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JP2005191485A - 半導体装置 - Google Patents

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JP2005191485A
JP2005191485A JP2003434382A JP2003434382A JP2005191485A JP 2005191485 A JP2005191485 A JP 2005191485A JP 2003434382 A JP2003434382 A JP 2003434382A JP 2003434382 A JP2003434382 A JP 2003434382A JP 2005191485 A JP2005191485 A JP 2005191485A
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silicon substrate
protective film
semiconductor device
wafer
cutting
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JP2003434382A
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English (en)
Inventor
Masaaki Kadoi
聖明 門井
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods

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  • Dicing (AREA)

Abstract

【課題】 信頼性を向上することができる半導体装置おびその製造方法を実現する。
【解決手段】 CSPの製造において再配線5、ポスト6を形成後、ウエハ1を個片化する箇所にダイシングを施して切削溝9を形成しておき、その後にウエハ1の表面および側面を覆うように、切削溝9を充填する表面側保護膜7を形成し、ウエハ1の裏面を研削しチップの薄型化を図り、切断面に所定厚の表面側保護膜7が残るように切削溝9部分を再度ダイシングして半導体装置10を形成するので、個片化された半導体装置10は表面および側面が全て保護膜7で覆われることになり、この結果、チップ破損や露出面からの水分浸透等、信頼性を低下させる要因を除去でき、信頼性が向上する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、CSP(chip Size Package)構造の半導体装置およびその製造方法に関する。
半導体装置のパッケージサイズが半導体チップとほぼ同じになるCSP構造が知られている。図12から図14に従来のCSP製造方法とその構造の一例を示す。
半導体装置は、まず図12に図示するように、シリコン基板1の表面にアルミ電極の端子2を形成した後に、各端子の一部を露出するように、シリコン基板1の表面を酸化シリコン、窒化シリコン等で覆われた形成された保護皮膜を形成する。そして、この保護被膜の上に、各端子2の一部が開口するよう表面側保護膜3を形成する。
表面側保護膜3は、例えばウエハ1の回路面側全面にポリイミド系樹脂材を塗布させた後に、フォトリソグラフィを用いてパターンニングを施して形成される。
次に、表面側保護膜3が形成する開口部4を介して露出される各端子2上に再配線5を形成する。半導体装置の各端子2に接続された柱状電極6を配列することにより、半導体装置の周辺部のみに形成された端子2のピッチおよび電極面積を広げ、回路基板との接続の信頼性を向上するためのものである。
再配線5を形成した後には、再配線5上の所定箇所に複数の柱状電極6を設ける。柱状電極6は、レジストパターニングを施し、これにより開口された部分に電解メッキを施すことで形成される。こうして、図12に図示する構造となったら、図13に図示するように、柱状電極6を覆うように、シリコン基盤1の表側全体をエポキシ等の樹脂材によってモールドし表面側保護膜7を形成する。そして、この表面側保護膜7を硬化させた後、研削装置にて表面側保護膜7の上面側を研磨してポスト6の端面を露出させる。
この後、所定の厚みになるように背面側を研磨加工する。研磨加工した背面側に製品番号やロット番号をマーキングする処理を施す。次いで、この背面側を下向きにしてダイシングした後、図14に図示する通り、スクライブライン8に沿ってウエハ1をダイシングすることによって、チップに個片化された半導体装置10が形成されるようになっている(例えば、特許文献1。非特許文献1参照。)。
特開2001−326299号(第2−3頁) Toshimi Kawahara著「SuperCSP」 IEEE Transactions on advanced packaging,vol.23,No.2,May2000,p.215
ところで、上述した従来の半導体装置10では、図14に図示した通り、シリコン基板1の側面(切断面を含む)が露出した状態となっており、表面保護膜とシリコン基板を同時に切断するため表面保護膜とチップ界面で保護膜割れやチップ欠けが発生する。これがチップ破損や露出面からの水分浸透等、信頼性を低下させる要因になるという問題がある。そこで本発明は、このような問題を解決し、信頼性を向上することができる半導体装置およびその製造方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の半導体装置は、表面に複数の柱状電極が形成されたシリコン基板と、前記シリコン基板の前記各柱状電極を除く表面および側面を覆うと共に、このシリコン基板を個片に切断した時の切断面を覆うように形成された表面側保護膜を有することを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法では、シリコン基板を個片化する箇所に複数平面からなる切削溝を設け、その後にシリコン基板の表面および側面を覆うと共に、前記切削溝を充填する表面側保護膜を形成する第1の工程と、シリコン基板の裏面を研削し前記研削溝に充填された表面保護膜を露出させる第2の工程と、前記表面側保護膜が切断面に残るように、前記切削溝より狭い幅でシリコン基板を個片に切断する第3の工程を有することを特徴とする。
本発明による半導体装置は、表面および側面が表面側保護膜で覆われる為、信頼性が向上する。また、本発明による半導体装置の製造方法では、シリコン基板を個片化する箇所に複数平面からなる切削溝を設けておき、その後このシリコン基板の表面および側面を覆うと共に、切削溝を充填する表面側保護膜を形成してからシリコン基板裏面を研削して切削溝に充填された表面側保護膜を露出させたのち表面側保護膜が切断面に残るように、切削溝より狭い幅でシリコン基板を個片に切断する。切削溝が複数平面で構成されるので切削面と表面保護膜の密着が向上し、個片化された半導体装置は表面および側面が全て保護膜で覆われるため、この結果、チップ破損や露出面からの水分浸透等、信頼性を低下させる要因を除去でき、信頼性を向上させられる。また、裏面研磨によりチップの厚みを薄くし小型の半導体装置とすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の一形態について説明する。図1〜図11は、実施の一形態による半導体装置の構造およびその製造工程を説明する為の断面図である。
本発明による製造工程では、先ず図2に図示する通り、表面側に複数の接続パッド2が形成されており、工程の最終過程において切断され個片化される各半導体チップ10の周辺部に設けられている。接続パッド2は、各半導体チップの接続パッド2間に形成された図示しない集積回路素子に電気的に接続されているものである。なお、ウエハ1の表面側にはウエハの全面を覆う、酸化シリコンや窒化シリコン、ポリイミド等で形成された表面保護膜3が形成されており、この表面保護膜3には上記各接続パッド2の一部を露出する開口部4が形成されている。
この後、表面保護膜3に形成された開口部4を介して露出される接続パッド2上に再配線5を形成する。再配線5は表面保護膜3の全面にUBMスパッタ処理等によりUBM層を堆積し、この後、再配線用のフォトレジスト塗布、硬化し、フォトリソグラフィ技術により、再配線用のフォトレジストを再配線が形成されるよう、所定形状の開口を有するパターニングを施した後、このレジストによって開口された部分に電解メッキを施すことで形成される。
このようにして、一端が各接続パッド2に接続され、他端が表面保護膜3上を、半導体チップの中央側に延出される各再配線5を形成した後は、各再配線5上の他端上の所定箇所にポスト(柱状電極)6を設ける。ポスト6 は、例えば100〜150μm程度の厚さでポスト形成用のフォトレジストを塗布、硬化させた上、各再配線5の他端の中央部を露出する開口部を形成し、この開口部内に電解メッキを施すことで形成される。なお、このメッキ処理後にはポスト形成用のフォトレジストを剥離しておくと共に、不要部分に蒸着されたUBM 層をエッチングにより除去しておく。次に、図3示すように、ウエハ1をダイシングテープ21上にマウントしたら、予め定められたスクライブライン8に沿ってウエハ1に複数平面を有する切削溝9のダイシング処理を施す。この複数平面からなる切削溝9の一番深い箇所の深さはウエハ厚みより浅くなるように切削すると同時に後述の所望のウエハ厚みより深く切削する。このように加工することで後述するウエハ裏面加工工程で切削溝9に充填された表面保護膜7がウエハ基板1の裏面より露出可能となる。また、図8,9,10に切削溝1aの形状の実施例を示す。図11は、切断溝9をウエハ表面表面から見た平面図である。
こうして、図3に示した構造が形成された後は、図4に図示するように、ポスト6を覆うように、ウエハ1の回路面全体をポリイミド、エポキシ等の樹脂材によってモールドして表面側保護膜7を形成する。表面側保護膜7は、ポリイミド、エポキシ等の単層からなるものでもよいが、これら樹脂層の積層構造としてもよい。そして、図5に示すようにこの表面側保護膜7を硬化させ、次に、シリコン基板薄型化のために裏面研削を行い上述の切削溝9に充填された表面保護膜7が研削面に達するまで研削を行う。また、この裏面研削はシリコンエッチングにより同様の結果が得られる。この後、そこに半田印刷等のメタライズ処理を施しバンプを形成する。次に、図6に示すように、切断面に所定厚の表面側保護膜7が残るように複数平面からなる切削溝1aの部分を再度ダイシングしてウエハ1をチップに個片化して半導体装置10を形成する。また、前述のメタライズ処理により形成されたバンプがダイシング時にブレードのハブに接触する様な不具合を生じるとき、このダイシングはシリコン基板の裏面からダイシングすることができる。この時はシリコン基板裏面にバンプが形成されていないのでダイシングによる不具合は生じない。
以上のように、本発明の実施の一形態によれば、ウエハ1を個片化する箇所にあらかじめダイシングを施して所望のウエハ厚みより深い複数平面を有する切削溝9を加工しておき、その後にウエハ1の表面および側面を覆うと共に、切削溝9を充填する表面側保護膜7を形成し、ウエハ1を所望の厚みに裏面研削し、表面保護膜を露出させた後に、切削溝1aで加工された切断面に所定厚の表面側保護膜7が残るように切削溝9部分を再度ダイシングして半導体装置10を形成するので、個片化された半導体装置10は表面および側面が全て表面保護膜7で覆われることになり、この結果、チップ破損や露出面からの水分浸透等、信頼性を低下させる要因を除去でき、信頼性が向上する。また、図7に図示するように、ウエハ1をダイシングテープ21上にウエハ表面または裏面のどちらをマウントしても良く、定められたスクライブライン8に沿ってウエハ1の切削溝9 をダイシング処理することでウエハ表面に形成されるバンプによるダイシング時の不具合も発生しないため高い品質のチップを製造することができる。
以上のように、表面および側面が表面側保護膜で覆われる為、装置の信頼性を向上することができる。また、シリコン基板を個片化する箇所に複数平面からなる切削溝を加工しておき、その後にシリコン基板の表面および側面を覆うと共に、切削溝を充填する表面側保護膜を形成してからシリコン基板裏面を切削溝に充填された表面保護膜が露出するまで研削し、次に表面側保護膜が切断面に残るように、切削溝より狭い幅でシリコン基板を個片に切断するので、個片化された半導体装置は表面および側面が全て保護膜で覆われることになり、この結果、チップ破損や露出面からの水分浸透等、信頼性を低下させる要因を除去でき、信頼性を向上させることができる。
この発明の第1の実施例を示す断面図である。 この発明による半導体装置の製造工程を説明する為の断面図である。 図2に続く半導体装置の製造工程を説明する為の断面図である。 図3に続く半導体装置の製造工程を説明する為の断面図である。 図4に続く半導体装置の製造工程を説明する為の断面図である。 図5に続く半導体装置の製造工程を説明する為の断面図である。 図6に続く半導体装置の製造工程を説明する為の断面図である。 この発明の第2の実施例を示す断面図である。 この発明の第3の実施例を示す断面図である。 この発明の第4の実施例を示す断面図である。 この発明の第5の実施例を示すウエハ基板裏面の図である。 従来例の半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 図12に続く従来例の半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 図13に続く従来例の半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
符号の説明
1シリコン基板
2 接続パッド
3 表面側保護膜(1層目)
4 開口部
5 再配線
6 ポスト
7 表面側保護膜(2層目)
8 スクライブライン
9 切削溝
10 半導体装置
20 ダイシングブレード
21 ダイシングテープ

Claims (7)

  1. 表面に複数の電極が形成されたシリコン基板と、シリコン基板の電極部を除く表面および側面を表面保護膜で覆うためにシリコン基板の個片化による研削溝を設けられた後に表面保護膜でシリコン基板側面を覆うとともに、この研削溝が一平面より多い平面で構成されかつ、このシリコン基板を個片に切断したときの切断面を覆うように形成された表面保護膜を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記研削溝が加工前のシリコン基板の厚み以下、かつ所望のウエハ厚み以上の研削量である請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記研削溝の形状が曲面からなる請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記研削溝が複数本からなる請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記表面保護膜の底部がシリコン基板薄型化のための裏面加工工程で露呈することでシリコン基板裏面よりチップを個片化するための切削箇所がシリコン基板と前記表面保護膜とにより容易にわかる請求項1に記載の半導体装置。
  6. 前記シリコン基板の裏面を表面としてチップ個片化しチップをダイシングテープから取る請求項7に記載の半導体装置。
  7. 前記シリコン基板を個片化する箇所にシリコン基板厚以下の切削溝を設けてその後シリコン基板の表面および側面を覆うため、前記切削溝を充填する表面側保護膜を形成する工程と、前記シリコン基板薄型化のための裏面加工工程で側面の表面保護膜を露出させる工程と、裏面前記表面側保護膜が切断面に残るように前記切削溝より狭い幅でシリコン基板を個片に切断する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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