圧縮率を設定し、
該ダイナミックレンジ圧縮率に基づいて前記圧縮テーブルを生成し、
前記処理済み画像および前記入力画像を前記出力手段の色空間に変換して変換処理済み画像および変換入力画像を取得し、
前記変換処理済み画像の各画素の色および前記変換入力画像の各画素の色を比較して、前記ダイナミックレンジの圧縮により新たに前記出力手段の色再現域外となった色再現域外画素数をカウントし、
該色再現域外画素数が所定のしきい値以上である場合に、前記ダイナミックレンジ圧縮率よりも圧縮率が小さい新たなダイナミックレンジ圧縮率を設定し、該新たなダイナミックレンジ圧縮率に基づいて新たな圧縮テーブルを生成し、
前記色再現域外画素数が前記所定のしきい値未満となるまで、前記処理済み画像の取得、前記変換処理済み画像および前記変換入力画像の取得、前記色再現域外画素数のカウント、前記新たなダイナミックレンジ圧縮率の設定、並びに前記新たな圧縮テーブルの生成を繰り返し、前記色再現域外画素数が前記所定のしきい値未満となった時に得られた前記処理済み画像を前記出力手段へ出力することを特徴とするものである。
前記入力画像のダイナミックレンジに基づいて、前記入力画像のダイナミックレンジを圧縮するためのダイナミックレンジ圧縮率を設定し、
該ダイナミックレンジ圧縮率に基づいて前記圧縮テーブルを生成し、
前記処理済み画像および前記入力画像を前記出力手段の色空間に変換して変換処理済み画像および変換入力画像を取得し、
前記変換処理済み画像の各画素の色および前記変換入力画像の各画素の色を比較して、前記ダイナミックレンジの圧縮により新たに前記出力手段の色再現域外となった色再現域外画素数をカウントし、
該色再現域外画素数が所定のしきい値以上である場合に、前記ダイナミックレンジ圧縮率よりも圧縮率が小さい新たなダイナミックレンジ圧縮率を設定し、該新たなダイナミックレンジ圧縮率に基づいて新たな圧縮テーブルを生成し、
前記色再現域外画素数が前記所定のしきい値未満となるまで、前記処理済み画像の取得、前記変換処理済み画像および前記変換入力画像の取得、前記色再現域外画素数のカウント、前記新たなダイナミックレンジ圧縮率の設定、並びに前記新たな圧縮テーブルの生成を繰り返し、前記色再現域外画素数が前記所定のしきい値未満となった時に得られた前記処理済み画像を前記出力手段へ出力することを特徴とするものである。
なお、本発明による画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明によれば、カラーの入力画像のダイナミックレンジに基づいて、入力画像に応じたダイナミックレンジ圧縮率が設定され、ダイナミックレンジ圧縮率に基づいて圧縮テーブルが生成される。そして、この圧縮テーブルにより入力画像のダイナミックレンジを圧縮して出力手段の色空間に変換することにより変換処理済み画像が得られ、さらに入力画像を出力手段の色空間に変換することにより変換入力画像が得られる。次いで、変換処理済み画像の各画素の色および変換入力画像の各画素の色が比較されて、ダイナミックレンジの圧縮により新たに出力デバイスの色空間外となった色再現域外画素数がカウントされる。この色再現域外画素数が所定のしきい値以上であると、設定したダイナミックレンジ圧縮率よりも圧縮率が小さい新たなダイナミックレンジ圧縮率が設定され、新たなダイナミックレンジ圧縮率に基づいて新たな圧縮テーブルを生成される。そして、色再現域外画素数が所定のしきい値未満となるまで、処理済み画像の取得、変換処理済み画像および変換入力画像の取得、色再現域外画素数のカウント、新たなダイナミックレンジ圧縮率の設定、並びに新たな圧縮テーブルの生成が繰り返され、最終的に生成された圧縮テーブルにより入力画像のダイナミックレンジが圧縮されて処理済み画像が取得され、この処理済み画像が出力手段に出力される。ここで、ダイナミックレンジ圧縮率を小さくすれば、ダイナミックレンジが圧縮される程度が小さくなるため、変換処理済み画像において入力画像に含まれる高彩度画素が飽和する程度も小さくすることができる。したがって、本発明によれば、入力画像に対してダイナミックレンジを圧縮しつつも、出力手段から出力される画像における高彩度画素の飽和を防止することができる。
また、入力画像のヒストグラムを求め、このヒストグラムに基づいて、ある所定の基準値を基準として、入力画像データの全体、データ値の高い部分および/またはデータ値の低い部分のそれぞれに応じたダイナミックレンジ圧縮率を設定し、設定されたダイナミックレンジ圧縮率によりダイナミックレンジ圧縮処理を行うことにより、入力画像中の明部あるいは暗部についてのみコントラストが弱められ、コントラストが広範囲に渡って弱い部分については、ダイナミックレンジ圧縮処理は施されないこととなる。このため、明部および暗部の画像がつぶれることがなくなり、かつ画像中の広範囲に渡ってコントラストが弱い部分についてはさらにコントラストが弱められることがなくなり、これにより、ダイナミックレンジを圧縮することにより得られる画像の画質を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態による画像処理装置の構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、本実施形態による画像処理装置は、デジタルカメラや原稿を光電的に読み取るスキャナ等により取得されたRGBの各色データからなるカラーの入力画像を表す入力画像データS0の入力を受け付ける画像入力部1、入力画像データS0により表される入力画像(以下入力画像についても同様に参照符号S0を用いる)を解析して、ダイナミックレンジ圧縮率P0を設定する画像解析部2(圧縮率設定手段)、画像解析部2が設定したダイナミックレンジ圧縮率P0に基づいて、入力画像S0のダイナミックレンジを圧縮する圧縮テーブルT0を生成する圧縮テーブル生成部3、圧縮テーブルT0の生成に使用したダイナミックレンジ圧縮率P0を記憶するメモリ4、圧縮テーブル生成部3が生成した圧縮テーブルT0により入力画像S0のダイナミックレンジを圧縮して処理済み画像データS1を取得する圧縮処理部5、処理済み画像データS1を再生するプリンタやモニタ等の画像出力部6、入力画像データS0および処理済み画像データS1を画像出力部6の色空間に変換して変換入力画像データS10および変換処理済み画像データS11を取得する色空間変換部7、変換入力画像データS10により表される変換入力画像(以下画像についても同様に参照符号S10を用いる)の各画素の色と変換処理済み画像データS11により表される変換処理済み画像(以下画像についても同様に参照符号S10を用いる)の各画素の色とを比較して、ダイナミックレンジを圧縮することにより新たに画像出力部6の色再現域外となった色再現域外画素数N0をカウントするカウント部8、色再現域外画素数N0がしきい値Th1以上であるか否かを判定し、この判定が肯定されると、画像解析部2に対してダイナミックレンジ圧縮率P0を小さくして新たなダイナミックレンジ圧縮率P1を設定し、圧縮テーブル生成部3に対して新たなダイナミックレンジ圧縮率P1に基づいて新たな圧縮テーブルT1を生成するよう指示を行う圧縮テーブル再生成指示部9、並びに画像解析部2、圧縮テーブル生成部3、メモリ4、圧縮処理部5、色空間変換部7、カウント部8および圧縮テーブル再生成指示部9の動作を制御する制御部10を備える。
なお、本実施形態においては、画像出力部5を処理済み画像データS1をプリント出力してプリントPを得るプリンタとする。
画像入力部1は、メディアに記録された入力画像データS0をメディアから読み出すメディアドライブや、ネットワーク経由で送信された入力画像データS0の入力を受け付ける各種インターフェースからなる。なお、入力画像データS0はデジタルカメラ等の撮像装置により取得されたものであってもよく、フイルムや原稿に記録された画像をスキャナ等の読取装置により光電的に読み出すことにより取得されたものであってもよい。
画像解析部2は、以下のようにして入力画像S0の圧縮率を設定する。まず、画像解析部2は、下記の式(1)により入力画像S0の各画素の濃度Yを算出する。なお、R0,G0,B0は、入力画像S0の各画素のRGBデータである。
Y=0.3125R0+0.3750G0+0.3125B0 (1)
次いで画像解析部2は濃度Yのヒストグラムを求める。図2は濃度YのヒストグラムHを示す図である。画像解析部2は、ヒストグラムHにおいて、シャドウ側からの累積相対度数が3%を示す濃度を入力画像データS0のシャドウ濃度Ysとして求める。
Y=0.3125R0+0.3750G0+0.3125B0 (1)
次いで画像解析部2は濃度Yのヒストグラムを求める。図2は濃度YのヒストグラムHを示す図である。画像解析部2は、ヒストグラムHにおいて、シャドウ側からの累積相対度数が3%を示す濃度を入力画像データS0のシャドウ濃度Ysとして求める。
一方、画像解析部2には画像出力部6が再生可能な最高濃度Dmaxの情報が入力されており、画像解析部2は、シャドウ濃度Ysと最高濃度Dmaxとを比較して、シャドウ濃度Ysの方が高いすなわちシャドウ濃度Ysが最高濃度Dmaxよりもより暗くなる場合には、あらかじめ設定されている基準濃度Y0を中心として、シャドウ濃度YsがDmax内に収まるようにするためのダイナミックレンジ圧縮率を算出する。具体的には、下記の式(2)に示すようにダイナミックレンジ圧縮率P0を算出する。
P0=(Ys−Y0)/(Dmax−Y0) (2)
ここで、基準濃度Y0の値としては、例えば入力画像S0に含まれる被写体が人物である場合、肌色と略同一の濃度である0.50〜0.70の間の値(入力画像データS0のビット数に対する割合として)、好ましくは0.6に設定される。
P0=(Ys−Y0)/(Dmax−Y0) (2)
ここで、基準濃度Y0の値としては、例えば入力画像S0に含まれる被写体が人物である場合、肌色と略同一の濃度である0.50〜0.70の間の値(入力画像データS0のビット数に対する割合として)、好ましくは0.6に設定される。
また、画像解析部2は、後述するように圧縮テーブル再生成指示部9から圧縮テーブルT0を再生成する指示がなされると、メモリ4からダイナミックレンジ圧縮率P0を読み出し、ダイナミックレンジ圧縮率P0を下記の式(3)に示すように小さくして新たなダイナミックレンジ圧縮率P1を設定する。
P1=2/(1/P0+1.0) (3)
なお、画像解析部2は、設定したダイナミックレンジ圧縮率P0,P1をメモリ4に記憶する。
P1=2/(1/P0+1.0) (3)
なお、画像解析部2は、設定したダイナミックレンジ圧縮率P0,P1をメモリ4に記憶する。
また、繰り返し圧縮テーブルの生成指示がなされた場合には、再生成指示がなされた前の段階の処理においてメモリ4に記憶されたダイナミックレンジ圧縮率P1を式(3)におけるダイナミックレンジ圧縮率P0と見なして、新たなダイナミックレンジ圧縮率P1を設定する。
圧縮テーブル生成部3は、画像解析部2が設定したダイナミックレンジ圧縮率P0,P1に基づいて圧縮テーブルT0,T1を生成する。図3は圧縮テーブルの例を示す図である。図3に示す圧縮テーブルT0(またはT1)において、Y0は上述した基準濃度であり、直線部分の傾きは1/P0(または1/P1)−1となっている。
なお、圧縮テーブルT0において、傾きが変化する部分(すなわち基準濃度Y0の点)が不連続であると、処理済み画像にアーチファクトが生じる場合があるため、傾きが連続するような関数を設定することにより、アーチファクトの発生を防止することができる。
また、圧縮テーブル生成部3は、後述するように圧縮テーブル再生成指示部9から圧縮テーブルT0を再生成する指示がなされると、画像解析部2が設定した新たなダイナミックレンジ圧縮率P1に基づいて新たな圧縮テーブルT1を生成し、これを圧縮処理部5へ出力する。
圧縮処理部5は、以下のようにして入力画像データS0のダイナミックレンジを圧縮する。圧縮処理部5は、まず上述した式(1)により入力画像S0の各画素の濃度Yを算出する。そして、入力画像S0に対して所定サイズのローパスフィルタによるフィルタリング処理を施して、ボケ濃度Y′からなるボケ画像を得る。ここで、ローパスフィルタのサイズが小さ過ぎると鮮鋭度が不自然に強調されたり、エッジ部分のオーバーシュートが目立つようになってしまう。一方、顔等の主要な被写体が小さい時にボケマスクの効果があまり現れなかったり、演算量が多くなって装置の規模が大きくなってしまうという欠点が生じる。このため、本実施形態においてはこのようなことが生じないようにローパスフィルタのサイズを設定する。
次いで、圧縮処理部5は、入力画像データS0に対して圧縮テーブル生成部3が生成した圧縮テーブルT0によりダイナミックレンジ圧縮処理を施す。具体的には、下記の式(4)〜(6)に示すように、入力画像S0の各画素のRGB各色データR0,G0,B0に対して、各画素のボケ濃度Y′を圧縮テーブルT0により処理した値LutDR(Y′)を加算することにより、処理済みのRGB各色データR1,G1,B1を得る。
R1=R0+LutDR(Y′) (4)
G1=G0+LutDR(Y′) (5)
B1=B0+LutDR(Y′) (6)
そして圧縮処理部5は、処理済みのRGB各色データR1,G1,B1からなる処理済み画像データS1を色空間変換部7または画像出力部6に出力する。
R1=R0+LutDR(Y′) (4)
G1=G0+LutDR(Y′) (5)
B1=B0+LutDR(Y′) (6)
そして圧縮処理部5は、処理済みのRGB各色データR1,G1,B1からなる処理済み画像データS1を色空間変換部7または画像出力部6に出力する。
画像出力部6は、処理済み画像データS1をプリント出力して処理済み画像のプリントPを得る。
ここで、入力画像データS0は、デジタルカメラやスキャナ等により取得されたものであり、モニタに表示することを前提として、色空間がsRGB色空間とされている。これを画像出力部6において再生するためには、色空間をsRGB色空間から画像出力部6の色空間に変換する必要がある。このため、画像出力部6は入力された処理済み画像データS1を画像出力部6の色空間に変換してプリント出力している。
色空間変換部7には画像出力部6の色空間についての情報が入力されており、色空間変換部7はこの情報に基づいて入力画像データS0および処理済み画像データS1の色空間を画像出力部6の色空間に変換して、変換入力画像データS10および変換処理済み画像データS11を取得する。なお、変換入力画像S10および変換処理済み画像S11の各画素の色は、色空間の変換により画像出力部6の色再現域からはみ出している場合もある。画像出力部6はその色再現域からはみ出した色については、色再現域内となるようにクリップしているが、色空間変換部7はクリップすることなく、変換入力画像データS10および変換処理済み画像データS11を取得する。
カウント部8は、変換入力画像S10における画像出力部6の色再現域外となる色を有する画素数N10および変換処理済み画像S11における画像出力部6の色再現域外となる色を有する画素数N11を比較し、変換入力画像S10においては画像出力部6の色再現域外とはならないが、ダイナミックレンジを圧縮することにより得られた変換処理済み画像S11においては画像出力部6の色再現域外となる色再現域外画素数N0をカウントする。
圧縮テーブル再生成指示部9は、色再現域外画素数N0がしきい値Th1以上であるか否かを判定し、この判定が肯定されると、圧縮テーブル生成部3に対してダイナミックレンジ圧縮率P0を小さくして新たな圧縮テーブルT1を生成するよう圧縮テーブル生成部3に対して指示を行う。一方、上記判定が否定された場合には、その旨を制御部10に出力する。
制御部10は、画像解析部2、圧縮テーブル生成部3、メモリ4、圧縮処理部5、色空間変換部7、カウント部8および圧縮テーブル再生成指示部9を制御する。すなわち、ダイナミックレンジ圧縮率P0,P1を設定し、設定したダイナミックレンジ圧縮率P0,P1を圧縮テーブル生成部3へ出力するとともにダイナミックレンジ圧縮率P0,P1をメモリ4に記憶するよう画像解析部2を制御し、設定されたダイナミックレンジ圧縮率P0,P1に基づいて圧縮テーブルT0,T1を生成し、圧縮テーブルT0,T1を圧縮処理部5へ出力するよう圧縮テーブル生成部3を制御し、圧縮テーブルT0によりダイナミックレンジ圧縮処理を行うように圧縮処理部5を制御し、入力画像データS0および処理済み画像データS1の色空間を変換するよう色空間変換部7を制御し、色空間外画素数N0をカウントするようカウント部8を制御し、上記判定および圧縮テーブルの再生成を行うよう圧縮テーブル再生成指示部9を制御する。また、上記判定が否定された場合には、処理済み画像データS1を画像出力部6へ出力するよう圧縮処理部5を制御する。
次いで、本実施形態の動作について説明する。図4は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。まず、画像入力部1が入力画像データS0の入力を受け付ける(ステップS1)。次いで、画像解析部2が、入力画像データS0を解析してダイナミックレンジ圧縮率P0を設定し(ステップS2)、圧縮テーブル生成部3が、画像解析部2が設定したダイナミックレンジ圧縮率P0に基づいて圧縮テーブルT0を生成する(ステップS3)。なお、画像解析部2はダイナミックレンジ圧縮率P0をメモリ4に記憶する。そして圧縮処理部5が圧縮テーブルT0により入力画像S0のダイナミックレンジを圧縮して処理済み画像データS1を取得する(ステップS4)。
そして、色空間変換部7が、入力画像データS0および処理済み画像データS1の色空間を画像出力部6の色空間に変換して変換入力画像データS10および変換処理済み画像データS11を取得する(ステップS5)。その後、カウント部8が色空間外画素数N0をカウントし(ステップS6)、圧縮テーブル再生指示部9が色空間外画素数N0がしきい値Th1以上であるか否かを判定する(ステップS7)。
ステップS7が肯定されると、圧縮テーブル再生指示部9はダイナミックレンジ圧縮率を小さくして新たな圧縮テーブルT1を生成するよう画像解析部2および圧縮テーブル生成部3に対して指示を行う(ステップS8)。画像解析部2はダイナミックレンジ圧縮率P0をメモリ4から読み出し、このダイナミックレンジ圧縮率P0を小さくして新たなダイナミックレンジ圧縮率P1を設定し(ステップS9)、圧縮テーブル生成部3は新たなダイナミックレンジ圧縮率P1に基づいて新たな圧縮テーブルT1を生成する(ステップS10)。なお、画像解析部2は新たなダイナミックレンジ圧縮率P1をダイナミックレンジ圧縮率P0に代えてメモリ4に記憶する。そして、ステップS7が肯定されるまでステップS4からステップS10の処理を繰り返す。なお、処理が繰り返される際におけるダイナミックレンジ圧縮処理は、処理が繰り返される毎に生成される新たな圧縮テーブルT1により行われる。
ステップS7が否定されると、制御部10は処理済み画像データS1を画像出力部6へ出力し(ステップS11)、画像出力部6が処理済み画像データS1をプリント出力し(ステップS12)、処理を終了する。
このように、本実施形態においては、色空間外画素数N0がしきい値Th1以上である場合に、一旦設定されたダイナミックレンジ圧縮率P0を小さくして新たな圧縮テーブルT1を生成してダイナミックレンジ圧縮処理を行うようにしたものである。ここで、ダイナミックレンジ圧縮率を小さくすれば、ダイナミックレンジが圧縮される程度が小さくなるため、変換処理済み画像S11において入力画像S0に含まれる高彩度画素が飽和する程度も小さくすることができる。したがって、本発明によれば、入力画像S0に対してダイナミックレンジを圧縮しつつも、画像出力部6において再生される画像における高彩度画素の飽和を防止することができる。
なお、上記実施形態においては、上記式(3)によりダイナミックレンジ圧縮率P0よりも圧縮率を小さくした新たなダイナミックレンジ圧縮率P1を設定しているが、色空間外画素数N0が多いほど圧縮率を弱める程度が大きくなるようにして新たなダイナミックレンジ圧縮率P1を設定してもよい。この場合、色空間外画素数N0の数に応じて段階的に圧縮率が弱くなるように新たなダイナミックレンジ圧縮率P1を設定してもよい。
また、上記実施形態においては、圧縮テーブルT0を入力画像S0のシャドウ側のダイナミックレンジを圧縮するものとしているが、図5に示すように入力画像S0のハイライト側のダイナミックレンジを圧縮する圧縮テーブルT0や、図6に示すようにシャドウ側およびハイライト側の双方のダイナミックレンジを圧縮する圧縮テーブルT0を生成してもよい。
また、上記実施形態においては、圧縮処理部5において入力画像S0のボケ濃度Y′からなるボケ画像を求めて入力画像データS0のダイナミックレンジを圧縮しているが、ボケ濃度Y′に代えて、ローパスフィルタによりフィルタリング処理を施す前の濃度Yを用いて、下記の式(7)〜(9)に示すように、入力画像S0の各画素のRGB各色データR0,G0,B0に対して、各画素の濃度Yを圧縮テーブルT0により処理した値LutDR(Y)を加算することにより、処理済みのRGB各色データR1,G1,B1を得るようにしてもよい。これにより、ダイナミックレンジ圧縮処理を高速に行うことができる。
R1=R0+LutDR(Y) (7)
G1=G0+LutDR(Y) (8)
B1=B0+LutDR(Y) (9)
R1=R0+LutDR(Y) (7)
G1=G0+LutDR(Y) (8)
B1=B0+LutDR(Y) (9)
1 画像入力部
2 画像解析部
3 圧縮テーブル生成部
4 メモリ
5 圧縮処理部
6 画像出力部
7 色空間変換部
8 カウント部
9 圧縮テーブル再生成指示部
10 制御部
2 画像解析部
3 圧縮テーブル生成部
4 メモリ
5 圧縮処理部
6 画像出力部
7 色空間変換部
8 カウント部
9 圧縮テーブル再生成指示部
10 制御部
Claims (4)
- 所定の色再現域を有する出力手段において出力を行うべく、カラーの入力画像のダイナミックレンジを圧縮してダイナミックレンジが圧縮された処理済み画像を得るダイナミックレンジ圧縮手段を備えた画像処理装置において、
前記入力画像のダイナミックレンジに基づいて、前記入力画像のダイナミックレンジを圧縮するためのダイナミックレンジ圧縮率を設定する圧縮率設定手段と、
該ダイナミックレンジ圧縮率に基づいて前記圧縮テーブルを生成する圧縮テーブル生成手段と、
前記処理済み画像および前記入力画像を前記出力手段の色空間に変換して変換処理済み画像および変換入力画像を取得する色空間変換手段と、
前記変換処理済み画像の各画素の色および前記変換入力画像の各画素の色を比較して、前記ダイナミックレンジの圧縮により新たに前記出力手段の色再現域外となった色再現域外画素数をカウントするカウント手段と、
該色再現域外画素数が所定のしきい値以上である場合に、前記ダイナミックレンジ圧縮率よりも圧縮率が小さい新たなダイナミックレンジ圧縮率を設定し、該新たなダイナミックレンジ圧縮率に基づいて新たな圧縮テーブルを生成するよう前記圧縮率設定手段および前記圧縮テーブル生成手段を制御する圧縮テーブル再生成指示手段と、
前記色再現域外画素数が前記所定のしきい値未満となるまで、前記処理済み画像の取得、前記変換処理済み画像および前記変換入力画像の取得、前記色再現域外画素数のカウント、前記新たなダイナミックレンジ圧縮率の設定、並びに前記新たな圧縮テーブルの生成を繰り返し、前記色再現域外画素数が前記所定のしきい値未満となった時に得られた前記処理済み画像を前記出力手段へ出力するよう、前記ダイナミックレンジ圧縮手段、前記色空間変換手段、前記カウント手段、前記圧縮率設定手段、前記圧縮テーブル生成手段および前記圧縮テーブル再生成指示手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記圧縮率設定手段は、前記入力画像を表す入力画像データのヒストグラムを作成し、該ヒストグラムに基づいて該入力画像のダイナミックレンジを算出し、該ダイナミックレンジに基づいて、前記入力画像データの所定の基準値を基準として、データ値の比較的高い部分、データ値の比較的低い部分および/または前記入力画像データの全体のそれぞれに応じたダイナミックレンジ圧縮率を設定する手段であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 所定の色再現域を有する出力手段において出力を行うべく、カラーの入力画像のダイナミックレンジを圧縮してダイナミックレンジが圧縮された処理済み画像を得る画像処理方法において、
前記入力画像のダイナミックレンジに基づいて、前記入力画像のダイナミックレンジを圧縮するためのダイナミックレンジ圧縮率を設定し、
該ダイナミックレンジ圧縮率に基づいて前記圧縮テーブルを生成し、
前記処理済み画像および前記入力画像を前記出力手段の色空間に変換して変換処理済み画像および変換入力画像を取得し、
前記変換処理済み画像の各画素の色および前記変換入力画像の各画素の色を比較して、前記ダイナミックレンジの圧縮により新たに前記出力手段の色再現域外となった色再現域外画素数をカウントし、
該色再現域外画素数が所定のしきい値以上である場合に、前記ダイナミックレンジ圧縮率よりも圧縮率が小さい新たなダイナミックレンジ圧縮率を設定し、該新たなダイナミックレンジ圧縮率に基づいて新たな圧縮テーブルを生成し、
前記色再現域外画素数が前記所定のしきい値未満となるまで、前記処理済み画像の取得、前記変換処理済み画像および前記変換入力画像の取得、前記色再現域外画素数のカウント、前記新たなダイナミックレンジ圧縮率の設定、並びに前記新たな圧縮テーブルの生成を繰り返し、前記色再現域外画素数が前記所定のしきい値未満となった時に得られた前記処理済み画像を前記出力手段へ出力することを特徴とする画像処理方法。 - 所定の色再現域を有する出力手段において出力を行うべく、カラーの入力画像のダイナミックレンジを圧縮してダイナミックレンジが圧縮された処理済み画像を得る画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
前記入力画像のダイナミックレンジに基づいて、前記入力画像のダイナミックレンジを圧縮するためのダイナミックレンジ圧縮率を設定する手順と、
該ダイナミックレンジ圧縮率に基づいて前記圧縮テーブルを生成する手順と、
前記処理済み画像および前記入力画像を前記出力手段の色空間に変換して変換処理済み画像および変換入力画像を取得する手順と、
前記変換処理済み画像の各画素の色および前記変換入力画像の各画素の色を比較して、前記ダイナミックレンジの圧縮により新たに前記出力手段の色再現域外となった色再現域外画素数をカウントする手順と、
該色再現域外画素数が所定のしきい値以上である場合に、前記ダイナミックレンジ圧縮率よりも圧縮率が小さい新たなダイナミックレンジ圧縮率を設定し、該新たなダイナミックレンジ圧縮率に基づいて新たな圧縮テーブルを生成する手順と、
前記色再現域外画素数が前記所定のしきい値未満となるまで、前記処理済み画像の取得、前記変換処理済み画像および前記変換入力画像の取得、前記色再現域外画素数のカウント、前記新たなダイナミックレンジ圧縮率の設定、並びに前記新たな圧縮テーブルの生成を繰り返し、前記色再現域外画素数が前記所定のしきい値未満となった時に得られた前記処理済み画像を前記出力手段へ出力する手順とを有することを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003340505A JP2005107872A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 画像処理装置および方法並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003340505A JP2005107872A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 画像処理装置および方法並びにプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005107872A true JP2005107872A (ja) | 2005-04-21 |
Family
ID=34535384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003340505A Withdrawn JP2005107872A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 画像処理装置および方法並びにプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005107872A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008252699A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Canon Inc | 画像処理装置および画像処理方法 |
-
2003
- 2003-09-30 JP JP2003340505A patent/JP2005107872A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008252699A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Canon Inc | 画像処理装置および画像処理方法 |
US8482804B2 (en) | 2007-03-30 | 2013-07-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and image processing method |
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