JP2005190861A - バックライト - Google Patents
バックライト Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005190861A JP2005190861A JP2003431722A JP2003431722A JP2005190861A JP 2005190861 A JP2005190861 A JP 2005190861A JP 2003431722 A JP2003431722 A JP 2003431722A JP 2003431722 A JP2003431722 A JP 2003431722A JP 2005190861 A JP2005190861 A JP 2005190861A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- backlight
- reflector
- reflecting
- hid lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Images
Landscapes
- Planar Illumination Modules (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
【解決手段】 ほぼ全方向に発光するショートアーク型のHIDランプ4と、このHIDランプ4を内包するとともに、断面が弧状でかつ全体的に細長い反射面3bおよびこの反射面端によって形成される細長い開口3aを有し、このHIDランプ4から入射される光のほとんどを開口3a側に反射するように構成された反射体3と、この反射体3の開口3aの一長辺側に、弧状の反射面3bとほぼ連続するように配設され、開口3aからの光の少なくとも一部を反射する面状の反射手段5と、この反射手段5に中空領域7を介して対向するとともに、光を透過可能に構成された平面状の出光手段6とを具備していることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
また、図7のような長尺状の光源106は、さまざまな方向に光を放射するので、その放出された光の損失を減らすために反射体107を備えている。しかし、その光源106は反射体103が形成している空間内で比較的大きな体積を占めているため、光源106で放射され、この反射体107に反射した光がその光源106に入射し、光を吸収して損失が発生してしまうという問題があった。そのため、反射体103に反射した光を効率良く中空領域105に出射しているとはいえず、そのランプ自身に入射した反射光の分だけ輝度が低下していた。
これらの課題を解決するバックライトを、HIDランプと呼ばれているものの中で、さらに放電のための電力が少ないショートアーク型のHIDランプを使用することで実現することができた。
以下に、本発明の第1の実施の形態を図1乃至図5を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態であるバックライトの断面図である。
反射体3は、細長い面状の開口3aを形成する弧状の反射面3bを有し、ケース2の保持部2aに配置される。ここで、「弧状」とは正円状や放物線形状などを含んでいる。この反射体3は、例えば光輝アルミなどの反射率の高い金属などからなるが、反射率の高い材料でなくても、反射体3の形状を形成した金属の反射面3bに反射シートを貼るなどして反射損失を抑えたものを使用してもよい。また、この反射体3は図1のように開口3aの短手方向の断面が弧状の形状のみならず、開口3aの長手方向の断面が弧状の形状であってもよく、さらにまた、開口3aの短手方向および長手方向の断面が弧状の形状であってもよい。ここで、この実施例では反射体3の長手方向の端部も同様に反射体3の反射面として形成されているが、この端部は反射体3と一体に形成されなくてもよい。また、この反射体3はケース2と一体に形成されてもよい。
HIDランプ4は、本発明のバックライトに使用する光源であり、ショートアーク型で、高いランプ効率のものであればどんなものでもよい。ただし、望ましくは管壁負荷が40W/ cm2以上のものがよい。このHIDランプ4は、ほぼ球状の放電空間とその空間内に一対の電極を持ち、その電極に電圧を印加することで放電空間から光を発する。今回、電力35W、管壁負荷60W/ cm2、全光束3150lmの自動車の前照灯に使用されている電球工業会規格D2SのHIDランプを使用した。
まず、HIDランプ4の配置位置は、反射体3の反射面3bが形成する空間内、かつ反射体3の長手方向のほぼ中央に配置される。X方向については、HIDランプ4からの光がバックライト1の発光面1aの光源付近で偏って出射しにくいように、直線Xの矢印方向で弧状の反射体3に近接した場所に配置するのが望ましいが、少なくとも開口3aよりも直線Xの矢印方向側にあればよい。ここで、この段落において「配置した」とはHIDランプ4の放電空間の配置位置を示している。次にY方向については、基本的に反射体3の反射面3bが形成する空間の中央付近で良いが、X方向同様、HIDランプ4からの光がバックライト1の発光面1aの光源付近で偏って出射しにくいように反射体3のY方向長さの真中より直線Yの矢印方向に配置しても良い。ここで、ランプの個数については1個が望ましいが、複数使用しても構わない。
次に、本実施の形態ではHIDランプ4は、図4のように反射体3に対して反射手段5の方向から挿入配置される。ここで、このHIDランプ4は大きく分けて容器4aの部分と灯具4bの部分からなる。これらを挿入するために、反射体3にはこの容器4aが貫通する貫通孔3cが、ケース2には容器4aが通る貫通孔2cと灯具4bを固定する固定孔2dが空けられている。この貫通孔2c、3cの大きさは容器4aの部分が貫通する程度の大きさで、かつできる限り小さい方が望ましい。この貫通孔2c、3cに容器4aが貫通した後、HIDランプ4の放電空間が所定の位置になる場所で、灯具4bが固定孔2dによって固定される。この固定の方法は、単に灯具4bと固定具2dをさせるだけでもよいが、ネジ等で固定してもよい。このランプの挿入、固定の構造により、ランプ交換の際、簡単に取り付け、取り外しをすることができる。なおこの図では、HIDランプは水平に対して垂直方向に配置されているが、実際のバックライトではHIDランプはほぼ水平に配置されるようになる。
また、HIDランプ4は反射体3の大きさに比べて小さな光源であるので、反射体3方向に放出され、そこで反射した光が光源自身に入射し、その光が損失となることが少なくなるので、輝度の低下を抑止することができる。
次に、出光手段6の背面6aに透明フィルム8を配設しない場合と配設した場合のバックライト1の発光面1aに出射する光の変化を図4および図5を用いて説明する。図4は、バックライト1の発光面1aに出光手段6のみを配設した光源付
近の拡大図、図5は出光手段6の背面6aに透明フィルム8を配設した光源付近の拡大図である。
これに対して図5では、さらに出光手段6の背面6aに透明フィルム8が配設されているため、この背面6aに入射する前に図のように光を反射することができる。これにより、さらに光源から離れたバックライト1の発光面1aに光を導くことができ、均斉度が向上する。この効果によって、出光手段6に拡散板を配設しただけのバックライトよりも均斉度が約20%向上するという実験結果が得られている。また、出光手段6の正面6bにプリズムシート9を配設することにより、同様の現象がこの出光手段6とプリズムシート9の平面との境界面でも発生し、さらに均斉度を高くすることができる。つまり、これらを配設することで再び中空領域7の方向に反射する光の割合を増やすことができる。すなわち、輝度が低くなりがちになる光源から離れたバックライト1の発光面1aに光を導くことができるようになるので、発光面1aにおける光の出光量を調節でき、結果として均斉度が向上する。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施の形態であるバックライトの断面図である。この第2の実施の形態の各部について、図1の第1の実施の形態のバックライトの断面図の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。この第2の実施の形態が、第1の実施の形態と異なる点は、反射手段である反射手段5の形状が光源側から反光源側のバックライト1の発光面1aに向けて湾曲ししている点である。ここで、この反射手段の反射面は反射手段5だけで構成しているが、アルミニウムなどを弧状に形成し、その面に反射シートを配設したり、銀蒸着などを施したりしてもよい。
この反射手段の反射面が光源から離れるほど湾曲していることにより、第1の実施の形態により得られる効果に加え、光を光源から離れたバックライト1の発光面1aに効率良く出射させることができるため、さらに均斉度を高くすることができる。
また、この反射手段の形状は以上の構成に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
2 ケース
3 反射体
4 HIDランプ
5 反射手段
6 出光手段
7 中空領域
8 透明フィルム
9 プリズムシート
Claims (5)
- ほぼ全方向に発光するショートアーク型のHIDランプと、このHIDランプを内包するとともに、断面が弧状でかつ全体的に細長い反射面およびこの反射面端によって形成される細長い開口を有し、このHIDランプから入射される光のほとんどを開口側に反射するように構成された反射体と、この反射体の開口の一長辺側に、弧状の反射面とほぼ連続するように配設され、開口からの光の少なくとも一部を反射する面状の反射手段と、この反射手段に中空領域を介して対向するとともに、光を透過可能に構成された平面状の出光手段とを具備していることを特徴とするバックライト。
- 前記出光手段が拡散板であることを特徴とするバックライト。
- 前記出光手段の前記中空領域側に透明フィルムが配設されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のバックライト。
- 前記出光手段の前記反中空領域側に少なくとも一枚プリズムシートが配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のバックライト。
- 前記HIDランプは前記反射体に対して前記反射手段の方向から挿入配置することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載のバックライト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003431722A JP2005190861A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | バックライト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003431722A JP2005190861A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | バックライト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005190861A true JP2005190861A (ja) | 2005-07-14 |
Family
ID=34789638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003431722A Abandoned JP2005190861A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | バックライト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005190861A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008209779A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Casio Comput Co Ltd | 液晶表示装置 |
WO2009149010A1 (en) | 2008-06-04 | 2009-12-10 | 3M Innovative Properties Company | Hollow backlight with tilted light source |
JP2011513897A (ja) * | 2008-02-22 | 2011-04-28 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 選択的出力光束分布を有するバックライト及びそれを使用した表示システム |
WO2016179873A1 (zh) * | 2015-05-13 | 2016-11-17 | 武汉华星光电技术有限公司 | 背光模组及液晶显示器 |
-
2003
- 2003-12-26 JP JP2003431722A patent/JP2005190861A/ja not_active Abandoned
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008209779A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Casio Comput Co Ltd | 液晶表示装置 |
JP2011513897A (ja) * | 2008-02-22 | 2011-04-28 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 選択的出力光束分布を有するバックライト及びそれを使用した表示システム |
WO2009149010A1 (en) | 2008-06-04 | 2009-12-10 | 3M Innovative Properties Company | Hollow backlight with tilted light source |
CN102057319B (zh) * | 2008-06-04 | 2014-02-26 | 3M创新有限公司 | 具有斜光源的中空背光源 |
WO2016179873A1 (zh) * | 2015-05-13 | 2016-11-17 | 武汉华星光电技术有限公司 | 背光模组及液晶显示器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3952168B2 (ja) | 電子機器、液晶表示装置および導光板 | |
JP4263611B2 (ja) | 小型の照明システム及びディスプレイ装置 | |
JP2003114414A (ja) | 電子機器において使用するための液晶表示装置 | |
TWI391749B (zh) | 液晶顯示器 | |
JP2007213858A (ja) | 面状照明装置 | |
KR20060023452A (ko) | 프리즘 시트, 백라이트 어셈블리 및 이를 갖는 액정표시장치 | |
JPS6240151A (ja) | 蛍光ランプ | |
JP2009016087A (ja) | 導光部材、該導光部材を用いた照明装置、及び導光方法 | |
US6626562B2 (en) | Low profile backlight optimized for liquid crystal displays | |
JP2007234385A (ja) | バックライト装置 | |
US7134777B2 (en) | Surface lighting device with closed oblique reflector | |
JP4461759B2 (ja) | 面発光装置および液晶表示装置 | |
JP2010103060A (ja) | 表示装置 | |
JP2003141922A (ja) | 面発光装置 | |
JP2005190861A (ja) | バックライト | |
JP2005302659A (ja) | 照明装置及びそれを備えた表示装置 | |
JP2006048968A (ja) | 面光源装置及び液晶ディスプレイ | |
JP2005216693A (ja) | バックライト | |
JP4841513B2 (ja) | 照明装置 | |
CA2428127A1 (en) | Luminaire comprising an elongate light source and a back reflector | |
JP2001184925A (ja) | サイドライト型面光源装置 | |
CN110454688B (zh) | 光源以及照明装置 | |
JP2007213833A (ja) | 面状照明装置 | |
JP2004127928A (ja) | 液晶表示器用バックライト装置 | |
JPH11282388A (ja) | 誘導灯装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061213 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20061213 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20061215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090407 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20090528 |