JP2005189988A - 自動販売機及び自動券売機 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者の利用傾向にあわせた券購入操作が可能な自動券売機を提供すること。
【解決手段】この発明の自動券売機は、金額情報及び改札処理に伴い記録される改札履歴情報が記憶された情報記憶媒体から情報を読み取る読取手段(112)と、前記読取手段により読み取られた改札履歴情報に基づき、当該自動券売機が設置された駅から所定の駅までの乗車券の購入を指定する指定釦を表示する表示手段(102、121)と、前記表示手段により表示された指定釦を介して、乗車券購入の指定を受け付ける受付手段(102、122)と、前記受付手段により受け付けられた購入指示対象の乗車券の代金を前記読取手段により読み取られた金額情報から差し引き、差し引き結果を新たな金額情報として前記情報記憶媒体に記録する記録手段(112)と、前記受付手段により受け付けられた購入指示対象の乗車券を販売する販売手段(111)とを備えている。
【選択図】 図2
【解決手段】この発明の自動券売機は、金額情報及び改札処理に伴い記録される改札履歴情報が記憶された情報記憶媒体から情報を読み取る読取手段(112)と、前記読取手段により読み取られた改札履歴情報に基づき、当該自動券売機が設置された駅から所定の駅までの乗車券の購入を指定する指定釦を表示する表示手段(102、121)と、前記表示手段により表示された指定釦を介して、乗車券購入の指定を受け付ける受付手段(102、122)と、前記受付手段により受け付けられた購入指示対象の乗車券の代金を前記読取手段により読み取られた金額情報から差し引き、差し引き結果を新たな金額情報として前記情報記憶媒体に記録する記録手段(112)と、前記受付手段により受け付けられた購入指示対象の乗車券を販売する販売手段(111)とを備えている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、情報記憶媒体に記憶された金額情報に基づき、商品を販売する自動販売機に関する。また、本発明は、情報記憶媒体に記憶された金額情報に基づき乗車券を販売する自動券売機に関する。
近年、鉄道などの交通機関の駅には、利用者による操作に応じて種々の乗車券を販売する券売機が設置されている(公知文献1参照)。券売機には例えばタッチパネルが設けられており、このタッチパネルに表示される複数の行き先/運賃ボタンの中から目的の行き先/運賃ボタンを押下し代金(現金又は金額カード)を投入すると、目的の行き先までの乗車券が販売される。
特開平9−44705
上記した券売機のタッチパネルには、多数の行き先/運賃ボタンが表示される。この行き先/運賃ボタンの表示は、どの利用者に対しても同一である。これら多数の行き先/運賃ボタンの中から、目的の行き先/運賃ボタンを探す作業は比較的面倒であった。特に、高齢者にとってはこのような作業は容易ではなく、券売機利用者の混雑を招く原因にもなっている。
本発明の目的は、上記課題を解決するためになされたものであり、各利用者の利用傾向にあわせた商品購入操作が可能な自動販売機を提供することにある。また、本発明の目的は、各利用者の利用傾向にあわせた乗車券購入操作が可能な自動券売機を提供することにある。
この発明の自動販売機及び自動券売機は、以下のように構成されている。
(1)この発明の自動販売機は、情報記憶媒体に記憶された金額情報及び利用履歴情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた利用履歴情報に基づき、商品指定釦を表示する表示手段と、前記表示手段により表示された商品指定釦を介して、商品の指定を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた指定商品の代金を前記読取手段により読み取られた金額情報から差し引き、差し引き結果を新たな金額情報として前記情報記憶媒体に記録し、指定商品の販売を新たな利用履歴情報として前記情報記憶媒体に記録する記録手段と、前記受付手段により受け付けられた指定商品を販売する販売手段とを備えている。
(2)この発明は、乗車券を販売する自動券売機であって、乗車券を販売する自動券売機であって、金額情報及び利用履歴情報が記憶された情報記憶媒体から情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた利用履歴情報に含まれる前記情報記憶媒体の利用駅の情報に基づき、当該自動券売機が設置された駅から前記利用駅までの乗車券の購入を指定する指定釦を表示する表示手段と、前記表示手段により表示された指定釦を介して、乗車券購入の指定を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた購入指示対象の乗車券の代金を前記読取手段により読み取られた金額情報から差し引き、差し引き結果を新たな金額情報として前記情報記憶媒体に記録し、当該自動券売機が設置された駅での利用を新たな利用駅の情報として前記情報記録媒体に記録する記録手段と、前記受付手段により受け付けられた購入指示対象の乗車券を販売する販売手段とを備えている。
本発明によれば、各利用者の利用傾向にあわせた商品購入操作が可能な自動販売機を提供できる。また、本発明によれば、各利用者の利用傾向にあわせた乗車券購入操作が可能な自動券売機を提供できる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、商品の一つである乗車券媒体を販売する自動券売機(自動販売機)の外観を示す斜視図であり、図2は、図1に示す自動券売機(自動販売機)の概略構成を示す機能ブロック図である。商品としては、上記した乗車券媒体の他に、食券なども含まれる。さらには、これら券類に限らず、実際の物品も含まれる。以下、乗車券媒体の販売を中心に説明する。
図1に示すように、自動券売機1は、表示部102、紙幣取り扱い口103、券取り扱い口104、硬貨投入口105、乗車券発行口106、硬貨排出口107、及び受け皿108を備えている。
表示部102は、図2に示すように、各種情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)表示部121を備えており、普通券(磁気券)、回数券(磁気券)、定期券(磁気券/無線カード)、プリペイドカード(磁気券/無線カード)など各種券の発行処理に応じた案内画面、或いはプリペイドカードに対する金額チャージ処理に応じた案内画面が表示される。さらに、表示部102は、図2に示すように、券購入の指示又は金額チャージの指示などを受け付けるタッチパネル部122を備えている。
紙幣取り扱い口103は、顧客により挿入される紙幣を受け取ったり、顧客に対してつり銭としての紙幣を返却したりする。券取り扱い口104は、顧客により挿入される定期券(磁気券/無線カード)又はクレジットカードなどを受け取ったり、顧客に対して発行される定期券又はプリペイドカードを提供したり、受け取ったクレジットカードを返却したりする。硬貨投入口105は、顧客により投入される硬貨を受け入れる。乗車券発行口106は、顧客による入力操作に応じて発券される普通券、回数券を排出する。硬貨排出口107は、顧客に対してつり銭としての硬貨を返却する。受け皿108は、硬貨排出口107から返却されるつり銭としての硬貨を受け止める。
続いて、図2を参照して、自動券売機1の各機能について説明する。図2に示すように、自動券売機1は、主制御部100を備えており、この主制御部100により普通券、回数券、定期券、プリペイドカードなどの発行処理、及びプリペイドカードへの金額チャージ処理が制御される。この主制御部100には、ユニット伝送部110、接客部120、係員パネル部130、記録部140、及び上位伝送部150などが接続されている。
ユニット伝送部110には、発券ユニット111、カード処理ユニット112、紙幣処理ユニット113、及び硬貨処理ユニット114などが接続されている。接客部120には、LCD表示部121、タッチパネル部122、その他表示・スイッチ部124などが接続されている。係員パネル部130には、LCD表示部131、タッチパネル部132、その他表示・スイッチ部133などが接続されている。上位伝送部150は、自動券売機等の各種駅務機器を統括管理する管理サーバと通信し、各種データの交換等行なう。
発券ユニット111は、LCD表示部121に表示される普通券の購入指示釦に対応してタッチパネル部122を介して普通券の購入指示の入力が受け付けられると、利用者からの代金の支払い(現金払い又はクレジットカード払い)に対応して、この普通券の購入指示に対応する普通券を発券する。また、発券ユニット111は、同様にして、回数券を発券する。
さらに、発券ユニット111は、LCD表示部121に表示される定期券(磁気券)の購入指示釦に対応してタッチパネル部122を介して定期券の購入指示、さらには各種条件(乗車区間、乗車開始日、有効期間、氏名、性別、年齢、電話番号等)の入力が受け付けられると、利用者からの代金の支払いに対応して、入力された条件に基づき定期券(磁気券)を発券する。
さらに、発券ユニット111は、LCD表示部121に表示されるプリペイドカード(磁気券)の購入指示釦に対応してタッチパネル部122を介してプリペイドカードの購入指示が受け付けられると、利用者からの代金の支払いに対応して、プリペイドカード(磁気券)を発券する。
カード処理ユニット112は、LCD表示部121に表示される定期券(無線カード)の購入指示釦に対応してタッチパネル部122を介して定期券の購入指示、さらには各種条件(乗車区間、乗車開始日、有効期間、氏名、性別、年齢、電話番号等)の入力が受け付けられると、利用者からの代金の支払いに対応して、入力された条件に基づき定期券(無線カード)を発行する。
さらに、カード処理ユニット112は、LCD表示部121に表示されるプリペイドカード(無線カード)の購入指示釦に対応してタッチパネル部122を介してプリペイドカードの購入指示が受け付けられると、利用者からの代金の支払いに対応して、プリペイドカード(無線カード)を発行する。
次に、上記した普通券の発券(販売)の詳細について説明する。大別すると、現金により普通券を購入する場合と、プリペイドカード(情報記憶媒体)により普通券を購入する場合とがある。このプリペイドカードは、例えばそのまま乗車券としても利用可能なプリペイドカードである。このプリペイドカードを入場用の自動改札装置に投入すると、この入場用の自動改札装置は、このプリペイドカードに記憶されている金額情報(残額)から初乗り運賃を差し引き、差し引いた結果を新たな金額情報(残額)としてこのプリペイドカードに記録し、さらにこの入場用の自動改札装置の設置駅及び入場日時などの入場改札情報もこのプリペイドカードに記録する。入場用の自動改札装置は、投入されたプリペイドカードに記憶された金額情報から初乗り運賃を差し引くことができる場合には、このように初乗り運賃の受け取り及び入場改札情報の記録を行い、入場改札を許可する。
また、このように入場改札の許可を受けたプリペイドカードを出場用の自動改札装置に投入すると、この出場用の自動改札装置は、このプリペイドカードに記憶されている入場改札情報に基づきこの出場用の自動改札装置の設置駅までの不足分の運賃を精算する(不足がなければ精算は不要)。つまり、この出場用の自動改札装置はこのプリペイドカードに記憶されている金額情報(残額)から不足分の運賃を差し引き、差し引いた結果を新たな金額情報(残額)としてこのプリペイドカードに記録し、さらにこの出場用の自動改札装置の設置駅及び出場日時などの出場改札情報もこのプリペイドカードに記録する。出場用の自動改札装置は、投入されたプリペイドカードに記憶された金額情報から不足分の運賃を差し引くことができる場合には、このように不足分の運賃の受け取り及び出場改札情報の記録を行い、出場改札を許可する。
図3は、自動券売機の普通券発売初期画面の一例を示す図である。現金により普通券を購入する場合、即ち自動券売機の表示部102に図3に示す普通券発売初期画面が表示されている状態で、紙幣取り扱い口103又は硬貨投入口105に現金等が投入され、所定の運賃釦が押下されると、押下された運賃釦に対応する普通券が発売される。つり銭の返却が必要な場合は、つり銭が返却される。なお、運賃釦を押下してから、必要な現金を投入しても同じである。
プリペイドカードにより普通券を購入する場合、即ち自動券売機の表示部102に図3に示す普通券発売初期画面が表示されている状態で、券取り扱い口104にプリペイドカードが投入されると、カード処理ユニット112によりプリペイドカードに記憶された金額情報及び利用履歴情報が読み取られ、読み取られた利用履歴情報に基づき履歴反映型発売画面がLCD表示部121とタッチパネル部122で構成される表示部102に表示される。
なお、ここで言う利用履歴情報とは、プリペイドカードにより自動券売機で普通券を購入する度にプリペイドカードに記録される情報であって、例えば、この利用履歴情報には、利用駅名(自動券売機の設置駅名)、購入した券の金額、購入日時などの情報が含まれる。プリペイドカードは、最新の利用履歴情報(前回利用駅名)だけを保持するタイプのものであってもよいし、また過去複数回分の利用履歴情報(過去複数回分の利用駅名)を保持するタイプのものであってもよい。
図6は、履歴反映型発売画面の表示処理の一例を示すフローチャートである。図3に示す普通券発売初期画面が表示されている状態で、券取り扱い口104にプリペイドカードが投入されると、カード処理ユニット112によりプリペイドカードに記憶されている情報が読み取られる。この読み取りにより、プリペイドカードに利用履歴情報が記憶されていることが確認され(ST1、YES)、この利用履歴情報に含まれる前回利用駅が当該自動券売機の設置駅と異なる駅であることが確認され(ST2、YES)、さらに当該自動券売機の設置駅から前回利用駅までの運賃が検索可能である場合には(ST3、YES)、例えば図4に示すような履歴反映型発売画面を表示する(ST4)。また、上記した条件が一つでも満たされない場合には、図3に示す普通券発売初期画面が表示されたままとなり、履歴反映型発売画面は表示されない(ST5)。例えば、新規に購入したばかりの未使用のプリペイドカードには利用履歴情報が記録されていないので、図3に示す普通券発売初期画面が表示されたままとなり、履歴反映型発売画面は表示されない。
なお、上記例では、利用履歴情報に含まれる前回利用駅に基づき当該自動券売機の設置駅と前回利用駅が一致するか否かを確認し、一致しないことを一つの条件として、履歴反映型発売画面を表示するケースについて説明した。このケースで表示される履歴反映型発売画面には、図4に示すように、当該自動券売機の設置駅から前回利用駅までの乗車券の購入を指定する指定釦(東京駅(170円))が強調表示(他の指定釦と異なる目立つ位置に表示)され、さらに乗車券の購入を指定する予め用意されたいくつかの指定釦(120、130、170、…、990)が表示される。つまり、このケースは、プリペイドカードから読み取られた利用履歴情報に含まれる前回利用駅が東京駅を示し、この自動券売機の設置駅が東京駅以外のケースである。このプリペイドカードの利用履歴情報は、このプリペイドカードの利用者が東京駅から来たことを示している。よって、このプリペイドカードの利用者が東京駅に戻る可能性が高いと判断し、この自動券売機の設置駅から東京駅までの乗車券の購入を指定する指定釦、即ち前回利用駅までの乗車券を指定する指定釦を強調して表示する。これにより、このプリペイドカードの利用者が実際に東京駅に戻る場合は、強調表示された東京駅まで乗車券の購入を指定する指定釦を押下(選択)するだけで、目的の乗車券を購入することができる。また、このプリペイドカードの利用者が東京駅に戻らない場合であっても、これまで通り、目的の行き先まで乗車券の購入を指定する指定釦を押下(選択)することにより、目的の乗車券を購入することができる。
指定釦の押下は、タッチパネル部122により検知され、タッチパネル部122により検知された指定釦に対応して販売される乗車券の代金が算出される。カード処理ユニット112は、この代金をプリペイドカードから読み取られた金額情報から差し引き、差し引き結果を新たな金額情報としてこのプリペイドカードに記録し、さらに当該自動券売機の設置駅での利用を新たな利用駅の情報としてこのプリペイドカードに記録する。さらに、発券ユニット111は、タッチパネル部122により検知された指定釦に対応する乗車券を発券(販売)する。なお、図4では、前回利用駅までの乗車券を指定する指定釦については駅名と運賃額を表示しており、予め用意された複数の指定釦については運賃額のみを表示しているが、これら複数の指定釦についても駅名と運賃額を表示するようにしてもよいし、駅名だけの表示としてもよい。
しかしこの発明はこれだけに限定されるものではない。例えば、利用履歴情報に基づき当該自動券売機の設置駅と異なる利用駅(前回利用駅にはこだわらない)があるか否かを確認し、当該自動券売機の設置駅と異なる利用駅がある場合に履歴反映型発売画面を表示するようにしてもよい。このケースで表示される履歴反映型発売画面には、過去の利用駅の中で最も時間的に新しい利用駅だけを対象として、当該自動券売機の設置駅から最も時間的に新しい利用駅までの乗車券の購入を指定する指定釦が強調表示され、さらに乗車券の購入を指定する予め用意されたいくつかの指定釦が表示される。或いは、過去の利用駅の中で最も時間的に新しい利用駅だけに絞らず、過去の利用駅の中の時間的に新しいいくつかの利用駅を対象として、当該自動券売機の設置駅からこれらいくつかの利用駅までの乗車券の購入を指定するいくつかの指定釦が強調表示され、さらに乗車券の購入を指定する予め用意されたいくつかの指定釦が表示されるようにしてもよい。
図5は、履歴反映型発売画面の他の例を示す図である。この履歴反映型発売画面には、自動券売機が設置されている駅を除く利用頻度の高い駅までの乗車券の購入を指定する指定釦(例えば東京駅(170円)、新宿駅(190円)、横浜駅(290円))が強調表示されるとともに、さらに乗車券の購入を指定する予め用意されたいくつかの指定釦(120、140、170、…、990)が表示される。このケースは、プリペイドカードから読み取られた過去複数回分の利用履歴情報から最も利用頻度の高い駅が東京駅であり、次に利用頻度が高い駅が新宿駅であり、さらに次に利用頻度が高い駅が横浜駅であることが判明したケースである。よって、このプリペイドカードの利用者が、東京駅に向かう可能性が最も高く、次に新宿駅に向かう可能性が高く、さらに次に横浜駅に向かう可能性が高いと判断し、最も利用頻度の高い東京駅までの乗車券の購入を指定する指定釦を最も強調して表示し(他の指定釦と異なる目立つ位置に最も大きいサイズで表示)、次に利用頻度の高い新宿駅までの乗車券の購入を指定する指定釦を次に強調して表示し(他の指定釦と異なる目立つ位置に次に大きいサイズで表示)、さらに次に利用頻度の高い横浜駅までの乗車券の購入を指定する指定釦をさらに次に強調して表示(他の指定釦と異なる目立つ位置にさらに次に大きいサイズで表示)している。これにより、このプリペイドカードの利用者が実際に東京駅へ向かう場合は、強調表示された東京駅までの乗車券の購入を指定する指定釦を押下(選択)するだけで、目的の乗車券を購入することができる。同様に、このプリペイドカードの利用者が実際に新宿駅へ向かう場合は、強調表示された新宿駅までの乗車券の購入を指定する指定釦を押下(選択)するだけで、目的の乗車券を購入することができる。同様に、このプリペイドカードの利用者が実際に横浜駅へ向かう場合は、強調表示された横浜駅までの乗車券の購入を指定する指定釦を押下(選択)するだけで、目的の乗車券を購入することができる。また、このプリペイドカードの利用者が東京駅、新宿駅、横浜駅のいずれにも向かわない場合であっても、これまで通り、目的の行き先までの乗車券の購入を指定する指定釦を押下(選択)することにより、目的の乗車券を購入することができる。指定釦の押下は、タッチパネル部122により検知され、タッチパネル部122により検知された指定釦に対応して販売される乗車券の代金が算出される。カード処理ユニット112は、この代金をプリペイドカードから読み取られた金額情報から差し引き、差し引き結果を新たな金額情報としてこのプリペイドカードに記録し、さらに当該自動券売機の設置駅での利用を新たな利用駅の情報としてこのプリペイドカードに記録する。さらに、発券ユニット111は、タッチパネル部122により検知された指定釦に対応する乗車券を発券(販売)する。なお、図5では、利用頻度の高い駅までの乗車券の購入を指定する指定については駅名と運賃額を表示しており、予め用意された複数の指定釦については運賃額のみを表示しているが、これら複数の指定釦についても駅名と運賃額を表示するようにしてもよいし、駅名だけを表示するようにしてもよい。
上記したように、自動券売機は、プリペイドカードを受け取ると、このプリペイドカードに記憶された利用履歴情報に基づき前回利用駅、過去の利用駅、又は利用頻度の高い駅などを検索し(但し当該自動券売機の設置駅は除く)、当該自動券売機の設置駅から前回利用駅、過去の利用駅、又は利用頻度の高い駅までの運賃を計算し、前回利用駅、過去の利用駅、又は利用頻度の高い駅までの乗車券の購入を指定する指定釦(行き先駅名及び運賃額の表示あり)を強調して表示する。鉄道などの交通機関を利用する利用者は、出発地から目的地へ向かい、目的地から出発地に戻ることが多い。この発明の自動券売機は、このような利用者の行動パターンを考慮した使い勝手の良い乗車券発売画面を表示することができる。これにより利用者の多くは、簡単な操作で目的地(出発地や利用頻度の高い駅)までの乗車券を購入することができる。
なお、前回利用駅、過去の利用駅、又は利用頻度の高い駅までの乗車券の購入を指定する指定釦の強調表示については、図4及び図5に示す例だけに限定されるものではなく、表示色等で強調するようにしてもよい。
上記説明では乗車券媒体を販売する自動券売機の例について説明したが、この発明は食券や実際の物品を販売する自動販売機にも適用可能である。例えば、プリペイドカードを自動販売機に投入すると、自動販売機はプリペイドカードに記憶された金額情報及び利用履歴情報を読み取り、読み取った利用履歴情報に基づきタッチパネル等で構成される表示部上に商品指定釦を表示する。例えば、利用履歴情報から前回購入商品が商品Aであることが判明すると、商品Aの購入を指定する商品指定釦を強調して表示し(他の商品指定釦と異なる目立つ位置に表示)するとともに、予め用意された複数の商品指定釦を表示する。或いは、過去複数回分の利用履歴情報から最も購入頻度の高い商品が商品Aであり、次に購入頻度の高い商品が商品Bであり、さらに次に購入頻度の高い商品が商品Cであることが判明すると、最も購入頻度の高い商品Aの購入を指定する商品指定釦を最も強調して表示し(他の商品指定釦と異なる目立つ位置に最も大きいサイズで表示)、次に購入頻度の高い商品Bの購入を指定する商品指定釦を次に強調して表示し(他の商品指定釦と異なる目立つ位置に次に大きいサイズで表示)、さらに次に購入頻度の高い商品Cの購入を指定する商品指定釦をさらに次に強調して表示(他の行き先釦と異なる目立つ位置にさらに次に大きいサイズで表示)する。
表示部上に表示された商品指定釦の中から所望の商品指定釦が押下(選択)されると、この押下がタッチパネルで検知される。タッチパネルで検知された所望の商品指定釦に対応して販売される商品の代金がプリペイドカードに記憶された金額情報から差し引かれ、差し引き結果が新たな金額情報としてプリペイドカードに記録され、所望の商品指定釦に対応する商品販売が新たな利用履歴情報としてプリペイドカードに記録され、タッチパネルにより検知された所望の商品指定釦に対応する商品が販売される。このケースでは、商品の購入に対応して(所望の商品指定釦の押下に対応して)、どの商品が購入されたかを示す情報が利用履歴情報として記録され、この利用履歴情報が次回の商品販売画面に反映される。これにより、利用者の嗜好に合わせた商品販売画面を表示することができる。利用者は、前回購入した商品を再度購入する場合や、頻繁に購入する商品をさらに購入する場合に、簡単な操作で商品を購入することができる。
さらに、この発明は、テレホンカード及びテレホンカードにより通話可能な公衆電話にも適用可能である。例えばテレホンカードが利用可能度数(金額情報に相当)及び履歴情報(過去にダイヤルした電話番号)を記憶し、公衆電話はテレホンカードに記憶された履歴情報に基づき、前回ダイヤルした電話番号を表示したり、過去にダイヤルした頻度の高いいくつかの電話番号を表示したりして、利用者のダイヤル操作を手助けすることができる。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…自動券売機、100…主制御部、102…表示部、103…紙幣取り扱い口、104…券取り扱い口、105…硬貨投入口、106…乗車券発行口、107…硬貨排出口、108…受け皿、110…ユニット伝送部、111…発券ユニット、112…カード処理ユニット、113…紙幣処理ユニット、114…硬貨処理ニット、120…接客部、121…LCD表示部、122…タッチパネル部
Claims (6)
- 情報記憶媒体に記憶された金額情報及び利用履歴情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた利用履歴情報に基づき、商品指定釦を表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された商品指定釦を介して、商品の指定を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けられた指定商品の代金を前記読取手段により読み取られた金額情報から差し引き、差し引き結果を新たな金額情報として前記情報記憶媒体に記録し、指定商品の販売を新たな利用履歴情報として前記情報記憶媒体に記録する記録手段と、
前記受付手段により受け付けられた指定商品を販売する販売手段と、
を備えたことを特徴とする自動販売機。 - 情報記憶媒体に記憶された金額情報及び過去複数回分の利用履歴情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた過去複数回分の利用履歴情報に基づき前回購入商品を特定し、前回購入商品を指定する商品指定釦を最も強調して表示するとともに、予め用意された商品指定釦を表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された商品指定釦を介して、商品の指定を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けられた指定商品の代金を前記読取手段により読み取られた金額情報から差し引き、差し引き結果を新たな金額情報として前記情報記憶媒体に記録し、指定商品の販売を新たな利用履歴情報として前記情報記憶媒体に記録する記録手段と、
前記受付手段により受け付けられた指定商品を販売する販売手段と、
を備えたことを特徴とする自動販売機。 - 情報記憶媒体に記憶された金額情報及び過去複数回分の利用履歴情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた過去複数回分の利用履歴情報に基づき各商品の購入頻度を判断し、購入頻度を反映した所定の表示形態により所定の購入頻度で購入されている商品を指定する表品指定釦を表示するとともに、予め用意された商品指定釦を表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された商品指定釦を介して、商品の指定を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けられた指定商品の代金を前記読取手段により読み取られた金額情報から差し引き、差し引き結果を新たな金額情報として前記情報記憶媒体に記録し、指定商品の販売を新たな利用履歴情報として前記情報記憶媒体に記録する記録手段と、
前記受付手段により受け付けられた指定商品を販売する販売手段と、
を備えたことを特徴とする自動販売機。 - 乗車券を販売する自動券売機であって、
金額情報及び利用履歴情報が記憶された情報記憶媒体から情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた利用履歴情報に含まれる前記情報記憶媒体の利用駅の情報に基づき、当該自動券売機が設置された駅から前記利用駅までの乗車券の購入を指定する指定釦を表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された指定釦を介して、乗車券購入の指定を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けられた購入指示対象の乗車券の代金を前記読取手段により読み取られた金額情報から差し引き、差し引き結果を新たな金額情報として前記情報記憶媒体に記録し、当該自動券売機が設置された駅での利用を新たな利用駅の情報として前記情報記録媒体に記録する記録手段と、
前記受付手段により受け付けられた購入指示対象の乗車券を販売する販売手段と、
を備えたことを特徴とする自動券売機。 - 乗車券を販売する自動券売機であって、
金額情報及び利用履歴情報が記憶された情報記憶媒体から情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた利用履歴情報に含まれる前記情報記憶媒体の過去複数回分の利用駅の情報に基づき、当該自動券売機が設置された駅から当該自動券売機が設置された駅と異なる複数の前記利用駅までの乗車券の購入を指定する指定釦を強調して表示するとともに、予め用意された乗車券の購入を指定する指定釦を表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された指定釦を介して、乗車券購入の指示を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けられた購入指示対象の乗車券の代金を前記読取手段により読み取られた金額情報から差し引き、差し引き結果を新たな金額情報として前記情報記憶媒体に記録し、当該自動券売機が設置された駅での利用を新たな利用駅の情報として前記情報記録媒体に記録する記録手段と、
前記受付手段により受け付けられた購入指示対象の乗車券を販売する販売手段と、
を備えたことを特徴とする自動券売機。 - 乗車券を販売する自動券売機であって、
金額情報及び利用履歴情報が記憶された情報記憶媒体から情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた利用履歴情報に含まれる前記情報記憶媒体の過去複数回分の利用駅の情報に基づき、当該自動券売機が設置された駅を除く各駅の利用頻度を判断し、利用頻度を反映した所定の表示形態により当該自動券売機が設置された駅から所定の利用頻度で利用されている前記利用駅までの乗車券の購入を指定する指定釦を表示するとともに、予め用意された乗車券の購入を指定する指定釦を表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された指定釦を介して、乗車券購入の指示を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けられた購入指示対象の乗車券の代金を前記読取手段により読み取られた金額情報から差し引き、差し引き結果を新たな金額情報として前記情報記憶媒体に記録し、当該自動券売機が設置された駅での利用を新たな利用駅の情報として前記情報記録媒体に記録する記録手段と、
前記受付手段により受け付けられた購入指示対象の乗車券を販売する販売手段と、
を備えたことを特徴とする自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003427847A JP2005189988A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 自動販売機及び自動券売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003427847A JP2005189988A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 自動販売機及び自動券売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005189988A true JP2005189988A (ja) | 2005-07-14 |
Family
ID=34787008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003427847A Pending JP2005189988A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 自動販売機及び自動券売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005189988A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007140748A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Toshiba Social Automation Systems Co Ltd | 発券システム |
JP2009230521A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Lecip Corp | 運賃収受装置 |
-
2003
- 2003-12-24 JP JP2003427847A patent/JP2005189988A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007140748A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Toshiba Social Automation Systems Co Ltd | 発券システム |
JP2009230521A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Lecip Corp | 運賃収受装置 |
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